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2025年12月31日水曜日

2025年の十大事件

 1位:母の退所・入居!(10月~)

 2位:家をかなり掃除した!

 3位:TVer、NHKプラスをフル活用するように!(2月~)

 4位:アメブロを始める!(7月~)

 5位:「あんぱん」に夢中!(4月~)

 6位:はま寿司によく行くように!(1月~)

 7位:生まれ育った屛風ヶ浦を歩いた!(9月)

 8位:ワイヤレスイヤホンにした!(6月~) 

 9位:獅子舞に夢中!(11月)

 10位:「ビバリー昼ズ」でメールが読まれた!(8月)

◆ 2025年に読んだ本・十選

 レジー「ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち」(2022/集英社新書)(2月28日

 万博学研究会:編「万博学 Expo-logy」創刊号(2022/思文閣出版)(3月12日

 遠山啓「数学と人間」(2022/中公文庫)(3月14日

 森本あんり「宗教国家アメリカのふしぎな論理」(2017/NHK出版新書)(3月28日)

 ヒコロヒー「きれはし」(2021/Pヴァイン)(6月4日)

 橘玲「80's エイティーズ ある80年代の物語」(2020/幻冬舎文庫)(6月11日)

 今村夏子「木になった亜沙」(2023/文春文庫)(6月24日)

 津田正太郎「ネットはなぜいつも揉めているのか」(2024/ちくまプリマー新書)(7月16日)

 根井雅弘「経済学はこう考える」(2009/ちくまプリマー新書)(9月13日)

 梶本修身「すべての疲労は脳が原因」(2016/集英社新書)(12月30日)

(読んだ順)

今年は114冊の本を読んだ。→ 読書メーター

◆ 2025年によく聴いた音楽・五選

 Shing02「抒情詩歌 / JOJOSHIKA」(2025)

 Shoko Igarashi「Kokoro no Kibi」(2025)

 Quadeca「Vanisher, Horizon Scraper」(2025)

 ニジーズ「インディゴブルー」(2025)

 IKURA「WOMAN」(2025)

◆ 2025年・ベストライブ

 テレビ大陸音頭@寿町フリーコンサート(8月13日)

 山下洋輔トリオ@さくらホール「赤塚不二夫祭」(12月11日) 

◆ 2025年・ベストお笑いライブ

 「川原と米良」@茅ヶ崎市民文化会館(8月16日) 

◆ 2025年・ベスト落語会

 「立川吉笑真打昇進披露興行 IN 高円寺」@座・高円寺1(6月25日)

◆ 2025年・ベスト映画

 「ドマーニ!」(監督:パオラ・コルテッレージ)(5月12日)

 「ひとつの机、ふたつの制服」(監督:ジャン・ジンシェン)(12月9日)

◆ 2025年・ベストドラマ

 「あんぱん」(NHK)

◆ 2025年・ベストテレビ

 フジテレビ10時間半記者会見(フジテレビ)

 藤井風出演「ミュージックステーション」(テレビ朝日)

◆ 2025年・ベストラジオ

 「彬子女王のオールナイトニッポンPremium」(ニッポン放送)

 「みうら五郎」(TBSラジオ) 

◆ 2025年・ベストタレント

 藤井風

◆ 2025年・ベストアクター

 北村匠海 

◆ 2025年・ベスト漫才師

 はりけ~んず

◆ 2025年・ベスト水上人形劇

 ベトナムフェスタ(9月14日)

◆ 2025年・ベストご飯

 はま寿司

・・・そのほか、忘れてしまったことも多数。

2025年5月2日金曜日

5月2日金/うちもちゃんと停電する

◇ テレビ・ラジオ・停電・読書・音楽

 朝、のどの痛みがまだ続き、鼻水もひどい。気温も低くなったようで、ヒーターをつける。NHKプラスで今朝の「あんぱん」を観る。今日はオープニング映像からスタート。いよいよ合格発表、たかし・北村匠海が受験票を見ながらゆっくり歩いていると、試験会場で出会ったケンちゃん・高橋文哉に再会する。「また会ったやあ。怖かねえ。合格発表、見たくながよ。でも、結果知らんと、なんも始まらんけ。行くばい。」といって、先に進んでいくが、たかしは立ち止まってしまう。「どげんしたと?」「ごめん、用事があって…。先行ってて。」 柳井家では、叔母・戸田菜穂が女中のしんちゃん・瞳水ひまりと合格発表を待っていた。「そろそろやねえ。どきどきするわ。」「はい、今度こそ、受かっちゅうといいですね。」「落ちたら、また医者目指してくれるやろか。」「奥さま…。」「冗談やき!」といって、肩を叩く。「どうか、合格しますように!」といって、ふたりで電話のほうを向いて手を合わせる。合格発表の会場では、名前を見つけた受験生たちが喜びの声をあげている。少し離れたところにいるたかし、元気なく、石垣に腰をおろすと、そこに「なにしゆうがな。」という叔父・竹野内豊の声。驚くたかし。「なんでここに?」「学会の帰りに、東京まで足伸ばしたがじゃ。」「…なんで?」「決まっちゅうやろ。おまんが心配で。」 さびしい音楽が流れ始める。叔父は元気のないたかしの隣りに座り、「もう結果は見てきたがかい?」 たかしが黙っていると、「そうかい…。けんど、それは、おまんががんばった証拠ながや。恥じることらはない。結果はどうあれ、たかしは胸張って、高知に帰れ。おまんのことを嗤うやつはこのわしが許さん!」「叔父さん…。」「現実を受けとめて、前に進め。絶望の隣りは、希望や。」「はい。」「ほいたら、銀座で美味いもんでも食うて帰ろう。」 立ちあがる叔父を「あっ、叔父さん。」と呼び止める。さびしい音楽も止まる。「まだ合格発表、見てないです…。」「はあ!?」と叔父。ここはお手本のような喜劇だ。「わしゃ、てっきり…! なにしゆうがな、行ぐぞ!」といって、たかしの手を引っぱって合格発表を見にいく。すると、そこにうなだれたケンちゃんが歩いてくる。「ケンちゃん!」「世話になったばい…。」「なに言ってんだよ、こちらこそ…。」 ケンちゃんは叔父とたかしのあいだを通り、とぼとぼと去っていく。たかしは受験番号を手にして、自分の名前を探している。場面は柳井家、叔母としんちゃんがいるところに、柔道着のちひろ・中沢元紀が急いで帰ってきた。「ただいま! 結果は?」 しんちゃん「まだ、お電話ありません。」「なにをしゆるがな兄貴は。」 叔母「こんなに連絡が遅いっていうことは、ね…。」 そこに電話のベルが鳴る。おそるおそる電話に出る叔母。「たかしさん? どうやった?」 叔母の表情が驚きからうれし泣きに変わり、ちひろとしんちゃんのほうを向いてうなずいた。喜ぶふたり。叔母「おめでとう! たかしさん、ほんっまにおめでとう!」「兄貴がやったで。やりきったでえ。さすがわしの兄貴や!」と叫ぶちひろ。電話ボックスから出てくるたかし。「叔父さん、ちょっとまだ、夢のなかみたいで。もう一回見てきていいですか?」「はっはっは、なんべんでも見てみい。」 叔父と一緒にまた合格発表の名前を確認に行く。たかし「数学の試験のとき、叔父さんに丸暗記しろって言われた公式を使った問題がそのまま出たんです。」「たまるかあ! 出たかあ?」「たまるかあです。叔父さんのおかげです。」 丸暗記しろという叔父のセリフにはここにつながる意味があったのだ。この合格発表の会場には、なんと、母・松嶋菜々子のすがたもあった。叔父は「がんばったがは、たかしじゃ。たかし! おまんががんばったからじゃ!」といって、たかしを抱きしめる。「ようがんばった!」 その後ろでは母が見ていた。母はふたりには気がつかれずに去っていく。いっぽう、女子師範学校では、のぶ・今田美桜がなぎなたの授業を受けていた。黒井先生・瀧内公美「朝田さん! 小川さん! 試合をしなさい。」「えっ」と小さい声をあげるのぶだが、うさ子・志田彩良は「はい」と返事をする。真剣な表情のうさ子、のぶのなぎなたを払うと「のぶちゃん、本気出さんと試合にならん!」 いつの間にか強くなっていたうさ子に、のぶは戸惑う。なぎなたを払い落とされ、のぶは床に倒れ込む。のぶは座りなおし、「負けました。」とおじぎをする。「うさ子ちゃん、ほんまに強うなったね。」と声をかけるが、うさ子はそれを無視し、ほかの生徒たちのほうを向くと、教育勅語を大声で唱え始める。呆気にとられるのぶ。黒井先生「小川さん、修練に励んだ成果が出ましたね。教師として、あなたを誇りに思います。」「ありがとうございます。」「これからのおなごは小川うさ子! 彼女のようにたくましく、かつ、ニッポン女子の美徳であるしとやかさ、節度! 両方を兼ねそなえるべきです!」「はい!」と返事をする女学生たち。「朝田のぶ、あなたはおのれに負けたのです。信念のないおのれに負けたのです。」「信念…。」「まだわからないのですか? 愛する祖国のために、全身全霊で尽くすこころがないから、負けたのです。」 黙っているのぶの表情。場面は銀座に替わる。叔父「合格祝いやゆうのに、あんぱんか?」 店を探しながら歩くたかしは「美村屋」という看板の店を見つける。「ここにきたかったんです。僕がまだ東京で暮らしてたころ、父さんがよく、ここでパンを買ってくれて、母さんと、まだ小さかったちひろとよく食べたんです。母さんは、自分のぶんを僕たちにくれて、みんな笑ってて…。」 くり返し思い出される父・二宮和也と一緒に家族みんなでパンを食べている幼いころの場面。「ずっと消えない、幸せな記憶です。」 叔父はたかしの肩に手を置き、「きよしが生きちょったら、おまんの合格をさぞかし喜んだやろうにゃあ。たかし、なんのために生まれて、なんのために生きるか。わしは思うがよ。それは、ひとを喜ばせることや。おまんのあんな嬉しそうな顔見てわしもこじゃんと嬉しかったわ。」「叔父さん…」「人生は、喜ばせごっこや。」といって笑う叔父。「さあ、パンを買うぞ。」といって、ふたりは美村屋に入る。たかし「あんぱんを、8個と5個に分けてください。」 用意されるまでの時間に、たかしは店内に飾ってある写真に気がつく。その白黒写真には若き日のヤムさん・阿部サダヲが写っていた。場面は御免与駅、のぶが帰ってきた。改札を出ると、ヤムおじさんが待っている。「ヤムおんちゃん、どういたがで?」「ああ、ちょっとな。」「たかし、どうやったろか?」「知らねえのか?」といって、笑うヤムさん。「ほら、出てきたぞ。」「えっ? おんなじ汽車やったが。」 改札からたかしと叔父も出てくる。「たかし」といって、のぶが駆け寄ると、「のぶちゃん、聞いてくれ。」というたかし。ヤムさん「その学校、大丈夫か? たかしを合格させるなんて。」「へっ? 合格!?」「ちょっとヤムさあん。」「ほんまに?」「うん、ちょっとあのおじさんに先に言われちゃったけど。」「よかったねえ。おめでとう。」 叔父「のぶちゃん、いろいろありがとにゃあ。それ、たかしから東京みやげや。」 風呂敷包みを解き、箱を開けると、なかには美村屋のあんぱんが入っている。「あんぱんや!」 ヤム「あんぱん屋の娘にあんぱん!? おいたかし、みやげならもっと気の利いたもん買ってこいよ。ほれ、合格祝い!」といって、ヤムさんはたかしに紙袋を渡す。「ありがとう」といって、紙袋を開くと、「祝」の文字が入った大きなあんぱんが出てきた。「でか!」と声を出すたかし。笑うのぶ。ヤム「あんぱんとあんぱんの物々交換になっちゃったじゃねえかよ。」といって、たかしをげんこつで小突くと、たかしも小突き返す。3人は駅を出て、自転車を停めてあるヤムさんを置いて帰っていく。ヤムさんはあわてて自転車に乗って追いかけていく。「おめでとう、たかし。また来週。ほいたらね。」というナレーションで今週は終わり。明るく終わったが、次週予告ではいよいよ戦争に突入するようだ。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台ゲストは「うぉっしゅ。」の岡崎育之介監督と主演の中尾有伽。映画の製作費をクラウドファンディングで集めていたら、なんと、研ナオコからギャラの倍額の振り込みがあったという。

 テレビ番組をあれこれと。昨日の「徹子の部屋」は勝野洋・キャシー中島夫妻がゲスト。キャシー中島は浅野忠信の母と親しいんだそうで、浅野忠信の母の順子さん、サリーさんとは仲のいい3人組、ミッキー吉野も15歳のときからの友だちなのだ。番組終了間際に娘と息子が登場、その続きが今日放送された。勝野洋・キャシー中島夫妻に、娘の勝野雅奈恵、洋輔が加わり、一家4人での出演は初めて。いや、うちとはまったく違う家族だが、親子とも世代が近く、同じ横浜だから観ながら重ねてしまう部分があった。

 昨夜の「アメトーーク!」は「こんなにいたぞ!! 宮崎県出身芸人」。とろサーモン、永野、イワクラ、やす、かみちぃ、オカリナ、カラタチ前田が出演、MC側には博多華丸が座る。ずいぶん前に収録されたもののようだが、久保田が復帰したからようやく放送ということになったようだ。南郷旅館に泊まると不思議なパワーがあるという話で、とろサーモン村田が「オフレコなんですけど」と言いつつ、「日曜劇場が決まりそうです。」とマネージャーに言われたことを明かしたが、これはもうオフレコではなくなったということか。

 水曜の「5時に夢中!」には松田ゆう姫とヒコロヒーが出演、この曜日だけ面白くて観ている。以前にこの番組で扱った好楽師匠の写真集発売のその後を本人に取材していたのだが、好楽師匠はヒコロヒーに電話する仲のようで、ヒコロヒーだけでなく、松田ゆう姫とも共演したことがあり、よく知っているようだ。火曜に放送された「心おどる あの人の本棚」は鈴木敏夫の回。永六輔の蔵書をゆずり受けていたとは知らなかった。日曜深夜に放送された「Tiny desk concerts」にはASKAが登場。ASKAがこういう番組に出るのは新鮮だと思ったが、ASKA自身もやっぱり珍しそうにしている。楽天マガジンで読んだ「BUBKA」の西寺郷太と川谷絵音の対談にもちょうどASKAの名前が出ていたところだった。

 夕方、部屋で読書をしていたら、急に電気が消えたかと思うと、つぎの瞬間にはすさまじい落雷の音。停電になった。パソコンは充電式だから大丈夫だが、しかし、このうちに長年暮らしていて、停電なんていうのは初めての経験だ。あの震災のときでも計画停電は免れたから、なにか重大な施設が近所にあるのではと思っていたのだが、このうちもちゃんと停電するのだということがわかった。今日は朝から雨降り、天候は悪いものの、まだ真っ暗にはならない時間だった。スマホのバッテリーが切れたらまずいと思ったが、それほど心配する間もなく、数分であっさりと復旧してくれた。それにしてもすさまじい音だったが、電気が消えたあとに音がしたということは、それでも意外と遠くに落ちたということかな。

 なにごともなく、読書を続け、広末涼子「ヒロスエの思考地図」を読み終えた。2022年刊、宝島社。今回のスキャンダルがなければ手にとることはなかったかと思うが、開いてみると、この本は哲学者や思想家、賢人たちの言葉をピックアップし、その言葉を出発点にした60本のエッセイが書かれている。広末が早稲田に入学したことは有名だが、知的な面に触れられるかと思えば、しかし、実際に読んでみるとこれといった深い思索はなく、ごく平凡なタレントの身辺雑記だ。しかし、平凡なりに広末の知らなかった面を知ることはできた。「子どもの頃から私は『よしもと新喜劇』が大好き。好きなテレビ番組は、『志村けんのだいじょぶだぁ』に『ダウンタウンのごっつええ感じ』。高校時代は、『タモリのボキャブラ天国』が好きで、昨日も友近さんの舞台「神社にラブソングを」(2部構成で、第1部は友近さん主演のお芝居、第2部は水谷千重子と倉たけしのコンサート。笑)の昼公演を観るため明治座に行ってきた私。」 小学生のころには「『ごっつええ感じ』のコントのキャラクターを完コピしてクラスの友だちを笑わせたり、新喜劇のアホの坂田の真似やパチパチパンチで場を盛り上げたり、みんなが笑っている空気が好きな私は、まるでクラスのお笑い芸人だった(笑)。」というのだが、担任の女性教師からは「広末さん、女の子がやき、そんなふざけてばっかりおるがはやめなさい」と注意されたという。「女子はふざけたらいかんがか……。」と、高知弁で悩む広末に「あんぱん」ののぶを重ねたくなる。広末はハチキンだったということか。執筆時期はコロナ禍とまるまる重なり、文章には不安感もかなり反映されている感じがする。この本には写真も収録されているのだが、どうやら、広末はこの原稿を原稿用紙に手書きで書いていたようで、広末の浮き世離れした部分がここにもあるだろうか。こんな本を読んでいたら、ちょうどこのタイミングで、SNSから広末涼子の芸能活動休止が発表された。双極性感情障害であることも公表される。

 Spotify からニューリリースのチェックをしてみると、想像力の血というアーティストの新アルバムが面白い。初めて知ったアーティストだが、しかし、検索してみると、佐々木敦が絶賛していてなんだか萎えてしまった。鈴木慶一と一緒にライブをやっていたりもするようで、古い音楽ファンをすでにうまい具合に巻き込んでいるようだ。

2025年5月1日木曜日

5月1日木/うちのなかが不衛生

◇ テレビ・雑誌

 朝、NHKプラスで、放送直後の今朝の「あんぱん」を観る。のぶ・今田美桜がまた朝田家に帰ってきた。外にしゃがんでいる豪・細田佳央太に「豪ちゃん、ただいま。」と声をかける。豪「のぶさん、お帰りなさい。」「あれ?」「のぶ」「お帰り」「急にどういたが?」という声がする。祖母・浅田美代子、母・江口のりこ、メイコ・原菜乃華が座っている。のぶ「蘭子は? イワオと縁談進んじゅうってほんま? 蘭子どこ?」 メイコ「イワオさんに返事するゆうて、さっき出かけた…。」「えっ?」 団子屋にはたかし・北村匠海とちひろ・中沢元紀がいた。ちひろ「先に読みや、わしはあとでいいき。」といって、「受験の友」を兄に渡す。「お前、いいやつだな。」「兄貴のほうがせっぱつまっちゅうやろ?」 笑いながら「やな弟だな。」といって、たかしはにやにやしながら雑誌を開く。横から覗いたちひろがマンガに気がつき、「兄貴やないかい?」 雑誌には「珍舞踊浪人人形」というマンガが載っている。「そう、お前に言われて送ってみたんだよ。」「へえ。」 そのふたりの前を、のぶが全速力で横切っていく。たかしは団子をかじりながら「のぶちゃん!」 ちひろ「ただごとやないねえ。」 あとから「お姉ちゃん!」といって、メイコも追いかけていく。喫茶店、イワオ・濱尾ノリタカと蘭子・河合優実がテーブルに向かい合う。「お祖父さまが腰を痛められたそうですね。なんなら、うちの使用人を何人か手伝いにいかせましょう。」 おじぎをする蘭子。「それで、あの…、蘭子さん。」「はい。このあいだのお返事ですけんど…。」「はい。」といったところで足音が聞こえ、のぶが扉を開けて飛び込んでくる。息を切らしながら「蘭子! 早まったらいかん!」「なんなん、のぶやんか。」 のぶはイワオに向き合い、「いやあ…、別にあんたに、恨みはないけんど、蘭子はまだ、お嫁にはいかんき!」「は? おまんの返事は聞いちゃあせん!」「お姉ちゃんは引っ込んじょって!」「蘭子さんもこうおっしゃいゆうやんか。」「蘭子は、うちの家を助けるために結婚しようとしゆう。そうながやろ、蘭子。」「は…」と小さい声を出す蘭子。のぶは蘭子のほうに向く。「なんでひとりで背負いこむやけ。なんでうちにも背負わせてくれんがで。みんな、蘭子に幸せになってほしいがよ。」「それじゃまるで、蘭子さんは好きでもない男と金目当てで結婚するみたいやんか。」とイワオがいうと、蘭子とのぶが同時に「いいえ」「はい」 のぶに「はいやと?」とイワオ。そこにメイコも「蘭子お姉ちゃん!」といいながら入ってくる。「蘭子お姉ちゃん言いよったやんか、イワオさんがパン食い競争でズルしててたとき…。」 蘭子「メイコ! それは言うたらいかん!」「蘭子さんは、わしのことをなんと?」「食パンの角にあたまぶつけて死んでしまえあんなやつ! って…。」 強く印象づけられたセリフがここで再登場した。イワオは呆然とした顔で蘭子の顔に向きなおすと、蘭子は目をそむける。のぶ「イワオ、ごめんなさい、うちの姉妹は3人ともくちが悪うて。」 メイコ「なかでも蘭子姉ちゃんがもういっちばんきつうて。ほんまのこと言うて、ごめんなさい!」といって、のぶとメイコはあたまを下げる。「いえ…」とイワオはちからない返事。「そういうことやき、連れて帰ります!」といって、のぶとメイコは蘭子をむりやり引っぱっていく。「ご迷惑、おかけしました! 失礼します。」といって、のぶは扉を閉める。「違う、違います!」という蘭子の声がしながら、ふたりに連れていかれる。このあたりはドタバタコメディだ。場面は朝田家に替わり、部屋でぼんやりしている蘭子のところにのぶが入ってくる。「うんと悩んだがやろうね。ごめんね。」 蘭子「なんでお姉ちゃんが謝るが?」「うちがちゃんと長女らしゅう、みんなのそばにおったら、蘭子にそんな思いさせんかった。」 少しの間のあと、蘭子「お姉ちゃん…? うち、そんなええ子やない。」「え?」「お姉ちゃんが思うちゅうような、ええ子やないがやき。」 のぶは戸惑いの顔をする。「どういて…?」 蘭子はのぶに背を向けたまま、顔だけふり返っている。「好きなひとがおって、そのひとはうちのことらなんちゃあ思っちゃあせんてわかったがやき。そしたら、誰に嫁いだっておんなじやん。お金持ちなら儲けもんやし。」 蘭子の思いを知るのぶ。「蘭子…。」 のぶは蘭子のそばに座りなおし、蘭子を抱き寄せる。蘭子ものぶに甘え、抱き合うふたり。昭和11年8月、ナレーション「8月、ベルリンオリンピックが開催され、ひとりの女性選手の活躍に、日本中のひとびとが熱狂していました。」 柳井家では叔父・竹野内豊たちがラジオにかじりついていた。叔父「たかしも呼んでけ!」 叔母・戸田菜穂「勉強しゆる場合やないわ!」 部屋で勉強しているたかしをちひろが呼びにいく。「兄貴! 前畑が泳ぐで。早よ!」 ラジオを囲み、夢中になって前畑を応援する家族、叔父も珍しく「行げ! 行げ!」と大声を出している。同じころ、朝田家でもラジオに夢中になっていた。大声をあげて応援する家族、祖父・吉田鋼太郎が「静かにせえ! 静かに! 聞こえん!」といって興奮し、豪のあたまをひっぱたく。ここは可笑しい場面。ラジオの音声に耳を傾ける家族は、前畑が勝ったとわかり、盛りあがる。祖父は「あああ!」と声を出しながらラジオを抱きしめる。季節は秋となり、女子師範学校の道場では、のぶとうさ子・志田彩良がなぎなたの稽古をしていた。「うさ子ちゃん、いつの間にそんなに腕あげたがね。」と、うさ子の上達にのぶは嬉しそう。雑巾掛けをしながら、うさ子「うちね、のぶちゃんが週末、御免与町に帰っちゅうときも、ここに残ってずっと稽古しよったがよ。」「そうなが?」「先輩だけやのうて、黒井先生にも指導してもろた。」「えっ?」「うち、思うたがよ。もっと強うなって、黒井先生に認められたい。うちは、黒井雪子先生みたいに強うなるがやき!」 うさ子の変化にのぶは戸惑いの顔をする。うさ子は立ちあがり、教育勅語を暗唱しながら歩き始める。近くにいた室長とその子分の女学生、子分はうさ子と並び、一緒に暗唱を始める。室長はのぶのそばにやってきて、「なにボケっとしちゅう。朝田さんもやりなさい。」「はい」といって、のぶは立ちあがる。室長「小川さんも休みのときも励んで、感心なが。」 のぶの表情。暗唱する教育勅語にエコーがかかる。昭和12年3月、ナレーション「年が明け、いよいよたかしの受験の日がやってきました。」 まだ薄暗い早朝、柳井家の前では、学生服のたかしが家族に見送られる。「では、行ってきます。」 叔母「受験票、持った?」 たかしは胸ポケットの受験票を確認する。「はい、持ちました。」 叔父「たかし、もっとちからを抜け!」 叔父はたかしの両肩を叩き、「よし、がんばってこい!」「はい。」 叔母「名前、書き忘れんようにね。」 ちひろ「兄貴、やりきってこい!」「うん、行ってきます!」 ヤムさん・阿部サダヲに遭遇し、ヤム「おっ、いよいよ試験か?」「試験は明日なんです。今日は汽車と船を使って、京都へ。」「おう、ご苦労なこったな。どこ受けるんだ?」「まずは、京都の高等工芸学校、あとは東京の学校。」「うん、当たって砕けてこい!」「砕けちゃだめなんです。」「また、線路で寝ることにならきゃいいけどな。」「受験生のこころ不安にさせるのやめてください。もう僕は1年前と違うんです。」 たかしが朝田家を覗くと、ヤム「あっ、のぶならいねえよ。」「わかってますよ。ちょっと見ただけです。それじゃあ。」といって歩いていこうとするたかしに「おい! 忘れもんだ。」とって、ヤムさんは紙袋を放り投げる。たかしが紙袋を開くと、合格パンが入っていた。「ヤムさん、ありがとう。」「二度目だな。三度目はないといいな!」とからかうヤムさんに、呆れるように「行ってきます!」というたかしだが、たかしは紙袋を大事そうに抱えていく。場面は替わり、京都の高等工芸学校の試験会場。とんとんと進み、その合格発表が届く柳井家。家族みんなで覗き込みながら叔父が電報を開くと、「チル」の文字が書かれていた。叔母はため息をつき、「あとは、東京の学校やね。」 ちひろ「はい。」 女中さん・瞳水ひまり「どっちが、難しいがですか?」 叔父「倍率は東京のほうが…。」 ちひろ「うんと高いです。」 ナレーション「一縷の望みは東京高等芸術学校。全国から大勢の受験生が押し寄せ、たかしが受ける学科に合格するのは、わずか20名の狭き門です。」 場面は試験会場、近くの席の男がたかしのほうにふり返り、「あんた、京都にもおったろうも?」と笑顔で話しかけてきた。高橋文哉が初登場の場面。「あんた絵が上手かったけ。顔を覚えとったとって。」 試験官の先生を見て、「なあなあ、あのひと、誰かに似とらあ? 誰やったかいなあ。」 たかしが「フクちゃん?」というと、「ああ、フクちゃんばい!」と大声を出し、まわりに見られる。また小声になり、「俺な、フクちゃん好かんとって。最初、主人公ケンちゃんやったとよ。俺、カラシマケンタロウ。あだ名がケンちゃん。やけん応援しよったのに、いつの間にかフクちゃんが主役になっとっちょ。」 たかし「横山先生が、フクちゃんに思い入れが強くなったんじゃないかな?」 ケンタロウは感心して「詳しいやんか。マンガ好きと?」「同じ高知出身だから、横山先生は応援してる。」「高知からきとったとね?」 会話をしていると、「そこ、うるさいぞ!」と試験官に注意される。ケンタロウは立ちあがり、「すみません」と謝ると、「フクちゃんに怒られたばい。」といって、またたかしのほうを向く。御免与町では、のぶがお稲荷さんに手を合わせていた。そこにちひろもやってくる。「のぶさん、戻ってきちょったがですか?」「うん、春休みやき。たかし、がんばりゆうろうか。今度こそ受かるとええがやけんど。」「昔っから兄貴は、幸運と不運の分量が極端ながですよ。当たりゃあでかい。」「外れたら?」「やき、神頼みにきました。」 場面は試験会場に戻り、試験が始まる。ナレーション「サクラ咲くか、サクラ散るか。結果は明日。ほいたらね!」といって今日は終わり。

 少し眠りなおしたらもう昼になってしまった。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつけておく。楽天マガジンのチェックをすると、「ニューズウィーク日本版」には映画プロデューサー業を始めたMEGUMIのインタビューがあった。映画はずっと好きだったのだが、タレントの仕事が忙しくなり、事務所に映画に出たいとはなかなか言えなくなってしまっていたが、出産を機に、初めてお芝居の先生を付け、事務所に女優になると宣言した。コロナ禍になったときに、俳優はオファーがなければ動けないから自分もなにか発信しようと思い、それがプロデューサー業につながっていったという流れになる。「グラビアという、芸能界では本当にタフなフィールドから始まって、体を張って、バンジージャンプもして、毒舌も吐いて(笑)。でもあのときに頑張って、体力と気合を内蔵できたから今があるなと、昔の自分に感謝しています。気が付けば「日本の映画と文化を世界に」という活動をしていて、ふとわれに返るとびっくりしますね。」

 「FLASH」には「あんぱん」に便乗した本物のあんぱんの特集があり、真壁刀義、芝田山親方、横山めぐみ、安田美沙子がおすすめのあんぱんを紹介している。そのほか、松本人志のサプライズ復帰構想の記事もあった。「ダウンタウンDX」では今年最初の放送から松本が復帰する構想があり、最初はVTR出演がいいだろうということになり、そのVTRも収録済みだったというテレビ局関係者の証言。それが中居正広のスキャンダル報道があったために頓挫したようだ。しかし、読売テレビに取材をすると、そのようなVTRについては否定する解答があったという。復帰していれば番組終了もなかったのだろうが、浜田も休養したことにより、複数のスポンサーが撤退したという事情があるようだ。

 「週刊大衆」には研ナオコのインタビューがあった。映画「うぉっしゅ。」に関するインタビューが導入だが、芸能生活55年をふり返る話をしている。最近のテレビで面白い若手はいますかという質問に「千鳥。千鳥の番組は無条件で出演OKしてます。」「千鳥は受かれていないし、自分が育ってきたルーツをちゃんと、おなかの中に持っていて芯になっている。芸にも生かされていると感じます。相手をけっして軽んじないし、人間としてもステキだね。」 これまで印象に残っている出来事はという質問には「デビュー曲をレコーディングしているときと、中島みゆきちゃんに会ったとき。忘れられないです。」

◇ 面会・なか卯

 午後から外出。部屋にいても暖かく、ステテコを脱いでしまったが、外に出てみるとまだそこまでは暖かくはないか。三ツ境のバスターミナルから長坂まで。今日も旭陵高校の生徒がたくさん乗ってきて、そのあと、ズーラシアでも混むだろうなとは思っていたが、バス停には大行列ができていた。全員乗りきれないほど、バスは超満員になった。つぎのバス停では、後ろの扉を開けて乗せていた。乗降に時間がかかり、長坂には10分ぐらい遅れて到着する。車内では、タイムフリーで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングを聴いた。パートナーはヒコロヒー。

 老健の面会に到着する直前に母から着信があり、折り返し電話はせずに向かったが、スマホはまた充電してもらったようだ。スマホを見せてもらうと、ホーム画面のレイアウトが変わっていて、どうしてそんなにいじることがあるんだろうか。マスクを切らしてしまったようで、減っていたことに気がついてなかった。次回に買ってくるまで、一週間は空いてしまう。連休中にはほかに誰かくるだろうか。暖かくなり、介護士のベトナム人の女の子は半袖のポロシャツ姿になっていた。

 面会のあと、いつもははま寿司に寄るのだが、昨日もはま寿司だったから、今日はなか卯にする。親子丼とはいからうどんのセットを食べる。700円。ラジオを聴きながら、鶴ヶ峰まで歩く。

 鶴ヶ峰から星川に移動し、定期券が切れてからは行かなくなっていたからひさしぶりだ。保土ヶ谷図書館に寄り、本を2冊借りていく。イオン天王町のフードコートにて、マクドナルドのアイスコーヒーとアップルパイを食べる。朝から鼻水がひどかったが、また一段とひどくなってきた。気温の変化でも出る症状だからさほど気にしていなかったが、今朝はのども少し痛かった。体調を崩してはまずい。昨日は少し歩いただけでやけに疲れてしまったとも思ったが、もしかすると、もうまずい兆候だったのか。読書をするつもりだったが、音楽を聴きながら少しぼんやりする。

 21時閉店間際のコーナンに寄り、封筒とダンボール板を買ってから帰る。これを買わなければならなかったから、体調が心配でもすぐに帰るわけにはいかなかった。帰りもひどいくしゃみが続き、マスクのなかは鼻水でぐちょぐちょになった。

 夜に帰宅し、NHKプラスで「ニュース7」だけ観て、風邪薬を飲んでおく。階段がほこりっぽいのが気になっていたが、思い立ち、雑巾がけをしてみたら、たちまち雑巾が真っ黒になった。こんなところを行ったりきたりして生活していたら、からだが悪くなるのも無理はない。ずっとうちにいるだけなのになぜ体調を崩すのかというと、うちのなかが不衛生だからだ。

 読みかけの本を少し読んでから、横になって、ラジオを聴く。今日の「ゴールデンラジオ!」の続きを Spotify のポッドキャストで聴いた。ゲストはチャンス大城、3年ぶりの出演だそうだが、前回もヒコロヒーがパートナーの日だった。前回は自伝を出したタイミングだったが、今回は心霊の本を出版した。ヒコロヒーはじつは心霊が苦手だった。「大竹紳士交遊録」のコーナーは高橋源一郎の担当、生成AIの話をしていた。

2025年4月22日火曜日

4月22日火/バスに間に合わなかった

◇ テレビ・ラジオ

 早朝、ゴミを出してからもう少し眠りなおす。NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。朝田家、のぶ・今田美桜が家族みんなに声をかけながら急いで出かけていく。柳井家にやってくると、ちひろ・中沢元紀が庭で柔道の稽古をしていた。のぶはたかし・北村匠海に勉強を教わりにきたのだが、「兄貴はさっき出かけてしもうて」というちひろ、のぶはなかで待っててくださいと言われる。たかしはそのころ、どこか遠くの線路をとぼとぼと歩いていた。前の晩、立ち聞きしてしまった叔父・竹野内豊とちひろの会話が思い出される。ちひろは叔父に、たかしのために医者になるのを辞めたのかと訊かれた。叔父「近頃のちひろを見ようたら、わしはどういてもそんな気がするがよ。」 たかしは寝そべり、線路に耳をあてる。そこをヤムおじさん・阿部サダヲが釣り竿をもって通りがかる。「おい、なにやってんだ?」「ヤムさん…。」「なんか聞こえんのか?」「汽車の音。こうして聴いてると、落ち着くんですよ。」「お前、大丈夫か? 医学部に行くって話聞いたけど。ん? 逃げて、どっかに行きたくなったのか?」 そこに汽笛の音が聞こえる。機関車がやってきた。ヤム「おい、危ない。轢かれるぞ!」 寝そべったまま、動かないたかしをあわててヤムが動かす。間一髪のところを機関車が通りすぎていく。たかしは虚無の表情で、空に向かって叫ぶ。「こんな情けねえ俺、もうやだよ! やだやだ! わああああーっ!」 オープニングのあと、今田美桜のアップ。のぶは鉛筆を鼻の下に挟み、両手をこぶしにして頬杖をついていた。のぶはたかしの部屋で、鼻息荒く待ちくたびれていた。のぶはため息をつく。部屋にあるスケッチブックに気がつき、開くと、子どものころにシーソー遊びをするたかしとちひろが描かれていた。そこにちひろがお茶をもってくる。「のぶさん。」「あのときの絵、ちひろくん覚えちゅう? ちひろくん、いっつもたかしのあと追いかけよったでね。お兄ちゃんのこと、大好きながやなあて思いよった。」「のぶさん、わし、そんなええ弟やないがです。兄貴がおらんなるのが怖かったがよ。小さいとき、この家にひとりで預けられたき。あのときも、兄貴があのひととおらんなってしまうがやないのかと思うて。また、ひとりになるのが怖かった。」 母・松嶋菜々子が去っていくのを兄弟で見送ったあの日のことが思い出される。「遅いですね、兄貴。」「ほんまに遅すぎる!」 のぶはスケッチブックをめくり、上半身裸の幼い兄弟が後ろ向きで手をつないだ絵を見つける。「これは?」「兄貴と川を泳いで渡ったときや。」 そのころ、たかしはその川辺にヤムさんと一緒にいた。「子どものころ、弟とふたりで、あの向こう岸から泳いだことがあるんです。あのときは、ふたりですごいことを成し遂げたと思ったけど。」「この距離で? すごいじゃねえか。」「僕らはあのころ、ここが世界でいちばん大きな川だと思ってました。あのときのちひろの一生懸命な顔、こっち側にたどりついたときには、太平洋を横断した気持ちになりました。」 幼いふたりが川からあがってきた光景が思い出される。絵と同じように、ふたりは手をつないでいる。たかし「あのときの誇らしい気持ち、思い出しました。」 たかしの部屋でも、のぶとちひろがその話をしている。「ふたりとも、ようがんばったねえ。」「あのときから、強おなった気がするがよ。兄貴のおかげや。」「たかしはそういうやつよ。ちょっと頼りないし、約束すっぽかす、ドアホやけんど!」「ほんまですね。」といって笑うふたり。川辺では、たかしとヤムが話している。「ちひろは僕が守ってやんなきゃって、ずっと思ってたけどなあ。」「立場が逆転しちゃったんだなあ。」「シーソーみたいに。」「片方があがったら、片方が下がるあれか? ま、シーソーなら、またお前が上にあがることも…、なさそうだなあ。」 うちに帰ってきたたかしが部屋に入ると、そこにちひろも入ってきて大声を出す。「兄貴! どこ行っちょったがな? のぶさん、ずっと待っちょったがぞ。」 黙っているたかしに「おい、聞きゆうがか?」 たかしは「俺がいないほうが、勉強はかどっただろ?」「なに言うがな。」 出ていくたかしに「おい、兄貴!」 たかしは1階に降りていく。「のぶちゃんはお前に勉強教わりにきたんだよ。俺はお前と違って、あたま悪いからな。」「兄貴、どういたがで。」 ちひろは黙るたかしの腕をとる。「おい、兄貴。」「うるさい!」と怒鳴るたかし。「兄貴、なんだよ。おかしい…」「うるさいんだよ!」「わしにあたるがあか。まず、のぶさんに謝れ。」「お前、また優等生ぶりやがって。」 たかしはちひろの胸ぐらをつかむ。「お前のそういうところが気に入らないんだよ。」「そういうとこ? なんだ! はっきり言いてみいや!」 ふたりは縁側から庭に落ち、取っ組み合いのケンカになる。叔母・戸田菜穂と女中さん・瞳水ひまりがやってくる。叔母「ちひろさん! たかしさんも! ふたりともおやめなさい!」 朝田パンの店先にはヤムがいて、のぶは店番をしている。そこに柳井家の女中さんがあわててやってくる。「たかしさんとちひろくんが、取っ組み合いのケンカしよって! 草吉さん、一緒にきて、止めてもらえませんか!?」「ちょっと待って、話が見えない。」というヤムと女中さんのあいだを、のぶがまっ先に飛び出していく。ヤム「早あい…」 柳井家、兄弟ゲンカしている場に母も帰ってきた。「病院継ぎたきゃ継げばいいだろ! 俺にゆずったりなんかするな!」「はあ? わしは兄貴にゆずったりしちゃあせん。」「じゃあなんなんだよ? 俺が医者なんかなれるわけないと思って嗤いものにしたいのか?」「わしはわしの行きたい道を行くだけや!」「偉いもんだよな、お前は。」「兄貴はなんで? おふくろの言いなりになるがな。」「言いなりになんか!」「なっちゅうやいか! ずいぶん前に捨てたと思うちょったら、急にまた戻ってきて母親ヅラして。」 母はそれを黙って聞いていた。「あのひとは息子を医者にして、自分の居場所を作りたいだけやろうが! 兄貴はあのひとに利用されるがよ。兄貴だって本当はわかっちゅうはずや!」「だあまあれ!」 たかしはちひろをぶん殴り、ちひろは倒れる。そこにのぶもやってきた。叔母はケンカを止められない。「お前はどうなんだよ? ここにもらわれてきてから、叔父さんと叔母さんの顔色ずーっとうかがって、優等生になって。」 叔母の表情が映される。たかしは続ける。「立派だよ、お前は。兄弟でも月とスッポンだもんな! 胸のなかじゃ、こんな兄貴いなくなればいいと思ってんだろ!?」 のぶがふたりのあいだに入ったかと思うと、のぶはたかしをビンタした。「ちひろくんの気持ち、ひとっちゃあ知らん。誰がいちばん近くであんたのこと、ずっと見てきたと思っちゅうがね。あんたなんか…、たっすいがあのスッポンじゃ!」 のぶは涙をこらえながら感情をぶつける。そこにようやくヤムがやってきた。手を叩いて「はいそこまで。そこまでだ。ね?」 のぶはたかしをじっとにらみ、帰っていく。ヤムはたかしに「どうだ、すっきりしたか?」 叔母「ちひろさん、ケガしちゅうやないの。」 ちひろは兄に声をかけ、家に入っていく。重い空気のなか、ヤムは母と叔母を見て、「あんたらも折り合い悪いんだろ? どうだい、すっきりしたら?」 母と叔母は別々の方向に消えていく。庭に呆然と立っているたかしの表情で今日は終わり。いや、朝ドラは基本的に女性が主役なのだが、「あんぱん」は男の子のドラマでもあるのがいい。「虎に翼」なんかは少女マンガを読んでるような感じがしたし、大河の「べらぼう」も観ているが、「べらぼう」も美少年が主人公で、少女マンガの感じがする。 

 タイムフリーで、先週火曜の「伊集院光のタネ」を聴くと、パートナーは新行市佳、テーマは「自転車にまつわるアレコレ」。父が亡くなる前に誕生日プレゼントに買ってくれた自転車が事故で壊れてしまったという話に心揺さぶられた。こういうメールが不意に読まれるのがこの番組だ。

 昼はオンタイムで「ビバリー昼ズ」を聴き始め、ラジオを聴きながら作業をしていたら、セロテープを切らしてしまい、やむを得ず、正午過ぎにライフのダイソーまで行ってくる。買いものにして、すぐに帰ってくる。

◇ 三ツ境・瀬谷

 午後から改めて外出。注文が多く、梱包に時間を食ってしまった。いつもどおり、老健の面会に向かうのだが、バスの時間がぎりぎりになり、がんばって走るが、風が強くてたまらない。なぜこんなときにかぎって風が強いんだ。間に合うかどうかというところだったが、バスターミナルが見えたときにはもうバスが停まっていないのがわかった。ほんの1分ほどの差だったか。これを逃してしまうともう面会時間に間に合うバスはなくなってしまう。走りながらも無理かもしれないと考えたが、今日は面会はあきらめるしかなくなった。

 このまま帰るのも阿呆らしいから、今日は瀬谷のほうまで行ってみることにしようか。しかし、全力で走ったから足腰がもうふらふらになってしまった。風が強いなか、ただ歩くだけでも踏ん張るちからが必要だ。

 先に昼食にすることにして、eモールのはま寿司に入る。静岡県焼津産大切りとろかつお、あぶらがれい、合鴨ガーリックソース、えび天握り、鴨つくね軍艦、活〆はまち、とろびんちょう塩ごま油、まぐろ・とろたく二種盛り。8皿、968円。クーポン券を使用し、160円の皿がひとつ無料になる。

 瀬谷まで歩きながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」の続きを聴いた。12時台ゲストは大竹しのぶ。黒沢かずこが高齢の母との関係を語り出し、人生相談のようになった。黒沢が「母親のことでいっぱいいっぱいにならなくていいですか?」と訊くと、大竹しのぶは「まず自分のことを考えたほうがいい」と答え、黒沢が涙ぐむ。「自分の人生ぜんぶもってかれるんじゃないかってすごく思っちゃうんですよ。」「電話かかってくるのもすごく怖くなっちゃって…。」という黒沢に、大竹しのぶは「幸せになってよ、自分が。」「自分のやりたいことやるのが親の喜びのはずだもん。」と、なんの迷いもなく断言してみせた。恒例の「ベスト3」は「忘れられない仕事ベスト3」。第3位は、横山拓也脚本の舞台に出演したときのこと。大竹しのぶは稽古中にはこの作品のどこが面白いのかわからず、作家と演出家に失礼なことを言っていたが、このホンのとおりにやれば絶対に大丈夫ですと説得されていた。ギリシャ悲劇やシェイクスピアをやってきた大竹しのぶは、なんでもないセリフ、なんでもない事件、なんでもない結末が面白いのか、ずっと疑問に思っていたが、初日の幕が開いたらよく笑いが起こる。笑われることがこんなに幸せなことなのかと思ったという大竹の話に、黒沢はさんまとの舞台を思い出し、ここでもまた感動して涙する。

 瀬谷駅を通りすぎ、瀬谷図書館まで歩く。じっくりと棚を眺めてまわろうとするが、どうも疲れていて、根気がない。それでも、2冊借りていく。駅をまた通りすぎ、ブックオフにやってくる。110円の文庫本を4冊、220円の文庫本を2冊、単行本を1冊買う。

 ブックオフの手前にマクドナルドができていた。19日にオープンしたばかりのようで、これからはブックオフに寄るついでによく利用できそうだ。アイスコーヒーとアップルパイを食べる。店内、椅子もテーブルも真新しく、客が少なく、広々としている。少し眠ってから、読書をしていく。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、テレビ番組をあれこれと。まず、「NHKニュース7」を観て、それから、今夜の「#バズ英語」を観る。海外のマンガ&アニメ事情の特集。ゲストは元日向坂の丹生明星という知らないひとだった。今日の「徹子の部屋」は平山浩行という俳優がゲスト。このひとも知らない。昨夜の「耳の穴かっぽじって聞け!」にはさらば青春の光が出演。井口がさらばに、賞レースで戦いたくならないのかと素直な問いかけをしている。

 昨夜放送されたロバート秋山の「緊急!町民オーディション」という番組は今までにも何度か放送されてるんだろうか。秋山が愛媛県鬼北町を訪れ、町民をオーディションして、最後に町のPR動画を作るという番組。オーディションとはいうものの、きびしくするとさんざん言いつつ、全員が合格する。

 タイムフリーで、先週木曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。この日のパートナーはヒコロヒー、「ラヴィット!」と「オールスター後夜祭」の話をしていた。ヒコロヒーが出演した「ラヴィット!」が評判になっていたのはなんとなく知っていたが、その内容はここで初めて詳しく知った。TVer でも観ることができたのに観そこねてしまった。ラジオを聴きながら少し眠り、目が覚めたら深夜1時前だった。「爆笑問題カーボーイ」をつけるが、聴きながらまたすぐに眠ってしまう。

2025年4月10日木曜日

4月10日木/基本は大きな声を出すだけ

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・音楽

 朝、目覚めてすぐに今朝の「あんぱん」を観る。昨日のラスト、たかしに母から手紙が届いた場面から始まる。朝田家では、ヤムおじさん・阿部サダヲと家族があんぱんを焼いている。あんぱんをひとつ、仏壇に供えて手を合わせる幼い三姉妹、それを母と祖母が見ている。「朝田パン」がついに開店する。あんぱんは1個3銭になっていた。しかし、なかなか誰も足を止めてくれず、それを見ている祖父・吉田鋼太郎は少し嬉しそうだ。そこにやってきたたかしの叔母・戸田菜穂が「この町のひとは、パンをいただく習慣がございませんきねえ。」といって、家族と看護婦さんたちのぶん、10個買っていく。10個1円だというヤムおじさんを押しやり、母・江口のりこは「1個3銭ですき、30銭です。」 ヤム「3銭じゃ儲けにもならん。」 母「みんなに買うてもろうて、まず、あんぱんの味を知ってもらわんと。」 祖母・浅田美代子の友だちが通りかかり、呼び止めるが、いっぺん食べたからというので断られてしまう。祖父は笑って見ている。そこにたかしがやってきて、のぶと一緒に学校に行く。楽しそうな顔をしているたかしに、のぶ「たかし、なんかええことあったがかえ?」 たかしは母からハガキが届いたことを教え、そのハガキをのぶに見せる。視聴者も同時に、ここでそのハガキに書かれたことを知ることになる。母と別れの場面が回想される。短い文面に「これだけかえ?」と訊くのぶだが、ナレーション「短い文面でしたが、それだけでもたかしの心は明るくなりました。」 場面は替わり、柳井医院、竹野内豊と戸田菜穂の叔父夫婦と診察されるちひろ。ちひろは扁桃腺を腫らし、熱を出していた。学校では、授業が終わるとのぶはすぐに教室を飛び出していく。うちに帰ると、のぶはまたパンを売る手伝いをする。妹の蘭子と一緒にあんぱんを売り歩く。たかしはうちで静かに絵を描いていた。別れて去っていく母の後ろすがた、そこにちひろが部屋に入ってくる。「母ちゃま」というちひろのおでこをたかしが触ると、熱があり、たかしは驚いた声を出す。おとなしく寝ているちひろの手を握り、たかしが話しかける。「ちひろ、母さんに会いたいか?」 ちひろ「うん、会いたい。母ちゃまに会いたいき。」 夜、布団のなかでたかしはなにかを考えている。翌朝、「ぎっこんばったん」と遊んだ丸太に座り、たかしは自分が描いた母の絵を見ている。あんぱんを売り歩くのぶがそこにやってきて、隣りに座る。のぶはちひろが熱を出したことを心配していた。たかしはちひろが母を覚えていたことをのぶに教える。「ちひろはお母さんに会いたいって言ってる」とたかしが言うと、のぶは「ほんだら、連れてきたら?」 ハガキが届いたということは住所がわかるだろうとたかしは教えられた。のぶ「会いに行って、連れてくりゃあええのに。うちならそうする。」 たかしは叔父夫婦と食事中に「ちょっと出てきます」と言って、出ていってしまう。たかしが歩いていくと、団子屋にいたヤムおじさんにも「どこ行くんだ?」と呼び止められる。「おじさん、高知の町中って歩いて行ける?」と訊くと、「汽車に乗ってればすぐだぞ。歩きでも、線路沿いに行けば着くだろうよ。」 ヤムおじさんは壊れた自転車をもらってきて、なおしている最中だった。「その自転車貸して。」と言うたかしに「子どもには乗れねえよ。」と返す。「高知までなにしに行くんだ?」と訊くと、たかしは「秘密」と答える。歩いていくたかし、のぶの祖父とすれ違い、たかしに気がついた祖父は目で追いかける。祖父はもう三角巾はしていない。たかしの叔父は熱を出して寝ているちひろを診ていた。叔母がたかしを心配していると、叔父は「あの子のことやけえ、どっかでスケッチでもしよんのがやろ。」 しかし、女中さん・瞳水ひまりがいうには、絵の道具はぜんぶ部屋に置いてあるという。たかしを探しに行く女中さんは朝田家を訪ねる。母がのぶに訊くと、のぶは「うちのせいかも…。」とつぶやく。祖父も、たかしが思いつめたような顔をしてヤムとしゃべっていたと話す。祖母はたかしの母が再婚したといううわさを聞いていた。場面は替わり、たかしはハガキを手にしながら見知らぬ町を歩いている。お屋敷を見つけ、立ち止まる。門の前から「ごめんください!」と声を出すと、奥から現れたのは母・松嶋菜々子だった。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台には木曜には珍しいゲスト、藤田ニコルが登場。ラジオを聴きながら、楽天マガジンのチェック。

 「週刊文春」の欽ちゃんの連載では、3人の師匠について語っている。ひとり目は池信一。池信一に「どうしたら芸が上手くなりますか?」と訊いたら、「聞いて上手くなれるのは十年先。それまでできるのは、大きな声を出すことだけだよ。」と教わった。「いま思うと、これは本当に価値のある言葉でさ。なぜなら、大きな声を出すと、自然と体が動く。その動きが舞台では、とても大事なのだと教えられたから。(略)声と体がつながっているというこの感覚は、コメディアンを続けていく上での基本中の基本だったんだね。」 ふたり目は石田暎二。お婆さん役をやっているときに飛び跳ねたりしていたら「今から外を見てばあさんたちを観察してこい」「ばあさんは跳ばねェんだ」と注意された。3人目は東八郎。東八郎は舞台で「アクト講座」というショーをやっていた。踊り子さんたちに、打ち合わせなしのアドリブで踊りかたや歩きかたを教えながら、突っ込んで笑いにしていくという人気の出しもので、欽ちゃんもそれに一緒に出演していた。これはまさに欽ちゃんがのちにやっていたことそのものだ。そのほか、吉本のオンラインカジノに関する小さい記事もあり、「くるまは自宅に女性を含めた知人を誘い、飲み呆けている。ケムリは何とも思ってないようだが、周囲は『ケムリが可哀想すぎるだろ』と評判は失墜。自暴自棄になり、誰も手がつけられない状態です」という吉本関係者なる人物の証言が載っている。

 「週刊新潮」には、石橋貴明の癌公表を受け、「いま知るべき「食道がん」最新知識」という特集記事が4ページ。食道癌を経験した鈴木宗男らが貴明にエールを贈っている。そのほか、オウム最高幹部だった野田成人の告白記事が5ページ。野田はアレフの代表を継いだが、「麻原は死刑になるべきだ」と発言し、2009年に教団から除名される。その後はホームレスの支援事業を始めていた。「墓碑銘」の欄は芦屋小雁を扱う。巻末モノクログラビアには柳沢慎吾の一日署長の記事があった。

 「女性セブン」には広末涼子の逮捕に関する記事があった。このニュースをまったく追いかけていなかったが、広末が運転するクルマが大型トレーラーに追突し、搬送された病院で、看護師に暴行を働いたということだ。

 テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」はうつみ宮土理がゲスト。現在、82歳。9回目の出演、初出演は43年前、1982年放送のその映像が流される。愛川欽也が亡くなってからは10年が経ち、1987年、愛川欽也が52歳のときに出演した映像も流された。うつみ宮土理は徹子さんと、森光子、東山紀之らと一緒にすき焼きを食べたことがあったそうで、そのときに肉の分配をする徹子さんをものまねしながら再現してみせる。うつみ宮土理は好きな男性がふたりいるといって、「どなたですか?」と訊かれると、うつみ「春風亭一之輔さん」と答える。徹子「あら、いいですね。大好き、あたしも。」 うつみ「いっちゃん、うちの父にそっくりなんですよ。」 もうひとりは吉幾三。「このふたりが推しです。追っかけやってます。」 一之輔さんからのメッセージも読まれた。

 火曜の「さんま御殿」は3時間スペシャル。最初のブロックは二世特集。石ノ森章太郎の孫は星流という16歳の俳優なのだ。堀内孝雄の息子、堀内孝太は中学生のときに下北沢でさんまに遭遇し、北沢タウンホールの場所を教えたことがある。そのほか、Matt、大沢あかね、小園凌央らが出演。別室でモニタリングしていた親たち、松本伊代、野々村友紀子、新山千春、金子昇があとから入ってくる。2ブロック目は「体調がすぐ悪くなる有名人」。瀬戸朝香がこの番組には初登場。そのほか、WBC世界バンタム級王者の中谷潤人、マユリカも初登場。「寝ることは悪」という定義を作ったというケンドーコバヤシ、新幹線でさんまに会ったときに、さんまはパソコンで映画を観ながら、片手で小説を読み、片手でスポーツ新聞を読んでいた。最後のブロックは「ひとり暮らしでお金の使い方ミスる人」。

 火曜に放送されたNHKの「心おどる あの人の本棚」には池澤春菜が登場。写真でしか見たことがないひとだったが、こういう声なんだと初めてわかった。自宅は玄関からさっそく本が積まれていて、スリッパ入れの扉がふさがれている。父親の本もあるのかと思ったら、夫婦で暮らしていて、ぜんぶ池澤春菜の本なのだ。

 水曜の「5時に夢中!」が TVer では翌日に配信されている。ヒコロヒーを登録してあるからマイページに出てきたのだが、水曜は、ヒコロヒー、松田ゆう姫、小原ブラスというメンバー、司会は垣花正と大島由香里。この番組は、以前、東出昌大が出演したときに一度観たことがあるだけだったが、ほかにお笑い芸人が出ていないせいもあるかと思うが、ほかのバラエティ番組に出ているヒコロヒーとはまた違う素に近い面が出ていて面白い。

 夕方から少し眠り、Spotify で、Ado のベストアルバムを聴きながら、夜になってからブログの更新をようやくひとつ。外は大雨。1階に降り、正月にひとつだけ残していた餅をようやく食べる。ラジオを聴きながら、台所を片づけ、明日出すゴミの用意をする。月曜の「伊集院光のちょいタネ」を聴いていると、今週のテーマは「私の好きなチェーン店」。伊集院がコメダのモーニングが好きで、小倉と玉子ペーストのどちらかを選べず、2人前食べてしまうという話をしていたのだが、この翌日に放送された「勝手にテレ東批評」では朝食に食パンを1斤食べるという話をしていたから、2人前では足りないんじゃないかと思ってしまった。

2025年4月8日火曜日

4月8日火/寿司とラーメンを食べた

◇ テレビ・ラジオ

 朝、目覚め、SNSを開くとトレンドに広末涼子の名があり、「自称広末涼子」が逮捕されたというニュースがあることがわかったが、これが本人だと理解できるまでに少し時間がかかった。本人確認ができない段階で報じられたということか。速報は早朝6時前には出ていたようだ。ラジオをつけっぱなしにしていたら、「パンサー向井の#ふらっと」のゲストが唐田えりかだった。ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。

 NHKプラスで、今朝の「あんぱん」を観る。昨日は墓石が倒れそうになったところで終わった。今日はのぶが竹野内豊の医院に駆けつけたところから始まった。怪我をしたのは祖父・吉田鋼太郎だった。全治3ヶ月の大怪我のため、祖父は仕事ができなくなった。朝、祖母・浅田美代子と母・江口のりこが米の残りを心配している。のぶは学校に行くとき、母が弁当をもたせようとすると「いらん」と断る。通学路で出会ったたかしが祖父の心配をしてくれる。学校、弁当の時間になると、のぶはそっと教室を出ていく。たかしはのぶを追いかけ、「お弁当、忘れたの?」と声をかける。外に出て、たかしとのぶはたかしの弁当を一緒に食べる。祖父は片腕で仕事をしていた。弟子っ子の細田佳央太は怪我をさせてしまった責任を感じている。そばではのぶの妹たちが紙風船で遊んでいる。「親方、わしをクビにしてください。」と言われた祖父は顔色を変え、「なにィ言うがなあ、よそへ行きとうなったがか?」「わし、大メシ食らいやき。みんなのためにおらんほうが…。」 夜、祖父母と母が会話をしている。祖父は弟子っ子にそんなことを言わせたことを情けなく感じていた。祖母は着物を売ろうかと考え、母は高知に行って仕事を探してみようかと言っている。のぶは布団のなかでその会話を聞いていた。朝、のぶが起きてくると、母はもう出かけたことを祖母が教えてくれる。授業中、うわの空ののぶだったが、なにかをひらめいたように笑顔になる。釣りをしているヤムおじさん、阿部サダヲのもとにのぶがやってくる。ヤム「もう立ちなおったのか。チビは能天気でいいなあ。」 魚がかかったヤムおじさんをむりやり引っぱって連れていく。ヤムおじさんは朝田家に連れてこられ、のぶはヤムおじさんにあんぱんを焼いてもらい、うちで売ることを提案する。ところが、祖父はヤムおじさんを気に入らない。悪態をつくヤム、ケンカになるふたり。祖父を馬鹿にした態度の阿部サダヲが可笑しい。帰っていってしまうヤムに向かって怒鳴る祖父。のぶは悲しい顔になる。夕方、洗濯物をたたんでいる母と祖母のそばにのぶがいると、母「のぶにまで心配かけて、ごめんねえ。」 のぶ「ええことひらめいたと思ったがやけんど。」 江口「あんたはええ子やねえ。あんぱんものぶの気持ちも、あったかいがやねえ。」 縁側にいた祖父は「許さん。」とつぶやく。「わしの目の黒いうちは、ここでパン屋らあて絶対許さん。」 のぶ「かま爺、うちはあきらめんき。」 祖父「このォ、強情っぱりがあ。」 のぶはヤムおじさんを探し歩き、団子屋の前でたかしに出会うと、団子屋の小倉一郎がヤムおじさんがこの町を出ていこうとしていることを教えてくれた。駅に追いかけていくと、ヤムおじさんは切符を買っているところだった。のぶはヤムおじさんに、ちからを貸してほしいと熱をこめてお願いする。ヤムおじさんは少し弱りながらも、「人生はな、思いどおりにはならないもんなんだよ。」といって、汽車がやってくると「じゃあな」といって乗っていってしまった。待合室でしょぼくれるたかしとのぶ。どのくらい時間が経ったのか、そこにヤムおじさんが戻ってきた。「団子屋を呼んでこい。」「あんこがなきゃ、あんぱんにならねえだろ!」 やる気になったヤムおじさんに、笑顔になるのぶとたかし。「売り上げの6割は俺がもらうぞ。」と、ヤムおじさんはからかってみせる。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつける。オープニングでは、昨夜の「しゃべくり007」で映像が流されていた東貴博の結婚式の話をする。

 タイムフリーで、先週火曜から始まった大島由香里の「Brand-New Morning」の初回を聴いておきたくなった。月曜からではなく、4月1日火曜日から始まっている。フジテレビの会見の翌日の放送だったが、途中にニュースが入り、そこではもちろん扱われるのだが、ニュースについて大島由香里が触れる場面はない。二番目のニュースは大島由香里が読み、これは新聞でいうと生活面に載るようなニュースで、大島由香里が気になるトピックスを紹介するというコーナーだった。ゲストのコーナーが入り、森尾由美が登場。後半のニュースでは、大島由香里がフジテレビのニュースを読んだ。終盤には魚住りえのハコ番組が入り、ここは創価学会がスポンサーになっている。

◇ 面会・はま寿司・読書

 午後から外出。余裕をもって出たいのに、ぎりぎりになってしまう。三ツ境のバスターミナルから長坂まで、春休みは終わりかと思うが、ズーラシアからはそれでもやっぱり少し混雑する。老健の面会、エレベーターで3階にあがり、大部屋にいる母を見つけ、手をあげるとすぐに気がつき、こちらにやってくる。職員さんも黙って面会場所を用意してくれるようになった。モバイルバッテリーでスマホの充電をしながら、来週、誕生日に母のお友だちがきてくれるというメールをもらっていたから、一応、忘れてしまうだろうけど、それを知らせておく。お友だちの名前をちょっと思い出しづらくなっている感じがあったが、これはただの老化でも起こり得ることだろう。今月は誕生日だから、母の名前と誕生日が壁に貼り出してあった。4月生まれは母ひとりだけなのか。

 いつもどおり、はま寿司に寄っていく。厳選素材の貝節塩ラーメン、えび天握り、合鴨ガーリックソース、真あじ軍艦、サーモン、とろびんちょう。979円から80円引き。クーポン券があったから初めてラーメンを注文してみた。ラーメンと寿司の組み合わせに抵抗があったが、うどんやそばよりもラーメンのほうがお得感あるかもしれない。しかし、季節が暖かくなったらもう食べないだろう。

 鶴ヶ峰まで歩きながら、タイムフリーで、先週木曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴く。山田洋次の撮影現場に行ったという話をしていて、作品に出たのかと思えば、どうもそうではなさそうだ。対談かなにかだろうか、なんにせよ、楽しみな話だ。そのあとには「オールスター後夜祭」の裏話をする。「後夜祭」の話だけで時間がいっぱいになってしまったといって、「感謝祭」の話をするのは避けていた。

 鶴ヶ峰のブックオフに寄り、110円の文庫本を2冊、220円の文庫本を3冊買う。ココロットの TSUTAYA に寄り、買いそびれていた「週刊文春」をここでようやく買った。1階のサイゼリヤに入り、ひと休み。ドリンクバーとティラミスクラシコを食べる。500円。まず、「週刊文春」を読み、それから読書をする。

 図書館で借りている、小籔千豊「ゲーム反対派の僕が2年で4000時間もゲームをするようになった理由」を一気に読んだ。2022年刊、辰巳出版。なんとなく直観的に借りてみた本だが、小籔が YouTube でゲームの生配信をしていたということを知らなかったし、「フォートナイト」というゲームがあることすら知らなかった。それでも読んでみようという気になったのは小籔千豊に対する信頼度だろうか。実際、読んでみたら面白くて、すいすいと一気読みしてしまった。小籔の話術がそのまま文章化されているような本だった。ゲームを通じた小籔の教育論が含まれていて、熱心に語られもするのだが、笑いにして身をかわすようなバランス感覚がある。奥付には「原稿協力」として黒沢かずこの名があり、なにかと思えば、小籔の配信を熱心に観ている変態代表として寄稿していたのだった。本の終盤には、「フォートナイト」のマナー違反である「負けた相手に対して地面に銃を撃ちまくる行為」をやった人間の物語がわざわざ小説のように描かれていて、まじめな本になるのを回避しているかのようだった。

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」のゲストは松本若菜というよく知らない女優さん。出演作は観たことがないかもしれない。現在、41歳。奈美悦子にスカウトされたという経歴のひとなんだな。

 昨夜の「耳の穴かっぽじって聞け!」には今週も東野幸治が出演。東野幸治の芸歴40年をふり返る。デビューから10年の時代にサブタイトルをつけるなら、東野は「つまずき」と答えた。「当時の吉本興業って、小さなプロダクションの集まりなのよ。」と東野は例える。大崎プロダクションの看板タレントはダウンタウン。劇場の漫才や営業はほぼない、アンチ吉本、アンチ花月、テレビタレントを養成するプロダクションだった。つぎの10年は「頑張った」期。ダウンタウンが東京進出したあとの時期には吉本新喜劇の所属になるが、それは大崎が新喜劇の改革担当になったからだった。それから「ごっつええ感じ」と「生生生生ダウンタウン」というふたつの番組が始まり、新喜劇を辞めて、東京に出る。ダウンタウン、タモリ、紳助からの三つの学びが語られた。つぎの10年は「なんとかなった」期。「あらびき団」については多く語ったが、しかし、年表にはなぜか「やりすぎコージー」が入っていない。「あらびき団」以前に「やりすぎコージー」のほうが重要な気がする。そして、直近の10年。東野「漫才師、歌手、俳優、立派ですよ。こんなええ加減な仕事いちばんないからタレントなんて。タレントなんて、今、目指してるやつ全員アホですから。(笑)」「母親父親のあいだに産まれたたった一回の人生、これやってんねんで?(笑)」

 昨夜の「松井ケムリの老後ドリーム」は、先週に引き続き、山田邦子、みなみかわを連れて、高級老人ホームを案内する。入居者のお年寄りにインタビューするのだが、ここに入居しているのはしっかりしたお年寄りばかりだ。お年寄りが相手だと、山田邦子がいることが頼もしい。かと思えば、ケムリのお父さんを認識しているお爺さんがいた。

 今日の「#バズ英語」は「世界のかわいいSP」。ゲストには、CANDY TUNE、SWEET STEADY という2組のアイドルグループから3名が出演した。「y2kファッション」が世界的に流行っているとか、「エッホエッホミーム」だとか、歯列矯正の矯正用ワイヤーがトレンドだとか、知らないことばかりだ。

 NHKプラスの配信終了間近のなかから見つけた「心おどる あの人の本棚」という番組を観ると、初回に久住昌之が出ていた。本棚を紹介する番組なのだが、吉祥寺の古本センターで買いものをしてから仕事場に向かう久住昌之に同行する。絵本からの影響や赤瀬川原平について、長編マンガでは「まんが道」と「漂流教室」はくり返し読むなどといったことを話していた。この番組は再放送で録画しておこう。ナレーションは大倉孝二。

 配信終了のなかから、高校講座「世界史探究」という番組も観てみると、これが初回だった。山崎怜奈が出演のほか、若いタレントが6人、途中から羽田正という歴史学者も登場する。お茶はどのように広がったのかといった、身近なものから世界史を学ぶ。

 楽天マガジンのチェックをすると、「FLASH」がフジテレビ問題の記事で、犬塚弁護士を直撃取材している。中居側が守秘義務の解除を拒否したというのは、中居と犬塚弁護士が拒否したということなのだ。その理由をこの直撃取材で訊くと、犬塚弁護士はいきなりダッシュし、記者に「事務所にファクスしてください」と言い残す。改めて事務所に質問状を送付すると、期限までに回答がなかったという。この記事によると、犬塚弁護士には利益相反に該当する受任ではないかという疑いもあるようだ。また、フジテレビの会見の翌日には入社式があり、3人の新人女性アナが入社し、そのうちのひとりはミス日本のグランプリを受賞している逸材だそうで、それを女性アナ評論家なる人物に解説させているこの記事もどうなんだろうか。この記事の最後には長谷川豊が取材に応えていた。そのほか、ジャングルポケット斉藤慎二の現状を伝える記事もあり、洋菓子工場で働いているというその工場の社長を取材しているのだが、何度か手伝ってもらった程度で給料は支払っていないようだ。みのもんたの遺産を特集した記事には不動産だけでも50億円あると書いてある。斉藤鉄夫公明党代表のインタビュー記事もあった。「サンデー毎日」には田原総一朗による野田佳彦インタビューがある。フジテレビ問題について、茂木健一郎とたかまつななが対談していた。「SPA!」の「エッジな人々」には岸谷蘭丸という実業家が登場しているのだが、岸谷五朗と奥居香の息子なのか。

 深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴く。「おくりびと」の話題から始め、遠まわしに広末の話題に入った。そういえば、広末とボキャブラメンバーが一緒にCMに出たことがあったっけ。「ゴールデンアロー賞」では、爆笑問題が受賞したときの新人賞が広末、大賞が「HANA-BI」のたけしだった。それはともかく、今日はそのあとにたっぷりと語った「赤毛のアン」の話が素晴らしかった。いつも思うのだけど、なぜこの素晴らしいオープニングトークをこそ、この番組はポッドキャストにしないのか。2時半頃にゲスト、友近が登場。太田は木村祐一にひさしぶりに会ったそうで、木村のオールディーズと爆笑問題はほぼ同期で、「文珍クラブ」によく出ていた。木村祐一はクイズ時代の「検索ちゃん」に出たことがあって、そのときに「マボロシの鳥」の感想を伝えてくれたことがあったという。

2025年3月28日金曜日

3月28日金/アメリカのふしぎな論理

◇ テレビ・ラジオ

 今朝は雨降り、強風のため、ゴミを出す準備はしてあったのだが出すのはやめる。朝、目覚めるとやはりのどが痛い。まずいな。今日は老健の面会に行くつもりだったが、どうも疲れがたまっている。面会は明日に変更する。

 テレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は「スタッフの接し方分からない芸人」。ウエストランド井口、ヒコロヒー、銀シャリ橋本、ダイアン津田、フジモン、さや香新山、宮下草薙草薙、囲碁将棋根建が出演、MC側には田村淳が座る。井口やヒコロヒーは売れない時代にスタッフに見下されていた記憶が強くあるようだ。大阪芸人はスタッフと仲良くしても面白くなければ意味がないと考える。フジモンは若いスタッフとの付き合いかたに悩んでいる。

 先週土曜に放送された「みのもんたさん、ありがとう! 元祖!スポーツ珍プレー好プレー大賞」という特番を録画しておいた。みのもんた追悼の4時間超生放送、司会はアンタッチャブル、三宅正治アナ、佐久間みなみアナ。審査員がなぜかいて、徳光和夫、芳根京子、井森美幸、磯山さやか、そのほかにアスリートたちも、ラモス瑠偉、清水宏保、谷亮子、上原浩治、吉田沙保里、田中史朗、内村航平、達川光男が並んでいる。てっきり、みのもんたがナレーションをやった「珍プレー好プレー」だけで4時間の特番なのかと思ったら、そういうわけではなかった。プロ野球以外のスポーツの珍プレー好プレーもある。アンタッチャブルが「珍プレー好プレー」のナレーションを入れていたこともぜんぜん知らなかったが、基本的にはみのもんたのスタイルを踏襲している。しかし、これはかったるい番組だ。みのもんた追悼だけだったら保存したかったが、これはざっと観ただけで消去する。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつけておく。「芸能IQクイズ」で、鶴太郎がゲストの「人生最高レストラン」からの問題につけ加え、鶴太郎が「マッチでーす!」というのを今の若いひとはマッチ棒だと思ってるという「水曜日のダウンタウン」の「みんなの説」を高田先生がしゃべっていた。なんの番組で観たかは忘れてしゃべってるんだろうが、高田先生は「水曜日のダウンタウン」も昨夜の「アメトーーク!」もどうやら観ている。

◇ 読書

 夕方から外出。とても暖かい。まず、昼食。吉野家に入り、牛プルコギ丼を食べた。50円引きクーポンがあったので、これを使いたかった。駅前の郵便局に寄り、振り込みをしなければならなかった。それから、ドトールに入り、読書をしていく。

 森本あんり「宗教国家アメリカのふしぎな論理」を読み終えた。2017年刊、NHK出版新書。「企業トップが学ぶリベラルアーツ」というシリーズの1冊のようで、中谷巌が主宰する「不識塾」の講義が書籍化されたもの。講義が行われたのは2016年5月、最初のトランプ政権誕生前、候補者となって、トランプ旋風が吹き荒れる最中だったようだ。この本はトランプ政権誕生後に出されている。「ファスト教養」という本を先月に読んだばかりで、ビジネスパーソンのためのリベラルアーツを謳った本を読むのもどうなんだとは思うが、今のトランプ政権が誕生した背景を知るにはとてもいい本だった。以下、引用をたくさん。

P17-18「本書では冒頭で述べたとおり、以上のような矛盾に満ちた現代アメリカを、とりわけ独自の宗教性に着目することで読み解くことを目的としています。というのも、アメリカ独特の思考や論理が形成されるうえで、「アメリカに土着化したキリスト教」という要素が決定的な役割を果たしているからです。(略)みなさんのなかに、「アメリカはキリスト教の本場だ」と思っている人があれば、その考えは今日からきっぱり捨てていただかねばなりません。キリスト教は、アメリカにとっても外来の宗教です。アメリカだけでなく、キリスト教はヨーロッパにとっても、いや、どこの国のどの文化にとっても、異質な外来宗教です。その外来の宗教が、土着化の程度に応じて変異するのです。」

P20「ポピュリズムの隆盛とは神学的に言うと、「正統」と「異端」の関係に変化が生じているということです。」

P26-27「(略)物事は多面的ですから、どんなことでも肯定的な面を見ようと思えば見ることができると言えます。ピール牧師は、今日まで続く自己啓発的なセラピーの元祖でもあります。つまり、同じ事実でも見方によって変わる。これぞ、「ポスト真実」の世界ではないでしょうか。半世紀以上も昔の彼の本に、今日しばしば話題になるこの論理が展開されているのです。それを多くの人が実行に移す。その意味で、ポジティブ思考というのは、「何かを記述する方法」ではなく「何かを行う方法」なのです。だから、それが正しいかどうかを第三者に認定してもらう必要がない。ここには、アメリカが生んだ哲学、すなわちプラグマティズムの伝統がよく表れています。プラグマティズムでは、ある命題が真理であるかどうかは、迂遠な議論によってではなく、「そう考えることでうまく機能するかどうか」で決まります。」

P30「ここで重要なのは、トランプの奇妙な信心深さは、アメリカ的なキリスト教の文脈ではけっして特殊な例ではないということです。そこに伏在しているのは、むしろ一七世紀のピューリタン――イギリス国教会を批判し、信仰の自由を求めて新天地に渡ってきたプロテスタント――以来、アメリカのキリスト教史に一貫して流れる神学的な論理です。」

P31-33「もともと聖書には、神と人間との関係を「契約」の概念で理解する要素が含まれています。(略)その中心的なモチーフはあくまでも「片務契約」、すなわち神は人間の不服従にもかかわらず一方的に恵みを与えてくれる存在である、という点です。(略)ところが、ピューリタニズムがアメリカに移植され、「土着化」するにつれ、次第にその強調点が転移して「双務契約」化します。(略)神は、正しい者には祝福を与え、悪い者には罰を与えます。因果応報、信賞必罰の論理です。そうするとどうなるか。ひとたび人間が義務を果たしたら、今度は神が義務を果たす番になる。つまり、正しい者は神に祝福を強要する権利をもつ、ということになるのです。(略)しかし、やがてこの論理は逆回転を始めます。「正しい者ならば、神の祝福を受ける」が逆になり、「神の祝福を受けているならば、正しい者だ」となるのです。」

P35「その固有の発展の結果、作られた福音が「富と成功」です。」

P41「じつは「申命記」のように単純な道徳論は、聖書のなかではやや例外的です。聖書に限らず、およそ宗教というものは、単純な道徳論を超えて、「善人なおもて往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」という逆説があるから宗教なのです。ところが、アメリカの歴史は、そのごく例外的なところから始まってしまいました。」

P44「みなさんはかつて世界史の授業で、「明白な天命」(マニフェスト・デスティニー)という言葉に出会ったことがあるかもしれません。この言葉を最初に使ったのが、ジャーナリストのジョン・オサリヴァンでした。彼は、一八四五年にテキサス併合を「明白な天命」として正当化します。すなわち、アメリカの大陸横断的な拡大は、神から与えられた使命だというのです。」

P47「ただし、「富と成功」の論理は明らかに「勝ち組」の論理です。自分の「勝ち」を説明するには役立ちますが、「負け」を説明することは難しい。」

P50-51「ふりかえってみると、アメリカは「負ける」という経験をしたことがありません。(略)だから、いざ二一世紀に入ってアメリカ国家が相対的に沈降を始めると、彼らはどうして自分たちが負けているのかを理解できないのです。理解というより、納得ができない。負けるということを神学的に説明する論理が欠落しているからです。」

P52「その意味で、アメリカのキリスト教は逆説の福音がない。双務契約であれ、幸福の神議論であれ、すべて順接の論理なのです。」

P56「シンギュラリティやポスト・ヒューマンという発想は、アメリカの「勝ち組」の論理ときわめて親和性が高いように思います。「有限である」という負けを認められない。身体や死を超えて、無限の命を手に入れることが、「明白な天命」だと考えているのです。」

P56-57「ヴェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』によれば、成功によって得た富は、遊興や放蕩に費やされることなく、禁欲的に生産活動へと再投資され、ますます資本が増大して富が蓄積されていくことになる。この無限軌道の論理こそが「資本主義の精神」の要です。でも、そこには目的という概念がありません。(略)絶えざる前進がすなわち神の栄光を表す、という信仰があるうちはいいですが、その信仰が消失したら、富の追求は理由もなくただ稼働し続けるだけの巨大なマシンと化すでしょう。」

P58-59「(略)アメリカのリバイバリズム(信仰復興運動)の主たる担い手は、各地をまわって伝道する巡回説教師たちでした。彼らの出自は人それぞれ。共通しているのは、彼らがどこかの大学を卒業したわけでもなく、どこかの教会で任命されたわけでもない、ということです。そういう学歴や資格をまったくもたず、自分の信仰的確信だけを頼りに、ある日どこからともなく町にやってきては、人びとを集めて、怪しげな説教をするのです。」

P64「日本で「反知性主義」というと、知性そのものを蔑視する態度と捉えられることが多い。しかし、この言葉が最初に登場した時には、もう少し違った意味も含まれておりました。本来の反知性主義は、知性と権力の結びつきが固定化することへの反発を身上としています。」

P68「当時の牧師たちは、みなハーバードやイェール大学出身の知的エリートで、牧師として招聘されると、その町全体の精神的指導者として確固たる地位を築きます。ところが、新手の説教者たちは、大学教育も受けておらず、牧師としての正規の訓練を受けたこともない。つまり、どこの馬の骨ともわからぬ輩が、外から乗り込んできては、広場や河原に人を集め、平穏な暮らしを興奮と熱狂に包んでは、町を大混乱に陥らせるのです。」

P70「インテリ牧師の長々と続く難解な説教に対して、巡回説教師は単純素朴な言葉で、人の心をわしづかみにするような説教を行いました。」

P72「学者パリサイ人のたぐい――これこそ反知性主義の決めゼリフです。どんな宗教でも、その出発点では、インテリの言葉ではなく、素朴で平易な感覚が尊ばれます。反知性主義の究極の出発点は、「学者」と「パリサイ人」、つまり当時の学問と宗教の権威者を共に正面から批判したイエスの言葉なのです。」

P77-78「(略)政教分離を定めたアメリカという国家の本当の目的は、宗教が宗教として栄えることでした。ここがアメリカ史で躓きやすい箇所で、専門家にもよく理解されていないことがある、難しいところです。」

P78-79「政教分離の影響がいちばん具体的に見えるのは、お金です。教会は、国民の税金によってまかなわれるのではなく、自分たちで集めた献金によって運営されねばならなくなった、ということです。(略)教会は、いきおい大衆に迎合する路線を取らざるを得なくなりました。」

P86「アメリカは、出発点において、旧世界を批判して、新しい国家を作るという気概に満ちていた国です。(略)その意味では、アメリカそのものに、旧世界であるヨーロッパに対するセクト型精神がビルトインされているわけです。そしてそれは、宗教的な情熱や確信と密接不可分のものです。」

P100「「富と成功」の福音を支える vox populi, vox dei(人の声は神の声)の論理からすると、トランプはたしかに「成功者」と言われているから、きっと神が祝福しているに違いない、という理屈になるのです。」

P101「トランプは反知性主義の大衆駆動力を最大限に利用しました。繰り返しになりますが、反知性主義は、単なる知性への反発ではなく、知性と権力との固定的な結びつきに対する反発です。その観点から見ると、彼の言動は、反ワシントンで反ウォールストリート、つまり現在の政治や経済の中枢にいるエスタブリッシュメントへのアンチテーゼという点で一貫しています。こうした反知性主義の系譜につらなる大統領は、アメリカの歴史を見るとトランプだけではありません。そもそもアメリカの大統領に選ばれるのは、必ずしも知性にあふれた人物というわけではありません。というよりも、見るからに知性的である、目から鼻へ抜けるようなエリートは、逆にあまり好まれない。どちらかと言えば、マイナス要因なのです。」

P102-103「「反知性主義」という言葉は、この一九五二年の大統領選挙を背景にして生まれたものです。(略)現代を生きる私たちも、トランプの勝利によって、「知識階級と民衆のあいだには、巨大で不健全な断絶がある」ことを実感したばかりです。」

P115-116「さて、アメリカ人の政治的熱狂も、外野から見ると理解に苦しむ特徴の一つです。(略)こういう熱狂の背景は、政治学を学ぶだけでは理解できません。これはすべて、前章で紹介したリバイバル集会そのままの姿です。大衆伝道が用いてきた手法がそっくりそのまま使われている。なぜかと言えば、選挙と伝道は、目的が同じだからです。つまり、どうやって人びとにアピールして心をつかみ、こちらの思うような決断をしてもらうか、ということです。ですから、昔ながらのリバイバル集会には、大衆動員のノウハウがいっぱい詰まっています。」

P124「しかし政権の中枢部分に反知性主義が侵入したいま、権威への反発はアメリカ国内というより、外へ向かいやすい。それが京都議定書やパリ協定といった国際条約への反発というかたちをとって現れるのです。」

P129「(略)アメリカには反知性主義と同時に、パラノイアすなわち偏執病的な傾向がある。自分はつねに誰かから攻撃されているのではないか、知らぬ間に危険が身近に追っているのではないか。そういう妄想思考がアメリカ政治には染みついている、とホフスタッターは指摘しています。これはほとんど陰謀論です。」

P136「反知性主義者とポピュリストはよく似ています。いずれも反エスタブリッシュメント、反権威を軸足にして、大衆の代弁者を自認するからです。しかし、ポピュリズムによって体制が変わった場合、当のポピュリストは反権威を維持することができるのでしょうか。それとも、ポピュリズムそのものが権威やエスタブリッシュメントに変質してしまうのでしょうか。この問題は、「正統」と「異端」の複雑な関係を問うことでもあります。もし「大衆迎合」という意味の悪しきポピュリズムが「異端」ならば、民主主義は異端に乗っ取られてしまった、ということなのかもしれません。しかしもし「正統」が大多数の人びとの意見と同義なのだとすれば、ポピュリズムはむしろ現代民主主義の「正統」だ、ということになります。」

P144「しかし二一世紀を迎えて、民主主義がその内部から崩壊する危険にさらされている現実を私たちは目の当たりにしています。この危険は、民主主義が外部の敵と戦っているうちは顕在化しませんでした。しかしじつは、当初から民主主義に内在していたものです。トドロフによれば、その危険とは「意志力の過信」、すなわち人間の「ヒュブリス」(思い上がり)のことです。」

P146-148「世界中の誰もが、善への能力と意思を用いて理性的な判断や選択ができるのなら、善なる世界を作り出すことができるのかもしれません。これがペラギウスの想定でしょう。しかし、それが人間の驕りや思い上がりでしかないことは、歴史を見れば明らかです。(略)ポピュリズムが蔓延する現在、近代が称揚したペラギウス的な人間観そのものを問い直す必要性があるのかもしれません。」

P149「第1章でお話しした「富と成功」の福音は、先述したペラギウス主義そのままと言っていいでしょう。つまり、過剰なまでの意志力崇拝です。そしてイーグルトンによれば、イギリスと比較して合衆国を特徴づけるのは、「なんでもできる精神」(can-do spirit)です。」

P153「(略)アメリカの自由意志崇拝は、自己責任論とも直結しています。「やろうと思えばなんでもできる」の裏返しは、「できないのはやる気がないからだ」です。(略)こういう人びとにとって、「人生とはみずからが作者となって生み出すストーリー」にほかなりません。イーグルトンによれば、自分の意思だけではどうにもならない運命を背負う「オイディプス王」のような人生の不条理は、平均的アメリカ人にとってはとても想像できません。そんなまだるっこしい文学や芸術は受け入れられないのです。アメリカがここまで意志力を崇拝するのはなぜか。それは、アメリカという国がそもそもの初めから、能動的で計画的な意思の発動によって作られた国だからです。つまり、国家そのものが意思の産物だということです。」

P154-155「(略)アメリカでは「神の前での平等」という宗教的確信のもと、非常に強固な平等主義の倫理が確立しました。(略)この平等主義がエンジンとなって、反エリート、反権威の精神が形成されてきたのがアメリカです。それは大衆の反感・反発も味方につけやすい。」

P157-158「ポピュリズムはむしろ、トドロフが見たように、意志力の過信、人間の思い上がりという面で捉えたほうが見通しはよくなるように思われます。民主主義やそれが前提する人間理解に内在する危険です。ただ、このようにポピュリズムを「悪」と捉える見方自体が、じつは体制側の「上から目線」ではないか、という意見を唱える人もいます。元大阪府知事の橋下徹氏はその一人です。(略)ポピュリズムを悪と捉える見方から、ポピュリズムを擁護する意見まで、このように意見が大きく分かれるのは、ポピュリズムの定義が共有されていないからです。」

P158-159「民主主義が未熟なところでは、民主主義はポピュリズムという手法を用いて前進します。(略)しかし逆に、民主主義が成熟した西洋型社会では、近年に見られるように、むしろ反動的な力をもちやすい。じつは、このような捉えどころのなさにこそ、ポピュリズムの特徴があります。」

P161「常識的な抑制や均衡に対するこうした反発は、しばしば反知性主義と一体になって表現されます。(略)そのためポピュリストは、服装から言葉づかいに至るまで、あくまでも自分が専門家集団の外部に立つアマチュアであることを強調するのです。」

P163「ポピュリズムのもつ熱情は、本質的には宗教的な熱情と同根です。」

P164「政治とは本来、妥協と調整の世界です。一方的な善の体現者もいなければ、一方的な悪の体現者もいません。しかし、ひとたび全国民の「声なき声」を代弁する立場をまとうと、彼らの闘争には「悪に対する善の闘争」という宇宙論的な意義が与えられ、にわかに宗教的な二元論の様相を帯びてくる。だからポピュリストの発言は、妥協を許さない「あれかこれか」の原理主義へと転化しやすいのです。」

P170-171「要するに、政党政治の王道を歩まずとも、インターネットという経路を通って政治の中枢にアクセスすることができるようになった。かつて異端だったらけっして手に入れることのできないものが手に入るようになったのです。「異端であることの代償が小さくなった」と言えるでしょう。人びとは正統である必要を感じず、正統であろうと努力もしません。「みんな違ってみんないい」のであって、むしろ正統であろうとする努力こそ、自分や周囲に抑圧をもたらす根本悪だと言われてしまうのです。」

P176「(略)アメリカはいままで世界全体のことを考えてきたけれど、とうとう国益優先主義になったのか、と考えるなら、それは政治的にはナイーブすぎます。率直に言えば、アメリカが自国を後回しにしてまで他国の利益を優先させたことなど、これまでにただの一度もありません。そして、それはアメリカに限らず、どこの国の指導者も同じです。自国の利益を第一に考えなければ、政治家としてはむしろ背任行為になるでしょう。」

P181「よく知られているのは、丸山眞男という戦後の政治学者の議論です。彼によると、共産主義には正統と異端があるが、全体主義にはありません。共産主義は、かつてソ連と中国がそうだったように、自分こそ真の共産主義だという「正統争い」をしますが、ドイツと日本が自分こそ真の全体主義だといって「正統争い」をしたという話は聞きません。一般に、「正統」というと、折目正しくきちんとしていて厳格なイメージですが、歴史をふりかえると、じつは正統はいい加減で大雑把です。逆に、異端となるのは、知的にもすぐれており、道徳的にも立派な人びとばかりです。」

P185「私が言う正統とは、このような社会全体を支える基礎的な信頼関係のことです。ふだんは気づかないけれど、誰もが前提してそのうえに生活世界を構成しているような信憑性の構造のことです。」

P187「アメリカ的な反知性主義の拠り所は、神の前でのラディカルな平等意識でした。つまり、政治の権力とは別のところで、自分のことを是認してもらえる権威の源泉があったのです。しかし日本では、そういう別の軸をもつ経験がほとんどありませんでした。異端からの挑戦を受けなければ、正統も育ちません。その結果、正統の側も、普遍的な理念や目的を提示できず、系譜や前例や手続きといった官僚的な正統性に依存してことを進めてしまうのです。前著『反知性主義』にも書いたことですが、教育社会学者の竹内洋は著書『大衆の幻像』で、日本にあるのは知性主義でも反知性主義でもない、どちらも中途半端な「半」知性主義だけだと言っています。」

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、夜もまた、テレビ番組をあれこれと。「NHKニュース7」を観ると、ミャンマーで大地震があったというニュースを伝えていた。SNSからはぜんぜんその情報を目にしていなかった。

 今日の「徹子の部屋」はU字工事がゲスト。2011年以来、2度目の出演。漫才を披露すると、徹子さんになかなか好感触。栃木弁で会話してみてくださいという徹子さんのリクエストにすぐに応えていたのはさすがだった。学生時代に出演した 1996年放送「AHERA」の映像が流され、初めて観る映像ではないが、ウィキペディアには正式な結成が2000年になってるけれども、「浅草お兄さん会」に出ていたのはその前だったはずだ。都会に憧れ、横浜に住みたいと思っている福田は今は杉並区に住んでいる。

 今夜の「A-Studio+」は加藤シゲアキがゲスト。小説を書くようになったのは「A-Studio+」の二宮和也の回を観たのがきっかけだったという。

 先週と今夜の「スイッチインタビュー」を2週分、中川家礼二とピアニストの本田聖嗣の顔合わせ。番組は東京さくらトラムの車内で待ち合わせるところから始まる。本田聖嗣が礼二を指名したようで、初対面のふたり、同世代、電車好き同士の対談となる。本田聖嗣のマネージャーとして登場したのは南田裕介、本田聖嗣はホリプロ所属なのだ。礼二の妻がピアノ講師だというのもここで初めて知った。

 先週土曜の「NHKスペシャル」は「3世代が選ぶあの番組」という放送100年企画のひとつ、加藤浩次、鈴木奈穂子アナが司会を務め、今田美桜、糸井重里、ミッツ・マングローブが出演、NHKのアナウンサーたちも並ぶ。山川静夫が92歳でまだ元気なのだ。アナウンサーたちを前に番組を仕切ってみせる加藤浩次の司会術がすごい。加藤浩次が「ひょっこりひょうたん島」に反応するので、そんな歳だったかなと確認してしまったが、加藤浩次は1969年生まれ、6歳も上だとは意識したことがなかった。「ひょっこりひょうたん島」は1969年に終わっているのだが、再放送をやっていたのかもしれない。東京タワーの会場にも中継をつなぎ、そこには「オンエアバトル」の高山アナと小堺一機が登場した。「爆笑問題カーボーイ」で太田がこの場面を観た話をしていたが、小堺が思い出の番組として「少年少女ドラマシリーズ タイム・トラベラー」をあげていた、これは「時をかける少女」なのだ。

 「NHKスペシャル」をもうひとつ、「未完のバトン」という新しいシリーズが4月から始まる、そのプロローグにあたる番組。ヒコロヒーが出ていたので観ておきたくなった。

 深夜になってから、先週土曜の「ナイツのちゃきちゃき大放送」をタイムフリーで聴いた。「常連さん」には犬山紙子が初登場。11時台ゲストは森高千里。現在、55歳。25歳のお子さんがいるのか。ラジオを聴きながら部屋の掃除をする。ダイソーで買ったモップが役に立つ。少しモップをかけただけで、ほこりがかたまりになって出てくる。

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6月12日土曜日/「キングオブコントの会」

◇ ラジオ・テレビ  昨夜から眠れず、朝から2時間ほど眠り、9時からラジオ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴く。出水アナがいじられていて、わからずに検索したが、カトパンの結婚相手が出水アナの元彼だったとは、カトパンの結婚にまったく興味がなく、ぜんぜん知らなかった。「常連さん」は...