ラベル 立川談春 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 立川談春 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年10月8日日曜日

10月8日日曜日/再び人間国宝

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「NHK短歌」は10月の2週目、ゲストは井上咲楽。伊集院光と佐久間宣行の「勝手にテレ東批評」は、昨日からレギュラー放送が始まる。1回目のゲストはノブコブ吉村。佐久間は女子アナを「お前」と呼ぶタイプの男。ここで語られていた的場浩司のパンの番組は実際に観たが、面白そうで面白くない番組だった。この「勝手にテレ東批評」ではその面白そうな部分が語られている。

 昨夜の「ぴったりにちようチャップリン」は「新しいお笑いのリーダーズ VS 伝統的お笑いのベテランズ」という特集。ツンツクツン万博、ななめ45°、徳原旅行、おしみん守谷(おしみんまる&守谷日和)が出演した。おしみん守谷がやっていた早口言葉のコントを観て、内村が「「お笑いスター誕生!!」でこういうひとたちいたなあ」と懐かしがっていたのは、おそらく、コントらぶこ~るのことだ。

 先週土曜の「さまぁ~ずのさまラジ」は伊集院光がゲストだったのに聴き逃してしまい、これは YouTube で探して聴いた。昨日の「木梨の会」は、Spotify のポッドキャストで聴く。誰が登場するかわからない番組で、この日は冒頭から、ますだおかだ岡田がひとりでしゃべり始める。


◇ 狂言

 昼から外出。電車のなかでツイッターを見ていたら、なんと、談春師匠がツイッターを始めていた。なぜ今さら。平沼橋まで乗り、紅葉坂まで歩いていく。まいばすけっとに寄り、パンをひとつ買って歩きながら食べる。

 月イチ恒例、横浜能楽堂の「横浜狂言堂」に。今回は早くからチケットを予約していた。スマホの画面にQRコードを出し、機械に読ませて入場する。ひさしぶりに中正面の席、いちばん後ろの通路脇をとった。今日は人間国宝の山本東次郎が出るからさすがに人気で、だから早く予約しておいたのだが、やはり完売なのだろう、いちばん後ろにはパイプ椅子の補助席も出している。14時開演。この「横浜狂言堂」は、いつも、最初に演者のひとりによるお話(解説)の時間があるのだが、山本東次郎は前回の出演時と同様、今回もその時間は最後になっていて、いきなり狂言が始まる。前半の演目は「縄綯」。これは山本東次郎は出ない。太郎冠者が山本則重、主人が山本則孝、何某が若松隆。休憩を挟み、後半はいよいよ山本東次郎が登場。演目は「月見座頭」。山本東次郎は盲人の役。最初に登場し、ひとりだけで演じる場面がたっぷりとあった。上京の男は山本則孝。あとの話でもあったが、狂言は親切な演じかたはしないし、物語があたまに入っていないとちょっと難しいところはあるな。そして、最後は山本東次郎のお話の時間。前回もそうだったが、すごいスピードの小走りで再登場する。山本東次郎は、なんと、先月にコロナにかかり、それでも、病後にすぐ舞台を務めるが、数日経つとまた体調がすぐれなくなったという。昨夜も微熱があったようだが、いや、観ることができたのはありがたいが、休んでもよかったんじゃないのか。さきほどの「月見座頭」では、座頭の杖がやや遠くに転がってしまった場面で、山本則孝が気を利かせて歌を長く歌ったそうなのだが、東次郎は素人ならばそれでいいけれどもと言い、やりながらむっとしたといって、客を笑わせた。今回も質疑応答があったが、質問は2名しかあがらず、あまり盛りあがらなかった。最後には舞があり、後見が4人出てくる。舞の説明をするのに言葉が出てこないところがあり、高齢だからとは思うものの、先にコロナの話を聴いてるからちょっと心配になったが、しかし、舞になると、さすが、キレがいい。山本東次郎がもっと若い時期に出会いたかったものだが、出会えただけ幸運か。上演時間はいつものこの会よりも長くなり、終演は16時を過ぎた。

 能楽堂の外に出ると、小雨が降っている。いつもどおり、図書館をまわるが、17時には閉まるからのんびりはしていられない。県立図書館に寄り、2冊借りる。中央図書館にも寄り、5冊返し、また5冊借りた。


 桜木町駅まで歩き、駅前の川村屋にひさしぶりに入った。とり肉そばを食べたかったが、売り切れていて、天ぷらそばにする。460円。ぜんぜん知らなかったのだが、今年の3月に閉店し、9月に再オープンしていたということを少し前に週刊誌の記事で知った。この周辺にはしょっちゅうきているくせに、この店の前は意外と通らないのだ。動く歩道を通り、ランドマークプラザに進むと、館内の広場ではジャズのライブをやっていた。昨日今日と「ジャズ・プロムナード」もやっていたんだけど、なかなか見物する時間は作れないもんだな。クイーンズタワーのベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をし、読書をする。図書館でまた新たに7冊も借りてしまったのだから、どんどん読まねばならない。



◇ テレビ・ニュース

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」は、やっぱり、ジャニーズのNGリストが話題の中心だ。会見の司会を務めた松本和也アナが金曜にコメントを出していたこともここで初めて知った。そのリストに掲載されていた鈴木エイトと、そして、やはり会見に出席していた山田美保子がスタジオに出演。同じく、会見の場にいた石戸諭もVTRでコメントをした。太田が「前回の会見では、エイトさん、別にそんなに手厳しい質問したわけじゃないですよね?」と訊くと、エイト「長ったらしく話したわけでもないし、別に、人権のところを侵害するような話をしたわけではないので、ちょっと見当がつかないですよね、これだけじゃ。」 と、皮肉がこもっている。ジャニーズのあとは、加藤久美子の独自取材によるビッグモーターの社名変更計画を扱う。この番組は加藤久美子を「クミコ」と呼び始め、「エヴァ」風の次回予告をする悪ノリぶり。続いては、鈴木エイトがまた登場し、旧統一教会に訴えられたことについて。そのあとには鈴木宗男がロシアを訪問した話題を扱い、中村逸郎がスタジオで解説した。スタジオゲストには、王林がこの番組には初登場。王林がハマっているというツンツクツン万博の「ピッツァマン」の映像が少し流れた。

 今朝の「ワイドナショー」は、ハシヤスメ・アツコが初登場のほか、田村淳、アンガールズ田中、乙武洋匡というメンバー。ハシヤスメ・アツコは事務所がホリプロに変わったんだそうで、バラエティ番組でよく見かけるのはそのせいか。もちろん、こちらの番組でもジャニーズの問題を扱う。なぜこの問題を今まで報じられなかったのか、田村淳が自身の YouTube で検証したというのだけど、いや、バラエティ番組でそのことを触れなかったのは誰も不自然には思うまい。報道の問題なんだよ。NGリストの問題はCMをまたいだあとに扱い、井ノ原が取材陣をなだめて拍手が起きたという場面も、SNSからそのことは知っていたが、その映像はここで初めて観た。芸能レポーターの長谷川まさ子もその会見の場にいたそうで、指名候補リストのほうに駒井千佳子が入っていたことについても触れられる。淳はラジオでも言っていたが、鈴木エイトに質問をぶつけてもらいたかったとこの番組でも言っていた。

 NHKの「ニュース7」を観ると、ハマスのイスラエル攻撃がすさまじいことになっている。深夜1時半頃に眠る。

2023年8月28日月曜日

8月28日月曜日/ざるうどんを食べた

◇ 品川

 朝に起きあがり、ブログの更新をひとつ。午前中から外出。先に昼食を済ませてしまいたく、横浜駅の星のうどんに寄り、ざるうどんとミニカレー丼のセットを食べた。640円。それから、横須賀線に乗り、都内に。電車内で眠っていたら隣りに少し傾いてしまったようで、隣りの男に強く押し返され、むかっときたが、そいつの手を見るとビニールの手袋をはめていて、なんだか妙なやつだった。夜には品川のほうに移動し、港南口のマクドナルドに寄ろうとしたが、ここは狭くていつも混んでいる。インターシティのマクドナルドにも行ってみるが、入ってみると、こちらは冷房があんまり効いておらず、やっぱり入るのがいやになる。くまざわ書店を覗き、上階のベンチでひと休みしてから、東海道線で帰ってくる。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・マッハ文朱)を観て、それから、昨夜の「Love Music」を観る。新しい学校のリーダーズが出演したが、SUZUKA が体調不良で欠席。しかし、いつもの自己紹介をどうしてもやりたいので、森高千里が加わり、代わりにやってもらっていた。トークでは、それぞれが影響を受けた音楽について語る。MIZYU は小学6年生から中学2年生まで、きゃりーぱみゅぱみゅのバックダンサーをやっていたんだ。KANON は倖田來未のファン。RIN さんはひとりだけ、ごりごりのヒップホップファンなんだな。パフォーマンスはなく、ライブの映像から「最終人類」がオンエアされたのだが、SUZUKA が欠席したためにこうなったんだろうか。この回には Klang Ruler の出演もあって、てっきり、新しい学校のリーダーズと共演があるのかと思っていたが、Klang Ruler は Klang Ruler だけで「飛行少女」を演奏した。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、高田先生がいきなり新しい学校のリーダーズの名を出していた。それから、若林と星野源のネットフリックスの番組をぜんぶ観たといって、その話をする。高田先生、さすがだな。12時台ゲストには、立川談春と小春志の師弟が出演。立川流の孫弟子で、真打昇進時にゲストに呼ばれたひとなんて今までいないんじゃないか。しかし、ちょっと硬い感じがする。番組をエンディングまで聴くと、エンディングでは「オトナブルー」が流された。

 ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」に、安倍昭恵夫人が南部虎弾の誕生日イベントにお忍びで訪れていたとの記事があった。深夜1時過ぎに眠る。

2023年4月7日金曜日

4月7日金曜日/ずぶ濡れ・くたびれる

◇ 麹町・永田町・渋谷

 朝から都内に。雨の予報なので、傘をもって出る。家を出るなり、風が強くてたまらない。昼食は麹町、銀菜という店に入り、ランチメニューのニラレバ定食を食べた。748円。この店は何度か入っている。永田町駅のほうに歩いていくと、都道府県会館の地下、改造社書店というのが気になり、ちょっと覗いてみたくなった。こじんまりとした店内、右側の棚にはやっぱり政治関連が多く、上向きに立てて並べてある新書の背表紙の上に重ね、数冊ずつ平積み、あるいは、面陳してあるような工夫がいい。左側の棚には旅行ガイドが多かった。都道府県会館だからか。文芸書や趣味の本はほとんど置いてないようだった。なにも買わないのにじっくりと棚を眺めていたら、「なにかお探しですか?」と店のおじさんに声をかけられ、ちょっと気まずかった。ここは老夫婦でやっているお店のようだ。


 外に出ると、風が強くなり、うなるような音をたてる。麹町のベローチェに入り、ひと休み。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。三浦瑠麗と談春師匠が「FRIDAY」に撮られたことをここで初めて知った。明治座の「立川流三人の会」のロビーで三浦瑠麗を見かけ、落語が好きなことも知らなかったから、なんでこんなところにいるんだろうと思ったくらいなのだが、あのあとに談春師匠と会っていたとは驚いたな。さっそく、楽天マガジンでその記事を確認する。「FRIDAY」には坂本龍一の追悼記事もあり、ついでに、今日配信されていた「週刊ポスト」も読むと、たけしの連載でもやっぱり坂本龍一を追悼していた。「戦場のメリークリスマス」撮影時の思い出を語っている。「これで、生き残ったのはオイラだけになっちゃったよ。」

 ベローチェを出ると、雨が降った形跡があり、あれっと思ったが、ここで初めて、傘をあるところに置き忘れてきたことに気がついた。馬鹿だな。つまらない損害ばかりする。麹町から渋谷経由で帰ることにし、渋谷に寄ることもしばらくなかったから寄りたかったのだが、地下からセンター街に出ると雨が降っている。雨に濡れながら、まんだらけにわざわざ寄ったが、なにも買うものがなく、いよいよ面白くない。ビニール傘を買いなおしてしまおうかと、ツルハドラッグに飛び込むが、800円もするので阿呆らしくて買えなかった。雨に濡れながらセンター街を抜け、渋谷駅に戻ってきた。

◇ テレビ・ラジオ

 雨は止まず、ずぶ濡れになりながら夜に帰宅する。録画していたテレビをいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・樋口恵子)を観て、それから、火曜の「さんま御殿」を観る。この日は3時間スペシャル、2ブロック目には爆笑問題が登場した。ウエストランドも共演、野間口徹が初登場のほか、芳根京子、松本若菜、後藤真希、みちょぱ、岩井勇気、陣内智則、エルフ、もう中学生といういいメンバーだった。

 タイムフリーで、聴きそびれていた「爆笑問題カーボーイ」もようやく聴くと、オープニングではまず、「SAYONARAシティボーイズ」について語っていた。太田が文化放送の西川あやのの番組に出演したときに会ったシティボーイズの話。そのあとには「ビバリー昼ズ」に出演した大崎洋を話題にする。大崎の本について、「俺は一気に9回読んだけどね。」と太田。大崎と坪田信貴が「ナイツのちゃきちゃき大放送」に出演した際、太田の小説に嫌味を言っていたようで、そういえば、これも聴きそこねていた。Spotify のポッドキャストで、先週の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を確認すると、大崎洋と坪田信貴が出演したそのトークもポッドキャストになっていて、聴くことができた。この日は、11時台のゲストには戸田恵子が登場し、これも聴く。

 今日の「トーキョー・エフエムロヒー」もタイムフリーで聴いたのだが、ヒコロヒーが「NHK短歌」に出ることは知っていたが、初回はもう放送されてしまっていたのか。観たかったのに録画しそこねてしまった。再放送も今日の昼に終わってしまったようで、ならば、NHKプラスで観てみようかと、ログインしようとしたら、それができなくて困った。一度、登録はしているはずなのに、パスワードを確認するための入力をしても、メールが送られてこない。しかたがないから、登録をしなおすが、これはすんなりとメールが届く。登録しなおしてわかったが、これは仮登録で、本登録せずに放っておくと、解除されてしまうようだ。以前はなんの番組を観るためにどうやって使ったのかも覚えていないのだが、ファイヤーフォックスでは観ることができないようで、そんな馬鹿なと思ったが、しかたがないから、スマホにアプリを入れてスマホで観ようと思うが、ここまでの作業でくたびれて、もう観る気力が失せてしまった。

 寝っ転がって、スマホからインスタを見てみたら、新しい学校のリーダーズが「THE FIRST TAKE」に登場したというので、これは YouTube でさっそく確認した。23時頃には眠る。

2023年3月29日水曜日

3月29日水曜日/「立川流三人の会」

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。録画していた昨夜の「午前0時の森」を観ると、今週はもちろん、水卜アナの結婚を話題にする。中村倫也からの手紙も読まれ、TAIGAさんからは花束の贈呈、山里亮太も登場した。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「ナイツ ザ・ラジオショー」だが、今週の「ラジオショー」はナイツが春休みで、今日は伊集院光が代打を務める。となると、「ビバリー」のエンディングにも注目せざるをえない。昇太師匠と伊集院のクロストークというのはなかなか珍しいんじゃないだろうか。そして、「ラジオショー」は伊集院と安藤なつという顔合わせ。この関係性も面白いのだが、家を出なければならないので、これはまた改めてタイムフリーで聴こう。

◇ ブックの日

 午後から外出。今日は夜に予定があるのだが、ブックの日でもあるので、それも無駄にはできない。まず、いつもどおり、鶴ヶ峰のブックオフに。ブックの日のクーポンを使用するには500円以上の買いものをする必要があり、たった500円の本を選ぶのに苦労する日もあるのだが、今日はすんなりといい本を見つけられた。そのクーポンだけでなく、鶴ヶ峰店はブックの日には2割引きにもなるから利用しない手はないのだが、さらに、水曜は雑誌がなんと半額だった。文芸誌を2冊選び、これらがそれぞれ半額、それと、110円の文庫本と新書を各1冊、これが2割引きになり、さらにアプリのクーポンで300円引きとなる。これだけ買って、計300円弱。鶴ヶ峰店はすごい。


 鶴ヶ峰から横浜に移動し、先に昼食にする。五番街の龍王を覗いてみると、この店はよく行列ができているのだが、行列がなく、今がチャンスとばかりに入ってしまう。にんにく醤油のレバー丼を食べた。大盛り無料、600円。そして、ビブレのブックオフに。ここもすんなり、500円を超える。今日みたいに、あとの予定があるときは助かる。110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊、ついでに、550円のCDも1枚。もう時間に余裕がなく、今月は2店だけしか寄れなかったが、しかし、思いのほか、いい買いものができた。





◇ 落語会

 横浜から東横線、中目黒から日比谷線に乗り換え、はるばる人形町まで。高田文夫プロデュースの公演「立川流三人の会」を観るため、明治座に。すぐに完売してしまい、一度はあきらめたチケットだったが、追加で販売された立見席の情報を運良く知ることができ、朝から並んでまで買ったのが今月10日のこと。そこまでしてチケットを買うこともひさしぶりだった。今日の公演は昼の部と夜の部があり、観るのは夜の部だが、昼の部も気になり、こうそわそわする公演もめったにないのだが、昼の部の情報もツイッターからチェックしつつ、夜の部のチケットをゆずるというツイートを目にして、リツイートしたりもしていた。開演30分前には到着。明治座だから幟が立つのだろうかと期待したが、さすがに今日は一日だけの公演だから幟はないのか。飾りつけもなんにもないのがやや寂しい。手指の消毒をして入場。入り口ではステッカーが配られ、これが唯一の記念の品。まず、3階席(建物は4階)まであがり、席を確認する。客席のいちばん後ろの通路の床にテープが貼られ、囲われているところが立見席。一応、正面の真ん中寄りの場所で、立見席のなかではいい席だ。しかし、開演までこんなところに突っ立っていても疲れてしまう。立見席とはいえ通路だから、カバンを置きっぱなしにするのもまずいかと思い、カバンをもって下の階に降りる。トイレを済ませ、開演が近くなるまでソファーベンチでくつろいでいた。

 18時開演。幕が開くと、舞台の上には桜が咲いているセットになっている。まず、高田先生が登場し、「中条きよしです。」「道端ジェシカです。」 と自己紹介する。そして、高田先生に呼び込まれるかたちで、志らく、談春、志の輔が順に登場した。出番順は決められておらず、それを決めるジャンケンが最初にあるという趣向。最初に談春が勝ち、談春はたしか二番手を選んだはずだ。志らく、志の輔のジャンケンは志の輔が負け、トリは志の輔かと誰もが思ったが、勝った志らく師が、なんと、トリを選んだ。主役を志の輔には譲りたくないということか。昼の部は談春がトリで「文七元結」をやったので、負けじと、志らく師も「文七元結」でトリをとると宣言した。最初に二番手を選んでいたはずの談春師は、高田先生たちがそれを聞いてなかったようで、早く決めろよと急かされるようにして、談春師は初めて選ぶように一番手を選んだ。一番手として、改めて高座に登場した談春師、思い出話を語り始め、これが止まらない。いちばんセンチメンタルなのは談春師だ。しっとりと「宮戸川」をやり、続いて、志の輔師が登場。談春師に誘発されたかたちで、志の輔師も家元の思い出を語る。昼の部では「親の顔」をやったようで、この位置ならば夜は古典を聴けるかと期待したら、「みどりの窓口」だった。家元に新作を褒められたエピソードからこの噺に入った。志の輔師の新作に対するこの執着はいったいなんなんだろうか。二席終わり、休憩に入ったときには19時半。予定よりも延びている。下の階のロビーに降り、座りたいのだが、席はあっという間にとられてしまい、反対側までぐるっとまわり、ようやく座れる席を見つけた。ロビーぐらい、立見席の人間に座らせてくれと思うよ。30分の休憩を終え、席に戻る。立見席はすべて売れているはずなのに、左隣りが空いたまま、この客は現れそうにないから、左側に少し移動し、のびのびとスペースを使わせてもらうことにする。後半はトリの一席のみ、志らく師匠が登場。宣言どおりに「文七元結」をやった。志らく師のここぞというときの勝負強さがさすがだった。志の輔師匠がトリだったら勝負は賭けなかったんじゃないか。志らく師の高座は45分ほど。結果的に、昼の部と夜の部が対のように、いいバランスの会になった。エンディングでは、また全員が勢ぞろい。志らく師の口調が馬生師匠にそっくりと談春師、志らく師がやっている最中、裏では談春師と志の輔師がそんなことをしゃべっていたようだ。志らく師には同時通訳が必要だと突っ込み、志の輔師には耳が聴こえないと突っ込む、この3人がそろい、いちばん楽しそうにしていたのは談春師だった。この「立川流三人の会」はこれが3回目。過去2回はチケットは買えず、観ることがかなわなかったが、過去2回のときは談志師匠はまだ元気だった。今日、楽屋にはそれぞれの弟子はたくさんきていたが、兄弟弟子はひとりもきていなかったという。


 終演後、大混雑のなかを下の階に降りていくと、あれっと思って、何度もちらちら見てしまったが、ロビーに三浦瑠麗のすがたを発見した。この会に三浦瑠麗とは意外な、しかも、大変なときではないのかと思ったが、三浦瑠麗はどういうわけかマスクもせずにいた。外に出たところで、広瀬和生も目撃する。外に出ると、まさかの雨降り。少し離れたまいばすけっとまで走り、ビニール傘を買った。帰る前にひと息つきたく、人形町のマクドナルドに寄っていく。スマホの充電もしたかった。アイスコーヒーにドジな店員がミルクをふたつつけ、3階の席まで上がってしまってから気がつき、取りに戻るのもめんどうだから、ガムシロップなしで飲む。1時間ほどして外に出ると、雨は止んでいた。なんという間の悪さ。

 帰宅は深夜0時を過ぎる。今日は家を出る前に録画残量を作ったつもりでいたのに、勘違いしていたようだ。「あちこちオードリー」が途中までしか録画されておらず、「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」の最終回はまるまる録りそこねてしまった。これは悔しいな。楽しい一日かと思えば、なにかしら失敗している。眠る前に、これはきちんと録画されていた「水曜日のダウンタウン」だけ観る。「隠れた友達が全く見つからず見つかるのは見ず知らずの子供ばかりだったら幼稚園児でもさすがに恐怖感じる説」というのはひどかった。幼稚園児をドッキリに仕掛けるのは絶対にやめるべきだ。どれだけギャラが出るのか知らないが、これを許可する親もひどい。深夜2時頃に眠る。

2023年3月15日水曜日

3月15日水曜日/17時に閉まるとは

◇ テレビ・ラジオ

 早朝、ブログの更新をひとつ。少し眠り、それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「午前0時の森」は、まず、先日の「日本アカデミー賞授賞式」の裏話があって面白かったのだが、そのあとにはなんと、古本屋の特集があった。スタジオには古本屋の店主たち、よみた屋の澄田さん、ソオダ水さん、ゆうらん古書店さんが順に登場した。澄田さん、ソオダ水さんは登場した瞬間に誰だかわかったが、ゆうらん古書店さんだけは存じあげない。昨年9月に経堂にオープンしたばかりの店なのだ。ゆうらん古書店さんは熱烈なオードリーファンでもあった。

 昨夜の「アンタウォッチマン!」は渡辺徹の特集。「渡辺徹とは何者だったのか!?」と題し、スタジオには榊原郁恵が出演。熱愛報道が出た当時の渡辺徹の会見の映像も流れた。VTR中の渡辺徹の発言はコージー冨田がものまねで再現していた。この特集は次週に続く。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつける。野球の話はしない水曜日。WBCの試合の時間には、トンツカタンのライブに行っていたという乾貴美子。12時台は鈴木慶一がゲスト。

◇ 大手町

 午後から都内に。今日も東京駅まで。午後の東海道線は空いていた。丸の内口に出て、まず、昼食。なか卯に入り、ランチメニューの鶏唐丼とはいからうどんのセットを食べた。650円。ファーストスクエア地下のドトールに入り、ひと休み。しばらく読書をする。今日はマンガ、いましろたかし「原発幻魔大戦」を再読。2012年刊、エンターブレイン。去年、これの続きをブックオフでまとめて買えたのだが、読むならば、震災の日に合わせて読もうと思っていた。たしか、1巻だけは刊行から間もないときに読んだんだっけか、記憶がはっきりしないが、今のほうが俯瞰的に読むことができる。巻末にはいましろたかしと田中康夫の対談があり、構成を九龍ジョーが担当している。


 ドトールに長居するつもりでいたら、閉店時刻になり、追い出されてしまった。平日なのに17時に閉まるとは夢にも思わず、確認せずに入ってしまい、失敗した。大手町ビルヂング1階の紀伊國屋を覗き、「文藝春秋」を少し立ち読みしてみたら、巻頭のエッセイに談春の名があった。「これからの芝浜」という「芝浜」の作りなおしに取り組んでいるようで、それについて書いている。こんな試みをやっているとは知らず、最近は「東京かわら版」も読まなくなってしまったから、落語の情報にいよいよ疎くなってきた。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観た。今日は傑作選、サプライズ登場の特集。要するに、あるゲストの回に、別のゲストがあとからサプライズで登場するという趣向、それが何度かあり、そのなかから4本がダイジェストで放送された。加山雄三の回には南こうせつが、神田うのの回には美川憲一が、松原智恵子の回には浅丘ルリ子が、そして、柳沢慎吾の回にはじつの姉が登場。いずれも近年のものばかりで、この4本はすべて放送時に観ていた。

 眠る前に、ブログの更新をなんとかもうひとつ。約2ヶ月半遅れの更新ペース。昨年の大晦日までの日記がようやく埋められた。深夜1時過ぎに眠る。

2022年11月21日月曜日

11月21日月曜日/「談志まつり」

◇ 岩本町・日比谷

 早朝、カンフェティで「ザ・東京漫才」のチケットの確認をしてみたら、戻りがあり、無事にチケットを予約する。してやったりだ。金曜に発売し、すぐに完売してしまったのだが、引き換え期限がすぎるのを狙っていた。忘れずにいてよかった。朝から高笑いが止まらない。

 朝から都内に。外に出ると、雨降り。予報ではすぐに止みそうなのだが、今、家を出るときには降っているから、しかたなく、傘を差して出るが、駅に着くまでにはほぼ止んでしまった。ちょっとの時間差で、余計な荷物が増えた。イヤホンの故障につき、電車内ではラジオを聴けず、読書をする。昼食は岩本町、随苑という店に入り、豚角煮チャーハンセットを食べた。850円。早々に食べ終わってしまい、もう出ようとしていたら、杏仁豆腐が出てきた。知らずに、危うく食いそびれるところだった。


 夕方、金を降ろす必要があり、どこの銀行に寄るのがいちばん都合がいいかと探し、内幸町に見つけた。そのあとには、日比谷公園を抜け、東京ミッドタウンに向かう。地下のセブンイレブンにイートインがあるとわかり、ここで時間をつなぐことにした。コンセントもあり、スマホの充電もする。イートインの利用は30分までと貼り紙がしてあったが、1時間近く居座り、読書をしていた。




◇ 落語会

 16時半過ぎ、よみうりホールに。今日11月21日は談志師匠の命日につき、恒例の「談志まつり」。ずいぶんご無沙汰のような感覚になるが、自分のツイッターを検索してみると、2019年以来。その翌年はコロナに突入する。没後十年の昨年はどうしてたんだっけと思っていたが、開催自体が3年ぶりなのだ。金もあったりなかったりだが、チケット発売時にたまたま金があったからよかった。しかし、以前ならば、こういう場には誰かしら知っているひとを見かけたものなのに、ロビーには知っているひとが誰もいない。働いているのは前座さんだとは思うが、前座さんが出るような会に足を運んでいないから誰もわからない。2階席だが、U字型になっている左列の先のほうの席だから、1階席の後方よりもステージに近いくらいだ。ステージには高座があり、いい表情をした談志師匠の写真パネルがぶらさがっている。場内には談志師匠の落語が流れていた。「反対俥」をやっているのはわかったが、そのあとの噺はなんだったろうか。

 17時開演。前座なし、まずはいきなり、平林が家元の扮装で登場した。さすが、直弟子はみんな家元の真似が上手い。噺は「味噌豆」。それから、小談志「大安売り」、談笑「堀の内」と続く。こはるさんの真打ち昇進が決まったんだそうで、それを談笑師匠のマクラで初めて知った。続く、キウイさん。キウイさんもよくウケていて、いいことなのだが、ここにもかつての立川流の会との空気の違いを感じる。キウイさんは昇太師匠の「ストレスの海」をやった。続く、談春は「百川」。仲入りになり、時計を見ると、18時20分。後半は雲水から。上方落語で、これは演目名がわからなかったが、あとで調べたら「秘伝書」という噺のようだ。そして、志らく師匠。マクラで、「笑点」の司会を引き受けるとしたら条件があり、座布団運びは談春、と言ったところで、スーツ姿の談春師匠がソデから飛び出してきた。高座にもたれかかり、ひとこと、ふたりで「M-1」出ようかって。談春、志らくがそろう会というのも珍しく、それも、今回の「談志まつり」は観なければと思った大きな理由だった。噺は「幇間腹」。志らく師匠が終わると、席を立つ客がけっこういたのはいやなもんだった。ワタナベの関係者ではとも思ったが。談之助は漫談。立川流の歴史を語る。見える席に野末陳平先生がいらっしゃるのがわかったが、陳平先生も里う馬師匠の前に退席してしまった。トリは里う馬「蒟蒻問答」で終わった。里う馬師匠の落語もじつは家元にそっくりなのだなということも、家元が亡くなる前には気がつけなかった。時計を見ると、20時過ぎ。退場は時間差になり、ロビーに出たら演目の写真を撮ろうと思っていたが、演目の貼り出しは、密を避けるためになしだって。まあ、われわれが落語会に通い始めたころは演目を貼り出す習慣なんてものはなかったのだが、習慣になれば、すっかりあてにするようになる。ロビーには、サンボマスターからの花があり、しかたがないからこの写真を撮った。


 有楽町ビルヂング地下のマクドナルドに入り、アイスコーヒーとチーズバーガーを食べた。読書の続き。ムトー清次「談志写真帖」を読んだ。2012年刊、彩流社。談志ファンにはおなじみの写真家の写真集だが、文章も多く添えられている。一緒に写っている顔ぶれも面白く、高座50周年記念パーティーの場には、川内康範、山城新伍、澤田隆治、玉置宏、西部邁、和田アキ子らのすがたが。別の場にはたけしが、若き爆笑問題が。談志師匠を囲む、アンジャッシュ、おぎやはぎ、テツandトモのすがたもある。いや、この本は今日でしか読めなかったな。

 東海道線に乗り、夜遅くに帰宅する。録画していた「しゃべくり007」は「群馬県人会」の特集。これは面白くないから、ざっと早送りして消去する。タイムフリーで、聴きそびれていた先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台は、ふかわりょうがゲスト。木曽さんちゅうとコンビを組みそうになっていたというのは知らない話だった。深夜1時頃に眠る。

2021年4月5日月曜日

4月5日月曜日/雑誌を買っていた

◇ ラジオ

 昼間、「ラジオビバリー昼ズ」を聴くと、高田先生が有吉の売れてない時代のことをしゃべっていた。昨日の「日曜サンデー」も聴いていたようで、SAKURAI が出していたクイズを気に入っていた。そして、12時台にはなんと、今田耕司がゲストで登場する。先週に予告されてから、今日の放送は楽しみでならなかった。ここ最近、今田は舞台の宣伝であちこちに出演しているのだ。高田文夫と今田耕司という顔合わせは記憶になかったが、探り合う様子もなく、すんなりと話が弾むのには驚いた。高田先生が今田東野の若手時代についてしゃべっているのが珍しい。そういえば、談春師匠の会で一緒に舞台にあげられたこともあったのだ。今田が「談春兄やん」という呼びかたをしているのも新鮮だった。今田はさすがの面白さで、ブリーフ4の話に続き、最後に話したたけしのエピソードのすさまじさに爆笑。45分、一瞬も耳が離せない放送だった。


 夕方、ヤマトの営業所まで。ヤフーの天気予報は晴れになっていたのに、小雨が降っている。かまわず、傘をもたずに出たが、ジャンパーにTシャツだけではかなり肌寒い。二俣川に出て、くまざわ書店に寄り、「キネマ旬報」の大島渚特集を少し立ち読みしていく。宮沢章夫の「戦場のメリークリスマス」論が載っていた。ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、やけに腹が減ってしまい、半熟卵のミラノ風ドリアを初めて食べた。食わず嫌いでなぜか今までは注文しなかったが、美味しかったから今後は選択肢に入れよう。ご飯ものではハヤシ&ターメリックライスをよく食べていたが、メニューから消えてしまったのだろうか。

◇ 雑誌

 今日は部屋から見つけた雑誌を読みなおしたくなり、カバンに入れてきた。今はなき「TITLE」と、もうひとつは「散歩の達人」のムック。ともに東京特集で、偶然にもどちらも2007年刊だった。古本売りになる以前に自分で買ったもので、そのときは新刊書店で働いていたから、気になる雑誌は片っぱしから買っていた。偶然のようだが、その時期に雑誌をよく買っていたというだけのことかもしれない。書店で働いてでもいないと、どんな雑誌が出ているかを隈なく把握するなどということはおそらく不可能だ。東京を特集する雑誌が 2007年に集中していたわけでもないと思うが、それらを部屋で見つけ、それがどうも、今の自分の関心に引っかかった。今もまた、東京を捉えなおすことに関心がある。

 夜、ラジオを聴きながら、オンラインの将棋を1局。90分かけて、6級に勝つが、こんなに時間を喰うようになってくると、気軽に始めるわけにもいかなくなる。楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊ポスト」の広瀬和生の連載が、ナツノカモさんのことを書いているのにはちょっと驚いた。深夜になり、アマゾンプライムで映画を1本。「戦場のメリークリスマス」を観たくなった。ずいぶん昔に一度観て、あまりよくわからなかった記憶があるが、観なおすと、俳優たちの演技に強烈に惹きつけられる。たけしで始まり、たけしで終わる映画だった。深夜3時頃に眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...