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2022年12月21日水曜日

12月21日水曜日/まだまだ「M-1」

◇ 大手町・渋谷

 寒くなり、なかなか起きあがれなくなってきた。朝から都内に。横浜から東海道線に乗り、東京駅まで。昼食は大手町ビルヂング、サンマリという店に入り、ランチメニューの角煮プレートを食べた。800円。ファーストスクエアのファミリーマートのイートインにコンセントを見つけ、ここでひと休み。ホットコーヒーと、チュロッキーも食べる。

 それから、夕方には渋谷のほうにまわり、まんだらけに寄り、階段の百均から雑誌を2冊買っていく。まんだらけのレジ前では、虹の黄昏の写真集が売られていた。そのあとには、東急百貨店の丸善ジュンク堂にも寄った。来年1月末に閉店するというので、気がつくと寄るひまがないということにもなりがちなので、寄れるときに寄っておこうと思った。まあ、店内を眺めるだけなのだが、「ミュージック・マガジン」最新号の年間ベストを少し立ち読みしていく。松濤のベローチェに入り、ひと休み。ツイッターを覗くと、高見知佳の訃報が。今年の参院選では立憲民主党から出馬していたのに。

◇ 読書

 ベローチェで、山田邦子「こんなはずじゃなかった」を読み終えた。ずいぶん前から手元にあった本だが、本というものは、読みたくなるタイミングがいつやってくるかわからない。1999年刊、毎日新聞社。毎日新聞に連載された、山田邦子三十代のエッセイ。この時期の山田邦子のイメージを正確には思い出せないが、おそらく、人気絶頂期はもう過ぎていたといってもいいころだろうが、しかし、掲載されている写真も含め、テンションが高く、まだまだいい時代の芸能人の匂いが濃厚だ。小説もたくさん書いている山田邦子は、自身を「物書きの端くれ」と書いているくらいなのだが、どうやら、自分で原稿用紙に書いているようで、口調同様、文体が小気味よい。しかし、小説は作り話だから恥ずかしくないけど、エッセイは恥ずかしいとも書いていて、「人生経験豊富な人しかエッセイは書けないと思っている」「よくテレビなどで嫌だなぁと思うのは、「あんた誰?」という人が「エッセイストの〇〇さんです」と紹介されて出て来て、そんな人の意見を聞いても、「なるほど」なんて思ったことないし、よっぽど自信たっぷりな人生を送って来た人なのかしら、と不思議になる。」「あーあ、そういう人たちと同じように偉そうだったら嫌だなぁ」と、エッセイストに対する偏見がすごいのだが、この連載は、前任者の腰山一生の指名により引き受けたという。奇しくも、上沼恵美子について書かれた回があり、これを見つけただけでも「M-1」直後のこのタイミングで読んでみた甲斐はあった。「師匠のいない私はよく「誰かの弟子になるとしたら、上沼恵美子」と言って来た。そのあこがれのひとが目の前にいると思っただけで、ものすごくミーハーになってしまった。芸能生活17年目にして初めて生で上沼恵美子を見た。」というのは、大阪の「怪傑えみちゃんねる」に出演したときのこと。そのほか、山田邦子はデビュー時からずっと舞台をやりたがっているのに、太田プロはもとは演芸事務所だから、金にならない稽古期間に時間を割くことには納得してくれないなど、のちの退所を予見させるようなことも書かれている。ここには、渡辺徹が企画したコンサートに出演し、そのなかで演じた芝居の経験、渡辺徹のアドバイスの細かさに感心したことも書いてある。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アンタウォッチマン」はNSCの特集。ノンスタ石田が吉本の社長から講師を依頼されたというのはなにかで聴いたことがあったが、ほかにも、パンクブーブー佐藤哲夫、笑い飯哲夫を講師に起用するのは石田の希望だったんだ。しかし、佐藤哲夫が教える構造の授業は、どうも小手先のテクニックにすぎない感じがする。予備校の先生が受験のテクニックを教えるようなもので、それが学問とはまるっきり違うものであるのと同じことだ。柴田が「どこの事務所も勝てなくなるなあ」と思わずつぶやいたが、もちろん、収録は「M-1」の前だったのだろう。

 タイムフリーで今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、昇太師匠はこの「ビバリー」の放送直前まで、「M-1」優勝者を知らなかったという。ということは、昇太師匠、月曜の「ビバリー」は聴いてないんだなあ。昨日の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、14時台のゲストに中川家が登場した。ここでももちろん、ナイツと「M-1」の話をたっぷりとしていた。

 Spotify で、特別配信された「たまむすび」のポッドキャストも聴いた。通常の放送のほか、博多大吉による「M-1」解説があり、これを楽しみにしていた。53分、みっちりと語っている。大吉は、80点を基本にし、6項目の点が足されるという採点法にしていて、志らく師匠とも似ているのだが、漫才師である大吉のほうがより細かく、構成力3点、新しさ4点、共感度3点、ボケの魅力2点、ツッコミの技術2点、所作2点に分け、最高点を98点に設定している。そして、ストップウォッチをもちこんでいた理由だが、これは体感時間の正確さを確かめるためだったのだ。つまり、あっという間に感じた漫才があった場合、それは面白くて短く感じたのか、それとも、実際に短かったのかをそこで把握する。真空ジェシカは4分を大きく超えていたようで、その後の構成についての指摘はストップウォッチを見ていたからこそのものだ。漫才のスタイルに関しては、大吉はかなり保守的でもあり、男性ブランコ、ヨネダ2000、キュウは、従来の漫才をフリにしたものと断じる。客の不快感にも敏感で、さや香の「エロい」というワード、男性ブランコの死ぬ場面には違和を示す。そして、ウエストランドの決勝のネタは内輪ネタではないかという指摘。最終的には、ツービートとウエストランド、やすきよとさや香の比較になり、やすきよを塗り替えたとして、さや香に投票したというわけだ。

 昨夜の「爆笑問題カーボーイ」もポッドキャストで改めて聴いた。ウエストランドの登場部分も配信されていて、聴くことができた。深夜2時頃に眠る。

2021年12月29日水曜日

12月29日水曜日/今年最後のブックの日

◇ ブックの日

 朝、ブログの更新をひとつ。寒くて、なかなか起きあがれない。録画していた昨夜の「さんま御殿」の4時間特番を途中まで観ると、オダウエダがさっそく初登場している。別のブロックには高市早苗が出演していて、勘弁してくれと思うが、芸能事務所に所属しているわけでもないだろうに、いったいなんなんだろうか。テレビは切りあげ、ラジオをつける。「伊集院光とらじおと」(ゲスト・キムラ緑子)を聴きながら、だらだらと雑務を。「ビバリー昼ズ」は昨日が年内最後の放送で、代わりにジェーン・スーを聴いてみるが、正午からはやっぱりニッポン放送に替えた。正午からは、コトブキツカサが映画の特番をやっていた。

 午後から外出。29日はブックの日。午前中からブックオフをまわるつもりでいたのに、だらしなくしていたら、動き出すのがだいぶ遅くなってしまった。まわるルートに悩んでいたが、うちからの定番コースで、まずは大和経由で、1店目は鶴間から攻める。なかなかいいものが見つけられず、あきらめかけていたところで、中川志郎「パンダがはじめてやってきた!」を発見した。ここはこれで充分。5冊買う。2店目は相模大野に移動。「鶴光のなじょなじょ512発!!」など、ここでも5冊買う。ボーノ相模大野を通りがかると、1階の広場では吹奏楽部の演奏会をやっていた。日常が戻りつつあるのか。



  相模大野から町田に移動し、15時半を過ぎ、ようやく昼食にする。どこで食べようかまるで決められず、ずいぶん行ったりきたりするが、町中華の町田真心に入り、回鍋肉定食を食べた。730円。食べたらすぐにブックオフ。3店目もあまりいいものなし。110円の文庫と新書を3冊、そのほか、雑誌の棚から「文學界」1月号を520円で買った。町田店だけはブックの日は1割引きでもあったのに、1割引きはやめてしまったのか、850円から、アプリのクーポンの300円引きのみ。

 ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、ラジオを聴き、聴きながら、1時間ぐらいは眠ってしまった。読書もするつもりでいたが、ちっとも読めない。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数が 76人になり、ちょっと増えてきた。1時間半ほどでベローチェを出て、今度は古淵に移動する。町田駅からJRに乗らなければならなかったのだが、ところが、うっかり小田急線の改札を通ってしまった。あわてていたわけでもなく、券売機でチャージまでして、ゆったりと行動していたのに、改札を通ったあとにようやく気がつく。窓口に戻り、間違えて入ったと言って、取り消してもらうが、駅員が「間違えて?」と疑うように冷たく復唱したのにはかちんときた。なんだあの態度は。

 4店目は古淵のブックオフ。川勝正幸の本などがあると、スルーはできない。5冊買う。5店目は十日市場に移動。安達祐実の母の本など、珍本がほいほい見つかるが、500円に達することなく、難航する。(アプリの300円引きクーポンは、500円以上の購入から利用可なため。)店内を2周まわり、なんとか買うものを見つけ、やっと 500円超え。つぎは中山にも寄るつもりだったが、22時閉店まで、時間がわずかしかない。無駄足になっても馬鹿らしいから、中山はあきらめ、横浜まで移動する。最後は平沼のブックオフに寄れるかと思っていたが、移動中にスマホからホームページを確認すると、こちらも22時で閉店だった。以前は23時まで開いていたのだけども。このようにして、今年最後のブックの日は、ぼやぼやしていたら5店しかまわれずに終わった。



◇ テレビ・ラジオ

 23時過ぎに帰宅し、「ゴッドタン」の「マジ歌選手権」をオンタイムで観た。この番組での、フット後藤、劇団ひとりの面白さはなんということだろう。バカリズムのマジ歌は、まるで、いつもここからの「悲しいとき」みたいだったが、もしかすると、バカリズムぐらいになると、誰も指摘するひとはいなくなっちゃってるんじゃないだろうか。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組もいくつか。先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、パンクブーブー哲夫がゲスト。当然、「M-1」の分析をたっぷりということになるが、哲夫はNSCでは講師もやっているそうで、分析は面白く、うなずきもするけれども、なんだか受験テクニックを教える予備校の先生みたいな感じもしてしまう。ただの予備校の先生であって、大学教授の内容には及ばないというレベルの分析をする芸人が何人か思い浮かぶ。先週の「ハライチのターン!」も聴いておかねばならなかった。当事者として、「M-1」のふり返りをたっぷりとする。敗者復活戦の舞台裏の話はさすがに面白く、さや香への共感が示されたりなどしていた。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...