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2023年5月4日木曜日

5月4日木曜日/海老名・さがみ野



◇ 海老名・さがみ野

 朝から外出。今日は海老名まで。海老名市立図書館にひさしぶりに寄ってみたが、横浜の図書館をよく利用するようになった目で棚を見ると、ここは TSUTAYA の棚そのものに見える。2階にコンセントのある席があり、ここでスマホの充電ができると思い、1階から雑誌をもってきて充電しながら読もうとしたら、この席は利用の手続きが必要なのだと、座ろうとしてから気がついた。以前、この図書館を利用していたことがあるから、ここの利用カードはまだもっているとは思うのだが、カバンから探し出すのもめんどうだ。1階に戻り、1階の普通の席で読む。先月に発売された「文藝春秋」の最新号の「私の人生を決めた一冊」という特集を読みたかった。小林信彦、菊地成孔、立川志の輔、鈴木保奈美、隈研吾、Aマッソ加納、スピードワゴン小沢といったあたりをつまみ読みしていく。ほかのページには、「タモリ俱楽部40年を語ろう」という渡辺祐と安齋肇の対談や、それから、三浦瑠麗の独占インタビューというのもあり、これにも目を通してみると、談春師匠の名が出てくる。岸田文雄の脳波を中野信子が調べるという妙な企画などもあった。巻末を見て、今さら知ったが、現在、「文藝春秋」の編集長は新谷学なんだな。


 昼食は遅めの時間になり、ショッパーズプラザの幸楽苑で、中華そば餃子セットというのを食べた。690円。海老名からさがみ野に移動し、ブックオフに寄っていく。今日からゴールデンウィークのセールが始まっている。110円の文庫本を5冊買っていく。会計時、合わない金額が表示されたので、「これ、2割引きになってるんですか?」と訊きなおしてしまったが、おばさんの店員はあわてる様子もなく、謝りもせず、たんたんとした妙なひとだった。

 相鉄ライフのドトールに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。隣りの席に大きなぬいぐるみを抱えた男の子が座り、そのお父さんとお姉さんらしき女の子は注文をしていて、そのあいだ、席には男の子だけだったのだが、なぜかこちらをじっと見つめてくる。ぬいぐるみを自慢したかったんだろうか。話しかけてやりたかったが、お父さんがいかつい男だったので、がまんする。

◇ テレビ・読書

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は上沼恵美子がゲスト。この番組には二度目の出演。前回もそうだったが、今回も、なんでこんなに挑むような調子なんだろうと思うほど。いわゆる「かかってる」というのかな。徹子さんに、今まで苦手なゲスト、いやなゲストはいなかったですかとしつこく訊く。上沼恵美子に比べると、和田アキ子なんかはずっと品がいいんだなと思う。

 昨夜の「水曜日のダウンタウン」は恒例の「みんなの説」。「ベロベロに酔ったふじいあきらを介抱していたらトランプを吐き出したとしても意外と受け入れちゃう説」「クールポコの背後に幽霊がいたら「なぁ~に~?」のところでネタ中止説」など。「あちこちオードリー」も観ると、こちらはオリエンタルラジオがゲスト。コンビでは初登場。中田敦彦のスタンスは面白いんだけど、どうも中身がなんにもないひとだ。

 部屋で読書の続きを。市立図書館で借りた、中島岳志・島薗進「愛国と信仰の構造 全体主義はよみがえるのか」を読み終えた。2016年刊、集英社新書。保土ヶ谷図書館で借りたものが読み終わらず、中央図書館で借りなおし、ようやく読み終えた。自分の知識量ではなかなか難しかったが、親鸞主義、日蓮主義が、全体主義とどう結びついていくのかといったところにはとても興味が湧いた。以下、気になった箇所の引用。P30 中島「日本ではいまだにナショナリズムと言うと、右派の思想だとレッテルをはられてしまう。しかし、実際は、ナショナリズムそのものは左派的な出自を持った思想だというのが政治学の常識です。」 P33-34 中島「ナショナリズムが統治の道具として活用される場合、ナショナリズムは国家の正当性を担保する原理へと転換していきます。いわば「国家は、国民のもの」から「国民は、国家のもの」という主張に変わっていくわけです。(略)「上からのナショナリズム」が「下からのナショナリズム」を乗っ取っていく。」 P101 中島「(略)親鸞主義は内面重視であり、日蓮主義は社会参加重視という傾向の違いがあると思います。一方、両者の共通点は何なのかというと、煩悶青年の存在が決定的に重要なのではないかというのが私の考えです。」 P117 中島「スタロバンスキーは、ルソーを読み解く中心的なキーワードは「透明」と「生涯」であると言います。どういうことかと言うと、ルソーにとって、高貴な人間というのは、内面と外観の間に障害物のない人のことなのです。(略)そこから出てくる政治的概念が「一般意思」というものです。」

2022年8月26日金曜日

8月26日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「THE TIME」を、香川照之が謝罪をすると思い、楽しみに録画しておいた。冒頭の謝罪だけ確認し、続いて、昨夜の「アメトーーク!」を観た。「すぐナメられちゃう芸人」というテーマで、アンガールズ田中、三四郎小宮、ダイアン津田、霜降りせいや、おいでやす小田、天津向、パンサー尾形、GAG福井が出演。先週と同じく、蛍原が濃厚接触者になったため、代打MCに陣内智則、先週の収録からケンドーコバヤシも居残りしていた。

 タイムフリーで、聴きそびれていた「爆笑問題カーボーイ」を途中まで聴く。冒頭、明治座の話をするかと思ったら、高田先生がKERAの芝居を観に行ったと「ビバリー」で話していたことに反応する。太田が「大きくもないような劇場だと思うんだけど」って、どこの劇場かをわかってないのか、それとも、シアターコクーンを知らないのか、あるいは、KERAはまだ小さい劇場でやっているという先入観があるのか。高田先生のブログの話もして、そしてまた、明治座の話に戻ってくる。ナイツについて「あいつはあいつの事情で、今、時事ネタやりにくいらしいんだけど。それはどうでもいいんだ。うははははは。(笑)」「しかも、漫才協会にさ、ドラフト会議で俺らを入れるっつうんだよ? 「キョウカイ」に俺らを入れるって、お前、どういうことだみたいな。お前、ほかのところに勧誘したいんじゃないのかみたいな。なんかいろいろ話しててさ。(笑)」

 昼は「ビバリー昼ズ」を聴き、午後は、録画している「徹子の部屋」をすぐに追っかけ再生で観てしまう。ゲストはココリコ。2000年に出演時、黒柳徹子と3人でコントをやっている映像も少し流れた。さすが、徹子さんもまだ60代で、すごくしっかりしている。

◇ さがみ野・海老名

 まだまだ蒸し暑くていやになるが、15時頃から外出する。まず、さがみ野に出て、ブックオフに寄る。なかなか買うものあり、買わざるをえない本と言うべきか、110円の文庫本を5冊、220円の単行本を3冊、雑誌を1冊買っていく。さがみ野から海老名に移動し、どこで食べようかと迷うのもいやになり、松屋に決めてしまう。スパイシーキーマ牛めしを食べた。550円。



◇ 読書・雑誌

 ビナウォークのドトールに入り、ひと休み。ブックオフで買った本をさっそく広げる。「なめんなよ 又吉のかっとびアルバム」という「なめ猫」の写真集が文庫化されていたとは知らなった。2016年刊、立東舎文庫。ほんの6年前だ。しかし、親本が何年だったのかは、なぜかどこにも書いていないのだが、ウィキペディアにあたると1981年のようだ。今は80年代レトロが流行っているけれども、6年前ではまだその波はきていないだろうに、復刊された意図もいまひとつわからない。「なめ猫」が流行ったときには小学生で、「死ぬまで有効」という免許証ももっていたが、この写真集を目にした記憶はない。暴走族やツッパリなどの不良文化をネタにしているという点では横浜銀蝿の影響があるのか、リアルタイムのことを知らないから、そのあたりの解説を文庫につけてもらいたかった。あるいは、「ニャカ州産業大学のタモリンでございますよ~。」「ニャ~ゴヤのネコはミャ~ミャ~うるさいだギャー!」などというキャプションもあり、これも解説の必要性を感じる。「笑っていいとも!」が始まるのは 1982年のことだ。

 ブックオフでは、「文藝春秋」の8月号も買った。この号は古本で見つけたら読みたいと思っていた。まず、創刊100周年企画として、映画の特集があり、小林信彦の「わが洋画・邦画ベスト100」をとても読みたかった。過去には「ぼくが選んだ洋画・邦画ベスト200」(文春文庫)という本も出しているが、今回はその半分。しかし、「火口のふたり」や「ドライブ・マイ・カー」といった新しい作品も入ってくる。「ベスト200」はいつ読んだのか忘れてしまったが、今はありがたいことに、アマゾンプライムを調べてみると、古い洋画はけっこう観ることができそうだ。それを読んだ当時は、500円のDVDが出始めた時代ではなかったか。ほかにも、芝山幹郎による仲代達矢インタビューや、蓮實重彦によるジョン・フォード論が載っていたり、読みごたえのある特集だ。「文藝春秋が報じた映画の肉声」という記事も面白く、そのなかには、1993年9月号に掲載された、奥山和由による「ビートたけしへの訣別」もあった。その当時の、奥山の「ソナチネ」評。「危惧していた以上にエンタテイメントからは遠く隔たった、やはりプライヴェートな映画であり、そして非常に困ったことに私はこの映画が好きだった」「それは売ろうという『熱』を相殺するようなテーゼがこの映画の中で脈打っているからなのだった。走り続けてどうするんだよ、疲れたんだろう? もう休んだらいいよ、結局何もありゃしないんだからとこの映画は見る者に囁きかけてくる」「たけしは人を醒まそうとする。人は成功や幸福を求め、そのための不自由に耐え、常識と共同社会の不文律、そして人間関係の維持に縛られてゆくものだが、たけしは人間のウェットな関係を切り捨てようとする。体温を拒否する」

 ほかのページには、山下達郎のインタビューも載っている。聞き手は真保みゆき。大瀧詠一について語っている箇所を特に興味をもって読んだ。「(略)大瀧詠一さんはその博覧強記ゆえに、厳密な意味でのミュージシャンという枠からは少し外れていたように思えるんですよ。アイディアマンというか、むしろエッセイストとかのほうが、音楽以上にうまくいったんじゃないかと思う」「アイディアに興味はあっても、それを音楽的にどう具体化していくかに関しての好奇心、努力というものが、そんなに好きじゃなかったように僕には思えた。テクノが出てきた時、これこそ大瀧さん向きだと思って、『コンピュータ・ミュージックをやればいいのでは?』とずいぶん勧めたけど、絶対にやらなかったものね。それは今でも不思議です」


◇ ライブ

 冷房がきつくてたまらず、鼻水が止まらなくなり、ドトールを早めに出た。隔月恒例の「タイタンシネマライブ」を観るため、TOHOシネマズ海老名に。チケットを早々と発券してしまい、まだ開場していないと思ってロビーで待っていたが、10分前になってもアナウンスがなく、いったいいつから開場していたのかわからなかった。D列、右端の席に座る。19時半開演。登場順に、シティホテル3号室、ダウ90000、まんじゅう大帝国、ダニエルズ、ストレッチーズ、キュウ、脳みそ夫、ジグザグジギー、日本エレキテル連合、ウエストランド、つぶやきシロー、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題という13組。いちばんの期待はダウ90000 だったが、まさか2番目に登場するとは思わなかった。ゲストとはいえ、タイタン勢のほうがキャリアはあるだろうから、気を遣ったのだろうか。今日は複雑なアンジャッシュみたいなコントをやっていた。ストレッチーズもまだキャリアは浅いのだろうか、いつもは序盤にタイタン勢が続くが、ストレッチーズも早めに登場した。独自のアイデアがある漫才で、アドリブを試す余裕もあり、面白かった。ひさしぶりに観たジグザグジギーは自身らをネタにしたコント。「キングオブコント」の予選では物議を醸したようだ。BOOMER&プリンプリンのドラえもんのコントはおなじみのネタなのだが、そういえば、このコントにはホームレスのネタが入るのだった。うな加藤は無頓着で、ウケないのを不思議そうにしていたが、河田は差別を気にしていた。爆笑問題は統一教会ネタに期待したが、そこまでのものはなかった。エンディングのトークでは、まず、ダウ90000 の8人が登場する。彼らが日芸出身だということをここで初めて知った。蓮見翔がほぼひとりでしゃべっていたが、爆笑問題に対し、ちょっと興奮している感じだった。21時40分頃に終演。

 夜遅くに帰宅し、朝に途中まで聴いた「爆笑問題カーボーイ」の続きを聴いた。オープニングのあとには、おぎやはぎが乱入する。いつもは聴きながら眠ってしまうことも多く、それっきりになってしまうが、なんだかひさしぶりに最後までしっかりと聴いた。

 夜中になっても蒸し暑い。ツイッターを見ると、日高大介氏からまた別のツイートにリプライをいただいた。3年前の高島忠夫の訃報が出たときの「ドレミファドン」の映像に出ていたものまね芸人について書いたツイートに対し、わからなかったことを教えてもらった。なぜ今ごろと、正直、ちょっと困惑もするのだが、話を切るのも申し訳ないから、質問で返した。深夜1時半頃に眠る。

2022年6月10日金曜日

6月10日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ テレビ・雑誌

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「SONGS」は香取慎吾の特集。野宮真貴と「東京は夜の七時」を歌ったり、新しい学校のリーダーズのダンスとコラボし、美空ひばりの「東京タワー」をカバーしたりなど。タイムフリーで、しばらく聴いていなかった「山下達郎のサンデー・ソングブック」と、続けて、細野晴臣の「Daisy Holiday!」を聴きながら、ブログの更新をひとつ。ツイッターを見ると、石井隆の訃報が。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「FRIDAY」を読んでいたら、たけしの写真が目に入り、「テレビのウラ側」という連載コラムだが、なにかと思えば、アマゾンプライムで復活するという「たけし城」について書かれていて、「番販」がテレビ局にとって大きな利益をもたらすようになっているという記事なのだが、「番販」とはなにかというと、番組販売のことなのである。なんにせよ、「FRIDAY」にたけしの写真が載っていることにちょっとどきっとするが、ここで思い出したように、たけしの公式サイトを覗いてみると、6月3日付けの書き込みがあり、ある出版社からインタビュー記事を依頼されて応じたが、話した内容とまったく違う見出しをつけられたといって呆れている。これって「文藝春秋」のことだろうか。

 「週刊ポスト」も読むと、こちらの巻頭グラビアには、玉袋筋太郎が「電動キックボードで西新宿ドライブ」という体験記事が載っていた。たけしの連載はファスト映画について。「でも、これってそんなにオオゴトなの? オイラは観客をたったの2時間も楽しませられない「作り手」のほうがよっぽど問題だと思うけどね。」「そもそも映画は、ある人物の人生やらを何十倍も早回して、「たった2時間」にまとめたものなんでさ。」「若者を批判するヒマがあったら、もっと良い映画を撮ればいい。」「ただ、オイラは「時間をムダに使う贅沢」を知らない若者を可哀想だと思っちまうんだよな。」

◇ さがみ野・海老名

 午後から外出。まず、さがみ野に出て、ブックオフに寄っていく。110円の文庫本を3冊、新書を1冊買った。氏神一番のサイン本をどういうわけかまた入手した。4月に中野のブックオフで入手して以来、2ヶ月ほどのあいだに2冊もサイン本を入手するとは、なかなかあることではない。サインをもらうほうも、いったいどういうつもりで手放しているのか。

 それから、相鉄ライフのくまざわ書店に寄り、ここで「文藝春秋」のたけしの記事を立ち読みしていく。こういう記事が出ることは、「週刊文春」に載っていた広告で知っていた。「上島竜兵はなぜ死んだ?」という見出しだが、読んでみると、たしかに内容とはまったく合っていない。むしろ、そのようなマスコミの詮索に批判的なくらいだが、しかし、語っている内容はとてもいいもので、それだけに、なおさらこの見出しはもったいない。だいたい、たけしが文春の取材にわざわざ応えたというのも、上島のことならばということではないのか。

 さがみ野から海老名に移動する。どこかで食べようかと迷いながら、ショッパーズプラザに行ってみると、フードコートにプルニマという店を見つけ、カレーとナンのセットを食べた。バターチキンカレーを選ぶ。600円。それから、ビナウォークのドトールに入り、しばらく読書をする。




◇ ライブ

 TOHOシネマズ海老名で、偶数月恒例の「タイタンシネマライブ」を観た。B列、いちばん右側の席に座り、スクリーンを見上げるかたちだが、映画とは違って、ライブ中継はこの角度でもさほど観にくいことはない。19時半開演。出演順に、ダニエルズ、XXCLUB、シティホテル3号室、キュウ、脳みそ夫、まんじゅう大帝国、日本エレキテル連合、ウエストランド、アイデンティティ、Aマッソ、ダンシング谷村、ハライチ、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題。

 今回、ダンシング谷村の出演が唐突で、いちばんの謎だったのだが、なかなかものまねに入らず、営業のエピソードをえんえんとしゃべってから、ようやくネタに入ったと思ったら、顔まねメドレーだけで簡単に終わってしまった。ハライチの漫才は新ネタだろうか、桃太郎ではなく鬼を育てていたという一点突破型のネタ。Aマッソも、コントではなく、漫才だった。タイタン勢では、今回はウエストランドに涙が出るほど笑わされた。あるなしクイズのネタは、以前もやっていたが、井口のしつこさが面白く、河本が笑ってしまうというのも意外といいような気がする。今年の「M-1」はこのネタでいくんじゃないか。エレキテルもあいかわらず狂っていて、男性アイドルとそのやばいファンという設定のコントだったが、最後は奇想天外なオチで終わる。ダニエルズは、なぜか裸になってしまう YouTuber のコント。最初にズボンを降ろしたときに、下にベージュのパンツみたいなものを履いているのだが、動きまわるコントなので、それがわかりにくく、どうなってるんだろうと思う不安な状態がしばらく続いた。もっと早い段階で、下に履いていることをはっきりとわからせたほうがいいのに。爆笑問題は、選挙特番再登板をさっそくネタにしていた。エンディングは2組ずつ、まずは、アイデンティティとAマッソが、続いて、ダンシング谷村とハライチが一緒に登場してトークする。ダンシング谷村がえんえんとくだらなく、澤部のツッコミと、最終的に相性がよくなっていった。21時40分頃に終演。

 行き帰りの電車で、爆笑問題「時事漫才」を一気に読み終えた。2018年刊、太田出版。現在は「Hanada」で連載中の「爆笑問題の日本原論」シリーズの、単行本はこれが今のところの最新刊にあたる。太田によるあとがきでは、左から右へと大移動した掲載誌の変遷について書かれている。「『WiLL』は保守論壇の最たるものであったが、私としてはあくまで漫才のネタであり政治的主張をするつもりはなかったので連載することに特に躊躇はなかった。二〇一六年、花田さんが版元と袂を分かって『Hanada』を創刊した時も同様だ。」「熱心な『Hanada』読者にとって、みうらじゅんさんと爆笑問題は特異な執筆者だろうが、あのなかにいることは逆に面白い。「なんでこいつ、ここにいるんだ?」といぶかしがられながら、『Hanada』の読者が笑ってくれれば嬉しい限りだ。」

 夜遅くに帰宅し、録画していた「ミュージックステーション」の2時間スペシャルをざっと早まわしで観た。それから、Spotify で、宇多田ヒカルのライブ盤を聴きながら、深夜2時頃には眠った。


2022年5月2日月曜日

5月2日月曜日/GWのブックオフ

◇ 生活

 朝にいったん目覚め、ブログの更新をひとつ。またすぐに眠りなおし、昼前に起きあがる。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつけておくと、12時台は、島津亜矢がゲスト。高田先生が絶好調で、島津亜矢が笑いっぱなし。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。オープニングの終盤には、つい先日に亡くなった岸野猛師匠のエピソードを話していた。14時台は、友近がゲスト。


 15時前から外出。パーカーを着ていくと、外に出てみたら、意外とまだ寒い。まず、三ツ境に出て、キッチンPocoに入り、生姜焼き丼を食べた。クリックポストを投函する必要があり、うちからいちばん近い郵便ポストだったら 15時までに出せば確実だったのだが、ほかの郵便ポストでも大丈夫だろうと思っていると、三ツ境駅までの道のりにある郵便ポストはすべて15時前に集荷が済んでしまっていた。三ツ境方面はなぜか集荷が早いようだ。三ツ境の郵便局の前にある郵便ポストならどうだろうかと、行ってみると、15時15分の集荷があり、ポストに入れようとしていると、ちょうど集荷のクルマが停まっていて、おじさんがまだ大丈夫ですよといって、親切に受け取ってくれた。この郵便ポストは平日は17時台にも集荷があり、もしもの場合には覚えておこう。それとは別に、チケット代を振り込む必要もあり、ゆうちょ銀行を利用するが、メールに書いてあるどの番号を入力すればいいのかわからず、まごまごしてしまった。やりなれていないと、さっぱりわからない。何度か試すことになったが、なんとか無事に振り込み完了。ある劇団のホームページから購入したチケットだが、送料を含めても、プレイガイドで買うよりも手数料は安く済む。


◇ 瀬谷・さがみ野

 ゴールデンウィークのセールを目当てに、瀬谷のブックオフまで。アプリ会員は20パーセント引き。110円の文庫新書を6冊、220円の単行本を2冊買い、100円引きクーポンも併用する。それから、瀬谷駅のほうまで歩く。仕事の都合でよく歩いていた時期もあったが、瀬谷はいつぶりになるだろうか。北口のイトーヨーカ堂が建設中だったころを知っているが、南口に着いてみると、こちらも変化していて、以前の状態が思い出せないほどだった。イトーヨーカ堂が完成してからも、訪れるのは初めてのはずだ。



◇ マンガ

 瀬谷からさがみ野に移動し、もう1店、ブックオフに。なんだか今日は、単に読みたい本を躊躇なく買うだけの日になってしまった。110円の文庫新書、コミック、合わせて7冊買う。相鉄ライフのドトールに入り、ひと休み。ブレンドと、ブリオッシュショコラを食べ、買ったばかりのマンガをさっそく読みたくなってしまった。

 いがらしみきお「ふつうのきもち」を読んだ。2020年刊、双葉社。これは素晴らしい。シンプルにすごいことを描いているマンガだ。小学生の男の子と、その家族や友だちの日常を、果てしないようなアングルで捉えている。初出はWEBコミックアクション。2018年から連載されていたが、終盤にはコロナ禍に突入し、テーマもコロナ禍になっていく。普通のことを描こうとしていたこの作品が、もし、コロナ禍にならなかったら、もっと傑作になっていた可能性も考えたくなったが、しかし、コロナにならなかったとしても、普遍的でありながら、時代の空気は大いに反映されているようにも感じられる。あとがきを読むと、「一般意志」をマンガにしようと思ったということが語られている。


◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、ヒロシがゲスト。不思議とヒロシはこの番組によく呼ばれている気がする。放送中の「しゃべくり007」も追っかけ再生で観てしまう。ゲストはJP。「ものまねグランプリ」の司会だった郡司恭子アナに思いを寄せていたという素のJPも面白かった。芸の力量だけでなく、JPにはひとのよさもあるのがだんだん見えてきた。ものまねコーナーもあり、原口あきまさ、河口こうへい、No.ナオト、今井らいぱちが登場。今井らいぱちってひとは、なんだか見覚えがあると思ったら、ヒガシ逢ウサカというコンビだったひとだ。河口こうへいの渡辺正行のものまね、何度観ても最高。

 タイムフリーで、聴きそびれていた「ナイツ ザ・ラジオショー」を連続して聴いていった。先週月曜は、大自然がゲスト。あまり興味のないコンビだったが、エピソードは意外と面白く、飲み会で一緒になった中山美穂の話が傑作。「伝説の一日」の「さんまの駐在さん」のリハーサルに、代役として参加した話も興味深く聴いた。先週火曜は、濱田祐太郎がゲスト。先週水曜は、とろサーモンの代役で、FUJIWARA がゲストだった。

 深夜、眠れなくなり、ブログの更新をひとつ。昨日、ひさしぶりにツイートしたら、通知が気になってしかたがなくなったが、通知が落ち着いてしまうと、それはそれで、そのあとにはなんともいえない静けさがやってくる。しかし、そもそも、ツイートなんかしなければ、そんな静けさを感じることはないんだけれども。この静けさに耐えられず、もうひとつツイートなんてやっていると、ずるずるとツイッター依存ということになっていく。

 配信依存につき、眠れない夜は、アマゾンプライムでドラマを観るしかない。「トワイライト・ゾーン」の第3話は、白人警官が不気味な悪役として登場する。ドラマは古典的だが、背景にはブラック・ライヴズ・マターがあり、時代の空気をたっぷりと吸い込んでいる。

2022年2月11日金曜日

2月11日金曜日/「タイタンシネマライブ」


◇ さがみ野・海老名

 早朝から眠り、3時間ぐらいで目覚めるが、もう1時間ぐらいずるずると過ごし、ようやく起きあがる。予報では積雪10センチだと言われていたが、外を見ると、雪はあまり積もっていないようだ。録画していた昨夜の「アメトーーク!」は「立ちトーーク」。とろサーモン久保田が、太田家に行った話をしていた。ブログの更新をして、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴きながら雑務。午後は、「中川家 ザ・ラジオショー」は祝日の特番のためにお休みだった。

 午後から外出。三ツ境からさがみ野に出て、ブックオフに寄る。なかなか買うものあり、220円の単行本を3冊、110円の文庫新書を8冊買った。ライフの東秀に入り、豚焼肉丼を食べる。さがみ野から海老名に移動し、ショッパーズプラザのフードコートにあるマクドナルドで、ホットコーヒーと、アップルパイを食べた。フードコートで、そのまま、30分ほど過ごし、2階のキャンドゥに寄り、爪切りを買っていく。部屋のなかで爪切りを紛失し、爪を伸ばし続けるわけにもいかず、ふたつあって困るものでもないので買っておく。


◇ ライブ

 TOHOシネマズ海老名で、「タイタンシネマライブ」を観る。今回は開演が 17時半と早く、またコロナのためかと思ったら、祝日だからのようだ。この時間では、なかなかのんびりもできない。10分前には入場。入り口で「号外」をもらう。表紙はまたウエストランド井口。クリアファイルはなく、前からなかったんだっけか、記憶がはっきりしない。スクリーンはまた別の場所に移っていた。3列目、いちばん右端の席。開演前には、「田中裕二の野球部」の配信ライブの映像が少し流れていたが、これを金を出して観る人間の気が知れない。出演順に、まんじゅう大帝国、ダニエルズ、春とヒコーキ、トム・ブラウン、キュウ、シティホテル3号室、ウエストランド、脳みそ夫、タイムマシーン3号、日本エレキテル連合、スピードワゴン、プリンプリン、爆笑問題。やっぱり時間帯が早いせいか、あたまが冴えないまま座ってしまい、最初の3組はうとうとしながら観ていた。まんじゅう大帝国からスタートでは、どうもテンションが下がる。今回はウエストランドのあるなしクイズのネタにいちばん笑った。今年の「M-1」はこれで勝負するんじゃないだろうか。そのあとの脳みそ夫もなんだこりゃというネタで、まんじゅう大帝国と脳みそ夫は低い段階でピークアウトを迎えてしまっているかのようだ。エレキテルはどうかというと、エレキテルは面白いのだ。雑誌のインタビュアーが失礼なコント。ウエストランドとエレキテルは、日頃の鬱憤を爆発させている。ゲスト陣、スピードワゴンは19年ぶりの「タイタンライブ」出演となるようで、漫才をやること自体があるのかもわからないが、新ネタなのだろうか、おなじみのギャグも使わず、軽々と、まるで危なげのない舞台をこなした。プリンプリンひと組だけの出演もひさしぶりではないだろうか。エンディングのトークによると、伊勢がコロナになったようだが、むしろ、今のプリンプリンの充実ぶりがわかる出来栄えで、これは東洋館でウケまくるはずだ。エンディングトークはゲスト3組がひと組ずつ登場。スピードワゴン小沢は長井秀和と仲がよかったようで、今日も長井秀和がいると思っていたそうだ。井戸田は、保険の営業マンに連れていかれた怪しい飲み会で長井秀和に会った話をした。2時間ほどで終演。



 

◇ 雑誌・テレビ

 まだ時間が早く、サイゼリヤに寄り、ソーセージピザを食べ、読書をしていく。先日、ブックオフで買った、「クイック・ジャパン」のハライチ特集を読む。昨年4月に発売されたものだが、岩井、澤部、それぞれのインタビューがあり、岩井のインタビューを特に興味深く読んだ。漫才の単独ライブはやらないと公言していることは知らなかった。(漫才は)「もともと落語の間にやる出し物ですよね。」「寄席をにぎやかすものであって、その人たちでひとつのライブを完成させるとかそういうことじゃないじゃないですか。だから漫才で単独ライブっていうのは違うんじゃないかなって思ってる節はあります。」  いわゆる「人間性が見える」漫才に懐疑的なところも面白い。「それと、これはずっと言ってるんですけど、お笑いの真髄って音楽だと思ってるんです。」 

 サイゼリヤに入る前に、ホームページから 22時閉店と確認し、2時間は読書ができると思って入ったが、実際は 21時閉店だった。とびらに貼り紙でもしてくれればいいのに。読もうと思っていた本には手をつけられず、1時間ほどで出て、三ツ境のダイエーで買いものしてから帰る。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、市川海老蔵がゲスト。いつの間にか髪の毛を伸ばし、白髪頭になっている。父・団十郎、小林麻央の話題を中心に。プペル歌舞伎にはまったく触れず。「ミュージックステーション」3時間スペシャルも早まわしでざっと確認する。Aimer が歌っているすがたを初めて観た。

 今日から始まったNHKの新番組、「星野源のおんがくこうろん」もさっそく観た。パペットの声を、高橋芳朗と大和田俊之がやっているのがすごい。第1回でとりあげるアーティストはJ・ディラ、っていきなりマニアックだ。スペースシャワーTVじゃないんだからっていうような番組をNHKでやっている。最後にはJ・ディラの母にインタビューしていたり、なかなか、手間暇をかけている番組だ。放送は全4回の予定。この番組はすべて録画保存しよう。Spotify で、J・ディラの「DONUTS」を聴きながら、深夜1時半頃に眠る。

2021年12月10日金曜日

12月10日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ ラジオ・テレビ

 早朝に目覚め、ブログの更新をひとつ。ラジオをつけたまま、もう少し眠りなおす。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、12時台は、水道橋博士がゲスト。「浅草キッド」にWモアモア役で出るはずだったそうで、これには驚いた。博士の「今気になるひとベスト3」があり、3位はカージナルス、2位はコラアゲンはいごうまん、1位は森田芳光。カージナルスの著書「湯ヶ島キッド」は、博士から語られるとたしかに面白そうだ。フライデー事件後、たけしがこもっていたのが湯ヶ島で、高田先生はそこにひとりで訪問しているのだ。コラアゲンについては、一之輔さんと二人会をやっていることを高田先生は知らず、驚いていた。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊現代」の井筒監督の映画評コラムでは、「BELUSHI ベルーシ」を絶賛していた。「米国の芸人は政治風刺をして一人前だ。日本の風刺芸人は元ザ・ニュースペーパーの松元ヒロだけか。」

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は年末恒例の「反省会」。品川庄司、わらふぢなるお、ウエストランド、コウテイ、ネルソンズというメンバーで、とても面白かった。ネルソンズの岸が考える口笛なるおの新しい芸名が面白かった。岸の面白さを初めて認識する。負け顔ができないというふぢわらには、変わっていくと思うと品川がアドバイスする。最近の品川は、哀感が漂っていて、感じがいい。

 「吉住のアナタとコント」という「THE W」の優勝記念番組も観た。吉住が、子役の村山輝星、実演販売士のタイガー尾藤、シソンヌじろうという3名それぞれとコントをする。さすが、じろうとのコントはアドリブの駆け引きが面白い。水曜の「ぺこぱポジティブNEWS」は、伊集院光と、ジャニーズの高橋優斗がゲスト。「ポジティビト」という新企画があり、松陰寺が田村淳を取材する。淳が「itakoto」という遺書動画サービスをやっていることは知らなかった。取材する前に、松陰寺が実際に遺書動画を撮るところから始まる。まさか、この番組が死を扱うようになるとは思わなかった。田村淳との対談は次週に持ち越し。今日の「徹子の部屋」は、佐野史郎がゲストだった。多発性骨髄腫であることを、この番組で初公表し、ネットニュースにもなっていた。番組では、そのあとに、亡くなった野際陽子、大杉漣との交友関係も語られていた。


 夕方から外出。まず、さがみ野に出て、ブックオフに寄っていく。しかし、特に買うものはない。110円の文庫本を1冊だけ、100円引きのクーポンを利用し、10円で買った。相鉄ライフの東秀に入り、豚焼肉丼を食べる。それから、海老名に移動する。ビナウォークのドトールに入り、パンは食べずに、ブレンドのみ。ドトールはもう、ろくなパンがなくてだめだ。読書をしたいが、眠気がひどく、スマホでラジオを聴きながら、30分ほど眠った。それからようやく読書。円丈の「落語家の通信簿」を、以前、少し読みかけただけで放置してしまっていたが、改めて読み始めることにする。滞在時間、1時間40分ほど。


◇ ライブ

 TOHOシネマズ海老名で、「タイタンシネマライブ」を観る。19時半開演。以前の開演時刻にようやく戻った。開演前には、「ウエストランドのぶちラジ!」のイベントの映像を流していた。出演順に、春とヒコーキ、日本エレキテル連合、パーマ大佐、シティホテル3号室、YES!アキト、ダニエルズ、まんじゅう大帝国、脳みそ夫、XXCLUB、キュウ、ウエストランド、鬼越トマホーク、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題。今回もゲストが貧弱な回だが、なんといっても、鬼越トマホークには笑わされた。このライブの特殊な空気をいじり、本ネタはやらず、オールアドリブの漫才でひっかきまわす。鬼越から、BOOMER&プリンプリンのマツケンサンバのコント、それから、爆笑問題という流れで、今回はなんとか面白くなったという感じだった。鬼越までの流れがとにかく重い。タイタン勢ではキュウが気になったが、漫才コントをやっていたのが珍しかった。「M-1」の敗者復活用のネタだろうか。たしか初登場だと思う春とヒコーキは、あんまり好きなタイプの笑いではないと今まで思っていたが、けっこう面白かった。エンディングはゲストが順に登場し、みんな、タイタンのオリンピックのTシャツを着ていた。ぴったり2時間で終演。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「ネタパレ」で、もも、ジグザグジギー、どぶろっくなどを観て、続けて「タモリ俱楽部」を観ると、アニメの「背景さん」の特集をしている。タモリが「君の名は。」や「千と千尋の神隠し」をどうやら観ているようなのが少々意外だった。それから、タイムフリーで、今日の「問わず語りの神田伯山」をさっそく聴くと、ちょうど、円丈の「落語家の通信簿」の話をしていて、志らく師匠のことをまたいじっていた。

 Spotify のポッドキャストで、水曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の「紳士交遊録」のコーナーを聴いた。このコーナーは、きたろうが出る水曜だけはだいたい聴いている。きたろうが珍しくスーツだと壇蜜が言うと、きたろうはこれは喪服だという。お世話になった関根サーカスの団長の奥さんが亡くなったそうで、きたろうは関根サーカスで、石丸謙二郎とともにピエロをやっていたのだ。その話は以前に聴いたことがあったかもしれない。それから、関根サーカスの思い出話が続き、終盤には、通りかかった中村ゆうじが飛び入り出演した。聴きながら梱包を片づけ、深夜3時過ぎに眠る。

2021年10月8日金曜日

10月8日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚め、ラジオをつけていると、昨夜の地震のニュースをずっとやっている。録画していたテレビを観る。ワンクール限定の新番組「考えすぎちゃん」は、パラビで配信されていた番組が、地上波初放送ということらしい。ファーストサマーウイカ、DJ松永、ハナコ岡部、佐久間宣行というメンバーのトーク番組。ナレーションを、なぜか、TBSの堀井美香が務めている。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、亡くなったすぎやまこういちが、日本のテレビ界においていかに巨人だったか、バラエティ番組の礎を作った人物だということを高田先生が説明する。それから、磯山さやかから重大発表があるというので、いったいなんだと思うが、出演者とスタッフのなかでは松村邦洋だけがそれを知らされていない。どうやら深刻なことではなさそうだったが、エンディングに発表されたそれは、事務所を独立するということだった。午後は「中川家 ザ・ラジオショー」を。14時台のゲストはネルソンズ。昼になると、また部屋が暑くなり、いっこうに秋にならない。


 14時半過ぎから外出。10月なのに、どうかと思うくらいに暑い。まず、さがみ野に向かい、ブックオフに寄っていく。110円のコミックを2冊だけ買った。さがみ野で食べて行こうと思い、相鉄ライフの東秀に入り、生姜焼き定食を食べる。日高屋よりも東秀派なのだけど、店舗数が少ないのか、あまり見かけない。ついでに、くまざわ書店も覗いていく。さがみ野から海老名に移動し、ビナウォークのドトールに入り、ひと休み。パンが売り切れてしまっていて、アイスコーヒーのみ。読書をするが、眠くなってだめ。音楽を聴いて、時間をつぶす。ずっと家にいる日が続いたせいか、やけに疲れてしまう。


◇ ライブ

 TOHOシネマズ海老名で、「タイタンシネマライブ」を観る。18時半開演。出演順に、ゆりありく、シティホテル3号室、キュウ、脳みそ夫、XXCLUB、ダニエルズ、まんじゅう大帝国、日本エレキテル連合、ウエストランド、永井佑一郎、宮下草薙、ぺこぱ、BOOMER、爆笑問題。ゲスト3組とエンディングトークがあり、20時半に終演した。今回はひさしぶりに爆笑問題がいちばん面白かった。岸田首相が野球に例えるネタ、医者がミッキーになっちゃうネタ、「大鶴しか義丹」に笑う。吉本興業を辞め、田原俊彦の事務所に移籍した永井佑一郎が初登場し、当然、アクセルホッパーを期待したが、「爆笑レッドカーペット」でやっていた語尾に「ナイツ」をつけるネタをやっていた。そんなネタのことはすっかり忘れていた。その当時から、ナイツが売れ始めていたので違和感があるネタだったし、アクセルホッパーをもうやらないというだけならばわかるが、当たらなかったほうのネタを後生大事にしている意味がわからない。ぺこぱも「タイタンライブ」は初登場で、ネタを間違えてめちゃくちゃになっていたが、スタイルができあがっているから、間違えようがどうなろうが面白い。決めフレーズの出し惜しみもなく、賞レースを通過して、おおらかな漫才になっている感じがする。タイタン勢では、まず、ゆりありくの新人の猿がこのライブでは初お目見え。「ゆりありく」を名乗るものの、二代目は名前が「りく」ではないのだが、今回はほかの猿も登場した。エレキテルなんかは、先日の「キングオブコント」を観ると、今の潮流にいちばん乗れそうな感じがするのだが。

 夜遅くに帰宅し、首と腰が痛く、ラジオを聴きながら横になる。なんだかわからないが、やたらとのどが渇く。ブログの更新をひとつ。深夜1時前に眠る。

2021年9月1日水曜日

9月1日水曜日/「ドライブ・マイ・カー」

◇ テレビ

 9月になった途端に、ウソみたいに涼しくなってしまった。朝はまず、ブログの更新から手をつけるが、時間がかかり、仕上げられなかった。録画していたテレビ番組をいくつか。土曜日の「お笑い向上委員会」をようやく観ると、この番組では「ものまね三銃士」と呼ばれている、くっきー、ハリウッドザコシショウ、ガリットチュウ福島が登場した。くっきー、ザコシショウは、放送上は「ラフ&ミュージック」に続いての出演ということになり、番組内でもそのことを言うのだが、もちろん、「向上委員会」はそれ以前に収録されている。さんまは「ラフ&ミュージック」という番組があることすら知らない様子だった。それにしても、くっきーの発するひとことがすべて面白く、視覚的な印象がどうしても強いが、意外と、言葉で笑わせるひとでもある。

 午後から外出。雨の予報が出ていて、ビニール傘をもって出る。海老名で映画を観ようと思うが、その前に、さがみ野で降り、ブックオフに寄っていく。しかし、わざわざ寄ったがまるでいいものなし。110円の文庫本を1冊だけ買っていく。ブックオフを出ると、小雨が降り始めていた。海老名に移動し、温かいものが食べたくなり、らあめん花月に入り、嵐げんこつラーメンを食べた。720円。それから、ビナウォークのドトールに入り、ブレンドとクイニーアマンを食べた。3日前に買った「村上春樹 雑文集」をさっそく読み始めてみたが、「小説家とは、多くを観察し、わずかしか判断を下さないことを生業とする人間」という、核心に迫るような言葉がいきなり現れ、これは読んでおいて損はない。



◇ 映画

 TOHOシネマズ海老名で、濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」を観た。3時間弱の大作だが、これだけは劇場で観ておきたかった。もう1本、山田洋次監督の「キネマの神様」も劇場で観たいと思っていたが、年寄りが観る映画だと決めつけているのか、どこの劇場も午前中の上映ばかりで、これは観に行けない。17時50分の回、上映開始15分前にチケットを買ったが、売り切れ寸前で驚いてしまった。座席は間隔を空けた販売ではあるが、どのくらい宣伝されているのかもわからず、そんなに埋まっているとは思っていなかった。1列目、2列目の端っこに、3席残っているのみ。普通だったらとりたくない席だが、今から帰るわけにもいかず、2列目の右端の席をとった。上映直前にチケットを買うのが当たり前だと思っていたが、今やもう、ネットで事前に買ったほうがいいということかな。今日はファーストデイ、1200円だが、シネマイレージカードの更新があり、300円余計にとられてしまい、なんのために安い日にきたのかもわからなくなった。スクリーンは4D上映にも使うスクリーンで、座席はゆったりしていたが、座ってみると、やっぱり、スクリーンを斜めに観るかたちになり、あまりいい席ではない。隣りの席のお客さんがなかなかやってこなくて落ち着かなかったが、予告編が始まってから、お婆さんがやってきた。コントみたいな状況だが、お婆さんはビニール袋をもっていて、直前までがしゃがしゃと音を鳴らし、映画が始まってもずっと抱えているので勘弁してもらいたかったが、少ししたら、隣りの空席に置いてくれてほっとした。

 開始直後はお婆さんのビニール袋が気になってしまったが、映画にのめりこむまでにはさほど時間はかからなかった。席の悪さもすぐに気にならなくなる。序盤に多くのことが語られ、これだけで別のドラマが作れるくらいの惹きつけられる展開があったが、真に語られることはその先にあった。濱口竜介監督の前作である「寝ても覚めても」を予備知識もなく観て、わけもなく惹き込まれたのは、不穏な空気と違和感にだったが、今作の序盤、セックスシーンで、西島秀俊の背中と霧島れいかの顔を映す場面があり、その表情にはぞっとさせられる。この演出がまず、不穏だった。その先は、西島秀俊と三浦透子の物語になり、そして、もうひとつの主役がクルマだった。村上春樹の原作はどうなっているのか知らないが、映画では、クルマが走ることで、人間の心理も走るような感じがある。移動距離と心理の動きが連動していて、たしかにそういうことはあると思わせる。クルマの移動が脳に及ぼすものの謎を描いているのではと思うくらいだ。車内の場面で、岡田将生が語る顔にもまた、不穏な空気がある。それから、戯曲が重要なものとして登場するが、戯曲というのもまた不思議で、起きたことも、これから起こることも、あらかじめ、チェーホフがすべて言い当てているかのようだ。多言語で、さらには手話も含まれ、会話がなされるという、特殊な手法が成立する演劇もまた、謎に満ちている。隣りの席のお婆さんは、手話の場面になったら一緒に手話をやっていて、このお婆さんはいったいなんなんだと驚かされた。ラストシーンも、想像させる幅のあるもので、3時間観てもなお、観るものはこの映画を完結させられない。

◇ ラジオ

 すぐに帰るつもりが、読書に集中していて、電車を乗り過ごしてしまった。夜遅くに帰宅し、タイムフリーで、日曜に放送された「村上RADIO」を聴いた。不定期の放送でかなり聴き逃しているが、今回は村上作品に登場する音楽の特集。坂本美雨もいない、村上春樹ひとりの放送だった。終盤は眠ってしまい、2時間ぐらいで目覚め、また、終盤を聴きなおした。ラストに菅首相の言葉を引用し、ジョークで批判していた。それがネットニュースになっていたおかげで、この放送を知れたのだが。

 そういえばと思い出し、Spotify のポッドキャストで、昨日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングを聴いた。はるな愛がパラリンピック開会式の舞台裏をしゃべっていた。この放送で、なだぎ武もゲストに出たと知り、その回も探して聴いた。8月19日木曜の放送。こちらでも開会式の裏話をしている。はるな愛は公募だが、オファーされたであろうなだぎ武も、ボランティアみたいなもので、ギャラはほとんど出ていないようだ。弁当は塩むすびが出ただけとも話していた。あの予算はいったいどこに使われているのか。

 昼に聴きそこねた、今日の「ビバリー昼ズ」も聴いた。柳家喬太郎がゲスト。また映画に出演したそうで、その話が中心になる。深夜にまた、録画していたテレビ番組をいくつか、ざっと早まわしで観て、消去する。「お願い!ランキング」は、「はなつまみ」ではなく、別の企画をやっていた。深夜になると、少し肌寒いくらいになった。Spotify で「ドライブ・マイ・カー」のサントラを聴きながら、映画を反芻しつつ、朝まで、ブログに手をつける。


2021年7月16日金曜日

7月16日金曜日/夏は読書が進まない


◇ 夏バテ

 ここのところ、県央地区に行く用が増え、今日も朝から愛甲石田に。昼食はだいぶ遅い時間になってから、海老名駅の改札内の箱根そばにで、冷やし肉おろしそばを食べた。500円。海老名でひと休みしようかと考えていたが、ひとの多さにいやになり、さがみ野に移動した。ドトールに入り、アイスコーヒーとブリオッシュショコラを食べた。ブックオフにも寄っていくが、めぼしいものが見当たらず、文庫本を2冊だけ選ぶが、それだけではつまらない。この店では、1年以上前に「ミュージック・マガジン」のバックナンバーが大量に仕入れられ、いい特集の号はそのときにごっそり買っていったが、それがまだかなり売れ残っていて、しかたがないから、それをまた4冊買っていく。しかし、暑くなってからは読書がまったく進まなくなった。電車内でも、今日はずっと、Spotify でフィッシュマンズを聴いていた。

 夜遅くに帰宅し、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いてから眠った。毎日楽しみになってきた東京の新規感染者数は、今日は 1271人。昨日よりは少し低いが、千人超えが続いている。

2021年6月11日金曜日

6月11日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ テレビ

 朝、録画していた昨夜の「アメトーーク!」を観た。「大学お笑いサークル芸人」。観ていると自分の落研時代の記憶が蘇ってくるもので、落研とは別に、当時もお笑いサークルはあったが、どうせつまらないだろうと思って学園祭のときに冷やかしで観に行ったら、やっぱりつまらない。あのサークルはすぐになくなってしまったのだろうか。早稲田のWAGEというのがわれわれよりも少し下の世代のはずで、そのあたりからお笑いサークルが増え始めたという印象がある。自分はナイツと同世代だが、雛壇のメンバーは、ミルクボーイ、マヂラブ野田らで、およそ10年下の世代なのだ。ラランドになると、さらに10年下。ラランドは大学の後輩にあたるが、20年も離れていると完全に断絶している。

 ブログの更新をひとつして、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」に、ついに花澤香菜が登場。聴きながら、オンライン将棋を指す。ブログからちょっと目を離していたら、アクセス数が跳ねあがっているのでなんだこれはと驚いた。ツイッターにリンクでも貼られたのかと思ったが、しかし、統計情報を確認してみると、ドイツからのアクセス数がなぜか多い。誰にも知らせずに書いているこのブログだが、まさかドイツから火がつくとは思わなかった。

◇ 海老名

 午後から外出。夜に海老名に行くことになっているが、その前に、さがみ野で下車して、ブックオフに寄っていく。眠気がひどく、まず、そうてつローゼンに寄り、リアルゴールドを買って少し飲んだ。くまざわ書店にも寄り、「週刊文春」の小林信彦の連載の「東京の暴れん坊」について書いているところを読みなおした。なるほど、小林信彦は前半を褒めたとある。ブックオフは、わざわざ途中下車したわりには収穫なし。110円の文庫本を2冊だけ買っていく。海老名に着き、封筒を買う必要があり、駅から少し離れた島忠まで。すぐに戻り、イオンの未来屋書店に寄り、リサイクル本のコーナーを見ていくが、百均の棚はやめてしまったようで、ここはいよいよ用がない店になった。ビナウォークのドトールに入る。カウンターを向かい合わせにしたような席にしかたなく座るが、一応、真ん中に衝立はあるものの、透けて向こう側が見えるガラスになっている。向かいにほかの客がいるので、顔も上げられない。わざわざ落ち着かない席を作り、回転率をあげようという考えなのだろうか。15分ほどがまんしていたが、奥の席が空き、すかさずそちらに移動した。

 志賀直哉「小説の神様・城の崎にて」(新潮文庫)を読み進めていたら、「赤西蠣太」という短編に「小江」(さざえ)という美しい腰元が出てくる。蠣太の親友が鱒次郎、按摩の安甲(あんこう)というのも出てきて、もしかしたらこれは、長谷川町子はこの小説を読んでるんじゃないかと思い、検索してみると、どうやらやっぱりそうみたいだ。長谷川町子は「赤西蠣太」からサザエという名前をとったようだ。「サザエさん」の熱狂的なファンには知られる話なのだろうか。しかし、「サザエさん」に熱狂するファンというのもあんまり想像がつかない。

◇ ライブ

 TOHOシネマズ海老名で、18時半から「タイタンシネマライブ」。田中裕二が声優を務める「ゴジラvsコング」の予告編があり、それから、出演順に、ネコニスズ、ダニエルズ、キュウ、脳みそ夫、まんじゅう大帝国、シティホテル3号室、アイデンティティ、XXCLUB、日本エレキテル連合、ウエストランド、錦鯉、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題という13組。エンディングトークにはゲスト2組、アイデンティティと錦鯉がいっぺんに登場した。もうこの人数で舞台上に立ってもよくなったのか。今回はゲストが薄く、いつも不思議なのだが、ゲストが豪華なときと、回によってなぜこんなにムラがあるのだろう。エンディングで話されていたが、そういえば、最初はサイクロンZの出演が予告されていて、コロナかどうかの説明はなかったが、同じ太田プロのアイデンティティに変更になっていた。アイデンティティは前回の出演も、インフルエンザになった鶴太郎の代演だったという。しかし、サイクロンZだとしても、それはそれで唐突な感じはする。今回は、相対的に BOOMER&プリンプリンが面白かったと思ったが、すぐあとに登場した太田が「ウケてなかった」と言う。これもいつも思うが、そんなにけなさなくてもいいのにと思う。たしかに、何度同じネタをやってるんだという山下清のコントではあったが、おなじみのネタだからこそいいというのもあり、BOOMER&プリンプリンの場合は、新しいネタをやるよりもよっぽど面白い。時事通信ホールの観客の笑い声もけっこう聴こえていた。テレビもそうだが、映画館で観ている客には、会場のウケはそんなに伝わるものではないかもしれないが、しかし、関係がないといえば関係がない。それこそ、爆笑問題も会場でウケているのかわからないが、今回は門倉コーチのネタになった中盤あたりからぐいぐい面白くなっていった。タイタン勢はネコニスズの迷走がひどく、いわゆる「世界観」の漫才をいじるのだが、キュウも含めた身近な芸人しか見えておらず、視野が狭い。トップからそれではうんざりするが、二番手のダニエルズのシャンソン歌手のコントはくだらなくてよかった。タイタン勢では、今はダニエルズにいちばん新鮮味を感じる。20時半には終演。

 夜遅く帰宅し、録画していた「ミュージックステーション」を、ざっと早まわしして、ムロツヨシとスカパラのコラボだけ観た。あたまが痛く、横になり、タイムフリーで放送直後の「問わず語りの神田伯山」を聴くが、すぐに眠ってしまった。夜になると、やや寒い。深夜に目覚め、ブログをもうひとつ更新して、少し読書をした。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...