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2023年1月21日土曜日

1月21日土曜日/早い時間に帰る


◇ 新日本橋

 深夜から眠らず、今日も朝から都内に。新日本橋まで出て、早めの昼食。小諸そばに入り、親子丼セットを食べた。720円。ベローチェに入り、ひと休み。音楽を聴きながら少し眠り、それから読書をした。すぐに横浜に戻ってきてしまうが、昼の横須賀線はのんびり座って帰れるのではという気がなんとなくしていたが、けっこう混んでいて座れなかった。有隣堂を少し覗き、どこに寄るという金の余裕もないので、早い時間に帰ることにする。

◇ 読書・テレビ・映画

 まだ明るいうちに帰宅し、部屋で読書の続きを。いしいひさいち「現代思想の遭難者たち」を読み終えた。2016年刊、講談社学術文庫。思想家を題材にしたギャグマンガなのだが、これ、講談社学術文庫に入れるような本なのかね。2006年刊の増補版を底本としているが、最初の本は2002年刊。初出は1996年から1999年、「現代思想の冒険者たち」の月報に連載されたもので、タイトルはそのパロディというわけだ。おおむね、1ページに四コママンガが1本という構成、マンガの横に注がびっしりと書かれている。注をいちいち読んでいると、マンガのテンポが死んでしまうし、どう読み進めていいかが難しい本だった。いしいひさいちの手書き文字を文庫サイズで読むのも目の負担なのだが、それはちゃんと、文庫あとがきマンガでネタにされていた。90年代の古い時事ネタがときどきあり、SHAZNA が出てきたりなど。これを描いていたころ、いしいひさいちは四十代後半。

 夕方には眠ってしまい、深夜に起きあがる。録画していたテレビ番組をいくつか。「Nキャス」では、冒頭、先週の放送で報じられたメドベージェフの「岸田総理は切腹するしかない」という発言について、本当にロシア語で「切腹」と言ったのかという疑問から、三谷幸喜の考察が面白く、さすがは大河作家だ。「セップク」と「ハラキリ」はロシア語の辞書にも載っているんだそうで、「ハラキリ」が世界に広まったのは川上音二郎の海外公演によると三谷は解説していた。

 今年から始まった新番組「サンドナイツがプロ野球選手だけの居酒屋はじめました」を3週分、とりあえず、どんな番組かと録画しておいた。初回、第2回は、佐々木主浩がゲスト、第3回はデーブ大久保がゲスト。サンドウィッチマンとナイツが居酒屋を始めることになったという設定で、店のなかでトークをする。最後に、ゲストの思い出飯をドラマにするのだが、配信ではドラマにカテゴリーされるようにするためにこの部分があるということをラジオでしゃべっていたが、配信の戦略というのはいったいなんだろうか。なんらかの利益が出るのだとしても、視聴者は野球の話を聴きたいに決まってるんじゃないのか。

 朝までに、アマゾンプライムで映画を1本。オーソン・ウェルズの「市民ケーン」を観た。てっきり、過去に観たことがあると思い込んでいたけど、これはどうも観ていななと観始めてから気がついた。いや、面白さに驚いた。映画はこの時代になると、ぐんと洗練されたのか。今さらながら、オーソン・ウェルズについてももっと知りたくなった。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...