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2023年9月13日水曜日

9月13日水曜日/「福田村事件」の迫力

◇ ラジオ・テレビ

 ラジオをつけたままで眠っていたはずが、パソコンのバッテリーのプラグが抜けていて、ラジオが止まっていた。変な夢を見る。うちがすっかりリフォームされる夢を見ていた。その家はどうも子どものころに住んでいた家のようだった。ツイッターを覗くと、トレンドに伊集院光の名があり、なにかと思えば、伊集院光がニッポン放送の帯番組を始めるという情報が出ていた。早朝に情報が出たのか。夕方の帯番組、野球がない期間に半年限定ということだが、まあ、その後の展開もおそらくあるのだろう。

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アンタウォッチマン!」はAマッソの特集。2015年に放送された「笑けずり」というNHKの番組は観ていなかったのだが、Aマッソはそこでサンドウィッチマンと共演しているんだ。VTRでは「笑けずり」に一緒に出演していたぺこぱの証言、そして、爆笑問題の証言もあった。特集のほか、番組最後には「徹座」の追悼公演の様子も伝えられる。

 午後から外出。あまりにも余裕がないのに、正気の沙汰ではないとは思うが、映画を観に行くことにする。いろいろと先手を打っていたつもりだったのだが、すべて裏目に出ている。京浜急行に乗り、黄金町まで。駅のすぐ近くのまいばすけっとに寄り、パンをひとつ買って食べておく。


◇ 映画

 シネマジャック&ベティにて、森達也監督の「福田村事件」を観る。15時10分の回。水曜サービスデー、1200円。サービスデーとはいえ、平日の昼間なのにほぼ満席だったんじゃないか。席に着くと、両側のひじ掛けのドリンクホルダーにペットボトルがあり、しかし、右側の席のひとはあとからやってきて、どうやら右側のペットボトルは忘れもののようだ。右側の席のひとに確認し、上映前にスタッフのひとに渡してくる。映画の前に余計な仕事をさせられた。さて、早く観たい観たいと思っていた「福田村事件」。森達也初の劇映画ということで、とても期待していた。映画は福田村事件という実際にあった事件を題材にしている。関東大震災後の混乱のなかで発生したこの事件のことは、この映画が作られるまで知らなかった。香川県からやってきていた行商団が、言葉に訛りがあることから朝鮮人と疑われ、自警団たちに殺されるまでに発展していく。その事件の手前には、朝鮮人差別とデマの流布があった。これがまず、きわめて現代的なテーマだ。制作資金はクラウドファンディングで集められた低予算映画ながら、意気に感じたのは俳優たちもそうで、驚くような魅力たっぷりなキャストが集結している。物語をぐいぐい引っぱっていくスター俳優たち、なかでも、田中麗奈がこのような問題作に出演するとはやや意外性があるじゃないか。「がんばっていきまっしょい」のころには、舟の上でまさかこんなことになるとは思いもよらなかった。ほかにも個性的が強いキャストがそろい、序盤から強烈な異物感を放っていたのが水道橋博士だ。あの絶妙に偉そうな感じ、役柄にハマり、さまざまな疑惑もオーバーラップする。映画賞もありえるんじゃないだろうかと思ったが、「東スポ映画賞」が続いていれば確実だったのではないか。そして、俳優たちの魅力に惹き込まされたそのドラマが、転がりだしていく迫力。能動的ではない観客でさえ引きずり込むちからがこの映画にはきっとある。なにが起きるかはわかってるのだけど。いや、わかってるからこそ怖くなるというほうが正しいか。しかし、正直に言えば、欠点もなくはないのだけど、そんなことは問題にならないくらいに魅力に満ちた映画だった。これほどどきどきさせられ、観終わってから呆然とするという映画体験もひさしぶりのこと。いやあ、すさまじい映画だった。


 映画の興奮を誰かにしゃべりたいくらいだったが、雲雀洞は閉まっていた。イセザキモールを関内方面に進み、17時半過ぎにようやく昼食。イセザキモールの裏通り、東北大飯店に入り、蒸し鶏の定食を食べた。660円。この店は二度目。カトレヤプラザのGUに寄り、黒のチノパンを買う必要があったのだが、値段が高く、代わりにシェフパンツというのを買ってみた。ブックオフにも寄るが、ビームせどりがいて、いいものは先におおむね取られてしまったようだ。せどりの先まわりをして、220円の新書を1冊だけ買う。横浜駅まで歩き、平沼のブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊買う。

◇ ポッドキャスト・ラジオ・テレビ

 夜に帰宅し、疲れてしまい、横になり、Spotify でポッドキャストを聴いた。「福田村事件」で検索してみたら、「植竹公和のアカシック・ラジオ」の最新回のゲストが水道橋博士だった。9月8日の配信。昨年の出馬から、選挙、当選、鬱病について、そして、後半では「福田村事件」の話をしている。「森達也塾プラス」というポッドキャストも見つけ、これも聴いてみた。森達也「エンタメにしなきゃいけない、映画は。やっぱり、なんといっても映画ってエンタメですから、最終的には。そんな啓蒙的な教条的な作品にする気はかけらもないです。だからまあ、エンタメとして、もちろんエンタメだけど、いろんなエンタメがありますから。刺さる映画にはしたいと思って作りました。」




 2時間ぐらい眠り、深夜に起きあがる。今夜は蒸し暑い。からだがまだ熱をもっている。録画していたテレビ番組をいくつか。「ニュース7」は、岸田首相の内閣改造の会見の中継から始まり、放送時間が延長されていた。「水曜日のダウンタウン」には、スーパー・ササダンゴ・マシンがプレゼンターとして登場し、前半は「正体バレたら即脱落マスクマン旅」という企画。現場の仕切りはケンドーコバヤシが務める。正体がバレなかった優勝者は誰なのかは明かされないままで終わった。後半は「久々に見た芸能人のキャラが3倍増しになっててもまぁそんなもんかと思っちゃう説」。囲碁将棋、パンサー尾形の食レポロケに同行する桑野信義の箸使いが3倍奇妙になり、あとから林家ペー・パー子も加わり、スタッフの顔を見ただけで誕生日がわかるという特殊能力を発揮する。そこからさらに、魚料理の漁獲時期、釣り人の誕生日、キジの剝製の捕獲日も当てていくという展開に笑わされた。

2023年3月3日金曜日

3月3日金曜日/テントが建っていた

◇ テレビ

 早朝から少し眠り、それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は「せっかく集まったから何か撮りましょうよ芸人」。本当は「井森美幸大好き芸人」を収録する予定だったのが、リーダーの山里が体調不良のために延期になり、急遽、このような企画になった。三村マサカズ、川島明、土田晃之、ビビる大木、ノブコブ吉村、アンガールズ田中というメンバー。まずは、背の順に並んでみるところから始まり、これだけのメンバーが集まりながら、かなり行き当たりばったりな展開になるが、最終的には「三村大好き芸人」にたどりつく。2丁目劇場にバカルディが出演したときに雨上がりと4人で飲みに行った話など。エンディング前には笑福亭笑瓶を追悼するVTRがあった。「ありがとう笑瓶さん」のテロップとともに、第1回「メガネ芸人」の映像が少し流れる。「アメトーーク!」の「〇〇芸人」というスタイルはここから始まったのだ。

◇ 東京・新橋

 昼前から外出。あとの予定を考え、まず先に昼食を済ませてしまう。横浜駅の星のうどんに寄り、素うどんとミニカレー丼のセットを食べた。620円。それから、今日も都内に。東京駅の正面の広場に出てみると、皇居のほうまでテントがいくつも建っている。東京マラソンの準備かなと思ったが、東京マラソンにはさほど関心はないし、たしかめることもしなかった。




 夕方になり、腹が減ってしまい、ニュー新橋ビルの岡もとに入り、肉めしを食べた。759円。スマホのバッテリーがピンチだが、充電休憩はせず、それよりも早く帰る。帰りの電車内は読書。

 夜に帰宅し、まずは録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・NiziU)を観て、それから、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。こちらのゲストは林家ペー・パー子。聴きそびれていた先週金曜の「ビバリー昼ズ」も聴いた。先週のゲストはビートきよし。Spotify では、デ・ラ・ソウルの初期作の配信が始まった。CDももってないし、ちゃんと聴いたことがなかったからありがたい。

2022年11月17日木曜日

11月17日木曜日/余談はいくらでも

◇ テレビ

 午前中は録画していたテレビ番組をあれこれと。昨日の「徹子の部屋」は、林家ぺー・パー子がゲスト。先日出演した冨士眞奈美と岩崎リズの親子からメッセージがあり、どんな縁かと思えば、ぺーさんからそれぞれに年賀状が届いたのだという。冨士眞奈美が言うには、林家ぺー・パー子から年賀状が届くことは、芸能界のなかではひとつのステイタスなのだと。冨士眞奈美と一緒に撮った写真も出されていたが、奇しくも、冨士眞奈美が俳句の会で北とぴあにやってきたときのものだそうで、近所だから行ったというようなことを話していた。そのほか、改めて知る話も多く、ピンクを着るようになったのは、テリー伊藤に派手になるように言われたのがきっかけだったとか、あるいは、林家三平の伴奏をするアコーディオン奏者がこれなくなったときに、ギターを弾くことになり、営業先で伊東四朗や小野ヤスシに教わり、なんとなく適当に覚えたものであるとか。パー子は入門前は歌手志望で、藤圭子とレッスンをしていたというのはわりと知られる話かもしれないが、ぺーさんの髪型は郷ひろみのお母さんが経営する美容院でやってもらっていたとか、こんな余談がいくらでも出てくる。ぺーさんは寄席に出るときには鶯谷から浅草まで歩くんだそうだが、健康については、「徹子の部屋」に横山隆一が出たときの記憶が語られ、スイス人はミルクを飲んで元気だと言っているのを聴き、それ以来、ずっとミルクを飲んでいるのだという。

 昨夜の「あちこちオードリー」は、清水ミチコとシソンヌ長谷川がゲスト。長谷川の経歴をよく知らなかったのだが、もともとはショーパブに出演していたんだそうで、その点でオードリーとも通じ合うものがある。そのショーパブ時代のコンビと、いったん、ルミネにまで出演するようになっていたのに、それから、NSCに入りなおしたというのだから異色だ。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「ナイツ ザ・ラジオショー」。ナイツは昨夜の「ナカハチ・オン・タイム」の話をぜんぜんしなかったな。

 午後、近所の郵便ポストまで投函に行き、そのあとはどうも気力が湧かず、横になり、ラジオを聴いていた。読書しようとすると、すぐに眠くなる。Spotify のニューリリースから、オリジナル・ラブの新アルバムを聴きながら、2時間ぐらい眠った。

 夜、TVer で「エルピス」の第4話を観て、続けて、ダウ90000 のスピンオフドラマも一気に観てしまう。0回、1回、2回と計3本、各10分前後。それからまた、録画していたテレビ番組を。観そびれていた「ニューヨークと蛙亭のキット、くる」を3週分まとめて。今月2日に放送された回は、ニューヨークの同期2組が登場した。そのうちのひと組、「ぐりtoとく」はピン芸人同士の男女コンビ。女性のほうは「ぐりふぉん」という名で、過去には、紅しょうが稲田、3時のヒロイン福田とコンビを組んでいたという。

 録画の再生を停めたタイミングで、放送中の「千鳥のクセがスゴいネタGP」に志らく師匠が登場しているのをちらっと目にした。師匠が昔からやっている土方のコントのようだったが、この出演は知らず、知っていたら録画したのに、しそこねてしまった。

 ツイッターからは「M-1」準決勝進出者の発表を知った。期待どおり、ウエストランドが残っている。現在のコンディションを把握しているのはタイタンのウエストランドとキュウくらいだが、ここを残したかというかなり面白いメンバーが残されている。なんと、ランジャタイは落ちてしまった。見取り図、インディアンス、モグライダーも落とされている。ツイッターからはもうひとつ、日本エレキテル連合の中野聡子が癌になり、単独ライブが中止になるというニュースも目にした。今後は、タイタンとは業務提携というかたちになるようだ。

 金の心配があり、そうなると、あらゆることが手につかなくなり、生活がみるみるがたがたになっていくから困る。夕方に眠ったから、眠気が飛んでしまい、深夜、ブログの更新をひとつ。途中まででやめようかと思っていたが、調子が出てきたので仕上げてしまう。ブログに取り組んでいるときには精神は落ち着くようだ。ほかにも仕事を片づけてから、深夜3時半頃に眠る。

2022年3月2日水曜日

3月2日水曜日/川崎に寄り道


◇ 霞が関・川崎

 朝から都内に。また霞が関まで行くことになり、昼は虎ノ門に出て、昼食にはまだ少し早い時間かと思ったが、ランチタイムサービスの貼り紙を店頭に見て、リトルタイガーという店に入り、虎ノ門カレーというのを食べた。380円。セルフサービスで、ゆで卵とコーヒーがついたが、あとからやってきた客たちは、ほとんどみんな、店に入るとすぐにゆで卵を手にとり、それから席に着いていて、じつに慣れている。

 新橋駅まで歩き、東海道線で川崎に移動する。モアーズのブックオフに寄るが、しかし、まるで買うものがない。雑誌の棚から、林家ペーの本をなんとか見つけ、220円の本を、100円引きクーポンを利用して買った。銀柳街に出て、トイレに行きたくなり、チネチッタのほうまでまわるが、チネチッタの裏のあたりをひさしぶりに歩いてみると、ちょっと歩いたところにロック座はまだしっかりとあるし、ソープランドがいくつもある。この街のいかがわしさを長らく意識せずに過ごしていた。おもて通りに戻り、ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、あんぱんを食べた。昨日読んだ「BRUTUS」の歌謡曲特集がまだ効いていて、Spotify で、BOOWY やチェッカーズをしばらく聴き、それから、ラジオを聴きながら、少し眠る。そのあとにようやく読書を始めるが、衝立ひとつ隔てた隣りの席の客が、電話でしゃべっていてうるさい。うるさいからもう出ようかなと思っていると、別の客が注意してくれて、電話がうるさい客は外に出ていった。せっかく静かになっても、店に入ってから3時間も経つので、自分も出ることにする。近代書房に寄り、外の百均から、中上健次特集の雑誌を2冊買った。朋翔堂にも寄るが、こちらではなにも買わなかった。



◇ 読書

 川崎から東海道線に乗り、横浜に戻り、もう少し読書したく、東口のドトールに入った。柄谷行人「世界史の実験」を読み終える。2019年刊、岩波新書。あとがきによると、丸善ジュンク堂で行われた講演をもとにした本で、世界史の本かと思って読むと、柳田国男論について多く語られている。難しいとは思いながらも、しかし、語り口のうまさのせいか、あまり苦労なく読み進められた。ノマドについて書かれたところ(P114~)などは興味をもって読んだが、定住以前のノマドと、定住以後のノマドがあるというのは、言われてみればそうだ。前者が「山人」、後者が「山地民」であり、柳田はこれらを区別した。遊牧民や芸能的漂泊民は山地民に類似し、柳田の考えでは、日本の武士は山地民であったという。「このタイプのノマドは、現存する国家に対抗するとしても、国家それ自体を否定するものではない。むしろ新たな国家を作り出すだけである。」「重要なのは、定住農民に依拠したと見なされる柳田国男が終生追求した「山人」こそ、まさに網野がいう「原無縁」に対応するということである。私自身はそれを、「原遊動性」(U)と呼んでいるのだが、それは定住以後には失われ、また忘却されたものである。それについて実証的に語ることはできない。」

 ぽつぽつと雨降りになった。夜遅くに帰宅し、タイムフリーでラジオを聴いているうちに眠ってしまう。深夜に目覚め、ラジオを聴きなおしながら、オンライン将棋を1局指し、待った10回の挙句、あきらめて負ける。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...