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2024年10月26日土曜日

10月26日土曜日/選挙戦最終日〈後〉

◇ 選挙

 二俣川からまた横浜に戻り、横浜から湘南新宿ラインに乗る。神奈川県を抜け、初めて都内に遠征。恵比寿にて、18時から丸川珠代の応援演説に石破茂が出ることを知り、やっぱり、今回の選挙は石破の演説を最後に聴きたいと思った。場所は恵比寿駅の西口。30分前には到着するが、さっきの失敗があったから早めに向かうと、厳重な警備体制が敷かれ、すでにものものしい雰囲気だ。これ、どこで見物すればいいんだろうと思ったが、バスターミナルの真ん中の島にひとが入っていくのがわかり、柵の外にいたスタッフに訊いたらすんなりとなかに入れた。スタッフは、ここに入れるのは演説の見物だけで、横断歩道は渡れないですよという確認をしていたのだ。島に渡ってから荷物検査がある。二俣川よりもだいぶ厳重で、カバンの中身を見せるだけでなく、スタッフが手を突っ込む。金属探知機によるチェックもあり、同じようにまるいシールを服に貼られた。オーディエンスは次第に増えていく。その後方には報道陣もたくさんいる。

 18時直前、オーディエンスでごった返す見物エリアに丸川珠代が現われた。見物エリアにいる全員のところをまわるようにして、にこやかに握手を交わしていく。支持者ではないから握手はしなかったが、丸川珠代はすぐ目の前を通っていった。遠くに見える選挙カーにそこからどうやってたどりついたのか、気がつくと、丸川珠代は選挙カーの上に立っていた。丸川珠代がしゃべる前には応援演説がたくさんあった。誰だかわからないひとが代わる代わる登場し、そのたびに司会者が「お待たせしました」というので、誰が待ってるんだよと言いたくなる。その応援演説のひとり、松本文明は「丸川珠代は言われるほど悪い人間ではありません。」 と力強く言っていた。丸川珠代が悪い人間だと言われていることはどうやら前提になっている。石破茂は丸川珠代の演説のあとにようやく登場した。石破の演説のときだけ動画を撮った。(しかし、容量オーバーになってしまい、このブログには載せられない。)演説は19時頃に終わり、そのあとには、石破も丸川珠代とともに見物エリアのほうまでやってきた。

 プチ鹿島さんがいるのを目撃したが、「センキョナンデス」の腕章を手にしていたから報道として入っていたんだろうか。恵比寿から目黒まで歩き、マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーとマックチキンを食べる。ここでインスタの投稿をして、東急線を乗り継ぎ、横浜に戻ってきた。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、まずはブログをひとつ、すいすいと更新する。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「勝手にテレ東批評」は、「ぐるり一周対決旅」という番組に出演する大久保嘉人がゲスト。「勝手にテレ東批評」はなんだかいつもおんなじような番組を紹介している気がする。

 そして、夕方に放送された「NHK新人落語大賞」を観る。これだけは結果を知る前に録画を観てしまわなければならなかった。最初にまず、出場者6人が登場。まあ、落語家はいつの時代もそうだが、テレビに出るときはシロウトのようなたたずまいになってしまう。司会は林家たい平と浅田春奈アナ。東京のイイノホールから生放送。審査員は、桂文珍、柳家権太楼、片岡鶴太郎、赤江珠緒、堀井憲一郎という5名。審査員席は客席内に作られている。一番手は桂九ノ一の「天災」。文珍と鶴太郎がコメントしたが、悪いことはぜんぜん言わない。二番手は鈴々舎美馬が「死神婆」という新作をやった。口調が気になったが、そこは審査員の権太楼が指摘してくれた。権太楼「落語口調というものは、ずーっとなじまないと出てこないもんだから。今日聴いてて、落語なのか、ひとり芝居なのか、わかんなかったから、ねえ。もっと場数を増やして、もっともっと、いろんな落語をやってください。まあ、とりあえず、美馬さん、今日は合格です。」って、結局、最後は甘い。三番手は春風亭一花。去年も出てたんだっけ。紹介VTRに兄弟子の一之輔さんも登場。「駆け込み寺」をやったが、ようやくまともな口調のひとが出てきたという感じがした。きちんと可笑しい部分もある。去年の印象がないのだが、今年はわりといいんじゃないだろうか。堀井憲一郎と鶴太郎がコメントしたが、堀井の評価は具体的だ。鶴太郎のコメントはぼんやりしている。四番手は桂三実。このひとも去年出てたんだっけ。「早口言葉が邪魔をする」という新作をやったが、面白くもなんともない。五番手は昔昔亭昇。紹介VTRによると、ルート9というユニットのリーダーらしい。若手落語家にすっかり疎くなってしまい、知らないことばかりだな。「やかんなめ」をやり、権太楼がコメント。「とってもかわいい高座でございました。微笑ましかったよ。よかった。はい。」って、簡単に済ませたな。最後は笑福亭笑利。令和元年に本戦出場したことがあるようだ。「天狗裁き」をやり、悪くない調子だと思ったが、あんまり面白みはない。文珍と堀井がコメント。文珍「そうね、もう少しいろんな人物が描きわけられたらもっとよかったのかなあと思います。これからに期待をしたいと思います。ありがとう。」 堀井「笑利さんは勢いでいこうとされるかたなんで、ずーっといくところがあったんで、そこの面白さはありますけれども、ときどきやっぱりちょっとダレる瞬間もあるっていうのがちょっと気になったところではあるけれども、やっぱり、ところどころ笑わせてもらいましたよね。面白い高座だったと思います。」 そして、結果発表だが、審査員は出場者それぞれに10点満点で点数をつけ、点を書き込んだフリップをいっせいに出すという方式。審査員5名がつけた点が順に読まれていっても、なかなかぱっと計算はできず、誰が優勝なのかとすぐにわからないのだが、優勝は桂三実だった。つまらないひとが優勝しちゃったな。堀井憲一郎が三実にのみ10点をつけていたのが少々意外だった。計算されたそれぞれの点数が画面に出されると、三実が48点、一花、昇が46点、笑利が45点、九ノ一が42点、美馬は41点と、きっちり差はついている。

 土曜の夕方に時間帯が移った「ネタパレ」は、先週はそれを忘れていて、録画しこねてしまった。セットも変わり、番組の雰囲気も変わった。今日の回は、ガクテンソク、テツandトモ、トータルテンボスが出演。若手ばかりではなくなるんだろうか。しかし、あいだにグルメのコーナーが入るのは余計だ。

2023年11月27日月曜日

11月27日月曜日/Kアリーナ周辺を歩く

◇ みなとみらい

 昨日は昼は寒かったのに、夜はやけに暖かかった。朝から外出。桜木町に用があり、午前中にクイーンズのベローチェに入り、モーニングセットのカイザーサンドスクランブルエッグ・ベーコンを食べた。480円。しばらく読書をしていく。図書館で借りている、スージー鈴木「桑田佳祐論」を読み終えた。2022年刊、新潮新書。もとは「水道橋博士のメルマ旬報」の連載だったのだね。読みながら、Spotify で実際の楽曲にあたっていくのが楽しかった。初めて聴く曲もあったし、魅力を再発見する曲もあった。

 先週木曜のことだったか、Kアリーナで女性が刺されたというニュースがあり、のちに自作自演だったことがわかったが、Kアリーナ周辺はどのようになっているのかと改めて歩いてみたくなった。表通りのほうからはよく眺めているが、裏側にはまわってみたことがなかった。Kアリーナからしてみると、裏側のほうが正面ということなんだけれども。この裏側に公園があるということも初めて知った。貨物の線路をまたぐように、運河沿いに細長い公園がある風景を新鮮に感じた。Kアリーナが建つ前だって、こんなところは歩いたことがなかった。公園のすぐ前に搬入口があり、その上がステージにあたるのだろうか、リハーサルでもやっているようで音楽が漏れ聴こえてくる。

◇ ポートサイド地区

 Kアリーナの裏側(正面なんだけど)をぐるっとまわり、戻ってくる。昼食はまたOKの弁当。ここのところ、頻繁に利用している。和風唐揚げのり明太弁当、お茶と合わせて、400円弱。上階のイートインスペースで食べていく。それから、横浜駅まで歩き、ベイクォーターのマクドナルドに入り、ひと休み。ここでもまた読書。しかし、読書は早々に切りあげ、Kアリーナ周辺を歩いたついでに、今度はポートサイド地区も歩きたくなった。いったいいつぶりになるか、横浜駅にはしょっちゅうきているのに、こちらを歩く機会はなかなか作れないものだ。ポートサイド地区に出てみると、こちら側から見えるKアリーナはずいぶん近くに見える。ポートサイド公園も記憶とはずいぶん変化しているのではと思うが、さきほど、Kアリーナの裏手にあった公園の運河を挟んだ向かい側にあるのがポートサイド公園だった。この運河はシーバスの通り道でもあった。さて、そろそろ戻ろうかと考えていると、公園の端のほうに歩いていくひとがちらほらいて、どうやらそちらにも抜けるルートがありそうだ。公園の端っこまで進むと、橋の下を抜けるトンネルがあり、ここがなんと、ベイクォーターとつながっていた。いや、こんなトンネルがあるなんて今までまったく知らなかった。歩いてみないと気がつかないことはあるものだ。思いがけず、今日はたくさん散歩をすることになったが、昨日みたいな寒いだったらそんな気にはならなかったろう。体調も悪くない。

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」を観て、それから、昨日の「ボクらの時代」を観る。ウエストランド井口、空気階段かたまり、ハナコ秋山という岡山出身の3人。昨日の「サンデージャポン」は、成田悠輔、松村沙友理、藤田ニコル、みちょぱらが出演。政治資金問題をトップに扱い、宮崎謙介・金子恵美夫妻が解説をする。そのあとには池田大作の死去、ビッグモーター問題、ジャニーズ問題、違法スカウトグループの問題。最後にはやす子とさゆりんごの食リポがあり、これは早送り。

 土曜に放送された「ものまね王座決定戦」は年末恒例のトーナメント戦。まずはAブロックからEブロックまで、4組ずつが対戦する。Aブロックでは、レッツゴーよしまさが小林幸子と美川憲一のものまねで「もしかしてPARTⅡ」を歌い、終わったあとに「僕は、純度100パーセント、ザ・ものまねをやりたかったです。」と言っていたのがかっこよかったのだが、Aブロックは米津玄師のものまねをした松浦航大が1位になった。Bブロックは、なんといっても、ミラクルひかるの工藤静香がふざけきっていて素晴らしかった。ミラクルひかるには神田愛花が100点をつけたが、しかし、勝ち抜けたのは B'z のものまねをした NASUMI。Cブロックでは、栗田貫一が森進一のものまねで「いとしのエリー」を歌い、これぞ、ものまね芸人の矜持。この矜持を受け継いでいるのがレッツゴーよしまさであり、ミラクルひかるだ。ところが、Cブロックを勝ち抜いたのは、堂本剛のものまねをした成田寛巳。Dブロックでは、布施辰徳が五木ひろしのものまねで絢香の「三日月」を歌い、これもクリカンイズムかと思ったが、この曲は五木ひろし本人もカバーしているようだ。ビューティーこくぶ、よよよちゃんという巧者が並ぶが、Dブロックは倖田來未のものまねをしたありさブリリアントが勝ち抜いた。Eブロックは、JP、ななみなな、ほいけんたを押さえ、エハラマサヒロが勝ち抜け。エハラマサヒロは「リトルマーメイド」のセバスチャンを演じた上條恒彦のものまねだった。エハラと松浦航大はともかく、この5名の決勝戦はしょぼすぎるだろうと思ったが、敗者復活枠が2名あり、1位は高橋洋子のものまねをしたななみななだったが、2位はレッツゴーよしまさとほいけんたが同点だった。ほいけんたとレッツゴーよしまさがジャンケンをして、さんまのものまねで「アミダばばあの唄」を歌ったほいけんたが決勝進出を決めた。7組による決勝戦、松浦航大の和田アキ子から始まり、ありさブリリアントの安室奈美恵、エハラマサヒロの山崎まさよしと続き、ななみなながここで十八番のドリカムを出してきた。成田寛巳はTMレボリューション、ほいけんたは爆風スランプ、ラストは NASUMI という無名のひとになり、ただでさえ誰だよと思うのに、MAN WITH A MISSION のものまねをして、ますます誰だかわからない。優勝はななみななに決まり、途中まではどうなることかと思ったが、これは悪い結果ではない。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」には「ブギウギ」のふせえりに注目した記事が出ていた。たけしの連載は3ページの拡大版。映画公開に合わせたのかと思えば、この連載の新刊が出るようだ。「週刊現代」で始まった堀井憲一郎の連載は、やっぱりテレビについて書いていくコラムだ。2回目では「ブギウギ」のあとの華丸大吉のコメントに着目し、きっちりとネタっぽくしあげている。このふざけたコラムを読む感覚、ひさしぶりに味わうもので、こういうコラムがたくさん載っているのがかつての「テレビブロス」だった。

 タイムフリーで、土曜に放送された「ナイツのちゃきちゃき大放送」のニュースの部分を確認すると、池田大作の訃報は扱っていなかった。「常連さん」は丸山ゴンザレス。Spotify のポッドキャストで、松尾潔のRKBラジオのコーナーを聴くと、最新回では「レコード大賞」を話題にしている。毎週2本あるもう1本では小室哲哉について話していて、ZONEはもともと小室哲哉と松尾潔が一緒にプロデュースするはずだったという秘話があった。

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6月30日日曜日/弘明寺と野田クリスタル

◇ 弘明寺  朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「にちようチャップリン」はトリオコント師の特集。や団、青色1号、ゼンモンキー、インスタントジョンソンが出演。しかし、眠気がひどくてしかたがない。横になり、ラジオを聴きながら、30分ぐらい眠りなおした。午後になり、あわただし...