ラベル 林文子 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 林文子 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2021年8月23日月曜日

8月23日月曜日/「竜とそばかすの姫」など




◇ 貧乏暇なし

 朝から都内に。昼食は新宿西口で、くじゃく茶屋という店に入り、ランチメニューのかつ煮定食を食べた。ご飯、味噌汁、漬けもの、味つけ海苔、サラダ、ドリンク付き。850円。正午前だったが、まだ空いている店でランチを食べるというのはなかなか贅沢なもんだ。席にはカーテンがあり、閉めると、ちょっとした個室のようにもなった。それから、ブックオフに寄り、220円の本を4冊買った。代々木に歩き、ブックオフにもう1店。こちらでは110円の文庫本を1冊だけ買った。小田急線の南新宿駅から、新百合ヶ丘に移動。映画を観たいと思っていたが、金の余裕があるわけでもなし、ほかにやるべきことの時間を考えると、迷っていたが、決められないまま、とりあえず、ブックオフには寄ろうと思い、新百合ヶ丘で降りてしまった。ベローチェに入り、アイスコーヒーとブリオッシュクリームパンを食べる。


◇ 映画

 かなり迷っていたが、新百合ヶ丘まできてしまったのだから、やっぱり映画を観てから帰ることに決めた。イオンシネマ新百合ヶ丘で、「竜とそばかすの姫」を観ていく。イオンシネマは月曜は1100円。座席はソーシャルディスタンス仕様だったが、けっこう埋まっていた。券売機の画面は、後方の席がまず映るようになっていて、前方はまだまだ空いていた。それより前には誰もいない、F列をとったが、すぐ後ろには客がいて、もう1列前にしてもよかった。今どきのシネコンは、前方の席でもだいたい観やすくなっていると思う。細田守監督作には、好きなものもあるが、ぜんぜん興味がもてないものもあり、今作は観なくてもいいかと思っていたが、主演が中村佳穂だとニュース番組で知り、そこで初めて、観てみたくなった。結論からいうと、序盤はとても面白そうだったが、面白さが持続せず、好きな作品とはならなかった。現代的すぎて、疲弊させられるような感じすらしたが、観ながら考えることはとても多かった。考えさせられはしたが、楽しませてはもらえなかった映画だ。すずが暮らす現実の場面には情緒があったが、仮想世界の場面になると、画面の美しさに圧倒されたのは最初だけで、あとは退屈してしまった。中村佳穂だから、歌の場面をもっと期待していたが、歌をアニメで表現することの難しさのほうを感じた。優れた歌声があっても、歌っている際の身体表現が充分でないという感じがする。あの歌を歌う人物は、もっと魅力的に映らなければおかしい、というのは、たとえば、AI美空ひばりにも感じることだ。事前に情報を入れず、中村佳穂以外の出演者はぜんぜん知らなかったのだが、エンドロールを見ると、芸能人も多く出ていた。なすなかにし、鬼越トマホークが出ていたようだが、笑わせる場面を作らないのはもったいない。この出演者を選びながら、どうしてこんなにユーモアがないのかと思う映画だった。

 

 映画のあと、オーパのブックオフに寄り、ここでは3冊買った。ツイッターから新規感染者数の確認をすると、東京は 2447人、神奈川は 2579人となり、ついに神奈川が東京をうわまわった。20時半頃に帰宅し、帰宅してから気がついたが、どうやら、映画館の座席にペットボトルを置きっぱなしにしてきてしまった。こんなことは初めてだ。いよいよ注意力がだめなのか。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。あばれる君がゲスト。高田先生のテンポに食らいついていく、反射神経、胆力はさすがで、このひとが売れているのも納得する。聴きそこねていた一昨日の「ナイツのちゃきちゃき大放送」の後半を聴くと、こちらは、Mr.マリックがゲスト。ふじいあきらがマリックのもとで勉強していたというのは知らなかった。マギー司郎とは、素人時代から、お互いに本名でコンテストに出ていたころから知る間柄だそうで、マギー司郎のテクニックはたしかであり、「お笑いスター誕生」ではこんなマジックをやっていたなど、マリックはマギー司郎のことをそこまでしっかりと知っていたのだ。

 NHKのサイトで、横浜市長選の得票数を改めて確認し、区ごとの得票数を見てみると、田中康夫が林文子に勝っている区がけっこうある。鶴見区、神奈川区、港北区、緑区、青葉区、都筑区、瀬谷区では田中康夫は3位。青葉区なんかは、2位の小此木八郎にかなり迫っている。青葉区では、林文子は松沢成文にも負けていて、とにかく弱い。

 Spotify で、「竜とそばかすの姫」のサントラを聴きながら、23時過ぎには眠った。

2021年8月22日日曜日

8月22日日曜日/横浜市長が決まる

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚めて、録画していた昨夜の「お笑い向上委員会」を観た。蛍原、フジモンが出ていたが、もちろん、解散発表よりも前の収録だろう。大竹しのぶが出ていたオリンピック閉会式の話、それから、もう中学生、あばれる君、ホリケンのラップバトルがあり、ぽんぽこの高木ひとみ〇、ジョイマン高木の活躍もあった。ある種、現実から少し遊離したところにいるような人物たちの世界で、さんま好みの笑いはどうもこういうところに発生する。

 日曜はいつも「サンジャポ」と「ワイドナショー」を録画しているが、今日はまず、「ワイドナショー」の雨上がり決死隊解散の話題を優先して観た。東野はあの配信の出演者であり、関係の深い松本の発言もどうしても気になる。この番組では、「解散報告会」の実際の映像も使用していた。局は違っても、吉本の関係があるからだろうか。それから、「サンジャポ」を観ると、爆笑問題はふたりとも、雨上がりの解散にはかなりドライな反応だった。太田は「ただの漫才師の解散」と言う。田中は、一緒に活動はしていなくても解散はしていない、ホンジャマカやTake2の例を挙げた。しかし、ふたりとも、あの2時間弱の配信はどのくらい観たのだろうか。テレビだけでなく、タイムフリーで、昨日の「田村淳のNewsCLUB」も聴いたが、オープニングはやっぱり、雨上がり解散の話題になっていた。淳は、自分の相方が宮迫でも解散するという言いかたをしていた。

 13時からは「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴いた。14時台ゲストには、横山剣さんが登場した。カバーアルバムのプロモーションだが、この番組には二度目の登場だ。爆笑問題のふたりはクレイジーケンバンドのことはそんなに知らないんじゃないかと思うが、爆笑問題と IKURAさんとの関係性もあり、会話はずっと可笑しかった。剣さんの純粋さ、子どもっぽさ、適当さを、太田が指摘していた。

◇ 市長選

 15時前、近所の郵便ポストに投函に行くついでに、小学校で、市長選の投票も済ませてくる。そういえば、コロナ禍での選挙は初めてということになるのか。入り口で手指を消毒し、使い捨ての鉛筆を自分でとる。15時というきりのいい時間だったせいか、けっこう混んでいた。NHKの出口調査がきていたが、出口も混み合っていて、ほかのひとが訊かれている横をすいすい通り、すぐに帰宅した。

 夜にまた、スーパーに買いものに行き、すぐに帰ってきて、20時過ぎに、ツイッターからニュースを確認すると、山中竹春が当選との速報が出ていた。てっきり、小此木八郎が当選すると思っていたから、この結果には驚いた。48歳、いちばんの素人が勝ってしまった。菅首相推薦の小此木、現職の林文子が負け、現状の否定がはっきりと表れたという意味では愉快な結果になったが、山中竹春個人の能力は大丈夫なのだろうか。得票数は、開票速報を見るかぎりではほぼダブルスコアだ。田中康夫は4位で、3位の林文子にかなり迫っていた。

◇ 読書

 昨日から読み始めていた、橋本治「そして、みんなバカになった」を読み終えた。2020年刊、河出新書。橋本治の文章は、自分にはかなりわかりにくいところが多いのだが、これはインタビューを集めた本で、だいぶ読みやすかった。いちばん古いものは 2004年、いちばんあとのものでは 2017年のインタビューが収録されている。付箋を貼った箇所をいくつか引用。「だからパソコンを大人は覚えられないけど、子供がさっさと使っちゃうという、大人と子供が逆転した時代ってあるじゃないですか。すでに戦後はそうなるように運命付けられているんです。大人は知らない。知らない点においては、大人も子供も同じスタートラインに立っていて、知らないものをマスターするんだったら子供のほうが早いという。それでどんどん文化が低年齢化していくんです。」(2017年・P41) 「豊かになっていくというプロセスと、バカになっていくというプロセスはほぼ同じですよね。ただ、バブル以後、豊かになっていくというプロセスがなくなってしまったからバカになっていくという方面ばかりが目立つようになったんじゃないですか。」(2017年・P54) 「今の世の中というのは、いろいろと面倒だと思うんですよ。何かを言えば誰かが抗議の声をあげるものだから、それを避けようとして、すごく慎重に迂回して言う風潮になった。民主主義が進むと逆になにも言えなくなる。これは民主主義の最大の弊害だと思いますよ。建設的な意見は出てこなくて否定的な意見ばかりが出てくるという。」(2011年・P190)

 タイムフリーで、昨夜の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴くと、スモーキーテツニが濃厚接触者になったということで、剣さんひとりの放送になっていた。「剣さん、イイネ!」のコーナーには、大江千里が出演した。(このコーナーはコメントだけの出演で、会話があるわけではない。) 大江千里のコメントのあと、1984年、ダックテイルズ時代に、大阪の「ヤングタウン」で大江千里と共演していると剣さんは語る。紳助竜介が司会で、西川のりおも出演し、そのときのダックテイルズのバックダンサーを大西ユカリが務めたそうだ。

2021年8月21日土曜日

8月21日土曜日/横浜のあちらこちらで




◇ 伊勢佐木町

 昨日は、昼間は暑かったが、夜中は涼しくなり、今朝も涼しい。朝から黄金町まで行く用があり、それがすぐに終わり、伊勢佐木町のマクドナルドに入り、アイスコーヒーとエッグチーズバーガーを食べた。しばらく読書をして、午後になってから、雲雀洞に寄った。3月以来、ひさしぶりの訪問。外のワゴンから1冊、とり・みき「ダイホンヤ」を買い、30分ほど、雑談をしていく。馬燈書房にも寄ってみようとしたが、こちらは閉まっていた。イセザキモールを関内方面に歩き、ブックオフにも寄っていく。文庫本になかなか買うものが多く、9冊買った。有隣堂にも少し寄り、新刊のチェックをしていく。


◇ 放送ライブラリー

 関内駅の反対側にわたり、海側に進んでいく。今日は時間があると思い、放送ライブラリーに寄ろうと、あらかじめ計画していた。去年は何度か利用していたのだが、今年に入ってからは初めてだ。「日本の喜劇人」を読んでいる最中に、確認したい番組がいくつかあったが、ここに遊びにくるような余裕がまるで作れなかった。しかし、それよりも、今は雨上がり決死隊に興味が移ってしまった。昨日のうちに、ホームページで検索しておいたが、まず、2002年10月放送の「ワンナイR&R」を観る。雨上がり決死隊、DonDokoDon、ガレッジセールという3組を中心にしたコント番組だが、放送当時はぜんぜん観ていなかった。なぜそんなに興味がなかったのかもわからないが、この番組はややこしい変遷があり、放送ライブラリーのデータでは第1回と書いてあるが、ウィキペディアにあたってみると、どうやら、この時間帯に移動してから第1回ということのようだ。タイトルも変化しているのだろうが、この時期にはすでに人気番組で、定着しているキャラクターがいくつも登場する。オープニング映像のかっこよさに、勢いのある番組のムードはあるが、とはいえ、ここに至る流れを知らないものには、それを飛び越えるほどの面白さは感じられなかった。しかし、30分番組で、ここまできっちりとコントを作っている番組が、まだこの時代にはあったのだ。スタッフを確認したかったが、どういうわけか、エンドロールが流れず、ここに収蔵されている映像はエンドロールを入れる前のものなのだろうか。続けて、「ワンナイR&R」をもう1本、2003年6月放送の100回記念の回も観た。この番組では、この2本だけがここには収蔵されている。1時間の拡大版だと思うが、おおむね傑作選で、ゴリエの名場面にずいぶん時間を割き、当時のゴリエの人気ぶりが感じられる。実際、ゴリエのコントで見せるゴリの身体能力はすさまじいもので、ほかのなによりもいちばん面白かった。出演者3組はいずれも三十代で、肉体的に充実している。吉本の3組だが、どういうわけか、とんねるずの番組に似た雰囲気があると思った。山口智充の芸達者ぶりも発揮され、ゴリとぐっさんは怪物的なのだが、主役になり得るアイドル性があるのはやっぱり宮迫だろう。放送ライブラリーの利用時間は2時間。30分余り、その時間で、「日本の話芸」の仁鶴の「兵庫舟」を観た。1991年11月放送。この時代の仁鶴はとっくに落ち着いていて、たいして面白くはないが、仁鶴の出演番組ではこれよりも古いものは収蔵されていなかった。

 放送ライブラリーのあとは、中華街で食べていくのが決まりになっている。中華街は4月以来だ。適当に歩き、隆昌園という店の外でメニューを見ていたら、店のお姉さんに呼び込まれ、ここに決めてしまった。たぶん、この店は初めて入ると思うが、17時前だったが、ランチメニューをまだやっていて、とり肉辛味噌炒めを食べた。680円。関帝廟のほうに歩いていくと、隣りの中華学院が消滅していた。横浜スタジアムのほうに抜け、横浜公園の脇のベローチェに入り、ひと休み。ツイッターから新規感染者数を確認すると、東京は 5074人、神奈川は 2705人。




◇ 市長選

 関内から根岸線で横浜駅に戻り、市長選の選挙演説をやってるんじゃないかと思い、西口に出てみると、どうやらこれから、小此木八郎の演説があるようだ。ツイッターで検索してみると、少し前には林文子が演説していたようで、もうちょっと早く横浜駅に戻ってきてもよかった。駅前の広場には、マスコミのすがたと、メガホンを肩からかけ、小此木八郎よりも先に演説をしている活動家のすがたがあった。5分ほど待っていると、小此木八郎の選挙カーがやってきて、タスキをした本人が降りてきた。聴衆のなかに入っていくが、握手ができず、グータッチでまわっていく。こちらにもやってきたが、別に支持者ではないから、グータッチはしなかった。投票日前日、最後の演説ということで、応援の議員がたくさん集まっていて、本人の前に、つぎつぎに演説をしていく。しかし、意気込みばかりで、内容のない話が続き、この演説作法はもう、絶望的に古いんじゃないのか。いちばんの大物は石破茂で、石破茂以外は誰だかわからなかった。石破茂は自民党のなかではまともな政治家だと思っているが、それでも、演説になると珍妙な芸になる。たしか、コロナの話をしていたのだと思うが、ステイホームになったせいで空き巣が減り、引ったくりも減ったが、家庭内暴力が増えているという話をしていた。それから、先日の小田急線車内での事件の話になり、刃物を取り出すところを、みんなスマホを見ていたから誰も気がつかなかったという。それがどこでどうつながったのか、「それを防げるのは、小此木八郎しかいない!」といきなり言うので、論理もへったくれもなかった。そして、妊婦さんが自宅で出産し、死産になったニュースについても語り、現状に対する問題点をうねうねとあげているかと思ったら、「それができるのは、小此木八郎しかいない!」と声を張りあげる。漫談のブリッジなんだろうか。そして今度は、コロナのせいで婚姻率が減ったという話になり、その問題について語っていく。いつ出るかと聴いていたら、最後にはやっぱり、「それができるのは、小此木八郎しかいない!」が出た。応援演説がぜんぶで30分以上続き、石破のあとに小此木八郎がついに登場したが、小便に行きたくなり、その場を離れた。 










 20時半頃に帰宅し、まず、ブログの更新をひとつ。それから、タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いた。「常連さん」は松尾貴史。どうやら、田中康夫の代打だったようだ。仁鶴について語っていたのがとてもよかった。こういう話はほかの担当者では無理で、今日は松尾貴史の担当でちょうどよかった。録画している「Nキャス」も追っかけ再生で観て、深夜0時前には眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...