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2022年11月20日日曜日

11月20日日曜日/ダウンタウンの影

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に起きあがり、録画していた昨夜の「Nキャス」を観ると、今週も三谷幸喜は公演先からのリモート出演だった。中条きよしが委員会質問で新曲の宣伝をしたという、そのニュースは知っていたが、その映像はここで初めて観ることができた。この話題について、三谷幸喜は「僕なんかからするとですね、ああいう規格外のかたがせっかく政治家になられたので、それで規格外のことをおっしゃって、なにがいけないのかっていうね。気がしましたけどね。「仕事人」ですよ、だって。」と語り、「うそ」を歌い始めたところで安住に止められる。

 ポッドキャストを聴きながら、もう少し眠りなおし、2時間ぐらいで起きあがる。ブログの更新に手をつけるが、下書きがほとんど書かれていない日の場合は、その日の写真を手掛かりにして思い出していく作業になる。歩きまわっているような日は、スマホのバッテリー切れも心配だから、あんまりこまめに下書きもできなかったんだな。

 それからまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」と「ワイドナショー」、「TVタックル」「週刊さんまとマツコ」もざっと観てしまう。いったん、ラジオに移り、放送中の「爆笑問題の日曜サンデー」を、タイムフリーで追いかけて聴いた。14時台は、カンニング竹山がゲスト。話題はネットの炎上について。ラジオを聴きながらブログの更新を仕上げてしまい、また録画していたテレビを。「拾われた男」の第3話、それから、昨夜の「お笑い向上委員会」も。「ゴッドタン」は「腐り芸人セラピー」。ティモンディ前田、わらふぢなるおが出演。「笑点」も追っかけ再生で観てしまう。今週も大分での収録、演芸コーナーには錦鯉が出演。大喜利の助っ人は、先週に引き続き、今週も文治が務める。大喜利には、今週からリーチ座布団というものが登場するようになった。

 「ガキの使い」をずっと観そびれていて、9月の放送から録画が溜まっていた。日曜はいつも観るものが多く、大きいニュースがあるときなどは「サンデージャポン」と「ワイドナショー」で疲れ果ててしまうのだ。9月11日放送「対決&罰ゲームの歴史」の後編をまだ観ていなかった。まずは1993年放送、浜田がフランスまでエビアンを汲みにいく罰ゲームから。続いては、1994年放送、松本親子の「早朝親子寄席」。以降は順に、1995年放送、浜田がニューヨークの坂本龍一宅にシャーペンをとりにいく罰ゲーム。忘れていたが、そういえば、シャーペンの消しゴムをとりにもう一回行ったんだった。1998年放送、浜田が松本母とロスに行き、「タイタニック」のラブシーンを撮影する。1998年放送、浜田の「24時間日テレ営業中」。2000年放送、のちに「笑ってはいけないシリーズ」に発展する「24時間耐久鬼ごっこ」がここで登場する。2001年放送、松本の「ひとりぼっちの廃旅館1泊2日の旅」。このあたりからは、だんだん観た記憶があやしくなってくる。2002年放送、松本一家の「早朝松本レンジャイショー」。2002年放送、松本の「ノーリアクションパイ地獄」。これも今に続くパターンのひとつ。2003年放送、浜田がウラジオストクに。2003年放送、「絶対笑ってはいけない温泉宿」。タイトルに「笑ってはいけない」という言葉がつくのはこれが初めてだろうか。2004年放送、このときも「笑ってはいけない温泉宿」。2005年放送、「笑ってはいけない高校」。2006年放送、「笑ってはいけない警察24時」。このときから、ついに大晦日の放送になる。今回の放送でふり返るのはここまで。こうしてたどっていくと、圧倒的にインパクトがあったのは1995年までだとはっきりわかった。つまり、「遺書」がベストセラーとなり、「WOW WAR TONIGHT」が大ヒットした年。2000年以降になると、いよいよ忘れているものも多くなり、その時代は松本が坊主頭だったころと重なる。

 9月18日放送からは、3週連続の「D-1グランプリ」という企画があった。ダウンタウン40周年を記念し、ダウンタウンにネタで感謝を伝えるという企画。司会は今田耕司。審査はダウンタウンのふたりと藤原副社長。1週目には、錦鯉、FUJIWARA、どぶろっくが、2週目には、ココリコ&陣内智則、とろサーモン、ハリウッドザコシショウ&くっきー、ランジャタイが、3週目には、ナイツ、ZAZY、マヂカルラブリー、月亭方正&たむらけんじが出演した。とろサーモンの漫才はネタにダウンタウンをぜんぜんからめず、直近でいちばんウケたネタをかけ、宮崎はチャンネルが2個しかないからダウンタウンは観ていなかったというオチ。結果はまったく予想ができなかったが、どぶろっくが優勝した。10月30日放送は「サイレント図書館」にニューヨークが登場。11月13日放送は「浜田のめくり願望を叶えよう」という企画。これはくだらなくて面白かった。そして、今日放送、「みんなで川の流れのようにを歌い切ろう」は観ないで消去した。

 Spotify のポッドキャストで「問わず語りの神田伯山」を聴くと、「ちゃきちゃき大放送」で言っていたとおり、高嶋政伸を高嶋政宏と間違えて怒っている。そのあとには、マキタスポーツさんが主演する映画「MONDAYS」の話をしていた。「東京ポッド許可局」も、最近はポッドキャストで聴くようになった。聴きながら眠るが、深夜に目覚めてしまう。部屋ががさごそと、ネズミの気配を感じ、落ち着いて眠っていられない。「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のポッドキャストを、眠くなるまでずっと聴いていた。

2022年4月19日火曜日

4月19日火曜日/新番組あれこれ

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に地震があったが、そのまま眠り続け、朝8時過ぎに起きあがる。録画していたテレビ番組…、新番組をいくつか録画しておいたが、なかなか観ることができないでいた。2週間前に始まった「トークィーンズ」は、特番が何度かあったようだが、レギュラー初回の今回を初めて観る。いとうあさこ、指原莉乃を中心に、女性だらけのメンバーのなかに、男性ゲストが招かれるという形式のトーク番組。初回は拡大版で、間宮祥太朗、満島真之介、高橋克典が順に登場した。女性メンバーは回ごとに入れ替わるのだろうか。満島真之介は面白かったが、ただのイケメンゲストのときは、俺が観てもしょうがないという気にしかならない。

 続けて、テレビ東京の「ダイアンの絶対取材しない店」初回、第2回をまとめて観た。テレビが絶対取材しなさそうな普通の店をダイアンが訪ねる「ロケ大喜利ドキュメント番組」ということだが、しかし、なんだかもうコンセプトからして失礼な番組で、そもそも、お店を紹介するのが目的ではないのに、だまして取材している。2回目の店でお店のお母さんが怒ってしまったときに、ユースケはうまく修復しようと試みるが、津田のほうがずっとへらへらしていてだめだ。もうひとつ、テレビ神奈川の「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」を、これも2週分。ニューヨークと蛙亭がテレビマンという設定で、ネクストブレイク芸人を発掘する番組。1週目は、チバツネヒデ、パンプキンポテトフライ、パンチャー☆うりが出演、2週目は、ねろめ、まんざらでもねぇ、動画で、有元さくら子、日本クレールが出演した。この番組は面白いからしばらく観てみよう。ニューヨークのアドバイスが本気になってくると面白い。キットカットのネスレがスポンサー。

 午前中にブログの更新しようとしていたが、書きあげられなかった。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(ゲスト・ヒロミ)を聴く。腹が痛くなり、ラジオをつけたまま、しばらく眠ってしまう。目覚めてからもまだ腹が痛く、寝っ転がったまま、タイムフリーで、聴きそびれていた昨日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。友近があの早坂営業に出演したそうで、吉本をエージェント契約になったからそれが可能になったということのようだ。水谷千重子を漫才協会所属にする計画ももちかけられる。14時台は、今田耕司がゲスト。「伝説の一日」の話が中心になった。

 午前中にブログを更新するつもりが、夕方になってしまった。まだ腹が痛い。録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、古市憲寿がゲスト。子どものころの夢はなんだったかと古市に訊かれて、「スパイ」と答える黒柳徹子。今日の「さんま御殿」は親子特集。「刺さルール」は、伯山がコロナになり、せいやが司会を務めた。もしかして、伯山がいないほうが面白いのでは。

 夜、アマゾンプライムでドキュメンタリーを。「オリバー・ストーン・オン・プーチン」がいつの間にか見放題対象になっていて、全4回のうち、まず、第1回を観た。なかなか理解が追いつかない面も多く、もどかしいが、少なくとも、プーチンがどんな表情で、どんなしゃべりかたをする人物かということは確認できる。柔術家としての顔もあり、プーチンの人格形成には、柔術がどうやら大きな影響を与えているようだ。「まず最も重要な問題は、ソ連が崩壊したあと、2500万のロシア人が一夜にして異国民になったことだ。」というプーチンの発言。そのあとには「それこそ20世紀最大の悲劇のひとつだ。」と続く。画面にはソ連西部の地図が映り、ソ連がロシアになると、地図上にはいくつもの独立国が現れる。ウクライナももちろん、そのうちのひとつだ。

 深夜1時からはまたラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠る。

2021年12月19日日曜日

12月19日日曜日/「M-1グランプリ2021」

◇ ラジオ・テレビ

 早朝、タイムフリーで、昨日の「ナイツのちゃきちゃき大放送」の続きを聴いた。「常連さん」は能町みね子。11時台、柳楽優弥がゲストの部分は事前収録だった。続けて、「石橋貴明のGATE7」をオンタイムで聴きながら、少し眠りなおす。目覚めてまず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた「サンデージャポン」を放送直後に観ると、冒頭から、神田沙也加の急死、大阪のビル火災の事件と、重い話題が続いていた。ホテルガチャの話題では、先日の「細かすぎて」に出ていたみほとけがさっそく登場し、みちょぱのものまねでレポーターをする。番組最後は、たけしの「Nキャス」降板について、昨夜の番組での本人のコメントを紹介して終わった。「ワイドナショー」も観ると、こちらでは、たけし、上沼恵美子、坂上忍の降板をまとめて扱っていた。オダウエダの出演もあり、「THE W」とはまた別のコントをやった。午後はまたラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」は、年末恒例の「珍プレー好プレー大賞」。聴きながら、とりあえずオンライン将棋を指し、それから梱包を片づけ、近所の郵便ポストまで投函に行く。そのあとも引き続き、「日曜サンデー」をつけたまま、聴きながら、また2時間ぐらい眠った。

◇ 賞レース

 夕方、17時半過ぎ、放送終了を待ってから、録画していた「M-1」敗者復活戦を観始める。司会は陣内智則と西野七瀬。コメント席には、ノンスタイル石田、銀シャリ橋本、スピードワゴン小沢が並ぶ。出場者は16組。出演順に、キュウ、アインシュタイン、ダイタク、見取り図、ハライチ、マユリカ、ヨネダ2000、ヘンダーソン、アルコ&ピース、カベポスター、ニューヨーク、男性ブランコ、東京ホテイソン、金属バット、からし蓮根、さや香。キュウは期待していたが、先日の「タイタンシネマライブ」で観たネタとは違った。決勝に温存したかたちだろうか。このなかではだんとつの売れっ子であるハライチがどう勝負を賭けてくるかに注目したが、これこそ、数年前に「タイタンシネマライブ」で観たことがあるネタで、全組観たなかでいちばん面白かった。変化球のネタなので、劇場仕様の漫才でそれよりも面白いものがあればそちらのほうがいいのだが、これはと思う組はなかった。同じく、すでに売れっ子のニューヨークは、嶋佐が稲垣吾郎を演じる漫才で、これもくだらなくてよかった。知名度のある組では、見取り図は前年以上のものはないと思い、アルコ&ピースは勝負に失敗していると思った。新鮮さでは、「THE W」で先に観てしまっているが、ヨネダ2000 が緻密で面白い。自分のベスト3を選ぶとすると、ハライチ、ニューヨーク、ヨネダ2000。そのほかでは、男性ブランコ、東京ホテイソン、からし蓮根は点が高くなると思ったが、加点のポイントはそれぞれ違うかもしれない。最後に登場したさや香は、漫才のスタイルも投げ出し、捨て身で引っ掻きまわしにいった。その姿勢はとても面白かった。

 「M-1」のサイトから順位予想を応募してみようかとも思っていたのだが、公式ツイッターをフォローしないとだめなようで、めんどうだからやめたが、応募するとしたら、1位から、敗者復活、ランジャタイ、オズワルドにしていた。

 敗者復活戦から間を置かずに、決勝戦も追っかけ再生で観始める。ドキュメンタリー調のオープニングがやたらと長く、「M-1」というコンテンツ(?)はドキュメンタリーの要素がどうやらどんどん強くなっている。マヂカルラブリーの開幕宣言があり、番組開始から 20分が経ち、司会の今田耕司と上戸彩がようやく登場する。審査員登場の演出も変わり、全員がいっぺんに登場するようになった。そして、いよいよ本選だが、その前に流れたサントリーのCMでは、ハライチ岩井と伊藤沙莉が出演していたのも妙なものだった。今年の「笑神籤」を引くのはメダリスト、阿部詩と水谷隼。例年どおり、出演順はそのつど決まっていくが、トップはまず、モグライダーになった。

 出演順は、モグライダー、ランジャタイ、ゆにばーす、ハライチ(敗者復活)、真空ジェシカ、オズワルド、ロングコートダディ、錦鯉、インディアンス、もも。半分の5組が決勝初出場だったが、一番にモグライダー、二番にランジャタイと、知られていないコンビが最初に出てしまったのはもったいない。モグライダーはどんな漫才をやるのか知らず、かなり面白いと思ったが、審査員の点は意外と低かった。ランジャタイにはいちばん期待していたのだが、むしろ、審査員たちの半数はランジャタイの芸風をすでに知っていて、あたまを抱えてみせるような空気を共有していた。志らく師匠ひとりが高得点をつけ、仲間はずれのようだが、おそらく、イリュージョンと理解されるだろうと思い、これにはとても納得がいく。この2組は、たとえば後半で、停滞してきたあたりに登場していれば、また違う結果になっていたのではと思わざるをえない。敗者復活戦をハライチが勝ちあがったのは納得の結果だった。以下の順位、2位の金属バットはそれほどとは思わなかったが、3位の男性ブランコが勝っていても面白いと思った。ニューヨークは8位、ヨネダ2000 は10位に留まる。勝ちあがったハライチだが、敗者復活とはまた違うネタをぶつけてきて、痛快だったが、これもなぜか審査員たちの点数は低い。上沼恵美子ひとりが高得点をつけ、上沼の主張にここは共感した。漫才サミット組の3名の評価は大きくズレることはなく、足並みがそろいすぎてしまうのも良し悪しだと思った。オズワルドの高評価は予想通りだったが、錦鯉は予想を超える高得点となり、去年とそこまで変化はないように感じたが、不思議なものだ。1本目は、1位はオズワルド、2位は同点で、錦鯉とインディアンスが並んだ。インディアンスもあいかわらずだが、この高得点には首をひねる。最終的には、錦鯉が5票を集め、優勝し、最後は人情裁きに落ち着いたという感じがした。

 敗者復活戦が2時間半、決勝が3時間半。計6時間、ぶっとおしでテレビを観ているが、さらにその後も、観そびれていたテレビ番組を再生しながら、ツイッターのタイムラインを追いかけていた。ツイッターから、林家三平が「笑点」を降板するというニュースを知った。眠ったのは、たしか、深夜1時頃だったか。

2021年11月27日土曜日

11月27日土曜日/野球が延長していた

◇ ラジオ・テレビ

 胃の痛みが続いていて、早朝に目覚める。いよいよ、だいぶ寒くなってきた。ラジオをつけると、「木梨の会」の放送中に水谷豊から電話がかかってきてしまうハプニングがあり、改めてかけなおし、急遽、電話出演ということになった。

 朝っぱらから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は「ぬきもちいい貝決定戦」という企画。きれいに身が抜ける巻き貝を決定する。飯尾和樹と、Licaxxx が再登場。「A-Studio」は、元まえだまえだの前田旺志郎がゲスト。今朝の「週刊フジテレビ批評」は、番組後半に、速水健朗と放送作家の白武ときおの対談があり、YouTube制作について語っていた。YouTube はそれぞれの編集の文脈のなかでの面白さなので、YouTube で流行っているものを文脈抜きでテレビにもってきて失敗しているものがいちばん恥ずかしいと速水。白武ときおは、再生回数の価値が崩壊していて、再生数のランキングは参考にならないとも。

 9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけておく。「常連さん」は田中康夫。11時台は、斉藤由貴がゲスト。午後は、ニッポン放送の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を出かけるまで聴いていた。こちらのゲストは髭男爵。ツイッターから、「THE W」の決勝進出者が発表になり、その確認もした。

 14時半頃から外出。まず、ヤマトの営業所まで。それから、二俣川に出て、くまざわ書店に寄り、新刊チェックをする。ドン・キホーテのダイソーに寄り、消耗品の買いものを。上階のサイゼリヤに入り、ミートソースボロニア風を食べる。読書をするつもりだったが、眠気がひどくなり、音楽を聴きながらしばらく眠った。滞在時間、3時間ほど。

◇ テレビ・動画

 夜に帰宅し、またテレビを観る。観そびれている「お笑い実力刃」を順に観ていく。9月放送の回を2本続けて、まず、ニューヨークだけで1時間、もう1本は、陣内智則で1時間。この、ひと組だけで1時間というスタイルならば録画保存する価値はある。

 GYAO!で配信されている「M-1」の準々決勝の動画も観始めた。ワイルドカードの集計がたしか今日までだったと思っていたら、今日の15時にはもう終わっていた。集計は終わっても、動画はまだ観ることができる。とりあえず、気になるものを10組だけ。令和ロマン、わらふぢなるお、ヒコロヒーとみなみかわ、ダウ90000、ニッポンの社長、ななまがり、かもめんたる、鬼越トマホーク、ウエストランド、滝音を観た。ななまがりにいちばん笑う。ワイルドカードは投票ではなく、視聴回数で決まるのだから、そうなると、知名度がある組がどうしても勝ちあがるんじゃないだろうか。

 深夜0時過ぎ、録画していた「Nキャス」を観ようとしたら、野球が延長したようで、まだ放送が始まってもいないのでちょっと驚いた。いつ放送されるのかわからず、代わりに「お笑い向上委員会」を先に観てしまう。ニューヨーク屋敷の「地元の暴走族みたいな番組」という発言に爆笑。「Nキャス」は深夜0時20分から始まった。番組を休止にすることもなく、なんと、たけしもこの時間までちゃんと残っている。録画で冒頭だけ観て、中断して、深夜2時頃には眠った。

2021年2月8日月曜日

2月8日月曜日/2002年のテツandトモ

◇ 記憶

 いつものように「ラジオビバリー昼ズ」を聴くと、今日のゲストはテツandトモ。録画してあった昨夜の「おかべろ」を観ると、こちらもちょうど、テツandトモがゲストだった。岡村とテツが動きまわるコラボを期待どおりにやってくれる。この初共演は「めちゃイケ」の「笑わず嫌い王」で、テツトモがブレイクする大きなきっかけとなったのがこの番組だということを「おかべろ」で思い出させられた。ウィキペディアにあたると、2002年2月の放送である。その回の出演者を書き並べてみると、くりぃむしちゅー、テツandトモ、おぎやはぎ、レツゴー三匹、中川家、月亭可朝、さまぁ~ず、ミスターマッスルという8組。ミスターマッスルはともかく、ベテランを除けば、残るこの5組が〈若手芸人〉として横並びにいた時期があったということだ。中川家が「M-1」で優勝したあとにここに登場していることには改めて驚く。当時の「M-1」なんて、そんなもんでしかなかったのだ。テツandトモはこの年の年末の「M-1」ではファイナリストとなり、すさまじい大ブレイクとなったのはその翌年で、当時の記憶でいうと、年が明けた途端になぜかすさまじい大ブレイクになっていたという感じだった。その年末には、はなわとテツトモがそろって紅白出場歌手となり、応援に「オンバト」の常連出演者たちがたくさん出演した。この年を境に、テレビはお笑い芸人だらけになっていく。

 今日は、駅前の郵便ポストまで荷物を出しに行った以外は、ずっと家で作業をしながらテレビを観ていた。土日に放送している「Nキャス」「サンジャポ」「ワイドナショー」という3番組を録画しているが、この3番組がそろってクラブハウスの特集をしていた。クラブハウスというものがなんなのかは、先週の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いて初めて知ったのだが、それからわずか一週間でクラブハウスの話題をやたら聴くようになった。有名人たちから火がついているというのが初期のツイッターとはまったく違うところで、(アンドロイドなのでどうせ手は出せないのだが、)これははたして、無名人の武器になり得るものなのか。

  「しゃべくり007」のゲストは〈令和ものまねクイーン軍団〉。ミラクルひかる、みかん、丸山礼が出演した。昨日は明治座で、清水ミチコの室井佑月のものまねに笑ったが、みかんも室井佑月をやるのだ。室井佑月のものまねがちょっと流行っているのか。「さまぁ~ず論」も毎週観ている番組だが、先週今週はニューヨークがゲストだった。ニューヨークはどの番組に出ていてもトークが面白く、状況をきわめて冷静に分析していながら、不安ばかり語っている。

◇ 映画

 アマゾンプライムで映画を1本。「スタア」があることに最近まで気がついてなかった。タモリがヒットラーの役で出演しているということだけは知識として知っていて、密室芸の時代だと勝手に思い込んでいたが、1986年公開だから「いいとも」もとっくに始まっている。タモリってこうだったかなあと、当時の自分は小学生だから記憶は頼りないのだが。筒井康隆が演技を楽しんでいる。出演者がみな若いが、和田アキ子だけはすでに完成形であると思った。

2021年1月4日月曜日

1月4日月曜日/傑作「私をくいとめて」

◇ テレビとラジオ

 今朝の「グッとラック!」は、今週一週間は田村淳がお休みだそうで、代わりにゲストコメンテーターとして辛坊治郎が出ていた。今年1回目から、橋下徹と辛坊治郎という組み合わせはあまり観たいものではない。1都3県の知事が緊急事態宣言を要請とのニュースを受け、黒岩知事もリモート出演した。辛坊という人間は本当にひとの話を聞かない。ひとの話をさえぎってしゃべる。黒岩知事だけでなく、北村義浩教授にも挑発的で、じつにいやな態度だった。北村教授が珍しく興奮気味に反論していた。話題はオリンピック開催の可能性にも移り、今年1回目の放送はまるまるコロナ関連の話題になるが、エンディングには「アイ・アム・冒険少年」の番宣で、あばれる君とフワちゃんが登場した。ここに混じると場違いなようだが、フワちゃんは金曜のレギュラーである。ボケてみせた辛坊に「バーカ!」と言い放ったフワちゃんには爆笑した。

 昼からはラジオを。「ビバリー昼ズ」も今日が今年1回目。イッセー尾形がゲストで、ラジオドラマをやるのが新年恒例になっている。午後はそのまま続けて、「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴く。ゲストは錦鯉。なんと、生放送中に漫才協会に入会が決まってしまう。

 今朝の「伊集院光とらじおと」もあとからタイムフリーで聴いた。ゲストはニューヨークで、ここで話していたことがまたすごく面白い。ニューヨークよりも下の世代は「感動の「M‐1」を観て芸人になってる」「あそこで青春したいんですよ」「そういうマインドの後輩芸人たち、すごい多いんですよね」「人生M‐1みたいな」「M‐1くんみたいな」。嶋佐が「おれ、松本信者なんで」というと、屋敷が「だせえ、だせえ、だせえ」と。伊集院が示していた現在のお笑いへの違和感にも(これはまさに〈学校化したバラエティ〉への違和感だが)、ニューヨークのふたりはすべて共鳴していた。

◇ ブックオフ

 午後、町田に。ブックオフのウルトラセール最終日。あまりいいものは残ってないかと思っていたが、なんのなんの、いい本がごっそりとあった。所持金が心配で、やや抑え気味にしたほどだが、19冊買う。今日はもうこれで充分。ほかの店舗はまわる必要なし。やきとりセンターでから揚げ定食を食べ、駅前のマクドナルドでしばらく読書をしていく。

◇ 傑作「私をくいとめて」

 夜は海老名に移動。TOHOシネマズ海老名で、大九明子監督の「私をくいとめて」を観た。昨年末から公開されていて、なんとなくあとまわしになっていたが、正月映画にはめぼしいものがなく、なにか観るとしたらこの映画だなとは思っていた。いや、結論としては観逃してはいけない映画だった。「勝手にふるえてろ」を観て一発でファンになった大九監督だが、もしかすると、今作のほうがさらに傑作ではないだろうか。この映画好きだなと思う場面がいくつもあった。主題となっているのは暗くて重いものだったりするのだが、それをこんなに楽しく、面白い映画にしているところが素晴らしい。「勝手にふるえてろ」を観てから原作を読み、綿矢りさの小説の面白さにも驚いたのだが、今作でもその面白さは原作にすでにあるものなのだろうか。だとしても、大九監督は綿矢りさとはおそらく資質に大きく重なるところがある。笑いの感覚に誤差がないことに特に驚くのだ。そしてまた、のんというひとがここにある笑いの感覚にぴったりで、今のこの時代のコメディが似合う女優だとつくづく思った。「勝手にふるえてろ」の松岡茉優のコメディセンスもばつぐんだったが、のんのほうが現実から遊離しているようなところがあって、そこがコメディエンヌ的に優れている。「あまちゃん」を観ていたものとしては、橋本愛との共演にも喜んだ。コメディエンヌといえば、この映画には(絶妙に先取りしたタイミングで)吉住も出演していて、大九監督の経歴を知っているとこの出演場面にはさらに感じ入るものがある。

 

 

2020年12月20日日曜日

12月20日日曜日/「M-1グランプリ2020」

◇ 小松政夫ととんねるず

 午前中、小松政夫ととんねるずの共演動画はないかと YouTube を探していたら、最近アップされたらしい「みなさんのおかげです」の動画を2本見つけた。それぞれ、「ホーム・アローン2」と「嵐を呼ぶ男」のパロディ。後者の動画には、奇しくも最近亡くなった宅八郎が出演する「ノリユキ」のコントも収録されていた。どちらの動画もリアルタイムで観た記憶がなく、今の眼で観ればどちらもとても面白いのだが、もしかしたら、番組の勢いはもう落ちていた時期だったのかもしれない。(「ホーム・アローン2」の公開時期から、前者は1992年放送と特定できる。)どちらのコントでも小松政夫に持ちネタをやらせまくっているのだが、芝居の役から自由に出入りしてギャグをやってみせるその切り換えがコメディアンの見事さだ。タモリとのコンビのネタとしておなじみの「製材所」を、憲武とのコンビでやっている場面もある。そこでは、憲武はきちんと二枚重ねのしゃもじを使って突っ込んでいる。


◇ 吉住

 「M-1」の敗者復活戦が始まる前に、今朝放送の「サンジャポ」と「ワイドナショー」をぱぱっと観てしまう。この両番組はどちらも毎週録画している。「ワイドナショー」には「THE W」で優勝した吉住が出演し、「THE W」でやった2本のコントとはまた別のコントを披露した。正直に言って、吉住を今まではそれほど面白いと思ってはいなかったが、「THE W」からは不思議とすべて面白い。コントにいちいち感情を刺激される。

◇ M-1グランプリ

 今日は外出する予定はなにもなし。「M-1」を観るために予定を入れないようにするなんてことは今までやったことがないのだが、今年はたまたま予定を入れずに済んでしまった。予定があるときは帰宅するまでツイッターを見ることもできない。情報をシャットアウトしたまま、深夜に録画で観るというのがお決まりだったが、近年、敗者復活戦も昼間に生放送されるようになってからは特に、「M-1」を観るのはいよいよ大仕事である。 

 まずは、昼間に放送の敗者復活戦。放送時間、2時間半。少しでも時間を有効に使おうと、オンタイムではなく、追っかけ再生で観る。決勝まで間をおかず、連続で観るほうがいいと思ってそうしたのだが、決勝の放送時間に食い込んだら、公式サイトの投票は締め切られてしまった。例年、深夜に録画で観るということになるとそれはできず、今年はそれが初めてできると思ったが、締め切り時間があることをわかっていなかった。初心者だからしかたがない。番組で推奨するように、スマホで公式サイトの画面を開き、点数をつけながら観るということも初めてやってみたのだが、これも途中までしかできなかった。しかし、せっかくだから、残りも手帳に点数を記していく。

 出場者は15組。本当は16組だったが、祇園というコンビがコロナのために欠場。あれっと思ったが、ラランドも出ていない。準決勝はワイルドカード枠だったから、敗者復活戦の出場権はもともとないのか。

 以下、出演順に、金属バット、タイムキーパー、コウテイ、カベポスター、インディアンス、からし蓮根、ぺこぱ、ランジャタイ、滝音、キュウ、学天即、ゆにばーす、ダイタク、ロングコートダディ、ニッポンの社長。

 今年は準決勝も観たので、手の内はすでにわかっている15組である。自分のつけた点数では、コウテイ、ランジャタイ、キュウがベスト3になったが、ちょっと贔屓が過ぎるかもしれない。しかし、ネタ以外のコメント部分でも、ランジャタイ、キュウは目立っていて、この2組が本質的に面白いことには確信をもった。コウテイは別に贔屓ということもないのだが、圧倒的に異質である。この3組はどれも異質で、敗者復活ということを考えると、決勝に這いあがって引っ掻きまわしてくれそうなのはこの3組ではないか。純粋に、漫才の力量ということになるとまた違う点数になるかもしれない。準決勝を観たことで、いつになく、「M-1」のストーリーに飲み込まれてしまっている自分を自覚する。

 ちょっとひと息ついてから、続けて決勝を、これも追っかけ再生で観る。放送時間、3時間半超。敗者復活と合わせると、6時間におよぶ。決戦が始まるまで、たっぷりと時間をかけて盛りあげていくのは毎度のことで、用意周到にストーリーを敷いていく。「M-1」とほかの賞レースとを隔てるこのぴんとした空気はなんだろうかといつも考えているが、お笑いマニアには話題にされないが、あの場に上戸彩がいることもかなり大事なのではないか。ほかの賞レースでは役者が落ちるというやつだ。審査員の顔ぶれは3年連続で変わらず、この顔ぶれも緊張感を作っている原因と考えているが、上沼恵美子とオール巨人に辞められてしまったら、その緊張感は一気に台なしになる可能性があるだろう。松本人志よりも格上のひとがいなくなると、「キングオブコント」と変わらなくなってしまう。

 決勝の順番は今年も「笑神籤」で、そのつど決まっていく。トップはいきなり、敗者復活枠が出た。今年はステージ上の密を避けるため、発表前に上位3組までが明らかにされた。その3組とは、インディアンス、ぺこぱ、ゆにばーすで、結局、知名度のあるコンビが残ったという感じになり、視聴者投票というシステムには失望する。結果は、インディアンスが復活となった。

 出演順に、インディアンス、東京ホテイソン、ニューヨーク、見取り図、おいでやすこが、マヂカルラブリー、オズワルド、アキナ、錦鯉、ウエストランド。

 笑神籤が引かれるたびに、いい順番だなと思いながら観ていたが、結果は期待したようにはならなかった。期待というのは、非吉本の関東勢の活躍である。準決勝の出来では、錦鯉、ニューヨーク、おいでやすこがが個人的なベスト3と思っていたが、特に期待していたのは錦鯉で、決勝の審査員たちは錦鯉なんて大好きに決まってるだろうから、優勝はぜんぜんありえると思っていた。ところが、同じネタでも、ちょっとしたボタンのかけ違いでウケが変わってしまうから恐ろしい。錦鯉は爆発せず。続く、ウエストランドにもとても期待していたが、錦鯉もウエストランドもどうやらかなり緊張していた。総じて、吉本勢の安定感を感じたが、非吉本勢は今年はどのくらい舞台に立てていたのだろうか。東京ホテイソンもかなり緊張していたようだが、ホテイソンは緊張がいいほうに働いているように見えた。会心の出来、と思ったが、点数は驚くほど低い。オール巨人に難しいネタだと言われていたが、たしかに、準決勝を観たときにはこのネタで勝ち残るとは思わなかった。東京ホテイソンなら回文のネタだろうと思ったが、回文のネタだったら決勝には残れなかったのかもしれない。しかし、多くは準決勝と同じネタを披露したが、そうしなければいけないというルールはない。マヂカルラブリーは違うネタをもってきて、準決勝でウケたネタは最終決戦に温存したかたちになる。東京ホテイソンも先に回文のネタをもってきていたらどうなっていたか。

 もうひとつ気になったのは、やはり低得点だったアキナである。見取り図もそうだったのだが、ネタのなかに、お笑いで成功者になるイメージが含まれている。お笑いで売れること、お笑いでモテることそのものをストレートに題材にできるのは、いかにも大阪吉本的な文化に感じられて、関東で生まれ育った自分にはどうもなじめない。自分のような人間は、ウエストランドの「お笑い=復讐」のほうに心安らぐ。そして、今大会では錦鯉の年齢が話題にもなったが、渡辺隆のほうは42歳で、アキナとたいして年齢差があるわけではない。アキナの山名は40歳である。おいでやす小田は42歳、こがけんは41歳であることも思えば、アキナが未だに若者みたいな題材のネタをしているほうが異常に感じられる。

 ウエストランドのネタは去年の「誰も傷つけない笑い」に対するアンチテーゼでもあり、そこも好ましかった。ニューヨークにもその姿勢は感じた。去年、「誰も傷つけない笑い」に飛びついていた連中はなにを思っているのか知らないが、お笑いみたいなものは、反動、反発のくり返しであり、傾向が見つけられたそばからくつがえされていくというのが歴史である。準決勝では、ぺこぱ自身もその反発を表していたセリフがあったが、敗者復活ではそのセリフはなくなっていた。

 最終決戦に残ったのは、見取り図、おいでやすこが、マヂカルラブリーの3組。最終審査は、3票、2票、2票と、見事に割れ、まさに、誰が優勝してもおかしくないという結果になった。個人的には、おいでやすこがの優勝のほうが好ましいとは思ったが、それもストーリーに飲み込まれているからそう思ったのである。マヂカルラブリーにしても、共有されるストーリーがあり、ストーリーを制したというところだ。

2020年12月2日水曜日

12月2日水曜日/「M-1」準決勝

◇ ブックオフ

 正午前に外出。夜に南大沢まで「M-1」のライブビューイングを観に行くため、めったに行かない土地に行くときはいつもそうするのだが、寄り道できるブックオフはないだろうかと事前に調べておいた。大和経由、小田急線。町田までは別の機会もあるだろうから、狙いは町田よりも先だ。まずは新百合ヶ丘店に。まあ、新百合ヶ丘に寄る機会はまだあるほうだが、今日は偶然にも注文のひとつが新百合ヶ丘からだった。ついでに直接お届けも済ませてしまう。

 新百合ヶ丘から多摩線になると、いよいよ未知のエリアだ。多摩永山店というのがあるが、グーグルマップで検索すると、駅からかなり離れている。あとに予定がなければいいが、ライブビューイングの前に疲れたくもない。今日は駅から近いところだけにしておこうか。それ以外の古本屋も探してみると、ブックスーパーいとうの本店に惹かれるが、ここもやっぱりかなり歩くことになる。永山に佐伯書店という古本屋も見つけた。永山で京王線に乗り換えればついでに寄れると思い、行ってみたが、ここでは買うものはなかった。

 京王永山から京王堀之内に移動し、ブックオフ八王子堀之内店に。結局、2店しかまわることができなかった。八王子堀之内店は新百合ヶ丘店よりもはるかに大きい店だったが、いい買いものができたのは新百合ヶ丘のほうだった。店の大きさといい本があるかはけして釣り合わない。

◇ 準決勝

 小雨が降るなか、多摩ニュータウン通りを南大沢まで歩いた。17時頃にはもう着いてしまい、fab南大沢というショッピングビルの3階にサンマルクカフェを見つけ、上映時刻までそこで時間をつないでいた。

 TOHOシネマズも同じ建物のなかにある。上映開始は19時。都内近郊は完売の劇場も多いなか、なぜか南大沢は売れ残っていて、空席だらけの客席にゆったりと座れた。ぶっちゃあさんのツイートで気がついたが、この時間には準決勝はじつはもう終わっている。ライブビューイングと謳っているが、本当はディレイビューイングなのだ。上映が始まり、スクリーンには司会のはりけ~んずが登場する。

 準決勝進出は26組。出演順に、ラランド、タイムキーパー、金属バット、ウエストランド、ニッポンの社長、ランジャタイ、MC、祇園、マヂカルラブリー、からし蓮根、カベポスター、ゆにばーす、キュウ、アキナ、MC、おいでやすこが、オズワルド、ロングコートダディ、インディアンス、東京ホテイソン、コウテイ、MC、学天即、ダイタク、見取り図、ぺこぱ、滝音、ニューヨーク、錦鯉。

 トップのラランドが大スクリーンに映されると、顔が緊張している様子がよくわかる。そのことだけでも映画館で観る意味はあると思った。

 準決勝の上映終了後は、映画館では、そのまま21時半から決勝進出者発表の生中継になる。なるほど、ここからはたしかにライブビューイングだ。全組終了後、発表までの短い時間に決勝進出者9組を予想し、ツイッターのフリートに投稿しておいた。自分の予想は、ウエストランド、からし蓮根、キュウ、おいでやすこが、オズワルド、コウテイ、滝音、ニューヨーク、錦鯉。

 結果は9組中5組が当たり。吉本勢がいつもわからなくて、3組が外れていた。吉本6組、非吉本3組という数は不思議と合っている。いちばん大好きなランジャタイは今回のネタはちょっと弱いかなと思ったけど、キュウは残ってもいい出来だと思った。やっぱり難しいかなと思ったのは東京ホテイソンで、しかし、ホテイソンは残った。予想は外れても、これは嬉しい。

 それぞれのネタにはどこまで触れていいのか、決勝や敗者復活戦ではおそらくこの準決勝と同じネタをやるので、ネタバレ禁止がアナウンスされていた。文句なしの爆笑だと思ったのはニューヨークと錦鯉。そんな2組がラスト2組だった。最初に大きくウケたと思ったのはウエストランド。おいでやすこが、オズワルドと続いたところも笑いが大きくなった。特に、おいでやす小田には空気が味方している。ベテランの苦労人が残るのは喜ばしいことなのだが、しかし、フレッシュなコンビが皆無な顔ぶれともなった。コウテイは残すのではと思っていたが。戦略もなにもない審査なのだという結果に感じられた。


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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...