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2023年5月24日水曜日

5月24日水曜日/中津川弦さん

◇ 汐留

 今日も朝から都内に。天気はよくなりそうだが、朝はまだ肌寒い。今日もパーカーを着ていく。混雑する電車内で、ラジオを聴きながら目を閉じて立っていたら、どうやらカバンの肩のベルトがずり落ちてしまっていたようで、それを肩にかけるようにいきなりなおされ、一瞬、なにが起きたのかと驚いた。なおしたのは隣りに立っていたお爺さんで、けっこう強いちからでなおされたので、邪魔だよという意味かと思えば、顔はにこにこしていて、善意でなおしてくれたようなのだが、いきなりやられるとびっくりする。お爺さんにとっても想定していた反応とは違ったのか、にこにこしていた顔は困惑顔に変わっていった。

 昼食は新橋駅前ビル。立呑処へそという店に入り、日替わりランチのカリオストロパスタというのを食べた。600円。この店は何度か入ったことがある。そのあとは、汐留周辺をうろうろし、日本テレビの上階のデッキ、宮崎駿のからくり時計の下のベンチで休んでいたら、ちょうど13時になり、からくり時計が動くのを見ることができた。初めて見たわけではないが、動き始めたら、その場を離れるのがもったいなくなる。






◇ お笑いライブ

 夕方には代々木に移動。ブックオフに寄り、時間があまりなかったが、220円の単行本を1冊だけ、短い時間で選んで買っていく。新宿まで歩き、花園神社近くのベローチェに。しばらく会っていなかった友だちと待ち合わせ。1時間ぐらい雑談してから、早めにベローチェを出て、歌舞伎町を抜けていく。目的地はハイジア。地下のハイジアV-1にて開催される、中津川弦さんの芸能生活20周年記念の独演会を観るため、古い友だちが集まった。18時半開場だが、それよりもだいぶ早く到着し、地下に降りていくと、中津川弦さん、おカヨ坊さんが、劇場の外に出て客を迎えていた。整理番号順に入場し、席を確保してからトイレに行ったのだが、この建物はトイレに入るのに専用のコインが必要というめんどうなシステムで、劇場の入り口でそのコインを借りるのだけど、トイレに行く人間しか触っていないコインだと思うといやだな。

 19時開演。さて、ゲストもなく、中津川さんたったひとり、いったいどんなライブになるんだろうとなかなか想像がつかなかったが、ライブは三部構成になっていた。まずは時事漫談から始まる。これは普段からやっているようなスタイル。中津川さんがすごいのは、この時事ネタの話題選びが絶妙なのだ。時代からズレた笑いをやっているようでいて、流行は完璧に捉えているのだから可笑しい。ここが多くのベテランの師匠たちとはまったく違うところ。なにしろ、そのあとには伏線回収ネタに挑戦するといって、「ブラッシュアップライフ」のパロディを始める。スベリ死にをした弦さんが何度も生まれ変わるというネタだった。第二部は、テレビのオーディションを受ける弦さんのひとりコントから始まる。そのあとには、客席からもらったお題の即興コントを演じるコーナーがあり、このとき、客席に浦口直樹と佐藤かんじがいるのがわかった。最後に披露したのは、川越市を題材にした「小江戸川物語」という大作。明治時代の川越にタイムスリップするというドラマで、これは中津川さんなりの創作落語だと思った。1時間20分。飽きさせないライブだった。20周年の集大成というよりも、かなり新しいことにチャレンジしていた。エンディングにはおカヨ坊さんも登場。配信もあるようで、撮影はあのナカバさんだ。






 古い友だちがひさしぶりに集まり、ライブの感想をちょっとは話したい気もしたが、時間も遅いし、それぞれ帰っていった。夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」(ゲスト・桂小すみ)を聴き、深夜1時頃に眠る。

2022年5月18日水曜日

5月18日水曜日/古本屋と映画・その他

◇ ラジオ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。午前中に録画していたテレビ番組をいくつか観て、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」の水曜は、今月は「落語演芸応援5ウィークス」と題し、12時台には、桂小すみがゲストに登場した。最近、やけに評判を目にするが、観たことあったかなと思って自分のツイートを検索してみると、伯山の真打昇進披露のときに一度観ていた。年齢を聴いてちょっと意外だったが、高座に出るようになってからはまだ浅いが、お囃子さんとしてはベテランなのだ。「日本文化のいっちばんいけないところは、間口狭くして、深く行かせようとするんですよ。」と昇太師匠。

 ネットニュースでは、末広亭が存続の危機という毎日新聞の記事が出ていた。「「昭和元禄落語心中」に登場する「雨竹亭」のモデルにもなった貴重な建物」と紹介されていて、そういうことじゃないだろうと思ったが、書き手は油井正和という演芸をわかっている記者だから、若い世代に関心をもってもらおうという狙いか。クラウドファンディングを始めたようだが、だったら、若者よりも、経済的に余裕がある中高年に訴えかけるべきだし、いや、それよりも文化庁がなんとかすべきではないのか。

◇ 関内・伊勢佐木町・黄金町

 午後から外出。今日は暖かくなるのかと思えば、そうでもなく、パーカーを着ていく。横浜駅、相鉄線の改札の近くに吉野家ができていた。いつオープンしたのだろう。横浜から根岸線に乗り、関内に移動する。関内駅北口の改札前も、しばらくずっと工事をしていたが、いつの間にか終わり、すっきりしていた。



 イセザキモールに進み、吉野家のあとにできたとんかつはまやを初めて利用し、ロースかつ定食を食べた。700円。黄金町方面に向かい、雲雀洞の前を通るが、例のごとく、シャッターが閉まっている。開いている確率がとても低い。時間があるから、周辺の古本屋をまわることにして、まずは馬燈書房に。外のワゴンから、3冊220円の文庫本を3冊選び、セルフ会計で、外に置いてある箱にお金を入れていく。セルフ会計の場合は消費税はサービスで、200円になる。川崎書店にも寄るがなにも買わず、続いて、バイアップでは、外の棚から110円の文庫本を2冊買う。交差点を渡り、博文堂書店にも行ってみるが、こちらもシャッターが閉まっていた。




 京浜急行を潜り、黄金町駅の向こう側に進む。グーグルマップで検索すると出てくる「楕円」という店があるのだが、以前、一度探してみたが見つけらず、再度探してみるも、やっぱりわからない。店舗ではないのかなと思うが、グーグルマップには店内のような写真が載っているのが不思議だ。線路沿いに日ノ出町方面に進み、黄金町アートブックバザールを目指すが、その手前のY字路にあった建物がなくなってしまっていた。スナックかなにかだったような気がするが、記憶はたちまちあやふやになるものだ。過去に写真に撮ってあるはずだから、探せば確認はできるのだが。そのあとはイセザキモールに戻り、ブックオフに寄り、110円の文庫新書を3冊、220円の単行本を3冊買った。多めの買いものになり、ゴールデンウイークにもらった11パーセントオフクーポン券を利用した。



◇ 映画

 からだがどうも重く、だるい気がする。ベローチェに入り、ひと休み。ラジオを聴きながら、少し眠り、読書もした。2時間ほどでベローチェを出て、横浜シネマリンに。濱口竜介の特集上映にもう一度、20時50分の回の「PASSION」を観る。予算もないから全作品を観るというわけにはいかないのだが、初期の代表作といわれている「PASSION」は観ておきたかった。東京藝術大学大学院映像研究科の修了制作として作られた、2008年の作品だ。キャストがかなり「偶然と想像」と重なっているのだが、しかし、「偶然と想像」のようなわかりやすい面白さはなく、この当時にこれをいきなり観たとして、濱口竜介の才能を理解できたかというとちょっと自信がない。ときどき現れる才気走った監督のひとりぐらいには思うかもしれないが、初めて観た作品が「寝ても覚めても」だったのは自分にとってはいいタイミングだった。


◇ ニュース

 帰宅は深夜0時過ぎになった。ツイッターを見ていたら、山口県の 4630万円の誤給付問題のニュースで、ネットカジノで使ってしまったという報道があり、けっこう愉快なニュースぐらいに思っていたのだが、24歳の男が逮捕され、ニュース速報が流れたというのでなんだそりゃという気になった。録画していた「水曜日のダウンタウン」を観ると、たしかに速報が出ていた。しかし、実名報道までするのはちょっと異常なんじゃないか。振り込んだ役所がそもそも間抜けなのに、マスコミまで間抜けにつき合っている。

 もうひとつ、これもツイッターから知ったが、水道橋博士が阿佐ヶ谷ロフトのイベントで、れいわから参院選立候補を表明したようだ。TBSのニュースサイトが報じているが、テレビでは扱われたのだろうか。検索してみると、ラサール石井も現場にいたようで、客席にいたら登壇させられたようだが、集合写真を見ると、なんと、その場には長井秀和もいる。忘れていたが、そういえば、長井秀和は市議選に出るんだったか。その長井秀和がなぜこのイベントにいるのか。橋下徹と同じくタイタン所属であり、創価学会でもあるという立場でここにいるのだからめちゃくちゃだが、水道橋博士との共演は今まであったのかも記憶になく、考えてみると、それも不思議なくらいに芸風的には(むしろ、爆笑問題よりも)相性がいいはずだ。浅草キッドファンとしては、ここ数年は、失望、困惑させられることばかりだったが、これはどっちに転ぶだろうか。深夜2時頃に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...