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2021年7月6日火曜日

7月6日火曜日/「日本の喜劇人」を読む(12)

◇ 雑誌・テレビ

 朝っぱらから、楽天マガジンで雑誌のチェックを。「週刊朝日」の亀和田武の「マガジンの虎」で、上白石萌音が表紙の「ミュージック・マガジン」をとりあげていたが、「昭和歌謡という言葉を耳にするようになって、もう10年以上はたつ。」というのは話が大雑把すぎるんじゃないか。クレイジーケンバンドを追いかけていたからわかるが、20年は経とうとしているはずだ。(たとえば、「クイック・ジャパン」で、初めてクレイジーケンバンドが特集された号は 2001年刊。) 「SPA!」の渋谷直角の連載マンガは、主人公が「ルー大柴のお笑いダイナマイトショー」に出演し、キャイ~ンに出会った話が描かれていた。いつも不思議に思うが、このマンガはどこまでが事実なのだろうか。「伊集院光とらじおと」を途中からつけると、ゲストが本谷有希子で、これは聴く。ツイッターでニュースをチェックすると、なんと、田中康夫が横浜市長選に出馬の意向と。

 録画していた今日の「徹子の部屋」を観ると、また追悼特集で、今回は、なかにし礼、鈴木登紀子、綿引勝彦、小野清子の4名をとりあげていて、なかにし礼と綿引勝彦のところだけを観た。綿引勝彦が亡くなっていたというのがどうも記憶になかったが、確認してみると、昨年末に亡くなっていたのだ。すると、昨年は、「天までとどけ」の母と父が立て続けに亡くなったということか。続けて、日曜に放送された「週刊さんまとマツコ」も観た。たつき諒の「私が見た未来」というマンガに予言が描かれているというので、都市伝説のスペシャリストだという YouTuber が出演し、予言の解釈をしていた。富士山の噴火が今年の8月なのではないかと予測していたが、とかくコンプライアンスのうるさい世の中だというのに、どういうわけかこういうものは未だに平気で放送される。いや、規制を望む気もないのだが、なにか変な気がする。

 夕方、ヤマトの営業所まで。今日も雨降りで、家を出るときには止んでいたが、一応、傘はもっていく。二俣川に出て、くまざわ書店に少し寄ってから、ドトールに。クイニーアマンを食べたかったが、売り切れていたので、アイスコーヒーのみ。小銭を使わずに済んだ。しばらく読書をして、ライフに寄り、買いものしてから帰る。ライフでトイレに入り、ふと鏡を見ると、白髪が目立っていてぎょっとする。ずっと、実年齢よりも若く見られる人生だが、ずいぶん老けたと思う瞬間はやっぱりある。1年後は、いったいどんな顔になっているか。

◇ 読書

 小林信彦「決定版 日本の喜劇人」をまだ読んでいて、いよいよ後半に進んだ。後半は「日本の喜劇人2」となっているが、これは、新潮文庫版では「喜劇人に花束を」というタイトルで出ているもので、「日本の喜劇人」は何度か読みなおしたが、「喜劇人に花束を」は一度読んだっきり。そもそも、これが「日本の喜劇人2」だったとは、今回初めてわかり、いったいいつの段階でそうなったのか。そもそも、単行本刊行時には「植木等と藤山寛美」というタイトルだったものに、伊東四朗の章を加え、文庫化したのが「喜劇人に花束を」なのだが、植木等、藤山寛美、伊東四朗というこの組み合わせも妙で、「日本の喜劇人」とはまったく別の本としか思っていなかった。しかし、「2」だというから、まずは第一部、植木等の章を読む。最後に、八十歳で死去の一文が加えられていたが、「喜劇人に花束を」からはおおむね変更はなさそうだ。読みなおしてみると、やっぱり、「日本の喜劇人」とは感触の違う読みものだと思った。評論的な面よりも、より観察者であり、証言者であり、ドキュメンタリー的になっている。「テレビの黄金時代」に書かれていたこととも、かなり重複しているんじゃないだろうか。改めて勉強になったのは、「ニッポン無責任時代」が公開された1962年は、アンチヒーローの当たり年であったということ。座頭市シリーズがあり、「椿三十郎」があり、前年には「用心棒」があった。それに加えて、1964、65年になると、高度経済成長からは落ちこぼれた無数の大衆が、東映のやくざ映画やクレイジー映画を愛好していたというわけだ。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していた「うたコン」を観た。加山雄三特集だというので、ひさしぶりに録画しておいた。谷原章介の司会を改めて観ると、中身の見えないひとである。中身が見えないのか、あるいは、中身を見せないのか。「バナナサンド」の特番も、所ジョージがゲストなので録画しておいたが、こちらはまったく観るべきところのない2時間だった。タイムフリーでラジオも。昨日月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、コウメ太夫がゲスト。梅沢富美男劇団在籍時に、歌を出さないかという話もあったくらいに、じつは歌が上手いらしい。ダンスの能力も高く、つねに自信なさげな佇まいでいるひとだが、潜在能力はまだまだこんなものではないんじゃないのか。深夜1時からはオンタイムのラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...