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2021年7月10日土曜日

7月10日土曜日/「日本の喜劇人」を読む(14)

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していた水曜放送の「お笑い実力刃」を観た。この週は歌ネタ特集で、どぶろっく、AMEMIYA、ラニーノーズ、アイロンヘッド、テツandトモという5組。この番組の性質からすると、5組はちょっと多い感じがする。テツトモのトークが面白く、アンタッチャブルとの関係性は「オンバト」の時代からだから古いはずだ。談志師匠のエピソードも語られた。昨夜の「ネタパレ」を観ると、TOKYO COOL がついにメインステージに登場した。「ニュースターパレード」では、アイドル鳥越をひさしぶりに観た。というか、このひとは「お笑い向上委員会」以外で観たことがない。

 ラジオも聴く。「ナイツのちゃきちゃき大放送」は、テレビ朝日の加地倫三がゲスト。このひと、大学の先輩だとは知らなかった。学年で7年上だから、同じ時期にはいなかったろう。「アメトーーク!」で、「今こそ高田文夫」はぜひ実現してもらいたい。続けて、文化放送の「田村淳のNewsCLUB」を。そのあとは、伊東四朗と吉田照美の「親父・熱愛」をつけておく。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、くまざわ書店に少し寄り、それから、ドドールに入ろうと思っていたが、混雑でやめる。相州蕎麦で食べてしまうことにして、とろろ焼き鳥丼のセットを食べた。690円。ジョイナステラスを抜け、西友のイタリアントマトに入り、読書をした。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 950人に。


◇ 読書

 小林信彦「決定版 日本の喜劇人」の続きを読む。後半、「日本の喜劇人2」の最後の章は伊東四朗。小松政夫についても、この章で書かれていた。伊東四朗は「テレビの黄金時代」に間に合ったひとであると書き、「黄金時代」末期にかろうじて間に合ったタレントがもうひとりいる、というのが小松政夫だ。伊東四朗が「日本の喜劇人」の最後のひとりであると結論づけていて、文庫刊行時のままなのか、見比べないと細かい部分はわからないが、しかし、前半最終章では、志村けんについて書かれている。読む順序と書かれた順序が違うのだが、そもそも、「日本の喜劇人」のあとに改めて伊東四朗について書かれたのが本書の後半部分となる「日本の喜劇人2」であり、前半部分である「日本の喜劇人」の最終章は、さらにそのあとに大きく加筆修正されたものだから混乱する。「喜劇人に花束を」(本書では「日本の喜劇人2」)とセットにして「決定版」とした違和感は最後まで残った。あとがき、巻末インタビューも読みなおし、1ヶ月以上かかり、このぶ厚い本をようやく読み終えたが、BIG3については、「文庫版の時は、タモリはまだ前途がわからず、ビートたけしは抜群の若手でした。待っていた、という感じで書いているのが見え見えだから、今回は改稿してあります。」というのだけど、新たに大泉洋を入れてしまったら一緒じゃないかと思う。文庫版をそのまま残したうえで、新たな最終章を足すわけにはいかなかったのか。とんねるずについても、ほかのコラムではさんざん評価しているだけに、ここに収められなかったことが惜しい。先日の「さまぁ~ず論」で、さまぁ~ずはお笑いの年表には載らないという話をしていたが、この巻末インタビューにはさまぁ~ずの名は出てくる。サンドウィッチマン、爆笑問題の名もあるが、ウッチャンナンチャンはまったく出てこない。風間杜夫について書いていることを思えば、シティボーイズにも触れてほしかったが、まあ、細かい不満をいえばきりがない。あとはわれわれの世代や、その下の世代が考えるべきことだろう。

◇ 映画

 夜に帰宅すると、いよいよ部屋が暑い。動けず、横になるしかない。アマゾンプライムで映画を1本。由利徹で検索して見つけた「006は浮気の番号」という映画を観たが、いや、この映画、かなり好きかもしれない。近江俊郎監督作品は今まで観たことがなかったが、まともに評価されているのを目にしたことがなく、たとえば、まあ、近江俊郎監督だから、みたいな言われかたをよくされている印象がある。近江俊郎監督だからしょうがないよというような。しかし、この馬鹿馬鹿しさは徹底していて、名人芸の滑稽噺のように、見事にくだらない。そのくだらなさは、意味でしか捉えないような観客には通じないもので、そのような観客はそもそも笑いには縁がないのだ。おバカ映画だとか、トホホ映画だとかいうような、映画ファンのノリがそもそも信用できるものではないと思うのだが、それよりも、笑いのマニアである自分の感覚では、名作とされているような喜劇映画よりもむしろ、この映画は、現在の笑いの感覚で観て笑える映画だった。由利徹がいるだけでもう面白いという、まったく稀有な喜劇俳優だということも充分に再確認できると思う。一人二役のシーンなど、じつにたまらない。

 23時からはラジオをつけ、「HONMOKU RED HOT STREET」を聴いた。横山剣、キヨサク、SAMI-T のユニット、TIKI TIKI TOURS で「テレ東音楽祭」に出たとは知らず、観逃してしまった。番宣は目にしていたのだが、後藤真希や ASKA が歌う場面が気になっていたにもかかわらず、録画を怠ってしまった。それから、土岐麻子の「サマーヌード」をかけたが、クレイジーケンバンドでも「サマーヌード」をカバーしようと思っていたというのは知らなかった。深夜に、録画していた「Nキャス」を観るが、熱海の土石流の原因となった盛り土の問題は本当にひどい。業者の名前はまだ公表されていないが、いくらなんでもいずれは出るだろう。ブログの更新をひとつしてから、深夜2時半頃に眠る。

2021年6月5日土曜日

6月5日土曜日/「日本の喜劇人」を読む(4)

◇ ラジオ

 昨夜から眠らず、早朝にブログの更新をひとつしてから、「木梨の会」を聴きながらようやく眠った。10時前に目覚め、テレビの録画の確認などをする。午後は「田村淳のNewsCLUB」をつけておく。今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」はタイムフリーで聴いた。同じくタイムフリーで、昨日の「中川家 ザ・ラジオショー」も聴いた。間寛平がゲストで、中川家とはつきあいの深い間寛平だから、ほかの番組に出るときとはトーンも違い、若いころの不祥事の話などにもなり、とても面白かった。礼二が子どものころに観ていた新喜劇の思い出話をしていて、由利徹の名が出たのを意外に思いながら聴いていたが、由利徹の「ワレコワレコ」というギャグを、間寛平がきちんと受けずにちょっと馬鹿にしたような態度をしたそうで、若い間寛平が由利徹を慌てさせたというエピソードだったが、どうも変だと思いながら聴いていた。しかし、いろいろ検索してみると、どうやらこれは由利謙というひとの間違いだ。由利徹だというから、由利徹が吉本新喜劇に出たことがあったのかとか、礼二が由利徹をわかっていないような話しぶりにもがっかりしそうになったが、ただの言い間違いだとわかれば納得もする。由利謙というひとの詳細はわからない。

◇ 読書

 午後、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、チョリソーとハンバーグの盛り合わせを食べた。ライスを初めてスモールにしてみたが、実際に、見事にスモールサイズだと思うような量が皿に乗せられていた。読書をするが、眠気で朦朧とし、なかなか読み進められない。今朝は4時間も眠っていないのだ。小林信彦「決定版 日本の喜劇人」を読み進める。第四章は「占領軍の影」と題し、トニー谷、フランキー堺について書いている。異端のトニー谷にたっぷりページを割き、邪道芸人を書き留めておこうという小林信彦の意思がここにはある。同様に、泉和助についても、「喜劇史の裏面の人物の一人として、その名を留めておきたい。」という意図がはっきりしている。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、注文の品が1点、まだ届かないという問い合わせがあり、伝票を探し、状況の確認をして返信をした。録画していた「徹子の部屋」45周年スペシャルを、放送が終わってすぐに観る。録画の都合があり、ひとまず半分まで。さんまの出演を楽しみにしていたが、5年前の40周年のときにも出ているというのを知らなかった。今回で6回目の出演だというが、どういうわけか、「徹子の部屋」はつねにチェックしているのに、さんまの出演回は一度も観たことがない。2011年に地デジ化して以降は、地デジに対応する録画機を買っていなかったので、しばらく、テレビを観る量は極端に減っていた。5年前の40周年はその時期にあたる。それ以前の出演になると、自分がまだ「徹子の部屋」を意識的に観るようになる以前の、本当に子どものころである。今回の出演だが、大竹しのぶの名場面集などは面白かったが、ひとの部屋に呼ばれているのに、終始、さんまは自分の部屋のようにふるまう。後半などは「お笑い向上委員会」のようになり、番組全体の作りもさんまを中心にしているかのようで、普段の「徹子の部屋」とはスタッフは同じなのだろうか。普段の「徹子の部屋」の穏やかなトーンで会話をするさんまを観たかったのだが、80歳過ぎの黒柳徹子にばんばん突っ込むというのはあんまりいいものではなかった。さんまの番組に黒柳徹子が出演しているのであれば、黒柳徹子の可笑しさは引き出され尽くしていたとも思えるが。

 少し忙しくしていると、ラジオはついつい聴きそびれてしまうもので、先週の「HONMOKU RED HOT STREET」をタイムフリーでようやく聴いた。小林旭の「どんぐりころころ」を流すようないい番組である。続けて、23時から、今週の放送をオンタイムで聴いた。聴きながら、深夜0時前には眠っていた。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...