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2023年9月19日火曜日

9月19日火曜日/神保町の交差点



◇ 飯田橋・神保町

 早朝に起きあがり、朝から都内に。飯田橋に用があり、昼前に神保町まで歩き、昼食にする。ボーイズに入り、しょうが焼きを食べた。900円。この店はやっぱり、しょうが焼きがいちばんうまい。ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒー。タイムフリーで、先週水曜深夜に放送された「神田伯山のオールナイトニッポン」をようやく聴いた。ニッポン放送に伯山を連れてくるというのがそれだけでも大胆なのだけれども、さすがは伯山、すさまじいボルテージ、すさまじい気迫。笑い屋シゲフジも連れてきていて、「人間の証明のテーマ」と「色彩のブルース」も流れる。「問わず語りの神田伯山」が「オールナイトニッポン」をジャックしたかのような、どちらにとっても痛快であるかのような番組だった。


 神保町もよくきているようで、わりとひさしぶりな気もする。ベローチェを出て、御茶ノ水側のアットワンダーの別店舗を覗いていく。三省堂の建物はすっかりなくなってしまった。すずらん通りに入り、東京堂にも寄る。古本屋を覗きながら、すずらん通りの端まで歩いていくと、向かい側、さくら通りの入り口の脇には駐車場ができていた。交差点から靖国通りを進む。アットワンダーの外の棚から、キリングセンスのサイン本を見つけ、これはもちろん買わざるをえない。










 神保町から半蔵門線で渋谷に出て、東横線、渋谷始発の各停に乗り、読書しながら帰る。二俣川、ジョイナステラスの行政サービスセンターに寄り、昨日返しそこねた図書館の本の返却する。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は、手芸家の洋輔というひとがゲスト。誰かと思えば、キャシー中島と勝野洋の息子だった。「さんま御殿」も追っかけ再生。「人間関係に悩んでる有名人SP」というテーマ。初登場の家入レオが、仲がいいという福田麻貴と一緒に出演していたのだが、本気といじりの違いがわからないという家入レオは、福田麻貴がいじられていると悲しいんだという。別所哲也は、スマートスピーカーが反応しないと、ひとに話が伝わっているか不安になるという話をした。すると、さんまの声も機械が反応しないんだそうで、雑音と認識されるらしい。

 7月からNHKで放送されている「お笑いインスパイアドラマ ラフな生活のススメ」を、録画したままでまったく観ていなかった。お笑いが好きな雑貨店の店主を小池栄子が演じ、小池栄子が観るネタ番組や動画が劇中に挿入される。しかし、ようやく手をつけてみると、ドラマパートがぜんぜん面白くない。これは観ていられないと思い、早送りして、ネタ部分だけをざっと観てしまうが、この構造がネタ部分のトーンもしらじらしくしていて、ネタ部分も観ていてつまらなくなった。1話から9話まで確認し、残すは今夜の最終回。

 タイムフリーで、先週土曜の「SAYONARAシティボーイズ」を聴くと、きたろうが岡部耕大というひとが亡くなったという話をしていて、この名前を知らなかったが興味をもった。早めに眠ろうとするが、よく眠れず、深夜に何度も目覚める。ミニ冷蔵庫に入れてあった飲みものをひとくち飲もうとすると、ぜんぜん冷えていない。メルカリで買った中古品だが、ついに壊れてしまったか。まだ1年程度しか使っていないのではと、購入履歴を確認したら、記憶していたよりも値段が高かった。そんなにしたかな。そのわりには、容量が小さく、使い勝手が悪かった。すぐに眠りなおすつもりが、眠れなくなる。

2023年8月30日水曜日

8月30日水曜日/からだの熱・水を飲む


◇ 久我山・渋谷

 今日も朝から都内に。渋谷から井の頭線に乗り換え、久我山という駅で初めて降りた。駅前のサミットストアで、飲みものをパンを買って食べる。駅前には川が流れていて、のんびりしている。しかし、ひどく汗をかき、昼には渋谷に戻るが、冷房が効いている井の頭線のなかでもまだからだが熱をもっている。渋谷の啓文堂書店を少し覗き、道玄坂を横切り、センター街に進む。まんだらけに寄り、階段の百均から古い雑誌を2冊買っていく。それから昼食。鳥道酒場に入り、ランチメニューの鳥唐揚げ定食を食べた。605円。松濤のベローチェに入り、ひと休み。音楽を聴きながら少し眠る。読書をするつもりだったが、今度は冷房でからだが冷えすぎたか、腹の具合が悪くなった。

 東横線の各停に乗り、読書をしながら横浜に戻ってくる。図書館の本を返却する必要があり、二俣川の行政サービスコーナーに寄り、そのついでにくまざわ書店も覗いてから帰る。

◇ ラジオ

 夕方には帰宅し、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。昇太師匠と乾貴美子の日に、竹下景子がゲスト。Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の「大竹紳士交遊録」のコーナーも順に聴いていく。今日水曜はきたろうの担当。各地の祭りを話題にする。昨日火曜は中島岳志の担当。関東大震災から百年、映画の題材となった福田村事件について語る。一昨日月曜は古谷経衡の担当。岸田総理が購入したという本のなかから「アマテラスの暗号」について語っていた。

 ラジオを聴きながら眠ろうとしていたが、眠れずに、ブログをひとつ更新する。ようやく少し眠り、深夜に起きあがる。録画していたテレビ番組を観ようとするが、どうも気力がない。疲れがとれず、眠い。「徹子の部屋」(ゲスト・大泉洋)だけ観て、とりあえず、水をたくさん飲んだ。深夜にコインランドリーに行き、1時間ぐらいで帰ってきたのだが、水をたくさん飲んだせいでトイレに行きたくなった。昼にも腹がくだり、夜中にもくだる。ここまでひどいという自覚がなかった。道理で元気がないわけだ。

2023年8月4日金曜日

8月4日金曜日/長袖が見当たらない




◇ 赤坂見附

 午前中に眠り、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴き、午後から都内に。赤坂見附に出て、まず、昼食。ランチタイムよりも遅くなってしまうとなかなか店を決められず、赤坂まで歩くが、結局、赤坂見附まで戻り、富士そばにする。ミニ梅だれ豚丼セットを食べる。660円。マクドナルドに入り、少し読書をしていく。

 夜になってから、横浜に戻ってきた。長袖のシャツが必要になり、ビブレのGU、ユニクロに寄るが、オンラインストアで見た値段よりも高いので躊躇してしまう。ドン・キホーテも覗いてみるが、こちらの売り場には長袖はまるで見当たらない。この時期に長袖のシャツを買おうとしても難しいのか。あきらめて帰りかけたが、無印良品も覗いてみようと思い、地下街に降りてみたものの、しかし、ここでも買う決心がつかなかった。有隣堂に寄ってから帰る。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は陣内孝則がゲスト。内田裕也と樹木希林のエピソードを、内田裕也のものまね混じりで再現してみせる。徹子さんをこんなにウケさせるのはめったにないというくらいに笑わせていた。陣内孝則は樹木希林とは「菊次郎とさき」で共演していたんだな。先日の武田鉄矢が出演したときにも考えたのだが、陣内孝則もまた、漫才ブームにより、なりそこねた喜劇人と言えるかもしれない。亡くなったPANTAのエピソードも語られ、陣内は現在64歳、まわりに 60代で亡くなるかたが多く、渡辺徹と志垣太郎は子ども同士が同級生だったという。「目の前の自分ととにかくベストを尽くして、明日死んでもいいように、がんばんなきゃ、しっかり生きなきゃだめだなって、そういうふうに思うようになりました。でも、黒柳さん見てたら、まだまだ先、もっと先もあるかもな? とかって。」

 今日放送された「ミュージックステーション」の3時間半スペシャルも、ざっと早送りで観ていく。サザンオールスターズが5年ぶりの出演。オープニングでは、サザンひと組だけが後ろの階段から登場した。トークの場面では「自分史上一番かわいい写真」というテーマで、桑田佳祐からは、渋谷エッグマンのライブに登場したタモリと一緒に写った1981年の写真が出された。「サザンオールスターズ国民投票」という企画もあり、VTRにはせいやも登場した。番組前半にはまず「LOVE AFFAIR」を披露し、番組後半にはまたサザンの特集があった。「Mステ」の過去の出演場面のダイジェストが流れたが、初登場は「みんなのうた」だというから意外と遅かったんだなという気がする。最後には新曲2曲「歌えニッポンの空」と「盆ギリ恋歌」を披露した。

 タイムフリーで聴いた今日の「トーキョー・エフエムロヒー」は野田クリスタルがゲスト。野田のジムは完全に吉本が経営しているものなんだろうか。ヒコロヒーをイメージした野田の選曲があったのだが、野田が選んだのは倉橋ヨエコ。野田クリスタルが倉橋ヨエコが好きだったとは知らなかったな。

 Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。「大竹紳士交遊録」はきたろうの担当。冒頭で、これからお通夜に行くと言っていた。ナカゴーの鎌田順也のことか。

 楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「FRIDAY」によると、尾崎世界観とあいみょんがどうやらつきあっているらしい。「ダ・ヴィンチ」には「芸人エッセイ」の特集があり、ざっと目を通してはみるが、どうも積極的には興味がもてない内容だ。一応、スクショは撮っておくが、読むかどうか。

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2023年4月29日土曜日

4月29日土曜日/ブックの日・ゴミ箱がない

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。「オールナイトフジコ」もまだ録画しているのだが、これはざっと早送りで確認するのみ。屋外の「生放送で何かしたい人」のコーナーに林家三平が現れた。番組最後には MOROHA のスタジオ生ライブがあった。そのほか、昨日の「徹子の部屋」は水谷八重子と波乃久里子がゲスト。「ネタパレ」には、天才ピアニスト、ラバーガール、ジェラードン、ヒコロヒーらが出演。タイムフリーで、ラジオ番組もいくつか。昨日の「ビバリー昼ズ」と「トーキョー・エフエムロヒー」を聴いた。

◇ ブックの日

 午後から外出。風が強い。今日は29日、毎月恒例のブックの日のため、ブックオフをまわらなければならない。今月もまず、鶴ヶ峰から。1店目では、110円の文庫本を3冊、新書を1冊、220円の単行本を1冊買う。鶴ヶ峰店だけは、まずは2割引きになり、そこから、アプリのクーポンを使い、300円引きになる。

 鶴ヶ峰から横浜に移動し、ここで昼食に。東口の吉野家に入り、焦がしねぎ焼き鳥丼を食べた。547円。その勢いで、2店目は平沼のブックオフに。220円の単行本をすぐに1冊見つけるが、ほかはなにも見つけられず、と思ったが、雑誌の棚からいいものを発見した。千円するが、これは買っておく。跨線橋をわたり、3店目はビブレのブックオフに。ここも500円超えさせるのに苦労し、店内を2周以上、ぐるぐるとまわってしまい、とても時間を食った。ビームせどりのすがたが2名あり、めぼしいものはすでに獲られてしまったのか。なんとか選び出し、110円の文庫本を2冊、コミックを1冊、220円の単行本を1冊買う。店内は混んでいたうえ、暖房が強くて暑くなった。



 横浜駅に戻り、横須賀線に乗り、東戸塚に移動する。疲れてしまい、まず、ドトールに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、読書をするが、集中力がない。ドトールを出て、4店目はオリンピックのブックオフ。ここでは110円の新書からすいすいと5冊選び、珍しく、あっさりと500円を超えた。220円の単行本の棚には、なんと、松尾スズキの演劇ぶっく社の戯曲が12冊そろっていた。買うべきか迷ったが、持ち帰る重さを考え、これは買い控えてしまう。そのほか、110円の文庫本にもいい本が多く、6冊買う。計11冊の買いもの。ここではビニール袋も買った。最後、5店目は東戸塚駅東口のブックオフ。こちらも苦労なく、いい買いものをする。110円の文庫本を3冊、コミックを2冊、220円の単行本を1冊。ひさしぶりにカバンがぱんぱんになるまで古本を買った。

 帰りはバスに乗ろうと思い、西口に出る。カバンに入っているペットボトルのお茶が邪魔で、これを飲み干してしまいたく、東急ストアに寄り、お茶と一緒に食べるためにタイムセールの太巻を買った。バスターミナルのベンチで食べていたら、バスを1本見送ることになったが、つぎのバスは何時かというと、20分も待つことになるのでこれは失敗した。待ってられないと思い、結局、電車で帰ることにした。ペットボトルは無事に捨てられたが、ところが、太巻のパックがあり、駅で捨てるつもりでいたら、東戸塚駅にゴミ箱を見つけられず、横浜駅で捨てようかと思うと、横浜駅でもゴミ箱が見つけられない。しかたなく、太巻のパックがうちにやってくる。JRの駅には必ずゴミ箱はあるもんだと思っていたけど、撤去してしまったんだろうか。都内の駅にはまだあると思うんだけどな。

◇ ラジオ

 夜遅くに帰宅し、タイムフリー切れ前に、聴きそびれていた先週の「SAYONARAシティボーイズ」を聴いた。冒頭、60代で転職する男のコントは、斉木しげるの作だった。「ダイアリーショウ」ではきたろうの日記が読まれ、坂本龍一の死から、宮沢章夫、大江健三郎にも触れる。大竹まことが「戦場のメリークリスマス」の話で、「映画のなかでたけしが」って、呼び捨てにしたのでちょっとびっくりした。続けて、今日の放送も聴くと、今日は大竹まこと作のコントから始まる。「ダイアリーショウ」では大竹まことの日記が読まれ、大竹は今、村上春樹と太田光の新刊を読んでいるという。そこから、きたろう、斉木しげるも読んでいるという太田の小説を話題に。

2023年4月26日水曜日

4月26日水曜日/授賞式の動画

◇ 泉岳寺

 今日も朝から都内に。雨降り。泉岳寺駅のほうまで出て、昼食はなか卯に入り、牛すき丼と小うどんのセットを食べた。760円。田町のベローチェに寄ろうかと思っていたが、雨のなか、田町まで歩くのもめんどうになり、泉岳寺駅からすぐに帰る。京浜急行の特急に乗り、眠りながら帰ってくる。今日も眠気がひどく、まったく読書ができなかった。

◇ テレビ・ラジオ・YouTube

 早い時間に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は山川静夫がゲスト。なんと、90歳。徹子さんと一緒に「紅白」の司会を務めたときに、先攻後攻を本番で決めるという試みを始めたんだそうで、そのとき、白組が先攻となったため、大トリになれなかった五木ひろしが不機嫌になったという。

 Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のゲストコーナーをさかのぼるように聴いていく。月曜は近田春夫がゲストだった。「悪が勝つ」という話から始まり、人間はいずれ滅びるということをときどき思って生きたほうがいいということ、それから、ユーモアの精神が大切だという話をしていた。ウクライナの戦争をどう終わらせるかと考えたときに、ゼレンスキーをなぜ応援するかというと、戦争が終わったらゼレンスキーが主演のドラマを作れば絶対に当たるのだから、そのために金を集めたらいいという発想をする。近田「鉄の意思でふざけるっていうのが重要だと思ってるんですよ。まじめにふざけるとか、命がけでふざけるっていうとなんか根性論になっちゃうけど、鉄の意思っていうとどこか馬鹿馬鹿しい感じがするんですよ。」 そのあとには、新刊の「グループサウンズ」について話した。

 白水社の YouTube のチャンネルで、昨日行われた岸田國士戯曲賞の授賞式の動画が公開されていた。2時間半近くある動画を、かいつまんで観ようというつもりで観始めたけど、なかなか飛ばせず、まず、スピーチはすべて観てしまう。審査員の野田秀樹による総評と、それから、受賞者のスピーチ。受賞者は2名、まずは加藤拓也のスピーチがあり、そして、金山寿甲のスピーチは、金山はその場にいるのに川崎麻里子が代読する。この代読は東葛スポーツの前回の公演でやっていたネタだが、これがまさに現実になった。そのあとには、乾杯の音頭をとるため、審査員の岩松了、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、本谷有希子がそろって壇上にあがり、順に総評を述べ、これも興味深く聴いた。最後に本谷が乾杯の発声をする。ここからは歓談タイムになり、配信がだらだらと続いているのだが、ここはさすがに早送りした。歓談タイムは続きながら、今度は来賓の祝辞が始まり、ここからはまたまともに観始める。加藤拓也の祝辞には、まず、長塚圭史が登場した。長塚は、加藤拓也とはKAATの芸術監督という立場での関わり。そういえば、長塚は岸田賞は獲っていないんだな。続いて登場した松井周は岸田賞を獲っている。それから、三好佐智子という制作のひとの祝辞があり、それが終わると、それぞれの祝電の紹介に移った。加藤拓也には、鈴木杏、日本テレビの梅澤廉アナ、爪切男からの祝電が、金山には、まず、きたろうからの留守電が流され、面白いことを言っているようなのだが、これが配信だとよく聴こえないんだ。もうひとつ、光浦靖子からのコメントもあり、後半は金山への祝辞と続く。まず、いとうせいこうからのビデオレターが流され、そして、会場では宮崎吐夢が登壇し、加藤拓也作品への愛を語った。授賞式の最後には、なんと、東葛スポーツのパフォーマンスの時間があった。岸田賞の授賞式の動画なんてものを観るのは初めてだったが、例年はいったいどういう雰囲気なのだろう。


 ちらっとだけ観たテレビのニュースで、寒暖差による春バテというのがあるということを言っていて、自律神経がどうのこうのというので、ここ数日のひどい眠気はもしかするとそのせいなのかもしれないと思った。録画したテレビ番組を観るよりも、このニュースをきちんと観たほうがよっぽどためになったんじゃないだろうか。夜は部屋で読書をして、音楽を聴きながら眠る。22時過ぎにはもう眠っていたっけ。

2023年4月9日日曜日

4月9日日曜日/人間国宝の小走り

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。先月末に放送された神奈川県知事候補の政見放送を、今日、投票日当日になってようやく観た。候補は4名、登場順に、黒岩祐治、加藤健一郎、おおつあやか、岸牧子。それぞれ、制限時間6分。今どきの政見放送は、まるで「R-1」の1回戦のような惨状だ。無所属の加藤健一郎は、スパイによる電磁波がどうのこうのという話をしていた。おおつあやかというのがまたタチの悪い馬鹿で、NHKは古臭くてオワコンだとあいかわらず言うのだが、「政治家女子48党」なんというセンスのやつらがなにを言ってるのか。狂人と馬鹿に比べれば、という選択になるが、じつに虚しい選挙だ。黒岩のスキャンダルの記事は読んでいないが、屁でもないだろう。

 昨日、半分まで観た「ダウンタウンDX」2時間特番の後半を観る。後半は宮根誠司の初登場が目玉のほか、梅沢富美男、ウェンツ瑛士、黒谷友香、海原やすよともこ、見取り図、磯山さやか、ヒコロヒー、山之内すず、HiHi Jets 猪狩蒼弥というメンバー。しかし、金の話ばっかりしている番組だな。

 Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の「大竹紳士交遊録」を。木曜は、天久聖一が ChatGPT でコントを作ったらどうなるかという話をしていた。パートナーはヒコロヒー。大竹まことがまじめな疑問を語り、天久聖一も珍しくまじめに答える。天久「これ、たぶん、2、3年すると、もっと完成したもの出してきそうな気がして。今のこの未完成なときに、一緒にコラボするみたいなほうが面白いものができるような気がして…」 大竹「完成形に近づくっていうことは、今、テレビでやってるコントなんかを、超えていくようなコントができるかもしれないってことですか?」 天久「超えると、ねえ、こっちが理解できないとただのほんとシュールなコント…」 大竹「いや、そうなんだけど、それなんだよ。今、現実のコントをやってる身としては、そこの壁があるわけじゃん、理解してもらえるかどうかの。だから、警官と泥棒みたいなコントがわかりやすく入っていくわけだよねえ。どう展開するかはみんなの腕にかかってはいるんだけど。」 天久「そうですね。あとやっぱりこう、笑ってる側、こちらの受けとめかたが変わってくると思いますね。なにを面白がるかみたいなのが、今はベタなとか定番な設定が、早くわからないと乗っていけないけど、なんか、観てるほうももっと変わったもの観たいっていうひとたちが増えたり、そういうひと向けの笑いって、そこからなんか新しいものが出てくるじゃないですか。だからこう、受け手側がもっと、面白がりかたを変えていくと、ほんと、ラジカル(ガジベリビンバ・システム)とかが登場したころって、そういう世間的な勢いもあったから、より不条理なものとか、そういうのを面白がる心の余裕があったわけで。だから、こういうAIの笑いとかも、なんていうんですかね、こういうのがどんどん普及することで、既存の笑いじゃ満足できないひとたちのグループが増えてく。」

 続けて、水曜のきたろうの回も聴くと、リスナーから、前日の「爆笑問題カーボーイ」で「SAYONARAシティボーイズ」についてしゃべっていたことが知らされていた。きたろうは「笑って人類!」を半分まで読んだようだ。奇しくも、ここでも笑いについて語られていた。大竹「俺も近ごろ考えてるのは、あれだよね、どれだけくだらない方向に、想像の翼が広がるかっていう話だよね。」 きたろう「意味のないことが面白いということだよね。」 大竹「それと、聴いてるひととかの、接点がほんとに難しいなあって。」 きたろう「それはもう、めっちゃ難しい。半分のひとはつまんない、そういうことに対して。半分のひとは面白いと思う。そんなに、10面白いってことはありえないからね、すべてのことにね。だから、その半分の面白がるひとたちをもっと面白がらせたいなあって気はあるよね。10は無理なんだよ、絶対に。」

 タイムフリーで、昨日の「田村淳のNewsCLUB」も聴く。ニュース解説は速水健朗。速水健朗が畑正憲の話をしていたのが面白かった。田村淳も強く興味を示していた。そのあとはオンタイムのラジオに切り替え、「安住紳一郎の日曜天国」を途中からつける。ゲスト、通訳者の橋本美穂というひとが出演していた。

 正午前から外出。まず、近所の小学校に寄り、統一地方選挙の投票をしていく。市議会選、県議会選はろくに下調べできず、外のポスターを眺め、政党で選ぶということにする。知事選のほうは、黒岩のほかは狂人と馬鹿と普通のおばさん。黒岩の圧勝に決まっているだろうが、その黒岩にも情けない記事が出ている。誰を選んでも不愉快だ。


 平沼橋まで出るのに、二俣川で各停に乗り換えようとすると、向かいのホームに停まっていたのは東横線直通だった。二俣川で乗り換えずに、西谷で乗り換えればよかったのに、うっかり降りてしまったから、西谷でまた乗り換えなおすことになった。ほんと、東横線やJRとつながったせいで、ややこしくなり、めんどうになった。新幹線を利用しない人間は新横浜に用はない。不便になっただけだ。

◇ 狂言

 今月も横浜能楽堂に行くため、平沼橋から紅葉坂まで歩き、その前にまず、県立図書館に寄っていく。「文學界」3月号の矢野利裕さんのエッセイを読みたかった。ブックオフについて書いていると知ったからだが、矢野さんはブックオフでバイトした経験があり、分類コードによって「文学」が規定される違和感について書いている。しかし、新刊書店でも同じような苛立ちはあったんだよな。のんびりとソファーに座って読んでいたが、はっと気がついた。そういえば、チケットを引き換え忘れてるじゃないか。早めに到着していたからよかったようなもんだが、せっかくのんびりできると思ったら、なにかしら抜けている。トイレに行きたかったのもあって、ついつい急いで図書館まできてしまった。グーグルマップで検索し、いちばん近そうなセブンイレブンを探すと、いつも利用している店舗よりも、高島町のほうに続く坂道を降りていったところにある店舗のほうがよさそうだ。10分もかからずに着き、チケットを引き換える。そこからは掃部山公園を抜けていくと、能楽堂までの近道だった。「掃部山」は「かもんやま」と読むことを今さら知った。




 ばたばたしてしまったが、開演20分前には到着し、たいしてあせる必要はなかった。たまたま、図書館に寄るつもりで早めに着いていたのがよかった。今月も横浜能楽堂、普及公演の「横浜狂言堂」。手指の消毒と検温はまだ用意されていて、任意かもしれないが、みんな並んでやっていた。今年に入ってから毎月通うようになり、過去3回はすべて中正面の席で観たのだが、今回は、脇正面の通路よりも後ろ、凹んだ小部屋のようなところにある席になった。先月は当日券でも入れそうだと思ったくらいだったが、今月は人気があったようで、席が早く埋まっていた。当日券もなかったようで、断られているひとがいた。この人気の差がわからなかったのだが、いや、それもそのはず、プログラムを見てからわかったが、今日は人間国宝の山本東次郎が出るのだ。今年は毎月通おうと決めたので、なんにも調べずに予約したのだが、そんなことも知らずにチケットを買っている客は超少数派ではないだろうか。14時開演。過去3回は狂言が始まる前に前説的な話をする時間があったが、今回は構成が違っていて、いきなり狂言が始まる。前半は「素袍落」という演目。これが 45分ほどあり、休憩が 20分。後半は「猿座頭」という演目が 40分ほど。これがとても面白かった。4ヶ月目にして、初めて惹き込まれるように狂言を観た。冒頭、舞台に花が置かれるところから、そして、子どもの狂言師が演じる小猿のかわいらしさ。盲人が登場する話であることから、倫理的な問題も考えざるをえなかった。山本東次郎が出演したのはこの後半の「猿座頭」のみ。狂言を観る経験値はまだまだ浅いのだが、それでも、その芸の違いははっきりとわかるほどのもので、客席の空気もそれに呼応していたと感じる。「猿座頭」という演目は山本東次郎家では 60年ぶりに上演される、とても珍しい演目だったようだ。今回は話をする時間が最後にあり、過去の3回は若手が担当していたが、今回は山本東次郎がこれを務めた。演じ終えた山本東次郎は、すごいスピードの小走りで舞台に再登場した。客席との質疑応答もあり、最後に山本東次郎は舞を披露した。

◇ 野毛

 終演後、野毛山のほうに進み、中央図書館にも寄っていく。今回は県立図書館に先に寄ってしまったから、閉館まで時間に余裕があった。5階から順にじっくりとまわり、4冊借りていく。野毛坂をくだり、天保堂苅部書店にもひさしぶりに寄った。棚の新陳代謝がぜんぜんなさそうに見えるのだが、よく見ると、最近の本も少しはあるので、一応、入れ替わりはあるようだ。17時過ぎにようやく昼食。にぎわい座の裏、九彩苑という店の前を通ったら声をかけられてしまったので入ってみた。豚肉と野菜炒めを食べる。800円。そのあとは横浜駅まで歩き、平沼のブックオフにも寄っていく。110円の文庫本を2冊買う。東口のドトールに入り、ひと休み。帰る前に、ちょっと落ち着きたかった。帰宅前に、ツイッターから黒岩の当選を確認した。




◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」は、まずはスポーツの話題から始まった。那須川天心がサンジャポジャーナリストの顔を知っていたが、「ワイドナショー」にも出演したことがあるのに、那須川天心は「サンジャポ」を観てるんだろうか。そのあとには、畑正憲と坂本龍一の訃報をまとめて扱っていて、同時期に亡くなったからといって、このふたりを並べてしまうのも乱暴だ。爆笑問題は坂本龍一には番組で一度だけ会っているようだ。しかし、坂本龍一が亡くなったときに、たけしが「Nキャス」から消え、松本が「ワイドナショー」から消えているというのは惜しい。

 今朝の「ワイドナショー」も観ると、国山ハセンが初登場のほか、田村淳、ヒロミ、大橋未歩というメンバー。トランプの話題から始まり、続いて、畑正憲の訃報を扱う。フジテレビだからさすがに映像が豊富だ。そして、坂本龍一の訃報も扱うが、こちらでは「HEY!HEY!HEY!」の GEISHA GIRLS の映像が出た。東野の説明で思い出したが、そうだ、坂本龍一が「ガキの使い」の観覧にきていたのがきっかけだったんだっけ。そのあとは、ヒロミが「ライディーン」がディスコでかかってたという話を始め、ディスコの思い出話になってしまったのが余計だった。

 今日の「笑点」は、演芸コーナーに花房銀蝶という紙切り師が登場した。聞いたことのない名前だと思ったら、顔を見てわかった、このひと、芸人theブラストじゃないか。不思議に思い、検索してみると、芸人theブラストのときの名前は「つねむね」といい、つねむねのホームページがあるのだが、紙切り師として活動していることは書かれてあるのに、「花房銀蝶」という芸名は書かれていない。柳家松太郎に弟子入りしているということは書いてあり、そういえば、そんな噂をなにかで耳にしたことがあったような気がするが、しかし、柳家松太郎も「笑点」には出たことがないんじゃないだろうか。柳家松太郎というひとの経歴もよく知らなかったのだが、漫才協会のホームページを改めて確認してみると、柳家一兆に弟子入りし、花房蝶二から指導されたと書いてある。「花房」という名はここからきているのかとわかったが、この名前はどちらも知らなかった。松太郎もなぜ柳家なのかがわからなかったのだが、ちゃんとルーツがあるんだ。松太郎も、初舞台は「花房小蝶二」という名だと書いてある。となると、花房蝶二というひとが気になるが、花房蝶二を検索してみると、「ほぼ日」のインタビューで林家正楽がその名を出していて、正楽が小学生のときに初めて観た紙切り師が花房蝶二だったそうだ。

 タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴くと、ニュースのコーナーでは、坂本龍一の訃報を長めに扱っていた。14時台はなぎら健壱がゲスト。5年ぶりの出演だという。「半熟たまごっち!」という第一声、今朝の「サンジャポ」をきちんと予習してきていた。爆笑問題と共演していた「家族対抗ふるさとチャンピオン」の思い出話からめっちゃくちゃに面白かった。

2023年2月2日木曜日

2月2日木曜日/考えたくなくなる

◇ テレビ・ラジオ・映画

 早朝に目覚め、ブログを書きかけてから、もう少し眠りなおした。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「あちこちオードリー」は、今田耕司と西野未姫がゲスト。31歳差の山本圭壱と結婚した西野未姫と、独身の今田耕司という組み合わせ。西野未姫が軍団山本(田村淳・遠藤章造・庄司智春)の集まりに招かれ、説得されたという話をしていたのだけど、本人たちの意図は別として、これはやっぱり、話を聴いているだけでもちょっと怖いよ。ハタチそこそこの女性を、四十過ぎの男たちが囲んで説得しているという図はまずいだろう。

 観そびれていた「アンタウォッチマン!」は、先週今週と、2週連続の今田耕司特集。鈴木おさむ演出の舞台がまたあるため、そのプロモーションであちこちの番組に出ている。東野幸治の証言によると、現在の今田耕司はオンオフの差がなくなり、西川のりおに近づいているとのこと。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴き、午後はまたテレビ。今週の「徹子の部屋」は 48年目突入ウィーク。4日目のゲストは中村メイコと森公美子のペア。この関係を知らなかったが、母が中村メイコだとは知らずに神津はづきと知り合い、友だちになったんだそうで、中村メイコ宅に居候していた時期があるというのも初めて知ったが、息子の弁当のために炊いてあったご飯を勝手に食べちゃったりなど、まるで、オバQのエピソードを聴いているかのようだった。

 テレビ神奈川の「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」をずっと観そびれていて、12月の放送から、9週も溜めてしまっていた。一気に観ようとしていたら永久に観ることができそうにないので、とりあえず4週分。まず、12月7日の放送は、それまでにも何度かあったニューヨークの同期特集。この回は、西村ヒロチョ、ダイヤモンドが登場した。「M-1」のファイナリストも決まっていない時点で、ダイヤモンドがここに出ていたのだな。12月14日の放送は、家族芸人特集のはずが、規格外のクズ芸人の登場により、30分ぶち抜きスペシャルになってしまうという異例の回になっていた。登場したのは、86歳の母と63歳の息子による「おとんがポックリ残されたうちら」というコンビ。この名前にはなんとなく見覚えがあったが、お笑いコンビの名前とすらもわかっていなかった。12月21日の放送は「若手にしては金持ち芸人SP」。「コウキシン」という日本人と中国人のコンビと、「とん汁無料」という56歳のピン芸人が登場。そして、12月28日の放送は、「おとんがポックリ残されたうちら」の息子、小春誠治に密着する「クズフェッショナル」という企画。「プロフェッショナル」のパロディにしてあるが、「ザ・ノンフィクション」のようにひたすら後味が悪い。なんだろうか、このひとについてはなにも考えたくなくなる。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。「モロッコへの道」を観る。ビング・クロスビーとボブ・ホープのコンビによる珍道中映画。ボブ・ホープは山口智充の感じ。かなりバカバカしいギャグがたくさん出てくるが、「加トちゃんケンちゃん」なんかは、おそらく、こういうところからずいぶんいただいてるんだとわかる。

 Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、昨日水曜の「紳士交遊録」のコーナーで、きたろうが東京国立近代美術館の「大竹伸朗展」に行ってきた話をしていた。これ、行きたかったんだけど、日時指定の予約をめんどうがっていたら行きそこねてしまったのだが、きたろうの話だと当日券で入れたという。2月5日が最終日だが、しかし、土日はさすがに無理だろう。大竹伸朗の展覧会は、清澄白河の東京都現代美術館で開催されたときには二度通ったが、検索してみると、あれがもう16年前になるのだ。また16年先だと思うと、めんどうでも行っておくべきだったか。

2022年9月21日水曜日

9月21日水曜日/才能

◇ 新橋・赤坂見附

 早朝に目覚め、録画残量確保のために、朝っぱらから余裕なし。今日も朝から都内に。いざ家を出ようとしたときに、どうも今日は涼しいぞと感じ、そこでようやく天気予報を確認した。夜のことも考え、パーカーを着ていく。新橋に出て、それから昼には永田町に移動する。永田町にやってきたからには赤坂見附まで歩き、迷わず、中国茶房8に入り、ランチメニューの高菜炒飯・玉子とトマト炒めセットを食べた。550円。杏仁豆腐も食べたし、アイスコーヒーも飲んだ。




 午後は丸の内のほうに移動し、行列ができているのでなにかと思えば、美術館に行列ができていたのだった。丸の内パークビルディングの三菱一号館美術館、ガブリエル・シャネル展だとわかったが、平日なのにそんなに人気なのか。八重洲に移動し、ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、ブリオッシュクリームパンを食べた。それから、しばらく読書をする。昨日買った「ele-king」を今日はカバンに入れてきた。2019年刊、24号の「エレキングが選ぶ日本の名盤100枚」という特集を、ぱらぱらとつまみ読みしながら、その都度、Spotify で音源をチェックしていった。まあ、これが読書なのかはよくわからないが。ほかのページの、民謡クルセイダーズ、坂本慎太郎のインタビューも読む。

 ツイッターを開くと、今日はどうしても宮沢章夫のことを検索する時間が多くなる。ニュースでは、今朝、首相官邸の近くで、国葬に反対する焼身自殺を図った事件があったことを、午後になって知った。午前中から昼にかけて、わりとそのあたりをうろうろしていたのだが、そんな事件があったとはまるでわからなかった。

 東京駅から京浜東北線に乗り、どこかで座れるかと思ったら、ずっと混んでいた。鶴見で下車し、ブックオフに寄っていく。わざわざ寄ったが、あまり買うものなし。110円の文庫本、220円の単行本を1冊ずつ買っていく。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、まず、録画していた「徹子の部屋」を2日分をまとめて観る。昨日火曜は中山秀征、今日水曜はあべ静江がゲスト。放送中の「水曜日のダウンタウン」も追っかけ再生で観てしまう。「お化け屋敷のルート中にお化けメイクされて捕えられてたらめちゃ助けてもらいづらい説」という企画で、棺桶に閉じ込められたおいでやす小田が閉所恐怖症だったために、ただお化け屋敷をまわるという違う趣旨のロケにして放送していた。おいでやす小田も自身が閉所恐怖症であることを今まで知らなかったようで、自身の症状に気がつき、スタッフに訴えたら、このようにすぐに対応はするんだなというのはわかる放送ではあった。ただでは起きない番組で、これは問題ないと判断したから放送したのだろうが、しかし、もし、症状に自覚がなかった場合はどうなるのだろう。

 タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴こうと思っていたが、そういえば、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴かなければならないと思い、Spotify のポッドキャストで聴いた。オープニングから聴き始めると、今日は、大竹まこと、壇蜜、いとうあさこというメンバー。いつもどおりの世間話があり、21分を過ぎたあたりで、いつもならニュースに移るところだが、その前に、宮沢章夫が亡くなったことに触れた。まず、砂山アナからニュースとしても伝えられ、大竹は静かに語り出した。「わたしたちはあれだよね、まあ、コントを自分たちで作ってて、「お笑いスタ誕」に出て、そのあと、宮沢なんかと出会って、舞台を繰り広げていくんだけど、宮沢章夫と十年間やったかな。座付き作家みたいになってくれてね。演出も担当して。そのあと、三木聡ってのがきて、三木聡で十年。彼も作演出みたいなことをやってくれて。彼らがいなかったら、宮沢たちがいなかったら、今のシティボーイズはないと。」 そして、大竹は、ラフォーレ原宿に砂を何トンも敷き詰めた「砂漠監視隊」のコントの衝撃を語り、そのあとにはいつもどおりにニュースに移っていく。

 番組はいつもどおりに進み、15時台の「大竹紳士交遊録」のコーナーで、改めてたっぷりと宮沢章夫を偲ぶ時間があった。いつものきたろうに加え、急遽、放送を見学にきたというえのきどいちろうも出演する。「いやあ、がっかりだったな、宮沢。」と、きたろうは切り出した。きたろう「才能に惚れるっていう感じの付き合いだったよね。」 大竹「才能の前にはひれ伏すしかないなと思ったことがあったね。」 竹中直人が多摩美の同級生だった宮沢章夫を連れてきたという経緯をえのきどいちろうがふたりに振ると、ラジカルガジベリビンバシステムの前からの関わりが語られた。「大威張りの宮沢くん」(表記不明)というシリーズがあったそうで、きたろう「宮沢をもっと前に出したい出したいって思ったんだよね。あんまりに面白いから。」 大竹「十年間、宮沢と一緒にやってたんだけど、やっぱしあれだよね、宮沢の考えがどんどん進んでいくなかで、どんどんアートっぽいことにあたまんなかが近づいていくわけね。俺たちは、なんかちょっとこの、笑わせたいほうにこだわっていく…。だから、ずっこけたり、みたいなことをやるのを、宮沢は「どういう意味でずっこけてるんですか?」って言われるわけよね。」 あるいは、大竹「お金に直結するような話じゃなかったんだよね。」 きたろう「お金のことなんかなんにも考えてなかったね。儲からないしね。ただ面白いことを作りたいって。それに対してね、宮沢がね、真剣なのに驚いたよ。」 えのきどいちろうとラジカルとの関わりは、まずはライターとしてだったようだが、ここに川勝正幸の名も登場する。ラジカルにあった「参加性」、そして、宮沢の笑いは「考えかたの提示」だったとえのきどは指摘する。

 きたろう「宮沢もまだサブカルだから知らないかたがまだ大勢いると思うんだけど、どんだけすごいひとだったかっていうことをね。」 大竹「今、わたしたちがここにこうしてくだらないことをしゃべってられるのも、宮沢がいなかったらもう絶対にありえない話。あいつがいなかったら。」 きたろう「爆笑問題の太田が、シティボーイズぜんぜんつまんなかったですよ、「お笑いスタ誕」のころ。宮沢に会ってからですよ、シティボーイズはって、はっきり言いやがって。お前、観てたのか、俺たちの前のコントをって言ったけど、いやつまんなかったですよとか言ってた。」 大竹「でもあれだよね、それはそうかもしんないけど、10週は通ってるんだからね。宮沢がいなくても。」

2021年12月10日金曜日

12月10日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ ラジオ・テレビ

 早朝に目覚め、ブログの更新をひとつ。ラジオをつけたまま、もう少し眠りなおす。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、12時台は、水道橋博士がゲスト。「浅草キッド」にWモアモア役で出るはずだったそうで、これには驚いた。博士の「今気になるひとベスト3」があり、3位はカージナルス、2位はコラアゲンはいごうまん、1位は森田芳光。カージナルスの著書「湯ヶ島キッド」は、博士から語られるとたしかに面白そうだ。フライデー事件後、たけしがこもっていたのが湯ヶ島で、高田先生はそこにひとりで訪問しているのだ。コラアゲンについては、一之輔さんと二人会をやっていることを高田先生は知らず、驚いていた。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊現代」の井筒監督の映画評コラムでは、「BELUSHI ベルーシ」を絶賛していた。「米国の芸人は政治風刺をして一人前だ。日本の風刺芸人は元ザ・ニュースペーパーの松元ヒロだけか。」

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は年末恒例の「反省会」。品川庄司、わらふぢなるお、ウエストランド、コウテイ、ネルソンズというメンバーで、とても面白かった。ネルソンズの岸が考える口笛なるおの新しい芸名が面白かった。岸の面白さを初めて認識する。負け顔ができないというふぢわらには、変わっていくと思うと品川がアドバイスする。最近の品川は、哀感が漂っていて、感じがいい。

 「吉住のアナタとコント」という「THE W」の優勝記念番組も観た。吉住が、子役の村山輝星、実演販売士のタイガー尾藤、シソンヌじろうという3名それぞれとコントをする。さすが、じろうとのコントはアドリブの駆け引きが面白い。水曜の「ぺこぱポジティブNEWS」は、伊集院光と、ジャニーズの高橋優斗がゲスト。「ポジティビト」という新企画があり、松陰寺が田村淳を取材する。淳が「itakoto」という遺書動画サービスをやっていることは知らなかった。取材する前に、松陰寺が実際に遺書動画を撮るところから始まる。まさか、この番組が死を扱うようになるとは思わなかった。田村淳との対談は次週に持ち越し。今日の「徹子の部屋」は、佐野史郎がゲストだった。多発性骨髄腫であることを、この番組で初公表し、ネットニュースにもなっていた。番組では、そのあとに、亡くなった野際陽子、大杉漣との交友関係も語られていた。


 夕方から外出。まず、さがみ野に出て、ブックオフに寄っていく。しかし、特に買うものはない。110円の文庫本を1冊だけ、100円引きのクーポンを利用し、10円で買った。相鉄ライフの東秀に入り、豚焼肉丼を食べる。それから、海老名に移動する。ビナウォークのドトールに入り、パンは食べずに、ブレンドのみ。ドトールはもう、ろくなパンがなくてだめだ。読書をしたいが、眠気がひどく、スマホでラジオを聴きながら、30分ほど眠った。それからようやく読書。円丈の「落語家の通信簿」を、以前、少し読みかけただけで放置してしまっていたが、改めて読み始めることにする。滞在時間、1時間40分ほど。


◇ ライブ

 TOHOシネマズ海老名で、「タイタンシネマライブ」を観る。19時半開演。以前の開演時刻にようやく戻った。開演前には、「ウエストランドのぶちラジ!」のイベントの映像を流していた。出演順に、春とヒコーキ、日本エレキテル連合、パーマ大佐、シティホテル3号室、YES!アキト、ダニエルズ、まんじゅう大帝国、脳みそ夫、XXCLUB、キュウ、ウエストランド、鬼越トマホーク、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題。今回もゲストが貧弱な回だが、なんといっても、鬼越トマホークには笑わされた。このライブの特殊な空気をいじり、本ネタはやらず、オールアドリブの漫才でひっかきまわす。鬼越から、BOOMER&プリンプリンのマツケンサンバのコント、それから、爆笑問題という流れで、今回はなんとか面白くなったという感じだった。鬼越までの流れがとにかく重い。タイタン勢ではキュウが気になったが、漫才コントをやっていたのが珍しかった。「M-1」の敗者復活用のネタだろうか。たしか初登場だと思う春とヒコーキは、あんまり好きなタイプの笑いではないと今まで思っていたが、けっこう面白かった。エンディングはゲストが順に登場し、みんな、タイタンのオリンピックのTシャツを着ていた。ぴったり2時間で終演。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「ネタパレ」で、もも、ジグザグジギー、どぶろっくなどを観て、続けて「タモリ俱楽部」を観ると、アニメの「背景さん」の特集をしている。タモリが「君の名は。」や「千と千尋の神隠し」をどうやら観ているようなのが少々意外だった。それから、タイムフリーで、今日の「問わず語りの神田伯山」をさっそく聴くと、ちょうど、円丈の「落語家の通信簿」の話をしていて、志らく師匠のことをまたいじっていた。

 Spotify のポッドキャストで、水曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の「紳士交遊録」のコーナーを聴いた。このコーナーは、きたろうが出る水曜だけはだいたい聴いている。きたろうが珍しくスーツだと壇蜜が言うと、きたろうはこれは喪服だという。お世話になった関根サーカスの団長の奥さんが亡くなったそうで、きたろうは関根サーカスで、石丸謙二郎とともにピエロをやっていたのだ。その話は以前に聴いたことがあったかもしれない。それから、関根サーカスの思い出話が続き、終盤には、通りかかった中村ゆうじが飛び入り出演した。聴きながら梱包を片づけ、深夜3時過ぎに眠る。

2020年12月16日水曜日

12月16日水曜日/良い加減

◇ 貧乏暇なし

 連日の寝不足。今日も朝から都内に。夕方、高田馬場で解散になり、もちろんブックオフに寄ることになるが、買える本がまるでない。どこのブックオフがいい店かというと必ず挙げられる高田馬場店だが、スキのなさとも表裏一体である。帰りに渋谷の乗り換えでまんだらけにも寄るが、ここの階段の百均のほうが自分にとってはよっぽど確実で、渋谷を通る用があるときはなるべく寄るようになった。今日も、発売から間もない新書を一冊見つける。渋谷はもう一店、古書サンエーの外の均一棚もよく覗いていくが、ここもなかなか買うものがない。

◇ 今日の読書

 きたやまおさむ・前田重治「良い加減に生きる」を読み終えた。2019年刊。講談社現代新書。「歌いながら考える深層心理」という副題がついていて、きたやまおさむの歌詞を、きたやまおさむと同業者でもある精神科医の前田重治、きたやま本人が分析している。しかし、ここに出てくる楽曲にそれほどなじみがあるわけでもなく、これを機に、Spotify でフォーク・クルセダーズの楽曲を聴いたりもした。

 フォーク・クルセダーズには関心がないこともなかったのに、不思議と縁がなく、CDは一枚も買ったことがない。配信時代のありがたさで、改めてきちんと聴いてみると、今まではじつに漠然としたイメージしかもってなかったのだと反省することになった。フォーク・クルセダーズは加藤和彦のバンドだと思っていたのだが、このバンドにあるユーモアを担っていたのはむしろ、きたやまおさむだったのかということにだんだん気がついていく。フォーク・クルセダーズについて、まるで無知な人間の感慨である。

 となると、自分の関心は、加藤和彦よりもきたやまおさむに比重を傾ける必要がある。この本のなかでは、加藤和彦の自死についても何度も触れられている。加藤和彦は作品が書けないという問題で悩んでいた。さらには、贅沢な暮らしがもはやできなくなってしまい、それが嫌になっていたということが理由でもあったようで、「私に言わせれば、分相応の生活をしておれば、経済的に追い詰められることはなかったと思います。」ときたやまは語っている。きたやまは、彼は超プロで、自身の立場はセミプロだったとも言っている。「良い加減に生きる」というのがこの本のタイトルである。

◇ポッドキャスト

 ポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」の「大竹紳士交遊録」を聴いた。大竹まことときたろうで、小松政夫の話をしていたのがよかった。大竹が「上に行くのを拒否したひとなんだよ」と言っていた。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...