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2023年10月17日火曜日

10月17日火曜日/カツカレーを食べた

◇ 大手町・八重洲

 朝、ブログをひとつ更新し、それから、録画していた今朝の「ブギウギ」を観る。ジャルジャルの場面、ちょっとだけの出演だが面白く、コントの間合いだ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、東貴博も鈴木おさむの断筆宣言を話題にする。「週刊文春」に書かれた文章のなかで、東貴博は永井準について書かれた部分に反応してみせる。

 午後から都内に。今日はまた暖かく、パーカーを着ているとやや暑いくらいだ。東京駅に出て、まず、昼食。大手町ビルヂングの日乃屋カレーに入り、カツカレーの七分盛りを食べた。870円。記憶がはっきりしないが、こんなに高かったかな。夕方には八重洲側に移動し、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、SNS徘徊。読書もしていく。

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は谷村新司追悼。1980年放送、31歳のときに出演した回の映像から始まり、35歳、41歳の映像、2001年放送、52歳のときにはアリスの3人で出演し、2009年放送、60歳のときには夫婦で出演していた。2020年放送、71歳のときに再びアリスの3人で出演したのが最後の出演だった。

 観そびれていた「週刊ダウ通信」をまとめて。9月11日、18日放送は、蓮見の「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」受賞のお祝いに永野が登場する。蓮見の年表を永野が解説するのだが、これが盛りあがりすぎて、あとの企画がなしになった。蓮見が生まれた1997年に永野はホリプロ入り、蓮見が日芸に入学した2016年に永野はラッセンでブレイクした。ダウ90000 をサザンだと言い始める永野。そして、ゾフィーの悪口。永野「俺、キワモノなのに文化に造詣あるじゃん?」 9月25日、10月2日放送は、ロッチとのワンカットコントとそのふり返りトーク。このコントのシリーズはダウ90000 でなければできない企画だ。10月9日、16日放送は「お笑いラッキー王は誰だ?」という企画。三四郎、あばれる君が出演。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」のジャニーズ性加害問題の記事に、橘玲、石戸諭が寄稿していた。橘玲の文章には「自ら道徳的責任を引き受けた藤島ジュリー景子こそまっとうだ」との見出しが躍り、はっきりと擁護している。「SPA!」では「ゴーマニズム宣言」がジャニーズの会見について描いていて、ひさしぶりに読んでみると、けっこう真っ当なことを言っていると思った。しかし、検索してみると、小林よしのりは YouTube なんかでもいろいろ発言してるみたいだから迂闊に賛同はできない。

 タイムフリーで、聴きそびれていた「伊集院光のタネ」を順に聴いていく。先週火曜の放送では、パートナーを安田美香が務めている。この先、竹内香苗も出るようだし、もはや「伊集院光とらじおと」がそのまま引っ越したような番組ではないか。先週水曜は生放送。パートナーは棚橋麻衣というホリプロのアナウンサーだった。夫はTBSの社員なんだそうで、しかも、もともとはニッポン放送の社員だったというので複雑な経歴なのだが、その後、芸人になったというので誰かと思えば、鬼ヶ島のメンバーだったというので驚いた。ところが、鬼ヶ島が売れる前に脱退したという。ニッポン放送、鬼ヶ島を経て、TBSの社員になったという経歴。先週木曜の放送もパートナーは棚橋麻衣。前日の生放送のあとで収録したのかな。この日のテーマ、泥棒のエピソードが面白いメールばかり。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴いた。オープニングでは谷村新司について語られる。とても熱のこもった追悼だった。ラジオをつけたまま、ブログをもうひとつ更新し、ラジオを聴きながら眠る。

2023年5月9日火曜日

5月9日火曜日/立川・登戸


◇ 立川

 今日も朝から都内に。どうも疲れがひどい。うすら寒い日が続く。めったに行かない立川のほうまで行く用があり、南武線の西国立という降りたことのない駅で降りた。腹が減り、サミットストアでパンをふたつ買って食べておく。午後は立川駅まで歩き、どこかで昼食にしようと思うが、決められないまま、北口をぶらぶらしていた。立川駅もいったい何年ぶりになるのか、20年ぐらい前に昭和記念公園でバイトをした記憶があるのだが、考えてみると、昭和記念公園は広いから、そのときに立川駅を使ったのかもわからない。20年も前ならば、駅前も変わってしまっているのかもしれないが、歩いていると、このあたりは初めてのような気もしてくる。

 パークアベニューにオリオン書房という大きい書店を見つけ、ちょっと覗いていく。オリオン書房はよく知らないけど、こっちの地区には多いんだろうか。モノレールをまたいだ隣りの高島屋にはジュンク堂があり、こちらも覗いていく。その手前のビルにはブックオフがある。ブックオフがあるから、これを目当てに立川にまわったのだ。110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊、すいすいといい本を見つけたが、これだけで止まってしまった。この店舗はお気に入り登録はなし。南口のほうにも行ってみると、オリオン書房は南口にもあるんだな。



◇ 登戸・向ヶ丘遊園

 朝にパンを食べたから、そこまで腹が減っているわけでもなく、立川を離れ、南武線に乗り、登戸に戻ってくる。登戸の駅前は再開発で更地になってしまった。少し前にツイッターからこのことを知ったが、知らずにこの光景をいきなり目の当たりにしていたら、もっとショックを受けたかもしれない。17時前にようやく昼食。駅そばの蕎や爽亭に入り、唐揚げ丼セットを食べた。620円。






 登戸から向ヶ丘遊園まで歩き、もう1店、ブックオフに寄るが、しかし、買うものなし。110円の文庫本を1冊だけ、アプリのクーポンを使い、10円で買っていく。駅前のマクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーとプリンパイを食べた。スマホの充電をしながら、しばらく読書をしていく。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 マクドナルドで、山本善行・清水裕也「古書店主とお客さんによる古本入門 漱石全集を買った日」を読み終えた。2019年刊、夏葉社。今朝から読み始めて、一気に読んだ。読んでみるまで、どういう本かも知らなかったんだけど、対談の本なんだ。装画は武藤良子さん。清水裕也さんというひとは、読み終わってから気がついたが、3月に夏葉社を訪問した際に清水さんもいらしていて、お会いしていたんだった。少し会話もしているのに、その時点ではこの本を読んでいなかったから、きちんと認識しておらず、たいした会話もできなかった。失礼してしまったな。しかし、島田さんはよくこういうひとを見つけて、本を作ろうと考えるものだ。この本を好んだ読者が、同じような内容を求めて「ブックオフ大学」を読んだようなこともあっただろうかと思うと背筋が凍る。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は東貴博がゲスト。父・東八郎と親友だった伊東四朗からメッセージがあり、貴博が生まれた日の思い出を語る。母の家族葬に欽ちゃんが現れた話にも感動させられた。

 深夜1時から「爆笑問題カーボーイ」を聴こうとしていたら眠ってしまい、途中からつけると、小林秀雄の話をしていた。太田は村上春樹の新刊を読んだのか。聴きながら、深夜2時前にまた眠る。

2023年1月17日火曜日

1月17日火曜日/チャーハンを食べた


◇ 日本橋・新橋・渋谷

 朝から都内に。東京駅から日本橋を通り、神田のほうまで歩いた。昼は新橋のほうに戻り、春夏冬という店に入り、ランチメニューのカレーチャーハンと小ラーメンのセットを食べた。750円。それから、南青山のほうに移動し、渋谷まで歩いた。新南口のベローチェに入り、ひと休み。ブレンドのレギュラーがついに280円になったか。スマホの充電をしながら、金の計算をする。外に出ると小雨が降っていた。


◇ 読書・テレビ・ラジオ

 帰りの電車で、福田恆存「人間・この劇的なるもの」を読み終えた。これは再読。新潮文庫。初めて読んだときにすごく刺激を受けたような記憶はあったのだが、なにに刺激を受けたのかあんまりよく覚えていなかった。坪内祐三の解説をいちばんよく覚えていた。薄い本だし、これはまた、ことあるごとに再読しよう。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「さんま御殿」は今年注目の新星が集結し、勝俣州和以外は初登場という回だった。桂二葉、さや香、天才ピアニストらが登場。さや香石井の動きの面白さは漫才ではわからなかった部分だ。二葉さんは2回のチャンスを2回ともきちんと笑いにする。「踊る!ヒット賞!!」に選ばれる活躍だった。

 昨夜の「キョコロヒー」は「言ってみたいセリフ劇場」に石破茂が登場した。石破茂は、たまたま観ていた「演芸図鑑」でヒコロヒーのコントを認識したそうで、「なんって面白いのって思いましたね。「村の生贄」ってのは秀逸に面白かったねえ。近年、稀に見る面白い芸人さんですね。ものすごい印象が強烈でね。で、笑わせようと思ってやってない。ひたすらなんかこう重い雰囲気でやっとんだけどね。印象に残るね、じつに存在感のある、あれができるひとはほかに観たことがない。すごい! はい、ファンです。」

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、東貴博が小西マサテルから本が届いたという話をしていて、その経歴を詳しくしゃべっていた。「ナインティナインのオールナイトニッポン」で知られる放送作家だが、そもそもは、その名前だけは知っている「チャチャ」というコンビだったということを、つい最近、週刊誌で知ったばかりだった。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「SPA!」の「エッジな人々」にウエストランドが登場していた。深夜1時からはオンタイムのラジオに。「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠る。

2022年12月6日火曜日

12月6日火曜日/間抜けなことばかり

◇ ラジオ・テレビ

 朝早くに起きあがり、ブログの更新をしようと思うが、部屋が寒い。ストーブをつけ、ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。タイムフリーで、先週土曜に放送された「桑田佳祐のやさしい夜遊び」を聴くと、北野誠や桂雀々と飲んでいたときに、やしきたかじんから電話がかかってきたという話をしていた。電話を渡されたらなぜか怒られたそうだが、たかじんは小朝だと思っていたという話だった。

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「午前0時の森」は、サッカー中継の裏で、劇団ひとりが持ち込んだという「カタうまい飯グランプリ」という企画。「キョコロヒー」は、ヒコロヒーがツイッターにオリジンのおにぎりについて投稿したことから、スタジオにオリジンの社員たちがやってきて、達人と呼ばれる女性が実際におにぎりを作ってみせた。番組後半には「ちょうどいい喫茶店」という企画もあり、かが屋が喫茶店をめぐる。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」の12時台は、浅野ゆう子がゲスト。東貴博とはよく知る間柄のようで、熱海五郎一座で共演しているからかと思ったが、じつは関係は古く、田中美佐子と浅野ゆう子が仲がよかったため、Take2のふたりとディズニーランドでダブルデートしたことがあるのだという。トレンディドラマの絶頂期からすると人気はやや落ち着いていた時代かもしれないが、それでもすごい話。

 注文の品が見つからず、またキャンセルを出すことになり、情けないかぎり。まあ、安いものだったからあきらめもつくが、去年、自分でも読んだ本だったから、ちょっと別のところに置いちゃったのかなあと思うが、本を探してみると、ネズミの被害を新たに発見することになり、なおさら虚しくなった。大事なサイン本の栞紐をかじられてしまったのがショックだ。売りものは気をつけるようにしていたが、こっちこそ用心しなければならなかった。それから、夕方から外出しようと、出かける前に、寒いから手袋が欲しくなり、手袋はそのへんにあったはずだと脱ぎ散らかした服をどかしてみたら、なんと、さっきキャンセルした本があっさり見つかった。なんだよこれと、また気が抜けてしまった。ほんとに間抜けなことばかり。

 駅前の郵便局まで出て、それから、吉野家に寄り、牛すき鍋膳を食べた。767円。二俣川まで歩き、ジョイナステラスのくまざわ書店を少し覗いていく。ドトールに入るつもりでいたが、小銭が惜しくなり、躊躇する。二俣川からすぐに折り返し、とりあえず、戻りながら考えることにするが、うちに帰ってしまうとやっぱりだらけそうだと思い、ライフのマクドナルドに寄っていく。ホットコーヒーと三角チョコパイを食べ、読書をするが、しかし、眠くなり、あまり読めなかった。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜に帰宅し、夜も録画していたテレビ番組をあれこれと。まず、「さんま御殿」を追っかけ再生で観てしまう。それから、土曜の「お笑い向上委員会」。この番組に千原ジュニアが出ているのが珍しい気がした。世間知らズ西田が「モニター横」に登場するが、西田が演じる吉本のマネージャーのキャラクターを、さんまと今田は本当にマネージャーだと勘違いする。最後は年末恒例、ザブングル加藤が1年ぶりに登場。来週は「かしわ餅」こと、TKO木下も登場するようだ。

 先週の「爆笑問題カーボーイ」を聴いてなかったと思い、タイムフリーで聴き始めたら、どうも聴いたことのある話をしている。日記を確認すると、オンタイムでは眠ってしまったのだが、その後にちゃんと聴きなおしていた。この日記を確認しないと、なにもかもが思い出せないのか。脳がもうだめだ。代わりに、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台はシソンヌがゲスト。じろうは毎日新聞の「女の気持ち」という連載を読んでいるそうで、コントのネタはそういうところから引っぱっているのだ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FLASH」には長井秀和のインタビューがあり、創価学会の芸能人を大暴露している。これはネットニュースにもなっていて、ツイッターのトレンドにもあがっていた。

  「週刊朝日」には、イッセー尾形のインタビューがあった。「市井の人々を演じていますが、人間観察からネタは生まれません。観察ってちっとも役に立たないんですよ。最初の一人芝居「バーテン」を作るとき、実際に昼間のスナックに行ってバーテンを観察したんです。でも何もおもしろいことがなかった。ただコーヒーを飲んで帰ってきただけ。そのとき「観察じゃないんだ。おもしろいものは自分で構築しないとダメなんだ」とわかりました。」

 「ダ・ヴィンチ」1月号は、毎年恒例の「ブック・オブ・ザ・イヤー」。しかし、読んだ本もなければ、読みたい本もない。ページをめくっていて、あれっと思ったのが、「サンデー毎日」で連載していた「本棚探偵」が「ダ・ヴィンチ」に引っ越していた。そんなことってあるのか。引っ越し2回目のようで、今回はあさのあつこの本棚が取材されている。そのほか、表紙を飾る大泉洋のインタビューでは、移動中に立ち寄った書店で出会ったという岸政彦「リリアン」について語っていたりなど。

 なにがどうしたというわけでもなく、胃が痛くなり、ブログの更新をする余力もなし。眠ってしまおうとしていたが、眠れもせず、部屋を暗くすると、ネズミの気配が気になる。深夜1時から「爆笑問題カーボーイ」を聴きながらようやく眠った。

2022年11月15日火曜日

11月15日火曜日/印刷がかすれる

◇ テレビ

 早朝に目覚め、ブログの更新をしようとするが、あたまがまわらない。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「午前0時の森」を観ると、辞書の特集があり、飯間浩明が出演していた。飯間浩明の話はとても面白かったのだが、しかし、村上信五はなんだかあんまりひとの話を聴いてないし、あたまがいい感じもしない。このひとはなぜ司会者として重宝されているのかがわからない。中居正広たちが切り開いた道を歩んでいるだけのひとではないのか。

 昨夜の「しゃべくり007」は、佐藤仁美、柿澤勇人がゲスト。吉田羊の回にもやった音楽祭の2回目。珍しいひとが登場するのでついつい観てしまう企画だが、H2Oのなかざわけんじに続き、平松愛理をテレビで観るのもひさしぶりだったが、つぎにやってきたのは ZIGGYの森重樹一で、もちろん、「GLORIA」を歌った。ホリケンからは、営業でよく一緒になったシェイプUPガールズの登場曲だったという思い出も出た。続いて登場したのは浅香唯で、「セシル」と「C-Girl」を歌った。浅香唯の曲、Spotify を確かめてみると、以前はライブ盤しかなかったはずだが、いつの間にか、オリジナルアルバムがずいぶん配信されていた。


◇ 横浜

 朝から横浜まで。雨降り。ようやく寒くなる。電車内ではラジオを聴きたかったが、イヤホンの調子が悪く、停まったと思ったら、再生しなおすとどうも音が変な気がして、耳からイヤホンを外してみると、スマホからじかに音声が流れていたので焦った。それは駅のホームにいるあいだに起きたことだったからまだよかったのだが、聴きなおすと、車内でもまた停まり、音が出ては困るから、再生しなおせられなくなった。

 用事が想定外に早く片づき、思いがけず、時間がたっぷりとできた。有隣堂を覗き、それから、プリンターのインクを購入する必要があり、ヨドバシカメラに寄っていく。1色だけ切らしたのに、6色セットのものをいちいち買わねばならないのも腹立たしいことだが、バラ売りで買っていくほうが結局は高くつくことになるのだから悩ましい。しかも、どういうわけか6色は均等に減らない。しかし、長期的な節約というのがあれば、短期的な節約というのもあるので、今は短期的な節約の必要に迫られているため、今日はグレイ1色だけを買っていくことにする。スマホからヨドバシドットコムの価格を確認し、売り場の商品の値札と比べるとヨドバシドットコムのほうが安いので、店員さんにこの値段になるのかと確認してから買った。

 外に出ると、だいぶ小雨になっている。ハマボウルの先まで歩き、北幸のすき家に入り、朝定食の納豆・牛まぜのっけ朝食を食べた。390円。駅のほうまで戻り、五番街のマクドナルドに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。この店舗に入るのもかなりひさしぶりな気がしたのだが、しょっちゅう寄っていた時期もあったのに、コロナの前後で習慣が変わってしまったようだ。





 雨は止んだ。仕事があるために午後には帰宅する。買ってきたプリンターのインクを交換し、15時までに発送品を作り、投函してこようと思っていたのだが、インクを交換したばかりだというのに、どういうわけか印刷がかすれてしまう。買ってきたグレイ以外は買い置きがあったから、6色すべてを交換したばかりなのだ。原因がさっぱりわからないまま、何度もくり返してみるが、まるでなおらず、四苦八苦していたが、これが皮肉なもので、15時を過ぎたらなんでもなく印刷できるようになった。原因はやっぱりわからない。

◇ ラジオ・読書・テレビ

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。火曜は東貴博と黒沢かずこのペアだが、黒沢の原稿の読み間違いがすごくて笑ってしまう。今まで、こんなにひどかったっけ。この音読のひどさは「HONMOKU RED HOT STREET」のスモーキーテツニと双璧だ。12時台は、ケラリーノ・サンドロヴィッチがゲスト。ケラが「ビバリー」に登場とは珍しい。ケラの「世界は笑う」を高田先生が観に行ったことにも驚いたが、ケラも高田先生に会ってみたいというので、これはぜひ実現してもらいたいな。ケラが渋谷円山町の出身だというと、東貴博からは「円山見番寄席」でウッチャンナンチャンを観ていたという話があり、すると、ケラからはさらに、日本映画学校の1年後輩だったウッチャンナンチャンの漫才の発表会を観に行ったことがあるという話が出た。そうかと思ったのは、東貴博は、東八郎が「お笑いスター誕生!!」の審査員をやっていたから、番組の観覧によく行っていたのだ。

 夕方にまた改めて外出し、駅前のドトールに入り、しばらく読書をした。ここ数日、読む本がまるで定まらず、あれこれつまみ読みしてばかり。なにか小説をひとつ読んでしまいたかったが、保坂和志「言葉の外へ」を優先する。2012年刊、河出文庫。親本は2003年刊。言葉について書かれた本だろうと読み始めてみたが、言ってしまえば、雑文集のような本で、あちこちの新聞や雑誌に書かれた文章が集められている。第2章には「将棋世界」の連載がまるまる収録されていて、いっぽうでは「現代思想」や「文學界」に書かれたものもあり、この区別のなさには興奮させられる。以下、引用をいくつか。P10「人は、そういう特別な人たちが残した特別な成果をもとにして、それへと至る時間・行為の積み重ねを知る。特別な成果が残されていなければ、それへと至る(それを取り巻く)膨大な時間は誰にも知られず、時間の闇の中に消えてゆく。――という、この世界像がそもそもの間違い、人間の認識をつまらない方へ向かわせてきたのではないか。」 P76「すごく大雑把な言い方をすれば、「勝負」が現実世界であり、可能性の世界とは「研究」のことだ。研究は時代とともに進歩する。科学がまさにそれだ。しかし芸術はそうとは限らない。芸術は時代を超える。とりわけ演奏がそうだ。」 P102「ハイデガーとカフカ、ベケットの方向が正反対に見えるのは、カフカとベケットが実作者(実践者)であり、ハイデガーはそうではなかったという理由によるのではないかと私は思う。突出した実作者とは思索を自分の身体に刻印する能力を持っている者のことで、ただ思索をつづけるだけの者はどうしても身体と世界との関係が甘くなる。」 P120「二十世紀が間もなく終わろうとしている現在、自分の立場と反する考え方に対して強硬な(ヒステリックな)反論をする人は、神秘主義的な考え方を持っている人よりも科学的な考え方を持っている人に多い、というのは注目に値する。――私は神秘主義者ではない。私は科学的な立場で考えているつもりだ。しかし私はいまの科学の考え方が人間について語るにはあまりに不十分だと言いたいのだ。」

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。まずは、今日の「徹子の部屋」(ゲスト・千秋)。それから、昨夜の「キョコロヒー」を観ると、こちらはイワクラがスタジオに登場。土曜の「太田光のつぶやき英語」はアメリカ中間選挙の特集。NHKの高橋祐介というひとが解説する。「さんま御殿」も追っかけ再生で観てしまう。「二刀流芸能人」という特集で、彫刻家でもある秋川雅史が初登場。

 月曜に放送された「スイッチインタビュー」を2週分、養老孟司、太刀川英輔の対談の前後編をまとめて観た。前編は鎌倉での収録、後編は太刀川英輔が経営するデザイン会社に場所を移す。太刀川英輔というデザイナーを初めて知ったが、若いひとかと思ったら、1981年生まれ、41歳だからたいして若くもない。山本七平賞を受賞し、その審査員が養老孟司だったというのだが、改めて山本七平賞の受賞者を確認してみると、ごりごりの保守系言論人の名がずらりと並んでいでぎょっとする。

 先日、洋光台から運んできた本のひとつが、さっそく、1万円で売れてくれてほくほく。これひとつでもう、労力はばっちり回収できたな。過去の自分に助けられる。深夜1時から「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠る。

2022年6月14日火曜日

6月14日火曜日/にせもの

◇ ブログ・ツイッター

 朝に目覚め、ブログの更新をしようとするが、やたらと時間を食う。普段は、このブログの下書きに、スマホからリアルタイムで日記を書き、それをもとに公開用の日記を再構成するという手順を踏んでいるのだが、(つまり、2種類の日記をつねに書いている。)下書きの日記を丁寧に書いてないと、非常に時間がかかる。記録しておきたい日ほど、書くことが増えるから、細かく書いてられないというパラドックスがずっとある。

 日記のために、自分の過去のツイートを確認しようとしてたまたま見つけたが、「ドジブックス」を名乗るアカウントがあることに気がついた。今まで見つけられなかったということは、最近になってこの名前にしたのだろうか。ドジブックスになりすましていったいなんの得があるのかと思うが、よせばいいのに、一応、見つけてしまった以上はフォローして、つながっておくしかない。まあ、外国人だったりしたら、話は通じないとは思うが。しかし、アイコンの顔も妙に気色悪いし、これが俺だと思われたらいやだよ。

◇ ラジオ・テレビ

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」は、勝俣州和がゲスト。欽ちゃんの番組からデビューした勝俣は、東貴博とは、東がデビューする前からの古いつきあいなのだ。ラジオを聴きながら、1時間ぐらい眠ってしまった。眠気がひどい。「ナイツ ザ・ラジオショー」は途中から聴いた。14時台は、バカリズムがゲスト。ラジオを聴きながら梱包を片づけ、15時前に近所の郵便ポストまで投函に行ってくる。雨降り。今日は部屋が寒い。

 録画していた「徹子の部屋」は、池畑慎之介がゲスト。徹子さん、少し前にタワマンに引っ越したという報道が出ていたが、マンションを借りてるという話をここでちょっとしていた。

 夜は、録画が溜まっていた「アンタウォッチマン!」の、4月、5月の放送回をまとめて観ていた。まず、よしもと漫才劇場特集。それから、2週にわたり、清水ミチコ特集。その翌週は、ラランド特集。その翌週はまた、2週にわたり、芸人ラジオ特集。芸人ラジオの回は特に興味深い内容で、スタジオゲストの伊集院光が「ナインティナインのオールナイトニッポン」について語っていた部分は、ネットニュースでも話題になっていた。TBSラジオの「JUNK」ももちろん扱い、爆笑問題とおぎやはぎがVTRに登場した。たけしみたいなラジオをやりたかった太田と、生島ヒロシにあこがれていた田中との攻防が、爆笑問題のラジオをほかにないものにしているという分析には納得させられる。「JUNK」以前に、そういえば、爆笑問題は「UP'S」という番組だったころから始めていて、それ以前にも「オールナイトニッポン」のパイロット版をやっていたというのだが、それもなんとなくリアルタイムで聴いたような記憶がある。しかし、爆笑問題の「UP'S」が始まったときには、爆笑問題が今さらラジオを始めるのかという感じがした。当時は今よりも、深夜ラジオは若手のものであり、いずれは勇退していくものだった。後編では、オードリー、三四郎、ハライチがVTRに登場し、伊集院が藤井青銅について語る場面もあった。

2022年5月17日火曜日

5月17日火曜日/この部屋

◇ 大森・渋谷

 今日も朝から都内に。京浜東北線に乗り、混雑していたが、途中から座れ、ラジオを聴きながらうとうとしていたが、どうやら遅延していたようだ。大森で降りねばならなかったのだが、着いたと思い、あわてて降りたら、じつはまだ蒲田だった。ひとの流れに押され、改札を出てしまってから気がついた。あんまり利用したことのない南口だったのがまずかった。東急線の改札が見えて、そこでようやく変だとわかったのだから間が抜けている。降りてくる客の波に逆流するように改札内に戻り、改めて大森に向かった。馬鹿なことで電車賃を無駄に使った。

 午前中に渋谷に移動し、東急ハンズの手前にある鳥道酒場に入り、ランチメニューの鶏唐揚げ定食を食べた。500円。まんだらけに寄れるかと思ったが、開店は正午からだった。松濤のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、ラジオを聴き、少し仮眠をするが、眠気がまるでとれない。読書も少し。それから、神山町の商店街を歩いたが、商店街中に「奥渋」というのぼりがずらりと並んでいる。商店街の真ん中には、PL教団の教会があった。



◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 今日は眠気がずっと続き、首の凝りもひどい。あまり寄り道もせず、夕方には帰宅した。録画していた今日の「徹子の部屋」は傑作選で、「人気スター歌手初登場」という特集だった。和田アキ子、森山良子、美川憲一、坂本冬美の過去の映像が流れた。美川憲一の初登場は再ブレイク時にあたる1990年で、当時44歳だったとは驚く。「僕」と言っていて、まだ、現在のような過剰さはない。「ものまね王座」のご本人登場の裏話をしゃべっているのだが、つくづく、あれはテレビバラエティ史に残る名場面だ。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、東貴博と黒沢かずこは上島竜兵の話をするだろうかと思うと、先週は東の母も亡くなっていたそうで、その話になった。通夜に欽ちゃんが現れ、お焼香のあいだもずっとしゃべっていたり、東の喪主挨拶にも突っ込み、さんざん盛りあげたようだ。明治座の公演の告知もあり、黒沢によると、ナイナイ矢部の息子が喬太郎師匠のファンなんだそうで、これは知らなかった。黒沢が番組に加わったことで、今までとは違う情報も入ってくる。

 今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、14時台は爆笑問題がゲスト。ケイさんはオープニングから爆笑問題への愛を語る。土屋さんも、ケイさんも、学生のころからの「カーボーイ」リスナーなのだ。そのあとに別の話をしていたら、太田が早くも乱入した。談志、たけし、とんねるずと続く、東京の乱入の系譜というのがどうやらある。ゲストコーナーでは、笑組や浅草キッドとの関係、あるいは、コントらぶこーるやホームランらと営業に行っていた時代の話が珍しく、興味深く聴いた。先週の水曜以前は別世界のようで、「爆笑問題カーボーイ」も聴きそびれていた。ようやく聴いてみると、先週は生放送で、ロバート秋山がゲストだったのだ。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」の山田美保子の連載コラムでは、上島竜兵の訃報を伝えたワイドショーの違和感について書かれていた。自身もワイドショーに出演することのある山田美保子だから、内部事情もきちんと認識したうえでの批判だ。それから、水道橋博士の不定期連載は園子温について。「地位を射止めたい者と、その地位への人事権を握る者との〝コミュニケーション〟は、どこまでがギブアンドテイクで、どこからがセクハラなのか?」という認識は、マジだとすると、かなりまずいのではないか。近しい人間の悪事が明るみになったときに、困惑し、できれば擁護したいと考えるのは当然の感情ではあるとは思うが、博士の思考法はシャレをマジと誤認していくようなところがある。シャレをマジに、つまり、冗談を現実化させていくのが博士(および、浅草キッド)の面白さで、れいわから出馬かというネットニュースも出ているようだが、これなんかはまさに、冗談みたいなことを実際にやってしまおうとしている。しかし、シャレはシャレであって、論理的ではないだろう。

 「SPA!」を読むと、巻頭カラーページに上島竜兵の記事があり、水道橋博士のコメントが載っていた。「松竹新喜劇を率いた藤山寛美を尊敬していた志村けんさんは、'06年から舞台「志村魂」を続けていました。そこで竜さんに喜劇役者の道を示していたと思う。」

 「FLASH」にも上島竜兵の記事があり、「本誌は10名ほどに取材を申し込んだが、「気持ちの整理がついていない」との理由で、誰もがコメントを差し控えた。」とあるが、 CMの演出を担当したある映画監督からは、上島は主演映画をやりたがっていた、志村けんがやるはずだった「キネマの神様」の代役をやりたがっていたという証言を得ている。「上島さんが本当にやりたかった仕事は、個性的な俳優だったそうです。遠藤憲一さんみたいな独特な味のある役者に憧れているとも言っていましたね。コントで売れた人ですが、役者への思いが本物だとわかり、本気で実現させようかと考えていたんですが…」 

◇ 生活

 注文の本がまた見つからず、朝にも探していて、いったんあきらめてしまったが、その本は確実にあるはずだから、帰宅してから、部屋中をひっくり返して探していた。今までは意識していなかったが、コロナ以前は古本市にしょっちゅう参加していたから、そのたびに本の山を動かすことになり、それが自然と在庫のチェックにもなっていたのだ。長いあいだ、まったく手をつけていなかった本の山をどけてみると、山と山のあいだの空間に、ネズミの糞がごっそりと見つかり、悲鳴が出そうになった。ティッシュのクズも溜まっていて、おそらくゴミ箱から運び、ここで食っていたのだ。それを知らずに、ずっと放置していたとはおぞましい。この部屋にはまだ死角がたくさんあるから、これだけでは済まないのではないか。チラシ類など、保存のつもりで何気なく積み重ねてあったものが、気がつくと、かなり傷んでいるということを発見し、そのたびに悲しくもなるが、四十代後半にもなると、そろそろ執着してもいられない。いったいどれだけ、この部屋を散らかしたままにしているのか。

 全身ほこりまみれになり、深夜にシャワーを浴びた。いったん眠り、タイムフリーで、放送直後の「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、今日の「ラジオショー」出演の話を楽しく語っていた。

2022年5月4日水曜日

5月4日水曜日/古本市の準備を

◇ ラジオ・テレビ

 遅めに目覚めてラジオをつけるが、午前中は聴く番組がなく、じつにつまらない。しかたなく、ニッポン放送の垣花正の番組をつけておくが、まるで聴き心地のよくない番組だ。

 録画していた昨夜の「ものまねグランプリ」を観ると、今回は「ガチの歌ものまねNo.1決定戦」という歌まねだけにしぼった3時間。扱う曲は、CDがいちばん売れていた時代、1990年から2010年に発売されたものに限定されるというルール。今、いちばん旬のJPを輩出したのはこの番組だが、JPはハリウリサとともにダウンタウンのものまねで「明日があるさ」を歌った。せっかくこのタイミングで出演していても、歌まねに限定されては活躍の場面は少なく、先日のフジテレビの「ものまね紅白歌合戦」のほうがJPをフル活用していた。そのくせ、お見送り芸人しんいちやゆめちゃんといった、ものまねが本芸ではない旬の芸人を出演させる。しんいちは宮本浩次、ゆめちゃんは松浦亜弥のものまねをやり、本職のものまねと並ぶレベルのものではなかったが、しんいちがどの番組でも「R-1」のトロフィーを抱えているという作戦は新しい。写実派では驚異的な技量の新人が増えていくなか、誇張派のベテラン、神奈月の奮闘が目立っていた。1回戦は井上陽水のものまねで「アジアの純真」を歌い、決勝に進出し、決勝では吉川晃司のものまねで、セリーヌ・ディオンの「タイタニック」の主題歌を歌った。写実派は上手くても芸の幅が狭いひとが多く、決勝進出者7組のうち、3組が1回戦と同じネタになり、チャゲアスのものまねをした KINZ と K-ing が優勝した。審査員には前田敦子がいたのだが、もうひとりの誇張派、キンタローと初対面だったのも今回の見どころのひとつ。

 午後はラジオを聴きながら雑務を。今日の仕事を片づけ、それから明日の古本市の準備にとりかかろうとしていたが、夕方の時点でまったくなにもできていない。今日もブックオフのセールに行きたいと思っていたが、予定を変更せざるをえない。古本を運搬するクリアケースも、ずっと放置していたらずいぶんほこりまみれになってしまい、風呂場にもちこみ、洗うところから始める。夕方に、駅前まで買いものにだけ行き、すぐに帰ってくる。

 今週は、ニッポン放送は「ビバリー昼ズ」も「ザ・ラジオショー」もお休みで、文化放送の「ゴールデンラジオ!」をつけてみたが、この番組は祝日はいつも大竹まことは休みになり、いとうあさこと水谷アナで放送していた。おかげで、ほかの番組を聴く余裕がたっぷりとあり、タイムフリーで、友近の「シン・ラジオ」(金曜放送)を聴くことができた。この番組を聴くのは2度目。古本の値付けをしながら、今週も3時間すべて聴いてしまった。

 夜、録画していたテレビ番組をいくつか。まずは今日の「徹子の部屋」(ゲスト・神津善行&中村メイコ夫妻)から。それから、昨夜の「イワクラと吉住の番組」を観ると、先週に引き続き、東京03飯塚がゲスト。飯塚は、松本人志がコントで演じる人物が年齢不詳なことを指摘する。

 「水曜日のダウンタウン」も放送直後に観てしまうが、先週に欠席していた浜田は今週も不在。今週は「みんなの説スペシャル」。「メシ屋で提供が早すぎたらそれはそれでおっかない説」がすごかった。からくりを明かしてくれないのだが、実際にこういう店を作れるんじゃないだろうか。「フラッシュ暗算 途中にめちゃ気が散る画像挟まれたらさすがの暗算名人でも正解出せない説」では、暗算名人の高倉佑一朗というひとが登場したが、タレントじゃないひとをドッキリで盗撮していたのはちょっと怖い気がしてしまった。この場合、誰が承諾したのだろう。「本屋の店員 制服がエプロンなの謎説」というのもあったが、書店員経験者として、謎だと思ったことは一度もない。

 「あちこちオードリー」もすぐに観た。伊集院光と渋谷凪咲がゲスト。朝のラジオを辞めたことについての話を期待したが、そこはあまり語られなかった。渋谷凪咲の引き合いに出す、自覚的になったバラドルに対する伊集院の毒がすさまじい。伊集院に今田・東野について訊いていたのも珍しかった。それはさておき、伊集院が「かかってる」という言葉を使っていたのが気になった。ここ数ヶ月でやけにたくさん耳にするようになった言葉だが、いったい、どこから出てきた言葉なのだろう。

 ツイッターを見ると、お笑いナタリーに、昨日の「漫才新人大賞」の記事が一日以上が経ってようやく出ていた。審査員に渡辺正行の名もあり、ろくに取材していないのがまるわかりの記事だ。現場にもきていないのだろうし、漫才協会の側から記事にしてもらうようにお願いでもしたのだろうか。

 古本市の準備が終わらず、値付けをした本をケースに詰めてみると、まだまだぜんぜん余裕がある。いつもは入りきらないくらいに用意してしまい、どれを置いていくかに悩んでいたものだが、ブランクがありすぎて、まるで勘がつかめない。古本市が連続してあれば、売れ残りをまわしているだけでもなんとかなったのだが、イチから準備するというのはなかなかめんどうだ。深夜も準備は続く。

 タイムフリーで、火曜の「ビバリー昼ズ」を聴くと、12時台は、平成ノブシコブシ徳井健太がゲスト。徳井と黒沢かずこは、森三中がノブコブよりも1年先輩であり、とても近い間柄のようだ。東貴博に、徳井と黒沢で質問攻めにする時間がかなりあり、くりぃむしちゅー有田が覚醒したという東八郎十三回忌の舞台の話を東から訊き出す。その話を有田がどこかでしゃべっていたのか、少し前に、欽ちゃんの「週刊文春」の連載でもこの舞台について語られていた。あるいは、徳井が注目する銀座7丁目劇場時代のココリコ、後輩から慕われるというダイタクの話も面白い。

 古本市の準備は終わらず、聴くラジオもなくなってしまい、Spotify のポッドキャストで「植竹公和のアカシック・ラジオ」を聴いた。比較的最近の、2月と3月に配信された泉麻人の回。前編は、近刊に書かれた銀座について。後編は泉麻人の読書歴。

2022年4月12日火曜日

4月12日火曜日/寝不足・感動する


◇ 渋谷・新馬場・大森

 深夜から眠らず、早朝、ブログの更新をひとつ。今日も朝から都内に。もうだいぶ暖かくなってきた感じ。渋谷まで出て、それから、どういうわけか竹芝のほうまで移動することになり、ゆで太郎に入り、ミニカツ丼セットを食べた。680円。寝不足で朦朧とする。天王洲アイルのまいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとエクレアを買って食べた。自己暗示もあるかもしれないが、これでだいたい元気になる。新馬場のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。東貴博が休みで、なぜだろうと思ったら、またコロナになったのか。高田先生、松村邦洋がふたりで登場する強力な代役で、黒沢かずことの顔合わせが新鮮で昂揚感があった。聴きそびれていた先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴くと、14時台は、ザ・マミィがゲスト。酒井がアベノマスクをつけてテレビに出ていたら、予防をしっかりしろって苦情がきた話、何度聴いても笑う。ツイッターを見ると、伊藤沙莉の交際報道があったようで、相手は誰かと思えば、なんと、蓬莱竜太だ。

 今日はひまだから、アプリのクーポンを有効利用しようと、ブックオフを何店かまわりながら帰ろうと思い、新馬場から京浜急行に乗り、まずは大森海岸に移動する。1店目は大森のブックオフというつもりでいたが、しかし、ここでいきなり買う本が多めにあり、荷物がさっそく重くなってしまった。220円の単行本を4冊と、110円の文庫本を4冊買った。今日はもう、ここだけで充分。最初から1店しかまわる時間がないというときにごっそり買えたら嬉しいのに、時間があるときにかぎってこんなことになる。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観る。ゲストはジミー大西。ここで語られた初恋の話は、たしか、エッセイにも書かれていたはずだ。今日は感動の回。昨日放送された「しゃべくり007」は2時間スペシャルで、前半はさんまがゲストだった。さんまが過去に会った5人の女性が登場し、いつどこで会った誰かを当てるクイズがとても面白かった。「あっぱれさんま大先生」に出演していた子、「笑ってコラえて!」の「ダーツの旅」で訪れた家のお母さんなど、そのときの映像も流されるのだが、さんまのふるまいが優しく、ここでもまたいちいち感動させられる。ジミー大西の「徹子の部屋」と続けて観たせいか。感動しながら、深夜1時前に眠る。

2022年4月5日火曜日

4月5日火曜日/名作落語本を語る会




◇ 渋谷・竹橋・中野

 今日は朝から都内に。渋谷から高田馬場に移動し、早稲田通りで昼食にするが、出頃な店を見つけられず、松屋に入り、ごろごろチキンカレーを食べた。630円。今日は暖かくなるのかと思ったら、意外と肌寒い。その後、いったん、竹橋のほうまで行くことになり、午前中には小雨も降っていたが、午後にはすっかり天気がよくなった。

 神田駅まで歩き、中央線に乗り、中野に移動する。中野にはつい先日もきたばかり。古本屋には寄らず、中野サンプラザの先のベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、あんぱんを食べた。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。今週からいよいよ、黒沢かずこが火曜の新レギュラーに。東貴博は、黒沢がアシスタントになることは「ビバリー」にとっては衝撃だと語り、「吉本の壁を越えてきた」という話をする。「伝説の一日」に出演していた黒沢は、そこで藤原副社長に会ったそうで、「高田先生の番組に行かしていただくことになりましたって言ったら、めっちゃ握手求められてきて、この時期に。握手となんかグーパンチみたいな感じの、なんかすげえハンズアップみたいな。「えっ、ビバリー?」って訊かれて、「ビバリーです!」「やったあ!」みたいな。副社長がめっちゃ喜んでました。」 エンディングまで聴くと、黒沢はこのあとの「ナイツ ザ・ラジオショー」にも呼ばれ、そうなると、これも続けて聴くしかない。先週火曜、山根千佳の最終回も聴きそびれていて、義理堅いもので、タイムフリー切れ前にこれも聴かざるをえない。先週はなにがそんなに忙しかったのか、ずいぶん聴きそびれてしまい、先週火曜の「ラジオショー」のオープニングも続けて聴いた。この日はナイツが春休みで、「相席スタートのザ・ラジオショー」だった。(なぜか「の」が入る。) 先週月曜の「メイプル超合金のザ・ラジオショー」はついに聴きそこねてしまった。



◇ トークイベント

 2時間ほどでベローチェを出て、ブックファーストの地下にあるヨークフーズに寄り、シュークリームひとつだけ買おうとするが、セルフレジに行列ができていて、余計な時間を食ってしまった。ドラッグストアにも寄り、栄養ドリンクを買って飲んでおく。中野駅の南口から線路沿いに東に進み、ギャラリー街道で開催される「名作落語本を読み、語る会」に。19時20分開始。10分前に到着する。志ら玉さん、寸志さん、稲田和浩さんの3人で名作落語本について語る会。今回で3回目だが、3回とも無事に出席する。ツイッターはニュース以外はほとんど見ていないのだが、運がいいことに、この会を告知する寸志さんのツイートが「おすすめ」に出てきて、たまたま知ることができた。受付時に志ら玉さんに声をかけてもらった。こういう時期だから打ち上げがないことはわかってはいたのだが、せっかくひさしぶりに会うことができても、それ以上の会話をすることはなかった。狭い会場で、お客さんは10人ほどでいっぱいになる。マスクをしているから見覚えのあるひともわからず、連続してきている客はほかにもいただろうか。稲田さんを中央に3人が並び、トークが始まる。3回目に題材とする本は、前回に予告されたとおり、米朝の「落語と私」。今日までに読みなおそうと思っていたが、計画がうまくいかず、半分までしか読み返せなかった。しかし、新たに付箋を貼った箇所がちょうど語られ、意味のある予習をしてきたとは思った。文春文庫版は1986年刊。親本はポプラ社から1975年に出ている。中高生向けの入門書なのだが、この会のトークはまるで初心者向けではなく、プロが気になる箇所が多く語られた。改めて読みなおして気になったのは、まさに、プロ以外が読んでどうするのかと思うような実演に関する部分だ。そして、この本の最後を締めくくるのは「末路哀れは覚悟の前やで」という言葉である。米朝50歳の著書であり、全国区を意識して書かれているということも、指摘されなければ気がつかなかった。最後に、次回の本はなんにするかという話になり、楽しみな書名が挙がったが、開催はまた1年ぐらい先になるだろうか。21時頃に終了。

 中野から、中央線、山手線を乗り継ぎ、渋谷からは東横線。各停に乗り、のんびりと帰ってくる。ダイソーで買いものをしなければと思っていたのに、完全に忘れてしまい、この時間ではもう無理だ。23時半頃に帰宅し、ポッドキャストを聴いたりなどして、深夜1時前に眠る。

2022年1月7日金曜日

1月7日金曜日/雪が残る

◇ 大手町

 朝早くから外出すると、雪が薄く積もっていて、路面が凍っている。安い靴で歩いていると、すっ転びそうで怖く、駅まで歩くだけでも気が抜けなかった。今日は朝から都内に。大手町の地下を通り、大手町ビルヂングでランチにしようかと思っていたが、混雑で決められず、新大手町ビルヂングまで足を延ばすと、こちらはさほど混んではいなかった。霧笛屋という店に入り、生姜焼き定食を食べる。850円。ランチタイムは、コーヒーの無料サービスもあった。八重洲に移動し、ベローチェに入り、ひと休み。ラジオを聴きながらしばらく眠り、読書をしていく。午前中、道路を見ていると、雪が溶けていく過程がわかり、しかし、日陰にはまだ雪が残っている。ビルから門松が搬出される様子もちらほら目にした。


 東京駅から、京浜東北線で蒲田に移動し、ブックオフに寄っていく。110円の文庫本を3冊買い、100円引きクーポンを利用。さっと買って、さっと出て、蒲田から京浜東北線に乗り、横浜に戻ってくる。ビブレのブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買い、ここでも100円引きクーポンを利用した。ブックオフ2店をぱっぱとまわり、クリエイトで買いものをして、夜に帰宅した。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 922人に。沖縄は 1414人、大阪は 676人、広島は 429人、埼玉は 214人、神奈川は 251人。

◇ テレビ

 録画していた、1月2日にテレビ東京で放送された「新春!お笑い名人寄席」を観た。この番組、毎年録画しているけど、録画したままで何年も観そびれていて、何年ぶりにまともに観るのかわからないが、生放送ではなくなったのか。浅草演芸ホールからの中継だが、演芸の最中に客席を映すと無観客であり、客席には、司会の東貴博や、晴れ着すがたの女性タレントが数人座っているが、拍手や笑い声は入っている。海外のシットコムみたいなスタイルだ。ぜんぜん関係ない笑い声をはめているのか、それとも、実際の映像を観せた笑い声を改めて収録しているのかわからないが、こうなると、客との相性も関係なく、寄席にはハマらなそうな四千頭身が出たりもしている。サンド軍とナイツ軍の若手対決のコーナーもあり、サンドとナイツが中心になるくらいなので、数年ぶりに観るものからすると、全体的にはかなり若返っているという感じがする。NHKの「東西寄席」なんかは、爆笑問題が長らく司会をしているが、それよりもさらに若い世代がいよいよ中心になってきた。おぼん・こぼんの場合はちょっと特殊な状況にあるが、そのほか、ベテランと呼べるような芸人の出演は、マギー司郎と、小朝が「美人大喜利」の司会をやっていたくらいだ。なぜかただひとり、ケーシー高峰だけは過去の漫談の映像が流されていた。現在のお笑いが活況すぎるせいか、そういえば、こういう過去の演芸をふり返るような番組はめったに放送されなくなってしまった。2時間の番組を最後まで観て、それから、ラジオやポッドキャストを聴きながら、22時過ぎには眠る。

2021年12月15日水曜日

12月15日水曜日/その時代の浅草

◇ ラジオ

 早朝に目覚め、ブログの更新をひとつ。疲れてしまって、ラジオを聴きながら、もう少し眠りなおす。横になったまま、11時半からは「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台は、今週は「浅草キッド」の出演者が続けて登場し、今日は門脇麦がゲスト。考えてみれば、昇太師匠が前座の時代は、この映画で描かれている時代とそう遠くはないのだ。当然、まだフランス座はあり、前座時代、こっそりとフランス座を観せてもらっていたという。こんな話は今まで聴いたことがなかった。すると、浅草キッド(水道橋博士・玉袋筋太郎)がフランス座で修業していた時代にも、昇太師匠はすでに浅草演芸ホールに出ていたというわけか。同時代に浅草で過ごしながら、それぞれからお互いのその時代について語られたことはあるだろうか。じつは、昇太師匠や東貴博のほうが、ナイツよりも浅草のことをよっぽどよく知っている。昨日の「ビバリー昼ズ」もタイムフリーで聴くと、この日は鈴木保奈美がゲストだが、しかし、なによりも、東貴博から東八郎と深見千三郎との関係が詳しく語られていたのが面白かった。子どものころに深見千三郎と一緒に銭湯に通っていたという東貴博の話がとにかく面白い。映画に出てくる東八郎の、あの場面は原作にはないものだが、晩年の深見千三郎のめんどうを見ていたのが誰あろう東八郎なのだ。映画でも描かれていた工場は、東貴博の母の関係する会社で、そこで仕事を与えつつ、ときどき、東八郎が浅草で舞台があるときには深見千三郎に出てもらっていたという。その舞台がテレビ中継され、その映像が残されているということなのだ。その関係がわからなかったから、映画のなかでは深見千三郎に引導を渡しているように感じられ、東八郎がちょっと悪者のように描かれていると思ってしまった。東八郎がめんどうを見ているという明確な描写はなかった。鈴木保奈美とのトークでは、タップダンスがなぜ重要なのかというと、コントはリズム感だと明解に答える。間を叩き込むためにタップを習わされたという、東貴博自身がその最後の世代なのだ。

 夕方、ヤマトの営業所まで。吉野家に寄り、カリガリ牛カレーを食べた。二俣川に出て、ドン・キホーテのダイソーに寄り、イヤホンを買いなおした。5月に買った 330円のイヤホンが断線してしまい、結局、半年程度しかもたなかった。高音質だという 330円のイヤホンをまた買ったが、やはり、半年程度しかもたないものなのだろうか。ドトールに入り、2時間ぐらい読書をしてから帰る。来年の手帳をくまざわ書店で買おうと思っていたのに忘れてしまった。


◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、先週土曜に放送された「細かすぎて伝わらないモノマネ」を観た。2時間以上、ずっと面白いと思わせるこの装置はつくづくすごい。貴明によると、山下達郎は「細かすぎて」をツアーの移動中にバスのなかで観ているのだという。

 タイムフリーで、「ナイツ ザ・ラジオショー」も順番に聴いていく。昨日火曜のオープニングでは前日の「THE W」の話をしていて、塙さんもオダウエダがいちばん好みだったようだ。昨日は劇団ひとりがゲスト。この部分は事前収録だったようで、深見千三郎の映像が残っていないという話をまだしている。今日の放送は松村邦洋がゲストで、こちらも面白かった。

 夜に映画を観ようと思っていたのに、時間が作れず、深夜1時頃に眠る。

2021年12月9日木曜日

12月9日木曜日/「ポカスカ寄席」

◇ ラジオ

 朝8時半、つけっぱなしにしていたラジオから、伊集院の声が聴こえて起きあがる。寝不足が続いていたが、昨夜はよく眠れた。しかし、鼻水が止まらない。ラジオをつけたまま、ブログの更新をひとつ。ツイッターを見ると、「伊集院光とらじおと」の終了が決定的という東スポの記事が出ていた。

 午前中に、録画していた昨夜の「あちこちオードリー」を観た。劇団ひとりと大泉洋がゲスト。Netflix の「浅草キッド」は今日から配信開始だが、たまたま目にしたキドカラ―大道のツイートによると、今日はフライデー襲撃事件の日でもあるようだ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、こちらでももちろん「浅草キッド」の話をしている。日付が変わってすぐに配信されるのかと思いきや、何時から配信されるのかがわからないようだ。深見千三郎の映像がまったく残っていないと土屋は言うのだが、昨日、土屋が東貴博に会った際、その話をしたら、東は深見師匠をよく知っていて、「うちに映像あるよ」と言われたという。午後もそのまま、「ナイツ ザ・ラジオショー」をつけていた。14時台は、神奈月がゲスト。ラ・ママから頭角を現したひとで、その時代の芸人の名がたくさん出てきたのを興味深く聴いた。ウッチャンナンチャンや大川興業がトリをとっていた時代だ。神奈月という芸名は、松竹梅の松みのるに提案されたものだというのは知らなかった。11月生まれだというと、神無月を提案され、それに決めたが、神無月は10月で間違っていたという話。

 夕方から外出。もっと早く出るつもりだったのに、すっかり遅くなった。昨日は雨だからよくわからなかったが、いつの間にか、だいぶ寒くなっている。横浜から、京浜急行で日ノ出町まで。イセザキモールまで歩き、マイカリー食堂に入り、ごろごろチキンカレーを食べた。580円。


 読書の時間を作りたく、躊躇したが、やっぱり、ブックオフの近くにいるのに寄らないわけにはいかない。短時間でまわろうと、2階だけに狙いをしぼるが、なかなかいいものが見つかった。どんなに短時間でも寄ってみるものだ。110円の文庫本を6冊、220円の単行本を1冊買う。レジでアプリのクーポンを見せると、店員が無言のまま、ひとのスマホの画面を触り始めるので、なんだこいつはと思った。なにかを確認したいのならばそれを言うべきだし、確認するときは、失礼しますのひとことでもあるべきだ。あとの予定まで、1時間弱の余裕があり、ドトールに入り、読書をする。食べたいパンがなにもなく、ブレンドのみ。最近のドトールはパンをおろそかにしているのか、ドトールとの付き合いかたをいよいよ考えなおしたくなる。

◇ 演芸会

 18時半過ぎ、「ポカスカ寄席」を観るため、横浜にぎわい座に。予約したチケットを、2階の窓口で引き換える必要があるので、早めに到着した。席は4列目のいちばん端っこで、すぐ隣りには桟敷席がある。この劇場も、最前列はやはり空けている。後方の席も空いていて、あまり売れていないようだ。19時開演、幕が開くと、ポカスカジャンがさっそく板付きで現れる。この「ポカスカ寄席」は4年ぶりの開催で、省吾が脱退してからは初めてであり、復活してくれたことがまずは嬉しいが、以前は、ゲストが3組、お笑い、落語家、ミュージシャンという組み合わせが基本形で、にぎやかな会だった。しかし、今回は、ゲストは昇太師匠のみである。前半はポカスカジャンがたっぷり。ビートルズの曲にドリフのギャグが登場する「ビートルズだよ!全員集合」というネタは、新生ポカスカジャンの初めてのライブで披露されたネタだった。「ひょっこりひょうたん島」の替え歌は、ASKAが捕まったときに作られたネタだと思うが、それこそ、この「ポカスカ寄席」で観て、笑った記憶がある。そして、今日の会は「ポカスカ忠臣蔵」というサブタイトルがついていて、これが目玉の演目だ。忠臣蔵の登場人物をロックミュージシャンに見立て、張り扇をドラムのように使い、ロックの名曲を演奏しながら講談を語る。初披露かと思ったら、夏の単独ライブで一度やっているようだ。最後はおなじみの「八兵衛の一番長い日」だが、ポカスカジャンのネタには、好きなネタもあれば、そうでもないネタもあり、こういう湿り気のあるネタはあまり好きではない。さだまさしの元の曲も「水戸黄門」も、考えてみると、二十年以上前に作ったようなネタだろうからしかたがないのだが、題材がずいぶん古い。新しめのネタにしても、ドリフとビートルズだ。仲入り後は、ゲストの昇太師匠が登場。ここまで、いまひとつ温度があがらない客席に感じていたが、じわじわとほぐしていく話術はさすがだ。噺はおなじみの「人生が二度あれば」。エンディングは、昇太&ポカスカジャンのコラボ企画。昇太師匠は今日が誕生日だそうで、マクラでそれをしゃべっていたが、この時間に、布目館長がバースデーケーキをもって現れた。ポカスカジャンのネタを、昇太師匠が加わり、いくつか披露し、最後はいつもの「笑点・バイ・ミー」になった。これもあまり好きではない。しかし、最後はまさかのアンコールまであり、盛りあがったというよりも、これで終わっちゃうのという物足りなさからのような気がした。2時間よりもだいぶ短く終演する。ロビーに出ると、ガリガリ君のカレンダーとタオルが置いてあって、ひとつずつもらっていった。


◇ 読書

 横浜駅まで歩くことにし、平沼のブックオフに寄り、220円の単行本を1冊だけ買った。帰りの電車内で、藤井青銅「「日本の伝統」の正体」を読み終える。新潮文庫。親本は2017年刊、今年1月に文庫化。初詣や恵方巻、喪服、土下座、あるいは、民謡や演歌、古典落語、江戸しぐさなど、現在の社会に溶け込んでいる伝統っぽいものが、本当に伝統なのかを突き止めていく。専門家ではない目線で、平易な文章で書かれていて、とても読みやすかった。同じ放送作家でも、その姿勢は百田尚樹とは大違いだ。ペリー来航の時代、攘夷派の多くが、鎖国は日本の伝統だと思っていたというのは、著者も書くとおり、よくできすぎている。「つまり、幕末の一部の連中は、二百年前にできた制度を、五十年前にできた言葉で「ずっと昔からの日本の伝統だ!」と叫んでいたことになる。よくできすぎているだけに、かえって不気味になる戯画のようだ。ここまで本書を読んできた方にはもちろんおわかりだろうが、これはなにも「幕末」に限らない。「鎖国」に限らない。」

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか観てから、ブログの更新をもうひとつ。深夜1時頃に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...