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2023年6月12日月曜日

6月12日月曜日/注文しろ


◇ 新御茶ノ水

 昨夜は何度も目覚め、よく眠れなかったのに今朝は不思議と眠くならない。朝から都内に。雨降り。パーカーを着ていく。昼食は新御茶ノ水駅の近く、裏に入ったところに易福菜館という店を見つけ、ホイコーロー定食を食べた。680円。マクドナルドに入り、ひと休み。混んでいる時間帯だとは思ったが、両隣りの客はなにも注文している様子がなく、スマホの充電だけしていた。夕方には横浜に戻り、ビブレのブックオフに寄ると、今日はやけにいい本がごろごろと見つかる。110円の文庫本を12冊、220円の単行本を4冊買い、カバンがぱんぱんになった。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・山本譲二)を観て、それから、昨日に観そびれた「ワイドナショー」を観る。今田耕司、アンガールズ田中、EXIT兼近、柴田亜美というメンバー。とにかく明るい安村が「ブリテンズ・ゴット・タレント」の決勝に進出し、再びスタジオに登場。そのあとには、笑い飯哲夫の学習塾の特集があった。この塾は、以前、「刺さルール」でも紹介されていた。入塾を断ったことは今まであまりないというのだが、哲夫「ひとりだけいてはったんですけど、これあの、ちゃらんぽらん冨好さんの息子さんだけ断らせてもうたんです。」「年齢がハタチやったんで。」

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングでは、遅刻したマシンガンズへの小言。それから、明治座の水谷千重子の公演についてもしゃべっていた。そして、12時台のゲストはマシンガンズ。番組内ですでに語られていたとおり、金曜チームにより、すでに収録済み。西堀が遅刻し、滝沢だけが出演する状態で始まった。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」の梅沢富美男の連載では猿之助について語られていた。兄・武生と段四郎が仲がよく、猿之助は小さいころから梅沢劇団をよく観にきていて、出演したこともあるのだ。

2023年6月9日金曜日

6月9日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。一昨日の「水曜日のダウンタウン」は、プレゼンターにミラクルひかるが登場し、第2回「まだ誰もやってないモノマネ王座決定戦」。この企画、前回もとても面白かったから楽しみにしていた。ホリ、せいや、JP、神奈月、みかん、みはる、ミラクルひかる、キンタロー、原口あきまさ、Mr.シャチホコ、エハラマサヒロ、松村邦洋というメンバーがトーナメント形式で競う。対戦は両者が同じ人物のものまねを披露し、誰のものまねをするかは、くじ引きによりその場で決められる。ミラクルひかるとキンタローの渋谷凪咲のものまねはどちらもレベルが高く、惜しい対決だった。この勝負はキンタローの勝ち。エハラマサヒロと松村邦洋の対決では、松村のモグライダーともしげのものまねに涙を流して笑うが、勝ったのはエハラマサヒロだった。審査は対戦していないほかのメンバーによる投票で行われ、同点の場合は、司会を務める陣内智則の投票で決まる。JPと神奈月の清塚信也のものまねでは同点になり、陣内の投票により、神奈月が勝った。そのほか、ホリとせいやの対決は吉本の藤原寛のものまね、せいやの勝ち。みかんとみはるの対決はやす子のものまね、みはるが勝ち。原口あきまさとシャチホコの対決は那須川天心のものまね、シャチホコの勝ち。くじ引きではあるが、男性と女性のものまねくらいは分けてるのかな。2回戦は歌ネタ対決。せいやと神奈月の対決は H Jungle With t、これも同点になり、陣内の投票でせいやの勝ち。みはるとキンタローの対決はあのちゃん、キンタローの勝ち。シャチホコとエハラマサヒロの対決は hide、シャチホコの勝ち。シャチホコなんかは不器用なタイプに思えるが、今回は対戦の妙でうまく勝ち残ったという感じがする。せいや、キンタロー、シャチホコの決勝戦は、誰のものまねをするのかと思えば、和田まんじゅうが選ばれた。これも運があり、最後はせいやの圧勝となった。

 一昨日の「あちこちオードリー」は、マシンガンズ、とにかく明るい安村、ラバーガールがゲスト。がんばっている中堅芸人という3組。マシンガンズ西堀がひとりで「オールナイトニッポン」をやったっていうのは知らなかったな。西堀「リスナーの声なんか届かないはずなのに、スベってるのだけわかるの。」「終わってさあ、出たらさ、前室っていうの? スタッフのひともさあ、誰か亡くなったみたいな顔してんだよ、もう。」「山手線で帰ったんだけど、色なくなっちゃってさ、ショックすぎて。ぜんぶ白黒に見えんの。で、家帰って、奥さんがなにも言わずに味噌汁出してくれたの。そのあったかさでやっと、あっ、色が戻ってきた。(笑)」

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、松村邦洋がさっそくモグライダーともしげのものまねをする。そして、ここでもまた改めて上岡龍太郎に触れられ、松村の横山ノックの弔辞のコピーは立て板に水だ。ちょうど、先週のこの放送中に訃報が入ってきたんだった。タイムフリーで、聴きそびれていた昨日木曜の放送も聴くと、ナイツと清水ミチコが話題にしているゴシップがわからない話ばかりで、いちいち検索してしまう。広末涼子の不倫相手の鳥羽周作というシェフは、以前、「サンジャポ」に出たことがあるひとだ。オープニングの最後では、やっぱり、「水曜日のダウンタウン」の松村のものまねに触れられていた。ここでしゃべると思っていたから、「水曜日のダウンタウン」を観る前には聴かないようにしていたのだ。

◇ 上大岡

 午後から外出。Tシャツで出るつもりでいたら、意外と涼しく、パーカーを着ていく。朝から雨降りだったが、外に出ると止んでいた。傘をもって出てしまったが、予報を見ると、もう降らないようだ。横浜駅の星のうどんに寄り、鶏天丼と冷やしうどんのセットを食べていく。660円。根岸線に乗り、洋光台まで。叔父宅に用があり、そのあとは上大岡まで歩いた。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとパンをひとつ買って食べておく。中途半端に時間があり、どこか休めるところはないかと、ゆめおおおかの上階、ひまわりの郷のほうまで行ってみるが、座れるようなところはぜんぜん見つからなかった。





 19時半からは「タイタンシネマライブ」を観るため、TOHOシネマズ上大岡に。時間をもてあまし、30分前には着いて、ロビーのベンチに座っていた。今回の出演者は、出演順に、しびれグラムサム、春とヒコーキ、ネコニスズ、ダニエルズ、まんじゅう大帝国、脳みそ夫、キュウ、シティホテル3号室、ザ・マミィ、流れ星☆、マシンガンズ、ウエストランド、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題という14組。タイタン勢、春とヒコーキの撮り鉄と弁護士のコントは設定が面白く、それからもうひとつ展開がひとつあるのがいい。ネコニスズはヤマゲンがキレるスタイルを作りつつある。しかし、今回はとにかく、マシンガンズの勢いに尽きる。マシンガンズの勢いがみんなに伝播したようで、ずっとテンションが高く、楽しい雰囲気だった。流れ星も「THE SECOND」のことをネタにしていた。エンディングはまず、ウエストランドが登場。今日は六本木の映画館の上映前に登壇してから時事通信ホールにやってきているのだ。それからゲスト陣、ザ・マミィ、流れ星、マシンガンズが順に登場。爆笑問題も一緒に、マシンガンズの飛び上がるツッコミを全員でやってみせる場面が大いに盛りあがった。非吉本、東京勢だらけのなか、井口が情報を補足する役割をこなしていたのもよかった。21時40分頃に終演。

 上大岡から京浜急行で帰ってくる。夜遅くに帰宅し、早く眠ろうとしていたが、眠りそこね、ブログの更新をもうひとつ。 深夜2時頃に眠る。

2023年5月22日月曜日

5月22日月曜日/冷風扇は涼しい

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。いよいよ3ヶ月遅れの更新。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「まつも to なかい」は、岡田准一と広末涼子がゲスト。先に登場したのは岡田准一。松本が黒田官兵衛が大好きだとは初めて知った。10分ぐらい経ってから広末涼子が登場する。同い年、同年デビューのふたり、広末に勉強のノートを借りたりする関係だったというのも知らない話だった。そのあとにはスタジオを移動し、岡田准一が武道家の日野晃を紹介する。今回は広末の話はほとんどなく、どうも内容が薄く感じられたが、番組最後には映画の宣伝が流れ、なんてことはない、岡田准一と広末涼子が映画で共演しているから出てきただけのことだったのかと最後になってわかった。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」のオープニングは、G7サミットから「THE SECOND」の話題に。高田先生はマシンガンズと三四郎に肩入れしている。12時台は坂本冬美がゲスト。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。オープニングにマシンガンズが電話出演し、ここで語られる「THE SECOND」の裏話がすべて面白かった。例のごとく、この時間に漫才協会入りも決めてしまう。

 午後もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は中尾ミエがゲスト。現在、76歳。この年齢で、去年、舞台で宙づりをやったというのだからすごい。前回の出演からあまり時間が経っていないような気がして、保存はしなくてもいいかというつもりで観ていたが、徹子さんとしみじみ会話しているのがよくって、消去するのが惜しくなった。

 先週木曜の「アメトーーク!」は「バック・トゥ・ザ・家電芸人」。土田晃之、徳井義実、品川祐、かじがや卓哉というメンバー。「家電芸人」が始まったのは15年前だそうで、初期のころは観ていたが、年末特番の恒例企画になってしまってからは、年末年始はほかにも観る番組がたくさんあるから、忙しいので「家電芸人」は観なくなってしまった。もしかすると、観なくなってからは家電の情報からは追いていかれてしまっていたのではないか。今は全番組録画が普通なのかとか、5.1ch は古いんだとか、今回の放送を観ながら何度か驚かされる。昨日日曜の「週刊さんまとマツコ」は、さんまの自宅のテレビが緑色に映るというのは本当なのかを検証する企画。ここでも土田晃之が活躍していた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」に「THE SECOND」の特集記事があった。書き手は中村計。決勝前の、マシンガンズ、囲碁将棋に取材している。たけしの連載は、たけしの「なりすましSNS」に困っているという話から始めていた。そんなアカウント、ほんとにあるのかな。そのあとには、ホームランボールをキャッチした少年からそれをおとなが奪ったという騒動について。その騒動のことをまったく知らなかったが、その映像が拡散され、炎上しているのだという。「どっちにしろ、この男は「大人のマナー」がまるでわかってないところが情けない。(略)ただ、オイラは、いくら情けないヤツだと腹が立っても、それをネット上に書き込んでつるし上げようなんて思わない。「匿名」であるのをいいことに、知り合いでもないヤツを叩くのは単なる〝リンチ〟でしかないんでさ。そいつらは、〝悪者〟を糾弾していい気になってるのかもしれないけど、憂さ晴らしで人の批判をしてるようなヤツは、ボール横取り男と〝同レベル〟だっての。」

 午後にブログの更新をもうひとつ。部屋がいよいよ暑くなってきたので、冷風扇を使い始めようと、まず、冷風扇のまわりに積みあがった本をどける作業にとりかかる。それから、水を溜める水槽を開けてみたら、カビみたいなものがあるようで、やっぱり汚れている。これは、去年、使わなくなったタイミングで洗っておかなければならなかったのか。風呂場にもっていって、ざっと洗い流す。冷風扇をつけると涼しい。

◇ 読書・ポッドキャスト・映画

 涼しくなったところで、部屋で読書をする。バカリズムの「バカリズム案」という本を一気に読んだ。2003年刊、廣済堂出版。もう20年も前の本になるのか。著者はコンビ時代のバカリズム。発売時からこの本のことは知っていたし、古本で何度も買ったり売ったりしているのだが、ちゃんと読もうという気には今までならなかったのだ。なにしろ、この種の本には、先行する名著として天久聖一・タナカカツキ「バカドリル」があり、それに比べると、この本ははっきりと劣っていると感じていたからに違いないのだが、改めて読んでみると、中盤、「位」と題するページには今のバカリズムとダイレクトにつながるようなアイデアがある。しかし、現在からすると、こんな時代だったかなと思うようなエロネタ、女性蔑視的なネタがとても多く、お笑い村的な閉じた空気も感じられる。あとがきを松下が書いていて驚いたのだが、読んでみると、この本はすべて升野が執筆したということを松下が書いていた。

 Spotify で、「だいじなケモノ道」というポッドキャストを初めて聴いた。いとうせいこうと九龍ジョーの番組。昨日の「サンデージャポン」に九龍ジョーが出ていたので、それをきっかけにツイッターを覗いてみたら、このポッドキャストのことを知った。すでに10回配信されていて、今のところはテレビの話題が多いようだ。9回目の「なぜ日本のテレビは芸人だらけになったのか」というテーマが気になり、まず、この回を聴いた。聴いていて、九龍ジョーが話そうとしたことと、いとうせいこうの話がちょっと違うんじゃないかと思ったが、いとうせいこうは欽ちゃんが芸人の地位を上げたという話から始める。もうひとり、キーパーソンとして名前があがるのは上岡龍太郎だ。上岡龍太郎が今もいたら、いとうせいこうの居場所はもっとあったのかもしれないのではと。


 眠る前に、アマゾンプライムで映画を1本。小津安二郎の「生れてはみたけれど」を観た。松田春翠の説明付き。タイトルから、どうも暗い映画のような先入観があったが、喜劇なのだ。惹きつけられる場面も多々あったが、まあ、これは勉強のようなつもり。深夜0時過ぎに眠る。

2023年5月20日土曜日

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町

 朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをやっている店が少ないから、食べるところに困る。店を探しながら、先に本屋にも寄りたくなった。すずらん通りに入り、東京堂書店を覗いていくと、外に出してある「週間ベスト」の総合1位が、大石トロンボさんの「新古書ファイター慎吾」だった。10位には夏葉社の「孤独先生」も入っている。




 靖国通りを渡り、神保町の交差点に戻ろうとすると、「古本市場」というのぼりがあり、なにかと思うと、建物には「@ワンダー」の看板がある。こんなところにアットワンダーの新店舗ができたのか、それとも、一時的な店舗なのか。今まで知らなかったが、いったい、いつからあるのか。ここはもともとなんだったんだっけ。パチンコ屋かなにかだったような気もするが、なかに入ってみると、これがけっこう広いんだ。今日は金も時間もなく、腹が減っていて気力もなかったが、また改めて、棚をじっくりと眺めに寄りたい。



 交差点からまたすずらん通りに戻り、店を決められずにもう1周してしまった。御茶ノ水駅方面に少し進み、やっとのことで、キッチンカロリーに決める。この店に入るのもそうとうひさしぶりな気がする。カロリー焼き。820円。美味い。空腹は満たされたが、しかし、それでも古本屋をまわる気力はなく、なるべく早く帰りたくもあった。神保町から半蔵門線、渋谷からは東横線に乗り、ラジオを聴きながら眠って帰る。

◇ 賞レース

 夕方に帰宅し、まずは録画していた「THE SECOND」の事前特番から観ようと思うが、30分特番が2回あったうちの初回を録りそこねてしまった。2回目では、組み合わせ抽選会のダイジェストを放送していた。そのほか、10分特番もあったのだが、これも4回のうちの2回は録りそこねている。なんでこんなに忘れてしまったんだろうか。10分特番では、各回、1回戦の各対戦をひと組づつクローズアップする。第3試合、テンダラーとギャロップの対戦と、第4試合、超新塾と囲碁将棋の対戦は録画されていた。そして、昨夜の最終日は東野幸治が各組を解説する。それから、今日夕方に放送されていた1時間特番を観ると、これは予想通り、ほかの事前特番と重複する部分が多く、保存はこの番組だけで足りるというものだと思った。この1時間特番の最後の10分弱は生放送になり、司会の宮司愛海アナが、スピードワゴン、三四郎の楽屋を尋ねるのだが、さすが、「M-1」とは違って、各組に個別の楽屋が与えられているようだ。

 本戦は放送終了後に録画を観るとして、それまで休息をとっておきたかったのだが、ラジオを聴きながら眠ってしまおうとすると、どういうわけか眠れない。あたまが痛かったのに、なぜ眠れなくなるのか不思議なのだが、その後もしばらくラジオを聴いていたが、もう眠るのはあきらめ、TVer で、事前特番の録画をしそこねた回を観てしまうことにした。30分特番の初回では、準決勝で敗退したなかから、スーパーマラドーナ、なすなかにし、インポッシブルの漫才をまるまる放送していた。ダイジェストでない6分の漫才の長さを、決勝を観る前にここで感じることができた。スーパーマラドーナはタイムオーバーになったのか。しかし、持ち時間が6分の漫才を、30分番組のなかで放送するとなると、放送されるものはかぎられてしまう。なぜこの3組を選んだんだろう。ましてや、有料配信もあるとなれば、ちょっと不公平な気もする。

 そして、23時10分を過ぎるのを待ち、放送が終わるのを待ってから、「THE SECOND」を観始める。録画の都合で、録画が終わらなければ観ることができなかったのだ。冒頭にいきなり、司会の東野幸治、宮司アナと一緒に、松本人志も登場。アンバサダーという立場もよくわからないのだが、松本も司会の席に一緒に着くのだな。結局、「M-1」の色を完全に受け継いでいる。オープニング映像も「M-1」と似ていた。「M-1」と違うのは、番組をゆっくりとあたためていかないところだ。◆1回戦の第1試合がさっそく始まり、金属バットの紹介VTRが流れ、番組開始12分過ぎには最初の漫才が始まった。金属バットは姿勢がふらふらしている。TKOをいじる場面で大きな笑いが起こった。審査はスタジオの観客によって行われるのだが、観客たちは松本と東野の反応を気にしているようだ。続いて後攻、マシンガンズが登場。マシンガンズはここに出てきただけで嬉しくなってしまうなあ。ばたばたしていて、手をぱちぱち打つのがちょっと耳障りなのだが、わかりやすく伝える術、遊びも自在で、そこはベテランのスキルだ。そして、最初の結果が発表される。松本人志は今まで、プロがプロを笑わせる(審査する)ということにこだわってきたひとだが、観客審査というのは、これまでの松本が進めてきたものとは大きく違うところだろう。100名の観客は、1点、2点、3点の3段階の得点をそれぞれにつける。配点分布も明らかにされ、金属バットは、1点から順に、2名、27名、71名の計269点。マシンガンズは、1名、27名、72名の計271点。2点差でマシンガンズが勝った。採点した観客にコメントを求めるのもすごい。顔こそ出されないが、これはいい加減に採点できない。しかし、まだ様子のわからない大会だ。◆第2試合は、先攻はスピードワゴン。紹介VTRでは「M-1」の映像も使われていた。たしかな力量で客の気をそらせない。観応えのある漫才だったが、だけど、笑いという面では少々弱いかと思った。後攻は三四郎。これがとてもお笑いマニア向けのネタ。ウエストランドの優勝ネタも踏まえている。なにより、笑わせてやろうという気迫がこもっていて、ここまででいちばん声を出して笑った。この2組は、さすがにあとのトークも面白い。結果は、スピードワゴンは、1名、41名、58名の計257点。思ったより低い。三四郎は、4名、14名、82名の計278点。三四郎が勝った。東野が「ウケたらええってもんやないからね」と釘を刺すが、しかし、この大会、このルールならば、ウケたら勝てる大会になりそうだ。◆第3試合、先攻はギャロップ。関西をホームにするギャロップは、個人的にはいちばんの未知数だった。心地好いリズムの漫才。言葉の密度も濃い。カツラネタ一本鎗だが、展開がブラックマヨネーズに似ているとも思った。後攻はテンダラー。ここも優勝候補だろうと思っていた。紹介VTRでは、同じフジテレビの「THE MANZAI」がなぜか触れられないのが不思議だった。テンダラーの漫才も観客を惹きつけて離さない。普段の漫才そのもので戦える、プロ中のプロの漫才師である。ところが結果は、ギャロップは、0名、23名、77名の計277点。テンダラーは、1名、26名、73名の計272点。5点差でギャロップが勝ち、これはまさかの結果だった。テンダラーはネタを温存してしまった面があるか。◆第4試合、先攻は超新塾。予選では、ジャルジャル、COWCOW を倒してきた超新塾が、いったいどんなネタをやっているのかと思っていたが、途中までは昔と変わらず、後半にはアイクぬわらが活躍するのだが、だけど、なんか宴会芸みたいなんだよな。後攻は囲碁将棋。金属バットと囲碁将棋にはまだ「M-1」の空気感がある。囲碁将棋の漫才は、なんだか、あたまでっかちにも感じてしまうのだがどうだろうか。この勝敗も予測しづらかったが、結果は、超新塾は、1名、43名、56名の計255点。囲碁将棋は、2名、20名、78名の計276点。囲碁将棋が勝った。◆さて、準決勝。第1試合は、三四郎が後攻を選び、先攻はマシンガンズ。エゴサーチしたツイッターをさっそくネタにする。ヤフー知恵袋のネタはよくやっているネタだと思うが、出たとこ勝負みたいなネタだ。後攻の三四郎は「THE SECOND」をいじってきた。対戦方式だから、ディスり合いの勝負みたいな要素もある。ここまで、三四郎がこのルールをいちばん利用していて、戦いかたがいちばん上手いかのように見えたが。結果は、マシンガンズは、1名、14名、85名の計284点。三四郎は、3名、38名、59名の計256点。なんと、マシンガンズが決勝に進出した。◆第2試合は、ギャロップが後攻を選び、先攻は囲碁将棋。この勝負はどちらもおのれのペースを貫く。ギャロップはここでハゲネタ以外のネタをもってきた。十年先、二十年先もこのスタイルでやっているだろう、歳を重ねたのちのすがたも見える漫才だと思った。対して、囲碁将棋は五十代になってもこのような漫才をやっているだろうか。結果は、囲碁将棋は、0名、16名、84名の計284点。ギャロップは、2名、12名、86名の計284点。ここでついに同点が出た。同点の場合はどうなるのかというと、3点が多いほうが勝ちというルールにより、ギャロップの勝利となった。◆いよいよ決勝戦。ギャロップが後攻を選び、先攻はマシンガンズ。ネタがないというのはどこまで本当なんだか、漫才というよりも、スタンダップコミックのユニゾンという感じかな。後攻のギャロップは安定の漫才。スリリングなマシンガンズとは好対照だが、しかし、芸のレベルではだんぜんギャロップだろう。ギャロップの漫才では大きな笑いもあり、これは決まったと思った。結果は、マシンガンズは、5名、44名、51名の計246点。ギャロップは、1名、22名、77名の計276点。初代王者はギャロップに決まった。新しい大会は初代王者によって大会の格が決まるようなところがあるから、テンダラーが優勝すればいちばん納まりがいいのではと始まる前は思っていたが、不思議なことに、この4時間のあいだに、ギャロップに風格を感じるようになっていった。それよりも、番組の格調を損ねていたのは松本と東野だ。今田とはやっぱりベクトルが違うんだな。最後の点数もすんなりと発表してくれたほうがよかった。感動とは別の着地を目指すのならばいいのだけど、単に感動を削ぐかたちで終わった。賞金と副賞の贈呈に港浩一社長も登場。企画統括、中嶋優一。作家、高須光聖、山内正之、長谷川優、堀由史、藤井直樹、佐藤篤志。総合演出、日置祐貴。深夜3時に観終わり、ツイッターを解禁する。評判をざっと眺めてから、3時半頃に眠る。

2022年3月8日火曜日

3月8日火曜日/とんかつを食べた



◇ 代々木・新宿

 今日も朝から都内に。ここ数日はだんだん暖かくなっていると感じていたが、今朝はまた寒い。小雨が降っていたが、どうせ止むだろうと思い、傘をもたずに出た。午前中に千駄ヶ谷のあたりまで行くことになり、時間があったので、代々木まで歩き、ブックオフに寄っていくが、買うものが見つからず、長考するはめになる。220円の単行本から、やっとのことで1冊見つけて買っていく。予定よりもずいぶん長い時間をブックオフで使ってしまった。昼食に悩む時間は削減し、駅のすぐ近く、ぱっと目に留まったとんかつ屋に入った。代々木庵というお店、入ってみると、店内は意外と広く、古くて雰囲気がある。お婆さんが注文をとりにやってきて、とんかつ定食にした。700円。しじみの味噌汁も品がよく、美味しい。テーブルに置いてあった緑の液体はドレッシングだろうかと思ったが、わからないので使えなかった。そのあとは、短い時間だがマクドナルドに入り、スマホを少し充電しておく。

 西新宿五丁目のほうに用があり、新宿中央公園、都庁の脇を通り、新宿西口までたどりつく。ここでもブックオフに寄り、110円の文庫本を3冊、220円の単行本を2冊買う。それから、南新宿のベローチェに入り、アイスコーヒーと、ブリオッシュクリームパンを食べた。気が済むまでスマホの充電をし、読書をする。数日前に川崎の近代書房で買った「國文學」の中上健次と村上春樹の対談を読んだ。1985年3月号。対談中の発言によると、この当時、中上健次は38歳、村上春樹は35歳。村上龍、糸井重里、高橋源一郎、田中康夫といった同時代の作家の名前も出てくる。


◇ 読書・テレビ・ラジオ・雑誌

 新宿から小田急線で帰るつもりが、うっかり、JRの改札を通ってしまった。ぼんやりしていてだめだ。しかたがないので、山手線で渋谷に出て、東横線の各停に乗り、読書を続けながら帰ってきた。小林信彦「一少年の観た〈聖戦〉」をベローチェで読み始め、帰りの電車で一気に読み終えた。1998年刊、ちくま文庫。親本は1995年、戦後50年の年に出版されている。1932年生まれの小林信彦が、太平洋戦争とその前後の時代(1940年~1947年)を、一少年として、「聖戦」をどのように見て(観て)、どのような大衆文化を享受していたかが綴られていて、映画の記憶が特に細かく、そのなかには国策映画も含まれている。日本軍が勝っているあいだは、毎日がお祭りのようだったというのが当時の一般的な少年の感覚であり、現実が面白すぎたために、小林信彦は漫画映画に冷めてしまったという。そのあとの歴史を知っていると、わかりにくくなるのはこのような部分だ。「だが、戦争が楽しいだけのものではないのは子供心にもわかっていた。楽しい時期は終り、不安だった。空襲にそなえろ、といわれるが、まだ空襲のイメージがない。」「前年まで、戦争は新聞記事やスクリーンの中にあるものであった。品不足とか若干の不自由さがあったのせよ、戦争は遠くにあった。だが、一九四四年に入ってからは、戦争が家の中まで入ってきた。」 その後の疎開体験は、のちに「東京少年」(新潮文庫)に詳しく描かれたが、中学1年生の小林信彦は、「新型爆弾」投下の記事を疎開先で読む。「ぼくが思い悩んだのは次の一事である。――なぜ正しい側が負けるのか? この世にそんなことがあってよいものだろうか?」

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、アルフィーがゲスト。坂崎幸之助がものまねをやらされまくっていた。「さんま御殿」は、芸能界のお友だち特集。フワちゃんと磯山さやかがついに出会ったというのはこの番組だったのか。タイムフリーで、聴きそびれいていた先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台は、マシンガンズがゲスト。西条昇のお笑いスクールで出会ったコンビだというのは知らなかった。前年にはねづっちが、後年にはギース尾関も在籍していたそうだ。西条昇の名が出ると、ナイツのふたりは、ああと声に出し、すぐに認識するが、マシンガンズはふたりとも、西条昇がどういう人物だか未だにわかっていないような話しぶりだった。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊朝日」の「ドン小西のイケてるファッションチェック」では、プーチンのファッションを俎上に乗せている。点数は5DON満点の2DON。「ちなみにジーンズは色落ち具合から見て、けっこうなこだわりがありそうなんだよ。」とドン小西。嵐山光三郎の連載エッセイは石原慎太郎論になっていた。最後になぜか、樋口毅宏の慎太郎評が唐突に引用されていたが、嵐山光三郎と樋口毅宏に接点はあるのだろうか。横尾忠則の連載は、寺山修司について書いていた。「FLASH」を読むと、馳浩が石川県知事選に出馬していることも知らなかったが、その選挙戦に高見恭子が不在との記事。馳浩があまりにも保守的なために、夫婦関係が悪くなっているらしい。昨年9月に出所していたという羽賀研二独占インタビューも読んだ。ラジオを聴きながら、23時前には眠ってしまい、深夜に目覚め、朝までにブログの更新をひとつ。

2022年1月20日木曜日

1月20日木曜日/「G-1グランプリ」



◇ 赤坂

 早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集院光とらじおと」をつけていた。今日は柴田理恵が舞台出演中のため、松居直美が代打。ゲストの水中考古学の先生の話にも興味を惹かれる。午前中から外出し、赤坂まで出て、まず、昼食を。赤坂一鳥という店に入り、まかないチキンカレーを食べた。大盛り無料、生玉子、キャベツが付き、600円。安くて、旨い。感じのいいお店だった。満腹。



◇ ライブ

 夕方、うまく時間が作れればと思っていたが、間に合いそうだということになり、西新宿に移動する。「G-1グランプリ」1回戦初日を当日券で観てしまおうと、西新宿ナルゲキに。旧ハーモニックホールだが、ナルゲキになってからはまだ訪れたことはなかった。「G-1グランプリ」というのは、たしか、お笑いナタリーで知ったのだと思うが、元ツインカムの島根さだよしが発起人となって起ちあげた、芸歴15年以上を対象とした賞レースで、「G」というのは「ジカタ」の「G」(?)であるらしく、現在、おぼん・こぼんが決勝の司会をするということが発表されている。17時開演、15分前が開場で、到着したときには少し過ぎていたが、開場も遅れていた。外の駐車場で整理番号順に並び、10分前に入場開始となるが、その時点では、当日券は自分ひとりだけだった。自由席、500円。配布物はなにもなし。客席は空いていて、1列目は塞がれていた。5列目に座る。

 17時になり、開演すると、ひつじねいりというコンビが登場し、司会を担当する。彼らは芸歴9年だという。出場者はAブロックからEブロックに分けられ、計47組が出場した。観ながらメモをとるようなことはせず、休憩時間のたびにスマホにメモしていたが、それも詳細ではなく、覚えていることをだいたいメモするだけで、順番などはだいぶわからなくなってしまった。以下、ホームページも確認するが、本番で変更になっていた部分もあったと思う。大会初日、全組のトップは漫才協会のなにわプラッチックから始まった。◆Aブロックは10組。なにわプラッチック、ジャック豆田、ADマーフィー、あぁ〜しらき、桐野安生、モダンタイムス、ザ・ギース、ジンカーズ、きみがすきだよ、レンガホリオ。このうち、3組はまるで記憶がない。このなかに混じると、あぁ~しらきが華やかに感じられる。初めて観たジャック豆田がやけに可笑しかった。◆Bブロックは9組だったと思うが、ホームページには10組記載されていて、誰が出ていなかったのかがわからない。それぞれの事務所サイトの写真を見ても、コントで扮装などされてしまうと、なんの手がかりにもならない。アモーン、いち・もく・さん、カシスプリン、カレーナポリタン、ステゴンダ(牧野ステテコ&リクロジー)、キラーコンテンツ、こじらせハスキー、エンジンコータロー、カマグチ、アポロズ。この10組のうち、アポロズが記憶にないが、どうも自信はない。このなかでは、こじらせハスキーが華やかだった。◆Cブロックは9組。サイクロンZ、パーティ内山、孔雀団、馬鹿よ貴方は、エル・カブキ、チェリーボンボン、テラシマニアック、ダーヨシ。記憶のないのがひと組。エル・カブキが時間切れめいっぱいまで暴れまくっていて面白かった。エル上田は、いよいよ水道橋博士に似てきたと思う。パーティ内山というひとも、初めて観たが面白かった。◆Dブロックは9組。ハナイチゴ、はまこ・テラこ、ホットパンツしおり、本田兄妹、宮田陽・昇、マシンガンズ、妖怪客ふやし(モダンタイムス&あぁ~しらき)、松尾アトム前派出所、むらさきジュース、モリコウヘイ。このうち、2組は記憶なし。「おもしろ荘」に出ていたハナイチゴ、それから、初めて観たホットパンツしおりにも笑った。漫才協会勢、はまこ・テラコ、宮田陽・昇がここで登場するが、期待していた陽・昇は、どうも雰囲気に飲まれてしまったのか、本来の調子が出ない。そのあとのマシンガンズは、アドリブだらけの漫才で軽々と沸かせていた。妖怪客ふやしはこの大会用のユニットだと思うが、それぞれで登場するよりもどっしりとした存在感があった。モダンタイムスやあぁ~しらきにとってはここはホームで、漫才協会勢のアウェイ感とは、どうやら、はっきりとした差がある。◆Eブロックは10組。リニア、ババア流星群(マリア&牧野ステテコ&八幡カオル)、街裏ぴんく、や団、しゃもじ、ルンルンキンジョウ、ナオ・デストラーデ、ホンキートンク、スルメ、ゆっくんちゃん。ひと組は記憶なし。街裏ぴんくが面白かった。ホンキートンクにも期待していたが、いつもどおりの漫才だとは思ったが、どうもうわ滑りしている。初めて観たスルメがくだらなくて笑った。以上で全組終了だが、ネタと名前の記憶が一致しない組もいくつかあり、あとで動画を確認しないとわからない。

 ネタは終了するが、20時半過ぎにこの場で結果発表があるというので、15分ほど、席に着いたまま待った。通過者は、馬鹿よ貴方は 、ザ・ギース 、モダンタイムス 、ルンルンキンジョウ 、カレーナポリタン 、エル・カブキ 、や団 、しゃもじ 、きみがすきだよ 、アモーン 、ダーヨシ、妖怪客ふやし 、ハナイチゴ 、ホットパンツしおり 、あぁ〜しらき 、こじらせハスキー 、孔雀団 、ババア流星群 、パーティ内山 、本田兄妹 、チェリーボンボン 、ナオ・デストラーデ 、街裏ぴんく 、マシンガンズ 、スルメという25組。宮田陽・昇、ホンキートンクが、まさかの1回戦落ちになり、寄席では文句なしの活躍を見せるこの2組が落ちるという結果にはじわりとショックを受ける。たった3分の持ち時間では、地肩はどこまで関係あるだろうか。地肩がなくても乗りきれるのが3分という気もする。圧倒的な地肩の強さを感じたのは、唯一、マシンガンズだけだった。

 終演後、向かいのマクドナルドに入り、ひと休み。ホットコーヒーと、ベルギーショコラパイを食べた。読書をしたかったが、店内に流れる木村拓哉のラジオが耳障りで、読書に集中できなくなった。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 8638人に。神奈川は 3344人。

 西新宿駅から丸ノ内線に乗り、新宿三丁目から副都心線に乗り換え、東横線直通で横浜まで帰ってくる。夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「あちこちオードリー」は、フワちゃん、アンミカがゲスト。「ぺこぱポジティブNEWS」は、悩める後輩たちと飲み会をするという企画。Aマッソ加納、ママタルト、モンローズが出演。今日の「アメトーーク!」は「北海道芸人」。タカアンドトシ、錦鯉雅紀、ノブコブ吉村、とにかく明るい安村、トム・ブラウン、バービーが出演。最後に、神奈月の新庄も登場した。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、ナイツの代役は鈴木拓が務めていた。Netflix で、夜も「全裸監督」の続きを観るが、第8話まで、これでシーズン1をすべて観終えた。昭和の終わりから平成という時代が描かれていて、これは現代史の勉強だ。エンドクレジットに九十九一の名を見つけるが、どこに出ていたのかわからなかった。深夜1時半頃に眠る。

2021年11月4日木曜日

11月4日木曜日/「漫才論考」など

◇ テレビ・ラジオ・映画

 朝、録画していた昨夜の「あちこちオードリー」を観た。ゲストは千原兄弟。オードリーがふたりそろって千原兄弟のファンだったというのは、世代的によく理解できる話だ。その当時の千原兄弟のカリスマ性は、お笑い界の狭い世界の現象に留まるもので、今となってはかなりわかりにくいかもしれない。ボキャブラブームがやってきたのはそのあとで、その時代の東京勢との関係には興味が湧く。NHKの番組(「お笑いダンクシュート」?)で一緒になったフォークダンスDE成子坂が多額のギャラをもらっていることを聞いて愕然とした話や、あるいは、ジュニアが古坂大魔王から敵視されていた話などが語られた。千原兄弟の初舞台が新喜劇というのも知らない話だった。そのほか、水曜の深夜は「ぺこぱポジティブNEWS」もけっこう面白く、続けて観ている。今週のゲストコメンテーターはラランドサーヤ。番組最後には、松陰寺の「ポジ想論」という新しいコーナーもできた。

 タイムフリーで、月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をようやく聴いた。14時台は、おぼん・こぼんがゲスト。和解以降は初めての出演だ。「しろうと寄席」で、文楽師匠に「えらいやっちゃ・えらいこっちゃ」というコンビ名をもらい、この番組ではその名前で出演していたということや、初期のころは「ゲバゲバ90分」の作家がついていたこと、「月見」という屋号の謎など、初めて知る話が多く、漫才ブーム以前から活躍していたからこそ、コンビの歴史から、時代とともに漫才師の在りかたが変容していくさまもうかがえる面白い内容だった。続けて、火曜の「ラジオショー」も聴くと、こちらのゲストは相席スタート山添。山添のこの可笑しさはいったいなんなんだろうか。

 夕方、ヤマトの営業所まで。ついでに買いものをして、1時間ぐらいですぐに帰ってきた。また、録画していたテレビ番組を観る。深夜に放送されていた「漫才論考」という番組を録画しておいた。もともとはBSフジで放送された番組で、ますだおかだ増田、笑い飯哲夫、パンクブーブー佐藤、ハマカーン神田という4人が、漫才論を語る。「M-1」王者3人に、「THE MANZAI」王者のハマカーンを加えているところがフジテレビならではだ。「M-1」は漫才を使った競技だという増田の意見には、漫才と「M-1」とは別のものだというところで全員が一致する。現在、気になる漫才師を訊かれると、パンク佐藤がプラス・マイナスを挙げれば、増田はなすなかにしを挙げた。哲夫はカベポスター、神田はアモーンを挙げた。先日の「NHK新人お笑い大賞」でも思ったが、笑い飯哲夫のロジカルさが際立っている。それから、20年選手の、マシンガンズ、磁石という2組の漫才もあり、即興のみで持ち時間を埋めたマシンガンズが面白かった。

 タイムフリーで、先週金曜に放送された「古舘伊知郎のオールナイトニッポンGOLD」をようやく聴いた。前半1時間まるまる、水道橋博士がゲスト。新刊の「藝人春秋Diary」の話をたっぷりとする。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」では、博士の不定期連載があり、村松友視と古舘伊知郎について書いていた。

 深夜、アマゾンプライムで映画を1本。公開時に観そびれていた「バイス」を観た。2019年公開。チェイニー副大統領を描いた映画で、この題材にはまったく疎いが、政治ドラマをここまで面白く語れるのかと、その語り口に惹きつけられた。ギャグ満載で、何度も笑わされる。モンティ・パイソンの精神を感じたが、監督のアダム・マッケイは、ウィキペディアにあたってみると、「サタデーナイトライブ」のライター出身というひとなのだ。アダム・マッケイに興味が湧き、ほかの作品も観たくなった。深夜3時頃に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...