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2023年5月17日水曜日

5月17日水曜日/半袖で問題ない

◇ ラジオ・テレビ・映画

 朝に目覚め、まず、Spotify で、スピッツの新アルバムを聴きながら、ブログの更新をひとつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を途中からつけると、12時台はカニササレアヤコがゲスト。今まであんまり興味のないひとだったが、話を聴いてみるとけっこう面白かった。お笑い芸人、雅楽の演奏家だけでなく、エンジニアでもあるのか。昇太、乾貴美子の日だから、こういったひとの話を受け入れられるという面はある。ネタは改めて聴いてみると、のだゆきのスタイルにも似ていると思った。お笑いのフィールドよりも、寄席のほうが合うのではないだろうか。最後には告知もあり、このひと、新垣さんと一緒にライブをやってるのか。

 タイムフリーで、聴きそびれていた「ナイツ ザ・ラジオショー」を。今週は「THE SECOND」の出場者が毎日出演し、月曜のゲストはマシンガンズだった。火曜は、ケイさんが産休に入り、今週は「ビバリー」に引き続き、黒沢かずこがパートナーを務めていた。14時台ゲストは超新塾。まず、ネタを披露したが、これはかつてのネタと同じ形式のものだ。「THE SECOND」ではまた違うネタを用意してあるんだろうか。

 午後、近所の郵便ポストまで投函に行くが、もう、近所に出るだけなら半袖で問題ない気候だ。今日はそれ以外に外出せず、こういう日は録りためてあるテレビ番組を片づける。

 今日の「徹子の部屋」は、南こうせつがゲスト。南こうせつは本棚を整理していたら見つかったという永六輔からの手紙をもってきた。どうやら、坂本九の追悼コンサートで、南こうせつが「上を向いて歩こう」を歌うことになったそのあいさつということなのか、大トリでこの歌を歌うことを躊躇していた南こうせつに、この手紙でだめ押しをしたというかたちのようだ。文末には、永六輔の名前の横に「代黒柳徹子」と書かれていた。そのほか、デビュー前に淡谷のり子に叱られた思い出や、あるいは、吉田拓郎の引退についてしゃべったりなど。1975年の「つま恋野外コンサート」の映像も流れた。この番組にしては珍しく、編集しているとわかる箇所がいくつかあって、南こうせつ、たくさんしゃべったんだろうなあ。

 昨夜の「うたコン」は、この日、5月16日が命日の西城秀樹特集。木梨憲武が出演するというので、録画しておいた。西城秀樹ととんねるずの関係も濃いものだ。木梨憲武は宅見将典というひとと一緒に登場し、宅見将典がギターを弾き、憲武は「ラスト・シーン」を歌った。宅見将典というひとを知らなかったが、グラミー賞を受賞しているそうで、西城秀樹の親戚でもあるらしい。ほかには、野口五郎や岩崎宏美も出演し、このふたりを前に、ちょっと引っ込んでいる憲武がよかった。この特集のあとには、この番組初登場だというアルフィーが登場したのだが、アルフィーも西城秀樹とは縁があり、研ナオコのバックバンドをやっていた時代に知り合い、西城秀樹の家でカレーをごちそうになったという話をしていた。アルフィーと親しい憲武はこのコーナーにも顔を出す。番組最後には ZIGGY の森重樹一が登場した。じつは、司会の谷原章介とは子どもが同じ幼稚園に通っていたという間柄で、卒園式では森重が「GLORIA」を歌い、谷原がギターを弾いたという。しかし、園児に「GLORIA」ってどうなんだろうか。

 昨夜の「午前0時の森」ではマンガの特集があり、解説役にきたがわ翔が登場した。昨夜の「アンタウォッチマン!」はいとうあさこ特集。タレントパワーランキング、女性お笑い芸人部門の1位だそうである。カンニング竹山、大久保佳代子が証言者として登場。月曜の「キョコロヒー」は、国際フォーラムのイベント「生キョコロヒー」の様子を放送。3時間20分のイベントってすごいな。イベント中に、ゴールデン特番の放送も発表された。

 今日放送の「クローズアップ現代」は、ジャニー喜多川の性加害の問題を扱った。数冊の暴露本が並べられた映像から始まる冒頭にまず驚きがあった。BBCが報じたことから、ここまで風向きが変わったか。13人の元所属タレントが取材に応じ、そのうちのひとり、性被害を受けた元ジャニーズJr. が顔出ししてインタビューに答えていた。その手の暴露本は、古本を手にしたことはあるが、読んだことはなく、それらに具体的なことが書かれているのかはわからないが、このインタビューはとても生々しい。翌日に一万円を渡されたっていうのはすごいな。もうひとり、50代の元ジャニーズJr. のひとも、マスク姿、仮名で登場した。番組では、NHK自身も含めたメディアが今まで大きく報じなかったことについても言及する。スタジオには松谷創一郎が出演した。

 アマゾンプライムで映画を1本。小津安二郎の「晩春」を観る。「文藝春秋」に掲載された小林信彦の洋画邦画ベスト100 をしばらく連続していて観ていたのが、ラジオを聴くのが忙しくなったあたりから途切れてしまっていた。ひさしぶりにこの1本。神奈川近代文学館の小津安二郎展に行こうと思っているので、その予習でもある。映画は北鎌倉駅の場面から始まる。鎌倉の映画なんだな。会話の可笑しみにすっと惹き込まれる場面が何度もあった。

2022年11月15日火曜日

11月15日火曜日/印刷がかすれる

◇ テレビ

 早朝に目覚め、ブログの更新をしようとするが、あたまがまわらない。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「午前0時の森」を観ると、辞書の特集があり、飯間浩明が出演していた。飯間浩明の話はとても面白かったのだが、しかし、村上信五はなんだかあんまりひとの話を聴いてないし、あたまがいい感じもしない。このひとはなぜ司会者として重宝されているのかがわからない。中居正広たちが切り開いた道を歩んでいるだけのひとではないのか。

 昨夜の「しゃべくり007」は、佐藤仁美、柿澤勇人がゲスト。吉田羊の回にもやった音楽祭の2回目。珍しいひとが登場するのでついつい観てしまう企画だが、H2Oのなかざわけんじに続き、平松愛理をテレビで観るのもひさしぶりだったが、つぎにやってきたのは ZIGGYの森重樹一で、もちろん、「GLORIA」を歌った。ホリケンからは、営業でよく一緒になったシェイプUPガールズの登場曲だったという思い出も出た。続いて登場したのは浅香唯で、「セシル」と「C-Girl」を歌った。浅香唯の曲、Spotify を確かめてみると、以前はライブ盤しかなかったはずだが、いつの間にか、オリジナルアルバムがずいぶん配信されていた。


◇ 横浜

 朝から横浜まで。雨降り。ようやく寒くなる。電車内ではラジオを聴きたかったが、イヤホンの調子が悪く、停まったと思ったら、再生しなおすとどうも音が変な気がして、耳からイヤホンを外してみると、スマホからじかに音声が流れていたので焦った。それは駅のホームにいるあいだに起きたことだったからまだよかったのだが、聴きなおすと、車内でもまた停まり、音が出ては困るから、再生しなおせられなくなった。

 用事が想定外に早く片づき、思いがけず、時間がたっぷりとできた。有隣堂を覗き、それから、プリンターのインクを購入する必要があり、ヨドバシカメラに寄っていく。1色だけ切らしたのに、6色セットのものをいちいち買わねばならないのも腹立たしいことだが、バラ売りで買っていくほうが結局は高くつくことになるのだから悩ましい。しかも、どういうわけか6色は均等に減らない。しかし、長期的な節約というのがあれば、短期的な節約というのもあるので、今は短期的な節約の必要に迫られているため、今日はグレイ1色だけを買っていくことにする。スマホからヨドバシドットコムの価格を確認し、売り場の商品の値札と比べるとヨドバシドットコムのほうが安いので、店員さんにこの値段になるのかと確認してから買った。

 外に出ると、だいぶ小雨になっている。ハマボウルの先まで歩き、北幸のすき家に入り、朝定食の納豆・牛まぜのっけ朝食を食べた。390円。駅のほうまで戻り、五番街のマクドナルドに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。この店舗に入るのもかなりひさしぶりな気がしたのだが、しょっちゅう寄っていた時期もあったのに、コロナの前後で習慣が変わってしまったようだ。





 雨は止んだ。仕事があるために午後には帰宅する。買ってきたプリンターのインクを交換し、15時までに発送品を作り、投函してこようと思っていたのだが、インクを交換したばかりだというのに、どういうわけか印刷がかすれてしまう。買ってきたグレイ以外は買い置きがあったから、6色すべてを交換したばかりなのだ。原因がさっぱりわからないまま、何度もくり返してみるが、まるでなおらず、四苦八苦していたが、これが皮肉なもので、15時を過ぎたらなんでもなく印刷できるようになった。原因はやっぱりわからない。

◇ ラジオ・読書・テレビ

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。火曜は東貴博と黒沢かずこのペアだが、黒沢の原稿の読み間違いがすごくて笑ってしまう。今まで、こんなにひどかったっけ。この音読のひどさは「HONMOKU RED HOT STREET」のスモーキーテツニと双璧だ。12時台は、ケラリーノ・サンドロヴィッチがゲスト。ケラが「ビバリー」に登場とは珍しい。ケラの「世界は笑う」を高田先生が観に行ったことにも驚いたが、ケラも高田先生に会ってみたいというので、これはぜひ実現してもらいたいな。ケラが渋谷円山町の出身だというと、東貴博からは「円山見番寄席」でウッチャンナンチャンを観ていたという話があり、すると、ケラからはさらに、日本映画学校の1年後輩だったウッチャンナンチャンの漫才の発表会を観に行ったことがあるという話が出た。そうかと思ったのは、東貴博は、東八郎が「お笑いスター誕生!!」の審査員をやっていたから、番組の観覧によく行っていたのだ。

 夕方にまた改めて外出し、駅前のドトールに入り、しばらく読書をした。ここ数日、読む本がまるで定まらず、あれこれつまみ読みしてばかり。なにか小説をひとつ読んでしまいたかったが、保坂和志「言葉の外へ」を優先する。2012年刊、河出文庫。親本は2003年刊。言葉について書かれた本だろうと読み始めてみたが、言ってしまえば、雑文集のような本で、あちこちの新聞や雑誌に書かれた文章が集められている。第2章には「将棋世界」の連載がまるまる収録されていて、いっぽうでは「現代思想」や「文學界」に書かれたものもあり、この区別のなさには興奮させられる。以下、引用をいくつか。P10「人は、そういう特別な人たちが残した特別な成果をもとにして、それへと至る時間・行為の積み重ねを知る。特別な成果が残されていなければ、それへと至る(それを取り巻く)膨大な時間は誰にも知られず、時間の闇の中に消えてゆく。――という、この世界像がそもそもの間違い、人間の認識をつまらない方へ向かわせてきたのではないか。」 P76「すごく大雑把な言い方をすれば、「勝負」が現実世界であり、可能性の世界とは「研究」のことだ。研究は時代とともに進歩する。科学がまさにそれだ。しかし芸術はそうとは限らない。芸術は時代を超える。とりわけ演奏がそうだ。」 P102「ハイデガーとカフカ、ベケットの方向が正反対に見えるのは、カフカとベケットが実作者(実践者)であり、ハイデガーはそうではなかったという理由によるのではないかと私は思う。突出した実作者とは思索を自分の身体に刻印する能力を持っている者のことで、ただ思索をつづけるだけの者はどうしても身体と世界との関係が甘くなる。」 P120「二十世紀が間もなく終わろうとしている現在、自分の立場と反する考え方に対して強硬な(ヒステリックな)反論をする人は、神秘主義的な考え方を持っている人よりも科学的な考え方を持っている人に多い、というのは注目に値する。――私は神秘主義者ではない。私は科学的な立場で考えているつもりだ。しかし私はいまの科学の考え方が人間について語るにはあまりに不十分だと言いたいのだ。」

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。まずは、今日の「徹子の部屋」(ゲスト・千秋)。それから、昨夜の「キョコロヒー」を観ると、こちらはイワクラがスタジオに登場。土曜の「太田光のつぶやき英語」はアメリカ中間選挙の特集。NHKの高橋祐介というひとが解説する。「さんま御殿」も追っかけ再生で観てしまう。「二刀流芸能人」という特集で、彫刻家でもある秋川雅史が初登場。

 月曜に放送された「スイッチインタビュー」を2週分、養老孟司、太刀川英輔の対談の前後編をまとめて観た。前編は鎌倉での収録、後編は太刀川英輔が経営するデザイン会社に場所を移す。太刀川英輔というデザイナーを初めて知ったが、若いひとかと思ったら、1981年生まれ、41歳だからたいして若くもない。山本七平賞を受賞し、その審査員が養老孟司だったというのだが、改めて山本七平賞の受賞者を確認してみると、ごりごりの保守系言論人の名がずらりと並んでいでぎょっとする。

 先日、洋光台から運んできた本のひとつが、さっそく、1万円で売れてくれてほくほく。これひとつでもう、労力はばっちり回収できたな。過去の自分に助けられる。深夜1時から「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...