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2024年9月23日月曜日

9月23日月曜日/誕生日にぞっとする

◇ 誕生日

 49歳の誕生日を迎え、ぞっとする。台所に降り、コーヒーを飲もうとすると、ウォーターサーバーの水が切れている。朝からウォーターサーバーの水の交換に煩わされるはめになった。やっと涼しくなり、これが誕生日プレゼントみたいなものだ。午前中にブログの更新をひとつ。

 誕生日だろうが、相も変わらずに録画していたテレビ番組をあれこれと。「虎に翼」はいよいよ最終週を迎えた。昨夜の「情熱大陸」は北方謙三に密着。現在、76歳。冒頭、小説家は努力でなれるんですかというスタッフからの質問に、北方「なれません。なれません。運ですね。運だね。あとね、唯一、なにが小説家になれる要素かというと、継続。継続できるかどうか。これは量じゃないよ。ずーっと書き続けてられるかどうか。それがいちばん大事なんですよ。」 八重洲ブックセンターでのサイン会の場面があり、そのあと、愛読者の声はモチベーションになるかと訊かれると、北方「なりません。なりません。それはね、嬉しいけど、嬉しいけど書くモチベーションになるかどうかっていうと、ぜんぜん別の次元です。」「本当の読者っていうのは違うところにいるからです。顔も見えないし、声も聞こえないし、そういう読者はひとりだけいる。その読者に向かって書いてるんですよ。一対一なんです、ぜんぶ。」 最後の長篇小説のテーマには「元寇」を選んだ。そのためにこういう年表や古地図が資料として用意されてるんだなというところを映しているのが興味深かった。北方謙三が歴史小説を書き始めたのは43歳なんだ。仕事場にて、原稿用紙に万年筆で執筆する様子を映しているのだが、こんな場にスタッフを入れて撮っているのか。番組最後にまた質問、今は「男である」ことの特別な意味を付与しづらい時代になってきたといって、この時代について訊くと、北方「だからなんだよ。俺はそういうことを付与する時代に生きてきて、そのまま死んでいくんだから今はどうでもいいんだよ。時代に迎合してたまるかあ。そうだろ? 時代に迎合するっていうのは妥協するってことだろ? だから、それでね、売れないっていうんなら売れなくていい。その小説、俺の小説は、そこで、男にこだわったところで終わったんだろ?」「なにか大事なものをひとつだけもってて、それは変えない。」と言って、北方謙三は強くうなずいた。

 今日の「徹子の部屋」は平野レミがゲスト。平野威馬男の墓と和田誠の墓が一緒になってるとは知らなかった。和田誠の墓に彫った生年月日が間違っていて、石屋さんがただで彫りなおしてくれたそうだ。

 ブログをもうひとつ更新して、夕方から外出。横浜まで出て、東口のルミネの有隣堂を覗いていく。ポルタを抜けていこうとすると、なんと、そば屋の八角が閉店していた。閉店とは関係ないかもしれないが、何年か前にすぐ隣りに「浪花ろばた八角」という店が入り、「やすみ」「はっかく」と読みかたは違うのだが、常識的に考えてそれはないんじゃないかと思った。あとにはどんな店が入るだろう。

 地下を出て、ガストに入る。チキテキスパイス焼きを食べた。ライス少なめ、ドリンクバーセットをつけ、1270円。ここで読書もしていく。今日は自分の誕生日だが、藤子F先生の命日でもあり、うちにある本のなかから「モジャ公」をカバンに入れてきた。1997年刊、小学館コロコロ文庫。何年ぶりの再読になるだろうか。会話の可笑しさがたまらない、落語を聴くようにくり返し読めるマンガだ。1巻には川本三郎の解説を収録している。「藤子・F・不二雄は、いわゆる根性もののマンガをほとんど描いていないユーモア派だが、このマンガでも、主人公たちを、本当は冒険なんかしたくないと思っているのに、仕方なしに冒険に巻きこまれていくという状況に置くことで、おっとりした上質のユーモアを作り出すことに成功している。」

 夜遅くに帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「NHKニュース7」は、まずは能登半島の大雨被害の状況から伝えている。立憲民主党の代表選は野田佳彦に決まった。合わせて、自民党総裁選の情勢も伝えるのだが、国会議員票では進次郎が強いようだ。議員票の上位は、小林鷹之、林芳正と続き、石破はやっぱり人気がないのか。しかし、党員票では石破が先行のようだ。

 今夜の「しゃべくり007」は新しい学校のリーダーズがゲスト。レギュラー陣が最初から制服姿だ。観覧席には SUZUKA の両親が座っていて、お父さんはこの番組を初回から観ているという。お母さんはモデルの仕事もしていたのだ。SUZUKA は三姉妹の末っ子。お父さんが60歳だから、吉本新喜劇とドリフの世代なんだな。MIZYU には、3歳からの幼なじみ、ちゃんみなからのコメントが届いた。RIN はじつは運動神経が悪く、KANON も球技が苦手。ホリケンと組体操が始まり、泰造と MIZYU の親子コントもあった。SUZUKA のしゃべりには上田が「ヒコロヒーとしゃべってるみたい」

 観そびれていた「キョコロヒー」を2週分。先週は「生キョコロヒー」裏側完全密着SP。永尾柚乃ちゃんとランジャタイ国崎のコントや、トム・ブラウンのあたまを当てるクイズ。つるちゃんが小林幸子風に登場というテロップが出て、いや、どう見ても美空ひばりの衣装だろうと思ったら、ヒコロヒーがそこは突っ込んでくれていた。そして、今日放送の「キョコロヒー」では、セットが新しくなっていた。

 録りためてある「私のバカせまい史」をこつこつ観ていて、ようやく4月放送分までたどりついた。せいやがプレゼンターの「古畑任三郎 今泉くんへのパワハラ史」では、思いがけず、バカリズムの「古畑」への思いを知れた。バカリズムは日村と同居していた時代に、子守唄代わりに「古畑」をつけていたという。石井正則について、バカリズム「めちゃくちゃ嫉妬しましたよね。同世代であのみんなが大好きな「古畑」に、ああやってレギュラーで出るわけですから。俺も背低いから、俺、やりたがったぐらい。絶対、俺のほうが合うとか思ってて。いやでも、実際、ばっちりハマってたし、上手いんですよ、石井さんが。」

 深夜にブログの更新をもうひとつ。ようやく涼しくなったと思ったら、深夜になると寒いくらいだ。長ズボンとジャージに着替える。深夜3時過ぎに眠る。

2024年6月26日水曜日

6月26日水曜日/天ぷらがないんかい

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に起きあがり、ゴミを出してからもう少し眠りなおす。配信が始まったコーネリアスの新アルバムを Spotify で聴きながら、午前中にブログの更新。録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「虎に翼」を観て、それから、昨夜の「新しい学校のリーダーズの課外授業」を観る。ファンクラブツアーの東京公演に密着。小さい子どものファンたちがかわいい。

 黒柳徹子がゲストの「家事ヤロウ!!!」を途中まで観て中断していたのを忘れていた。残りを観てしまうと、和田誠が平野レミと初デートする前に、徹子さんにばったり会っていた話をしていた。バカリズムは和田誠が誰かはわかってるのかな。徹子さんが「徹子の部屋コンサート」で、南こうせつに死ぬ前に食べたいものを訊かれ、チャプチェと答えたらシーンとした話も可笑しい。徹子さんが考案したクッキーのケーキというのがあり、それをスタジオで作ってみせるのだが、ていねいな徹子さんと乱暴なレミさんの対比に笑う。1位に選んだ料理は母の思い出の味とのことだが、妹さんとの証言に食い違いがあったという。徹子さんに妹がいるということも知らなかったが、妹さんもお元気なのか。なんという家系だろうか。

 昼はラジオ。今日の「ビバリー昼ズ」は、12時台ゲストに三遊亭小遊三が登場。ラジオを聴きながらSNSを見ていたら、落語協会の会長が替わり、さん喬になったことを知った。10年務めた市馬師匠に替わり、ひとまわり以上も歳上のさん喬が会長になるとは、ちょっと考えられないような人事だ。市馬が会長になったときは50代、さん喬は現在75歳。いったい、なんの政治的配慮なんだろうな。

◇ 映画・うどん・読書

 夕方から外出。横浜駅に出て、先に昼食にしたかったが、その時間はなく、地下の東急ストアに寄り、飲みものとパンを買って、シァルのエレベーターの前で食べた。T・ジョイ横浜にて、黒沢清監督「蛇の道」を、17時25分の回で観る。1998年に自身が制作した作品のセルフリメイク作。舞台を日本からフランスに移し、主人公を男性から女性に変えている。オリジナル版は未見だが、しかし、柴咲コウとフランス人俳優のコンビよりも、哀川翔と香川照之のコンビのほうがどうも魅力的な気がしてしまうな。フランス語の演技では、リアリティがよくわからない。色気のない素っ気ない映画だと思ったが、そこは監督の狙いどおりなんだろう。


 映画のあと、夜になってからようやくまともな食事にする。瀬戸うどんまで遠征したが、ぶっかけに天ぷらを乗せようとしたら、天ぷらがぜんぜんないのに愕然とした。なんだよこれ。もうぶっかけを注文してしまったが、天ぷらがないとわかっていたら、こんな店に入るわけがない。店員は外国人の兄ちゃんがひとりだけ。うどんを出されたが、そのまま、つぎの客の注文を受けてしまい、なかなか会計をしてくれない。そこにもうひとり、休憩に行っていたのか、外国人のお姉さんが帰ってきた。ぶっかけの中のみ、330円。200円のお釣りはすべて50円玉で渡された。

 今日も南幸のドトールに入り、読書をしていく。乗代雄介「十七八より」を読み終えた。2022年刊、講談社文庫。親本は2015年刊。群像新人文学賞の受賞作。巻末にはそのときの、高橋源一郎、多和田葉子、辻原登の選評も収録されている。最近、乗代雄介の名前をよく目にするような気がして、なにか読んでみたいと思い、初めて読んだが、まるでぴんとこない小説だった。選評を読んでもわからない。いずれまた、ほかの作品も読んでみようか。

 ドトールの店内は冷房がきついと思っていたが、外に出てみてもけっこう涼しい。イオンフードスタイルで買いものしてから夜遅くに帰宅する。ブログをもうひとつ更新してから眠る。

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2024年1月2日火曜日

1月2日火曜日/そのお宅がわからない

◇ テレビ

 寒さで眠ってられず、朝早くに目覚めてしまう。ブログをひとつ更新してから、もう少し眠りなおした。今日も録画していたテレビ番組をあれこれと。年またぎの「ぐるナイ おもしろ荘」は早めに観てしまいたかった。有吉、浜辺美波、あのちゃんは、大晦日は「紅白」に続いてこの番組に出ていたというわけだ。出演順に、夜歩き、めしあがれ、ツンツクツン万博、橘井と小池、じぐざぐ、リンダカラー∞、猫怪獣、バッチトゥース、リバーマン、骨付きバナナ、戦慄のピーカーブー、シンクロニシティ、そして最後にはタカアンドトシが登場し、ひさしぶりに「欧米か!」の漫才をやってみせた。そのあとには「新春パーツ芸メドレー」という企画。こちらは出演順に、清川雄司、ゼロカラン・ワキ、緑ヶ丘・矢吹、てるしょいサーカス・てる、未来の油田・飯野、フルスイングバント・さんぺさんぺいという6名。結果は、3位・バッチトゥース、2位・リンダカラー∞、優勝は橘井と小池に決まる。志尊淳賞はじぐざぐ、「パーツ芸」のほうはゼロカラン・ワキが優勝した。

◇ 近所

 午後に外出。注文が1点、たまたまなのだが、お届け先がうちから歩いて行ける距離のお宅だったので、直接届けてしまおうと考える。しかし、地図上は近いのだが、普段は決まった通り道しか歩かないものだから、意外と、それがどこなのかがぱっとわからない。いったいこの街には何年住んでいるというのか。グーグルマップを見ながら歩いていくと、ここを通るとここに出るのかという発見が今さらあった。ところが、そのお届け先の住所のところに行ってみると、その住所のお宅がどこにあるのかわからない。表示されるお宅はあるのだが、お届け先とは表札の名前が違う。その周辺のお宅の表札をひとつづつ確認しても、お届け先と同じ名前が見つけられない。その一角のまわりをぐるぐると、何周も歩いてみたが、どこにも見つけられないのだ。その一角の中心にはアパートがあり、ああここかと、勝手に侵入するのもためらわれるような小径を進み、そのアパートの郵便受けを確認してみると、その名前はそこにもない。いよいよお手上げだ。電柱に住所表示もないから、その住所に該当するのがどこからどこまでなのかもわからなかった。住んでいるひとが歩いてでもいれば訊いたのに、どういうわけかひっそりしていて、このあたりにはひとの気配がない。すぐそこに違いないはずなのだが、同じところを1時間ぐらい歩きまわり、あきらめるしかないという結論に至る。悔しいが、持ち帰り、クリックポストで出すことにしよう。去年は一回、間違って違うお宅に届けるという失敗をやらかしているから、もういい加減なことはやるまい。それにしたって、こんな変なことがあるだろうか。正月からキツネに化かされているかのようだ。

◇ テレビ・映画・ラジオ

 ただ歩きまわっただけで、1時間ほどで帰ってきた。録画しているテレビ番組の続きを。放送中の「さんまのまんま」を追っかけ再生で観てしまう。最初のゲストはまず、楽しみにしていた木梨憲武。新ドラマで共演する奈緒と一緒に出演した。そうだ、奈緒というひとは「徹子の部屋」で観たことがあった。さんまと憲武はテレビでの共演は少ないが、ゴルフなんかではよく会っているのかな。意外に相性がよく、互いに距離をはかるようなところがぜんぜんない。憲武はさんまたちと一緒にジャッキー・チェンとサッカーの試合したときの写真をもってきた。この試合はテレビで放送され、子どものころに観たなあ。島崎俊郎もたしか出ていたはずだ。憲武とさんまの会話をもっと聴きたかったが、ここに追加のゲスト、山崎賢人と山田杏奈が加わる。憲武と奈緒が抜け、そのあとにはまた追加ゲストに伊勢ヶ濱親方と熱海富士が加わる。入れ替わり、今度は、前田愛、勘太郎、長三郎の親子が登場。この弟、かわいくて大好き。前田愛は「あっぱれさんま大先生」の生徒だったが、あの番組はそもそも、勘三郎と三木のり平の番組をモデルにしているという不思議な縁がある。先代、十七代目勘三郎からさんまは中村屋とのつき合いがあり、そのひ孫たちがさんまとやりとりをしているのを観るのは感動的なものがあった。歌舞伎の手書きのチケットをさんまに渡してるのもかわいかったな。続いてのゲストは、平野レミと和田明日香。平野レミが作った雑煮が出され、その器は和田誠が使っていたものだという。さんまのうちは雑煮は関西風かと訊かれると、さんまは母親が箱根のひとだったそうで、これは初めて知る話だった。おそらく、育ての母になるのかな。入れ替わり、北村匠海と志尊淳が登場。最後は井上真央が7年ぶりの出演、今田耕司も加わり、新年恒例の「今田おすすめ芸人」のコーナー。マイファザー、友田オレ、中山女子短期大学、ビューティフルボーイズ、ラブリースマイリーベイビーが出演した。

 元日に放送された「爆笑ヒットパレード」を、ネットニュースで先に知ってしまったのだが、爆笑問題の出演部分だけを観てしまう。「助けてくれ!」の叫びで登場するのはおなじみだが、そのあとに「今の吉本興業の叫びです。」とひとこと。雛壇に向かって「どんよりするな!」というと、ニューヨークとかまいたちが追い払うしぐさをしていたのがいいやりとりだった。それはともかく、漫才がとても面白かった。「タイタンライブ」はネタおろしだから、それよりも磨かれているのか。アーバンベアのネタは初期の爆笑問題みたいな展開があった。グランドフィナーレでも太田は暴れまくる。「松ちゃん、元気!? 松ちゃん!」とカメラに向かいながら手をふり、「一緒にお笑いやろうよ!」 最高だったな。この番組、毎年録画はしているものの、ずっと観ていなかった。最後にみんなで「一月一日」を歌うんだね。

 大晦日に放送された「太田光のつぶやき英語」の特番には、とにかく明るい安村が登場。このためにわざわざ「TSUBUYAKI TARENT」と書かれたセットまで用意されていた。この番組では、「紅白」にクイーンが出るから安村も出るんじゃないかと言われていたが、実際に「紅白」には出演したけれども、出たのは山内惠介のところだったな。そのあとのコーナーでは「東京コミコン」を市川紗椰がレポートし、クリストファー・ロイドにインタビューしていた。ストーンズの特集もあり、布袋寅泰がVTR出演する。最後は XXCLUB のコーナー。今回は映画ではなく、グラミー賞ミュージシャンのジョン・バティステにインタビュー。安村はスタジオのゲストとして最後まで出演していた。こういう落ち着いた番組でも安村はとてもいい。

 録りためてあったニュースも順番に観ていくと、大晦日の「ニュース7」では、坂田利夫の訃報が扱われていた。コメディNo.1の漫才の映像も流れる。昨日元日の「ニュース7」は、この放送の前の時間から続くかたちで、地震と津波のニュースを伝え続けていた。時間も延長され、録画は途中で切れていたが、ぶっとおしで報じていたのだろう。今日の「ニュース7」は、羽田空港の航空機が炎上した事故のニュースから伝えられる。この事故は「さんまのまんま」の放送中にニュース速報が入っていた。今日はあらかじめ、地震のニュースを扱うために放送時間が拡大され、予定されていた「紅白」をふり返る特番は休止になっていた。正月から大きなニュースが続く。乗客は無事に全員脱出したようだが、この放送の時間でも航空機はまだ燃えていた。20分ほど経ってから、地震のニュースに移る。昨日、地震が発生してすぐの段階では、まず津波を心配したから、そこまでの被害にならなかったことにほっとする面もあったが、こうしてニュースの映像を観ると被害はやはりとてつもなく大きい。石川県では48名の死亡が確認される。

 夜になり、アマゾンプライムで映画を1本。ルネ・クレールの「ル・ミリオン」を観た。「文藝春秋」の小林信彦の外国映画ベスト50に入っていた作品だが、以前に調べたときにはアマゾンプライムでは配信されていなかったはずだ。それが、いつの間にか4Kデジタル・リマスター版が観られるようになっていた。ルネ・クレールは「自由を我等に」を先に観ていたが、「ル・ミリオン」のほうが惹き込まれるものがあった。美しい映画。ルネ・クレールを続けて観てみようか。

 深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴く。「爆笑ヒットパレード」の漫才の話をしていたから、録画を先に観ておいてよかった。「爆笑ヒットパレード」の打ち上げで、ノンスタ石田に爆笑問題は年齢的に無理なテンポでやっていると指摘されたそうで、石田とは「M-1」の話になったという。この放送は昨日に収録されたのかな。爆笑問題のふたりは今年の大晦日は仕事がなかったから、それぞれ、家で「紅白」を観ていたという話もしていた。ラジオを聴きながら眠る。

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2022年10月22日土曜日

10月22日土曜日/叔父がくる

◇ 生活

 昨夜はラジオをつけっぱなしで眠り、「ナイツのちゃきちゃき大放送」が始まってから起きあがる。今日は午後から叔父が来宅するため、朝から慌ただしい。録画している「ワルイコあつまれ」だけ、追っかけ再生ですぐに観てしまう。「子ども記者会見」のコーナーには、平野レミが登場。和田誠についてもきちんと解説があった。午後はまたラジオ。「田村淳のNewsCLUB」をつけていると、淳が仲本工事の話をしていた。後輩たちを連れて、渋谷でたまたま入った店が仲本工事の店だったというのが出会いで、その後はツイッターでの親交もあったという。ニュース解説には古谷経衡が登場し、保守の立場から杉田水脈を強く批判していた。

 叔父がやってくる前に近所の郵便ポストまで投函に行き、そのついでに、かつやで食べてくる。かつやに着いたら、店の前で叔父にばったり会ってしまった。先に行ってもらうことにして、カツ丼を食べてからすぐに帰る。

◇ ラジオ・テレビ

 叔父がやってきたのは母に関することだったのだが、叔父は夕方に帰っていった。叔父が帰ったあとに、ドトールにでも行って読書をしようかと思っていたが、疲れてしまってやめる。横になり、タイムフリーで、今日放送された「アッコのいいかげんに1000回」を聴いた。タモリがゲスト。タモリが登場する前に和田アキ子が、タモリは地方で講座をたまにやってるというようなことを言っていたが、検索してみても情報は見つけられず、本当だろうか。タモリが話していたことでは、大学除籍後の時期の話を興味をもって聴いた。タモリの悪いうわさが親戚中に駆けめぐり、叔父に言われるままに保険会社に勤めていた時期があったが、そのころ、大学の先輩が村田英雄の後援会をやっていて、その運転手を日曜日にやっていたというのも初めて知る話だったが、その先輩の友だちが大分でホテルを経営していて、そのホテルは内紛が絶えないからというので、その原因を探るためにタモリが送り込まれることになり、タモリも面白そうだからというので保険会社に辞表を提出したという話だった。

 夜、録画していたテレビ番組をいくつか。「紙とさまぁ~ず」(ゲスト・三浦瑠璃)を観ると、放送時間が定まらないことをこの番組自らもネタにしている。「太田光のつぶやき英語」はオンタイムで観てしまう。森泉がゲスト。社交界とパリコレの裏側、そのあとには、動物の話題の特集もあった。録画していた「Nキャス」もすぐに観ると、仲本工事の訃報を扱っていたのだが、時間が短い。TBSなんだから、もうちょっといい映像を出してもらいたかった。そのほかでは、効果音を作るフォーリーアーティストの特集が面白かった。フォーリーアーティストという言葉も初めて知ったが、そのフォーリーアーティストであり、会社の代表でもある渡邊雅文というひとが取材に答えていた。サブスクの世界配信が前提になると、吹き替えが必ず作られるから、効果音の別録りの需要が増えていくと予測している。

 タイムフリーで、聴きそびれていた「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。TaiTan が「日曜サンデー」に出演したときのことを「脳盗」でしゃべっていたそうで、そのことから、太田がアーヴィングと対談したときのことに話は飛ぶ。「ガープの世界」のあらすじがえんえんと語られ、大衆とはなにかという話だった。オープニングだけ聴いて中断し、「脳盗」のほうも聴きたくなり、この番組を初めて聴いた。深夜3時頃に眠る。

2021年6月22日火曜日

6月22日火曜日/「日本の喜劇人」を読む(9)

◇ ラジオ・雑誌

 朝、「伊集院光とらじおと」を途中からつけると、稲川淳二がゲストだった。ライブの魅力を温泉に例えていたのは見事で、まったくそのとおり、温泉は浸からなければ意味がない。タイムフリーで、昨日月曜の「ビバリー昼ズ」も聴く。アキラ100% がゲスト。月曜のエンディングの恒例、高田先生が平野ノラの子どもの成長を訊くくだりが毎度面白い。

 楽天マガジンで雑誌のチェックも。「サンデー毎日」で、小林亜星の追悼文を岡崎武志さんが書いていた。2015年に「寺内貫太郎一家」出演者の座談会の司会をやっているのだ。ほんの6年前だが、2018年にはもう、出席者のうち、3名は故人になってしまった。「SPA!」の渋谷直角の連載マンガは、「週刊朝日」の松本人志の連載について描いている。一応、フィクションの体裁をとっていて、どこまでが実話かわからないが、同い年の渋谷直角の当時の実感はディテールまでじつに正確だと思う。たけしと松本の比較がよく議論されていたといい、この主人公はたけし派の発言にいらだち、上の世代にたけし派が多かったと書いているが、自分はまさに、渋谷直角と同い年だが、完全にたけし派だった。結果的には、たけしのバイク事故があったことで、その勝敗はうやむやになったような感じがある。「SPA!」では玉川太福の連載コラムも始まった。

 午後、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、くまざわ書店に寄っていく。「昭和50年男」の最新号の表紙は、なんと、コーネリアス「ファンタズマ」のデザインをそのまま使っている。アマゾンで検索すると、バックナンバーには高値がついているものもあり、これは値上がり確実ではないか。食欲なく、ドトールに入り、アイスコーヒーと一緒にクイニーアマンだけ食べておく。

◇ 読書

 小林信彦「決定版 日本の喜劇人」の続きを読む。第九章は「大阪の影」。冒頭に、1963年に、大阪を主にした漫才史の番組の台本の依頼がNHKからあり、ほかに適任者がいるのではと念を押したが、NHKのちからを利用して、関西の芸能の歴史を調べるのもいくらかは意味のあることかと考えたということが書かれている。「東京では漫才は傍系の芸能であるが、大阪では、主流であり、(略)漫才史と芸能史は重なり合う部分が多い。」とあり、そもそも、漫才が傍系だったということが、漫才ブームのあとの時代しか知らないわれわれの世代には、注意深く読まないと気がつきにくいように思う。そして、この章ではなんといっても、澤田隆治について多く書かれている。一見、辛辣な書きかたにも見えるが、友人とも書いてあり、澤田が書いていたことに後年感動したとも書いている。大阪の芸能界の〈煮つまっている〉人間関係を「ここでは〈批判的でありながらも友人〉といった関係は成立しない。」と書いているが、まさに、澤田とは〈批判的でありながらも友人〉だったのだろう。

◇ テレビ・音楽

 ドトールは冷房がきつく、あまり居心地がよくなかった。西友、クリエイトに寄り、買いものして、夜に帰宅する。録画していた「さんま御殿」を観る。家族特集だが、土佐兄弟だけはただの家族ではないから、この特集のなかでは邪魔だった。平野レミ(義娘と出演)の発言をきっかけに、さんまがお笑い陣にボケをふっていく流れがあったが、平野レミに向かって「余計なことしてくれたな」とは、ツッコミとしてもあんまりな言葉だ。土曜の「お笑い向上委員会」も観る。おいでやすこが、もう中学生が活躍し、こがけんがネタをやろうとしているのに、音曲漫才の師匠たちの話になってしまうという流れに爆笑した。ザ・ダッシュ、東洋朝日丸・日出丸という名が出て、ザ・ダッシュがわからなくて検索したが、松本が「ごっつ」のコントのなかで歌っていたのがザ・ダッシュのテーマ曲なのだ。それで思い出したが、たしか、「ごっつ」にはご本人が出演した回もあった気がする。このあたりのベテランの名前はさすがに、出演者のなかでも、さんま、今田、中川家しか反応しない。

 ラジオを聴こうとすると、パソコンのラジコの地域判定がまた狂っている。なぜか北海道になっているが、スマホで聴くのもわずらわしく、北海道でも放送されている「桑田佳祐のやさしい夜遊び」を聴いた。Spotify のニューリリースから、上白石萌音のカバーアルバムを聴いてみる。あんまり興味が湧かない女優だが、「ミュージック・マガジン」の表紙になっていて、注目のアルバムなのだろうか。まりんのポッドキャストでも語られていたが、配信は演奏者がわからないのがつまらない。カバーアルバムで、作詞作曲者だけわかってもしょうがないんじゃないか。深夜2時前に眠る。

ブログ アーカイブ

7月7日日曜日/都知事選はどうなった

◇ テレビ・ラジオ  朝、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「Nキャス」で、チョコレートプラネットがTT兄弟で「アメリカズ・ゴット・タレント」に挑戦した映像を初めて観た。藤井聡太の棋王就位式には、同郷の瀬戸朝香が駆けつける。昨夜の「にちようチャップリン」は、先週に引き続き...