ラベル ゆで太郎 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ゆで太郎 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年4月27日土曜日

4月27日土曜日/21年ぶりの「心はロンリー」

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ゴミを出してから、ブログの更新をひとつ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をオンタイムで聴きながら、もう少し眠りなおした。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。土曜の朝は「虎に翼」の今週のダイジェストを観る。いろんなことが起きている週だった。

 昨日の「徹子の部屋」のゲストはティモンディ。事務所の先輩であるサンドウィッチマンと、事務所の後輩である高橋英樹からメッセージが届いた。高岸のほうから前田を誘ってコンビを組んだというのが少々意外だが、こういう番組でしゃべっているすがたをたっぷりと観ると、天然を装っている高岸のほうがじつはしたたかなんじゃないかという気がする。もう中学生と同じタイプだろう。しかし、多くの若手芸人がこの番組ではそうなるように、まともな会話が不得手だ。高岸は爪痕を残そうと暴れている。前田が多才な常識人に見えてくる。

 先週日曜に放送された「心はロンリー気持ちは「…」FINAL」の事前特番を観る。さんま、川口春奈が出演、進行は西山喜久恵。21年ぶりの新作にしてファイナルということだが、じつは過去作はあまり熱心に観た記憶はない。この事前特番では、第1作目の最初のシーンを観ることができた。最初は「月曜ドラマランド」の枠だったんだな。「心はロンリー」といえば、ザッカー兄弟のようなサイトギャグなのだが、過去の伝わりにくいギャグの検証をしていたのが面白かった。こういうのをもっと観たかった。川口春奈は今回の撮影で、書き割りセットを初めて見たという。

 午後はまたラジオ。「田村淳のNewsCLUB」を途中まで聴いていた。ニュース解説は速水健朗。亡くなった宗田理を扱うニュースで、宮沢りえが主演した「ぼくらの七日間戦争」と、その2年後に起きた校門圧死事件を関連づけて語っていた話が興味深かった。その教員がのちに暴露本を出していたとは知らなかったな。

◇ 星川

 午後から外出。星川まで行ってくる。保土ヶ谷図書館に寄り、本を2冊返却。どちらも読み終わらず、しかし、ひとつは予約が入っていて貸し出しを延長できなかった。読書計画がまったくうまくいかない。また2冊、さほど迷わずに選び、すぐに借りていく。ゆで太郎に寄り、遅めの昼食。まる得セットのミニ三海老天丼セットを食べた。730円。そのあとはイオン天王町のフードコートでひと休み。マクドナルドの新商品、メープルバターホットケーキパイを食べた。

◇ 読書

 フードコートでしばらく読書をしていく。「ユリイカ」2019年の橋本治特集の号を図書館で借りているのだが、これも延長したかったが予約が入っていて、ろくに読まないうちに明後日までに返さなければならなくなった。読みたいところだけ、つまみ読みしていく。栗原裕一郎による橋本治インタビューと、橋本治と宮沢章夫の対談は発売時に読んだ記憶があったが、これらはどちらも2010年6月号の橋本治特集の再録だった。2019年だったかなと変な気はしたのだが、読んだのは2010年だ。(古本で読んでいれば、もう少しあとに読んだ可能性もある。)読みながら、橋本治が亡くなったのはいつだったっけと混乱もさせられた。それ以外は初めて読むものだが、浅羽通明、安藤礼二、小谷野敦による橋本治論を順に読んでいった。とりわけ、小谷野敦の橋本治論が面白かったが、これも2010年の橋本治特集に書かれたものだった。とりあえず、これだけ読んでもう返却してしまおう。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していた「心はロンリー気持ちは「…」FINAL」を、放送が終わった深夜になってから観た。フジテレビ開局65周年企画。さんまが歩く冒頭、そのシーンにオリジナルの歌が重なる。この歌がドラマの内容を説明する歌詞になっていて、さっそく、小ネタを連発、このシリーズのファンにしかわからないおなじみのネタも入ってくる。さんまは定年を間近に控えた刑事。さんまの娘、川口春奈は喫茶店をプロデュースしている。喫茶店の店員を村松利史が演じているのが嬉しい。さんまの妻は吉田羊。増えるわかめから回想(海藻)シーンに入り、さんまと吉田羊の出会いの場面になると、ここはほぼ「さんまの駐在さん」だ。吉田羊のコント芝居を観ることができた。さんまと吉田羊は離婚している夫婦であることがのちに明らかになり、セットが開くと山口もえが登場し、「再婚ブギウギ」という歌を歌う。ミュージカル仕立てになっている。家族の物語があるいっぽう、刑事であるさんまは部下たちと詐欺グループの捜査をしている。その詐欺グループのボスを高田純次が演じているのも嬉しいキャスティングなのだが、さんまと組み合うような芝居はあまりなかったのが惜しい。さらに大ボスとして登場するのは大竹しのぶだ。こんなドラマでも大竹しのぶは怪演をしてみせる。そのほか、ワンシーンだけの出演者がたくさんいるのはこのドラマならではで、「江戸切子」という言葉に合わせて磯野貴理子が登場するようなダジャレのネタはいいのだが、次長課長や中川家礼二、ものまねタレントなど、単に持ちネタをやらされるために登場するような場面にはなんの必然性もなく、流れが強引であることも多かった。さんまがドラマの流れのなかで「ナインティナインのオールナイトニッポン」の生放送中に乱入したり、あるいは、木村拓哉が共演者たちにはサプライズで出演したりというサービスもあったが、驚いた吉田羊と川口春奈を無言のままにさせているのはもったいない気もした。うまくいっているギャグもあれば、うまくいってないギャグもあり、ギャグにムラがあるのだが、しかし、大前提として、このドラマのために2時間40分の時間を割いたのは大英断だろう。なにしろ、最後まで夢中になって観てしまった。わからないギャグもたくさんあり、そのつど、一時停止と巻き戻しを多用したが、「栗だと思っているウニ」の露店など、事前特番を観ていたからわかったギャグもあり、オールドファン向けのネタが多すぎるんじゃないかとも思ったが、細かいことを言い始めるときりがない。それだけ細かいことをやっているドラマなのだからしかたがないのだ。「心はロンリー」は80年代に9作が作られ、10作目は90年代、11作目は2000年代、そして、21年ぶりに今作というペースになる。ちょうど、80年代的なものが受け入れられるタイミングでもあったんじゃないだろうか。

2024年1月6日土曜日

1月6日土曜日/年末から年始にかけて

◇ 五反田

 朝はラジオ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけていたら、「常連さん」のコーナーで、えのきどいちろうがしゃべっていた星稜高校のサッカーの応援に駆けつけたひとたちの話がとてもよかった。ラジオは中断し、午前中から今日も都内に。今日は暖かくなりそう。目黒線の不動前に用があり、それから、五反田のTOCビルまで歩いた。地下のゆで太郎に入り、ミニとりから丼セットを食べた。680円。ベローチェに入り、ひと休み。寒くないからアイスコーヒーにする。スマホの充電をしながら、しばらく読書をしていく。

 ブックオフに寄り、110円の文庫本を3冊、220円の単行本を1冊、雑誌を1冊買っていく。大崎広小路駅から東急線を乗り継ぎ、横浜まで戻ってきた。ビブレのGUに寄り、買いものをしようというつもりだったが、金の計算を改めてしてみると躊躇する。まだ買わなくていいだろう。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 帰りの電車内でも読書を続け、井伏鱒二「珍品堂主人」を読み終えた。2018年刊の増補新版、中公文庫。新年1冊目の読書。年末に図書館で借りた本だが、奇しくも、「能登半島」という短編が収録されていた。去年は神奈川近代文学館で井伏鱒二展があり、それと同時に、あるきっかけで古美術への興味もあったから、井伏鱒二作品ではまず「珍品堂主人」を読みたいと思っていた。巻末の白洲正子の解説が面白く、珍品堂主人のモデルにした秦秀雄について書かれている。ほかの登場人物に関しても、モデルが誰かわからずに読んでしまったが、もうちょっと予備知識を入れてから読んだほうが楽しめたかもしれない。失敗した。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。元日に休止になったタモリと鶴瓶の特番「タモリと鶴瓶のテレビDEお正月」が改めて今朝に放送された。タモリと鶴瓶のトークから始まり、それから、ゲストのあいみょんが登場する。40年前、NHKの正月番組に出演するタモリの映像が流される。今年は「ブラタモリ」と「家族に乾杯」の合体番組ではなく、スタジオで過去のテレビ欄を見ながら、正月番組をふり返る番組になった。まずは 30年前、1994年1月1日のテレビ欄は、タモリも鶴瓶も活躍している時代だ。タモリはBIG3ゴルフに出演。鶴瓶は、フジテレビの朝に「さんま&鶴瓶の初詣!爆笑生ムギ生ギャグ生放送」という番組に出演していた。「爆笑ヒットパレード」をやらなくなった年かなと思ったけど、ウィキペディアにあたるとこれも「爆笑ヒットパレード」のようだ。しかし、テレビ欄にはそのタイトルは書かれてなかったんだな。70年前、1954年1月1日のテレビ欄、60年前、1964年1月1日のテレビ欄とふり返っていく。NHKには 1961年元日に放送された「日本のツル」という番組の映像が残されていた。久米明のナレーションをタモリがものまねすると、あいみょんに「信じられないくらい似てないです。」と言われていた。45年前、1979年1月1日のテレビ欄を見ると、この年はタモリが大活躍していて、ピンクレディーの特番、「刑事マチャアキ謎の犯人タモリを追え!!」という番組、そして、NHKの朝に「にっぽんのうた」という番組に出演している。タモリとデビューした年が同じピンクレディーも大活躍している。同年、1979年1月2日に放送された「とびだせヤング!」で起こったハプニングの映像が流される。西城秀樹のステージの最中に、客席の女性がステージにあがってきて握手をする映像が残されているのだ。生放送ではないのに、この時代はカットができなかったのか。ここでタモリも「いいとも」で起きたハプニングを語る。1981年1月2日のテレビ欄には、ツービートの名前がたくさんあった。漫才ブーム直後の年だ。この年、鶴瓶は「上方お笑い大賞」に出演し、タモリはその裏番組、「オールスタービックリ寄席」という番組に出演していた。同じ日にはNHKでは「花の落語家大討論」という番組があり、その映像が流される。ここに出演しているのは鶴瓶かと思いきや、なんと、タモリが出演していた。三國一郎が司会、談志、枝雀、馬風、小朝、円楽、円蔵に混じり、タモリと泉ピン子が出ている。タモリは小朝に寺山修司のものまねをふられていた。この時代の鶴瓶の活躍の場はまだまだ関西にかぎられる。1985年1月1日放送、毎日放送の「突然ガバチョ!」の映像が出され、NHKでは、1987年1月3日に放送された「鶴瓶のおしゃべり家族」に出演していた。これが「家族に乾杯」の原点というわけか。最後は、2000年1月1日のテレビ欄を見て終わり。ああ、NHKの珍しい映像をもっと観たかった。

 今朝の「週刊フジテレビ批評」は「ドラマ辛口放談2023総まくりSP」。梅田恵子、吉田潮、木村隆志、大島育宙という4人の放談が毎回楽しみで、ドラマを観る際に参考にしている。大島が加わってから特に面白くなった。今回はいつものスタジオではなく、どこなんだろうと思うところで収録していた。グランプリはそれぞれ、梅田恵子が「ハヤブサ消防団」、吉田潮が「大奥」、木村隆志が「VIVANT」、大島が「ブラッシュアップライフ」を選んだ。

 年末23日に放送された「週刊フジテレビ批評」も観そびれていた。この回の後半には放送作家座談会があり、2023年のテレビ界をふり返る。宮地ケンスケ、勝木友香、矢野了平というメンバーが出演。それぞれがあげる「神番組」は、宮地ケンスケは「まつも to なかい」の初回と「秋山ロケの地図」、勝木友香は「27時間テレビ」と「水曜日のダウンタウン」の「名探偵津田」、矢野了平はNHKの「日本おもひで探訪」と「有吉弘行の脱法TV」。「名探偵津田」のミステリーの部分は、まさに矢野了平が手掛けていたものだった。矢野によると「まず大事なのはいかに津田さんをいらいらさせるか」 続いて、ブレイクタレントについて語るコーナーでは、宮地は満島真之介、勝木はあのちゃん、矢野は野々村友紀子の名をあげた。最後は重大ニュースについて、ドラマ枠の増加と「VIVANT」のヒット、スポーツ中継の盛りあがりと放送権料の高騰、BSプレミアムの終了、ジャニーズ問題などが話題にあがった。

 今朝の「ワルイコあつまれ」は「子ども記者会見」に錦鯉が登場。昨夜の「ネタパレ」は新年1回目の放送。チョコレートプラネット、ロッチ、アルコ&ピース、ナイツ、バイきんぐと、売れっ子だらけが出演し、過去の傑作選なのかなと思うほどだったが、セットに門松があったから新たに収録されたものなのだろう。ナイツは遺品のネタとウンコのネタって、正月番組でそれはないんじゃないか。寄席芸人なのにその感覚が欠けているのが不思議だ。

 今日の「ニュース7」を観ると、能登半島地震の死者は 126人に。死者が100人を超える地震は過去30年のなかでは4回しかないようで、阪神大震災と東日本大震災が突出しているが、2016年の熊本地震では 276人が亡くなっている。今日の「Nキャス」も冒頭だけ観ると、もちろん、地震のニュースから始まる。被災されたかたが撮っていた映像などは、ここで初めて観るものも多かった。改めて、愕然とさせられる。

 タイムフリーで、今日の「田村淳のNewsCLUB」を聴くと、この番組は事前に収録されたものだった。大きなニュースが多いのに、呑気に年末年始の予定などを話している。ニュース解説は速水健朗。2024年注目のニュースというテーマだったが、最後に「文春砲とはなにか」について語っていたのは面白かった。松本については触れないかと思いきや、淳のほうから触れた。12月30日の収録だとここで明らかにされていた。

 注文の品がまた見つからず、部屋を掻き分けて探していたら、本の山が何度も崩れるし、本当にひどいとしか言いようがない部屋の状況だ。情けない。今夜は映画を観る余力なし。深夜2時頃に眠る。

2023年8月23日水曜日

8月23日水曜日/空中を通路が走る

◇ テレビ

 早朝から眠りなおし、午前中に駅前まで出る必要があり、ついでに買いものをして帰ってくる。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。録画していたテレビ番組も少し。昨夜の「アンタウォッチマン!」は「気持ちいい先輩風を吹かせたい」という新企画。男性ブランコと相席スタート山添が登場し、サンドウィッチマン、アンタッチャブルがアドバイスをする。男性ブランコが単独ライブのチケット代が4500円だというと、サンドウィッチマンは安いといって、うちは6500円だという。東京03やバナナマンと、われわれの世代で単独ライブの値段をあげていこうという話をしているということを言っていた。ライブで食えるようにするという意味ではいいことなんだけど、しかし、ひと昔前の感覚からすると高すぎるよなあ。6500円って、そのライブにネットフリックス半年分の価値はあるのだろうか。

◇ 竹芝

 午後から外出。まず、平沼橋に寄り、届けものをひとつ済ませる。横浜駅まで歩き、それから都内に。浜松町に出て、竹芝のゆで太郎に入り、マル得セットのミニ唐揚げカレーセットを食べた。730円。無料券を使い、かき揚げもつけた。ミニ唐揚げカレーといっても、それほどミニではない。満腹になる。モリバコーヒーに寄ってみたかったが、計算よりも時間がなくなってしまった。失敗。日が暮れたころに竹芝客船ターミナルに行ってみると、なにかのイベントなのか、浴衣の男女がとても多かった。いや、ほとんどが女子だったかな。この竹芝客船ターミナルの上階は竹芝駅とつながり、さらには産業貿易センタービルから浜松町駅のほうまで、空中を走る地上3階の通路でつながっているのだと初めて気がついた。浜松町駅まではたどりつかず、手前で途切れてはいるのだけど、眺めがよく、昼間にまた歩いてみたくなる。






 浜松町駅から山手線、大崎まで乗り、相鉄線直通の海老名行きに乗り換えると、発車してすぐに停車し、車内の照明が落ちたのでなにごとかと思う。アナウンスがなんと言っていたのかよくわからなかったが、電源の点検かなにかだったのか。冷房も止まり、車内の窓が開けられるが、少しの時間で復旧したからほっとした。この暑いときに、冷房の止まった車内に閉じ込められたりなどしたらたまったものではない。

 夜に帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は石川ひとみがゲスト。1981年放送、22歳のときに出演した回の映像も流される。番組後半では「まちぶせ」を歌った。現役感に欠けるかなと思ったが、じつは今もコンサート活動はやっていて、2年前のコンサートの映像も流れた。夫がミュージシャンで、コンサートも一緒にやってるんだ。深夜1時近くになり、ポッドキャストを聴きながら眠るが、よく眠れず、朝までに何度も目が覚めた。

2023年7月27日木曜日

7月27日木曜日/温泉玉子もつける

◇ テレビ・読書

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は、前半には「扮装状態でスタッフに撒かれたら一巻の終わり説」という企画。ひょうろく、はっしーはっぴー、あぁ~しらきが仕掛けられる。後半には「相撲負ける方の決まり手なら自在にコントロール出来る説」という企画があったが、これはざっと早送りで観てしまう。月曜の「午前0時の森」は暗号の特集。超難解暗号を解読できる視聴者を生放送中に求めていた。観そびれていた「おかべろ」を2週分、7月16日の放送は吉本新喜劇の4人がゲスト。オールバックに髭を生やした男、ぱっと見て誰だかわからなかったが、水玉れっぷう隊のアキだ。今は新喜劇で活躍しているのか。そのほか、酒井藍、浅香あき恵、今別府直之というメンバー。7月23日の放送はスピードワゴンがゲスト。


 午後は外出。星川に出て、まず、昼食。ゆで太郎に入り、ミニカツ丼セットを食べた。730円。無料券を使い、温泉玉子もつける。本の返却をするため、保土ヶ谷図書館に。返却したぶんをまた借りるのだが、借りる本をすんなりとは決められず、1時間以上かかった。

 ドトールに入り、ひと休み。借りたばかりの「つげ義春 名作原画とフランス紀行」をすぐに読んでしまう。2022年刊、新潮社のとんぼの本。初出は「芸術新潮」のつげ義春特集か。2019年にアングレーム国際漫画祭のためにフランスを訪れた、その記録を中心としている。つげ義春、82歳で、これが初めての海外なのだ。息子の正助さんというひとが同行していて、初めて知ったが、1975年生まれ、自分と同い年なんだな。同じく、同行者としてこの滞在記をまとめている浅川満寛というひとは編集者だ。現地では、浅野いにおや江口寿史にも出会っている。コロナについてはこの本のなかでは触れられていないが、ちょうどコロナ前の幸運なタイミングだったはずだ。インタビューでは、出生届が伊豆大島になっているということなどは初めて知る話だった。そのあとのページには、短篇7本の原画が掲載されている。「沼」「ほんやら洞のべんさん」「長八の宿」「もっきり屋の少女」「李さん一家」「やなぎ屋主人」「海辺の叙景」という7作。つげ作品を読み返すこともしばらくなかったから、これも新鮮な感覚で読んだ。なぜこの7作なんだろうとも思ったが、とんぼの本では、先に「つげ義春 夢と旅の世界」という本が出ていて、「ねじ式」などの原画はこちらの本に載っているようだ。



 コーナンに寄り、買いものをしてから、夜に帰宅する。夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨日の「徹子の部屋」は武田鉄矢がゲスト。合気道を習い始めたという武田鉄矢は、「金八」をずっとやっていたから生徒に憧れがあったんだそうで、生徒の側にまわってみようかと思い、習いごとをいろいろと始めているのだという。その合気道の道場が偶然にも高倉健が通っていた道場だったということから、話は「幸福の黄色いハンカチ」の試写会のエピソードになっていった。なぜ自分がこの映画に起用されたのか、生涯を通じて考え続けているというと、それについて、この番組に山田洋次から手紙での回答が届いた。武田鉄矢は撮影時に山田洋次から指導された喜劇論を語る。喜劇的な場面を笑いながらやっていたら怒られ、喜劇というのは泣きながら演じるんだという山田洋次は、さらに「渥美清さんはねえ」と続けたのだ。そして、今日の「徹子の部屋」は追悼特集。上岡龍太郎、あき竹城、吉田喜重、坂本龍一、松本零士、団時朗の過去に出演した回の映像が流された。

 放送直後の「ダウンタウンDX」も観てしまうと、こちらは「夏のモノマネ祭り」。みかんの黒柳徹子による「徹子の部屋」に、レッツゴーよしまさの志村けん、ホリの今田耕司と原口あきまさの東野幸治がやってくる。ジョニー志村のタモリが司会をする「ミュージックステーション」には、みかんのあのちゃんや、レッツゴーよしまさの小林幸子が登場。番組開始から20分以上が経過して、ようやくトークになった。元木敦士、広燈、ホリという3名による木村拓哉のものまねがあり、そこから、松本が浜田にキムタクのカツラとサングラスをつけさせる流れには笑う。トークではレッツゴーよしまさの意外な毒が聴けたりなど。ホリからは河口こうへいとキンタローが元恋人だったことが明かされ、ふたりは 10年前に別れて以来、この収録で初めてくちをきいたそうだ。

2023年7月13日木曜日

7月13日木曜日/竹芝






◇ 竹芝・大森

 あまり眠れないまま、朝から都内に。昼食は竹芝、ゆで太郎に入り、ミニカツ丼セットを食べた。730円。竹芝駅のまわりを散策し、外のベンチで休もうかとも思っていたが、蒸し暑くてこれは無理だ。客船ターミナルのベンチで、少し仮眠する。

 夕方には大森に移動し、ベローチェに入り、ひと休み。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、ナイツが昨夜の「ザ・東京漫才」の話をするのだが、ナイツはいつも要約が下手だ。読書もするつもりでいたのに、ひどい眠気がなかなかとれず、とりかかるまでにだいぶ時間がかかった。西友のブックオフに寄り、220円の単行本を2冊買う。帰りの電車内で、ようやく読書の調子が出てくる。横浜駅に戻り、西口の地下を通り抜け、かながわ県民センターまで行って、返却ポストに図書館の本を1冊返却する。有隣堂を覗き、「文藝春秋」の最新号を少し立ち読みすると、秋元康ロングインタビューという連載が始まっていた。インタビュアーも秋元康。目を通してみたら、せんだみつおやセントルイスといった名が出てくる。これは面白いかもしれないな。図書館できちんと読もうか。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・山本耕史)と、昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・ぼる塾&四千頭身)を。NHKの「ニュース7」を観ていると、毎日毎日、災害のニュースばかりだ。

 録りためてあるNHKの「演芸図鑑」をこつこつ観ていて、ようやく今年の2月の放送までたどりついた。林家正蔵と日髙のり子の対談があり、もちろん、「タッチ」の声優として共演した間柄だが、正蔵師匠は「タッチ」はオーディションを受けて採用されたんだそうで、日髙のり子もそのことを知らずに驚いていたから、あまり知られていない話ではないだろうか。そのころ、正蔵師匠が劇団青年座の映画放送部に在籍していたということも知らなかったが、「タッチ」のオーディションはそこの紹介だったという話だった。

2023年4月1日土曜日

4月1日土曜日/面白くならない映画



◇ 新木場・大森・川崎

 今日も朝から都内に。昼食は東雲のゆで太郎。限定メニューの肉とじ丼セットを食べた。700円。写真を撮りそこねてしまい、しかたがないから、食べ終わってから撮った。そのあとは新木場のほうまで行くことになり、予定として考えていなかったから調子が狂う。新木場はだめだ。

 今夜は映画を観てしまおうと思い、映画のスケジュールを調べながら、予定の立てなおし。まず、新木場から京葉線、東京駅から京浜東北線に乗り、大森に移動する。西友のブックオフに寄るが、しかし、買うものなし。220円の単行本を1冊だけ買う。店内、暖房が暑かった。今度は大森から川崎に移動し、東口に出ると、スタチューの大道芸が目に入る。市議会選の選挙演説もちらほら。地下には潜らず、地上からダイスの前を通り、銀柳街に入っていく。モアーズのブックオフにも寄るが、こちらも買うものなし。いつもは見ないCDの棚のほうまで初めてまわってみたが、目ぼしいものはなんにもない。220円のコミックを1冊だけ買う。川崎はだめだ。



◇ 映画・テレビ

 ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、ツイッターを徘徊。そのあとはしばらく読書をする。図書館で借りた本を読み始めるが、読む本がたくさんあり、どれから読んでいこうかしぼれずに困る。

 夜になり、ダイスのTOHOシネマズ川崎に。評判の「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」をようやく、21時ちょうどの回で観た。アカデミー賞作品賞受賞作でもあり、かなり期待していたのだが、なんだかなあ、これがアカデミー賞なのか。面白くなりそうな感じはずっとあるのだけど、しかし、どうも面白くならないんだな。笑いに決着をつけず、するっと逃げる感じがある。いや、主題はそこではないのだろうが、だけど、面白くないものをわざわざ親切に読み解こうとすることにどれほどの意味があるだろうか。だったら、娯楽作品ではなく、専門書のひとつも読んだほうがマシではないか。指がソーセージになるあたりから、松本人志の映画のようだと思い始めたのだが、実際に影響はないのだろうか。後半はだいぶ眠くなってしまった。そもそも、寝不足で映画を観るからよくないのだ。


 深夜に帰宅。雨降りになり、帰宅前にずぶ濡れになった。ことごとく、間が悪い。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「タモリ俱楽部」は最終回。「タモリ流レシピを訂正しよう」という企画、田中裕二、劇団ひとり、市川紗椰が出演し、これはいいメンバーだと思った。スタッフの笑い声がいちだんと大きい感じがして、さすが、最終回は現場の盛りあがりがすごいのだろう。ああ、しかし、これで終わりか。あっさりとした最終回。深夜3時頃に眠る。

2022年9月3日土曜日

9月3日土曜日/記憶にない読書

◇ ラジオ・テレビ

 早朝から眠り、短い睡眠時間で目覚めてしまう。タイムフリーで、昨日放送された友近の「シン・ラジオ」を聴き始める。この日はオープニングからすぐ、ゲストの井森美幸が登場する。20分経ったあたりからは、この番組の前の時間帯を担当している森口博子も加わり、自分にとってはちょっと歳上の女性たちだが、iPhone の使いかたについて、えんえんとおばさん臭いトークをしているのが可笑しい。井森、森口は1968年生まれ、友近は1973年生まれ。そのあとには、かつての「ものまね王座」で披露された、井森美幸の玉置浩二のものまねをひさしぶりに聴けた。コロッケにアドバイスを訊きにいったというのは「あちこちオードリー」でもしゃべってたっけ。

 「シン・ラジオ」は中断し、9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」をオンタイムで聴いた。「常連さん」はえのきどいちろう。午後は「田村淳のNewsCLUB」をつけておく。ニュース解説は古谷経衡。そのあとのゲストコーナーには、安藤優子が登場した。新刊の「自民党の女性認識」が面白そうだ。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「BRUTUS」はドーナツの特集だが、巻末の連載、宮沢章夫とやついいちろうの「平常心ブラザーズ」の対談は、宮沢章夫が入院中となり、やついひとりになった。

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「A-Studio+」は、西島秀俊がゲスト。ゲストと関わりの深いひとたちのもとに鶴瓶が取材に行くのがこの番組だが、なんと、鶴瓶がたけしの自宅を訪問しているのには興奮させられた。仕事がない時期に、たった2分程度の面接で主役に抜擢されたという「Dolls」のエピソードがまずすごいのだが、たけしと同じく工学部出身の西島は、映画の取材中にたけしから数学の問題を渡されたりとか、「この本、面白いよ」といって、数学の本をもらったりしたという。あるいは、西島は 28歳のときに、黒沢清から劇場で三千本ぐらい映画を観ているという話を聞き、40歳までに三千本観るには今から始めなければと思い、それをきっかけにして、西島はシネフィルとなっていった。幅広い仕事選びについて訊かれると、西島「僕はその、下積みといっていいのか、仕事がない時期が長かったんで、どっかで、その時期にやってたはずの仕事っていうものを、ずっと思ってるんですよね。それがやれなかった、で、そこでたぶん経験して、二十代、三十代でたぶんこういう経験をしてただろうっていうものが、あるんですよ。それは、まあ、いくらいってもそれはもう手に入らないんだけど、僕のなかでは欠けてるものなので、それをなんかこう今も追いかけてるし、なんかその、自分の夢も、もっと先も追いかけてるし、っていう感じなんですよね。なんか上手く説明できないけど。まだぜんぜんあるんですよ、その領域が。やってないことが。」

◇ 星川

 夕方から外出。星川まで出て、ゆで太郎にひさしぶりに行ってみると、もつ次郎との複合店になっていた。門前仲町で初めて観たときには珍しい店舗かと思ったが、その後、この複合店は横浜市内でもよく見かけるようになった。もつ炒め定食を食べる。680円。それから、マクドナルドに入り、アイスコーヒーとアップルパイを食べながら、しばらく読書をする。村上春樹「レキシントンの幽霊」を読み終えたのだが、読書メーターに登録しようとすると、そんなような気もしていたが、すでに登録済みだった。2011年に読んでいたのだ。同じことをもう何度もやってしまっているが、好きな本を再読するのとは違い、記憶にない本の再読はどのくらい意味があることなのだろう。




 夜になり、コーナンに寄り、プチプチとダンボール板を買っていく。今日はこの買いものが目的。ほかの売り場も眺めてまわり、買いたいものはあれこれあるが、たいして高価でもないものがなぜいつまでも買えないのか。生活が一向によくならないのは、生活の優先順位に問題があることは見当がつくが、どういうわけか、それがいつまでも動かせない。

 帰りの電車は空いていて助かった。電車内では、スマホから、Yahoo!ニュースオリジナル特集の山田邦子インタビューを読んだ。山田邦子の著書も読んだから、知る話も多いのだが、たけしとは今でも手紙での交流が続いているというのには驚いた。人気絶頂期には家族が子会社を作り、山田邦子が稼いだ金を投資にまわし、借金に苦しめられていたということも、著書では語られていなかった話だ。

 夜遅くに帰宅すると、アマゾンから品物が届いていた。レコーダーのリモコンのボタンがだんだん利かなくなり、わずらわしいので、同じリモコンをアマゾンから注文したのだが、設定をしなければいけないようで、それがさっぱりわからない。説明書もなく、ネット検索を頼りにするが、うまくいかない。これはいったん保留。

 夜、ブログの更新をひとつ。そういえば、先週の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴きそびれていたことを思い出し、タイムフリーで聴いた。ナイツがゲストだったから聴きたかったのだが、しかし、聴きながら眠ってしまい、すべては聴けなかった。

2022年7月21日木曜日

7月21日木曜日/花とマクドナルド


◇ 門前仲町・木場

 今日も朝から都内に。昨日と同じく、門前仲町で昼食にするが、手頃な店が見つからず、ぐるぐると歩いてしまい、無駄に時間をかけて、ゆで太郎に決めた。ここのゆで太郎は、もつ次郎というのが併設されていて、こういう店は初めて見た。もつ炒め定食を食べる。680円。正午前だったが、狭い店内は混んでいて、ひとりの店員のおじさんはお客をてきぱきと案内することに専念している。この店員のおじさんが下町的な距離感で、食べ終わったら感想を訊いてきた。美味しかったですと答えるしかない。それから、マクドナルドに入ろうとするが、正午を過ぎてしまい、ここがまた大混雑で、カウンターにたどりつくまでにずいぶん並ばされた。受け取り待ちの番号が表示されている画面を見ていると、受け渡しが終わっても、番号が減らない。表示されるマックス以上の注文があるのだ。モバイルの注文というのもあるのが厄介で、子どもがおつかいで、家族のぶんを大量に買いにきたりしている。こっちはアイスコーヒーのみなのに。読書するつもりでいたのに、その時間も削られてしまう。失敗した。席に着いてみると、ちょうどその席に、花が挿してある小さい花瓶があったが、マクドナルドで置いているのだろうか。こんなマクドナルドは初めてだ。

 夕方は木場のほうまで行くことになり、深川ギャザリアという商業施設に初めて寄った。ここには109シネマズが入っている。外は暑く、汗をかいていたが、建物内に入るときんきんに冷房が効いていて生き返るようだ。どこかでスマホの充電はできないかと検索してみると、カフェ・ド・クリエで充電ができるようだが、充電したいだけなのに、300円台のコーヒーを飲むのはいやだ。フードコートでも充電はできそうになく、あんまり帰りが遅くなるのもいやだし、充電はあきらめることにした。イトーヨーカ堂に寄り、アイスバニラモナカと栄養ドリンクを買って食べた。


◇ テレビ・雑誌

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組を観ようとするが、そういえば、「LOVE LOVE あいしてる」の特番の放送が今日だったのを完全に忘れてしまっていた。吉田拓郎の最後のテレビ出演だったはずだ。録画しておきたかった。「徹子の部屋」(ゲスト・RIKACO)を観て、それから、昨夜の「あちこちオードリー」を観る。こちらはインパルス板倉の「絶望の兆しチェック」という企画。足立梨花、なすなかにし、ZAZYが登場した。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴きながら、ブログの更新をひとつ。楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊文春」の「新・家の履歴書」は太田光代社長だった。ぜんぜん知らなかった光代社長の生い立ち。3歳半までは両足にギプスをはめ、病院で暮らしていたそうで、母親のことを母と認識していなかったという。未婚の母と、演歌歌手の叔父と一緒に暮らすようになり、幼いころは家族構成というものがわかっていなかったそうだ。そして、ご高齢のお母さんと同居しているという現在の状況も初めて知るものだった。構成は岸川真。

 「DVD&動画配信でーた」は通巻500号記念特集。過去に連載していた、ラサール石井、みうらじゅん、三留まゆみらのインタビューのほか、「オールタイムBEST500」という企画も楽しい。1位は「ターミネーター2」。批評家の評価が高い映画よりも、人気作がずらりと並ぶ。

 ツイッターから見つけた、ローチケ演劇宣言というサイトにあった、いとうせいこう、大北栄人、ダ・ヴィンチ・恐山の鼎談をとても興味深く読んだ。「「緊張と緩和」に代わる新たな笑いの理論「エラー報酬の発見」を見つけました!」と題した記事で、笑いを語る記事自体に笑いが含まれているところもいい。ダジャレとものまねに着目している部分がとりわけ面白く、ここでは語られていなかったが、本洒落と駄洒落の関係はそのまま、なりきりタイプのものまねと誇張派のものまねの関係にも当てはまるのではないだろうか。しかし、いとうせいこうと大北栄人が、声を出して笑うことよりも、脳が興奮することのほうを上位に置いているのだが、自分の場合はそこが逆で、からだが反応する笑いのほうが好きだ。知識人たちが論じたがる笑いというのはだいたい後者な気がするが、そりゃあ、脳が興奮している人間のほうが論じるだろうよというだけで、からだが反応する笑いを上位に感じる人間は、あんまり理論には向かわないのかもしれないが、けして知的でないわけではあるまい。その点、ダ・ヴィンチ・恐山が着目していることは面白かった。この鼎談はこれが前編で、後編に続くようだ。

 ツイッターからニュースを見ると、東京都の新規感染者数は3万人超えに。ラジオを聴きながら、深夜0時頃に眠る。

2022年4月12日火曜日

4月12日火曜日/寝不足・感動する


◇ 渋谷・新馬場・大森

 深夜から眠らず、早朝、ブログの更新をひとつ。今日も朝から都内に。もうだいぶ暖かくなってきた感じ。渋谷まで出て、それから、どういうわけか竹芝のほうまで移動することになり、ゆで太郎に入り、ミニカツ丼セットを食べた。680円。寝不足で朦朧とする。天王洲アイルのまいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとエクレアを買って食べた。自己暗示もあるかもしれないが、これでだいたい元気になる。新馬場のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。東貴博が休みで、なぜだろうと思ったら、またコロナになったのか。高田先生、松村邦洋がふたりで登場する強力な代役で、黒沢かずことの顔合わせが新鮮で昂揚感があった。聴きそびれていた先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴くと、14時台は、ザ・マミィがゲスト。酒井がアベノマスクをつけてテレビに出ていたら、予防をしっかりしろって苦情がきた話、何度聴いても笑う。ツイッターを見ると、伊藤沙莉の交際報道があったようで、相手は誰かと思えば、なんと、蓬莱竜太だ。

 今日はひまだから、アプリのクーポンを有効利用しようと、ブックオフを何店かまわりながら帰ろうと思い、新馬場から京浜急行に乗り、まずは大森海岸に移動する。1店目は大森のブックオフというつもりでいたが、しかし、ここでいきなり買う本が多めにあり、荷物がさっそく重くなってしまった。220円の単行本を4冊と、110円の文庫本を4冊買った。今日はもう、ここだけで充分。最初から1店しかまわる時間がないというときにごっそり買えたら嬉しいのに、時間があるときにかぎってこんなことになる。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観る。ゲストはジミー大西。ここで語られた初恋の話は、たしか、エッセイにも書かれていたはずだ。今日は感動の回。昨日放送された「しゃべくり007」は2時間スペシャルで、前半はさんまがゲストだった。さんまが過去に会った5人の女性が登場し、いつどこで会った誰かを当てるクイズがとても面白かった。「あっぱれさんま大先生」に出演していた子、「笑ってコラえて!」の「ダーツの旅」で訪れた家のお母さんなど、そのときの映像も流されるのだが、さんまのふるまいが優しく、ここでもまたいちいち感動させられる。ジミー大西の「徹子の部屋」と続けて観たせいか。感動しながら、深夜1時前に眠る。

2022年2月26日土曜日

2月26日土曜日/東葛スポーツ



◇ 芝浦・北千住

 深夜から眠らず、朝から都内に。まず、東京駅に出るが、まるで迷宮のような大手町の地下にもずいぶん慣れて、地図を確認せずに、すいすい進めるようになった。その後、昼には芝浦のほうまで行くことになり、ゆで太郎に入り、たこ玉丼セットという食べたことのないものを食べた。690円。午後は夕方まで用事があるはずだったが、それが予想外に早く片づき、非常に助かった。夜は演劇を観るからだ。北千住に移動し、スマホを充電できる店はどこかにないかと探しまわり、マクドナルドに入る。ホットコーヒー1杯を、1時間ぐらいかけて飲んだ。



◇ 演劇

 丸井の上階、シアター1010 稽古場1で、東葛スポーツ「保健所番号13221」を観た。18時開演、15分前ぐらいに着いただろうか。当日精算、3000円。トイレに入ろうとすると、受付のすぐそばにあるトイレは使えないようで、ロビーのトイレを案内された。いったん、席に荷物を置いてから外に出る。舞台を囲むように、コの字型に椅子が並べられた客席。いつもこのかたちだが、上手側の席に着く。開演前にスクリーンに映されていたのは、市川崑監督の「東京オリンピック」だろうか。開演すると、鉄道の映像から静かに始まった。京成金町線だったのか、運転席の前方を映した映像はゆっくりと進み、金町駅に到着したかと思うと、なんと、金山寿甲がステージに登場し、金山のラップから始まった。俳優として、よその劇団に客演などしているのは知っていたが、東葛スポーツで自らラップするのは初めてだろうか。初日に観たいとうせいこうが「私小説味」とツイートしていたのを目にしたが、なるほど、金町は金山の地元であり、金山の出演は冒頭のみだったが、今回は金山自身の物語というわけか。自身がコロナ陽性となったこと、あるいは、岸田賞の選評に対する皮肉には笑わされたが、笑いに包まれながらも、作家の苦悩がかなり吐露されている。そして、今までもしつこく題材にしてきた東京オリンピックだが、昨夏の公演が中止になったぶん、ネタはそうとう熟成されていたんじゃないだろうか。痛烈さは毎度のことだが、いつにも増して、今作は密度が濃いと思った。90分弱、ゆるむところなく、ずっと面白かった。出演者は5名、テニスコートの神谷圭介、ラブレターズ塚本、ナイロンの菊池明明、青年団の名古屋愛、xiangyu。xiangyu という若い女性を知らなかったが、ひとりだけラップがだんとつに上手いので、このひとは本職かなと思った。

 開演前、スマホの電源を律儀に切ったら、バッテリーが一気に残り少なくなってしまった。さっきのマクドナルドで、また充電してから帰ろうと思うが、ホットコーヒーとスパチキを注文し、つぎは自分の番だと思って待っていると、スマホを見ながらやってくる若者がちらほら。モバイルオーダーというのがあって、そいつらが順番に割り込んでくる。どうも不公平なシステムだ。自分のホットコーヒーだけが先にカウンターに置いてあるのがわかったが、外に面した店舗なのに、カウンターに置きっぱなしにしてたら冷めちゃうじゃないか。ようやく自分の品物を受けとり、スマホの充電をする。xiangyu のことを検索し、Spotify で楽曲を見つけて、さっそく聴いてみた。「シャンユー」と読むこともわかった。


 北千住から千代田線、明治神宮前から副都心線に乗り換え、東横線で帰ってくる。夜遅くに帰宅し、録画していた「Nキャス」で、ウクライナのニュースを観た。映像で改めて観ると、こんな現実があるのかと呆然とさせられる。ウクライナのゼレンスキー大統領が元コメディアンだということも、ここで初めて知った。それ以外にも不可解なニュースがいくつかあり、大和市の子どもを殺害した母親の事件が痛ましいが、代理ミュンヒハウゼン症候群というのが気になる。愛すべき「ほらふき男爵」の名が、こんなネガティブなものに名付けられるのはいやだな。

 タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴くと、塙さんの YouTube の企画で、あの高峰コダマ師匠の自宅を訪ねたそうで、話を聴いているだけでもこれは面白い。しかし、YouTube を観る習慣がなかなか作れず、観るべきものはいろいろあるのに悩ましい。「常連さん」は、丸山ゴンザレスが初登場。海外の情報に強い丸山ゴンザレスがこのタイミングで登場し、地政学的な話をしていたのはよかった。10時台には、月イチの毒蝮さんのコーナーがあり、今月はスタジオに出演した。ラジオを聴きながら、オンライン将棋を指し、深夜2時過ぎに眠る。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...