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2024年10月26日土曜日

10月26日土曜日/選挙戦最終日〈前〉

◇ 選挙

 早朝、まだ薄暗いうちにゴミを出し、もう少し眠りなおす。録画していたテレビ番組をいくつか観て、正午には外出する。

 今日は選挙戦最終日、横浜を中心に選挙演説をまわるよう、昨日のうちに演説の日程を調べて、スケジュールを立てていた。まずは天王町に出て、洪福寺松原商店街に向かう。13時に菅義偉がやってくるというのでこれはぜひ見てみたいと思った。商店街のどこでやるのかがわからなかったが、行ってみてから、演説ではなく、練り歩きをするだけなんだと気がついた。ここは菅義偉の選挙区なのかと思っていたけれども、保土ヶ谷区はうちの旭区と一緒、自民党の候補者は古川なおきだ。13時になる前から、警官たちに囲まれながら、菅義偉と古川なおきが歩いてくる。歩きながら、集まったひとたちとグータッチをしている。菅義偉をかなりの至近距離で見ることができたが、近くで見るとそこらへんのお爺さんのようだ。商店街の端まで歩き、これで終わりかと思えば、その手前で星川方面に折れ曲がっていく。年寄りをどこまで歩かせるつもりなのかちょっと心配になった。しかし、ずっと追いかけてみても、これ以上の進展はなさそうだ。適当なところで離脱する。

 天王町駅に戻り、あとのスケジュールを考えると、ここで昼食にしておいたほうがよさそうだ。駅から保土ヶ谷側に進み、適当に歩いて店を探す。龍海閣というお店に入り、ニラレバ炒めを食べた。750円。店のおばさんがにこにこしていて感じがいい。天王町駅から横浜駅に移動し、まだ時間があったから、ジョイナス地下2階のベンチで少し休んでおく。ひどい眠気で、座った姿勢で少し眠る。

 西口のバスターミナル前で、15時から共産党の演説があり、志位和夫がやってくる。その場所に行ってみると、志位和夫はすでにいた。一応、ここも見物するスペースは柵で囲われていて、警備の人間も多く立っていたが、荷物チェックなどはなかった。オーディエンスは少なめ。気温が少し寒くなってくる。神奈川2区の並木まり子候補と、もうひとり、比例区のはたの君枝候補がしゃべったあとに、はたの君枝を壇上に残したまま、志位和夫が登壇した。「赤旗」の記事があったから自民党批判と自画自賛が多くなるが、そのほかの話もきちんとしていた。志位和夫は演説調がさまになっている。 

 共産党の街頭演説は30分程度で終わり、今度は二俣川に戻る。16時20分から、南口のバスターミナルにて、三原じゅん子の応援演説があった。一昨日、立憲民主党を同じ場所で観ているから、慣れたつもりで行ってみると、前方の見物スペースにはもう入れず、通路を隔てた後方のエリアで聴くことになった。立民のときと同じく、金属探知機、荷物チェックがあり、まるい青色のステッカーを服に貼られた。ここも古川なおきの応援で、先にまず、古川なおきが演説するのだが、音響が悪く、後方のエリアではよっぽど注意していないと話がよく聴こえない。あいだをバスも通っていくし、そもそもなんでこんな場所を演説会場にしてるんだろうな。三原じゅん子の演説は過去の選挙でも何度か聴いたが、芝居の調子があって面白い。古川なおきは自民党の一部の議員とは違うというようなことを言っているようだったが、しかし、音響が悪いためにどうも内容がうまく理解できなかった。演説は短い時間で終わり、三原じゅん子たちがこちらにまわってくるというので待っていた。グータッチはせず、ちょっと離れて写真を撮ることに専念していたら、スマホを向けているこちらに気がつき、三原じゅん子が笑顔を作ってくれた。こういうところはさすがは女優さんだ。

(後編に続く)

2024年10月25日金曜日

10月25日金曜日/病院・選挙・経済学

◇ 病院

 朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は「おじさんなのに甘い物大好き芸人」。ブラックマヨネーズ小杉、サンドウィッチマン伊達、チュートリアル徳井、FUJIWARAフジモン、ドランクドラゴン塚地、ダイアンユースケ、タイムマシーン3号関が出演。昨夜の「私のバカせまい史」は、ヒコロヒーがプレゼンターの「にしたんクリニック西村社長のアルバイト史」。

 午後から外出。今日はそれなりに秋らしい。まず、ライフのダイソーに寄り、病院にもっていく鏡と毛抜を買っていく。鶴ヶ峰のバスターミナルから上白根町まで。満員に近かったが、途中の停留所で空いた。ここにはなにがあるんだろうか。なか卯に入り、カツ丼とはいからうどんのセットを食べる。820円。ちょっと食いすぎた。

 16時過ぎ、上白根病院に到着。母の左足はついに包帯がとれた。傷だらけ、黒かったり赤くなっていたりはするが、もう次第にきれいになっていくんだろう。会話をしていると、今日はわりとあたまが冴えているような感じがする。隣りのベッドのかたは、どうやら家族の名前を、うめくように呼び続けることがこの短い時間にたびたびあった。一昨日はいらっしゃらなかったんだったか。夜中にでもこれが始まると大変だろう。斜め向かいのお婆さんは、カーテンが閉まっていて顔は見えなかったが、「佐藤さん」と呼びかけて母とよく会話をする。声は弱々しいのだが、意外としっかりされている。今日も30分ほどいて、17時になる前には病室を出てくる。

 今日はほかに予定もなく、ラジオを聴きながら鶴ヶ峰まで歩いた。旭図書館に寄り、本を3冊借りていく。鶴ヶ峰駅まで戻ると、維新の応援演説をする松沢成文に遭遇した。少し立ち止まり、写真を撮っておく。自民党の二世議員を批判するのに「二世」を指で表し、ピースしているみたいなかっこうになった瞬間があったが、そこは写真に撮りそこねた。

 鶴ヶ峰から横浜駅に移動し、選挙演説に出会えないかと、相鉄口から西口のバスターミナルのほうに行ってみると、共産党が演説していた。候補者が誰だかわからなかったが、共産党は自民の批判ではなく、演説に切実な訴えがある。共産党だけはぜんぜん別の種目に参加しているみたいだ。

◇ 読書

 南幸のドトールに入り、読書していく。図書館で借りている、飯田泰之「経済学講義」を読み終えた。2017年刊、ちくま新書。著者は1975年生まれの同い年だ。かなり読みやすく、わかりやすく書かれている本だとは思ったが、ミクロ経済学の部分は理解が進む手応えを感じながら読んだものの、マクロ経済学になるとかなりわからなくなった。読んでいても手応えが得られない。この本を入り口にして、さらにまた別の本に進んでいかなければだめかもしれない。以下、気になった箇所をいくつか引用。

P12「実際に経済学を使うようになる人――政治家や官僚(そして経済学者)になるという人以外にとって、経済学を学ぶ最大の意義は「経済学っぽい思考法」を自分の「思考ツール」として身につけることにあります。経済学的な思考にとって欠かせないのがデータとの対話、そしてデータによる検証です。そこで、類書では割愛されることの多い計量経済学に多くのページを割いています。」

P16「経済学の論理は、「与えられた条件のなかでなんとか今までよりよい状態を目指す」という人間の行動を基礎に組み立てられています。「制約」に対して「合理的」に判断して「最適化」を行うというプロセスはすべての経済学の分野に通底しています。」

P40「経済学では金銭以外のものも含めて「費用」と考えます。たとえば、心理的な負担もそのひとつです。」

P52-53「経済学では「独占はなくすべき対象」、経営学では「独占は目指すべき目標」です。」

P83「ホテリングモデルは政党の主張を分析する際にもみられます。「野党も与党も、政策があまり変わらないな」と思ったことはありませんか? これもホテリング理論で説明がつきます。二大政党制の下で両党が選挙公約を考えるという状況を想像してみてください。選挙は一人一票ですので、各有権者は自分にいちばん近い考え方の政党に投票します。(略)すると、右派政党はより左派的な考え方を受け入れることで、左派政党はより右派的な考え方を盛り込むことで、ライバル政党の票を奪うことができます。その結果、二大政党制のもとでは、両党ともに中道的な政策をとるようになると言われます。」

P95-96「これまで多くの標準的な理論では、100円得をして、100円損するとプラスマイナス0だと考えられてきました。しかし、さまざまな実験によると人間の感情は損と得について対称的にはとらえていないようなのです。」

P185「「ふつうの人生ってなんだろう」「ふつうの人にはわからないよね」などと言われますが、データを見る際に第一に行う作業は、「ふつう」について考えることです。」

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」はバイオリニストの川井郁子がゲスト。「ミュージックステーション」は、今日は珍しく1時間の放送だった。ランキング企画は「歴代Mステ最強コラボBEST7」。鈴木雅之と松田聖子の「渋谷で5時」、シャ乱Qと石井竜也の「ズルい女」、当時の出演者全員が参加した「おどるポンポコリン」の映像などが流れた。こっちのけんとが初登場。「はいよろこんで」を櫻坂とコラボした。「ギリギリダンス」で覚えていたけど、こんなタイトルだったんだ。

 観そびれていた昨日木曜の「NHKニュース7」を観ると、各党党首の街頭演説の様子を伝えている。非公認候補が代表の政党支部に自民党が活動費を支給していたことについて、石破も含めて、それぞれが触れている。注目選挙区では、小沢一郎がいる岩手3区をとりあげる。小沢一郎って、もう82歳なのか。先週火曜の放送も観そびれていたが、この日は衆院選公示日にあたり、各党党首がリモート出演し、インタビューに答えていた。石破茂、野田佳彦、維新の馬場伸幸、公明党の石井啓一、共産党の田村智子、国民民主の玉木雄一郎、れいわの山本太郎、社民党の福島瑞穂、参政党の神谷宗幣が出演。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。12時ゲストに中川家が登場。毎週、あいさつぐらいはしているのかわからないが、高田先生との珍しい顔合わせをとても楽しみにしていた。放送でこうやって話をするのは初めてだろう。「M-1」の初期のころには高田先生にもやはり審査員のオファーはあったようだ。たしか、初回の事前特番には高田先生は出演していて、唯一の東京勢だったおぎやはぎはけなし、ますだおかだを優勝候補にあげていたことを覚えている。中川家に関してはよく知られるような初歩的な話が多かった。おなじみのネタ、新幹線のトイレ、鳴きやむ犬、しゃべるインコ、心配になるおっさんの咳なども披露。

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2024年7月5日金曜日

7月5日金曜日/蓮舫の演説を聴く

◇ ラジオ・テレビ

 早朝にゴミを出しに行くと一番乗り。ラジオをつけると、TBSラジオは生島ヒロシが早くも夏休みをとっていて、北村まあさが代役を務めている。眠ろうと思い、その前にメールをなにげなく見ていたら、メルカリの注文をすっかり忘れていたことに気がついた。メッセージの返信もしていたのに、なんで忘れてしまうかな。これはすぐに送らなきゃまずいと思い、本当は眠りたかったが、大急ぎで梱包し、早朝のうちに近所の郵便ポストまで出してくる。まあ、何時に出したって集荷の時間は一緒なんだけども。

 眠りなおし、それからブログを更新しようとするが、まとまらない。あきらめて、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」では昨日の続きがあり、穂高先生が寅子の職場に訪ねてきた。あのままでは終わらず、ほっとしたが、それもつかの間、穂高先生は亡くなってしまう。皿をかじり始める松山ケンイチの演技がすごい。

 今日の「徹子の部屋」は北方謙三がゲスト。なんと、30年ぶりの出演。36年前、1988年放送、40歳のときに出演した回の映像が流れたが、すでに白髪が混じり、大作家の貫禄だ。北方謙三は海外で子どもたちとコミュニケーションをとるために手品が特技になったといって、スタジオでもタバコの手品を披露したが、これはナポレオンズに教わったんだそうだ。

◇ 川崎・蒲田

 午後から外出。いよいよ猛暑になる。母もまた知らぬ間に外出してしまい、待ち合わせは今日じゃないと何度も言っているのに、勘違いがなおらない。駅に着くまでに会えないかと思ったが、今日は会えなかった。また海老名に行ってしまったんだろうか。一昨日の様子では、問題なく帰ってこられるから少し安心はしたのだが、帰りにまたスーパーで余計な買いものをしないか、それも心配だ。

 蒲田に向かうつもりだが、時間がまだあるから川崎に寄り道をしていく。モアーズのブックオフに寄り、それから昼食にする。ゆで太郎に入り、ミニ薬味ねぎ豚丼セットを食べた。760円。無料券でかき揚げもつける。この無料券はまだ配布期間中で、ここでもまたもらえた。

 川崎から蒲田に移動し、西口に出る。19時から蓮舫の演説があると知り、神奈川県民だが、それを見物するためにわざわざやってきた。都知事選の演説をどこかで観たいと思っていて、各候補のSNSはチェックしていたのだが、当たり前だが、都内でしかやっていないから、都内に出る予定をうまく作りたいと思っていたのだが、なかなか決められなかった。そうこうしているうちに選挙戦も終わりが近づき、まあ、蒲田ならば、うちからはわりと観に行きやすいからこのためだけに行ってもいいだろうと思った。

 10分前に到着すると、すでにオーディエンスが多く集まっている。時間になるまでは、元RAG FAIR の奥村政佳がつないでいた。蓮舫は無所属で出ているが、応援演説には立憲民主党の小川淳也と共産党の小池晃が駆けつけていた。小川淳也は汗を撒き散らす大熱弁。口調に熱はこもっているが、しかし、正直なひとで、1位と2位で決戦投票をやるべきだと言っていた。別に後ろ向きなわけではなく、勝利を信じて突き進むよりも、このほうが冷静でいい。かと思えば、明日が投票日だとくり返し間違えていて、笑いも起きていた。小川淳也はやっぱり面白いな。小池晃は最初のひとこと、「小池です。」で笑いが起きる。いいネタをもってるなあ。「虎に翼」のセリフも引用していた小池晃の演説には惹き込むちからがあった。それぞれ、蓮舫の「R」のイニシャルを大きくデザインしたTシャツを着ていて、小池晃の体型がやけにかわいらしい。蓮舫は「R」のTシャツの上に白のジャケットを着るスタイル。ただ、肝心の蓮舫の演説を聴いてみると、ちょっと首をひねりたくなる部分はあった。支持者の外側には届くだろうか。選挙期間がもう少し長ければどうだったろう。演説が終わると、蓮舫コールが湧き起こる。そのあとは聴衆たちとじかに触れ合う時間だったのか。なにより、ムードをじかに感じられたことが大事だった。

 横浜に戻り、西口地下のドトールに寄っていく。スレッズに投稿し、閉店時刻まで読書をしてから帰る。夜遅くに帰宅すると、母は何事もなく、帰宅している。いったいどこに行ってきたのか。今日は買いものはあまりしなかったようだ。録画していた「NHKニュース7」を観ると、猛暑のニュースから始まる。クーリングシェルターというものをここで初めて知った。イギリスの政権交代のニュースも気になる。「ネタパレ」は、ミキ、や団、吉住、インポッシブルが出演。「ニュースターパレード」のコーナーには、ナチョス、高校ズ、ぺが挑戦し、ナチョスが勝ち抜いた。

2022年7月9日土曜日

7月9日土曜日/選挙戦は最終日

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚め、「木梨の会」を聴きながら、もう少し眠りなおす。朝8時前には起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は通常どおりに放送されていた。外国人タクシードライバーに東京の好きな道を訊くという企画。矢作兼、市川紗椰が出演。タモリも中国人ドライバーとして登場し、「なりすまし」の芸を少し観ることができた。

 昨夜は、普段は観ることのない「報道ステーション」と「NEWS23」の録画のセットをしてから眠った。どちらも通常の放送時間で録画したが、それ以前の時間帯から拡大して放送していたようだ。まず、「報道ステーション」を観ると、安倍晋三の足跡をたどるVTRもたっぷりと流し、負の部分もきちんと扱っていたとは思うが、選挙期間中にこのような特集が放送されることはものすごく異例だ。テレビ朝日にしてこのトーンかと困惑させられる。続けて、「NEWS23」を観ると、こちらは奈良の現場から国山ハセンがレポートしていた。「NEWS23」のほうが時間帯が遅いぶん、より詳しい情報が出ている。犯行に使用したのは手製の銃であること、そして、政治信条による犯行ではなく、特定の宗教団体に恨みがあり、その宗教団体と近い関係にある安倍晋三を狙ったと供述しているということ。フジテレビはチェックしなかったが、スポーツ紙のネットニュースによると、フジテレビは昨日は番組の予定を変更し、12時間以上ぶっとおしでこのニュースを扱っていたようだ。

 朝からツイッターを見ながら、街頭演説のスケジュールをチェックする。中止にした候補者もいるが、思いのほか、今日は通常どおりに行われるようだ。今日はなにも用事がないから外出しなくてもよかったのだが、事件後の雰囲気が気になり、午後から演説をまわることに決める。どうやったら少しでもうまくまわれるか。都内に出る用のない今日は、神奈川県の候補者をチェックすべきか。しかし、三原じゅん子はスケジュールを公開しないようだ。同じく自民党の候補者である今井絵理子は、今朝の段階で、今日の街頭演説を中止にすることを発表していた。今井絵理子のパフォーマーとしての実力を確かめたいとも思っていたが、今回の選挙ではそれは叶わなかった。

 午前中は、ひとまずラジオをつける。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴きながら、オンライン将棋を1局指し、それから、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「FRIDAY」の「テレビのウラ側」というコラムによると、若い芸人やスタッフから、「加地倫三プロデューサーの感覚はちょっと古い」という声があがり始めているらしい。「週刊ポスト」では、たけしが吉田拓郎について語っていた。午後からは文化放送の「田村淳のNewsCLUB」をつける。オープニングでは、安倍晋三が過去に出演した回の音声を流していた。

◇ 参院選

 15時過ぎから外出し、横浜駅に向かう。今日は怪しまれてはいけないと思い、なるべく明るい服装を選んだ。向いながらツイッターを確認していると、どうやら、ついさっき、三原じゅん子と菅義偉が横浜西口で演説をしていたようだ。今、横浜駅に向かっているというのに、ちょっとの差でこれを観そこねたのは惜しい。三原じゅん子がスケジュールを出さないから、知りようがなかった。

 横浜駅には、15時40分頃に到着する。15時45分から、共産党のあさか由香と志位和夫の演説が予定されており、まずはこれをお目当てとした。西口の高島屋の前に出ると、すでにひとだかりができている。さっそく、ひとだかりに混じった。西口の交番を背にして、志位和夫とあさか由香が壇上に立っている。おそらく、三原じゅん子と菅義偉も、少し前にはこの同じ場で演説をしていたのだろう。昨日の事件のようなことがあれば、共産党でもさすがに警備は厳重だ。いや、通常の警備態勢は知らないのだけど、しかし、緊迫しているような雰囲気は確実にある。ちょっと大きい声でしゃべっている人間がいると緊張感が走る。オーディエンスのほうを向いて立っているスーツ姿のSPは、いかにも、目を光らせているという顔をしていた。オーディエンスにも熱気を感じたが、共産党だから、慣れた支援者もかなりいたのだろう。目の前に、やけにがたいのいい男が集まってきた瞬間があり、みんな、耳にイヤホンをつけていたからSPだとわかったが、誰かをマークしていたのだろうか。志位和夫は安倍晋三に対して、ニュースでも同じようなコメントが流れていたが、政治的立場は異なるが、同い年、同期当選、同時代を生きたものとして、哀悼の意を表した。あさか由香さんというひとも以前から認識してはいたものの、演説を聴いたのは初めてだったが、かなり好印象をもった。あさか由香というくらいだから、うわさの「志位ガール」と呼びたい。演説は意外と短く、30分弱で終わった。






 共産党が演説をしていたすぐそば、地下街の入り口の脇には、くぼた京という候補者ののぼりが立ち、音声だけを流していた。本人のすがたは見えず、これもずぼらな選挙活動だ。「女性天皇」と書かれたのぼりもあり、なんだかわからないミニ政党だが、わかってもらおうという気が本人たちにあるのかも疑問だ。

 つぎの演説に向かうため、その前に腹ごしらえをしておく。東口に移動し、吉野家に入り、牛麦とろ丼を食べた。602円。



 横浜駅の東口から根岸線沿いに歩き、17時前、ちょうどいい時間に桜木町に到着した。海側の広場に出てみると、今まで、参政党が演説をやっていたようだ。参政党もなんだかわからない部類だと思っていたが、街宣活動はしっかりやっているようで、今さらながら動向が気になり始める。しかし、わざわざ桜木町駅までやってきたのは、参政党が目当てなのではなく、立憲民主党の水野もとこの演説を聴きたかったからだ。元JAXAの経歴、「宇宙かあさん」の異名を売りにしているひとだが、神奈川選挙区からは立憲民主党の候補が2名出ていて、このせいで迷わせられている。演説は17時からの予定だが、まだ始まらないようなので、花壇に座って待っていると、スタッフが丸型のうちわを配り始めたが、若いスタッフにはなぜかスルーされてしまった。別のおばさんのスタッフにもらったけれども、うちの客じゃないと思われたんだろうか。水野もとこは少し遅れて現れ、本人も広場をぐるっとまわり、グータッチなどをする。そして、演説が始まるが、積極的に演説を聴こうというオーディエンスはぜんぜん集まらず、みんな遠巻きに眺めているという感じだった。今まで、有名候補の演説しか追いかけてこなかったが、普通の候補はこんなもんか。自分も近づきはせず、花壇のあたりから、立ちあがり、演説を聴く態勢になっていたが、どういうわけか、自分の目の前にスタッフのおばさんたちが溜まり始め、視界をさえぎられる。すぐ後ろに演説を聴いてる人間が立っているのに、なんとも思わないのか。そもそも、気がついてないのだろうか。目の前に立ちはだかられ、それだけでもいらいらするが、しまいには、おばさんたちは記念撮影まで始めた。よっぽど、一緒に写ってやろうかとも思ったが、所詮はおばさんたちのひまつぶしか。こんな鈍感な集まりにつきあう義務もなく、演説は最後まで聴かずに、20分ぐらいでこの場を離れた。




 動く歩道を進み、ランドマークプラザから円形広場に出ると、大道芸をやっていた。川原彰&奥田優子のペアをひさしぶりに観た。数分だけ立ち止まる。街頭演説も、通りすがりの人間を立ち止まらせなければならないという点では、大道芸と変わらない。




 横浜美術館の前を通り、新高島から日産ギャラリーに入り、ポルタを抜け、横浜駅の南改札のほうに出ると、東口の地上に通じる階段からぞろぞろとやってくる集団がある。なにかと思えば、松沢成文の一行で、通りすぎていくところにちょうど遭遇したというわけだ。どうやら、徒歩で移動することもパフォーマンスにしている。

 18時過ぎだったが、相鉄線の改札の前から外に出ると、三原じゅん子が演説をしていた。早い時間にも菅義偉と演説をして、別のところに行ってから、また横浜駅に戻ってきたのだ。ここで遭遇できたのはラッキーだった。昨日の今日だから、自民党の候補の演説がどんな雰囲気かはぜひ確かめたかった。見通しの悪い場所なのだが、それでも大変なひとだかりだ。警備の人数もすごい。しかし、菅義偉がいれば別だろうが、三原じゅん子ひとりでは意外と穏やかなものだ。共産党の演説も、志位和夫がいたから緊張感があったのである。

 三原じゅん子に投票する気はそもそもないものの、野党候補のなかから誰を選ぶのがベターなのか、かなり悩まされていたが、この選挙戦最終日を過ごし、認識を改める部分がかなりあった。やっぱり、演説の場に足を運ぶとわかることは多く、わからない候補者に、印象だけで投票することは危険だと思った。




 最後は東横線に乗り、自由が丘に駆けつける。19時から、蓮舫の最後の演説が自由が丘であり、東京選挙区の候補だから自分には直接は関係ないのだが、千秋楽のトリにふさわしいのは誰かと、行ける範囲で考えた結果である。蓮舫が到着するところから見物していたが、最終日にしては疲れた顔もせず、意外と軽やかに登場したという感じがした。先に応援の男性がしゃべるが、(自己紹介をしたのかもしれないが、聴きそこねてしまい、誰だかわからなかった。)蓮舫は横に立ち、男性の応援の弁をかしこまって聴いていたが、知り合いでも見つけたのか、そちらに向かい、愛想よく手を振ったりなどもしていた。







 蓮舫の演説は30分ぐらいで終わり、そのあとは、ブックオフに寄っていく。110円の文庫本を2冊、220円の単行本を1冊買った。それから、マクドナルドに入り、アイスコーヒーと、チーズバーガーを食べた。スマホの充電をしながら、ツイッターから選挙の情報収集をする。

 帰宅は夜遅くなり、録画していた今朝の「ワルイコあつまれ」を観た。そのほか、池上彰の参院選事前番組も録画していたのだが、この番組は、池上彰をメインにしたまま、安倍襲撃事件の報道特別番組に差し替わってしまった。選挙前についに事前番組が放送されるというから期待していたのに、これではそもそもの意図とはまるっきり違う番組ではないか。

 眠る前に、ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、深夜2時頃に眠る。

ブログ アーカイブ

6月30日日曜日/弘明寺と野田クリスタル

◇ 弘明寺  朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「にちようチャップリン」はトリオコント師の特集。や団、青色1号、ゼンモンキー、インスタントジョンソンが出演。しかし、眠気がひどくてしかたがない。横になり、ラジオを聴きながら、30分ぐらい眠りなおした。午後になり、あわただし...