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2021年12月16日木曜日

12月16日木曜日/中野・東中野


◇ 中野

 朝から都内に。昼食は中野で、裏通りを適当に歩き、餃子酒場という店に入り、ランチメニューのニラレバ炒め定食を食べた。650円。サービスで餃子もついた。満腹。サンモールのマクドナルドに入り、少し読書をする。ブロードウェイにもひさしぶりに寄った。入り口からすぐのエスカレーターで3階まで昇り、奥まで歩き、タコシェを覗いていく。以前、ブロードウェイに寄った際に、営業しているのかわからずに心配になったが、今日はきちんと営業していてほっとした。外に出て、早稲田通りをブックオフを目指して歩いていくと、古本案内処という店があり、なんだろうと思う店名だが、普通の古本屋のようだ。外の均一棚にカッパ・ブックスの野末陳平「姓名判断」を見つけ、店内に入っていくと、どうってことのない店のようで、なかなかいい本がある。小林信彦(中原弓彦)「世界の喜劇人」「植木等と藤山寛美」、平岡正明「タモリだよ!」が、300円、500円という値段なので、これは迷わず棚から抜く。ほかにも買いたい本がごろごろあったが、そんなに金を使う予定ではなかったので、セーブしてしまい、4冊だけ買っていく。しかし、つぎに中野にくる機会はいつになるだろうか。ブックオフではあまり買うものなし。110円の新書を1冊のみ。それから、東中野まで歩き、東中野のブックオフにも寄るが、こちらも買うものがない。せっかく寄ったのだからと思い、なんとか探して、110円のコミックを1冊買った。




 東中野から総武線、新宿から山手線に乗り換え、渋谷に出て、新南口のベローチェに入る。読書するつもりだったが、眠くてだめ。ラジオを聴きながら、ぐったり眠ってしまった。目覚めてからは、ラジオを聴きなおしながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをしていた。「週刊文春」と「週刊新潮」に、ともに、たけしの「Nキャス」降板記事があった。「BRUTUS」の読書特集にも目を通すと、伯山が円丈の「御乱心」を紹介していた。本文を読むと、取材はどうやら円丈の訃報の前のようだ。ほかには、島田さんが庄野潤三の本を紹介していた。滞在時間、2時間ほど。まんだらけにも寄りたかったが、疲れてしまい、もう帰ることにする。東横線の急行に乗り、座らずに横浜まで戻ってきた。横浜まで戻ると有隣堂に寄りたくなるもので、新刊のチェックをしていく。小川榮太郎「作家の値うち」を少し立ち読みすると、又吉の評価がやけに高い。来年の手帳を買わねばと思っていたが、そういえば、去年はヨドバシカメラで買ったんじゃなかったかと思い出し、ヨドバシで買っていくことにする。ポイントを使い、安く買えた。

 帰りの電車内で、安岡章太郎「歴史への感情旅行」を読み終えた。1999年刊、新潮文庫。親本は1995年刊。90年代のエッセイが多く収録されていて、自分にとっては時代の距離感がつかみやすかった。作家について書かれているものが面白い。安岡章太郎の本を読むこと自体が初めてだったが、もう少しなにか読んでみよう。

◇ 雑誌など

 夜に帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観ると、今日は追悼特集だ。バイク好きの小三治が、つなぎを着て出ている映像が珍しい。タイムフリーで、聴きそびれていた一昨日の「爆笑問題カーボーイ」をようやく聴くと、生放送で、おいでやす小田、やす子がゲストで登場していた。ラジオを聴きながら、また楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「週刊ポスト」の巻頭と巻末のグラビアに「お笑いスター誕生」の特集があり、これはじっくり読みたかった。でんでん、コロッケ、おぼん・こぼん、ブラザートムのインタビューがあり、取材者は誰かと思えば、岡野誠さんだった。ブラザートムのインタビューによると、ブラザーコーンは近藤伸明の名で、この番組の作家をやっていたようだ。4時間ぐらい眠り、深夜に目覚めてしまい、朝までにブログの更新をひとつ。

2020年12月21日月曜日

12月21日月曜日/名作落語本を読む

◇ 中野

 今日は昼間に東京駅の近くで仕事があり、それから中央線で中野に移動する。中野という街を訪れることも最近はあんまりなくなってしまった。夜の予定まではまだだいぶ時間があり、北口のサンモールに入って、どこかで食べようとお店を探しながら歩き、キッチンJUMBOという店でチキンカツトルコライスを食べた。


 サンモールを抜け、中野ブロードウェイに入ると、3階まで直通のエスカレーターにいつもすぐに乗る。考えてみたら、四半世紀前から変わらずそうしている。まんだらけと明屋書店があるこのフロアが、とにかく最初に目指す場所となっているが、しかし、ここのまんだらけで買いものをした記憶はほとんどない。このフロアを目指すクセがついたのは、そういえば、タコシェがあったからだということを思い出した。ところが、今日もタコシェに寄ってみようとすると、あるはずの場所に見当たらない。まさかと思い、タコシェのツイッターを確認してみると、普通に更新されていた。なんなんだろうか。たまにしかこない中野だから、いつの間にか移転していたとしても不思議はないのだが、真実は把握できず。トリオ2も少し覗いていくが、買うものはなにもなかった。

 ブロードウェイの裏に出て、早稲田通りを歩き、ブックオフに。なんと、210円の棚で、別冊宝島EX「マンガの読み方」を見つけてしまった。今日はもう、これだけで充分。中野サンプラザのほうまで戻り、ベローチェで時間をつないだ。ツイッターを見たら、林家こん平の訃報が。


◇ 名作落語本

 中野駅北口から線路沿いに東中野方面に進み、ギャラリー街道に。第2回「名作落語本を読み、語る会」。志ら玉さん、寸志さん、稲田和浩さんの3人で名作落語本について語る会。5月に開催予定だったのがコロナで延期になり、第1回からは1年以上ぶりにようやくの開催となった。ごく小さい会場に、これがぎりぎりだという人数のお客は10人ほどだったろうか。とても意義のある会だと思っているので、こういうご時世でなければもっと広く知られてほしくもあるが、関心のあるひとはきちんときているという雰囲気でもある。

 初回は談志師匠の「現代落語論」を扱い、このメンバーなら面白さは保証済みのようなところだが、実際にとても面白く、教わることだらけの会となった。第2回は、柳家つばめ「落語の世界」である。読んだことがなかったのでこの機に読むつもりだったが、そこは貧乏暇なしの情けなさで、先週あたりから馬鹿みたいな忙しさに突入してしまい、思ったとおりに読書をすることがぜんぜんできなくなってしまった。本当は「創作落語論」と2冊読んでおきたかったのだが、「落語の世界」すら読み終わらないという不甲斐なさ。自分で読書の会を開催していたときもそんなことはたびたびあり、まるで学習できていない。

 いや、読み終わらなかったが「落語の世界」は面白い本なのだ。タイトルの「落語の世界」というのは落語界のことで、それを平易な文章で詳細に説明している、ある種の入門書といっていいような本だが、客にとっての入門書というよりも、本当に落語家に入門したい人間が読んでおくと役に立つだろうということが書いてある。入門から楽屋入り、前座、二つ目、真打になっていくとどうなるか、稽古や収入のことまで、実際に楽屋で教わりそうな内容が書かれているが、それは第二章以降で、この本が謎めいているのは、第一章がいきなり「自殺した落語家」で始まることである。入門者に向けているとすれば、なぜこれが第一に語られるのか。

 トークはあちこちに脱線しながら進んだが、稲田さんが鈴本のロビーでパンを食べていたらあるひとに怒られたという話にいちばん笑った。

◇ ツッコミの年

 会は90分ほどで終わり、すぐに中野を離れ、横浜まで戻ってきた。横浜西口のマクドナルドに寄り、深夜0時頃に帰宅する。

 「東京ポッド許可局」を聴いたら、今日はみっちり「M-1」の話。今年は「ツッコミイヤー」だったとタツオさん。タイムフリーで今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴くと、東京ホテイソンがゲストで、こちらでもツッコミの話をしていた。体言止め、大声などのツッコミの特徴が、霜降り明星やコウテイに似ていると言われるが、2014、2015年頃から、ツッコミで笑いをとるコンビが自然発生的にぐんと増えたという。「ボケの大喜利がもう出ないぞ」という空気がその時代にはあったのだ。そのほか、ネタ順の問題についてもやはりしゃべっていて、回文のネタを1本目にするか、最後まで迷っていたのだと。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...