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2023年8月25日金曜日

8月25日金曜日/目の前の揉めごと

◇ 田町

 朝から都内に。田町にて、すぐ目の前で揉めごとが発生した。ジョギング姿の爺さんが若い女性を怒鳴りつけている。必死に謝る女性。様子をうかがっていると、どうやら、爺さんが若い女性に自転車で轢かれたようなのだが、近くに自転車もなく、状況がよくわからない。大通りだが、通行人もほかになく、その様子を見ているのは自分だけだ。女性は財布を出し、地面にひざまずいて謝り始めたから、これはさすがに傍観していてはまずいと思い、タイミングを見計らってあいだに入った。とりあえず、大声を出すのはやめましょうと爺さんをなだめようとしたが、しかし、これが折れてくれないんだ。女性もまじめなのか、逃げようとしないからかえって困った。なにしろ、どんな轢かれかたをしたのかを目撃していないから、爺さんの正当性がわからず、もしかすると、激怒して当然のようなすさまじい轢かれかたをしたのかもしれないと思ってしまったが、だけど、変にフェアにならずに怒鳴られている女性を守ればそれでよかったのか。興奮状態にあったふたりは少しは落ち着いてくれたようで、そういう意味では役に立っただろうか、結局、ふたりは並んで一緒にこの場を離れていき、警察にでも向かっていったようだが、仲裁役としては達成感がない。すっきりしないままだ。

 田町を適当に歩き、昼食はとりいちず酒場という店に入り、ランチメニューのでかから揚げ定食というのを食べた。759円。これがまた、QRコードで注文する邪魔くさい店で、こんな店のためにスマホのバッテリーを消費したくないのだが、しかも、から揚げ4個の定食を注文したのに、店員が運んできたのは3個の定食だった。4個ですよと、腕にタトゥーの入った女子店員に言うと、注文を確認し、あとから別の皿でひとつもってきた。


◇ 川崎

 夕方には川崎に移動する。チネチッタの先のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をする。ツイッターを覗いてみると、おかゆうたの訃報が目に入ってきた。「岡けん太・ゆう太」は小学生のころに「お笑いスター誕生!!」でよく観ていたコンビだ。その後、関東のテレビで観る機会はめったになかった。ダウンタウンらと仲がよかったということを知るのははるかのちのことで、その当時は、「お笑いスター誕生!!」ではあまり活躍しなかったダウンタウンよりも、岡けん太・ゆう太のほうがよっぽどよく印象に残っている。まあ、小学生が観ても面白いネタをやっていたということだろう。岡けん太・ゆう太には審査員のガッツ石松がいつも10点満点をつけていて、なぜかというと、うちの長男次男と同じ名前だからという理由だった。

 TOHOシネマズ川崎にて、隔月恒例の「タイタンシネマライブ」を観る。19時半開演、出演順に、ガールズナイト、しびれグラムサム、春とヒコーキ、ダニエルズ、ネコニスズ、チャイム、脳みそ夫、シティホテル3号室、まんじゅう大帝国、街裏ぴんく、ウエストランド、キュウ、ナイチンゲールダンス、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題という15組。ゲスト陣では街裏ぴんくを楽しみにしていた。おなじみのウソ漫談だが、語っているすがた全身を改めて観てみると、強弱とアクションで笑いにしているとわかる。今回は街裏ぴんくに尽きる。直後のウエストランドも、街裏ぴんくに引っぱられてボルテージが高くなったかのようだった。タイタン勢では、ネコニスズのヤマゲンが少し面白くなってきた。シティホテル3号室が「キングオブコント」の準決勝に残っているのが気になっていたが、ここでは YouTuber をネタにしたコントをやった。脳みそ夫とまんじゅう大帝国は退屈。爆笑問題もどうも面白くない。エンディングでは、まず、キュウの単独ライブの告知があり、それからゲスト陣、チャイム、街裏ぴんく、ナイチンゲールダンスが順に呼び込まれた。赤プルの元カレのやばい話で盛りあがる。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。「ミュージックステーション」は2時間スペシャル。「10代~60代が衝撃を受けたデビュー曲ベスト15」というランキング企画があり、ランクインした曲のなかから「夜に駆ける」「香水」「うっせぇわ」を、ゴスペラーズと Little Glee Monstor がカバーするメドレーがあった。新旧の曲が混じるランキングだったが、1位はサザンの「勝手にシンドバッド」。ほかの出演者では、ちゃんみなの新曲「命日」が面白かった。

 昨夜の問い合わせの件だが、昼に大阪の郵便局から電話をいただいた。家族が受け取っているという可能性もあるというので、先方を調査してくれるようだ。ありがたい。ところが、夜に購入者から再びメールがあり、宅配ボックスに入っていたのを見落としていたとのこと。ろくに確認もせずに、いきなり返金してくれときたもんだ。なんとひと騒がせな。郵便局にも調べてもらっているというのに、眠る前にまたメールをしなければならなくなった。

2023年8月21日月曜日

8月21日月曜日/眠れない・暑い・安い


◇ 田町・外苑前

 よく眠れないまま、朝から都内に。泉岳寺に出て、田町まで歩く。アスファルトの上を歩くと、暑くてしかたがない。昼食は台湾点心劇場という店に入り、ランチメニューの豚ゴロ角煮の煮込みというのを食べた。650円。安い。午後は外苑前のほうに移動し、ベローチェに入り、ひと休み。とりあえず、汗を引かせたかった。ラジオを聴きながら眠ろうとしていたが、どうも眠れない。渋谷まで歩き、東横線、渋谷始発の各停に乗り、横浜に戻ってきた。電車内でも眠らずに、ずっと読書をしていた。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・読書

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は渡辺真知子がゲスト。中島みゆきとの関係を知らなかったが、ともにヤマハの「ポプコン」出身、そのときに顔を合わせた程度だったが、近年になり、中島みゆきからオファーがあり、中島みゆきの舞台劇で共演しているんだ。今夜の「しゃべくり007」は男闘呼組がゲスト。よく共演していたアイドルとして、渡辺満里奈がVTR出演し、成田昭次と共演したドラマ「お茶の間」の映像が流された。

 Spotify のポッドキャストで、先週の「えんがわ」を聴く。先週の放送に街裏ぴんくが登場していると知り、これを確認したかった。「えんがわ」はあまり聴いていないのだが、ゲストのコーナーなのかな。玉さんとの相性良し。むしろ、玉さんのほうがウソがばんばん出るんだもの。「らりるれローテーションズ」というのもここで初めて知った。同じくポッドキャストで、先週の「爆笑問題カーボーイ」にも街裏ぴんくが出演していて、聴きそこねてていたその部分を聴いた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」の横山剣さんの連載では「11PMのテーマ」をとりあげていた。クレイジーケンバンドの「ショック療法」のジャケットで、巨泉の顔が無数にプリントされたネクタイを剣さんが締めているって、こんなの言われなければ気がつかない。そのネクタイは小西康陽の私物で、海外のOKギフトショップで買ってきたものなんだって。

 夜、部屋で読書の続きをする。加藤典洋「敗者の想像力」を読み終えた。2017年刊、集英社新書。先日の五木寛之の本と同じく、これもまた東浩紀の対談集から読みたくなった本。加藤典洋の本を読むのも初めてだった。世代もよくわかってなかったが、加藤典洋は1948年生まれだ。なぜかもっと上の世代のように錯覚をしていた。戦後生まれによる戦後論だが、真ん中には「シン・ゴジラ論」が挟まり、手塚治虫や宮崎駿、西原理恵子までも射程に入れている。アクロバティックな評論で、読みやすく、とても面白かった。以下、いくつか引用。P127「政治的なタブーは、いま、私たちが生きているような世界では、文化的にしか、解除できない。つまり、日本が米国の属国にすぎない、などということは、これまで政治の世界、思想の世界で、何度も、言われてきたのだが、これらの「シリアス」な言説に、タブー解除の力はない。私たちは、ああ、またか、とこれを聞き流すだけである。(略)政治的なタブーは、ある文化的機制のもとでは、それが「視覚的に楽しめる」ようなものに、つまり、エンターテインメントに転化されたとき、はじめて最終的に、政治的に、解除されるのである。」 P152-153「「敗者への想像力」ならぬ、「敗者の想像力」とは何なのか。多田(道太郎)は、コピーすること、まねること、もどくことにこそ、オリジナルの芽があると言う。もっともいつもそうだというのではない。そのためには、人は敗者でなければならない。「聖なる世界においては『真似る』とは、威光と権威とに服従することであった」。これに対し、「遊なる世界においては、真似とは『もどく』ことである。オリジナルを真似つつ、その権威を剥奪してゆくことである」(『遊びと日本人』)。遊びとは聖なる儀式の拡散し零落した姿にほかならない。「もどく」ことによる劣敗者の優越者に対する抵抗が、そこから現れてくる。」 P195-196「戦後の日本は、敗戦によって、いつまでも大人になれない身体を与えられた。つまり、いつまでも達成できない高遠な目標を、自らの理想として与えられた。憲法九条に代表される平和主義の理念が、その代表格である。そのような理想を自らの身体として与えられた人間は、ふつう、その理想を捨て去らない限り、大人にはなれない。では、彼ないし彼女は、この先、この理想を手に、あるいはこれを手放し、どう生きていくのか。私の目に、手塚の「アトム」と宮崎の「千尋」は、その問いに対し、二つの可能性で相対していると見える。答えの一つは、どこまでもその理想を手放さないことである。(略)答えのもう一つは、現実との関わりのなかで、この理想を新しい理想に鋳直し、それに代置することである。(略)これはいずれも妥協ということではない。既成の「正しさ」の更新である。大人になれない身体をもつ者が、その運命を引き受ける。そのことを通じて、大人になるのである。」

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2023年7月21日金曜日

7月21日金曜日/親子丼セットを食べた

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。今朝は涼しい。もう2時間ぐらい眠りなおし、ようやくたっぷりと眠れた。録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれていた先週の「A-Studio+」は空気階段がゲスト。鈴木もぐらの中学の先輩として、桂竹千代が取材されていた。もぐらは卓球部で、かたまりはサッカー部。ああ見えても、やっぱり体育会系のコンビなんだよな。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。松村は、先週の放送前に号泣したことを、ピエール瀧、玉袋筋太郎にも心配され、水道橋博士からもメールがあったそうだ。高田先生からは、山形の「オール日芸寄席」の打ち上げの三遊亭白鳥がひどかった話。サンキュータツオが訪ねてきたら、知らないひとがきたから帰るって言い始めたって。志らく師匠のスレッズによると、佐久間宣行と間違えていたらしいのだけども。米粒写経も落語協会所属なのになんで知らないんだろうな。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」のたけしの連載はアルメニアの映画祭に行ってきた話で始まり、全米映画俳優組合のストライキについて語っていた。映画の話題の流れで、宮崎駿の新作にも少し触れていた。「そんななかで、宮崎駿監督の最新作は一切「宣伝しない」映画なんだってね。いや~勇気があるよ。まァ、宮崎さんはガンコだし、特に今回はジブリにしては大人向けで子供にはなかなか難しい世界観だとかって話もあるからね。きっと「わかる人にかわればいい」って感じで割り切ったんじゃない? それでも安定して観客が入ってるんだから、やっぱりその人気はスゴいよな。」

◇ 新日本橋

 午後から都内に。横須賀線に乗り、新日本橋に出て、まず、昼食。小諸そばに入り、親子丼セットを食べた。700円。少し時間に余裕があり、ベローチェに入り、読書をしていく。用を済ませて、帰りの電車内でも読書。

◇ テレビ・ポッドキャスト

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。NHKの「ニュース7」と「ミュージックステーション」をざっと観て、それから、放送されたばかりの「A-Studio+」(ゲスト・鈴木保奈美)も観た。「ネタパレ」には、ハナコ、トンツカタン、や団、ジェラードンが出演。「勝ち抜きパレード」には、ツンツクツン万博、四天王、キャプテンバイソンが挑戦し、ツンツクツン万博が3週勝ち抜きとなった。四天王は去年の「ビートたけし杯」で優勝したコンビだが、テレビでは初めて観た。

 深夜1時を過ぎてから、ツイッターを覗き、五街道雲助が人間国宝になったというニュースを知った。夕方には出ていたニュースだが、この時間まで知らなかった。ああ、雲助が人間国宝になるとは思いもよらなかったけど、その手があったかという人選だな。しかし、それにしても、誰がどのように決めてるのか。謎だらけ。

 Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、松尾貴史がゲストだった。大竹まことと松尾貴史で、上岡龍太郎の思い出話をしていた。楽しみにしていた街裏ぴんくのポッドキャスト「虚史平成」の配信もついに始まる。ポッドキャストを聴きながら、深夜2時頃に眠る。

2023年3月26日日曜日

3月26日日曜日/中毒

◇ テレビ・ラジオ・音楽

 朝、ブログの更新をしようとするが、まるで調子が出ない。タイムフリーで、一昨日金曜の友近の「シン・ラジオ」を聴く。山内惠介がゲスト。午前中、いったん近所の郵便ポストまで投函に行ってくる。今日も雨降り。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。放送直後の「サンデージャポン」を観ると、ウエストランド、藤田ニコル、みちょぱらが出演し、中村倫也と水卜アナの結婚の話題から始まった。スタジオに戻ると、太田「みなさん、今週からコア視聴率をあげていきましょうね。」「裏でなに言われてるかわかんない。」 裏の「ワイドナショー」も観ると、こちらは、田村淳、シソンヌ長谷川、武田鉄矢、柴田亜美というメンバー。この番組はもう観る意味はあるのかどうか。おおむね早送りして、ざっと確認するのみ。

 昼はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴いた。14時台のゲストは山崎怜奈。タイムフリーで、聴きそびれていた先週の放送も聴くと、こちらは角田光代がゲスト。爆笑問題との接点がわからなかったのだが、そういえば、「マボロシの鳥」の帯は角田光代が書いてたんだっけ。このコーナーの終盤のほうで、読みかけだという太田の「笑って人類!」について。角田「すごいなあと思って読んでます。」「お訊きしたかったのが、太田さん、あれ、書いてるときって、映画化にすることが前提だったって聞いてちょっと納得がいったんですけど、書いてるときに、見えてますよね、絵が。」「見えてるものを書いてますよね。だから、見えるんですよね。」「読んでて、すごく光景が立ちあがるっていうか。実際に見てるみたいで。で、ときどき筆が走るなって印象があって、それはたぶん、追いついてないんだなって、その見えているものに。見えてるものに筆が追いつかないっていうことが多い。で、すっごい、異様なことです。」

 ラジオを聴きながら少し眠り、夜にもまた録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「太田光のつぶやき英語」は、クリス・ハートをゲストに迎え、世界が注目する日本の音楽の特集。シティポップの特集でもするのかと思っていたが、期待したものとはちょっと違った。

 それから、「ボクらの時代」を2週分。先週と今週にわたり、堺正章、西田敏行、岸部一徳という3人の鼎談。堺正章と西田敏行は「西遊記」で共演していた間柄であり、「西遊記」にはここに岸部四郎が加わるというわけだ。この「西遊記」の3人で、飲んでいて知り合った女性の家に遊びに行ったら、男が帰ってきたエピソードとか、今の時代のテレビでは規格外のような話がすこぶる面白い。西田敏行が YouTube で観たという堺正章と西田敏行が歌い合う番組というのは「夜も一生けんめい」だろうか。後半はそれぞれの俳優業の話になり、久世光彦についても語られた。

 ここ数日、新しい学校のリーダーズを中毒的に聴くようになり、インスタでも動画を観まくっているのだが、Spotify で、「HANAKO」という曲のクレジットを見ると、マニー・マークの名があるので驚いてしまった。検索してみると、「SNACKTIME」という5曲入りシングルもマニー・マークがプロデュースしていて、それ以前に、新しい学校のリーダーズがビースティ・ボーイズの「Intergalactic」をカバーした動画があることを、2021年の音楽ナタリーの記事で知った。音楽ナタリーのほかの記事を読んでさらにわかったことは、「オトナブルー」という曲は、TikTok で4億回再生され、それをきっかけにして、急遽、MVが制作され、今月公開されたということだ。この「オトナブルー」という曲を、つい先日の「爆笑問題カーボーイ」でオンエアされていたのを聴いて初めて知ったのだが、2020年にリリースした曲が、なぜ、唐突にラジオでかけられたのかが不思議だった。ウィキペディアも見たけど、そこにはなんの説明もなかったんだよな。





 アマゾンプライムの番組もひとつ、「ひ~!ひ~!ふ~!」という番組を観た。ウォッチリストに入れてあったんだけど、なにがきっかけで入れておいたのかは忘れてしまった。「胎児向け音楽エンターテインメント」というふれこみの番組だが、まあ、子ども番組の形式を借りたコメディ番組というところだろう。全4回の初回のゲストが新しい学校のリーダーズ。この初回だけをとりあえず観る。「Mr.脳」というパペットが進行役を務めるのだが、関西弁のしゃべりは街裏ぴんくだろうかと思いながら観ていたら、エンドクレジットを見るとやっぱりそうだった。「シンゾーくん」という着ぐるみのほうの声はわからなかったが、こちらはぽんぽこの高木ひとみ〇だった。構成はブルー&スカイ。

 夜遅くに、ようやくブログの更新をひとつ。いったんテンションが落ちると、どうやったら書けるのかがわからなくなるくらいにあたまが鈍くなってしまうものだ。

2022年8月11日木曜日

8月11日木曜日/時事漫才と架空漫談

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚めて、まず、ブログの更新をひとつ。午前中に、録画していたテレビ番組をいくつか。「あちこちオードリー」は、土田晃之とモグライダーがゲスト。「キョコロヒー」は、「街角いじわるつる散歩」という新企画があり、太陽の小町がコンビで出演し、銀座のキャバクラを訪問し、キャバクラ嬢たちにいじわるを指南する。もうひとつの新企画「お疲れごはん」には、峯岸みなみが登場した。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。午後は祝日の特番のため、「ナイツ ザ・ラジオショー」はお休み。文化放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」に替えてみると、大竹まことは祝日は決まって休むことになっているのだが、ヒコロヒーは通常どおり、そして、パートナーは東ブクロが務めていた。これは少しだけ聴いて、「徹子の部屋」(ゲスト・いしだあゆみ)を追っかけ再生で観てしまう。

◇ 横浜

 15時過ぎから外出し、横浜まで。まず、西口の地下に降り、有隣堂に寄り、それから、向かいのヨドバシカメラに寄った。電源タップがだいぶだめになってしまい、買いなおす必要があった。ダイソーにも寄るが、ここでは買いたかったものは見当たらず、地上に出て、ドン・キホーテにも寄ってみるが、結局、それは買えなかった。ビブレの地下の入り口から入り、GUで買いものをしてから、上階のブックオフに昇る。ここにきてから初めて知ったが、今日から 20パーセントオフセールが始まっていた。しかし、買うものがなく、110円の文庫本を1冊だけ買う。昼食を食いそびれ、17時過ぎになって、ムービルの日乃屋カレーに入り、期間限定メニューの唐揚げカレーを食べた。780円。


◇ ライブ

 ムービルの3階にあがり、エル・カブキと街裏ぴんくのツーマンライブを観るため、ネイキッドロフトに。去年、横浜に移転してきて、1年経ってようやく初めて訪れることができた。期待はしていたのだが、スケジュールはこまめにチェックはしていたものの、なかなか魅力のあるイベントがなく、たまにあっても都合が合わないということが何度かあった。エル・カブキがよく出ていることは知ってはいたのだが、どうも今まで食指が動かなかった。この建物の3階まであがることもひさしぶりだったが、サムズアップと同じフロアだ。Peatix のアプリのチケットを開いて入場する。トイレに行きそびれてしまったが、店内にはなく、2階にしかないのか。つぎにくるときには、先に済ませておくようにしよう。店内に入ってみると、新大久保にあったときよりもずっときれいでおしゃれな雰囲気だ。立派なステージもあり、なるほど、こういう会場ならば、お笑いでも音楽でもしっかりしたライブができそうだ。丸テーブルが並べられていて、後方の席に着き、ソイラテを注文した。500円。考えてみれば、食べものもあるから、ここにきてから食べてもよかったんだな。18時開演、出演者は客席の後方(出入口のほう)からステージに向かう。エル・カブキ、街裏ぴんくが登場し、まずはオープニングのトークから始まる。「Timeslip wakaba」と題したこのライブ、内容をよく知らずに予約したのだが、しっかりとネタをやるライブだった。3人が芸人になった年にタイムスリップし、その時代に起きたことを時事漫才と架空漫談で語るライブという企画なのだが、それぞれ、芸人になった年にズレがあり、エル上田は2003年、デロリアン林は2004年、街裏ぴんくは2005年がデビュー年ということになり、この3年間が題材となる。意外と、街裏ぴんくがいちばん後輩で、いちばん歳下でもあるのだ。オープニングはなにも決めていないまま、3人がタイムマシンに乗る寸劇をその場の思いつきで始めた。そのあとはまず、2003年の時事漫才と架空漫談。休憩を挟み、2004年、2005年と、それぞれ3本ずつの、漫才、漫談があった。過去の時事をネタにするという面白い試み。架空漫談はいつの時代でも同じじゃないかとも思ったが、その時代のそれらしい嘘をつく。エンディングでもまた、タイムスリップの寸劇があり、時間が読めなかったが、意外とたっぷりと、20時15分過ぎぐらいに終演した。


◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「ふたりのディスタンス」という番組を観た。太田光・光代夫妻に密着したドキュメンタリー。よく知っているようで、かなりわからない部分もある夫婦関係だが、わがことのように感情移入する部分もあった。互いに好きなところを語っているのに、なぜこんなに、それぞれの孤独を感じるのだろう。タイタンという会社が大きくなるにつれて、光代社長は、太田にとって自分は「なにをやってるのかわからないひとになっちゃった」と語る。会話がない夫婦関係については、田中がインタビューに答え、「変な話、仲が悪いひととのほうがしゃべります、太田は。気を遣って。しゃべんないってことは、気を遣わないでいれるっていう、裏っ返すとそういうことのような気がしますけどね。」と証言する。そして、番組後半は、夫婦は熱海旅行に出かける。甘えたそうにしている光代社長に対する太田の態度には、いちいち感じ入るものがあった。怖い番組だった。23時頃には眠る。

2022年5月22日日曜日

5月22日日曜日/鍵が壊れる

◇ テレビ

 早朝、タイムフリーで、昨日の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴きながら眠り、数時間で起きあがり、今度は裏番組の「田村淳のNewsCLUB」を聴いた。ブログの更新をして、それから、録画していた今朝の「ワイドナショー」を観た。松本が不在の週は、田村淳の出演が増えている。そのほか、バカリズム、EXIT兼近、石原良純、金谷かほりというメンバー。4630万円誤給付の問題から始まり、そのあとには、画家デビューしたというとろサーモン久保田がスタジオに出演した。後半はテレビの話題が続き、これに関してはタレントが意見を語ることには意味がある。ある番組の笑い声をつけ足す演出に賛否が起きているそうで、そのことを知らなかったのだが、今さらという気がするものの、意外や、出演者からは否定的な意見は出ない。兼近は、お笑いはそもそも劇場で観るものだから、テレビに出るときにはそのルールに則るという意見。バカリズムは、エアコンの温度と一緒だといい、全員が納得する答えはなく、いちばん寒がりのひとに合わせるのが笑い声だと思うと。

◇ 生活

 「サンジャポ」の録画も途中まで観て、13時からは「爆笑問題の日曜サンデー」(14時台ゲスト・桂宮治)を聴く。15時前に外出しようとするが、玄関の鍵がついに壊れてしまった。一昨日から調子が悪くなっていたが、扉が開かなくなってしまい、とりあえず、郵便物は間に合わさなければならないから、裏口から出て、近所の郵便ポストに投函し、すぐに戻ってきた。一昨日から、鍵穴から食用のオイルを注いでみたりするものの、いっこうによくならず、裏口から出入りするしかないのだが、あとで、鍵穴が故障した際の対処法を検索してみると、やってはいけないことの項目に、食用油を差すこと、鍵用ではない潤滑油を使うことなどがあった。ほこりが付着したりなど、汚れになるようで、つまり、いちばんやってはいけないことをやっていたわけで、一昨日からどうも悪化しているのはそのためかもしれない。

 応急処置ではどうにもならず、あきらめて、裏口から再び外出しなおす。駅前まで出て、セブンイレブンに寄り、昨日に引き換えそこねたチケットの引き換えをする必要があった。ついでに「週刊文春」の立ち読みもしていく。電子版では読めなかった、上島竜兵の記事に目を通しておきたかった。それから、ドトールに入り、アイスコーヒーと、ブリオッシュショコラを食べる。読書の時間を作ろうと思っていたのに、いろいろと余計なことばかりに気を奪われている。いくつかの本をつまみ読み。金曜にブックオフで買った「フリースタイル」44号もぱらぱらと読んだ。「このマンガを読め!」を2年遅れで確認するが、知らない描き手、作品があるいっぽう、吾妻ひでおや吉田秋生、萩尾望都なんかがベストテン内に入っていると、もうわかりきっているよと言いたくもなる。かつて信頼していた選者たちは歳をとってしまい、その下の世代の選者たちが推す作品にはまるで興味を惹かれないという状況だ。

◇ 賞レース

 2時間ほどで帰宅し、夜には昨日放送された「ツギクル芸人グランプリ」を観た。今回で3回目のこのコンテストだが、2回目は観逃し、初回は録画したままでまだ観ていない。3回目にして、初めてきちんと観ようと思い、結果を知らないように、昨日からずっとツイッターも開かないでいた。「お笑いホープ大賞」の流れを汲むコンテストだということも、この放送内に初めて知った。司会は爆笑問題と三田友梨佳アナ。司会者が最初からこんなにふざけまくる賞レースもなかなかないという始まりかたをする。審査員は、渡辺正行、増田英彦、井上咲良、元祖爆笑王のほか、各テレビ局から、橋本和明(日本テレビ)、舟橋政宏(テレビ朝日)、浜田諒介(TBS)、小比類巻将範(テレビ東京)、中川将史(フジテレビ)という面々が集められている。テレビのスタッフによる評価だから、芸の評価というよりも、仕事に直結するようなタレント性の評価になりそうであり、それはそれで、色合いがはっきりしている。決勝出場者は15組。5組ずつ、3ブロックに分かれて対戦をする。まず、Aブロックは、出場順に、ママタルト、TCクラクション、ストレッチーズ、サスペンダーズ、ゼンモンキーという5組。ストレッチーズが、テクニックの面であたまひとつ抜けているかなと思ったら、ストレッチーズが4票獲得で決勝進出した。続いて、Bブロックは、Gパンパンダ、竹内ズ、キュウ、パンプキンポテトフライ、わらふぢなるおという5組。このブロックがいちばん激戦かなと思ったが、唯一、あまりよく知らなかったパンプキンポテトフライが、思いがけない面白さ。観客を煙に巻くようなところがあるコンビだ。結果は、Gパンパンダが5票獲得で決勝進出。笑いがちょっと弱いかなという気がしたが、好きなコンビなので、これは嬉しい結果。コントのクオリティだけでなく、そのあとの講評の時間も、一平のキャラクターの可笑しさがあふれていてよかった。そして、Cブロックは、ネギゴリラ、ハナイチゴ、森本サイダー、さんだる、10億円という5組。まったく知らなかった10億円というコンビがすごく面白かった。このコンビもまた、煙に巻くタイプである。結成1年目だが、それぞれ別のコンビで活動していたようだ。結果は、ネギゴリラが5票獲得で決勝進出。10億円は2票獲得。森本サイダーが1票も入らなかったのは意外だ。ファイナルステージは出演順に、Gパンパンダ、ストレッチーズ、ネギゴリラ。Gパンパンダの2本目は文句なしに面白かった。ソーセージの試食に通りがかった学生と店員という設定のコントで、脚本の巧みさ、演技の上手さが際立ちがちなコンビだが、そこに一平の可愛げが加わっていた。全ネタでいちばん笑った。ネギゴリラも2本目のほうが面白く、勝負を賭けてきたような緊張感があった。ストレッチーズの漫才は2本とも、怒鳴り合いの展開になるところがちょっとイージーに感じられた。そしていよいよ結果発表となるが、その直前にニュース速報が入り、新型コロナの感染者数をまだ速報で流していることにちょっと驚いた。結果は、Gパンパンダが5票、ストレッチーズが5票を獲得し、なんと、同点になった。どうなるのかと思ったが、一般審査審査票の多いほうが優勝というルールだそうで、この瞬間に、太田が「ネギゴリラ!」と叫び、紙吹雪が飛び出してしまう展開に笑った。本当の優勝はストレッチーズ。ああ、てっきり、Gパンパンダが優勝かと思った。しかし、テレビマンたちの票は、5人中4票をGパンパンダが獲得していた。

◇ ラジオ

 タイムフリーで、先週日曜に放送された「街裏ぴんくのもう離さないもん最終回スペシャル」(TBSラジオ)を、タイムフリー切れ前になんとか聴いた。架空の番組の架空の最終回という番組で、かける曲も架空。街裏ぴんくのいつもの漫談のスタイルを、1時間のラジオ番組にまで高めたいい番組だった。

 Spotify のポッドキャストで、木曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」も聴いた。ヒコロヒーがパートナーに昇格した初回の放送だが、人数が少なくなり、聴いていて、会話の余白がずいぶん増えた感じがする。どちらがいいかはともかく、火曜の小島慶子ひとりの日はそれを感じさせず、そこはさすがにラジオのプロだ。聴きながら、深夜0時頃に眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...