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2021年4月14日水曜日

4月14日水曜日/長者番付

◇ 読書

 朝から、昨日に引き続き、テレビを観ながら「ナンバー」をメルカリに登録していった。30冊以上あったものをようやくすべて登録したが、しかし、1冊もすぐには売れることなく、閲覧数も少ない。おそろしく無駄な作業をしているような気もしてくる。午後、近所の郵便ポストまで投函に行き、ヒゲもわざわざ剃ったのだが、ほかに外出する理由はなく、今日は部屋で読書をしていた。そうなると気ままなもので、いったん昼寝をして、また読書をする。大森望・豊崎由美「文学賞メッタ斬り!」を今ごろ読んでいた。ちくま文庫、2008年刊。親本は2004年刊。ずっと前から手元にあったのだが、今さらという気がしてなかなか読むタイミングがなかった。なぜか誤解をしていて、どうせまた辛口の書評をしているのだろうと思っていたが、タイトルのとおり、この本で標的になっているのは文学賞とその選考委員たちだ。こういう辛口のノリっていうものが、SNS時代以前のものという気がしてならないが、それ以外はとても勉強になる面白い本だった。「メッタ斬り」のシリーズは何冊も出ていた記憶があったが、文庫化しているのはこれだけなのか。

◇ テレビ

 録画していた「水曜日のダウンタウン」で、「昭和今考えるとめちゃくちゃ説」で長者番付が紹介されていたのが面白く、画面を停めてしっかり確認したくなった。しかし、よく考えると昭和じゃないよというのはさておき、1995年に、松本、浜田が1位2位になってから、ダウンタウンのふたりが10年連続でトップテン入りしているというのもたしかにすごいが、とんねるずも同じく、ふたりそろって10年連続でトップテン入りしているのだから、とんねるずもやっぱりすごいと言わなければ公平ではない。最後の年(2004年)には爆笑問題もふたりそろってトップテン入りしている。さんまの名がないのは個人事務所を作っている関係もあるのだとは思うが、峰竜太が妙に上位にいたりなど、単純に人気と比例しているわけでもなく、謎な部分は多い。今週は3本の説がそれぞれ別の収録のようだったが、3本すべてに麒麟川島が出ていた。そのほか、昨日放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀」も観た。NSC講師の本多正識の特集で、教え子である吉本芸人も多数登場した。このひとの名を知ったのは、雑誌で岡村隆史との対談を読んだのが初めてだったような気がするが、漫才作家の先生がこんなに慕われているというのは、松本が藤本義一を攻撃した時代を知っているせいか、なにか不思議な感じもする。深夜、「はなつまみ」に続けて、「キョコロヒー」も観た。この番組は面白い。

◇ 映画

 アマゾンプライムで映画をなにか観ようと思い、コメディのジャンルから見つけた1本、「リザとキツネと恋する死者たち」を観た。「トミー谷」という名の日本人歌手が登場するハンガリーの映画というので、なんだこれと思って観てみたらこれが大当たり。2015年公開。こんな映画、ぜんぜん知らなかったが、ツイッターで検索してみるとそれなりに話題にはなっていたようだ。Spotify にサントラもあり、日本語の歌詞が怪しくて傑作。

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◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...