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2022年9月27日火曜日

9月27日火曜日/国葬の日〈前〉

◇ 国葬

 深夜に目覚めてしまい、早朝からもう少し眠りなおす。午前中から都内に。渋谷から半蔵門線に乗り、半蔵門駅で降りると、ホームからもう、花をもったひとのすがたが多く見られた。今日は国葬ということで、めったにあることではないから、どんなものかと思い、ほかに用もないのにわざわざ半蔵門までやってきた。安倍元総理の国葬が日本武道館にて行われるというのは報道のとおりだが、興味があるのは、当日の周辺の様子だ。事前に調べてみると、武道館の国葬は 14時からだが、一般献花もあり、10時から16時までと予定されている。一般献花の献花台は九段坂公園に設置され、普通ならば九段下駅が近いのだが、献花の列は、内堀通り墓苑入り口から千鳥ヶ淵緑道に並ばせるため、最寄り駅には半蔵門が案内されていた。半蔵門駅には、12時半頃に到着した。駅のトイレも混んでいる。半蔵門駅の南側の改札を出て、新宿通りに出ようとするとそちらの出口は混雑していたから、その奥の国立劇場に向かう出口から地上に出てみると、外にはすでに行列があり、千鳥ヶ淵からこんなところまで列が延びてるんだと思ったのだが、じつはそれどころじゃなかったのだ。

 最後尾がどこにあるのかもわからず、行列の向きもなんか変だなとは思ったのだが、地下で混雑していた出口、つまり、新宿通り側にある出口にまわってみると、こちらには警官が多くいる。どうやら、地下鉄を降りたひとたちは、こちらの出口に進むと、自動的に行列に並ぶようになっていたようだが、地下からはそんなことはわからなかった。ここから出ると、まず、山下書店の前を麹町方面に進ませている。そして、ふたつ先の角をぐるっと折り返し、また半蔵門側に戻らせていた。並んでいるひとたちは気がついていたかどうか、その折り返しの建物は、ちょうど、れいわ新選組の本部があるビルだった。





 行列は、東京FM通りから、最初の出口に戻り、交差点から新宿通りをまた改めて麹町方面に進ませている。新宿通りの向かい側を見ると、向こうにも行列があり、どこかで折り返しているのだということはわかる。自分は献花をするわけではないが、この行列の行方は突きとめてみたくなった。麹町駅のあたりで折り返しているのかなと思いながら進んでいくと、麹町ではまだ折り返していない。麹町でも遠いと思ったが、いったい、どこまで続いているのか。そろそろ折り返すかなと思いながら進むものの、まるで折り返す気配がない。行列もこれだけ長いと、途中、横断歩道もあり、信号待ちのたびに列は途切れることになり、行列のかたちをなさなくなっていく。ただ歩いているひとが多いというような状態で、自分も、行列をたどっているだけのひとなのに、行列の一員と区別はされないだろう。なんにせよ、新宿通りの向かい側に行列が見えているかぎりは、こちらの行列も続いているに違いないから、それを頼りに進んでいくしかないのだが、ひどいのは、列を誘導をする人間は誰もいないのだ。行列はついに四ツ谷までたどりついてしまい、半蔵門から並び、まさか四ツ谷まで歩かされるとは思わなかったが、上智大学の前までくると、「待機列最後尾」というプラカードをもった人間が立っている。





 ここを最後尾と案内しているのはいったいどういうわけなのか。すると、四ツ谷駅からやってきて、ここから並び始めてしまうひともいるのではと思うが、半蔵門からわざわざ歩かされてきたひとたちはたまったもんじゃないだろう。献花するひとたちには高齢者も多いのに、ちょっとそれはないんじゃないか。案内する人間のあいだで、情報は共有されているんだろうか。

 行列は四ツ谷駅の前を通り、アトレの前で横断歩道を渡り、ようやく新宿通りの反対側に移った。四ツ谷駅の先の交差点では道路を封鎖していて、警官の人数も多い。どこの警備を強化するというのもよくわからないのだが、ここはかなり強力で、愛知県警の制服を着た警官がずらりと並んでいた。報道のカメラのすがたもある。もうひとつ、妙なのは、土手沿いに、どうやら市ヶ谷のほうからも列が延びていて、四ツ谷からいい加減に合流してしまっているようなのだが、いったい、この行列の情報は世間にはどうアナウンスされているのか。












 支流まで追いかけているわけにはいかず、本流のみをたどっていくが、新宿通りを四ツ谷から半蔵門まで戻る際にも案内らしきものはなにもなく、この列だけを頼りにくっついていくしかない。有料のイベントだったら暴動が起きそうなひどさだが、ことの性質上か、みなさん、誰も文句を言っているような様子はない。半蔵門に戻ってから先も列の流れは複雑で、まずは、交差点から一番町のほうに坂道を下っていく。ややこしいのはこちらにも地下鉄の出口はあるので、こちらから降りたひとたちが、これから最後尾を見つけ出す苦労を考えると気の毒になる。一番町側の出口では、「顕正新聞」というのを配ってるひとがいて、せっかくだから一部もらった。

 一番町の交差点から千鳥ヶ淵方面に列は延びるが、道路の反対側にはまた折り返している列があり、すんなりとは行かせてもらえない。列はこの一角をぐるっとまわり、ローソンの脇で折り返し、また逆方向にもう一周。いかにも場当たり的に列を延ばしていったような感じがする。店の前を列でふさがれている珈琲館では、コーヒーの店頭販売を始めていた。並ぶひとたちも、まさかこんなに並ばされることになるとは思わなかっただろうから、どれだけその準備があったものか。列を抜けずに飲みものを買えるのは助かるだろう。自分は並んでないから気楽なもので、スギ薬局に寄り、クリーム玄米ブランを買い、軽く食べておいた。ここでなにやら大きな音が聴こえ、びっくりするが、それが数発続く。空砲かと思ったが、花火の音だとあとでわかった。14時になり、武道館での国葬が始まったようだ。











(後編に続く)

2022年7月22日金曜日

7月22日金曜日/黒いレジ袋もある

◇ 麹町・半蔵門・渋谷

 今日も朝から都内に。午前中、外にいるときにぱらぱらと小雨に降られ、すぐ止むだろうと思っていたら、なかなか止まずにけっこう濡れてしまった。昼は麹町。日乃屋カレーに入り、カツカレーの七分盛りを食べた。780円。それから、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴いた。ベローチェを出る前にトイレに入りたかったが、トイレが空かず、あきらめて外に探しに出ると、麹町駅の改札外にトイレがあって助かった。改札外にトイレがある駅は助かる。公式にリスト化してもらいたいくらいだ。

 麹町駅から半蔵門駅に裏通りを歩いていくと、れいわ新選組の事務所を発見する。ビルの上階の窓に、ピンクのポスターがたくさん貼ってあったから気がついた。半蔵門から渋谷に出て、まんだらけに寄り、階段の百均から文庫本を2冊買っていく。

 センター街の奥にあるツルハドラッグに寄り、栄養ドリンクとアイスチョコモナカを買って食べた。会計をしようとレジに並んでいると、前に並んでいた男が「レジ袋黒」と言うので、黒いレジ袋もあるんだと初めて気がついた。その男、上下黒の服装をしていたが、よく見ると、靴も黒なら、マスクも黒、腕時計も黒、トートバッグも黒。嘘みたいに全身黒ずくめだった。

 センター街を戻り、地下に入ると、KinKi Kids の広告があり、写真を撮っているファンがあちこちにいた。東横線の各停に乗り、読書をしながら横浜に戻ってくる。西口の有隣堂に寄り、ハチミツ二郎の自伝を少し立ち読みした。目次に浅草キッドの名がなく、それだけでも不自然に思ったが、ぱらぱらと見ていくと、伏字にして語られているエピソードがある。これは浅草キッドのふたりなのだろうか。読んでみると、それらしく思えもするが、早合点かもしれない。そうだとすれば、それをなぜわざわざ伏字にして語るのか。その態度がわからない。

◇ 読書・テレビ

 電車内で、読みかけの本を読み終えられるかと思っていたが、読み終えられず、少し乗り過ごし、読み終えてから戻ってきた。杉田俊介・藤田直哉「百田尚樹をぜんぶ読む」を読んでいた。2020年刊、集英社新書。1975年生まれの杉田俊介と、1983年生まれの藤田直哉が、タイトルのとおり、百田尚樹の著書をぜんぶ読むことにより、百田尚樹という人物を対談形式で論じている。「人志とたけし」を読んだあとに、杉田俊介の本を続けて読んだわけだが、こちらの本はとても面白かった。松本人志もこの方法で論じてくれればよかったのにと思ったが、しかし、自分は百田尚樹を読んだことがないから、もし、変なことが語られていたとしても、そこには気がつけないだろう。この本を読んでいても、藤田直哉に比べると、杉田俊介というひとはどうも鈍い感じがする。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。火曜の「さんま御殿」は「ひとり暮らし満喫女子SP」。あのちゃんがこの番組は初登場だったが、最初の紹介からもう面白かった。「水曜日のダウンタウン」のように、操られていなくてもあのちゃんは面白い。今日放送の「ミュージックステーション」も、KinKi Kids の新曲を観たくて録画しておいた。作曲は山下達郎だ。堂本剛がやけにイヤホンを気にしながら歌っていた。それにしても、今、この番組は、1時間で5組しか出演しないのだな。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオを聴きながら、オンライン将棋を指し、それから眠った。深夜0時前だったか。

2022年7月18日月曜日

7月18日月曜日/タイミングがいい

◇ ラジオ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。タイムフリーで、先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴き始めると、聴きそびれていたと思っていたのだが、途中から、どうも聴いたことがある話をしている。しかし、オープニングをぜんぶ聴いていたのか、それとも、少しだけ聴いていたのかが記憶にない。そもそも、印象に残る話をしていないのだ。選挙の翌日の放送だが、あれだけいろんな事件が起きていたのに、まったく社会的な話をしない。逆にむしろ、ナイツが時事ネタをやっているモチベーションはいったいなんなんだろうという気すらしてくる。昼はオンタイムで「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台は、夏木ゆたかがゲスト。高田先生がニッポン放送の看板なら、夏木ゆたかはラジオ日本の看板だが、高田先生とは同い年なのだ。同い年ゆえ、高田先生の軽口に応戦するゲストというのが新鮮で面白かった。今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、祝日の特番のためにお休み。今日が祝日だということを土曜まで気がつかずに、うっかり、平日のつもりで予定を考えていた。 


◇ 鶴ヶ峰・星川

 午後から外出。ここ数日はずっと涼しかったが、また少し暑くなる。まず、鶴ヶ峰に出て、松屋に入り、ごろごろチキンカレーを食べた。630円。それから、ドドールに入り、しばらく読書をして、日が陰ってきたころにブックオフを目指した。着くまで知らなかったが、この連休は店舗限定のセールをやっていて、本が 20パーセント引きになっていた。ちょうどいいときにきたもんだ。「ユリイカ」のバックナンバーを2冊、各220円のほか、110円の文庫本を4冊買っていく。鶴ヶ峰駅に戻り、今度は星川に移動する。マクドナルドに入り、アイスコーヒーとチーズバーガーを食べながら、読書の続きを。

◇ 読書

 山本太郎「#あなたを幸せにしたいんだ 山本太郎とれいわ新選組」を一気に読み終えた。2019年刊、集英社。取材・構成として、木村元彦、雨宮処凛の名もある。今回の参院選で、水道橋博士の出馬をきっかけに、れいわ新選組の街宣イベントを何度か観ることになり、れいわをもうちょっときちんと知っておきたくなった。今のタイミングでなければ、この本を読もうという気にはならなかったろう。れいわ新選組は、2019年4月に旗揚げ、7月には参院選があり、舩後靖彦、木村英子が当選する。この本はその年末に出版された。山本太郎を含めた、その参院選の候補者10名のスピーチとインタビューを収録しているだけのシンプルな構成なのだが、それぞれ、よくこんなひとたちが集まったものだと思う壮絶な人生ばかりだ。野原善正という候補者は沖縄の創価学会員でありながら、創価学会に批判的であり、「政治改革するための手っ取り早い方法は、公明党を潰すことです。」と言っている。こんなひとがれいわから出馬していたとは知らなかった。当時、マスコミでは扱われたんだろうか。このひとによると、山本太郎の演説は、創価学会や公明党が正常だったころに主張していたことと同じようなことを言っているらしい。「発想というのが王仏冥合や日蓮仏法のヒューマニズムに基づく、また平和思想に基づく改革というかな。政治を手法にする改革、まさしく、それです。だから太郎さんと池田先生が言っていることは、けっこうかぶってくるんですよ。創価の精神、昔の公明党にはあった平和思想、そういうのは、もう学会にはない。歴代3代会長の創価の精神、日蓮仏法の血脈は、山本太郎さんとれいわ新選組に流れ通っています。」

 びっくりして、マクドナルドの椅子から転げ落ちそうになるが、コーナンに寄り、封筒とダンボール板を買ってから帰った。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・泉ピン子&村田雄浩)を観る。それから、タイムフリーで、先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」の続きを聴いた。14時台は、みなみかわがゲスト。漫才協会主催の「漫才新人大賞」にピーマンズスタンダードが出場したとき、漫才協会陣の体たらくに師匠の誰かが怒っていたというみなみかわの記憶に、ナイツがおぼん師匠だと答えてしまっていたが、これは澤田隆治先生のことだろう。そのとき、客席にいたから覚えている。その年に「M-1」決勝に進出した、馬鹿よ貴方は、メイプル超合金、ほかにはランジャタイも出場していた。この年を最後に漫才協会外部からの出場がなくなり、つまらない大会になった。続けて、先週火曜のオープニングを聴くと、相席ケイさんが体調不良で、代打がはるかさんだった。「ホラン千秋です」というボケに対し、塙さん、どうやらTBSの選挙特番は観ていたようだとわかる。

 ツイッターを見ると、なんと、野末陳平先生がツイッターを再開したようだ。今日から再開したようで、このタイミングでたまたまそれを見つけられた自分にも驚くが、ツイッターだけでなく、YouTube を始めたと告知しているのでさらにびっくりする。陳平先生、90歳。どれだけお元気なのですか。

2022年7月10日日曜日

7月10日日曜日/投票日には選挙特番を

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚め、録画していた「ボクらの時代」をすぐに観た。ホリ、JP、ミラクルひかるというものまねの3人による座談。いわゆる、ずっとなりきったまま、アドリブでしゃべり続ける「ストロングスタイル」は得意ではないというホリだが、ホリは裏方仕事も得意であり、社会性がある。対して、JPとミラクルは社会人としてはだめで、そっちのほうが「ストロングスタイル」になりやすいという話をしていた。そのあとに、ホリが語っていたことが非常にタイムリーだった。ホリ「自分よりも権力が上とか、上のひとをこきおろしたほうが面白いって俺は思ってんの。本当は政治家とかをもっとやったほうがいいとか、俺は思ってるんだよ。だけど、今、テレビって、やらしてくれないの、政治家のものまね。ここでやったら、じゃあ、そっち側の与党の考えかたなんじゃないんですかとか、野党の考えかたなんじゃないんですかって言われてしまうかもしれないからとか、あとその、放送の時期になにが起こるかわからないからって言われて、ものまね番組とかでもそうだし、こういうの(この番組)でも、まあ、ちょろっと声真似をして、言ったことをそのまま言うのはできるけど、たとえば、でもその、政治というか、内容を、どちらかっていうとちょっといじくるようなほうが、本当はものまねっぽいなと思ってるんだけど、まあ、でもそれを、今、あんまり、テレビではやらしてくれないっていうのが正直なところ。」 あるいは、ホリ「これ、ちょっとオンエアできるかどうかわかんないけど、俺、すごく、ものまねで思ってることがあって。まあ、少しずつモラルがすごい強くなってきてるじゃないですか。たとえば、外国人のまねをするときに、じゃあ、ルイ・アームストロングをやるってなったときに、山寺(宏一)さん、昔は塗ってる時期があったと。でも、今、それやったらアウトなわけでしょ。テレビでやらしてくれないわけじゃないですか。見た目も、別にそれを差別してるわけでも、いじってるわけでもない。でもそれは今、アウトですね、っていうことになってきて、じゃあ、たとえば、太ってる…、まあ、からだが大きいひと、これを、風体を、肉襦袢着てものまねするのも、そのうちだめになってくるのかなって。」 ミラクル「私が思うに、ものまねもいつか、だめになりますよ。(笑)」 ホリ「だから、完コピじゃないと許さないよっていうひとも増えてきたわけじゃない。でも、ちょっとデフォルメして、足りないとか、違和感…、共感と違和感があるから面白いと思ってるんだけど。」

 タイムフリーで、昨日の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴くと、冒頭から、前日に起きた安倍晋三の事件についてしゃべっていた。安倍晋三のものまねは封印すると言い始める伊達だったが、伊達「もう、だから、ものまねもしないですよ、僕は」 富澤「封印しますか」 伊達「封印ですね」 富澤「ちょっとでもねえ、残念ですね、それは」 伊達「まあまあまあ、そうですか?」 富澤「はい」 伊達「昨日、ひとりでやってしまいましたけどね。」 富澤「どういうことですか?」 伊達「最後の」 富澤「ひとりで?」 伊達「うん、家で」 富澤「家で?」 伊達「はい」 富澤「ひとりで?」 伊達「いや、もう衝撃的すぎてさ…。」 14時台は、元ちとせがゲスト。

 今朝の「サンデージャポン」を観ると、元SAT隊員だという伊藤鋼一という人物が登場し、解説をしていた。太田が長く語る場面もあり、安倍晋三の事件は参院選も含め、40分ほど扱った。そのあとには、太田がアキダイを取材したVTR。この取材のことは「カーボーイ」でもしゃべっていた。残りは芸能ニュース、熱中症の話題など。「ワイドナショー」は、今週は松本が出演し、そのほか、田村淳、石原良純、村重杏奈というメンバー。「田村淳のNewsCLUB」で言っていたとおり、この収録の時点では、安倍晋三が銃撃されたという報道は出ていたが、容体はまだわからないという段階で、この番組では扱われていない。「TVタックル」では、冒頭のVTRで安倍晋三の事件に触れ、過去に出演した回の映像も流れた。しかし、スタジオの収録は事件以前だったのだろう。昨夜の「Nキャス」も少し観ると、この日は 21時からスタートし、いつもより1時間拡大の放送になっていた。前半はまるまる、安倍晋三銃撃事件を扱う。この事件のために拡大になったのか、それとも、もともと拡大の予定だったのだろうか。


 午後は「爆笑問題の日曜サンデー」を、タイムフリーで、追いかけるように聴いていたが、15時までに発送するものがあり、それに合わせて、近所の小学校に寄り、投票をしてきた。今回は選挙の紙(入場券?)がどうしても見つからず、初めて、紙なしで投票する受付をした。入り口からすぐ横の机に着き、名前と生年月日を用紙に記入する。これだけで本人チェックになるのだ。係のおじさんがパソコンで調べ、横で女の子(子ども)が言われた番号を紙に記入し、その紙を渡される。あとは通常どおり、選挙区、比例区の順に記入して投票する。最初に、あたまがクリップ状になっている使い捨ての鉛筆を渡されたけど、いつもは使い捨ての鉛筆だったっけ。書きにくくて、字が汚くなった。選挙区は、昨日最終日に演説を聴きまわったことで迷いがなくなった。比例区は最後まで迷っていたのだが、結局、れいわには投票せず、別の野党に投票した。

 投票だけして、すぐに帰ってくる。夜の選挙特番のために録画残量を空けなければならないから、夜まで身動きがとれないのだ。昼寝することもできず、大変忙しい。録画残量をようやく確保したときには夜になりつつあり、テレビを観ていただけなのに、なにか仕事をひとつやり遂げた気分になった。

 日暮れ前に、駅前まで買いものに行ってくる。この時間になるとさすがに涼しい。ついでに、日高屋に寄り、黒酢しょうゆ冷やし麺を食べた。550円。注文する際に店員さんがなぜかとまどっている様子なので、なにか変なことを言ってしまっただろうかとこちらもとまどうが、「こちらはお客さまのお金ではないですか」と言うので床を見ると、百円玉と五十円玉が落ちていた。店員さんはこの小銭にとまどっていたのか。「いえいえ、違います」と答えてしまったが、「そうです、私のお金です」と答えればよかった。

 1時間程度で帰宅し、TBS「選挙の日」を、録画しながら追っかけ再生でさっそく観始める。20時前からスタートし、まだ始まったばかりで、ほぼオンタイムで観ていった。冒頭、太田光を中央に、ホラン千秋、石井亮次が並ぶ。安倍晋三の事件を受け、きわめてシリアスなトーンで始まった。キャスターには、小川彩佳、井上貴博も。パネラーには、山崎怜奈、成田悠輔、金子恵美、伊藤和真(PoliPoli 代表)、後藤俊広(TBS政治部長)が出演する。

 番組が始まってすぐ、自民圧勝の予測が出され、これにはいきなりちからが抜けた。予測では、自民は9議席を伸ばし、維新も6議席増。立憲民主党は6議席減、共産は2議席減、しかし、れいわはなんと3議席増だと。まったく望まない結果になりそうだが、後藤俊広によると、候補者、関係者は、事件があった8日の午後から風が一気に変わったと異口同音に唱えているようだ。番組はそれから、東京選挙区の様子を伝えるVTRがあり、番組開始30分ほどのところで最初の中継があった。最初の中継相手は蓮舫だ。短い中継時間なのに、太田はやっぱりしゃべりすぎになるが、それに対し、蓮舫は質問をさえぎり、時間ぎりぎりに答えを収めた。蓮舫のほうが上手かった。続いては、神奈川選挙区の様子を伝えるが、ここでは三原じゅん子だけを取材している。続いて、比例の注目候補を紹介するVTRがあり、水道橋博士が登場すると、ワイプの太田は顔を歪めてみせた。そしてまた中継が入り、2人目の中継は参院選の候補者ではなく、石破茂だった。なんだかんだでこの中継の時間がいちばん楽しみな番組だが、3人目の中継には河野太郎が登場し、蓮舫も含め、太田と関係性のあるひとが続く。前回の炎上があったせいで、もう、太田と関係性のあるひとしか受けてくれなくなっちゃったんだろうか。石破、河野と、防衛の話が続き、太田は今回は挑発的な態度は見せることもなく、まともな会話をしていたと思う。21時半頃からはなぜかメタバースの特集があり、これはかったるい時間だった。続いては、京都選挙区の様子が伝えられ、関東以外のことはよく知らなかったが、国民民主の前原誠司が維新の応援をしているというのは呆れる話じゃないか。そのあとにはタレント候補の特集コーナーがあり、タレント候補の歴史をふり返るVTRはなかなか面白かった。石原慎太郎、立川談志、山東昭子、アントニオ猪木、小池百合子、橋本聖子、大仁田厚、幸田シャーミンらが登場し、2010年初出馬の三原じゅん子の映像もあった。とはいえ、観たいものはリアルタイムの速報と中継なのだが、その後も事前に用意された企画が続き、太田がアキダイを取材するVTRは、「サンジャポ」と重複し、この番組でも放送される。太田が東大を訪れ、東大金融研究会の学生たちを取材するという企画もあった。中継はやっぱり減らされてしまったのかと思うが、蓮舫のあと、候補者はぜんぜん登場しない。4人目の中継には岸田総理が登場し、ここがこの番組の山場だったか。話題は経済について、太田の質問も鋭くてよかったのだが、しかし、話の途中で時間切れになってしまう。5人目の中継には泉健太が登場し、ここはなぜか井上貴博がインタビューをする。時間が短いなか、太田も質問をするが、泉健太は中継の会話にあまり慣れていない感じがした。放送は深夜1時まで、5時間あるのだと思い、一生懸命に録画残量を作ったのだが、太田の出演は23時まで、第一部で終わり。そういえば、前回の衆院選のときもそうだったか。期待していた水道橋博士との対決は実現しなかった。

 23時からの第二部は、小川彩佳は続投、ともに、国山ハセンがキャスターを務める。南波雅俊、山本恵里伽も加わり、パネラーには、成田悠輔が続投のほか、ロバート・キャンベル、星浩(TBSコメンテーター)、トラウデン直美、そしてなぜか、バイきんぐ小峠が出演する。第一部だけで録画をやめようかとも思ったが、小峠が気になり、録画を停められなくなった。第二部は、小中学生へのアンケート企画を中心にしていたが、第二部にも中継はあり、最初の中継には山本太郎が登場した。太田との中継にNGを出したわけでもないだろうが、第一部に登場し、太田と再び議論してもらいたかった。2番目の中継には茂木敏充が登場し、勝っている自民は機嫌がいい。そのあとも中継が続き、松井一郎、山口那津男、玉木雄一郎が登場した。23時以降のほうが状況が落ち着くのか、各党首がつぎつぎに出演する。そのあとにも中継には、京都選挙区の福山哲郎、それから、小池晃、福島みずほも登場した。当落情報も気にしていたが、東京選挙区の最後の議席争いは生稲晃子と山本太郎で決まり。乙武洋匡の落選は残念だ。長野選挙区、松山三四六がしっかりと落選したのは愉快である。

 番組は結局、深夜1時まですべて観てしまい、5時間ぶっとおしで観ていると、さすがに終盤はちょっと疲れたが、おおむね退屈せず、集中して観ていた。水道橋博士の当落はまだわからない。眠る前にブログの更新をしたかったが、急激に眠気に襲われ、深夜2時前には眠った。

2022年7月6日水曜日

7月6日水曜日/三度目の水道橋博士

◇ 雑誌

 たいして眠れていないはずなのに、早朝には目覚めてしまった。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊朝日」に参院選有名候補の特集記事があり、水道橋博士に好意的だが、実際に渋谷の演説を聴いた実感とはかなりの誤差がある。「(略)同じハチ公前で行われたれいわ新選組のイベントでは、今回の出馬を「鬼退治」になぞらえ、桃の絵が入ったハチマキにピンクのポロシャツ姿で登場。公示前のゲリラ街宣では聴衆からのリアクションも薄めだったが、今回は壇上に姿を見せるや「待ってました!」と掛け声がかかり、演説の合間には写真撮影を求める若者が列をなした。党代表の山本太郎氏にも劣らない人気ぶりがうかがえる。」「この日、家族総出で演説を聴きに来た作家の樋口毅宏さんは、「博士は笑いと知性の両方を兼ね備えた稀有な人。政治家にならないのはもったいないと以前から思っていた。訴えられたのは、逆にいいタイミングだったのではないか。」と話した。」

 「FLASH」には「ラジオパーソナリティ人気番付」という記事があり、1位には、J-WAVE の番組をやっているサッシャが選ばれていた。FMを聴く習慣がない人間にはなかなかわからない世界だが、1位から順に、サッシャ、ジョン・カビラ、小林克也、クリス・ペプラーと続き、5位にはなんと、三遊亭鬼丸が選ばれている。6位、7位、8位には、福山雅治、桑田佳祐、山下達郎が並び、この3人を抑えて、NACK5の三遊亭鬼丸のほうが上なのだ。AM勢は、9位にようやく、辛坊治郎が登場する。自分がよく聴く番組では、高田先生は12位、ナイツは13位、大竹まことは14位にランクイン。本来なら、伊集院も上位に入っただろう。記事には 30位まで載せていたが、爆笑問題はなぜかこういうランキングにはまったく入らない。

◇ 江戸川橋・水道橋

 今日も朝から都内に。大雨の予報だったが、降りそうになく、涼しくて快適だ。昼食は、めったに行かない江戸川橋の近くで、三好弥という店を見つけ、日替わりランチのもも豚かつ味噌を食べた。900円。まだ午前中だったから空いていたが、有名人の色紙も飾ってあり、人気がありそうな店だった。

 ツイッターを見ていたら、水道橋博士が横浜で演説を行うことがわかり、しかし、そういうときに自分が都内にいるというのも間が悪い。18時からだから、帰りに寄れるかなとも思ったのだが、予定がうまくいかず、17時頃にはまだ飯田橋のあたりにいた。急いで横浜に戻れば、間に合わないこともないが、どうも慌ただしい。飯田橋から水道橋駅まで歩くと、水道橋駅の西口では、維新の青島健太がスタッフたちとビラ配りをしていた。ドームでは試合があるようで、駅から出てくるひとも多く、演説をしているわけではないから、写真は撮りにくかった。


◇ 渋谷

 水道橋から電車に乗るが、飲みものを切らしてしまい、渋谷の乗り換え時に買おうと思い、ドラッグストアがどこかにあるだろうと、宮益坂に出てみるが、意外とないもので、宮益坂を登りきってしまった。こんなことなら、飯田橋か水道橋で買っておけばよかった。そういえば、スマホのバッテリーが切れそうだ。なんだか気が変わり、ベローチェに入り、スマホを少し充電していくことにする。1時間ぐらいでベローチェを出ると、向かいにヒグチがあるのが見え、歩道橋を渡り、念願の飲みものを買えた。

 宮益坂を下り、渋谷駅に戻ろうとすると、ハチ公口のほうから妙な声が聴こえる。声に誘われるように、そちらのほうにわざわざ行ってみると、怪しげな選挙カーが停まっていて、アナウンスをリピートさせていた。クルマには高橋理洋という名前が書いてあるが、本人がそこに乗っているのかはわからず、こんなやつが本当に候補者なのかもわからないくらいだったが、広場のほうでは別の声が聴こえ、その声は置きっぱなしにしてあるスピーカーから聴こえていた。これはどうやらガーシーのものであり、こちらも本人のすがたは見えない。横着な選挙戦があったものだが、こんな奴らにも投票する馬鹿はいるのだろう。

◇ 参院選

 横浜に帰ってきたときには、19時半になろうとしていた。だいぶもたついてしまったが、20時までは街宣はやるはずだ。高島屋前だというのでどちらかと思ったが、中央通路から西口にエスカレーターをあがっていくと、聴き慣れた水道橋博士の声がする。今日は「盆ダンスパーティー」という趣向で、バスターミナルの前に盆踊りの櫓を作り、博士はその上に立っていた。この時間からはもう質疑応答になるようで、高井たかしも櫓にあがった。オーディエンスに加わろうとすると、モアーズのほうからも演説の声が聴こえ、誰がいるんだろうと、いったん離れて様子を観に行くと、こちらでは国民民主党の深作ヘススの応援に玉木雄一郎が駆けつけていた。オーディエンスの輪はこちらのほうが大きい。両方いっぺんに聴くというわけにはいかず、玉木雄一郎はあきらめ、れいわの輪のほうに戻る。博士の街宣を観るのは三度目だが、今回は山本太郎は冒頭のみに出演し、(ツイッターでも「冒頭のみの出演」と告知されていた。)山本太郎が不在の状況での質疑応答だった。当たり前だが、司会をすれば博士は上手い。過去2回聴いた演説は悲しくなるくらいにひどかったが、この質疑応答は悪ふざけなし、真摯に答えていて、意外や、こういう博士ならばとてもいいと思ってしまった。お笑いをやろうとしない博士のほうが博士らしいというのも複雑だが、皮肉でもなんでもなく、このような態度の博士ならば安心できる気がする。今日はいつもの憑りつかれたような顔つきでもなかった。どう判断していいものか。最後、スタッフのひとがポスターを配りにまわり、欲しいと思ったが、こちらにはきてくれずにもらいそこねた。どこに貼るつもりもないのに、自分からもらいにいくのは気が引けた。





 今日は本当は映画を観たいと思っていたのだが、れいわの街宣を知ったために、すっかり予定が狂ってしまった。夜遅くに帰宅し、まず、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・高田敏江)を観た。それから、「水曜日のダウンタウン」もすぐに観てしまう。番組後半は「説教早帰らせ選手権」の第2弾。岡野陽一とザ・マミィ酒井、朝日奈央と小池成、チャンス大城とインタレスティングたけしという3組が競った。スタジオのパネラー席に粗品が座っているのが珍しい気がしたが、粗品だけは、ずいぶん肩にちからが入っている感じがした。

 ツイッターからニュースを見ると、東京都の新規感染者数は 8341人になり、ぐんと跳ねあがった。Spotify のニューリリースから、元ちとせの新アルバムを聴いた。折坂悠太や坂本慎太郎が楽曲を手がけている。聴きながら眠るが、しかし、すぐに目覚めてしまい、眠りなおすが、深夜にやっぱり起きあがる。涼しいから無風で寝ていたせいか、やたらと虫に刺されてしまい、手足のあちこちがかゆい。涼しいとはいえ、汗をかいたままでいたのもよくない。

2022年7月2日土曜日

7月2日土曜日/政治の勉強

◇ ラジオ

 早朝に目覚め、暑さで火照った手足と顔を洗って冷やすところから一日が始まる。日向を歩いていたんじゃあるまいし、睡眠をとると、からだが火照るのだから異常だ。まず、ブログの更新をひとつ。それから、文化放送の「ラジオのあさこ」をつけたまま、2時間ぐらい眠りなおし、TBSラジオの「ナイツのちゃきちゃき大放送」に切り換え、これもうとうとしながら聴いていた。午後はまた文化放送に戻り、「田村淳のNewsCLUB」を。

 今日は、れいわ新選組の池袋のイベントを見物に行こうかと迷っていたが、というのも、この日にラサール石井がれいわのイベントに参加すると予告していたからで、ラサール石井がどんな演説芸を見せるのかには興味があった。しかし、ツイッターを確認してみると、ラサール石井は参加しなくなったようなので観なくてもいいかという気になった。ラサールは今日は大阪の博士のイベントに参加するようだ。つまり、博士も池袋には参加しないというわけだ。

◇ 読書

 夕方に外出し、駅前の日高屋に入り、油そばと餃子を食べた。800円。ろくに仕事もせず、食ってばかりいていいのだろうか。それから、ドトールに入り、読書をする。

 中島岳志「自民党 価値とリスクのマトリクス」を読み終えた。2019年刊、スタンド・ブックス。初出は「論座」のウェブ。中島岳志が保守の立場から、自民党の有力議員9名を、それぞれの著書をじっくりと読むことにより、その言葉を分析していく。俎上に載せられているのは、安倍晋三、石破茂、菅義偉、野田聖子、河野太郎、岸田文雄、加藤勝信、小渕優子、小泉進次郎。いや、この本はとても勉強になった。自分の理解が、今まではいかに漠然としたイメージでしかなかったか、反省し、認識が整理された。無闇に攻撃的ではない、このようなクールな分析が読みたかったのだ。具体的にはどのように分析しているかというと、政治家の仕事を「価値」と「リスク」に大別し、「価値」を横軸、「リスク」を縦軸とした図のなかに、この9名を位置づけていく。「価値」(横軸)の両極には「リベラル」と「パターナル」を置き、価値観の問題に対する権力の介入の強さを表している。つまり、介入が強ければパターナル、介入が少なければリベラル。「リスク」(縦軸)の両極は「リスクの社会化」と「リスクの個人化」を表し、リスクというのはお金の問題ということだが、さまざまなリスクに対し、それを社会全体で対応するのか、それとも、個人が対応する社会を志向するのか。後者はいわゆる、自己責任型の社会というやつだ。「リスクの社会化」は「大きな政府」、「リスクの個人化」は「小さな政府」でもあり、自民党の保守本流であった「大きな政府」路線が、「小さな政府」路線に舵をきっていった80年代から流れもきちんと解説されている。また、中島岳志は西部邁の弟子筋にあたるひとだが、たとえば、安倍晋三についてはこう書いている。P26「外交・安全保障については、当初から一貫して「日米基軸」を強調し、日米安保の強化を説いています。ちなみに安倍さんが大きな影響を受けたという西部邁さんは、一貫した日米安保反対論者でした。」 この本の刊行時にはまだ安倍政権だったが、岸田文雄についてはこの時点で、P123「岸田さんはその時どきの権力者に合わせ、巧みに衝突を避けてきた政治家です。はっきりしたヴィジョンを示さないことによって敵をつくらず、有力な地位を獲得してきた順応型で、よく言えば堅実、冷静。しかし、この国をどのような方向に導きたいのかよくわからず、何をしたいのかが極めて不明瞭な政治家です。」と分析している。あるいは、細かい分析があるいっぽうで、あとがきにはまた別のことも書かれていて、じつはこの箇所にもっとも、この著者は信頼できると思わされた。P218「一方で、文章化された言葉だけで政治家を選べばいいかというと、そうではないと思います。言葉は常に生き方や態度に裏打ちされたものでなくてはなりません。いくらリベラルな政策を提示していても、立場の弱い人に対してパターナルな態度をとるような政治家は信用に値しないでしょう。」「私の曾祖母は、小学生の私が「誰に投票したのか」と尋ねると、ひと言「男前」と答えました。彼女が言った「男前」とは「イケメン」のことではありません。政治家として信用ができる「顔つき」をしているのかを判断してきたと言っているのです。つまり、人生経験を踏まえた人間判断をしたと言うのです。」

◇ ツイッター・テレビ・配信ドラマ

 夜に帰宅し、テレビを少し観てから眠ってしまった。23時過ぎに目覚め、ラジオをつける。FMヨコハマの「HONMOKU RED HOT STREET」を聴きながら、ブログの更新をもうひとつ。深夜、ツイッターを見て、宮谷一彦が亡くなったことを知った。訃報は昨日出ていたようだが、ツイッターをあんまり追いかけていなかったから、知るのがずいぶん遅くなった。暑いときはツイッターも見ないし、テレビを観るのもいやになる。音楽を聴きながらぼんやりする時間が増えた。ツイッターからは、志らく師匠の独演会にランジャタイが出演したことも知った。アップされている写真も最高だし、その客席にいなかったことが悔しいが、いわきの会だからこれはあきらめがつく。

 深夜に、観そびれていた「ゴッドタン」の録画を3週分まとめて観た。恒例企画の「この若手知ってんのか!?」の前後編だが、最近は「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」なんかも観ているし、ここで初めて知るひとはあまりいなかった。嫌いな芸風だと思うものも少なくなかったが、パンプキンポテトフライとセンチネルは面白かった。もう1本は放送直後の「コンビ大喜利GP」。コロコロチキチキペッパーズ、Aマッソ、ハナコ、ドランクドラゴンが出演し、これは次週に続く。

 朝までに、アマゾンプライムでドラマを観ようと思い、「BRUTUS」で松本隆が紹介していた「マイ・ディア・ミスター」という韓国ドラマを観てみるが、しかし、第1話を観たかぎりでは、そこまで惹かれるものはなかった。第1話が90分弱、2話以降も70分から80分という長さとなると、なかなか気軽に続きを観るという気にもなれないなこれは。

2022年6月29日水曜日

6月29日水曜日/演説も聴くブックの日


◇ 竹橋・神保町

 早朝に目覚め、眠気で朦朧としながら、なんとかブログの更新をひとつ。今日も朝から都内に。まず、竹橋のパレスサイドビルのほうまで用があり、昼食は神保町に移動し、生姜キングという店に入り、生姜キング定食を食べた。小鉢を選べて、キムチにする。770円。この店は最近できたのだろうか、初めて気がついたが、また利用したいと思う。

◇ ブックの日

 毎月29日は「ブックの日」につき、ブックオフをまわるのが決まりになっている。午前中に用事を作ったため、まわり始めるのは午後からになった。今月はまず、秋葉原から。1店目のブックオフだが、しかし、あまり買うものがなく、景気の悪いスタートになった。アプリの300円引きクーポンを使うには、500円以上の買いものをする必要があるのだが、たった500円分を選ぶだけでも苦労する。なんとか選び出し、110円の新書を1冊、220円の新書を1冊、220円の単行本を1冊買っていく。


◇ 参院選

 今月は、れいわ新選組の街宣イベントを何度か観ているうちに、れいわ以外にも演説をいろいろと観てみたいという欲が湧いてきた。ツイッターを見てみると、街頭演説の予定を告知している候補者は多い。地方だと難しいかもしれないが、せっかく、都会にいるのだから、うまく寄れる演説はないかと調べてみると、生稲晃子が大森にやってくることがわかり、大森ならばブックオフがあるからちょうどいい。

 秋葉原から京浜東北線に乗り、大森に移動する。生稲晃子のツイッターによると、15時から大森駅の西口で演説をする予定だが、少し早く着いてしまい、ダイソーに行って戻ってきたら、生稲晃子の演説はもう始まっていた。こんな大森みたいなところに生稲晃子がいることに不思議な気にもなるが、生稲晃子は駅の入り口に向かって立ち、その後ろにはおじさんたちが並んでいる。なんだろう、このフォーメーションは。ピンクのポロシャツにピンクのタスキ、白のパンツに、ピンクのスニーカー、両腕には日焼け防止のアームカバー、口元には透明のマウスシールドをつけ、マイク片手にしゃべっている。いったい、どこに向かってしゃべっているのかわからない、ひとりごとのような演説をしている。スタッフの女性からは、ボール紙かなにかでできたチラシをひとつもらった。チラシは長方形で、右下にはまるい穴が空いていて、指を差し、うちわとしても使えるようになっている。だからといって、使いたくはないから、さっさとカバンに仕舞った。





 東口に移動すると、こちらには同じく自民党の山谷えり子がいたようだったが、それよりも、ブックオフをまわらなければならない。2店目は西友のブックオフ。しかし、ここも買うものがなく、110円の新書を1冊、220円の単行本を2冊買うのみ。つぎは川崎に移動し、まず、モアーズのブックオフに寄るが、今日はどうもだめな日で、ここでもなんとか選び出すように、110円の文庫を1冊、220円の単行本を2冊買う。

 川崎では、京急川崎駅の前で、三原じゅん子の演説があることがわかり、行ってみるが、しかし、いくら待っても始まる気配がない。そんなに遅れるかなと思い、改めてツイッターを確認してみると、17時からだと思っていたが、1時間勘違いしていて、本当は18時からだった。これは馬鹿な失敗をしたと思い、あきらめて、ベローチェに入り、アイスコーヒーと、明太ポテトデニッシュを食べた。すっかりくつろいでしまったが、しかし、わざわざ川崎までやってきて、このまま三原じゅん子を観ずに帰るのはつまらないと思い、ベローチェを飛び出し、京急川崎駅に戻ることにした。戻ったときには 19時近かったが、三原じゅん子一行はまだ駅前にいた。集まったひとたちとの写真撮影に応じているようで、もう終わるところかと思ったが、なんと、演説をまた始めてくれて、聴くことができた。三原じゅん子の演説を聴くのも初めてだったが、白手袋、白いTシャツに白いパンツ、スニーカーまで白でそろえていて、颯爽としている。生稲晃子の野暮ったい雰囲気とはかなり差があり、小さい台の上に立つだけのステージだが、立ち姿もさまになっていて、さすがは女優だと思った。話もうまく、慣れた感じで、ドスも利いている。山本太郎と同じく、芸能人としての能力の高さがしっかりと活かされていて、いや、このひとが選挙に強いのには納得させられる。10分ぐらいの演説を飽きずに聴いていたが、気がつくと、自分がいちばん前に立っていて、あたかも熱心な支持者のようになってしまった。演説を終えるとまた写真撮影に応じる時間になるが、支持者でもなんでもないからこれは参加しない。






 東海道線で横浜に戻り、ビブレのブックオフ、平沼のブックオフとまわるが、どちらも500円をぎりぎり超えるのみ。今日はじつに乏しい収穫だった。夜遅くに帰宅し、疲れきって、すぐに眠ってしまい、深夜に目覚め、シャワーを浴びた。疲れているし、暑いし、なにもできずにまたすぐに眠りなおした。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...