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2023年9月28日木曜日

9月28日木曜日/千鳥ヶ淵を眺めて

◇ テレビ・雑誌

 早朝から3時間ぐらい眠り、それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。先週土曜の「ニュース7」を今ごろ観ていたら、「あまちゃん」10周年コンサートの模様を伝えていた。コンサートにはのんさんも出演し、このニュースではコメントも流された。のんさんを地上波に出せというような声が未だにあるんだけど、しかし、まったく出てないわけではないんだよね。テレビを観ながら楽天マガジンで雑誌のチェックもしていたら、「週刊新潮」に驚きの記事があった。たけしのバイク事故に関して、その日、たけしが向かっていたのは細川ふみえのところではなく、AV女優の村上麗奈のところだったという記事だ。村上麗奈本人がそのように証言しているのだが、なぜ今ごろと思うではないか。本当かな。






◇ 半蔵門・竹橋・新木場

 午後から都内に。半蔵門まで出て、まず、昼食。小諸そばに入り、肩ロースかつ丼セットを食べた。730円。千鳥ヶ淵を眺めながら、代官町通りを竹橋のほうに歩いていく。夜は新木場のほうに移動し、駅前のデイリーヤマザキにて、ソイラテとコロッケパンを買って食べた。スマホを充電したく、新木場駅改札内のBECKSに入るが、閉店時刻まで 30分しかいられず、確認せずに入ってしまい失敗した。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観る。ゲストは奈緒。知らない女優さんだったが、新人というわけでもないのか、舞台で活躍しているようで、前田知大からもらったという言葉が紹介されていた。最後に告知があり、ケラのケムリ研究室にも出演するんだな。

 Spotify のポッドキャストで、「霜降り明星のオールナイトニッポン」を初めて聴いてみた。せいやの結婚発表をする回なのだけど、たしかに、水道橋博士が言っていたことがよくわかる。冒頭15分、えんえんと漫才的なことをしている。音楽は、ポッドキャストでも流せているということはオリジナル曲なんだろうか。博士が「植竹公和のアカシック・ラジオ」でこの放送のことをしゃべっていなければ、聴こうとはしなかっただろう。ほかの回も聴けるかぎり聴いてみようか。深夜0時過ぎに眠る。

2022年11月11日金曜日

11月11日金曜日/吉野家で食べてくる

◇ ニュース・テレビ

 早朝から、ポッドキャストを聴きながら、2時間ぐらい眠る。森本毅郎のラジオをつけたら、なんと、村田兆治宅で火災とのニュース。意識不明の男性が運ばれ、村田兆治の可能性があるとのこと。その後、ツイッターから、村田兆治死亡のニュースを知り、思わず声が出た。なんということだろうか。

 午前中、本の整理をしながら、録画していたテレビ番組をいくつか。水曜深夜に放送されていた「霜降り明星のゴールデン80's」。BSフジの番組だが、地上波でも何度か放送されている。この回では、斉藤由貴、南野陽子、浅香唯、歴代「スケバン刑事」の3人が登場した。この3人がそろってトークするのは、意外や、初めてなんだそうで、この3人が 1985年デビューの同期だというのも知らなかった。昨夜放送された「SONGS」は、藤井フミヤの特集。もちろん、NHKの映像がたくさん流されたのだが、解散時の映像を観ると、チェッカーズ、かっこいいんだよなあ。「涙のリクエスト」「NANA」「I Love you, SAYONARA」というチェッカーズのメドレーを歌うフミヤは、還暦とは思えない動きのキレだ。美空ひばりとの関係は知らないものだったが、美空ひばりと一緒に渋谷で映画を観たり、ベスパの後ろに美空ひばりを乗せて六本木を走ったとかいう話をしていた。VTRには、仲のいい、木梨憲武、ヒロミが出演。

 昼前にいったん外出。今日もまた、午後に叔父がやってくるため、その前にしっかりと食べておきたく、吉野家まで行って、牛すき丼を食べてすぐに帰ってきた。624円。


 午後にやってきた叔父は、夕方に帰っていった。ラジオを聴きながら、また2時間ぐらい眠ったあと、夜も録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、松岡昌宏がゲスト。21歳、31歳のときに出演した回の映像が流れ、それを観た松岡は、爪痕を残そうとしていたとふり返る。昨日のEXITがまさにそうだったが、若いころの松岡はじつにはしたない。しかし、ジャニーズでは最多出演なんだそうで、そういえば、大竹まこと、梅沢富美男と3人で、それぞれの名前から1字とり、「松竹梅」というトリオで出ていた時期がしばらくあったが、そうか、この時間に大竹まことがラジオをやっているからやらなくなったのか。すると、大竹まことはラジオを始めてからは「徹子の部屋」には出てないんだったかな。

 昨夜の「アメトーーク!」は「ザキヤマ&フジモンがパクりたい-1グランプリ」。おなじみの企画だが、今回は、サンタモニカ、ガクヅケ、COWCOW、ぺこぱ、品川庄司、永野が出演した。この企画、永野だけはいつも面白いのだけど、ほかはどうも新鮮さがない。番組が加齢していく過渡期というような感じがするのだが、ここを乗り越えていくのかどうか。

◇ ラジオ・雑誌

 タイムフリーで、ラジオ番組もいくつか。今日の「ビバリー昼ズ」は12時台にゲストあり、「お笑い有楽城」で優勝したさんぽというコンビが登場した。まったく知らないコンビだったが、トークが快活で、堂々としている。ビクターミュージックアーツ所属。元太田プロだそうで、片方は納言安部の元相方。

 金曜は聴くラジオがずいぶん増えてしまい、昼には「ビバリー」と「中川家 ザ・ラジオショー」のほか、ヒコロヒーの「トーキョー・エフエムロヒー」と、友近の「シン・ラジオ」があり、夜には「問わず語りの神田伯山」もある。これらをタイムフリーで、聴けるときに聴くという聴きかただが、このうち、いちばん気軽に聴いていられるのは友近の「シン・ラジオ」で、3時間もあるから、いろんなことをしながらだらだらと聴いていられる。ブログを更新したいときには友近を聴き、疲れてきたら、ヒコロヒーを聴きながら眠ってしまう。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックも。「週刊新潮」の「なぜ「喜納昌吉」は沖縄から嫌われるのか」という記事を興味深く読んだ。執筆者は篠原章。音楽評論家でもある篠原だが、ここでは喜納昌吉が「結果を残してきた政治家」であることを指摘し、「この点はほとんど評価されていない」と書く。「調べてみると、昌吉は利権や党派益・組織益を優先した政治家の行動に対して「否」を突きつけてきたことがわかる。(略)昌吉のこうしたラディカルな姿勢は、政党や労働組合には脅威となり、沖縄の政治から昌吉が排除される最大の要因となった。」「また、喜納昌吉は普天間基地の辺野古移設に反対する運動の核となっている「オール沖縄」を批判してきた。オール沖縄は、自民党沖縄県連幹部だった翁長雄志前沖縄県知事が、自民党の一部と社会民主党や共産党などを糾合して組織した運動体だ。翁長は政治家たちをオール沖縄に誘うに当たって、「基地に反対すればカネになる」と説得したという。昌吉はこれに憤慨し、オール沖縄への参加を拒むと同時に、オール沖縄に参加して党派益や組織益を守ろうとする政党や労働組合とも訣別した。」「権威や権力と闘うヒッピー的、革新的な主張の持ち主という印象が強い昌吉だから、保守層から敵視されるならわかるが、排除しているのは、おもに「オール沖縄」を始めとする革新勢力や彼らを支援するメディア関係者だ。」

 そのほか、「週刊新潮」は中山秀征の連載もいつも面白いのだが、今週は、16歳のときに「欽ちゃんの週刊欽曜日」のオーディションを受けたという話が語られていた。風見しんごが多忙のために番組を卒業することになり、新メンバーのオーディションがあったのだという。ところが、風見しんごの出演継続が決まり、オーディションはなかったことにされたのだと。こんな話はぜんぜん知らなかった。

2022年7月29日金曜日

7月29日金曜日/ブックの日と大谷翔平

◇ テレビ

 早朝からもう少し眠りなおし、それから、録画していた昨夜の「アメトーーク!」を観た。「女性人気ない芸人」というテーマで、霜降り明星、錦鯉、ダイアン、鬼越トマホークが出演。これはすごく笑わされた。霜降りが女性人気がないというのがやや意外だと思いながらも、そう言われてみれば納得もする。人気総選挙の結果も面白く、積極的な女性人気はないまでも、しかし、人気タレントたちだから、さすがに好感はもたれる要素はあるはずだ。わがお笑いファン歴をふり返ってみても、若いころには特に、このような芸人ばかりを好んで追いかけていたような気がする。

◇ ブックの日

 今日も暑いが、午前中から外出する。今日はブックの日だから、ブックオフをまわる決まりになっている。アプリのクーポン以外にも割引きがある鶴ヶ峰と町田は優先的にまわりたいと思い、今までまわったことのないルートだが、まず、鶴ヶ峰に行ってから、大和経由で町田に向かうことにする。すぐに逆方向に戻るのが無駄なような気がしていたが、電車賃もたいして変わらず、暑いから、そう何店もまわれないだろうと思い、少ない店舗にしぼろうという考えだ。

 まず、鶴ヶ峰に降り立ち、すぐにブックオフに向かうつもりだったが、そういえば、大谷翔平ゆかりの神社が鶴ヶ峰にあったことを思い出し、急ぐ用でもなし、ちょっと寄ってみたくなった。何年か前に、そのことを知る前に行ったことがあるから場所はわかっていた。公園の遊歩道を抜け、川をまたいだところにある神社だったはずだが、近づいてみても、大谷翔平に関することはなにひとつ宣伝されておらず、本当にここだったかなと自信がなくなるが、改めて検索してみるとやっぱりここだ。4年前のはまれぽの記事を読むと、たしかに間違いない。大谷翔平の母が鶴ヶ峰の出身なんだそうで、連れられてきていたというのは子どものころの話なんだろうか。この記事中でも、地元のひとにもそのことを知られていないと書いてあるが、未だに知られていないのだろうか。そんな馬鹿なと思いたくなるほど、この街にはなにひとつ浮かれたところがない。




 ブックオフにたどりつくと、ビームせどりの先客が2名もいた。しかし、それなりにいいものは買えた。110円の文庫本を5冊、270円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊。まず、20パーセントオフになり、それから、アプリのクーポンを使い、300円引きになる。

 鶴ヶ峰から、大和経由で鶴間に移動する。すぐにブックオフに向かうつもりだったが、そういえば、「オモウマい店」で紹介されていた店が鶴間にあったことを思い出した。その放送を観たわけではなく、ネットに放送リストを見つけ、そこで知ったのだが、しかし、その店は、グーグルマップで検索してみても、どうやってたどりつけばいいのかわからない。線路沿いにあるようなのだが、そこに通じている通路が地図上にはなく、実際に歩いてみても見つけられない。なのに、その手前にあるビルの前には、その店の看板が確かに出してあり、ランチの案内をしているのだが、その店にはどうやったら行けるのかという案内がその看板にはない。普通に考えれば、そのビルにその店がありそうな感じで看板が出してあるのだが、そのビルを確かめてみてもその店はない。そのビルの奥に、その店はあるはずだ。

 しかし、今日はブックの日であって、その店のために鶴間にきたわけではない。ブックオフに入り、110円の文庫本を2冊、220円の単行本を3冊買っていく。2店まわっただけでもう、荷物がかなり重い。

 鶴間から町田に移動し、ここで昼食にする。町田で食べようとすると、だいたいいつも同じになってしまうが、餃山堂に入り、ビーフカレーを食べた。トッピングに揚げ餃子を乗せ、630円。仲見世を通り抜け、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴き、それからしばらく読書をした。


 夕方になり、ブックオフに向かう。上階からじっくりとまわり、110円の文庫を9冊、新書を1冊、コミックを1冊、220円の単行本を4冊。それから、山下達郎の「BRUTUS」も見つけたのでついでに買っていく。300円引きのほか、10パーセントオフにもなったはずだが、レシートをろくに確認しなかったから、わからなくなってしまった。今日は3店しかまわらなかったが、なかなかいいものは買えた。暑い日はこんなものだ。町田駅の東口のほうから帰ろうとすると、駅前の広場で音楽のイベントをやっていた。外国人のパーカッショニストが演奏していた。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観た。篠原ともえがゲスト。ずっと歳下のような気がしていたが、43歳だというのでそんなに変わらないんだ。年齢差の感覚は、この歳になると、若いころとはずいぶん変わるものだ。電気グルーヴのファンだったから、篠原ともえはデビューのときからずっとよく観ていた。タイムフリーで、ヒコロヒーの「CURIOCITY」を先週分と今日の放送をまとめて聴くと、こちらも篠原ともえがゲスト。ラジオを聴きながら眠ってしまう。友近の「シン・ラジオ」もずっと連続して聴いていたが、先週の放送はついに最後までは聴ききれなかった。

2022年6月2日木曜日

6月2日木曜日/開港祭の横浜銀蝿

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。森本毅郎のラジオをつけたまま、もう1時間ぐらい眠りなおした。録画していた昨夜の「あちこちオードリー」は、中川家と高橋ひかるがゲスト。高橋ひかるは、中川家が優勝した「M-1」初回と同じ、2001年生まれなのだ。おじさんの話を聴くのが面白いという話を高橋ひかるがしていて、その流れのなかで、岡田斗司夫のジブリの解説を聴いているとちらっと言っていて、思わず巻き戻して確認してしまった。

 からだじゅうが痛くて、テレビを観る根気がない。数日前から続く、胃がきゅうっとなる症状はなんなのか。横になり、Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。昨日水曜のオープニングから、火曜のオープニングを。11時半からはオンタイムのラジオに切り替え、「ビバリー昼ズ」を聴くと、昨夜の「水曜日のダウンタウン」のK.カズミを話題にしていた。午後も続けて、「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いていると、来週のゲストの XXCLUB が、すでにゲストにきたことがあるかないかという話をえんえんとしているのがやけに面白かった。

 ラジオは途中できりあげ、14時前から外出する。天気良し。小学生が歩いているのを見かけ、今日は開校記念日だから学校は休みなんだと気がついた。いや、今から開港祭に行こうとしているのに、学校のことはまったく意識になかった。

◇ 横浜・みなとみらい

 まず、横浜に出て、西口五番街の龍王を覗いてみると、珍しく行列がない。なにかの媒体で紹介でもされたのか、ここしばらくは必ず行列ができていて、入れずにいたが、ひさしぶりにここで食べていく。ムースールー丼を食べた。大盛り無料、600円。

 東口に移動し、ポルタから日産ギャラリーに抜け、みなとみらいに出る。高島中央公園を通り抜けていくと、ここも開港祭のイベント会場のひとつになっていて、縁日などが出ていた。小さい子どものいる家族連れが多く、この近所に住むひとびとだろうか。飲みものを買っておこうと、まいばすけっとに寄り、それから、まっすぐ海に向かって進んでいくと、パシフィコ横浜ノースという建物がいつからあるのかわからないが、この脇が遊歩道になっていて、臨港パークに通じている。このルートは初めて歩いた。インターコンチネンタルホテルのほうまでぐるっとまわらないと臨港パークには入れないと思っていたが、臨港パークに行く用もめったにないのだけど、このルートならば、横浜駅から歩く場合はすぐに着く。






 今日はライブがお目当てだが、開演時刻の1時間前には着いてしまった。会場を眺めてまわれば時間はつぶれるだろうとも思っていたが、さすがに時間をもてあまし、あんまり歩きまわっていて、ライブの前に疲れてしまうわけにもいかず、日向は暑いから、日陰を探し求め、ぷかりさん橋の前までやってきた。ホテルの裏の半円形の階段になっているところに、同じように涼みにきたひとがたくさんしゃがんでいた。ここで少し、休んでおく。

 ライブは 16時20分開演。16時過ぎぐらいから動き出し、どのあたりで観ようかと、斜面の上のほうからステージに向かい、そろそろと降りていくと、コーンで四角に囲われたエリアがいくつも作られていて、有料エリアもあるようなのだが、案内も不充分でよくわからない。通路での観覧は禁止。動きやすい場所にいたほうがいいという意識もあったのか、結局、観覧エリアには入らず、しかし、通路にもなっていないような、ステージ上手側、横から眺める位置を確保し、10分前から待機した。

 まずは明和電機が登場。開港祭になぜ明和電機なのか。横浜開港祭はだいたいいつも、横浜にゆかりのアーティストのライブがあり、今年はそもそも、このあとに登場する横浜銀蝿の出演を先に知ったのだが、情報を確認してみると、明和電機も出演するとわかり、ちょっと考えつかない組み合わせである。今の時代になって、明和電機のライブを観ることになるとは思わなかった。セッティング中に、風で楽器が倒れたりなどして、15分遅れのスタートとなったが、まあ、こういう野外ライブでは非常に脆弱な芸だ。道具に頼る芸をポール牧に怒られたという伝説があるが、楽器そのものの面白みが取り柄なのに、遠くから眺めているとそれが伝わりにくい。ヤンキーホーンという楽器があり、横浜銀蝿に合わせて、ヤンキーホーンを使う曲を用意してきたのだと思うが、肝心のそのヤンキーホーンが壊れてしまったようで、その曲はなしになった。横浜銀蝿のファンもすでにいちばん前に陣取っていたのだが、さすがはおとなのお客さんで、思いのほか、好意的に受け入れられていたようだった。




 明和電機のライブは 17時20分頃に終わり、続いては横浜銀蝿の登場。セッティングのあいだに、自分の前に立っていたひとがいなくなり、いちばん前に出て、カバンも地面に置き、観る態勢を作っていたのだが、ライブが始まる直前になり、スタッフがやってきて、観客にしゃがむように指示を出す。明和電機の時間はなんだったんだと思うくらいに、急にスタッフがぴりっとし始めた。通路にもひとがかなり溜まっていて、地べたにしゃがみ、すっかり腰を据えているひとも多かったが、直前になってからどかされていたのはかわいそうだった。もっと早めにアナウンスしてあげればいいのに。タイムテーブルは15分遅れのまま、17時35分頃にライブはスタート。その前に男性が出てきて開演のあいさつをしたが、開港祭におけるこのひとの立場がまるでわからなかった。そしていよいよ、横浜銀蝿が登場。「ぶっちぎり Rock'n Roll」で始まり、「羯徒毘璐薫'狼琉」と続くが、なんと、2曲目にいきなりハプニングが発生。ステージと観覧エリアには距離があったが、そのあいだのスペースを、ステージに向かってゆっくりと歩いていく大柄な男のすがたが目に入る。スタッフだよなと思いながらも、どうも変だなと思って眺めていると、ステージの下にはマイクスタンドが並べてあり、男はそれを手にして、ふりまわし始めたからこれは明らかにハプニングだ。スタッフたちもその瞬間まで状況がわからなかったのだと思うが、ふりまわし始めた瞬間にスタッフが一気に駆け寄り、すかさず押さえつけ、そこからは見事なもんで、あっという間に数人がかりでステージの脇のほうに引きずり出していった。思いがけないハプニングに観ているほうは興奮したが、演奏を止めることなく続けていたのはさすがだった。このハプニングのせいだったのか、このあたりでギャラリーもさらに増えて、同時に、有名曲に反応して集まってきた客もいたのだろう。目の前の通路には次第に客が溜まっていき、スタッフが注意してもまたすぐに溜まり、最終的にはルールはうやむやになった。横浜銀蝿をリアルタイムで知るファンの中心は、おそらく、自分よりも歳上、五十代以上だと思うが、通りすがりの若いひとも意外と反応していたのが不思議で、なかにはひとり、特攻服を着た気合の入った若い兄ちゃんもいたが、こういう若者はさすがに例外中の例外だとは思う。3曲目は「男の勲章」を演奏し、おそらく、世代を超えてもっとも知られる曲はこれだろう。そのあとは「I Love 横浜」「ツッパリ High School Rock'n Roll(登校編)」「お前サラサラサーファー・ガール おいらテカテカロックン・ローラー」「だからいつもの Rock'n Roll」と続いた。四十代後半の自分にとっては、リアルタイムで知る横浜銀蝿の代表曲といえば「ツッパリ High School Rock'n Roll(登校編)」であり、「男の勲章」は嶋大輔の代表曲、あとは、聴けば知ってはいるのだが、タイトルはなんだっけというくらいの認識の曲ばかりで、しかし、どれを聴いても知ってはいるのだから、当時、どれだけヒットしたかということだ。(セットリストはのちに公式ツイッターで確認した。) 初めて観た横浜銀蝿のライブだったが、バリバリダンス、三三七拍子などのお決まりの振り付けもあり、翔のMCも手慣れたもので面白かった。18時20分頃に終演。観ていた場所のすぐ後ろには物販のテントがあり、ライブを終えた明和電機の社長がTシャツに着替えて商品を売っていた。



 クイーンズスクエア側から臨港パークの外に出ようとすると、今からやってくる客もとても多く、なにかと思えば、これから花火があるのだ。ビル風が強く、この時間になるとだいぶ涼しい。クイーンズの丸善に寄り、それから、1階のベローチェに入ろうかと思っていたが、どうも気が変わり、円形広場に出てみると、大道芸をやっていた。横浜美術館のほうに進み、グランモール公園のドトールに入ることにした。アイスコーヒーと、アップルパイを食べる。早く帰ろうかとも思いかけたが、やっぱり、帰宅前に日記の下書きを作っておきたくなった。

◇ テレビ

 ドトールを出て、遠まわりして、平沼のブックオフに寄り、220円の単行本を1冊だけ買ってから帰った。帰宅は夜遅くなり、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、六平直政がゲスト。六平直政というひとはかなり好きなのだが、いつ観ても明るく、パワフルにしゃべりまくっていて、話もとても面白い。四谷ホワイトでの、たけしとの初対面の話は初めて聴いたかもしれない。勘三郎と一緒に会ったこの対面が、のちに「BROTHER」の出演につながることになる。

 高田先生も観ていた「ロッチと子羊」という番組を、7回目にして初めて確認した。今回は、野毛の居酒屋の店主の悩み相談という、ちょうど興味のある街が登場する回だった。いつもはどういう番組なのか知らないからわからなかったが、最後に撮影協力として横浜にぎわい座のクレジットがあり、巻き戻してよく観ると、NHKのスタジオではなく、どうやら、のげシャーレで収録したようだ。「横浜野毛飲み屋街編」は次週に続く。

 深夜に放送されていた「霜降り明星のゴールデン☆80's」という特番を録画しておいた。BSフジの番組で、これが3回目のようだが、地上波での放送は今までされたことはあるのだろうか。ゲストは登場順に、内海光司&佐藤アツヒロ、浅香唯、海援隊。90年代生まれの霜降り明星だが、せいやのマニアっぷりが面白い。

2021年4月24日土曜日

4月24日土曜日/新番組を観る

◇ テレビ・ラジオ

 録画してあった、新番組「新しいカギ」の初回2時間スペシャルを観た。チョコレートプラネット、霜降り明星、ハナコという3組をそろえた、フジテレビ黄金期のコント番組の流れを復活させようとする意欲的な番組ではあるが、どうも新鮮味のない番組だった。レギュラーは男ばかりで、女性出演者はすべてゲストになり、おおむねお笑い以外のタレントにしていたが、このメンバーと互角に渡り合える女性芸人をなぜ混ぜなかったのだろう。ただひとり、丸山礼が参加していたが、コント中に笑ってしまっていた。しかし、1本目のコントからセットを派手に倒壊させ、お金をかけている感じはする。本屋のコントがあり、本棚に並ぶ本が気になり、一時停止にしてみると、アップになるところだけはわざわざ架空の本を並べていたのには驚いた。ほかの棚には「脳内革命」なども確認でき、むしろ、無頓着に掻き集めてきたような本が並んでいて、「ちっぽけな本屋」というセリフがあったが、ぜんぜんちっぽけな本屋には見えず、図書館みたいなセットだと思った。コントの最中にやたらと女性スタッフの笑い声が入ると思って気になっていたが、番組の最後に、じつは、コント中に浜辺美波の笑い声が入っていたのだと明かされた。コントの邪魔になっていて、これはコントの笑いを犠牲にしてやるほどの企画なのだろうか。


 もうひとつ、新番組「お笑い実力刃」も観る。サンドウィッチマンとアンタッチャブルが司会で、初回は、東京03 のコントをたっぷり3本観せた。コントの合間のトークも面白く、最後に、東京03 がおすすめする若手、シンクロニシティの漫才もあった。これは好番組。かつての「新し者」や「はばたけ!ペンギン」を思い出す。

 昼はラジオ。「田村淳のNewsCLUB」を聴いていたら、83歳の加藤諦三がゲストに登場した。聴きながら、オンライン将棋を2局。1勝1敗。注文もなく、今日はもう外出はやめ、昼寝をする。それから、部屋で読書もした。河野多恵子「小説の秘密をめぐる十二章」を読み終える。序盤はすごく面白いと思って読んだが、途中からはかなりわからない話になっていった。小説体験が足りないからか、河野多恵子の小説観も、そうだろうかと疑問に思うところが増えていった。そもそも、河野多恵子の小説を読んだことがない。

 夜もラジオ。「HONOMOKU RED HOT STREET」をつけ、聴きながらオンライン将棋を指すが、短い時間に連敗する。だめなときはだめで、盤面がぜんぜん見えなくなっていく。無闇に指していても上達しないと思い、詰め将棋をやってみるが、中級でもなかなか解けない。深夜、録画してあった「Nキャス」でやっていた「FIRE」というやつの特集を興味深く観た。早期リタイアといえばいいのか。タイムフリーで今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴きながら、深夜2時頃に眠る。

2021年3月7日日曜日

3月7日日曜日/「R-1グランプリ2021」

◇ ラジオ

 朝7時前にいったん目覚め、ラジオをつける。「志の輔ラジオ 落語DEデート」を聴き始め、すぐにまたうとうとしてしまったが、ゲストは内田也哉子だと声でわかった。もう少し眠りなおし、今朝の「サンジャポ」を録画で観て、午後はまたラジオをつける。「爆笑問題の日曜サンデー」のゲストが優木まおみだった。優木まおみという名をひさしぶりに聴いたが、生島ヒロシの事務所なのだという。このあたりの内情はよくわからないが、来週のゲストは池畑慎之介で、このひともまた生島ヒロシの事務所だという。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、2時間ほど読書をしてから帰ってきた。サイゼリヤは混雑していた。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画しておいた「R-1グランプリ」を放送直後に観た。今回から完全リニューアルとなり、かなり楽しみにしていた。司会は霜降り明星と広瀬アリス。テーマ曲を Creepy Nuts が手がける。演出面はかなり「M-1」に近づけたような印象で始まった。審査員は、陣内智則、友近、ホリ、古坂大魔王、野田クリスタル、川島明、ハリウッドザコシショウ。出場資格が芸歴10年以内になり、それに合わせてか、審査員もだいぶ若返り、歴代優勝者も混じるようになった。復活ステージ、暫定ルームのレポーターに、こがけん、おいでやす小田をそれぞれ配置したのもいい人事だったが、RGと浅越ゴエの裏実況が紹介されたあたりから関西の臭いが強くなる。そしていよいよ本戦。出演順に、マツモトクラブ、ZAZY、土屋、森本サイダー、吉住、寺田寛明、かが屋賀屋、kento fukaya、高田ぽる子、ゆりやんレトリィバァ。リニューアルはされたが、始まってみるとやっぱり今までの「R-1」とまるで変わらなくなった。20年近い歴史のなかで堆積してきた澱のようなものがある。こういうメンバーを決勝に残すというのは、予選はなにもリニューアルしていないのかもしれない。大きく分けて、ひとりコントとフリップネタのみ。フリップネタというのはそもそも、90年代から増えていった形式だと思うが、作家的な作業に留まり、演じる部分がおろそかになっているものがとても多い。これがなぜプロの芸として認められているのかと未だに思う。芸の力量を発揮できるものは、真っ向勝負のひとりコントだろうが、しかし、制限時間の問題もあって、ドラマを展開させられない。じっくり演じると、笑いが少ないという印象にもなる。吉住には期待していたが、審査員の点数はどうも伸びない。その点、かが屋賀屋はこの制限時間のなかで見事なコントをやりきっていて、いちばん面白かった。演技者として、たしかな力量を改めて認識した。高田ぽる子は初めて観たが、このひとだけはひとりコントとフリップネタの合わせ技で、ほかにもいろいろな要素を混ぜている。声の出しかた、所作など、細かいところにも意識が行き届いていて面白かったが、審査員の好みは割れたようで、やっぱり点数が伸びない。最高点をつけた審査員もいれば、最低点をつけた審査員もいる。「R-1」は長らくブロック式の対戦であり、投票制の審査だったが、今年はルールも「M-1」に近づけたかたちになり、得点制の審査になったことも大きな変化だったが、謎の点数もかなり多かった。審査員のコメントの時間もあまりなかったため、謎は余計に深まる。「M-1」と違うのはツイッター投票がある点で、投票数により、5点、3点、1点という3段階の点数が加算されるが、審査員の得点は100点満点であり、比重としては小さい。これはあってもなくてもいいと思った。ファイナルステージには、かが屋賀屋、ゆりやん、ZAZYが残り、ゆりやんが優勝した。ZAZYの失敗がなくとも、順当だろうと思う。優勝が決まった瞬間、泣くいていると見せかけて、顔を隠している手をどけると変な顔をしているというお決まりのネタをやろうとしたが、カメラマンがそれを知らない。本当に泣いているような空気になったが、実際、本当に泣いていたような気もした。番組は最後にまた、ゆりやんの1本目のネタをまるまる再放送して終わった。

 ほかにも録画した番組をいくつか観る。「笑点」ではサンドウィッチマンが漫才をやっていて、ようやくまともな演芸を観た気になった。「ガキの使い」には板尾創路がひさしぶりに登場した。キャンプ中のメンバーのところに、板尾がギャガー犬というものを連れて現れるという企画だが、これも「R-1」と通底するものがある。島田珠代にいよいよ波がきているのか。昨夜の「ゴッドタン」の「腐り芸人オンラインセラピー」も面白かった。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...