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2023年6月8日木曜日

6月8日木曜日/すぐに帰る



◇ 赤坂

 午前中から都内に。だんだん暑くなりつつある。神田のほうから赤坂に移動し、夕方、遅めの昼食。小諸そばに入り、鴨ステーキ丼セットを食べる。680円。録画残量を空けそこねているため、今日はすぐに帰る。帰宅前に小雨。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 すぐに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。観そびれていた昨日の「徹子の部屋」は傑作選、永六輔&中村八大「大八コンビ」の名曲特集として、九重佑三子、田辺靖雄、坂本スミ子の回(2018年放送)、ジェリー藤尾の回(2016年放送)、梓みちよの回(2015年放送)の映像が流れた。今日の放送は、高倉健のパートナーだった小田貴月というひとがゲスト。高倉健の養女となっていたそうだが、こういうひとがいたとは知らなかったな。検索してみると、生島企画室に所属している。番組では、高倉健はじつは饒舌、よく死んだふりをするなどのエピソードが語られていた。

 先週から地上波放送が始まった「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」の続きも。今週月曜に放送された第5話は「昨日のおれは今日の敵」。塚地武雅のほぼひとり芝居だった。風貌も見事に近づけていたが、コント的な芝居は、記号的な藤子作品と相性がいいのではないだろうか。脚本・演出は家次勲。火曜に放送された第6話は「親子とりかえばや」。吹越満が演じるお父さんが息子と入れ替わる。脚本・演出は松本壮士。水曜木曜の第7話、第8話は、「流血鬼」の前後編。鮮やかな色の演出がとてもマンガ的だ。地上波放送はこれでいったん終了。作品はまだまだあるから、いくらでも続けてもらいたいな。

 Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、パートナーは今週も光浦靖子。オープニングでは、カミナリたくみの実家からメロンのプレゼントがあり、たくみのお母さんと電話をつなぐ。タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組もいくつか。先週金曜の友近の「シン・ラジオ」では、京葉線が止まったとかで、寺坂直毅が間に合わず、17時台の冒頭からちゃらんぽらん冨好さんが電話出演。先週土曜の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」は、富澤がニッポン放送のトイレにウンコを見つけ、オープニングではえんえんとその話をしていた。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊新潮」には上岡龍太郎の特集記事があり、百田尚樹が自分だけが知る話をひけらかしている。なんだいこりゃ。ぜんじろうなんかは百田と上岡の関係をどう思ってるんだろうか。「Tarzan」の自律神経特集も興味をもって読んだ。ステルス疲労というのは、たしかにあるなあ。自律神経にいいお笑いコンテンツを紹介するというページもあり、紹介者は、こがけん、長井短、ラリー遠田という3名。ラリー遠田ってやつはつねに、専門家に訊くまでもないわということしか言わないひとだね。

2023年3月18日土曜日

3月18日土曜日/新横浜線開通

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は「オリジナルMY安全靴を作ろう」という企画。アンジャッシュ児嶋、宮下草薙が出演。もうすぐ最終回だというのに、いたって平温の放送。来週は空耳アワーだが、しかし、最終回だという予告はなにもない。そのあとはラジオ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけると、今日は出水アナがお休み、新人の吉村恵理子アナが代役を務めていた。「常連さん」は能町みね子。11時台のゲストには、「エルピス」のプロデューサー、佐野亜裕美が登場した。

◇ 交通

 午後から外出。午前中から出るつもりだったが、ずいぶんもたついてしまった。雨降りになり、ずいぶん気も萎える。外出の目的は、今日から開通する新横浜線の見物。相鉄線が東急線とつながると聞いたときにははるか先の話だと思っていたものだが、その日になってみると、どうかと思うくらいにわが生活には発展がない。駅に到着するなり、うっかりしていて改札をすぐに通ってしまったが、鉄道マニアのような特別な関心があるわけではないものの、料金表など、観察するべきところはあったはずだ。二俣川に移動し、ここから東急線直通に乗り換えるが、ここでさっそく遅延が発生している。二俣川の電光掲示板に「和光市」や「西高島平」という行き先が表示されているのにも妙なもので、東横線に乗る際にもいつも同じ表示を見ているわけだが、行き先があまりにも遠くなると、この電車はいったいどこに向かうのかというのがどうもイメージしにくい。これだけいろんな路線をつなげてしまうと、終点だけを表示する慣習を考えなおしたほうがいいんじゃないのか。終点まで乗ることなんてまずないんだから。

 思ったよりもすぐに電車はやってきたが、ホームにいるひとの数のわりには車内は空いている感じがした。まあ、通常の乗降客プラス、新線目当ての客がちらほらぐらいのもんだろうか。電車内では本も読まず、窓の外に目を向けようとしていたが、新横浜までは地下鉄なのでなんにも面白くない。新横浜駅のホームに着くと、こちらはさすがにひとが多かった。あれこれと写真を撮りながら、とりあえず、改札を出てみたが、いったいどこに出てきたのかはさっぱりわからない。目の前には市営地下鉄の改札もあり、壁にある地図を確認してみると、新横浜線と市営地下鉄が十字に交わっていた。しかし、市営地下鉄もそもそも利用しないから、もともとの地下の風景がどうだったのかも知らない。こちらの新しいほうの「新横浜」の駅では記念乗車券かなにかを求める列ができていて、駅員もあちこちに立ち、歩行者の整理をしていた。行き交うひとが多いと、なかなか立ち止まることも難しく、近くにあったエスカレーターを昇ってしまうと、駅前の歩道橋の上に出た。





 雨降りなので、屋根のあるところを通り、新横浜の駅ビルに入った。新横浜で昼食にしようというつもりでいたが、キュービックプラザの「ぐるめストリート」に降りてみると、とても混雑していて、すべての店に行列ができていた。こりゃだめだと思い、混雑を避け、篠原口に行ってみると、こちらには「あじわい横丁」というのがあった。戸隠という店に入り、カレー南蛮を食べる。880円。おもてのサンプルには半ライスがついていたのだが、あとから入ってきた客がご飯ものを頼むと、ご飯ものは終わってしまったと断っている。もしやと思っていると、こちらも半ライスがついていなかった。なんでこっちには言ってくれないんだ。カレー南蛮の汁なんてものは、半ライスがなければ片づけようがない。もったいないからけっこう飲んだけれども。いや、先に言ってくれていれば、別のメニューにしていた。



 駅前の広場にはテントが立ち、マルシェというのをやっていたけど、雨降りだからそちらはぜんぜん覗かなかった。雨降りでは、駅を離れるのもめんどうだ。しかし、新横浜をすぐに離れるのもつまらないから、キュービックプラザ8階の三省堂に寄ってみた。店内をぐるっとまわり、新刊のチェックをしていく。雑誌の売り場を見ると、「Hanada」と「WiLL」の最新号が、そろって三浦瑠麗の批判記事を載せていた。見出しだけ見て、中身は読まなかったが、「Hanada」では山口敬之が、「WiLL」では百田尚樹と岩田温の対談で三浦瑠麗を批判しているようだ。右派の世界というのはじつにおぞましい。

 地下に戻り、新横浜線に再び乗り、新綱島駅に移動する。新綱島までもずっと地下鉄だから、窓の外を見ていてもなんにも面白くない。一応、駅の場所を少し前に調べたことがあったが、どうやら綱島温泉があった場所にあたるようだ。綱島駅とはいちいち別の駅にしてあるのだが、目と鼻の先なのに、こんな例はあんまりないんじゃないのか。こちらの駅でも記念乗車券を求める列ができている。駅の規模は小さく、今は地下鉄の出口が2箇所にぽつんとあるだけだが、なにやらビルの建設もしていて、将来的にはどう完成するのかわからない。だけど、今日は記念に乗ってみたが、利用をするかといったら当分しないだろう。というのは、相鉄線と東横線がつながれば、渋谷までの運賃が安くなるのではと期待していたのだが、数日前に調べてみたらとんでもない、横浜経由よりも新横浜経由のほうが値段が高くなり、それどころか、このタイミングで、相鉄線も東急も少し値上げしているのだ。ふたを開けてみれば、なにひとつ嬉しくない開通だった。新横浜に行く場合のみは安くなるが、新横浜にはめったに用がない。新幹線をよく利用する人間以外に、いったい誰が得するんだ。綱島よりも先は、今までどおり、横浜経由を利用することになるだろう。時間を短縮する必要が生じるようなこともあるまい。







 せっかく綱島まできたのだから、ブックオフにも寄っていく。もともと、自分にとっては、綱島という街はブックオフ以外に用がない街だが、ここのブックオフも、ひさしぶりにきてみたら、1階にカードゲームの遊び場ができていた。本の売り場が減らされたうえに、騒がしくなるだけ。いいことはなにもない。110円の文庫本を1冊、雑誌を3冊、220円の雑誌を1冊、330円のCDを1枚買っていく。

 雨は止んだ。夕方には帰宅し、ブログの更新をもうひとつ。夜はラジオ。FMヨコハマの IKURA さんの「大人の秘密基地」を途中からつけ、そのあとの「HONMOKU RED HOT STREET」を聴きながら、23時過ぎには眠っていた。

2022年10月4日火曜日

10月4日火曜日/SNS論・友か敵か

◇ テレビ

 早朝に起きあがり、ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。金の心配が出てきて、安心して眠っていられない。午前中に録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「キョコロヒー」は、この回から放送時間が月曜23時台に移籍。まあ、録画して観ていると、放送時間は関係ないのだけども。セットも一見変わらないが、後ろのドアが開くようになった。昨夜の「午前0時の森」は、COCCO から贈られた歌を劇団ひとりが初披露する。そのあとはキノコの特集。午後、「徹子の部屋」も追っかけ再生で観てしまう。ゲストはキャシー中島。早く亡くなった母が、ダイヤモンド・ユカイの母と友だちだったことが最近になってわかったという話をしていた。不思議な縁というのはあるのだ。

 夕方、レターパックを出す必要があり、駅前の郵便局まで。ワイド版コミックを4巻まとめて発送するのに、レターパックで収まるか心配だったが、試しに入れさせてもらえる用のよれよれのレターパックが脇に置いてあった。しっかりと収まることを確認し、無事に発送する。ひと仕事終えたところで、吉野家に入り、新メニューの焦がしねぎ焼き鳥丼を食べた。547円。

◇ ツイッター・読書

 二俣川まで歩き、ジョイナステラスのくまざわ書店を少し覗き、それから、読書をするためにドトールに入った。読書の前に、ここ数日はいらつきながらもツイッターを気にしてしまうが、検索していると、上祐史浩が太田について発言しているのを見つけた。上祐さんが味方については逆効果ではないかとは思うものの、太田光論として、なかなか興味深いことが語られている。上祐氏は10個のツイートにわたり、持論を展開している。「太田光氏がテレビ番組で統一教会を擁護?をし、裏で教団と繋がっているのではと攻撃されているが、私はそうではないと思う。同時に、実は私は彼がそうした発言を始めた時に違和感がなかった。以前から彼には宗教的な価値観があると感じていたからだ。」「(略)彼が出版した書籍他を見ると、彼が世俗的な常識とは異なった、宗教的(かつ最新科学的)な価値観に関心を持っていると思ったからだ。たとえば、この科学者の教授との対談本は印象的だった」と書き、読書メーターのリンクが貼ってある。この本というのは、NHKの「爆笑問題のニッポンの教養」の福岡伸一との対談を書籍化したものだ。そのあとには統一教会の分析がいくつか続き、「話をもとに戻せば、私は、太田光氏が統一教会を擁護するかのような発言をするのは、保護説得と表現せずに拉致監禁と表現し、信教の自由は大丈夫なのか、本当に信じている人はどうなるのか、と発言をするのは、彼が現代主流の世俗的なリベラルな価値観に限らない何かを感じるタイプ・体質だからだと思う」「人は、何が正しいか、正しくないかではなく、その時の自分が好きなものを正しい、嫌いなものを間違っていると無意識に考える面がある。だから、何が正しいか否かを討論するのは、どこかで偽善的・表面的な面があり、皆が自分の好きなものに都合がいい理屈を表向き言いながら、議論は平行線をたどる。」「更に言えば、太田光氏が、教会擁護で批判されるのは彼の運命・因縁かもしれない。前から気にしていたが、オウム事件で同じ立場になった中沢新一氏と彼は対談本を出している。しかし、中沢氏もオウムと裏で癒着など一切していなかった。個人的に自分は両者に申し訳ないと思う。」

 奥泉光「夏目漱石、読んじゃえば?」を読み終えた。2018年刊、河出文庫。親本は2015年刊、「14歳の世渡り術」シリーズの1冊。中学生向けの本だから読みやすかった。興味を惹きつけようとするフレーズをばんばん発している。「小説は全部読まなくてもいい」ということをいきなり言っていて、まさに、自分も「吾輩は猫である」はぜんぶ読んでいないのだが、中学生は気が楽になるだろうが、こっちはいいおとなだから、ぜんぶ読めていないことにちょっと情けない気もしている。白状するほどのもんじゃあないが、漱石作品はぜんぶ読んでいるものはわずかしかないくらいで、それでも、漱石は好きなのだが、いとうせいこうとの「文芸漫談」をきっかけに読んだ「坑夫」がこの本ではなぜか触れられていない。「坑夫」は中学生が読んだら面白いと思うんだけども。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組を観る。昨夜の「さんまのまんま秋スペシャル」は、最初のゲストに村方乃々佳ちゃんが登場。幼い子とふたりっきりで、漫才調の笑いのやりとりを産み出していく。こういうときこそ、さんまの真骨頂。相手が動物だろうが、ロボットだろうが、セッションができるのだ。この場に、つぎのゲスト、阿部サダヲ、松下洸平も加わる。ゲストが入れ替わり、つぎは長澤まさみが登場。ここには、ニューヨーク、見取り図があとから加わった。さんま直伝のネタをやりたがる長澤まさみだが、しかし、コメディの勘はあんまりよくない感じがする。最後のゲストは国枝慎吾。

 アマゾンプライムでは「時効警察」の続きを。第2話は池脇千鶴がゲスト。こうして改めて観ると、池脇千鶴って、いい女優だなと思う。こっちが歳を食ったせいで、見えかたが変わっただろうか。なにしろ、16年前のドラマだ。いか八朗が少し出演していたことも記憶になかった。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組をいくつか。先週金曜の「CURIOCITY」を聴いていたら、最後に、今日で最終回だといきなり言い始めるから耳を疑った。しかし、ただのリニューアルのようで、ヒコロヒーの番組は継続するようだからほっとする。同じく、先週金曜の友近の「シン・ラジオ」は、中川家礼二がゲスト。ニッポン放送の番組があるため、16時台には登場しないような話だったが、16時台に間に合い、けっこう早めに登場していた。

 深夜1時前からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴いた。太田の自宅に生玉子が投げつけられたという事件があり、今日、光代社長がツイートしているのを目にしたが、この収録の時点でもうネットニュースになっていたのか。そのあとにはすぐ、円楽の話をするのかと思ったら、話題は先日の「サンジャポ」に移り、かと思えば、やっぱり円楽の話題に戻った。円楽だけでなく、猪木の話にもなる。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」に「「爆笑問題」の太田光よ 余計なことをしゃべるな!」という見出しのコラムがあり、目に留まる。書き手は本多圭。YouTube の再生数が伸び悩んでいると書き出し、石橋貴明の100万人超えの登録者数に対し、爆笑問題は10万人にも届かないという。その理由のひとつとして、統一教会問題による「太田光離れ」があると「お笑いライター」なる人物が言っているようなのだが、こいつはいったい誰なんだ。そのほかのページでは、「遠回りの読書」という読書日記の新連載が始まり、塩見三省、大平一枝、近田春夫、武田砂鉄、平松洋子、南沢奈央が交代で執筆するようだ。だけど、執筆者がちょっと多すぎるんじゃないか。連載陣のリニューアルもいろいろとあり、中野翠の連載は1ページに減ってしまった。山田美保子の連載は2ページに拡大。蛭子さんの連載もリニューアル。サンキュータツオの新連載も始まる。石戸諭の連載は「結局、安倍応援団とは何だったのか!」と題し、安倍銃撃事件後の百田尚樹の行動の軽さについて書いていて、SNS論としても、とても面白いものだった。「彼の言説はSNS的なものを体現しているように思える。「友」と「敵」をその時々で明確に分けて、分断を促し、感情を刺激することによって分断線を深いものにしていくSNSと相性が良いのだ。」「その言動に一貫性があるとすれば、「その時々」で友も敵も変わっていくというところだ。(略)が、彼の姿勢は安倍政権下で醸成された社会の〝空気〟とも妙に相性が良かった。」「「闘う政治家」を標榜していた安倍政権は味方に対しては融和的に、かつての民主党や護憲派という明解な「政敵」には他の政権移譲に攻撃的に振る舞った。異論を持つ者に寛容であったり、丁寧な説得を試みたりするということはなかった。(略)これに呼応するように対抗するリベラル野党側も、その支持者も「安倍」か「反安倍」かを迫るようになっていった。」「どちらでもない、もっと考えたい、落とし所を探りたいという動きはどこか生ぬるいものであるとみなされるようになり、安倍が提唱する政策に賛成する側も、反対する側もこぞって、友と敵を選別するようになっていった。」「本来、複雑なはずの政治イシューはあまりに単純な二項対立と、「敵」をいかに倒すかというゲームに変化していく。」「SNSも含めたメディア空間のなかで、ゲームの真っただ中に放り込まれてしまう私たちは、しばしば問題を見誤ってしまう。」「右派系の論客を「安倍応援団」とまとめたところで、実態は個々人で考えていることも思惑も異なり、内部もまた一枚岩ではないのだ。」「ある人物を「友」か「敵」で峻別を始めたとき、あるいは「敵」を実態以上に大きな存在に見なしたとき、それは安倍政権下で醸成された空気に感化されていると言ってもいい。右派、保守派から生まれた空気は、リベラル層にも確実に流れ込んでしまった。」「相手を打ち負かそうとする言葉の応酬の果てに、広がっていくのは中間層の無関心と沈黙だ。」 つい、引用が長くなってしまった。

2022年7月22日金曜日

7月22日金曜日/黒いレジ袋もある

◇ 麹町・半蔵門・渋谷

 今日も朝から都内に。午前中、外にいるときにぱらぱらと小雨に降られ、すぐ止むだろうと思っていたら、なかなか止まずにけっこう濡れてしまった。昼は麹町。日乃屋カレーに入り、カツカレーの七分盛りを食べた。780円。それから、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴いた。ベローチェを出る前にトイレに入りたかったが、トイレが空かず、あきらめて外に探しに出ると、麹町駅の改札外にトイレがあって助かった。改札外にトイレがある駅は助かる。公式にリスト化してもらいたいくらいだ。

 麹町駅から半蔵門駅に裏通りを歩いていくと、れいわ新選組の事務所を発見する。ビルの上階の窓に、ピンクのポスターがたくさん貼ってあったから気がついた。半蔵門から渋谷に出て、まんだらけに寄り、階段の百均から文庫本を2冊買っていく。

 センター街の奥にあるツルハドラッグに寄り、栄養ドリンクとアイスチョコモナカを買って食べた。会計をしようとレジに並んでいると、前に並んでいた男が「レジ袋黒」と言うので、黒いレジ袋もあるんだと初めて気がついた。その男、上下黒の服装をしていたが、よく見ると、靴も黒なら、マスクも黒、腕時計も黒、トートバッグも黒。嘘みたいに全身黒ずくめだった。

 センター街を戻り、地下に入ると、KinKi Kids の広告があり、写真を撮っているファンがあちこちにいた。東横線の各停に乗り、読書をしながら横浜に戻ってくる。西口の有隣堂に寄り、ハチミツ二郎の自伝を少し立ち読みした。目次に浅草キッドの名がなく、それだけでも不自然に思ったが、ぱらぱらと見ていくと、伏字にして語られているエピソードがある。これは浅草キッドのふたりなのだろうか。読んでみると、それらしく思えもするが、早合点かもしれない。そうだとすれば、それをなぜわざわざ伏字にして語るのか。その態度がわからない。

◇ 読書・テレビ

 電車内で、読みかけの本を読み終えられるかと思っていたが、読み終えられず、少し乗り過ごし、読み終えてから戻ってきた。杉田俊介・藤田直哉「百田尚樹をぜんぶ読む」を読んでいた。2020年刊、集英社新書。1975年生まれの杉田俊介と、1983年生まれの藤田直哉が、タイトルのとおり、百田尚樹の著書をぜんぶ読むことにより、百田尚樹という人物を対談形式で論じている。「人志とたけし」を読んだあとに、杉田俊介の本を続けて読んだわけだが、こちらの本はとても面白かった。松本人志もこの方法で論じてくれればよかったのにと思ったが、しかし、自分は百田尚樹を読んだことがないから、もし、変なことが語られていたとしても、そこには気がつけないだろう。この本を読んでいても、藤田直哉に比べると、杉田俊介というひとはどうも鈍い感じがする。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。火曜の「さんま御殿」は「ひとり暮らし満喫女子SP」。あのちゃんがこの番組は初登場だったが、最初の紹介からもう面白かった。「水曜日のダウンタウン」のように、操られていなくてもあのちゃんは面白い。今日放送の「ミュージックステーション」も、KinKi Kids の新曲を観たくて録画しておいた。作曲は山下達郎だ。堂本剛がやけにイヤホンを気にしながら歌っていた。それにしても、今、この番組は、1時間で5組しか出演しないのだな。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオを聴きながら、オンライン将棋を指し、それから眠った。深夜0時前だったか。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...