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2023年10月10日火曜日

10月10日火曜日/カレー屋の看板を見た


◇ 有楽町・大森

 朝から都内に。横浜から乗った東海道線、さほど混んでいたわけでもないのに貧血気味になった。寝不足のせいか。昼は有楽町。昼食にしたいが、正午過ぎはどこの店も混んでいる時間だ。有楽町ビルヂングの地下、それから、交通会館の地下を覗くが、安い店には必ず行列ができている。銀座インズも覗いてみるが、ここはおおむね千円超え。千円のランチなんか食べては罰が当たる。もう駅前のC&Cでいいやと思い、戻ろうとすると、カレー屋の看板を見つけた。同じカレーならば、こっちのほうがよさそうだ。「じゅん散歩」で紹介されたと書いてあり、値段も手頃だ。ガード下にある「ふくてい」というその店に行ってみると、この店が不思議と行列ができていない。かといって、空いているわけではなく、カウンターだけしかない狭い店だが、席の数と混み具合が釣り合っている。店内には、高田純次や風吹ジュン、カズレーザーらのサイン色紙が飾ってあった。看板に書かれていたステーキカレーを食べる。840円。いつもは1100円のようだが、今日は感謝デーで安かったようだ。罰が当たらずに済んだ。

 有楽町から新橋まで歩き、銀行のATMに寄りたかったからだが、どうも眠気で朦朧としている。まだ時間が早いから、大森に寄りたいと思い、そうすれば、電車で眠れると思ったが、新橋駅はこの時間は京浜東北線が停まらないんだ。品川まで山手線に乗り、品川から京浜東北線に乗り換えたが、スレッズの投稿をしていたら眠りそこねた。

 大森北口のベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーを飲みながら金の計算をしてみると、なんとか余裕を作れたようで、疲れ気味だが、今のうちに仕事をがんがんやらなければということを考えていた。読書をして、それから、西友のブックオフに寄っていく。220円の新書を1冊、単行本を1冊、330円のCDを1枚買う。帰りの京浜東北線のなかでも読書を続ける。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は阿佐ヶ谷姉妹がゲスト。初登場かなと思ったら、6年ぶりの出演のようだ。6年前は観逃しているかもしれないな。番組最後に、徹子さんに人生の指針となるような言葉をお願いすると、徹子さん「そんなのないのよ、あたしはね。でも、あたしがいつもどうやって生きてるかってことを申しあげると、まず、くよくよしない。いやなことがあってもぱっと忘れる。それから、ご飯はちゃんと食べる。三度は食べなくても、二度は絶対に忘れないようにして食べる。あと、やっぱり、ひとを信じる。だまされたことないんですけど、まあ、いろんなかたをね、信じるということを。それから、自分が仕事が好きだったらその仕事を一生懸命やる。そんなことでしょうかしらね。」

 日曜に放送された「情熱大陸」は、女性として歌舞伎座の舞台に立つ寺島しのぶに密着する。その「文七元結」の相手役に寺島しのぶを提案したのは中村獅童だった。ふたりは同い年、二十代のころに一緒に酒を飲みに行っていて、寺島しのぶが、女じゃなかったら歌舞伎の舞台に出たかったと思い、小さいころに悔しかったと、そう言っていたことを覚えていた獅童は「余計なお世話かもしれないけど、いつか、歌舞伎座でなにかお芝居できたらなあって思いは僕にはあったんですね。」と、カメラの前で初めて明かした。寺島しのぶは、「文七元結」は、父である菊五郎がベストになってしまっていると語る。寺島「それがたぶん、大きく邪魔をしてると思うんですけど」「ホンがまったく同じじゃないし、山田(洋次)監督のオリジナルの「文七元結物語」だし、それは…、「あれっ、なんか違う」っていうところからまずからだが思うわけで。そこをまず外さないといけないなあと思いますね。」 お久を演じる玉太郎の稽古を観ている場面では、歌舞伎ならではの身のこなしについて語っていた。寺島「やっぱり歌舞伎って型だから。型がないとできないし、でも、型だけだと、やっぱり監督(山田洋次)は、こころで芝居っていうものを望まれるかただから、そこをすぐ見抜く? 私は型はないけど、こころはとりあえずあって、でもやっぱり型は、ねえ、できたほうがやっぱり素敵だなあと思うし、うん。そういうところをこう、学んでるんですよ。」 そして、初日の舞台を終えた楽屋では、「あのう、感動もなにもないっていう感じ。正直言って。」「やる前とかのほうが自分で妄想して、ああ、拍手もらって、音羽屋ってかかって、五十年かけてここに立って、もうこんな感激はないって思うともうぼろぼろ泣けてくる、うちとかで。でも、いざ終わってみるとさあーって冷めてて、なんだこの芝居はほんとにだめだなってなんか…。」 この初日は父の誕生日でもあった。息子がキャンプから帰ってきて、これから母親の役に戻るという場面がこの番組のラストシーン。

 ラジオを聴きながら雑務を片づけ、深夜0時頃に眠る。ブログを更新する余力なし。

2023年7月13日木曜日

7月13日木曜日/竹芝






◇ 竹芝・大森

 あまり眠れないまま、朝から都内に。昼食は竹芝、ゆで太郎に入り、ミニカツ丼セットを食べた。730円。竹芝駅のまわりを散策し、外のベンチで休もうかとも思っていたが、蒸し暑くてこれは無理だ。客船ターミナルのベンチで、少し仮眠する。

 夕方には大森に移動し、ベローチェに入り、ひと休み。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、ナイツが昨夜の「ザ・東京漫才」の話をするのだが、ナイツはいつも要約が下手だ。読書もするつもりでいたのに、ひどい眠気がなかなかとれず、とりかかるまでにだいぶ時間がかかった。西友のブックオフに寄り、220円の単行本を2冊買う。帰りの電車内で、ようやく読書の調子が出てくる。横浜駅に戻り、西口の地下を通り抜け、かながわ県民センターまで行って、返却ポストに図書館の本を1冊返却する。有隣堂を覗き、「文藝春秋」の最新号を少し立ち読みすると、秋元康ロングインタビューという連載が始まっていた。インタビュアーも秋元康。目を通してみたら、せんだみつおやセントルイスといった名が出てくる。これは面白いかもしれないな。図書館できちんと読もうか。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・山本耕史)と、昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・ぼる塾&四千頭身)を。NHKの「ニュース7」を観ていると、毎日毎日、災害のニュースばかりだ。

 録りためてあるNHKの「演芸図鑑」をこつこつ観ていて、ようやく今年の2月の放送までたどりついた。林家正蔵と日髙のり子の対談があり、もちろん、「タッチ」の声優として共演した間柄だが、正蔵師匠は「タッチ」はオーディションを受けて採用されたんだそうで、日髙のり子もそのことを知らずに驚いていたから、あまり知られていない話ではないだろうか。そのころ、正蔵師匠が劇団青年座の映画放送部に在籍していたということも知らなかったが、「タッチ」のオーディションはそこの紹介だったという話だった。

2023年5月26日金曜日

5月26日金曜日/平和島・流通センター

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。日によってはやたらと時間を食うときがあるが、この日がそれ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」では、延期になっていた「井森美幸大好き芸人」がようやく放送された。三村マサカズ、山里亮太、ビビる大木、川島明、土田晃之、アンガールズ田中、ノブコブ吉村というメンバー。「元気が出るテレビ」の心霊ドッキリの映像(1988年放送)が流されていたのも嬉しかったのだが、番組後半には井森美幸本人が登場し、ライバルについて訊かれた井森は、こんなひとになれたらいいなと思っているひとはいるといって、高田純次の名をあげた。なんと、ここで高田純次の名が出るとは、シビれるものがあるじゃないか。高田純次が井森美幸に影響を与えていたとは、まったくの盲点だった。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。12時台には「漫才新人大賞」優勝のミーナというコンビが登場した。ほぼ毎年観に行っていた「漫才新人大賞」だが、今年はひさしぶりに観に行かなかった。どんな漫才をやるのか、どんな風貌なのかも知らないのだが、喜助というひとは落語ファンであり、喜助という名前は志ん朝の「お見立て」からとったという。談志ファンでもあり、おまけに「ビバリー」のリスナーでもあるようだ。ミーナというコンビ名はサザンの「可愛いミーナ」から。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊新潮」には猿之助の記事がたっぷり。「私の週間食卓日記」にはTKO木本が登場。中山秀征の連載では、ナンシー関について語っている。今週の「女性セブン」にも猿之助のスクープ記事第2弾が掲載されている。発端となった先週号もスクショを撮っておいたが、歌舞伎界の大事件だとは思うから保存はしておくが、ボリュームの多さもあり、なかなかまともに読む気にはなれない。

◇ 大森・平和島・流通センター

 午後から都内に。京浜東北線に乗り、大森まで。まず、昼食。ニイハオという店に入り、ランチメニューの豚肉と木耳玉子炒めを食べた。650円。この店は二度目。西友のブックオフにも寄っていくが、昨日からどうもいい本に恵まれない。110円の文庫本から1冊だけ買う。そのあとは、大森海岸駅からビッグファン平和島のほうに歩き、ドン・キホーテに寄り、ここで飲みものだけ買っておく。平和島公園を抜け、ジャンクションにかかる歩道橋を歩いていくと、ずいぶん前にもここを歩いていることを思い出した。もう何十年も前ではなかったか。なんのために、どこに向かって歩いていたのか、記憶ははっきりしないが、風景を覚えている。ジャンクションを越えるとすぐに、東京モノレールの流通センター駅がある。こちらのほうは初めてだと思うのだけれど、記憶があてにならない。モノレールには乗らず、帰りは京浜急行の平和島まで歩いた。













◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、夜も録画していたテレビをあれこれと。今日の「徹子の部屋」は伊藤咲子がゲスト。初出演だとは意外だ。スタジオで「ひまわり娘」も歌ったのだが、この曲は、最近、ウクライナのラジオで流れたのだという。「ミュージックステーション」では「今ならベストテン」という企画をやっていた。1993年のヒット曲を、現在、アンケートをとって改めてランキングするという企画で、1位にはZARDの「負けないで」が選ばれていた。スタジオには WANDS が出演し、7位にランクインしていた「愛を語るより口づけをかわそう」を歌ったのだが、WANDS って、メンバーがずいぶん入れ変わってるんだな。別人が歌ってるのに「Mステ初歌唱」もなにもないだろう。

 タイムフリーで、今日の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴きながら眠る。深夜1時頃だったか。

2023年5月13日土曜日

5月13日土曜日/アクリル板が外された





◇ 大森

 早朝に目覚め、ラジオをつける。「木梨の会」の終わりのほうだけ聴いた。この番組、この時間に起きていれば聴くという程度にしか聴いていないが、ほぼ毎週のように所ジョージが出ている。朝早くに外に出ると小雨が降っていた。傘を差すほどでもないかというと難しく、一応、傘をもって出ると、駅に着くまでにやや強い降りになった。東京駅のほうまで出て、帰りに大森に寄り道する。北口を出ると、線路沿いに公園があり、気になり、ちょっと先まで歩いて戻ってきた。大井水神公園というようだ。

 ベローチェに入り、ひと休み。あったかいコーヒーにする。席にあったアクリル板はついに外されてしまった。あって困るものではないと思うのだけど、スタンド部分だけはまだテーブルに貼りつけられたまま、板だけをとりあえず外した状態だ。この光景は今の時期だけのものだろう。

◇ マンガ

 ベローチェで、マンガを1冊、「容赦ない和田ラヂヲ」を読んだ。2020年刊、イースト・プレス。連載時期は2011年から2013年と、けっこう古い。これはこういう店よりも、うちで声を出して笑いながら読んだほうがよかったかもしれない。和田ラヂヲもまた、先日の「アメトーーク!」の「ギャグ漫画サミット」を観てから改めて読みたくなった。

 西友のブックオフに寄るが、あまりいい本もなく、110円の文庫本を1冊だけ買っていく。アプリの100円引きクーポンを使い、残りの10円をポイント払い。大森から鶴見に移動し、ブックオフにもう1店。こちらにはいい本があった。110円の文庫本を3冊、コミックを1冊、220円単行本を1冊買っていく。

 夜遅くに帰宅し、Spotify のポッドキャストで、今朝の「木梨の会」を聴きなおした。23時からはオンタイムのラジオ、「HONMOKU RED HOT STREET」を聴きながら眠る。深夜に目覚め、眠りなおそうとするが、眠れなくなった。

2023年4月1日土曜日

4月1日土曜日/面白くならない映画



◇ 新木場・大森・川崎

 今日も朝から都内に。昼食は東雲のゆで太郎。限定メニューの肉とじ丼セットを食べた。700円。写真を撮りそこねてしまい、しかたがないから、食べ終わってから撮った。そのあとは新木場のほうまで行くことになり、予定として考えていなかったから調子が狂う。新木場はだめだ。

 今夜は映画を観てしまおうと思い、映画のスケジュールを調べながら、予定の立てなおし。まず、新木場から京葉線、東京駅から京浜東北線に乗り、大森に移動する。西友のブックオフに寄るが、しかし、買うものなし。220円の単行本を1冊だけ買う。店内、暖房が暑かった。今度は大森から川崎に移動し、東口に出ると、スタチューの大道芸が目に入る。市議会選の選挙演説もちらほら。地下には潜らず、地上からダイスの前を通り、銀柳街に入っていく。モアーズのブックオフにも寄るが、こちらも買うものなし。いつもは見ないCDの棚のほうまで初めてまわってみたが、目ぼしいものはなんにもない。220円のコミックを1冊だけ買う。川崎はだめだ。



◇ 映画・テレビ

 ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、ツイッターを徘徊。そのあとはしばらく読書をする。図書館で借りた本を読み始めるが、読む本がたくさんあり、どれから読んでいこうかしぼれずに困る。

 夜になり、ダイスのTOHOシネマズ川崎に。評判の「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」をようやく、21時ちょうどの回で観た。アカデミー賞作品賞受賞作でもあり、かなり期待していたのだが、なんだかなあ、これがアカデミー賞なのか。面白くなりそうな感じはずっとあるのだけど、しかし、どうも面白くならないんだな。笑いに決着をつけず、するっと逃げる感じがある。いや、主題はそこではないのだろうが、だけど、面白くないものをわざわざ親切に読み解こうとすることにどれほどの意味があるだろうか。だったら、娯楽作品ではなく、専門書のひとつも読んだほうがマシではないか。指がソーセージになるあたりから、松本人志の映画のようだと思い始めたのだが、実際に影響はないのだろうか。後半はだいぶ眠くなってしまった。そもそも、寝不足で映画を観るからよくないのだ。


 深夜に帰宅。雨降りになり、帰宅前にずぶ濡れになった。ことごとく、間が悪い。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「タモリ俱楽部」は最終回。「タモリ流レシピを訂正しよう」という企画、田中裕二、劇団ひとり、市川紗椰が出演し、これはいいメンバーだと思った。スタッフの笑い声がいちだんと大きい感じがして、さすが、最終回は現場の盛りあがりがすごいのだろう。ああ、しかし、これで終わりか。あっさりとした最終回。深夜3時頃に眠る。

2023年3月10日金曜日

3月10日金曜日/なにも観逃さない


◇ 明治座

 今日も朝から都内に。まずは人形町、明治座まで。「立川流三人の会」の立ち見券が販売されるとの情報を知ったのは、たしか、「ビバリー昼ズ」だったか、(ほかに知りようがないと思う。)いったんはあきらめたチケットだが、買えるチャンスがあるとなれば、やはり、この会は観逃したくないという欲が出る。10時から販売開始、先着順ではなく、10時までに並んでいる客に整理券を抽選で配るというから急ぐ必要はない。のんびり、15分前に到着したときには、10名ほどの列ができていた。15分前を目安にやってきたひとが多いようで、自分が並び始めたあとにぞろぞろと増える。10時前になり、スタッフの女性が3人現れ、人数を数えたりなどしていたのだと思うが、それから、われわれに向けて立ち見席の説明をする。並んでいるひとのぶんは全員確保できるとわかり、まずはひと安心。S席も若干余っているようだが、値段が高いからこれは無理だ。時間になり、整理券が配られるが、抽選というのはどういうシステムかと思えば、なんてことはない、スタッフの女性が整理券をランダムに渡していくだけだった。自分の番号は21番。最後のひとは23番で、真ん中ほどに並んでいたのに、後ろのほうになってしまった。並んでいるのは高齢者ばかり。平日の朝に並ぶようなひとはそりゃそうか。番号順に購入が始まるが、待っているあいだに、スタッフの女性がまわってきて、購入する席を決めておく。とにかく買うことしかあたまになかったが、そういえば昼夜2回公演だから、どちらか選ぶ必要があった。仮に、3階の安い席が先に売れてしまい、1階だけ残った場合はどうしようかとも思ったが、3階が残っていてほっとする。いや、ここまできたら、1階席でも買うしかないとは思ったけれども。夜の公演、3階立ち見席を無事に確保。しかし、それからカウンターにたどりつくまでがけっこう待たされた。こういうふうにカウンターで直接購入するというのも、しばらくぶりの感覚だ。当たり前だが、直接購入は手数料がかからないから嬉しい。カウンターにたどりつき、なにか記入するのかなとも思ったが、名前と電話番号だけ訊かれ、登録情報があったからそれだけで済んだ。2500円を支払い、一度はあきらめていたプレミアチケットを無事に入手した。執念だ。今年はなにも観逃さない。

 ドトールのモーニングを食べられるかと思っていたが、チケットを買うだけで10時半になってしまった。モーニングには間に合わない。とりあえず、馬喰町駅のほうまで歩き、迷ったが、やっぱりドトールに入り、代わりにアイスコーヒーとジャーマンドックを食べた。500円。


◇ 品川・大森

 正午前にドトールを出て、馬喰町から横須賀線に乗り、品川に移動する。チケットを買うためだけに都内に出るのではあんまりだから、ちゃんと仕事も作った。用を片づけてから、遅めの昼食にする。港南口をぐるぐる歩きまわると、ランチタイムはもう終わってしまった店が多いようで、選択肢はあまりない。升屋という店に、14時半ラストオーダー直前に入り、ランチメニューのハンバーグステーキ定食を食べた。890円。すぐ近くのマクドナルドに入り、ひと休み。コンセントがあり、スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。月曜に休んだ高田先生だが、なにごともなく復帰した。オープニングでは、最後に太田の小説に触れる。

 帰る前に、京浜東北線で大森に移動し、西友のブックオフにも寄っていく。110円の文庫本を1冊、それから、550円の中古CDもひさしぶりに1枚買った。帰りの電車内では、千葉雅也「勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版」を読み終えた。2020年刊、文春文庫。親本は2017年刊。千葉雅也の本を読むのは初めてだったが、勉強のノウハウ以前に、勉強とはなにかについてえんえんと書かれているのがとても面白かった。P14-15「深く勉強するというのは、ノリが悪くなることである。」「これから説明するのは、いままでに比べてノリが悪くなってしまう段階を通って「新しいノリ」に変身するという、時間がかかる「深い」勉強の方法です。」 P40「勉強とは結局、別のノリに引っ越すことですが、この勉強論で光を当てたいのは、以前のノリ1から新しいノリ2へと引っ越す途中での、二つのノリの「あいだ」です。そこにフォーカスするのが本書の特徴です。」 そして、第二章では、アイロニー、ユーモア、ナンセンスについて論じられている。

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観た。今日のゲストは島田洋七。22年前に佐賀に移住しているのだな。「がばいばあちゃん」で知られる祖母の話、それから、1984年放送、34歳のときに出演した回の映像も流れた。番組終盤、洋七から唐突に、徹子さんに対してお礼が語られる。たけしと一緒に六本木の店に入ったら徹子さんに遭遇したそうで、そこは徹子さんもよく行く店だったそうなのだが、徹子さんが先に帰り、そのあと、洋七たちが会計をしようとしたら徹子さんがもう払っていたのだという。二十数年前の出来事。たけしが若手芸人の支払いを済ませてしまうエピソードはよく聴くが、たけしたちの支払いを黒柳徹子が済ませてしまうという話は初めて聴いた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「昭和40年男」の配信が始まっていた。ということは、「昭和50年男」の配信もあるだろうか。この2誌は特集によっては楽しみ。「OZ Magazine」の横浜特集にもざっと目を通す。

 Spotify のポッドキャストで、昨日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴きながら眠る。大竹まこととヒコロヒーの会話は、導眠にいちばん適している心地好い声のふたりだ。深夜に目覚め、ブログの更新をしてからもう少し眠りなおした。

2023年2月7日火曜日

2月7日火曜日/大森貝塚


◇ 東京

 夜中に何度も目覚めるが、なかなか起きあがれず、どうも疲れてしまっている。数日前からなぜか鼻汁がひどくなり、しょっちゅう鼻をかむから、ティッシュがどんどん減る。夜も鼻呼吸ができず、目が覚めるとくちのなかがからからに乾燥していて、そのせいだと思うが、口内炎もひどくなってきた。酸素の吸収もおそらく充分でなく、ぼんやりとした眠気にずっと覆われている。

 今日も朝から都内に。東京駅まで出て、昼食は大手町ファーストスクエア、串八珍に入り、もも焼き丼を食べた。950円。オアゾの丸善に寄り、映画関係の棚にあった「キネマ旬報」の年間ベストテンを立ち読みしていたら、近くにいた外国人のおばあさんに尋ねられた。本を探しているようで、どこかで店員に訊いてきたんだろう、棚番号と書名が書かれたメモをもっている。尋ねた相手がたまたま自分だったからよかった。英語は話せないが、元書店員としては、これは探してあげないわけにはいかない。棚番号は本棚の端には表示されているのだが、各棚にはないからこれはシロウトには難しい。探しているのは「ゴジラ VS キングギドラ」という本で、おばあさんには不似合いだが、誰かに頼まれたのか。ゴジラ関連の本がまとまっている棚はすぐに見つけたが、書名からしてどうも大判っぽいと思い、棚のいちばん上に並んでいる大判の本を目で追っていくと、見事、その本を発見した。これは丸善の店員でも見つけられたかわからない。おばあさんは大喜び。なんにせよ、棚のいちばん上では、このおばあさんの背丈では取れなかったろう。

◇ 大森

 それから、東京駅から京浜東北線に乗り、大森に移動する。そういえばと思い出し、ふと、大森貝塚を確認してみたくなった。少し前に、みうらじゅんがラジオで大森貝塚についてしゃべっていて、大森に寄ることはよくあるから、一度、確認してみたいと思っていたのだが、日が暮れる前に訪れる機会がなかなかなかった。改札前にあった地図を見てみると、もちろん、大森貝塚は載っている。大森駅の西口に出て、大井町方面に少し進む。地図によると、どうやら、NTTの建物の脇道を進んだ奥にあるらしいのだが、行ってみると、その入り口には石碑のレプリカが立てられていて、ここだとすぐにわかる。入り口の門は17時に閉まるようで、あと30分程度という時間だったから、少しもたついていたら間に合わなかった。細い道を進み、階段を降りていくと、先客の話し声が聞こえる。大森貝塚に興味がある人間がほかにもいるようで、男性がふたり、ひとりはすぐに出ていったが、ひとりのおじさんは石碑の奥に留まっていた。なにしてるんだと思うが、向こうからしたら、お前こそなにしにきたんだというところだろう。石碑の実物はでかい。すぐ目の前は線路で、スペースが狭いから、正面から写真を撮ろうとすると全体は収まらない。斜めに撮ろうとすると、先客のおじさんがどうしても写ることになる。そのおじさんがいるせいで、どうも居心地が悪かった。石碑をしみじみと眺めることもできず、写真を撮っただけですぐに上に戻った。














 大井町方面にさらに先に進んだところには大森貝塚遺跡庭園というのがあり、こちらも訪ねてみたが、残念ながら、門はすでに閉められていた。こちらの開園時間は16時までだった。また改めて訪ねてみようか。


 大森駅まで戻り、東口に移動し、西友のブックオフに寄る。110円の文庫本を1冊、220円の単行本を3冊買う。ベローチェに入り、ひと休み。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴いた。聴いてから今日は火曜だと気がついたが、なぜか今日は水曜だと勘違いしていた。昇太師匠が「笑点」についてしゃべるだろうと思い、気が急いていた。

◇ 読書

 ベローチェで、「彼女たちの好きな鈴木邦男」を読み終えた。2020年刊、ハモニカブックス。少し前に買ってあった本だが、鈴木邦男が亡くなり、このタイミングで読んでしまいたくなった。前半は鈴木邦男の対談集。登場するのは女性ばかり、望月衣塑子、溝口紀子、赤尾由美、雨宮処凛、塩田ユキ、三浦瑠麗、ミサオ・レッドウルフ、松本麗華(アーチャリー)、入江杏という9名。こんな名前が一冊の本に並ぶことはなかなかないだろう。後半は「鈴木邦男さんへの手紙」と題し、中村真夕、香山リカ、早見慶子、ユン・スヨン、御手洗志帆、瀧澤亜希子が寄稿している。鈴木邦男という存在を知ったのはなんだったかなと記憶をたどっていたのだが、巻末に収録された年譜を見てみると、1995年にロフトプラスワンがオープンし、鈴木邦男はそこの「常連登壇者となり、90年代サブカルシーンの登場人物の一人となる」と書いてある。「SPA!」の連載をよく覚えているが、(熱心に読んではいなかったが、)もしかすると、「ゴーマニズム宣言」で知った可能性があるか。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は傑作選。「昭和の笑いが蘇る」という特集で、染之助染太郎、ケーシー高峰、早野凡平、小松政夫の過去の出演回の映像が流れた。染之助染太郎は、まずは1985年放送、50歳、53歳のときの回、そして、1997年放送、62歳、65歳のときの回では、安室奈美恵「Chase the Chance」をBGMにして太神楽を披露していた。ケーシー高峰はまず先に 2013年放送、79歳のときの回では医学漫談をやっている。これが26年ぶりの出演だという話をしていて、つぎに、その30年前、1983年放送の回を流した。49歳のケーシー高峰はまじめな話をしていた。ケーシー高峰はいつからまじめな話をいっさいしなくなったのだろうか。

 今日放送の「うたコン」も録画しておいた。今日2月7日が誕生日だという阿久悠の特集があり、トップは小林旭が「熱き心に」を歌った。代表曲を紹介するVTRがあり、そのあとには、新沼謙治、山本リンダ、OCHA NORMA が登場した。OCHA NORMA ってグループは初めて知ったが、ハロプロのアイドルのようで、レコード大賞新人賞も獲ってるのか。新沼謙治「嫁に来ないか」、OCHA NORMA「UFO」、山本リンダ「狙いうち」という3曲があり、それから、石川さゆりが登場し、阿久悠の未発表曲「みち」を歌った。そのほか、今日は特集以外の出演者にも観たいひとが多い回だった。スガシカオと一緒に、カネコアヤノが番組初登場。カネコアヤノは「タオルケットは穏やかな」という新曲を歌った。ギター1本で歌うすがたには、音源だけではわからない迫力があった。在日ファンクも番組初登場。そして、最後は OCHA NORMA かと思いきや、小林旭も一緒に登場し、不思議な組み合わせになる。OCHA NORMA の「恋のクラウチングスタート」に続き、最後は小林旭が「がんばれ若僧」という新曲を歌った。今日の放送は捨てるところがなく、寺坂直毅の構成かなと思ったが、エンドクレジットを観ると作家は別のひとだった。

 深夜1時からはラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴こうと待っていると、スカパラのジングルが始まり、一瞬、局を間違えたのかと思った。今日は生放送。伊集院とのイベントは今日だったんだな。ラジオを聴きながら眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...