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2023年4月19日水曜日

4月19日水曜日/羽田空港の記憶





◇ 羽田空港

 朝から都内に。京浜急行に乗り、羽田空港第1・第2ターミナルという駅で初めて降りた。いや、大昔にバイトで連れて行かれたことがあったが、その時代にはスマホみたいなもんはないし、自分がどこにいるのかもよくわかっていなかった。そのときに空港線を使って帰ったような気がするのだが、ほかにも記憶をたどってみると、それよりもさらに過去ということになるのか、空港線の工事のバイトにも何度か行ったことがある。その工事には、横浜駅から往復するバスを利用していた。日記をつけてあるから、確認しようと思えばできるのだが、何歳のときのことだったのか、いずれももう記憶がはっきりしない。昼食は遅めの時間に、つきじ亭という店に入り、ミニ牛丼セットを食べた。760円。

◇ ラジオ・テレビ

 夜に帰宅し、タイムフリーで、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。14時台のゲストに電気グルーヴが登場するので、これはすぐに聴きたかった。生出演ではなく、収録は先週に済んでいて、オープニングではその収録の話をする。しかし、塙さんの電気グルーヴの理解がどうも危なっかしいんだよな。自分よりも2学年下なだけだが、当時の理解がここまで幼いかな。瀧が家族でテレビを観ていたら、ナイツが瀧のことをネタにしていたそうで、「ナイツが俺のこといちばんいじってた。2位が一之輔さん。」 卓球が言うには、瀧の娘は、瀧の湾岸署前のあいさつを完コピしているのだという。塙さんはダウンタウンとの関わりを訊きたがり、卓球が笹塚に住んでいた時代、バーに行ったら、松本と高須光聖が飲んでいるところに出くわし、彼女にうちに帰ってファーストアルバムをもってきてもらって渡したという話が出た。

 昨夜の「爆笑問題カーボーイ」では、「日曜サンデー」のゲストだった沢木耕太郎のことが話されていた。太田はそれまでに沢木耕太郎はほとんど読んだことがなく、ゲストに迎えるために3週間前から「深夜特急」を読み始めたのだ。そして、「テロルの決算」も読み、この内容についてここでもたっぷりと語る。それから、沢木の新刊も読むことになり、当日までのてんやわんやをしゃべっていた。

 録画していた昨夜の「爆問×伯山の刺さルール!」は、芸能人の深層心理を専門家が勝手に分析するという新企画。FUJIWARA の藤本がゲストだったのだが、フジモン軍団のカラオケの場面から始まるから、違う番組が録画されてしまったのかと思った。スタジオではフジモンの「逆ワード」で盛りあがり、爆笑問題の逆は「どスベリ無問題」だって。太田を強くつっこむフジモンを、せいやがつい「大先輩ですよ」と言っていたが、いや、芸歴はそんなに違わないはずだ。確認してみると、FUJIWARA は1989年結成、爆笑問題は1988年結成。

2023年2月24日金曜日

2月24日金曜日/長屋門公園

◇ 三ツ境

 ここ数日、どうも胃の痛みが続いている。今日は朝から三ツ境のはずれのほうまで行く用があり、グーグルマップを見ると、近くにコンビニもないので、先にスーパーに寄り、パンを買って歩きながら食べる。帰りは午後になった。地図を見ていたら、長屋門公園という広い公園があり、ちょっと散策していきたくなった。うちから歩いて30分程度のところだが、こんな公園があるなんて、今までまったく知らなかった。公園内の古民家では、雛人形の展示をしていた。

 15時過ぎに遅めの昼食。かつやに入り、牛すき焼きとチキンカツの合い盛り丼を食べた。858円。駅前のドトールに入り、ひと休み。ラジオを聴き、それから、日記の下書きをしていたのだが、調べるものがあり、ほかのアプリを覗いてから戻ってくると、なぜか下書きが消えてしまい、新しい投稿になっているからびっくりした。いつもやっていることなのに、こんなことは初めてだ。落ち着いて、消えてしまった下書きをなんとか思い出しながら書きなおしたが、倍の時間を食うことになった。原因がわからないのが怖い。

 帰宅前に小雨になる。ドラッグストアに寄ると、店内にあたまのおかしいジジイがいて、買った品物を袋詰めするための台に腰掛け、客にからんでいる。男の店員が対応していたようだが、手に負えないのか、その店員はどこかへ行ってしまった。ジジイになにか言ってやりたいとは思うものの、ただの客がしゃしゃり出て、騒動を大きくするようなことになってはいけない。書店員だったころには、こういう変な客の相手をするのがわりと好きで、進んで接客にいったものだが。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方に帰宅し、まず、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・未唯mie)を観る。それから、昨夜の「アメトーーク!」を観ると、こちらは恒例企画の「立ちトーーク!」。FUJIWARAフジモン、スピードワゴン小沢、アンタッチャブル柴田、ノブコブ吉村、相席スタート山添、蛙亭イワクラ、アインシュタイン稲田、GAG福井、コットン、男性ブランコというメンバー。フジモンが話した Mr.ボールドのエピソード、一輪車の芸人だが、あるとき、一輪車が使えないトラブルがあり、一輪車に乗ったフリで舞台を務めたという。イワクラの紅しょうが稲田のものまねにも笑った。

 そして、タイムフリーで、「オールナイトニッポン55時間スペシャル」の「電気グルーヴのオールナイトニッポン」をようやく聴いた。先週土曜の深夜に放送された番組。この「55時間スペシャル」のなかでいちばん楽しみにしていたのが電気グルーヴで、電気グルーヴがこのラインナップに入っていることにまず歓喜した。この「55時間スペシャル」のなかでは、レギュラー放送時をリアルタイムで知っているのはウッチャンナンチャンと電気グルーヴぐらいで、「オールナイトニッポン」全歴史のなかでも、夢中になって聴いていた番組となると、電気グルーヴのみということになるかもしれない。(その当時は、TBSラジオの深夜にも面白い番組が多く、そっちをよく聴いていた。今もそうだけど。)文化放送のシティボーイズの番組のほうが放送が一日早かったが、ピエール瀧がラジオに復帰することにも驚きがあった。冒頭から瀧の逮捕にばんばん触れるのがさすがで、爆笑したのだけど、いやしかし、こういった事件をここまで笑いにできるケースというのはちょっと前例が浮かばない。瀧の「留置所いい話」、それから、逮捕に絶大なプロモーション効果があるというのにも笑う。番組終盤、卓球のおすすめ曲のコーナーがあったのも嬉しく、ダニエル・アンセルミの「RADIO TOKYO」という曲がかけられた。電気グルーヴによるクラフトワーク「ネオンライツ」のカバーもかけていたが、これはリリース予定はないようだ。エンディングには「WE ARE」が流れるはずだったが、「フラッシュ・パパ・メンソール」収録のほうをかけてしまっていた。当時を知らない若いスタッフたちだったんだろうかな。

2022年11月30日水曜日

11月30日水曜日/ファイナリストの発表

◇ 生活

 昨夜はやけに暖かく、夜中に目覚めて、半袖になってから眠りなおした。Spotify で配信が始まった、椎名林檎のリミックスアルバムを聴きながら、朝から雑務を。卓球、まりんがそろって参加しているのが嬉しい。クリックポストを作ろうとすると、印刷がかすれてしまい、インク切れの表示もないが、ランプが点滅しているから黄色のインクをとりかえてみたら、それでもまだかすれたまま。なんだかわからない。いつもモノクロで印刷しているが、試しに、カラーで印刷してみたらきれいに印刷できた。なんなんだろう。今朝は時間に余裕があったのに、わけのわからないことで時間がつぶれる。

◇ 四ツ谷・八重洲

 朝から都内に。東横線の日吉から目黒線に乗り換え、南北線直通、四ツ谷まで。今朝はずっと座れて、読書をしていけた。早めに到着し、昼食を済ませてしまうつもりでいたが、時間帯が悪かった。ぱっぱと食べられそうな店がいいだろうと、まず、コモレ四谷のはなまるうどんに行ってみるが、行列ができていてやめる。外に出て、小諸そば、吉野家を覗いてみても、いずれも混雑。あきらめ、コモレ四谷に戻り、地下のライフでパンを買っていこうとするが、あんまり安いパンは売っていないようで、しかたなく、ベーカリーでちょっといいパンを買うはめになった。しかも、ここのレジもやっぱり混雑しているのだ。チキン南蛮バーガーと雪だるま型のパンを買い、そこらへんで急いで食べていく。


 そのあとは市ヶ谷に近いほうまで歩き、だったら、最初から市ヶ谷駅で降りるようにすれば、混雑は避けられたのかもしれない。四ツ谷という街にはどうもなじめない。夕方には東京駅のほうまで移動し、さすがに腹が減ってしまったから、八重洲地下街のアルプスに寄り、タイムサービスのコロッケカレーを食べた。350円。そのあとは地上に出て、ベローチェに入り、ひと休み。今日は暖かく、アイスコーヒーを飲んだ。スマホの充電をしながらツイッターを覗いてみると、「M-1」準決勝の話題がトレンドにあがっていて、チェックしてみると、ウエストランドのウケがかなりよかったようだ。発表はいつかと調べると、今夜22時に生配信があるとわかる。ベローチェでのんびりするつもりでいたが、この配信が始まるまでに帰りたくなった。

◇ 読書

 東京駅から東海道線で帰ってくる。電車内では読書。高橋敏夫「井上ひさし 希望としての笑い」を読み終えた。2010年刊、角川SSC新書。井上ひさしの作品はあまり知らないのだけど、なぜかこの本を読んでみたくなった。井上ひさしが亡くなってから出版された本で、追悼の帯がついている。著者は文芸評論家。日記を書くものとして気になったのは「東京セブンローズ」について書かれたつぎのような箇所。P137「生活の広大さと雑然さとを無視しない日記というスタイルは、「絶対あるいは鳥瞰」を拒む。一日一日が不安定で、なにがどうなるかわからず、そして、その一日においても、なにが優位でなにがとるにたらないものか、にわかにはきめがたい。日記的世界とは、虫瞰的まなざしによってとらえられた世界である。」

◇ 賞レース

 22時10分前になんとか帰宅した。「M-1」のファイナリスト発表会見、GYAO!の配信が22時にスタート。パソコンをつけて、始まるまでにコーヒーを入れようと急いでいたら、カップを落っことして、把手の部分を割ってしまった。長らく愛用していたコーヒーカップなのに。配信前に、つまらないドジのせいでいらいらしてしまった。配信は数分遅れで始まる。そんなにあわてなくてもよかったんだろうか。司会はかまいたち。今年のファイナリストは、発表順に、ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、ロングコートダディ、さや香、真空ジェシカ、キュウ、ウエストランド、ヨネダ2000 という9組。なんと、タイタンから2組が選ばれた。ウエストランドは確実だろうと思っていたけど、キュウも勝ち残るとは驚いた。キュウは今年になにか変化が感じられたわけでもなく、去年までは勝てずに今年に勝ち残るというのは相対的なものだろうか。会見は例年どおり、3組ずつ登壇し、かまいたちがインタビューする。キュウとウエストランドが同時に登壇することになったが、キュウの経歴を改めて調べてみたこともなかったが、清水は井口と同い年で、じつはけっこうベテランなのだ。キュウというコンビを初めて知ったのはオフィス北野時代だが、ウィキペディアにあたると、意外や、清水は大阪NSCの出身であった。山内が「誰が優勝しても違和感」と言ったのは言い得て妙だ。いわゆる正統派と呼べるのはカベポスターだけではないか。会見が終わったあとも、タイタンの2組が残ったのが嬉しく、ツイッターのタイムラインをひさしぶりにたどってしまった。

 録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・平原綾香)を観て、それから、放送されたばかりの「水曜日のダウンタウン」と「あちこちオードリー」(ゲスト・森脇健児&なすなかにし)もすぐに観る。Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングを聴くと、宮台真司が切りつけられた事件についてしゃべっていた。深夜3時前に眠る。

2021年9月2日木曜日

9月2日木曜日/ラジオを聴くかアマゾンプライムか

◇ ラジオ・テレビ

 早朝から眠り、9時過ぎに目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。録画していた昨夜の「キョコロヒー」を観て、それから、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」は、清水ミチコとナイツで「ラフ&ミュージック」の話に。松本、内村の対面の場面に、清水ミチコもいたらとはやっぱり思うところだ。午後の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、ますだおかだがゲスト。東洋館にゲスト出演したときに、東京二師匠に新人だと思われた話に爆笑する。このエピソードは、ナイツがしゃべっているのも聴いたことがあったと思うが、本人たちから語られるとまたいちだんと面白かった。ラジオを聴きながら、クリックポストを作り、近所の郵便ポストまで出しに行ってくる。今日は朝から雨降りで、肌寒い。

 少し読書してから、夜にまた、スーパーまでに買いものに行き、すぐに帰ってきた。録画していた今日の「徹子の部屋」を観ると、間寛平夫妻がゲスト。例のごとく、間寛平がギャグをやらされることになっても、夫婦での出演だと、ひやひやしないで観ていられた。

 ツイッターから知った、フリーナンスというサイトに公開された石野卓球のインタビューを読んだ。加齢をテーマにしていて、小山田圭吾に触れているところもあり、とても面白かった。聞き手は高岡洋詞。「こないだの小山田(圭吾)くんの事件みたいなことがあると、明日は我が身じゃないけど、結局人気商売だから、どこに地雷が埋まってるかわからないなって。ただ俺の場合、もともとヒール的な要素が強いから、裏切られた感もないっていう強みはありますけど(笑)。」「若いころってなかなか自分はこうだってことを認めたがらないじゃないですか。自分にはもっともっと可能性があって、いま表に出ているのは氷山の一角でしかないみたいな。でも実はそうでもなかったっていう(笑)。そのことにだんだんと気づき始めるんですよね。」 自分に期待しなくなるのかと訊かれると、「というより、自分に失望をしなくなるっていう感じです。」

◇ 映画

 夜、アマゾンプライムで映画を。黒沢清監督「旅のおわり世界のはじまり」を観た。2019年公開。前田敦子が、ウズベキスタンに訪れたテレビ番組のレポーターを演じていて、前田敦子そのままのような雰囲気で出ている。アイドル映画のようだと思いながら観ていた。黒沢清作品には観ていないものもまだまだたくさんあるが、これは知らない作風だ。アマゾンプライムでもう1本、「曖昧な未来、黒沢清」というドキュメンタリーも観た。「アカルイミライ」撮影時のメイキングだが、「アカルイミライ」(2003年公開)は未見で、どうも興味が続かない。ドキュメンタリーの撮りかたが面白くないのだろうか。黒沢清の発言の多くは、「黒沢清の映画術」という本でも語られていたと思う。アップリンクの浅井隆が登場していて、登場するたびに、いかにもパワハラしそうな顔だと思ってしまった。

 深夜1時からはラジオをつけ、「ナインティナインのオールナイトニッポン」をオープニングだけ聴いた。「ラフ&ミュージック」の裏話を聴きたかったからだが、河田町の時代からすると、松本は別人だと話していた。

2021年6月25日金曜日

6月25日金曜日/「昭和50年男」



◇ 病院

 午後から外出。雨がぱらぱらと降っているが、天気雨のようで、駅に向かうまでに陽射しは強くなる。夏のプールで、シャワーを浴びているような雨だ。差していた傘も閉じた。横浜に出て、西口五番街のとり一で、ランチメニューのつくね丼を食べていく。550円。雨は止み、傘がさっそく邪魔になった。市民病院に歩いて向かうが、14時半の予約なのに、食べ終わった時点で、もう14時半になってしまった。天気がよくなり、登り坂を歩いていくと、じんわりと汗をかく。予約の時刻から、20分ほど遅刻して到着。疲れてしまい、診察を待つあいだ、眠くなった。例のごとく、体内の酸素量を測るのみの簡単な診察だが、今日は、数値が若干少ないと言われた。次回の診察は3ヶ月後、誕生日の翌日になった。病院の近くの薬局に寄り、薬を買い、横浜駅まで歩いて戻るが、帰り道は涼しくなり、汗はかかなかった。ビブレのタワーレコードに寄り、「bounce」をもらっていく。ここしばらくはうっかりしていて、何号かもらい忘れていた。上階のブックオフにも寄るが、なにも買うものなし。地下に入り、有隣堂にも寄っていく。

◇ 雑誌

 有隣堂で「昭和50年男」を買い、ベローチェに入り、さっそく読んだ。この雑誌は今まで買ったことがなかったが、最新号はコーネリアス「ファンタズマ」のデザインをそのまま拝借した表紙で、1997年の音楽シーンにしぼった特集をしている。冒頭からいきなり、小山田圭吾、石野卓球のインタビューが続く。それから、茂木欣一、曽我部恵一、ギターウルフセイジのインタビューなどもあり、なんというかゆいところに手が届いた人選かと思う人選で、これは買わないわけにはいかないと思った。なぜ、1997年なのか、という根拠はよくわからないが、コーネリアスが「ファンタズマ」なら、電気グルーヴは「Shangri-La」の年だ。卓球のインタビューでは、「Shangri-La」のリリース当時、シルベッティのクレジットがないことを山下達郎に怒られたというエピソードが語られていて、当時、卓球のインタビューは見つけたものはすべて読んでいたが、これは知らない話だった。「デビューした頃、トゥーマッチに偽悪的に振る舞っていたのは、そうでもしないと魑魅魍魎としたメジャーの世界に飲み込まれると思っていたんだよ。」とは卓球の言。渋谷系を扱うには、1997年はちょっと遅い感じがするが、この特集では、SMAP、SPEED、ポケットビスケッツなども登場し、強いていえば、渋谷系が J-POP に昇華され、吸収されたのがだいたいこのあたりということだろうか。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画したまま観そびれていた、先週土曜放送の「まっちゃんねる」をようやく観た。2回目の「まっちゃんねる」は「女子メンタル」と「イケメンタル」の2本立てで、この番組はもう、単に「ドキュメンタル」を地上波でやるだけの番組になってしまうのだろうか。そうなると、松本人志はいよいよなにもしない。松本は、演者が演者を笑わせるという構図をやたらと好むが、もちろん、本来は観客(視聴者)を笑わせるべきで、その点では、「キングオブコントの会」のほうを歓迎したいのだが、しかし、そうはいっても観逃せはしない番組で、今回、「女子メンタル」はあまり見どころがなかったが、「イケメンタル」のほうは山田孝之の充実ぶりに目を見張る。「全裸監督」に扮してからがさすがで、型が決まっているぶん、揺るぎなさがほかのネタとはまるで違っていた。深夜1時頃に眠る。

2021年5月5日水曜日

5月5日水曜日/テレビ・映画・ポッドキャスト

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していた「千原ジュニアの座王」を観た。存在はなんとなく知っていた番組だが、今までは関西ローカルで、これが初の全国放送なのだという。松本人志以降の、競技化されたお笑いのなかで頭角を現したのが千原ジュニアであり、千原ジュニアはどうも競技のなかでしか活躍できないひとだ。学校をドロップアウトしていながら、〈学校化したバラエティ〉に守られているというのは大いなる矛盾で、その矛盾こそにヤンキー的な感性がある。手を変え品を変え、新たな競技を開発しているが、勝てそうな出場者を指名していくこのルールでは、せっかくいいメンバーが出ていても、その出番が少なくなるのではないだろうか。ジャッジをするのがブラマヨ小杉というのもわからない。

 観そびれいていた「Nキャス」を観ると、伊藤健太郎がテレビ初告白というのがあり、たけしはスタジオでなにを言うだろうと思ったら、自身の事件の際に政治利用された怒りをよみがえらせていた。これは保存する。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」の水曜日は落語応援月間ということで、柳家わさびが生放送中に三題噺を作る企画があった。ゲストはお囃子の稲葉千秋さん。「ヨタロー」で落語ファンになった世代だ。月曜火曜と祝日の特番で休みだった「ナイツ ザ・ラジオショー」も、今日は通常どおり。漫才協会に入った完熟フレッシュがゲスト。聴きながら梱包をする。

 午後、ヤマトの営業所まで。天候が悪くなる予報があり、ビニール傘をもって出る。すでにぽつぽつと降り始めていて、風も強い。二俣川から横浜に出る。ジョイナスの地下、イセタンヨコハマのフードコートにある鳥ぷろで、チキンステーキ鉄板定食を食べた。750円。箱型の鉄板で出てくるが、肉や玉子の細かいかけらが最後に鉄板の角に溜まる。まさに重箱のすみをつつくようにするが、割り箸ではつまむことができず、タレごと、ご飯にかけて食べたいくらいだった。外に出て、西口を歩くととてもひとが多く、電車は空いていたのに、どこにこんなにひとがいたのかと思う。ビブレ、セール中のブックオフに今日も寄る。4冊、550円から、20パーセント引き。跨線橋をわたり、平沼のブックオフにも寄るが、しかし、こちらでは買うものはなかった。高島町を通り、みなとみらいまで歩く。映画を観ようと思い、それまで1時間ほどあるので、ドトールに入った。閉店時刻を確認するのがくせになっているが、19時まで、1時間あるのでちょうどよかった。アイスコーヒーと、ブリオッシュショコラを食べる。ドトールは空いていた。みなとみらいもひとは少なかったが、まあ、時間帯の問題もあるのか。1時間経って、外に出ると、いよいよ小雨になっている。






◇ 映画

 キノシネマ横浜みなとみらいで、「ビーチ・バム まじめに不真面目」を観た。水曜サービスデー、1200円。席はそれなりに埋まっていた。芝山幹郎の批評を信頼して、観なければと思っていたが、どうもこの監督の映画は苦手かもしれない。なんだか、好みでないタイプのAVを観ているような気になった。主人公にもまるで魅力を感じず、いったいこれは、カタギが共感できる映画だろうか。「週刊文春」のシネマチャートでは、中野翠の点は高くなかった。21時前に映画が終わり、下の階に降りると、TSUTAYA がまだ開いている。「文藝春秋」の芝山幹郎の評を立ち読みしなおしたいと思ったが、パックされていて読めなかった。すると、レジから罵声が聞こえる。客の男が店員を怒鳴りつけている。気になってしまい、立ち読みもできないのに店内に少し留まり、様子を伺いたくなった。店員は若い男。なにをどうしたのかわからないが、若い男のこの謝りかたでは怒りは治まらないと思った。女性の店員が対応を変わったが、この女性のほうが上司らしく、この女性には客も言葉がていねいになる。外に出ると、雨は降っていない。助かった。みなとみらいはひっそりしていたが、日産ギャラリーを抜け、横浜駅のコンコースまで戻ってくると、まだまだたくさんひとがいた。帰宅前に、22時閉店にぎりぎり間に合い、クリエイトで買いものしていく。

 

◇ 再びテレビ・ラジオ

 帰宅して、録画していた今日の「徹子の部屋」を観た。岡江久美子の一周忌で、娘の大和田美帆がゲストだった。こういうのを観ると、うちの父親が死んだときの記憶もぶり返す。大和田美帆がどんな人柄かはまるで知らなかったが、悲しみの裏返しのような気の張りようだった。母との最後の会話は大喧嘩だったという。黒柳徹子が「獏ちゃん」という親しい呼びかたをするのも意外と珍しい気がした。もしかすると、大和田獏にも出演依頼はしていたのかもしれない。「あちこちオードリー」は、ロッチと若槻千夏がゲスト。中岡があこがれていたというコカドが、あこがれていた感じとは違ってきたという思いを爆発させる。コカドの気質はどうも他人事ではない。タイムフリーで、昨夜に聴きそこねた「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、「おちょやん」から「白い巨塔」の話になり、曾我廼家明蝶のエッセイを太田は買って読んだという。「明蝶の風流夜話」なんて本を買うタレントがほかにいるだろうか。

 Spotify でなにか聴きながら眠ろうと思い、探していたら、小泉今日子、電気グルーヴが、先月からポッドキャストを始めていることを知った。まず、「Roots of 電気グルーヴ」という番組を聴く。4月19日に配信されていたから、気がつくのがだいぶ遅かった。電気の音楽のルーツを語る番組で、初回はニュー・オーダーについて、出会いから近年までを語り尽くしている。瀧の声から始まるというのがまず嬉しい。卓球の回転の速さはあいかわらずで、聴き始めたら昂揚して、眠れなくなった。49分弱、たっぷり。電気のラジオをこれからも聴ける喜び。この番組は YouTube もあり、同じ話を動画でもう一度観ると、字幕で注釈がついていて、話がわかりやすく、映像でないとわからないジェスチャーもあった。卓球はまるで変わらないが、瀧は顔つきが変わった。


2021年2月4日木曜日

2月4日木曜日/ジングルベル

◇ ニュース

 今朝の「グッとラック!」を観ると、森喜朗が「有名人は田んぼを走ればいい」と発言したそうで、その発言を受け、田村淳が聖火ランナーを辞退したという。その YouTube も確認する。有名人の役割はひとを集めることであるのに、ひとを集める必要がないのであればタレントは身を引きべきとは、まったくそのとおりだ。さらに、よくよく聴いてみれば、この発言への反発というだけではなく、いかなるかたちであってもオリンピックを開催するという森喜朗の姿勢に対する反対表明である。そのニュースの当事者がこの番組にいる。田村淳がこの番組に加わり、この番組は明らかに面白くなっているのだが、この番組を終わらせることはすでに決まっている。田村淳の加入から、半年も経たないうちの結論である。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、くまざわ書店に寄り、「週刊文春」だけ立ち読みした。読書する場所を求め、ドン・キホーテ上階のサイゼリヤに。ハヤシ&ターメリックライスを食べた。今日も複数の本を並行して読んでいく。ふと気がつくと、店内には「ジングルベル」が流れていた。それから注意して聴いていると、クリスマスソングがずっと流れている。サイゼリヤはメニューに間違い探しが載っていることでも知られるが、BGMが間違っている場合もあるのか。

◇ ネットでは

 夜、録画してあった昨夜の「バナナサンド」を観た。ゲストは中川家。「あれなら練習すればできるわ」と思う漫才師として、礼二がキングコングの名を言わされる展開に笑うが、いやしかし、それは中川家の力量だからできるという話だ。なんだかネットニュースになりそうだなと思い、検索してみると、案の定、やっぱりなっている。もちろん、収録は西野が吉本を辞める前だ。西野叩きに都合よく使われてしまうのは、礼二にとっても本意ではないだろう。この礼二の発言は伊達に引き出されたようなものだが、サンドウィッチマンが優勝した2007年の「M-1」で、最後まで優勝を競ったのがキングコングという因縁もある。

 ツイッターで、石野卓球が水道橋博士を「元お笑い芸人」とディスりまくっている(弄りまくっている?)ことを今になって把握した。日曜から始まったのか。菊地成孔と町山智浩のケンカもまだ続いていて、今朝は町山の反撃を見ていた。タイムラインを見てないのに、揉めごとのツイートばかり気になって追いかけて見てしまう。ぎすぎすしているツイートを追いかけ、勝手に疲弊していることに大いに矛盾を感じた。

 Spotify で「大竹まこと ゴールデンラジオ」のポッドキャストを聴いた。マキタスポーツさんが今日のゲストだった。ちょうど「週刊文春」では、朝井リョウの「私の読書日記」で「越境芸人」がとりあげられていた。「越境者の文章」と題し、芥川賞・直木賞の候補者に名を連ねる芸能人の話題で始まり、松井玲奈の小説、ふかわりょうのエッセイ本も紹介されている。冒頭の話題では、ある小説家が講演で語っていた、小説家は人生の最後に目指せばいいもの、という言葉が思い出されている。

 アマゾンプライムでドラマを。ロバート・ゼメキス製作総指揮の「プロジェクト・ブルーブック」を1話だけ観た。もはや思考力が低下しているのか、ぼんやり観ていたらよくわからなかった。

2021年1月28日木曜日

1月28日木曜日/みぞれ

◇ みぞれ

 今日は一日中、外出せず。厳密には、近所の郵便ポストまでは郵便物を出すために行ってきたが、これは瞬間みたいなものだ。午前に一回、午後にもう一回。部屋にいると、いつの間にか雨の降る音が聴こえてきたが、午前に出たときには晴れていた。午後に出たときには、ややみぞれまじりだとわかる。しかし、部屋にこもっていると、それほど寒い気はしない。部屋にこもり、テレビやラジオでひたすら時間を埋めていくような一日を過ごしていた。

 Spotify で西寺郷太のポッドキャストを初めて聴いた。ツイッターを開いたら目に入ってきた石野卓球のツイートで知ったのだが、水道橋博士が出演して、電気グルーヴの話をしているらしい。卓球が聴いた回ではなく、そのひとつ前の回をまず聴いたのだが、1時間近くあるので、なかなかいっぺんに聴くというわけにはいかない。自分がツイッターから離れていったのとすれ違うように、水道橋博士は年末あたりからみるみる元気になっている。

 録画してあった「SWITCHインタビュー」、春風亭一之輔と篠原ともえの回を観た。一之輔さんが篠原ともえのアルバムを買ったというと不思議に思うひとも多いのではないかと思うが、同世代の電気グルーヴファンとしてはその道筋は当然だとわかる。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。ジョン・カーペンターの「透明人間」を観た。青山真治らの本を読んで、ジョン・カーペンターの映画をぜんぜん観たことがないのでなにか観てみようと思い、チェビー・チェイス主演のこれがいいだろうと思った。1992年公開。去年公開されたリブート版「透明人間」も映画館で観たが、ジョン・カーペンターのこの作品も定番というわけではないのか。引き続き、ほかのジョン・カーペンター作品も観てみようと思う。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...