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2021年10月14日木曜日

10月14日木曜日/なにもない一日

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。夜の番組を翌朝に観るわけだが、水曜は気になる番組がどうも集中している。「水曜日のダウンタウン」、「あちこちオードリー」(ゲスト・入江聖奈&ティモンディ)、「キョコロヒー」。新番組「ぺこぱポジティブNEWS」の第2回は、コメンテーターにカンニング竹山が登場。この番組はもうちょっと続けて観てみようか。

 少し眠りなおし、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、「ラジオショー」の冒頭6分ほど、衆議院解散のニュースが入った。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊文春」の巻頭グラビアページに、小三治の追悼記事。連載陣のひとりでもある柳家喬太郎が追悼文を寄せている。「新・家の履歴書」には手塚るみ子が登場。70年代の手塚治虫は意外と小さい家に住んでいたのか。巻末グラビアには、和田誠展の特集があり、横尾忠則、みうらじゅんが寄稿していた。

 午後、近所の郵便ポストまで投函に。夜は寒くなったが、昼になるとまた暑く、半袖でちょうどいいくらい。部屋で読書し、ラジオを聴いてはまた眠り、どうもだらしがない。家にこもる日が続き、いよいよ煮詰まってきた。夜になってから、スーパーまで買いものに行ってくる。昼は暑いが、夜はやっぱり肌寒く、パーカーを着ていく。部屋にいても、暑いのか寒いのかわからない。今日は何度も、ジャージの上着を着たり脱いだりした。

 録画していた「サマータイムマシン・ハズ・ゴーン」というドラマを観た。先週金曜の深夜にフジテレビで放送されていた。ヨーロッパ企画関連の作品は今までほとんど観たことがないが、なんとなく気になり、これは録画しておいた。ストーリーテリングパートのほか、3話からなるオムニバスで、それぞれ、上白石萌歌、矢作兼、久保史緒里(乃木坂46)が主演している。あまり興味がもてなかったが、上白石萌歌のタイムリープの話は面白かった。

 アマゾンプライムで映画も1本。「ブレードランナー」をひさしぶりに観なおした。一昨日からヴィルヌーヴの作品を連続して観ていたが、「ブレードランナー2049」を観る前には、本家を観なおすべきだろうと思い、観なおしてみたが、若いころに一度観ているはずなのに、まるっきり覚えていなかった。観なおしてもなお、さっぱり興味がもてない。SF的な感受性がどうも自分にはないようで、一応、理系の出なんだけど、そういうのはまったく関係がないみたいだ。こうなるともう、ヴィルヌーヴの「ブレードランナー2049」を観てもしょうがないんじゃないだろうか。しかし、それでもあのエンディングテーマが流れると、「ブレードランナー」観たなあという謎の充実感が湧いてくるから不思議だ。

 深夜0時を過ぎ、Spotify でニューリリースのチェックをすると、ジェフ・ミルズの新譜が出ていた。今日はなにもない一日だったなと思い、深夜に YouTube をあさるような悪あがきをするが、その習慣がないということもあって、どれも観る気がしない。日記みたいなものを書いていると、なにもない日のなにもなさを意識せざるをえない。無駄に過ごし、眠気で朦朧とする。時間の記憶がないが、おそらく、深夜3時以降に眠った。

2021年10月13日水曜日

10月13日水曜日/テレビとラジオばかり

◇ テレビ・ラジオ

 何度か目覚めながら、朝8時半頃まで、なんだかずいぶん眠ってしまった。まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた昨夜の「さんま御殿」3時間スペシャルを、ときどき中断しながら観た。最初のブロックは芸能人有名人の妻の特集。山口もえ、中村仁美、安めぐみ、加藤綾菜などが出演していた。最後のブロックは二世特集。石橋穂乃香を通じて、さんまが貴明についてしゃべり、貴明について、娘がさんまにしゃべる。田原俊彦の娘、前川清の息子なども同様に、あるいは、最初のブロックでは、田中裕二、大竹一樹についても、さんまと間接的に共演をしているようで面白かった。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、当然、オープニングでは小三治師匠の思い出が語られる。そういえば、昇太師匠は「笑いがいちばん」で共演していたのだ。小三治と松居直美が司会の時代に、柳昇、昇太、小遊三、八方というメンバーで、アパートを舞台にしたコントをやっていた。そんなに大昔ではないのだけど、考えてみるとすごいメンバーだ。この時代、おそらく、録画保存してあるビデオが手元にたくさんあると思う。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。一週間遅れで、安藤なつもおぼん・こぼんの話をする。ついに一週間、この番組はこの話題でもちきりだった。この番組ではおなじみの「早坂営業」にも、おぼん・こぼんが登場するかもしれないという。「キングオブコント」の話題は、おぼん・こぼんにすっかり食われてしまった感すらある。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FLASH」には、番組放送翌日のおぼん・こぼんツーショットの記事が載っていた。

 今日も、近所の郵便ポストまで投函に行く以外には外出せず。午後、部屋で読書をするが、眠くなり、どうもしゃきっとしない。アマゾンプライムで映画を1本。昨日に引き続き、ドゥニ・ヴィルヌーヴの監督作を観たいと思い、「ボーダーライン」を観た。2015年公開。序盤こそは語り口に惹かれたものの、昨日観た「静かなる叫び」とは違い、こちらは、まるっきりエンターテインメントのなかで残酷なシーンを描いている。気力もいまひとつだったせいか、最後まで乗れなかった。あんまり進んで観たくない映画だと思った。

 タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。今日の「ラジオショー」でも爆笑問題に触れていたが、冒頭からさっそく、おぼん・こぼんの話を始める。先週金曜の「タイタンライブ」に向けて作っている漫才に、おぼん・こぼんのネタがあったために、それをどうするかというので、太田はわざわざ「水曜日のダウンタウン」を確認することになったという。おぼん・こぼんのネタが原因で、爆笑問題がケンカになっているのが可笑しい。「水曜日のダウンタウン」をぜんぜん褒めない太田だったが、しかし、太田が「水曜日のダウンタウン」を観たという話をラジオでするなんて、太田と松本が「ラフ&ミュージック」で共演する以前ではありえなかったことで、話している内容はおぼん・こぼんの仲なおりだが、そこに、太田と松本の関係も重ねたくなった。「カーボーイ」は最後までは聴かず、聴きながら、深夜0時頃に眠った。

2021年10月12日火曜日

10月12日火曜日/秋がなくなった

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた土曜の「ゴッドタン」をようやく観る。おぎやはぎとナイツで「ジジイ芸人キレ悪検証テスト」。劇団ひとりの若手時代のリズムネタに挑戦し、続いて、怪奇 Yes!どんぐりRPGのネタに挑戦する。ギャグをやるメンバーが交代でセンターにくるというのは、これはジャドーズのスタイルと同じだ。TikTok でバズっている「千円ちょうだい」というのは知らなかったが、4人がこれをやると絶対につまらなくなるのがくだらなくて爆笑した。「ゴッドタン」をDVDに保存しようとしたら、まだ残量があるはずのDVDに録画できないとの表示が出る。また無意識にファイナライズしてしまっていたのか。なぜこういう無駄なことをするんだろう。

 土曜の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」もタイムフリーでようやく聴いた。14時台は、木梨憲武、ミッツ・マングローブがゲスト。木梨憲武の新譜は Spotify で一度だけ聴いて、もういいやと思い、それっきりだったが、マツコ・デラックスと3人による楽曲は、放送で改めて聴くと、マツコとミッツに引っぱられて、憲武もちからがこもっている。ミッツの女装の原点に、木梨憲武のコントでの女装があったというのは面白い話。憲武も、若いころには2丁目に通っていた時期があり、そこで吸収した芸があるというわけで、芸が循環している。13時前からはオンタイムのラジオに切り替え、「ナイツ ザ・ラジオショー」の前に「ビバリー昼ズ」のエンディングから聴くと、東貴博とナイツで、おぼん・こぼんの話になった。娘ふたりのコンビには、かつて「ビバリー」で、東が中継に行ったそうで、最初は「おぼん子・こぼん子」という名前だったというのは知らなかった。おぼん・こぼんのつぎはTake2だという話にもここで触れる。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「サンデー毎日」には、先週に引き続き、松尾潔による「永六輔の光跡」の後編が載った。先週の前編では、幼いころに母に連れられて観た永六輔の講演、そして、その講演のあとに、母が、江藤淳の著書に永六輔のサインをもらった記憶が綴られていたが、後編には永六輔との再会が綴られる。2008年に、EXILEの作詞作曲でレコード大賞を受賞した際に、「土曜ワイド」の中継ゲストに出ることになり、そのときに幼いころの記憶を伝え、それから改めて、スタジオにゲストとして招かれることになる。永六輔が早口に語った作詞をやめた理由に、松尾潔は控えめに同意しながら、「変わりゆく、変わらないもの」というアミリ・バラカの提唱した概念を引き、現状の説明を試みるが、永六輔はそれでもなお、現状の大衆音楽のありかたに疑義を呈した様子が描かれている。そして、永六輔と最後に会ったのは、デューク・エイセスの60周年記念シングルを松尾潔がプロデュースするという大役をゆだねられたときだった。「週刊朝日」の一之輔さんの連載エッセイは、10月1日が命日の志ん朝師匠の思い出を。一之輔さんは、志ん朝が亡くなった年の5月に一朝に入門しているのだ。素人時代に最後に聴いた落語は、その年の4月に池袋でトリをとっていた志ん朝の「火焔太鼓」だという。「サンデー毎日」では、中野翠も志ん朝について書いていた。

 これといって、外出する用はなく、午後に近所の郵便ポストまで投函に行くのみ。小雨。外に出ると、半袖ではだいぶ涼しい。昨日も天気予報を確認していたが、予報どおり、ようやく涼しくなってくれた。さすがにこのまま、冬に向かうだろうか。なんだか今年は、秋の期間がなくなってしまったかのようだ。

◇ テレビ・映画

 録画していた今日の「徹子の部屋」を観る。ゲストは桂吉弥。初出演だとは思わなかった。米朝の「徹子の部屋」出演時の映像も観ることができた。1990年の放送。米朝、65歳か。吉弥からは、米朝が「紅白」の審査員をやったときに、安室奈美恵がいちばんよかったと言っていたエピソードが語られた。お客さんいじりをしなかったという米朝に、黒柳徹子も共感を示す。吉弥を見ていると、五十歳だというが、同世代のほかの落語家に比べると、非常にまともな社会人に見える。きちんと世間のなかに生きているということだろう。東京の落語家のことしかわからないが、落語家風のバリヤーを張っているようなひともいっぽうでは多く、世間一般のおとなとはまとっている空気がどうも違う。

 アマゾンプライムで映画を1本。「DUNE/デューン 砂の惑星」の監督をしているドゥニ・ヴィルヌーヴの過去作を観たいと思い、「静かなる叫び」を観た。ウィキペディアにあたると、アマゾンプライムにあるなかではいちばん古い作品で、賞もたくさん獲っているし、77分という時間も観やすくてちょうどいい。モントリオールの大学で実際に起きた銃乱射事件を題材にしていて、その事件のことは知らなかったが、女性を標的にしたいわゆるフェミサイドという犯罪で、2009年の作品だが、むしろ、非常に現在的な題材だ。実際の事件は1989年に起きている。モノクロの映像で、描いている場面は暴力的だが、語り口は静謐で、起きた出来事を描きはするが、多くを語ってはいない。この監督の作品では「メッセージ」だけは劇場で観ていて、これで2本目だが、ほかの作品もまだ観てみたくなった。

 ツイッターを見て、小谷野敦のツイートから、綿野恵太という文筆家が小田嶋隆から執拗に批判されているということを知り、自分とはまったく関係がないのに、不愉快でたまらなくなった。小田嶋隆みたいな人間は大嫌いだ。23時頃には眠る。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...