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2023年4月13日木曜日

4月13日木曜日/日本橋で映画を観る

◇ 岩本町・日本橋

 今日も朝から都内に。昼食は岩本町、小諸そばに入り、鶏唐丼セットを食べた。630円。岩本町から日本橋のほうまで歩き、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、読書に没頭。3時間ぐらいは読んでいたか。ベローチェを出て、コンビニでパンをひとつ買って食べておく。





◇ 映画

 コレド室町のTOHOシネマズ日本橋にて、「ザ・ホエール」を観る。18時20分の回。シネマイレージカードのポイントが溜まっていたので、それを利用した。この映画は「週刊文春」のシネマチャートで点が高かったから気になった。中野翠は「サンデー毎日」の連載でも好意的な評価を寄せていた。監督は誰かと思えば、ダーレン・アロノフスキーなのだ。すさまじい肥満の男と、その家族のドラマ。主演のブレンダン・フレイザーという俳優は、かつては二枚目俳優だったが、私生活でいろいろあったひとのようで、「レスラー」のミッキー・ロークしかり、スキャンダラスなキャスティングをするのが好きな監督なのかもしれないが、そのあたりのことはまったく知らない。しかし、映画の外のことを抜きにしても、この映画の語り口には惹きつけられるものがあった。場面にはあまり変化がなく、(原作は舞台劇)いたって地味な映画だと思って観ていたら、終盤の迫力、そして、ラストに撃たれることになる。観ている最中以上に、そのあとの余韻に浸らされる映画だった。


◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は伊藤みどりがゲスト。この番組は初登場だそうだが、なぜこのタイミングなんだろうか。現役中から容姿のことをさんざんからかわれていたひとだが、現役時代の競技中の映像を今になって観ると、さすがにスリムでかっこいいと思ったな。

 放送中の「アメトーーク!」も追っかけ再生で観てしまう。恒例の「今年が大事芸人」。錦鯉、ウエストランド、オズワルド、ビスケットブラザーズ、相席スタート山添が出演。MC側には千鳥が座った。バラエティ番組ではウエストランド河本の変人ぶりに着目し始めているのだが、井口が危惧するように、河本に関心が移るのはたしかにまだ早い。お笑いマニアに消費される前に、まずは井口。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」の亀和田武のテレビ評で「午前0時の森」を扱っていた。この欄は3人の書き手でまわしているのだが、亀和田武はいつもドラマが多いのに、バラエティを扱うことがまず珍しい。「午前0時の森」の水卜アナが結婚発表した直後の放送について書いているのだけど、しかし、これはズレてるなあ。普段とは文体も変えていて、なんだこりゃと思った。亀和田武のドラマ評は信頼していて、バラエティ評がてれびのスキマさんの独占になっても困るのだけど。

 Spotify のポッドキャストに「ハライチのターン!」のアフタートークがあり、澤部の代打を務めた伊集院がこちらにも登場している。聴きながら、深夜1時前には眠る。

2021年12月23日木曜日

12月23日木曜日/フォークダンスDE成子坂

◇ テレビ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は 90分スペシャル。ドッキリ企画が続いたが、最後の「帯番組ホントドッキリ」は特に手が込んでいて、深夜の「すてきに帯らいふ」という番組にもちゃんと気がつき、録画していたのはわれながらさすがだ。それにしても、専門家のかたがたにはどう説明して出演してもらったんだろうか。

 昨夜の「お笑い実力刃」は、フォークダンスDE成子坂の特集。この番組は毎週録画しているものの、録画したままで、しばらく観なくなっていたが、今回の特集だけは先に観てしまいたくなった。以前の放送で、三村マサカズが名前を出したことがきっかけになったのだろうか。現役ではないコンビの特集とは異例だ。スタジオに古坂大魔王が出演したほか、VTRには、太田光、伊集院光、三村マサカズ、有田哲平、名倉潤、堀内健、原田泰造、天野ひろゆき、土田晃之、ますだおかだ増田、バイきんぐ小峠が登場するという豪華さで、「GAHAHAキング」の映像もたくさん流れた。28年前のコントが、現在の眼で観てもなお、なんの遜色もなく面白いというのは本当に驚異的なことだ。それは個人的にも、昔のテレビ番組を上映するイベントを企画したとき(2014年)に発見したことで、デビュー間もないバカルディ(現・さまぁ~ず)のコントと観比べると、数年の時代のズレはあるにせよ、同程度のキャリアと思われるフォークダンスDE成子坂のコントのほうがよっぽど上手いと思い、驚かされた。番組内でも有田哲平が、桶田について、始めて1年から3年程度のキャリアなのに「どしっとしてるんですよね」と証言している。番組では、桶田敬太郎、村田渚、それぞれの人物像についても掘り下げていた。桶田について、普段の会話からボケてばかりいて、会話が続かないから話さなくなっちゃったと、太田が証言していたのはかなり可笑しい。ふたりがすでに故人であることは番組終盤に明かされた。桶田の死を知ったときのことを太田が語り、その横にスタッフロールが流れた。成子坂の魅力を充分に伝える、いい特集だった。

 フォークダンスDE成子坂は、それだけの実力者でありながら、1999年末に解散する。2000年代に入れば「M-1」が始まるなど、お笑い界の状況も大きく変化していくのだが、その時代を知らずして、このコンビは結論を迎えてしまった。売れるのが早すぎたのかなという気がする。現在の眼で観ると遜色がないとはいえ、リアルタイムでは、桶田のボケを松本人志に重ねる評価が少なくなかったことを記憶している。ダウンタウンがまだまだ血気盛んに大活躍している時代に、ダウンタウンに似ていると見られることは必ずしもプラスではなかったのではないか。ましてや、現在のように、若手お笑い芸人が大量にテレビに出ている時代ではなく、活躍できるのは、かぎられた若手芸人だけだった時代だ。たとえば、爆笑問題が頭角を現した時期は、ビートたけしの失速の時期と重なるとも考えられる。そのようなことはあるのではと思う。それに、1999年の時点では、さまぁ~ずでさえもまだ売れていなかったのであり、イチお笑いファンとして、ホリプロはちょっとおかしいんじゃないかとも思っていた。



 「ラジオビバリー昼ズ」を途中まで聴き、午後から都内に出かける。神保町で昼食となり、迷っている時間もあまりなく、嵯峨谷に入り、タレカツ丼セットを食べた。650円。帰りは夜になり、横浜駅まで戻ってきたところで読書をしたいと思い、西口のマクドナルドに入ろうとするが、注文前の客と注文後の客が入り乱れていて、どこに並んでいいのかさっぱりわからない。まともに並ぶこともできない連中と関わるだけ煩わしく、駅から離れたもう1店のマクドナルドに向うと、こちらの店は空いていて、誰も並んでいなかった。ホットコーヒーと、エッグチーズバーガーを食べる。金の計算をして、それから読書をした。

◇ 読書

 半藤一利「日本史はこんなに面白い」を読み終えた。2010年刊、文春文庫。対談集だが、読んでみると、日本史をテーマに話しているというふうでもなく、あとがきを読むと、連載対談のなかから日本史に関するものを選んで編集したものだという。嵐山光三郎との芭蕉の話、川本三郎との時代劇の話などを特に興味をもって読んだ。

 1時間半ほどでマクドナルドを出て、帰りの電車内では、楽天マガジンで雑誌を読んだ。「週刊文春」が、16ページにわたり、落語特集を載せていた。談志の子、松岡ゆみこと慎太郎の対談があり、それから、談志、志ん朝、小三治について、高田文夫が談志を語り、志ん朝については、なんと、小林信彦が書いている。そして、小三治については喬太郎がインタビューに答えていると思って読むと、小三治については最後に少し語っているだけで、これは見出しに偽りありだ。構成は九龍ジョー。続く、平松洋子の連載エッセイも落語に関する内容で、これも特集に組み込まれている。最後は、広瀬和生と亀和田武の対談があり、そういえば、亀和田武は「BURRN!」で連載をしていた。その時代から、広瀬とは落語の話をよくしていたようだ。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組を観てから、ラジオを聴きながら眠った。時間の記憶がないが、深夜1時頃ではなかったか。

2021年7月6日火曜日

7月6日火曜日/「日本の喜劇人」を読む(12)

◇ 雑誌・テレビ

 朝っぱらから、楽天マガジンで雑誌のチェックを。「週刊朝日」の亀和田武の「マガジンの虎」で、上白石萌音が表紙の「ミュージック・マガジン」をとりあげていたが、「昭和歌謡という言葉を耳にするようになって、もう10年以上はたつ。」というのは話が大雑把すぎるんじゃないか。クレイジーケンバンドを追いかけていたからわかるが、20年は経とうとしているはずだ。(たとえば、「クイック・ジャパン」で、初めてクレイジーケンバンドが特集された号は 2001年刊。) 「SPA!」の渋谷直角の連載マンガは、主人公が「ルー大柴のお笑いダイナマイトショー」に出演し、キャイ~ンに出会った話が描かれていた。いつも不思議に思うが、このマンガはどこまでが事実なのだろうか。「伊集院光とらじおと」を途中からつけると、ゲストが本谷有希子で、これは聴く。ツイッターでニュースをチェックすると、なんと、田中康夫が横浜市長選に出馬の意向と。

 録画していた今日の「徹子の部屋」を観ると、また追悼特集で、今回は、なかにし礼、鈴木登紀子、綿引勝彦、小野清子の4名をとりあげていて、なかにし礼と綿引勝彦のところだけを観た。綿引勝彦が亡くなっていたというのがどうも記憶になかったが、確認してみると、昨年末に亡くなっていたのだ。すると、昨年は、「天までとどけ」の母と父が立て続けに亡くなったということか。続けて、日曜に放送された「週刊さんまとマツコ」も観た。たつき諒の「私が見た未来」というマンガに予言が描かれているというので、都市伝説のスペシャリストだという YouTuber が出演し、予言の解釈をしていた。富士山の噴火が今年の8月なのではないかと予測していたが、とかくコンプライアンスのうるさい世の中だというのに、どういうわけかこういうものは未だに平気で放送される。いや、規制を望む気もないのだが、なにか変な気がする。

 夕方、ヤマトの営業所まで。今日も雨降りで、家を出るときには止んでいたが、一応、傘はもっていく。二俣川に出て、くまざわ書店に少し寄ってから、ドトールに。クイニーアマンを食べたかったが、売り切れていたので、アイスコーヒーのみ。小銭を使わずに済んだ。しばらく読書をして、ライフに寄り、買いものしてから帰る。ライフでトイレに入り、ふと鏡を見ると、白髪が目立っていてぎょっとする。ずっと、実年齢よりも若く見られる人生だが、ずいぶん老けたと思う瞬間はやっぱりある。1年後は、いったいどんな顔になっているか。

◇ 読書

 小林信彦「決定版 日本の喜劇人」をまだ読んでいて、いよいよ後半に進んだ。後半は「日本の喜劇人2」となっているが、これは、新潮文庫版では「喜劇人に花束を」というタイトルで出ているもので、「日本の喜劇人」は何度か読みなおしたが、「喜劇人に花束を」は一度読んだっきり。そもそも、これが「日本の喜劇人2」だったとは、今回初めてわかり、いったいいつの段階でそうなったのか。そもそも、単行本刊行時には「植木等と藤山寛美」というタイトルだったものに、伊東四朗の章を加え、文庫化したのが「喜劇人に花束を」なのだが、植木等、藤山寛美、伊東四朗というこの組み合わせも妙で、「日本の喜劇人」とはまったく別の本としか思っていなかった。しかし、「2」だというから、まずは第一部、植木等の章を読む。最後に、八十歳で死去の一文が加えられていたが、「喜劇人に花束を」からはおおむね変更はなさそうだ。読みなおしてみると、やっぱり、「日本の喜劇人」とは感触の違う読みものだと思った。評論的な面よりも、より観察者であり、証言者であり、ドキュメンタリー的になっている。「テレビの黄金時代」に書かれていたこととも、かなり重複しているんじゃないだろうか。改めて勉強になったのは、「ニッポン無責任時代」が公開された1962年は、アンチヒーローの当たり年であったということ。座頭市シリーズがあり、「椿三十郎」があり、前年には「用心棒」があった。それに加えて、1964、65年になると、高度経済成長からは落ちこぼれた無数の大衆が、東映のやくざ映画やクレイジー映画を愛好していたというわけだ。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していた「うたコン」を観た。加山雄三特集だというので、ひさしぶりに録画しておいた。谷原章介の司会を改めて観ると、中身の見えないひとである。中身が見えないのか、あるいは、中身を見せないのか。「バナナサンド」の特番も、所ジョージがゲストなので録画しておいたが、こちらはまったく観るべきところのない2時間だった。タイムフリーでラジオも。昨日月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、コウメ太夫がゲスト。梅沢富美男劇団在籍時に、歌を出さないかという話もあったくらいに、じつは歌が上手いらしい。ダンスの能力も高く、つねに自信なさげな佇まいでいるひとだが、潜在能力はまだまだこんなものではないんじゃないのか。深夜1時からはオンタイムのラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...