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2023年2月11日土曜日

2月11日土曜日/ビートきよしの戦メリ

◇ ラジオ・テレビ

 早朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、冒頭から一之輔さんが登場していた。それから、もちろん「たけし杯」の話もする。どうやら、たけしは世田谷から引っ越したということか。高田先生はどことは言っていなかったが、木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」では逗子に住んでいるとちらっと言っていて、一応、「逗子 ロールスロイス」で検索もしてみたが、目撃情報は得られなかった。それにしても、たけしがわが神奈川県にやってきたとは興奮させられる。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「ネタパレ」は、TCクラクション、や団、センチネルと、先日の「たけし杯」の出場者が3組も登場していた。や団は「たけし杯」と同じ灰皿がまわるコント。「タモリ俱楽部」は「インダストリアルサウンドオブミュージック」と題し、電動工具の音を使って楽曲作りをする。小峠、Rei が出演。「A-Studio+」はシム・ウンギョンがゲスト。日本のバラエティ番組は初登場。シム・ウンギョンというひとは「新聞記者」で認識したが、(この映画は観てないのだけど、)そうか、「怪しい彼女」の主演がこのひとだったんだ。今までつながっていなかったが、「怪しい彼女」のコメディエンヌっぷりを知っているとまた印象が変わる。夏目漱石が好きなんだそうで、藤ヶ谷太輔が漱石山房記念館を訪れる。鶴瓶は韓国にまで取材に行っていた。今朝の「フジテレビ批評」は「冬ドラマ辛口放談」の後編。「ワルイコあつまれ」は「子ども記者会見」に新海誠が登場。「稲垣淳二の解談算数 トイレのハナコ算」には、今までは「ハナコさん」役のイワクラだけが声の出演をしていたが、中野も「ホネ太郎」というキャラクターで登場した。声の出演だけでなく、蛙亭のふたりは稲垣吾郎と一緒に「ワルイコソーラン」も踊った。

◇ 伊勢佐木町

 午後から外出。日ノ出町からイセザキモールに向かい、遅めの昼食。和記食坊に入り、豚肉と野菜炒めを食べた。720円。それから、ブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、220円の新書を1冊、単行本を1冊買った。ドトールに入り、ひと休み。少し仮眠をしてから読書。少しラジオを聴いてからまた読書。小林信彦「映画を夢みて」を読み終えた。1998年刊、ちくま文庫。親本は1991年刊。ずいぶん前からちびちび読んでいたのだが、去年の「文藝春秋」に掲載された小林信彦の映画ベスト100 を今年に入ってから順番に観るようになり、映画について書かれたこの本を読むペースが加速された。もうこの本の終わりのほうだったが、作品を知ると理解できることが、当たり前だが、面白いように増えていった。読み終えたばかりなのに、この本はまた数年経ったら読みなおしたい。




◇ 映画

 いったん、マルエツまで行って、栄養ドリンクとパンを買って食べておいてから、横浜シネマリンに向かった。20時から上映される「戦場のメリークリスマス」4K修復版。上映前にビートきよしのトークイベントがあり、横浜でこんなイベントがあるとなれば、観逃すわけにはいかない。しかも、今週は水曜にはたけしを観たばかりだ。一週間のあいだにツービートをコンプリートできるチャンスもなかなかないのである。チケットは、発売日にオンラインから購入済み。ロビーに降りていくと、この前の回の上映でもイベントがあるとかで、いったん階段に出るように誘導される。まあ、指定席だから並ぶ必要もなく、外に出て待っていた。外国人のお客さんがいたが、ビートきよしが誰だかわかってるんだろうかとちょっと心配になった。時間になり、スマホからQRコードを読んでもらって入場するが、うっかりしていて、スタンプカードを出し忘れてしまった。

 トークはまず、シネマリンの支配人が登場し、このひとが聞き手を務める。支配人はどういうひとか知らなかったが、おっとりした雰囲気の中年女性だった。きよし師匠を呼び込み、この近所でよく見かけるという会話から始まる。住まいはこちらのほうなのかわからないが、だいぶ前に、きよし師匠のブログを見ていたら、横浜のほうにやけによく出没していることに気がついた。たしか、親戚が経営するラーメン屋が南太田のほうにあったんじゃなかったっけ。きよし師匠自身も、この日ノ出町周辺で、何度か店を開いたりたたんだりしている。このトークイベントは、同じようなイベントが先に新宿武蔵野館であり、その情報を見た支配人が、それに乗っかって、ツイッターで交渉して決まったようだ。よく知られることだが、ビートきよしは「戦場のメリークリスマス」に出演はしていないのだが、撮影現場のラロトンガ島には行っている。そのきよし師匠をトークのゲストに招こうと考えた新宿武蔵野館が偉いのだが、シネマリンの支配人は、きよし師匠についてはあんまり詳しく知らないようで、きよし師匠もトーンダウンし、どうも盛りあがらないトークだった。出演シーンがワンカットしかなく、出ないで帰ったほうがネタになると大島渚に言われたことや、撮影現場ではデヴィッド・ボウイがギターをもってきて歌っていたことなど。あとはギャラの話が多かった。30分程度でトークは終わり、最後に撮影タイムが設けられたのは嬉しかった。そして、上映。「戦場のメリークリスマス」は過去に二度は観ていると思うが、劇場で観るのは初めてだ。けして大好きな作品というわけではないのだが、観るたびに惹かれる部分が増えていく感じはする。きよし師匠が一回では理解できなかったというようなことを言っていたが、わかりやすい映画ではないのに、ポップな出演者たちが登場するたびに、歌舞伎のようで楽しくなる。





◇ テレビ

 上映中、鼻つまりがひどかったが、立ち上がったらあっさりとなおった。どういうからだの仕組みだろうか。横浜駅まで、ラジオを聴きながら歩いて帰る。帰宅は深夜近くなった。録画していた「Nキャス」を観ると、タラちゃんの声優、貴家堂子さんの訃報から始まる。ラジオ東京劇団の出身ということで、TBSにその当時の資料が残っているのだ。そして、トルコの地震のニュース。ラジオなどでは聴いていたが、映像では初めて観る。そのあとの一夫多妻男のニュースもツイッターでしか目にしていなかったが、なかなか強烈であった。この男、知らなかったが、17年前にも報道され、その映像が残されていた。もうひとつ、「太田光のつぶやき英語」も観てしまうと、こちらはコムアイをゲストに迎え、インドカルチャーの特集。インド映画といえば「ボリウッド」だと思っていたけど、映画の拠点がインドにはいくつもあり、話題の「RRR」は「トリウッド」というんだな。勉強になる。インド英語独特の表現があるというのも知らなかった。深夜3時頃に眠る。


2022年2月28日月曜日

2月28日月曜日/うっかりしていたブックの日


◇ 霞が関

 朝から都内に。電車内、読書をするが、眠くてまるで読み進められない。毎月29日はブックオフの「ブックの日」だが、2月は変則的に今日28日が「ブックの日」になっていて、うっかりしていて用事を入れてしまっていた。遅い時間からブックオフをどうやってまわろうかと考えていたが、ただでさえ、夕方までは動けないのに、さらにその予定が延びることになり、今日はもうだめだと思った。霞が関に用があり、昼食は霞が関コモンゲートの地下、阿里城という店に入り、キノコと豚肉のオイスターソース炒めを食べた。よだれ鶏、スープ、杏仁豆腐がつき、880円。満腹。その後、竹橋のほうに移動し、すっかり夜になってからようやく時間ができる。とりあえず、いちばん近いブックオフにと思い、飯田橋を目指して歩いた。九段下で、スギ薬局に寄り、飲みものとクリームパン、栄養ドリンクも買い、歩きながら飲み食いした。

◇ ブックの日

 今日1店目のブックオフ、飯田橋店にやってきたが、しかし、まるで買うものなし。110円の文庫本から、2冊はなんとか選ぶが、棚がすかすかで、何度見てもつまらない本ばかり。それでも、せっかくだから、なんとか5冊選び出す。スマホの充電をしたいと思っていたが、すぐそばのベローチェは 20時閉店。もう15分ほどで閉まるので、これじゃあ入ってもしかたがない。先に充電してからブックオフにすればよかった。JRの飯田橋駅から、総武線で代々木に移動する。改札の目の前に、そういえばマクドナルドがあり、21時まで開いているので、ここで充電することにした。しかし、充電に時間をかけているわけにもいかず、1時間程度しかいられなかったが、ツイッターを見たりしていたから、あまり充電されなかった。21時過ぎになり、2店目は代々木店。220円の単行本をなんとか3冊選ぶ。新宿まで歩き、西口のブックオフで今日は終わり。22時閉店まで、30分ほどでまわり、ここでもなんとか、220円の単行本を3冊買った。


 新宿から小田急線、藤沢行きの急行に乗り、大和まで乗り換えなしで帰ってきた。23時過ぎになり、スーパーも閉まっていて、うちに帰っても食べるものがない。しかたなく、コンビニはあまり利用したくないが、ファミリーマートに寄り、カップ麵とドーナツを買って帰った。録画していたテレビ番組をいくつか観て、それから、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」(ゲスト・城戸真亜子)を聴いた。ラジオを聴きながら、オンライン将棋を1局指し、2級から1級についに昇進する。

 楽天マガジンで「週刊ポスト」を読むと、たけしの連載では、千とせが亡くなったのをきっかけに、ツービートのコンビ名の由来をしっかりと説明していた。「新聞を見たら、どこを見ても「ツービートの名付け親」みたいなヘンな紹介されてたんだけどさ。この前の『ニュースキャスター』(TBS系)じゃ時間がないんで詳しく話せなかったけど、あれはオイラが自分でつけたんだよ。」「ネットフリックスでもそういうシーンがあったけど、由来の一つは「ツービート」「フォービート」「エイトビート」みたいな音楽のリズムにあやかったってのは間違いじゃない。だけどそれだけじゃなくてさ。「beat」って英単語には、相手を「打ち負かす」って意味もあるんだよ。あとは「ビート族」だね。第2次大戦後のアメリカで、後のヒッピーの原型になったような自由を訴える集団でさ。そういうのもひっくるめていい響きだなァと思ったんだよな。」 深夜2時頃に眠る。

2021年12月12日日曜日

12月12日日曜日/「浅草キッド」を観た

◇ ラジオ

 朝8時半頃に目覚め、午前中、タイムフリーで、昨日の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いた。11時台は、ビートきよしがゲスト。ニッポン放送の「浅草キッド」スペシャルウィークのラインナップには名前がなかったが、TBSのほうでゲストに招いたのは見事だ。きよしは映画はまだ観ていなかったが、その当時の話はすこぶる面白い。当時のたけしの発言の再現とはいえ、無頓着に「ブス」を連呼するきよしに笑わされる。そのあとは、ツービート以前のきよしヒストリーが語られたが、深見師匠がまるくなってから入ってきたのがたけしで、きよしはそれ以前の深見師匠が怖かった時代を知っているのだ。たけしよりも先にフランス座を出たきよしは、ゆーとぴあホープに紹介されたレオナルド熊の弟子とコンビを組む。ところが、弟子が不義理をしているというので、レオナルド熊は漫才をやらせないと怒ったという。「そんときの熊さんは、テレビ出る熊さんとぜんぜん違うから。ポン中だから、あのひと。」「だからもう、あたまがおかしいんだよ。」「枕の下から出刃包丁だよ。「お前この野郎、漫才やるんだったら指詰めろ」だからね。」

 昨日の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」も聴いた。こちらは、高田文夫先生がゲスト。コンビは関係が対等だとぶつかり合うといい、おぼん・こぼんの関係が「5対5」だとすると、ネタを書いている富澤と比べ、伊達は「6対4」の「4」だとからかう。伊達がこんなにからかわれていることが珍しい。伊達が「「高田笑学校」はやらないんですか?」と訊くと、「やんないもなにもさあ、やってもいいんだけど、浅草キッドがさあ、おぼん・こぼん状態だからさ。」「そうだよ、今のきみらとやってもいいんだよな。スタートしてもな、みんなでもう1回な。」 話はあっちこっちに飛びつつ、おぼん・こぼんやセントルイス、てんやわんややますだおかだにまで、会話のはしばしに漫才の歴史が表れる。高田先生は、ビートきよしが出演したその日の朝の「ちゃきちゃき」もしっかり聴いていた。

 録画していた今朝の「サンデージャポン」をすぐに観ると、パラリンピック開会式に出演した和合由依さんがスタジオに生出演していた。13歳の和合さんは、爆笑問題マニアなんだそうだ。13時からはまたラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴いた。14時台は、園子温がゲスト。音楽と映画ではどちらが上かというリスナーからの質問に、音楽のほうが上だと即答した。音楽はお手軽に作れるところがすごく、映画は、表現にお金が介在するからだめだという。対して太田も、漫才のいいところは誰でもただで作れるところだと。

 午後、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、くまざわ書店に寄っていく。文芸誌に目を通すと、「文學界」が笑いの特集をしているのが気になる。西友で買いものをして、夕方には帰ってきた。ブログの更新をしてから、早い時間に眠り、夜遅くに目覚めた。

◇ 映画

 深夜0時を過ぎてから、Netflix の利用をついに始めた。料金の計算法をきちんと確認はしていないが、日付が変わってからすぐに登録したほうが、少しは得なんじゃないかと思った。Netflix に登録したのは劇団ひとり監督の「浅草キッド」を観るためで、きちんと落ち着いて観る時間を作りたく、配信開始から3日遅れになった。さっそく観ると、映画は、現在のたけしから始まる。特殊メイクをした柳楽優弥は現在のたけしのすがたそのもので、すごいとはラジオでは聴いていたが、ここにまず驚きがあった。それから、時代はぽんと飛び、ツービートがキャバレーで漫才をする場面に移る。柳楽優弥とナイツ土屋のツービートだが、この柳楽優弥は特殊メイクではなく、たけしを演じている。この場面で、つまみ枝豆がキャバレーの支配人を演じていることと、そして、ツービートの営業の場面に、たけしが歌うホンモノの「浅草キッド」が流れると、この世界にすんなりと引き込まれてしまった。しかし、少し観ていくと、原作(新潮文庫)からはだいぶ離れているということもわかってくる。門脇麦が演じる踊り子との恋の部分は、完全にこの映画のための創作だ。深見千三郎の妻は、原作を読むと、志の川亜矢という三十代半ばの踊り子なのだが、鈴木保奈美の役名は違っていて、ここも別モノと考えていいだろう。原作では、志の川の姐さんを始め、踊り子たちの実名が多数登場し、彼女たちにかわいがられ、後楽園プールやゴーゴークラブに一緒に遊びに行ったエピソードも出てくるが、裸で歩きまわっている彼女たちを見ていると、恋愛対象というよりも仕事仲間という感じだったということも書いてある。映画は、前半のハイライトはタップダンスのシーンで、原作のディテールを拾うことよりも、芸で結ばれた師弟関係をダイナミックに描いてみせる。劇団ひとりの情熱を感じるシーンだ。原作では、ツービートの結成はじつは終盤なのだが、この映画ではそこのバランスも違っていて、ツービートとして売れていくたけしに対する深見師匠の感情を多く描いている。東八郎の登場も原作にはないものだが、いったい、なにをもとにして脚本を作ったのか。ツービートの漫才の場面は、ナイツ土屋はさすがは本物の漫才師の匂いを出すが、柳楽優弥はやはり漫才師の漫才とはまるで違う。柳楽優弥の演技には鬼気迫るものはあるが、あのビートたけしが面白いひとに見えないというのはまずいんじゃないだろうか。ここはどうしても越えられない壁かもしれないが、まあ、淋しげな青年であったたけしに焦点を絞った結果だろう。深見師匠の死、それから、最後の10分間、現在のたけしが過去のフランス座を訪れるシーンもまた、わかっちゃいるけど感動的だった。たけしが歌うホンモノの「浅草キッド」の効力を改めて感じもし、ぱっとアニメに切り換わり、桑田佳祐の主題歌とともにエンドクレジットが流れ出すところも気持ちがいい。長所も短所もあるが、とても好ましい映画だと思った。

 深夜、朝までにブログの更新をもうひとつ。

ブログ アーカイブ

5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...