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2023年8月23日水曜日

8月23日水曜日/空中を通路が走る

◇ テレビ

 早朝から眠りなおし、午前中に駅前まで出る必要があり、ついでに買いものをして帰ってくる。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。録画していたテレビ番組も少し。昨夜の「アンタウォッチマン!」は「気持ちいい先輩風を吹かせたい」という新企画。男性ブランコと相席スタート山添が登場し、サンドウィッチマン、アンタッチャブルがアドバイスをする。男性ブランコが単独ライブのチケット代が4500円だというと、サンドウィッチマンは安いといって、うちは6500円だという。東京03やバナナマンと、われわれの世代で単独ライブの値段をあげていこうという話をしているということを言っていた。ライブで食えるようにするという意味ではいいことなんだけど、しかし、ひと昔前の感覚からすると高すぎるよなあ。6500円って、そのライブにネットフリックス半年分の価値はあるのだろうか。

◇ 竹芝

 午後から外出。まず、平沼橋に寄り、届けものをひとつ済ませる。横浜駅まで歩き、それから都内に。浜松町に出て、竹芝のゆで太郎に入り、マル得セットのミニ唐揚げカレーセットを食べた。730円。無料券を使い、かき揚げもつけた。ミニ唐揚げカレーといっても、それほどミニではない。満腹になる。モリバコーヒーに寄ってみたかったが、計算よりも時間がなくなってしまった。失敗。日が暮れたころに竹芝客船ターミナルに行ってみると、なにかのイベントなのか、浴衣の男女がとても多かった。いや、ほとんどが女子だったかな。この竹芝客船ターミナルの上階は竹芝駅とつながり、さらには産業貿易センタービルから浜松町駅のほうまで、空中を走る地上3階の通路でつながっているのだと初めて気がついた。浜松町駅まではたどりつかず、手前で途切れてはいるのだけど、眺めがよく、昼間にまた歩いてみたくなる。






 浜松町駅から山手線、大崎まで乗り、相鉄線直通の海老名行きに乗り換えると、発車してすぐに停車し、車内の照明が落ちたのでなにごとかと思う。アナウンスがなんと言っていたのかよくわからなかったが、電源の点検かなにかだったのか。冷房も止まり、車内の窓が開けられるが、少しの時間で復旧したからほっとした。この暑いときに、冷房の止まった車内に閉じ込められたりなどしたらたまったものではない。

 夜に帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は石川ひとみがゲスト。1981年放送、22歳のときに出演した回の映像も流される。番組後半では「まちぶせ」を歌った。現役感に欠けるかなと思ったが、じつは今もコンサート活動はやっていて、2年前のコンサートの映像も流れた。夫がミュージシャンで、コンサートも一緒にやってるんだ。深夜1時近くになり、ポッドキャストを聴きながら眠るが、よく眠れず、朝までに何度も目が覚めた。

2021年11月4日木曜日

11月4日木曜日/「漫才論考」など

◇ テレビ・ラジオ・映画

 朝、録画していた昨夜の「あちこちオードリー」を観た。ゲストは千原兄弟。オードリーがふたりそろって千原兄弟のファンだったというのは、世代的によく理解できる話だ。その当時の千原兄弟のカリスマ性は、お笑い界の狭い世界の現象に留まるもので、今となってはかなりわかりにくいかもしれない。ボキャブラブームがやってきたのはそのあとで、その時代の東京勢との関係には興味が湧く。NHKの番組(「お笑いダンクシュート」?)で一緒になったフォークダンスDE成子坂が多額のギャラをもらっていることを聞いて愕然とした話や、あるいは、ジュニアが古坂大魔王から敵視されていた話などが語られた。千原兄弟の初舞台が新喜劇というのも知らない話だった。そのほか、水曜の深夜は「ぺこぱポジティブNEWS」もけっこう面白く、続けて観ている。今週のゲストコメンテーターはラランドサーヤ。番組最後には、松陰寺の「ポジ想論」という新しいコーナーもできた。

 タイムフリーで、月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をようやく聴いた。14時台は、おぼん・こぼんがゲスト。和解以降は初めての出演だ。「しろうと寄席」で、文楽師匠に「えらいやっちゃ・えらいこっちゃ」というコンビ名をもらい、この番組ではその名前で出演していたということや、初期のころは「ゲバゲバ90分」の作家がついていたこと、「月見」という屋号の謎など、初めて知る話が多く、漫才ブーム以前から活躍していたからこそ、コンビの歴史から、時代とともに漫才師の在りかたが変容していくさまもうかがえる面白い内容だった。続けて、火曜の「ラジオショー」も聴くと、こちらのゲストは相席スタート山添。山添のこの可笑しさはいったいなんなんだろうか。

 夕方、ヤマトの営業所まで。ついでに買いものをして、1時間ぐらいですぐに帰ってきた。また、録画していたテレビ番組を観る。深夜に放送されていた「漫才論考」という番組を録画しておいた。もともとはBSフジで放送された番組で、ますだおかだ増田、笑い飯哲夫、パンクブーブー佐藤、ハマカーン神田という4人が、漫才論を語る。「M-1」王者3人に、「THE MANZAI」王者のハマカーンを加えているところがフジテレビならではだ。「M-1」は漫才を使った競技だという増田の意見には、漫才と「M-1」とは別のものだというところで全員が一致する。現在、気になる漫才師を訊かれると、パンク佐藤がプラス・マイナスを挙げれば、増田はなすなかにしを挙げた。哲夫はカベポスター、神田はアモーンを挙げた。先日の「NHK新人お笑い大賞」でも思ったが、笑い飯哲夫のロジカルさが際立っている。それから、20年選手の、マシンガンズ、磁石という2組の漫才もあり、即興のみで持ち時間を埋めたマシンガンズが面白かった。

 タイムフリーで、先週金曜に放送された「古舘伊知郎のオールナイトニッポンGOLD」をようやく聴いた。前半1時間まるまる、水道橋博士がゲスト。新刊の「藝人春秋Diary」の話をたっぷりとする。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」では、博士の不定期連載があり、村松友視と古舘伊知郎について書いていた。

 深夜、アマゾンプライムで映画を1本。公開時に観そびれていた「バイス」を観た。2019年公開。チェイニー副大統領を描いた映画で、この題材にはまったく疎いが、政治ドラマをここまで面白く語れるのかと、その語り口に惹きつけられた。ギャグ満載で、何度も笑わされる。モンティ・パイソンの精神を感じたが、監督のアダム・マッケイは、ウィキペディアにあたってみると、「サタデーナイトライブ」のライター出身というひとなのだ。アダム・マッケイに興味が湧き、ほかの作品も観たくなった。深夜3時頃に眠る。

2021年9月22日水曜日

9月22日水曜日/ペースが崩れている

◇ 予定

 東京国立近代美術館の隈研吾展に行きたいと思っていたが、サイトを確認すると、もう予約ができなくなっていた。会期は、26日日曜まで。先週は野毛大道芸にも行きそこねてしまったし、アマゾンの障害があったために、得られるはずの金がおあずけになり、予定をぎりぎりまで決められなかった。本来ならば、だいぶ余裕は作れていたはずなのに、アマゾンのせいで予定ががたがただ。

 依然、伊集院は夏休み中の「伊集院光とらじおと」だが、今日はハライチが代打。少しだけ聴いて、ラジオを消し、サブスク解禁になったサケロックを聴きながら、いろいろと雑務を片づける。どうも、疲れがまだ残っている。


◇ テレビ・ラジオ

 録画していたテレビ番組をいくつか。土曜放送の「お笑い向上委員会」をようやく観ると、岡野陽一、相席スタート山添の「金借りスクワッド」が再登場していた。ヒコロヒーは全額返済したために脱退したそうだ。岡野と山添の発言がいちいち面白く、さんまはなぜか、クズ側を擁護する。「さまぁ~ず論」は、サンドウィッチマンがゲストの2週目。さまぁ~ずに「お笑い実力刃」に出演してもらいたいという話になり、しゃべっていることが具体的で、これは期待したくなる。こういうときは、三村のほうが積極的だ。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(ゲスト・朝倉さや)から「ナイツ ザ・ラジオショー」(ゲスト・とにかく明るい安村)を、すべては聴いていなかったが、つけたまま、いろんなことをやっていた。そのあとは「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(ゲスト・海堂尊)に切り換え、15時台のきたろうのコーナーまで聴いていた。

 夕方、ヤマトの営業所まで。さすがにもう、このまま涼しくなるのかと思っていたら、ひさしぶりにまたやや暑くなった。予報によると、明日は 30度を超えるようだ。二俣川に出て、相州蕎麦に入り、特製肉つけ麺を食べた。780円。くまざわ書店に寄り、一之輔さんの新刊を少し立ち読みする。高田先生が褒めていた、ラジオのことを書いたエッセイ集。あとがきには、笑組のゆたかさんから借りたカセットテープのことが出てくる。そのあとは、西友のイタリアントマトに入り、読書をするつもりだったが、眠気がひどく、今にも倒れそうなくらいに朦朧とする。音楽を聴きながら、少し眠り、それから読書をした。滞在時間、2時間ほど。

◇ 読書

 夜に帰宅し、部屋で読書の続きを。渥美清「きょうも涙の日が落ちる」を読み終えた。2003年刊。亡くなってからだいぶ経ってから出た本で、第一部がエッセイ、第二部、第三部が、対談、鼎談という構成だが、エッセイといっても、これは聞き書きだ。おおむね、1970年代のものが収録されていて、つまり、寅さんのイメージになるかならないかという頃だろうか。だから、「渥美清のフーテン人生論」というサブタイトルがついているが、どうも内容とはあっていない感じがする。最初のエッセイが「ぼくのアフリカ」というもので、これはちょうど、「ブワナ・トシの歌」の撮影時のことが語られていて、「日本の喜劇人」にも登場する象の行列の話も出てくる。渥美清の経歴を正確にわかっていなかったが、いくつかの対談で語られている話によると、埼玉の劇団に入ったのがキャリアのスタートで、いきなり浅草から始めたわけではない。旅まわりの劇団をやっていて、それから、横浜の劇団にいたり、川崎のストリップ劇場に出たりなど、このあたりの順序はよくわからないが、浅草に出ているときに「何かの間違いで電通のえらい人が見にきていて」、そこで誘われ、テレビに出るようになったのだという。第三部は、チャップリンとロイドについて、安岡章太郎との対談、それと、淀川長治、和田誠との鼎談が収録されている。この第三部にいちばん興味があったのだが、渥美清はあまりしゃべっていない。淀川長治、和田誠のロイド評が面白かった。

◇ 再びラジオ

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「内村光良のオールナイトニッポン」を、ちょっとだけ聴けばいいかと思って聴き始めたが、最後まで聴いてしまった。「内村文化祭」の告知から、自身の文化祭の思い出になり、中二のときに、クラス劇でチャップリンの「キッド」をやったという話をしていて、活動弁士を舞台の脇に置いたというこの劇は、「アキオが走る」という内村の小説にもたしかそのようなエピソードが登場していた。中三では「自転車泥棒」を上演し、作演出を手がけたが、英検4級の試験と重なり、本番は演出を放棄したというのは中学生らしくもあるが、その年齢のときからすでに、映画と演劇の趣味が表れている。最近の内村は、名画座に行くようになり、電車に乗っているというからそれにも驚く。南原とは今年は2回しか会っていないそうで、仕事はまだ一度もしていないという。

 楽天マガジンで読んだ「東京グラフィティ」に、本と映画の特集があり、ひとりの作家の作品のベスト3を、ひとりのファンが選ぶという企画で、面白そうだと思い、目を通してみたが、選者と作家の組み合わせに意外と惹かれるものがない。選者には、有名人もいるが、無名人もかなり混じっている。にゃるらという 27歳の作家が北野武作品のベスト3を選んでいて、これは気になって読んだが、1位の「ソナチネ」について、「まず音楽がすごい」と、久石譲への評価がいきなり高い。「作品全体を通して悪いやつは死ぬとか、適当に生きてるやつは罰を受けるとか、たけしの死生観が現れているんですけど」という解釈にもかなり首をひねるが、2位には「HANA-BI」を、3位には「TAKESHIS'」を選んでいた。にゃるらというひとはどういう作家なのかと思い、検索してみると、「承認欲求女子図鑑」という著書が出てきた。

 深夜になっても蒸し暑く、疲れも残り、どうもペースが崩れた一日だった。深夜2時頃に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...