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2023年7月2日日曜日

7月2日日曜日/マナー動画

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「NHK短歌」は7月の第1週。川野里子先生によると、上の句と下の句は「心」と「景」の組み合わせにするのが基本なのだそうだ。勉強になる。今朝の「ボクらの時代」は、山田邦子、片岡鶴太郎、山内惠介という顔合わせ。紹介VTRのBGMが、それぞれ、「邦子のかわい子ぶりっ子」と「IEKI吐くまで」だった。

 ダビングのセットをして、ブログの更新をしていたら、ブログの更新に没頭してしまい、ダビングした番組を消去するのを忘れてしまっていた。なにかしら失敗をする。気がついたときにはもう遅く、残量が足りるはずが足りなくなり、また録画を観なければならなくなった。ちっとものんびりできない。今朝の「サンデージャポン」を観ると、中野サンプラザが今日で閉館ということで、やす子とサンプラザ中野くんが中野をレポートしていた。番組最後には、「世界陸上」のテーマソングを担当する星野源から番組にメッセージが届けられた。今朝の「ワイドナショー」は、ベッキーが7年ぶりの出演のほか、ヒロミ、呂布カルマ、石原良純が出演。「ワイドナショー」は録画が途中で切れてしまっていた。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴く。14時台ゲストは、佐野史郎の予定だったが、体調不良で出られなくなり、急遽、松尾雄治がゲストとなった。午後にブログの更新をもうひとつ。夜になり、駅前まで買いものに出て、1時間ほどで帰宅する。

 夜も録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「笑点」では新真打の披露口上があり、新真打は5名、芸協から桂翔丸、春風亭吉好、柳亭明楽、立川流からこはる改め立川小春志、円楽党から三遊亭とむ改め錦笑亭満堂が並んだ。司会は宮治が務める。芸協の3人は昇太師匠が紹介し、満堂は好楽師匠が紹介するが、小春志さんも好楽師匠が紹介した。芸協と円楽党の真打披露の口上はこの番組ではいつもやっているが、立川流が並んだことは過去にはないんじゃないだろうか。

◇ 動画

 なにかを調べようとしたんだったか、ツイッターを覗いてみると、菊志んさんが落語協会の「寄席鑑賞マナー動画」について書いているツイートを目にした。「この動画には微妙な気持ちです」という菊志んさん。その動画を観ていなかったが、賛同できる内容だと思い、ついリツイートをしてしまった。約4ヶ月ぶりのリツイート。なんにせよ、芸人がマナーを説くというのは好ましくない話だ。学校寄席じゃあるまいし、おとなの客をしつけるようになったら末期だろう。そう思ったのだが、そのあと、YouTube でその動画を確認してみると、これが想像以上に面白くない。監修者のはな平さんには悪いけれども、これはセンスが悪いし、この顔ぶれが出ていれば落語ファンは喜ぶだろうというぬるい魂胆が見える。ツイッターで検索してみると、ホールでも開演前に流せばいいというやつまでいて、おいおい、勘弁してくれよ。これを支えるのは、ルールを乱すものは叩いてもかまわないという現代的な正義感だ。あるいは、その空気の要請によって作られた動画ともいえる。今の時代に対応してるといえばさもいいことのようだけれども、落語の感覚に反しているとは思わないのか。


◇ ラジオ・音楽

 今日の昼にラジオをつけていて、FMヨコハマに少し合わせていたら、石井竜也の番組のゲストが志の輔師匠だった。先週から2週にわたって出演していたとわかり、先週の放送をタイムフリーで聴いた。「FLYING HEART」というJALがスポンサーの番組。聴いていたら、なんと、木村万里の話が出たから驚いた。志の輔から出された木村万里の名に、石井竜也がうなずく。木村万里さんと米米CLUBとの関係は、都市伝説的には知ってはいたが、石井竜也のその反応に、ああやっぱりよく知ってるんだと初めて本当だと感じられた。志の輔は木村万里の誘いで、デビュー前の米米CLUBのライブを、渋谷から表参道に行く途中の地下のライブハウスで観ているという話をしていた。トークはそのあと、志の輔は広告代理店に勤めていたということから、CMの話から映画の話になっていった。志の輔のつぎの発言にもびっくりさせられる。「最後の夢はなんですかと言われたら、いや、きっとできないだろうけど、くちだけで言わしてもらうんだったら、最後に、自分の新作落語を1本映画化して、人生を終えたいなと思うくらいに、夢ですね、監督は。」

 Spotify で、木村拓哉のアルバムが配信されたというので、試しにちょっと聴いてみたら、ソロアルバム1枚目の1曲目は、なんと、小山田圭吾によるインスト曲なのだな。2020年1月のリリースなのに、オリンピックの騒動のときにはまったく話題に出なかったんじゃないか。

2022年10月24日月曜日

10月24日月曜日/発明家によるコメディ

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から3時間ぐらい眠り、起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。先月9月8日放送、観そびれていた「SONGS」の石井竜也の回を観た。Char がVTR出演したのだが、石井竜也とは米米CLUBデビュー前に出会っている関係なのだな。Char「一個間違えるとコミックバンドみたいなんだけども、まあ、その要素もあって、僕的には、クレージーキャッツ、ドリフターズ、ビジーフォー以来だなっていうふうに思ってて。」「自分のミュージシャン友だちとはやっぱりちょっと違う存在」と語る。Char が「浪漫飛行」の制作にも関わっていたとは知らなかった。番組では、石井竜也が故郷の茨城を訪れ、半生をふり返るのだが、監督した映画「ACRI」の制作で10憶の借金を背負いこむことになり、それが米米の解散につながっていくというのも知らない話だった。映画公開の翌年、1997年に米米は解散している。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴くと、聴いたことのある話をしているので、この放送はもう聴いたんだっけと自分の日記を確認してしまったが、ラジコの視聴履歴にもなく、聴いていないはずだ。ほかの番組でしゃべっていたんだろうか。ラジオを聴きながら眠ってしまうことも多く、それでうろ覚えにもなるのだが、この番組ではちょうど、ヒコロヒーの声は赤ちゃんが眠りやすい周波数の声だという話もしていた。昼はオンタイムで「ビバリー昼ズ」をつけておく。平井の本棚の高野ひろし展のことをしゃべっていて、高田先生も松本明子さんも訪れたようで、うちからは遠いから、ぱっと行く気にはならなかったが、ああ、行っておけばよかったな。そのあとには、ゆにおん食堂の「ゆにおん本」の話もしていた。

◇ 日ノ出町・伊勢佐木町

 午後から外出。昨日から、だいぶ気温が下がり、空気がひんやりしている。帰りに買いものをしたいのに、雨の予報が気になったが、夜に降らなければ大丈夫だろうと思い、傘はもたずに出た。まず、京浜急行に乗り、日ノ出町に出る。さっさと食べてしまおうと思い、駅前の富士そばに入り、カツ丼を食べた。500円。今だけのセール価格で、ちょっとだけ安かった。



◇ 映画

 イセザキモールまで歩き、横浜シネマリンに。「NOBODY KNOWS チャーリー・バワーズ 発明中毒篇」という上映を観る。14時5分の回。月曜サービスデー、1100円。スタンプカードを出したら、もう期限切れだった。あとふたつでいっぱいだったのに惜しい。4列目の右端の席に座る。この上映は、シネマリンのスケジュールをチェックしていて知り、面白そうだと思い、観たくなったのだが、チャーリー・バワーズという名前は今まで知らなかった。紹介文を読むと、無声映画時代のコメディアンであり、発明家でもあるという人物なのだが、なぜか歴史のなかでは埋もれてしまっていたという。こんな人物、喜劇に興味があれば、惹かれるに決まっている。上映作品は短編6本、「たまご割れすぎ問題」「全自動レストラン」「ほらふき倶楽部」「怪人現る」「とても短い昼食」「オトボケ脱走兵」。少しうとうとしてしまい、上映順もおぼろげになり、映画の前にカツ丼なんか食わなければよかったと後悔したが、たしか、1本目はアニメーション作品だったはずで、事前にきちんと確認していなかったから、アニメーション作品が含まれることをよくわかっていなくて、なにが始まったのかと思った。バワーズというひとは漫画家でもあったのだ。ほかの作品を観ても、コメディアンとしての芸よりも、作中に出てくる発明品が面白い。となると、コメディアンとしても、映画作家としても捉えにくい。なまじ、チャップリンやキートンの喜劇映画を知っているから、そのような心構えで観ては間違いだったかもしれない。発明家によるコメディというべきか。考えてみれば、そう思わせるものは今のお笑いでもある。チョコレートプラネットやななまがり、かつてのフォークダンスDE成子坂など。

 映画を観たあとはブックオフに寄り、110円の文庫コミックを2冊、コミックを1冊、220円の文庫本を2冊、単行本を5冊買った。横浜駅まで歩き、平沼のブックオフにも寄る。こちらでは、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買う。それから、横浜から星川に移動し、マクドナルドに入り、ひと休み。しばらく読書をしてから、コーナンで買いものをして、夜遅くに帰宅した。雨には降られずに助かった。

◇ 読書・テレビ・雑誌

 星川のマクドナルドで、市来広一郎「熱海の奇跡 いかにして活気を取り戻したのか」を読み終えた。2018年刊、東洋経済新報社。めったに読まないビジネス書だが、アマゾンプライムで「熱海の捜査官」を観ていたせいで「熱海」が気になり、ブックオフで見かけて、つい読みたくなってしまった。しかし、熱海を訪れた記憶はなく、もしかすると、子どものころに連れていかれたことはあったかもしれないが、現在の熱海のことはまるでわからない。活気を取り戻したことも知らなければ、活気を失っていたことも知らなかった。観光地として衰退していた熱海の再生に取り組んだのがこの著者なのだが、2018年の本だから、その後、コロナにより、状況はまたまるっきり変わってしまっているだろう。

 夜も録画していたテレビ番組をいくつか。朝に引き続き、観そびれていた「SONGS」、10月6日に放送された松任谷由実の回を観た。過去の「SONGS」出演回の総集編のような内容でもあり、ユーミンが宇宙に興味があるというのもよく知らなかったのだが、それは小松左京に影響を受けたのだという。「さよならジュピター」の主題歌をユーミンが手がけた縁があり、その曲が「シン・エヴァンゲリオン」に使われたというのも観ていないから知らなかった。スタジオでは、SKYEの演奏で「あの日にかえりたい」を、最後はAI荒井由実と「Call Me Back」を歌った。AIにされて、これほど違和感のないひともなかなかいないだろう。「SONGS」をもう1本、先週放送された原由子の回も観ると、サザンの楽曲のなかで、原由子がどういう仕事をしているのかがわかる面白い特集だった。

 今日の「徹子の部屋」は、新沼謙治がゲスト。骨折した話と、転んで流血した話、それから、亡き妻のママチャリを愛用していたら職務質問された話など。昨日の「笑点」は、木久扇の生誕85歳特集があり、大喜利でもお祝い企画があった。これは円楽が亡くなる前の収録だったんだろう。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」の連載で、伊集院静が桑田佳祐から送られたという手紙について書いていた。伊集院静は桑田佳祐とは会ったことも話したこともないそうだが、一度だけ、遠くからすがたを見たことはあるという。四十数年前、ビクターの本社で、その年のヒット曲の表彰式があり、作詞家、作曲家の先生に混じり、サザンは「勝手にシンドバッド」、伊集院静はピンク・レディーの作詞で出席していたのだ。

2022年3月6日日曜日

3月6日日曜日/「R-1グランプリ2022」

◇ ラジオ

 早朝に目覚め、まず、ブログを更新。ラジオを聴きながら、もう少し眠りなおし、タイムフリーで、聴きそびれていた月曜の「伊集院光とらじおと」を聴いた。錦織一清がゲストで、つかこうへい、ジャニー喜多川から受けた演出についてしゃべっていたことがとても面白かった。今やすっかり、メインの仕事は演出家なのだ。最後に時間があまり、伊集院が、CM中に話していたことだといって、つかこうへい作品の演出はやらないんですかと訊いたら、「熱海殺人事件」の木村伝兵衛役を神田伯山がやったら面白いんじゃないかと答えたという会話を明かした。火曜の「らじおと」も聴くと、こちらは石井竜也がゲスト。「カールスモーキー」の意味が「軽く煙に巻く」という意味だとは、今さら初めて知った。伊集院とは古い関係で、ニッポン放送の番組のつながりなのかと思ったら、円楽のおかみさんがまだ無名だったころの米米CLUBのファンで、円楽宅にライブを知らせる電話がかかってきていたのだという。伊集院は「河童」が大好きなようで、映画監督の経験について掘りさげた質問をしているのが珍しく、愚痴も引き出している。石井が茨城の出身だということも認識していなかったが、福島に近いところだそうで、震災の被害も東北同様に大きかったのだ。

◇ ニュース

 録画していた昨夜の「Nキャス」を観ると、冒頭から40分、ウクライナ情勢を扱っていた。扇情的なBGMが気になったが、ウクライナの被害状況、それから、ロシア国内の様子もたっぷりと伝えていた。文字情報でしかニュースを追っていなかったから、改めて映像で観ると、呆然とさせられる。ウクライナからの避難民が多くやってきているという、ポーランドとの国境、コルチョバからの生中継もあり、ショッピングセンターが避難所になっていて、よちよち歩きの子どものすがたも映される。

 今朝の「サンデージャポン」も、冒頭から46分、ウクライナ情勢を扱う。扮装解決のスペシャリストだという永井陽右が出演していて、どういう人物なのかよく知らないが、プーチンはサイコパスだとデーブ・スペクターが言うと、サイコパスだとしても、たとえ悪魔のような人物だとしても、対話をして、理解をする必要があるという点で、永井と太田の意見は一致していた。しかし、ウクライナからの国外退避を選択肢のひとつとする、橋下徹の別の番組での発言をわざわざ紹介していたのはどういう意図だろうかと思う。この番組の意図を考えようと、録画を何度か観なおしてしまうが、世界からは降伏すべきという声もあるという流れで、橋下の発言を紹介し、そのあとには、ウクライナ人 YouTuber のサワヤン兄弟にインタビューし、彼らは、現地の人間からすると、降伏という選択はありえないという。橋下の発言は、一見、平和的にも感じられ、橋下らしからぬ意見であるために、なにを言ってるのかわかりにくかった。デーブが言うには、出国を禁じていても、兵士になる強制はしていないという誤解がひとつ、なおかつ、降伏したほうがいいというのは平和ボケだと、強い言葉を使う。太田も、ウクライナ人の歴史から考えるべきだという意見。杉村太蔵も、ロシアは非難されるべきであり、共感する必要はないが、理解する必要があるとは言っている。アメリカよりも、ロシアとウクライナのほうがじつはわかりあえるはずだという太田の発言は曲解されそうだが、ツイッターを見ると、案の定、変な批判がちらほらとある。橋下についても検索すると、右寄りの連中からの批判がどうも目立っている。

 「ワイドナショー」は松本がコロナから復帰し、コメンテーターは、田村淳、乙武洋匡、根本宗子というメンバー。ウクライナ情勢のニュースでは、中村逸郎という学者がまた登場していた。根本宗子は初めて知ることが多いといい、自分の歴史認識の浅さを恥じつつ、松本はいつどのようなタイミングで歴史を学んだのかという質問をしていたが、根本宗子は、なぜ、松本が歴史に詳しいと思っているのだろう。松本はウクライナの国旗すら知らなかったと言うが、「でも、やっぱり、ロシアと中国は絶対なにかしでかすだろうなっていうのは、けっこう、十年…、それ以上前から思ってましたね。」と、まるでマンガのような認識を語る。それから、今回、みんながウクライナを守ろうとしていることに感動していると松本は続けたが、「サンジャポ」で太田が警戒していたのは、まさに、このような単純な図式での理解ではないのか。中村逸郎の服装がGジャンなのが気になったが、そこは最後に松本も指摘し、服が間に合わなかったと答えていた。番組終盤には、この番組で連続して追いかけている「乙武義足プロジェクト」の続きもあり、わかっていながらも、これには感動させられた。

 「TVタックル」はコロナの話題をやっていたが、医療ガバナンス研究所理事長の上昌広という人物がしゃべっているときに、たけしが半ばにらみつけているような怪訝そうな顔をしてじっと見ているので、思わず、録画を巻き戻して話を聴きなおしてしまった。たけしは話に割り込むことはせず、なにを思ってその顔なのかはわからなかったが、たけしのそのその顔をわざわざアップで映している編集の狙いはなんだろうか。シリアスな話題なのに、竹田恒泰がにやにやしながらしゃべっているのも不愉快だった。

◇ 賞レース

 夜は「R-1グランプリ」の放送があり、昨夜に放送された事前特番を先に観て、それから、録画しながら、結果を知ってしまわないように、放送中に追っかけ再生で観ていく。司会は今年も、霜降り明星と広瀬アリス。昨年から司会が霜降り明星に替わったことで、番組としては、まだまだ成長の余地はあるのではないだろうか。番組は、お台場、フジテレビの外からの中継で始まった。それからまず、昨年のチャンピオン、ゆりやんのまじめなインタビューがあり、スタジオに移り、オープニングとなった。そして、審査員紹介となるが、すでに着席しているのも「M-1」などとは違うところだ。陣内智則、バカリズム、小籔千豊、野田クリスタル、ハリウッドザコシショウという5名が並んでいる。それから、いよいよ本戦。決勝進出者は8名、登場順に、kento fukaya、お見送り芸人しんいち、Yes!アキト(復活枠)、吉住、サツマカワRPG、ZAZY、寺田寛明、金の国渡部おにぎり。まず、お見送り芸人しんいち、吉住が面白く、このふたりは予想どおりだったが、サツマカワRPGはまさかのひとりコントで、今まできちんと観損ねていたと思い、認識を改めた。昨年から進化を見せたZAZYには驚きはあったが、しかし、笑うまでにはなにか足りない。ギャガ―とフリップ芸はもう食傷気味なのだ。審査では、バカリズムの点がトップからいきなり辛く、これはいいぞと思った。「舞台上の本人以外の要素があまりにも大きかった」というのが、バカリズムの kento fukaya 評。審査員5名のうち、バカリズムひとりだけが、圧倒的にシビアで的確なコメントをしていた。結果は、1位はZAZYになるが、2位はまさかの3名同点。お見送り芸人しんいち、吉住、渡部おにぎりで再投票となり、しんいちが3票、吉住が2票を獲得し、しんいちが決勝進出。個人的には吉住のほうがいいと思ったが、吉住には、小籔とバカリズムが投票していた。全組の点数を見ると、バカリズムはなんと、意識してかどうか、全員に違う点数をつけるという松本人志方式だ。ファイナルステージは、しんいち、ZAZYという順になり、しんいちは1本目も2本目もほぼ変化がなく、これはZAZYに決まりかなと思ったが、3対2で、お見送り芸人しんいちが優勝した。かなり意外な結果になったと思ったが、安定感はしんいちがいちばんだったかもしれない。しかし、吉住のコントが、メッセージ性が強いといういじられかたをするのはどうかと思い、それよりも悪口を喜ぶというのは、審査員たちは総じて、人間的な成熟度にちょっと問題があるんじゃないか。「M-1」がうまくいっているのは、審査員に、上沼恵美子、オール巨人というおとながいるせいもおそらくあり、このふたりが抜けるとすると、一気に幼稚化するのではという心配があるが、しかし、単におとなの判断でもだめなのがお笑いというものだろう。

 ツイッターから、西村京太郎の訃報を知る。タイムフリーで、「爆笑問題の日曜サンデー」を聴きながら、23時頃には眠る。

2021年10月16日土曜日

10月16日土曜日/コーヒーをこぼした

◇ テレビ・ラジオ

 何度か目覚めながら、朝9時半過ぎまで眠っていた。ラジオをつけず、音楽をつけっぱなしにしていたら、だいぶ眠りすぎてしまった。まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた昨夜の「タモリ俱楽部」を観た。PUFFYが出演し、タコの特集という脈絡のなさがすごい。タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を冒頭から聴いた。「常連さん」は談笑師匠。小三治の訃報を扱うときに、談笑師匠が担当なのはちょうどよかった。小三治と共演した際に、後ろすがたが談志に似ていると言われたエピソード。そして、小三治、談志、小さんも、みんな動物園が好きだったという共通点がある。13時からは、文化放送の「田村淳のNewsCLUB」をつけておく。ニュース解説は木村草太。淳は自身ではちょっと右寄りだと認識しているようだが、ツイッターでは、極右から左寄りだといって攻撃されるという。

◇ 二俣川

 14時過ぎ、ヤマトの営業所まで。天気雨のようで、傘をもたずに出るが、けっこう降られてしまった。二俣川に出て、ジョイナステラスのくまざわ書店に寄っていく。「BRUTUS」の最新号は、前号に引き続き、村上春樹特集の下巻。楽天マガジンでも読めるのだが、実際の雑誌で読んだほうが読みやすいので、少し立ち読みしていく。前号は「読む。」編だったが、今号は「聴く。観る。集める。食べる。飲む。」編。要するに、「読む。」以外のことがぜんぶまとめられている。この店は、文芸誌の売り場には先月号と今月号を並べて置いてあり、文芸に熱心な店員がいるのだろうか。

 ジョイナステラスを出て、相州蕎麦に入り、カレーライスセットを食べていく。650円。ドトールに入ろうかと思っていたが、混んでいるのでやめて、再び、ジョイナステラスを抜け、西友に行く。上階のコジマ×ビックカメラで、録画用のDVDを買っていく。ドトールがだめならイタリアントマトに入ろうかと思ったが、DVDを買ったら、金がずいぶん減ってしまった。来週の予定を考えると、この所持金でもう少しねばらなければならない。もう余計なことはするなということだ。食料だけ買って、おとなしく帰ることにする。

◇ ラジオ・テレビ

 ラジコで、なにげなく検索していて気がついたが、TOKYO FM では、今月はずっと、早朝に「村上RADIO」の再放送をやっていたようだ。10月1日から始まっていて、6回まではもう、タイムフリーでも聴けない。第6回のつぎはなぜか第9回まで飛んでいて、「歌詞を訳してみました」という特集。聴きながら、楽天マガジンで「BRUTUS」の村上春樹特集を読んだ。この特集に、「村上RADIO」の放送リストも載っている。

 Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の気になる回をいくつか聴く。この番組は作家がわりとよく登場する。月曜のゲストは岸政彦。新刊の「東京の生活史」の話題が中心になる。大竹まことは岸政彦に好印象をもったのか、岸政彦も饒舌で、とても会話が弾んでいた。岸政彦は阿佐ヶ谷姉妹の大ファンだとも言っていた。水曜のゲストは大沢在昌。仕事は朝2時間するだけで、週に、2、3回はゴルフに行っているという。こういうスタイルの売れっ子作家って、これより下の世代にはもういないんじゃないか。

 録画していた昨日の「ミュージックステーション」の4時間特番を、ざっと早まわしで観た。「35年間の神曲ランキング」という企画で、過去の映像もずいぶん流れたが、ブルーハーツやドリカムでも、辞めたメンバーもモザイクをかけずにそのまま放送していた。小林武史も出演しているのに、マイ・リトル・ラバーの映像も流す。2000年代になると急に知らない曲が増えるが、90年代のミリオンヒットの時代から、2000年代はロングヒットの時代になるんだそうだ。しかし、この4時間特番のなかで、いちばん観たかったのは、MIKIKO プロデュースの10分間のパフォーマンスだ。こうなると、五輪開会式よりも、「Mステ」のほうがよっぽど質の高い日本のカルチャーを紹介しているということになる。終盤の神曲メドレーもしっかりと観てしまうが、B.B.クィーンズ「おどるポンポコリン」から、米米CLUB「君がいるだけで」という流れがあり、カールスモーキー石井はどうやら衣装にハンガーをつけたままで出て、歌っている途中ではずし、いつの間にか手にもっていた。テレビでよくわからない小ネタをするカールスモーキー石井をひさしぶりに観た気がする。最後はV6が、この番組では最後のパフォーマンスを見せた。

 テレビを観ながら、コーヒーを思いっきりひっくり返してしまった。カップ一杯、ほとんどまるまるこぼしてしまい、ちょっとのんびりするつもりが、余計に仕事を増やすはめになった。そばに置いてあった、清水國明のサイン本がコーヒーの犠牲になった。外でコーヒー代を惜しみ、家でインスタントコーヒーなんか飲んでるからこんなことになる。

 23時からはラジオ。「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴いた。1曲目は 1986オメガトライブの「COSMIC LOVE」。この曲がなんと、CKBの「スージー・ウォンの世界」と似ているとは気がつかなかった。そして2曲目、川西杏「投票所へ行こうよ」って、すごいなこの番組は。今週はエンディングで、ドリフの「盆回り」もかけていた。深夜0時まで聴き、深夜1時過ぎに眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...