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2024年2月15日木曜日

2月15日木曜日/武蔵小山を目指して

◇ 品川・白金台・五反田・武蔵小山

 今日も朝から都内に。品川から白金台に歩き、昼食は高輪台駅のすぐそば、華宴というお店に入り、ランチメニュー、B定食の鶏肉とカシューナッツ炒めを食べた。900円。そのあとは五反田まで歩く。風が強い。トイレに入りたく、アトレ五反田の上階に初めてあがってみたら、カフェバーがあり、その隣りにQBハウスがあるのがずいぶん不釣り合いだった。ブックオフに寄り、110円のコミック文庫を1冊、220円の文庫を1冊、220円の雑誌を1冊、390円の雑誌を1冊買っていく。ベローチェに入り、ひと休み。今日は暖かいから、アイスコーヒーを飲んだ。ラジオを聴きながら少し眠り、それから読書をする。

 ベローチェを出て、武蔵小山を目指して歩いていく。小川書店に寄り、外の均一箱から、100円の新書を2冊買う。商店街、パルムのブックオフに寄り、220円の新書を1冊、単行本を1冊、390円の単行本を1冊買う。武蔵小山駅から帰ろうとしていたが、腹が減ってしまい、ならば、読書も続けたいから、パルムに戻り、マクドナルドに入ることにした。ホットコーヒーとアップルパイを食べながら、読書を続ける。

◇ 読書・テレビ・雑誌

 小砂川チト「家庭用安心坑夫」を今日一日で一気に読み終えた。2022年刊、講談社。著者のデビュー作であり、その年の芥川賞候補作にもなっている。なんとなく評判がよかったのを覚えていたから、読んでみたくなった。

 武蔵小山駅から東急線を乗り継ぎ、横浜西口のドン・キホーテに寄り、買いものをしてから夜遅くに帰宅する。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」は戦争の暗い部分も描かれている。「ほかげ」の趣里の役どころがほかの登場人物たちに重なるかのようだ。今日の「徹子の部屋」はイモトアヤコがゲスト。3回目の出演。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊新潮」の五木寛之の連載では、亡くなった八代亜紀、冠二郎について書かれていた。先々週のタブレット純の連載が冠二郎について書かれていたことにも触れている。「墓碑銘」の欄は春風亭小柳枝。吉川潮、広瀬和生がコメントしていた。小柳枝の愛読書は、池波正太郎、落合信彦、興津要だったそうだ。刺されて重傷になった事件があったなんてことも知らなかった。

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2024年1月6日土曜日

1月6日土曜日/年末から年始にかけて

◇ 五反田

 朝はラジオ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけていたら、「常連さん」のコーナーで、えのきどいちろうがしゃべっていた星稜高校のサッカーの応援に駆けつけたひとたちの話がとてもよかった。ラジオは中断し、午前中から今日も都内に。今日は暖かくなりそう。目黒線の不動前に用があり、それから、五反田のTOCビルまで歩いた。地下のゆで太郎に入り、ミニとりから丼セットを食べた。680円。ベローチェに入り、ひと休み。寒くないからアイスコーヒーにする。スマホの充電をしながら、しばらく読書をしていく。

 ブックオフに寄り、110円の文庫本を3冊、220円の単行本を1冊、雑誌を1冊買っていく。大崎広小路駅から東急線を乗り継ぎ、横浜まで戻ってきた。ビブレのGUに寄り、買いものをしようというつもりだったが、金の計算を改めてしてみると躊躇する。まだ買わなくていいだろう。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 帰りの電車内でも読書を続け、井伏鱒二「珍品堂主人」を読み終えた。2018年刊の増補新版、中公文庫。新年1冊目の読書。年末に図書館で借りた本だが、奇しくも、「能登半島」という短編が収録されていた。去年は神奈川近代文学館で井伏鱒二展があり、それと同時に、あるきっかけで古美術への興味もあったから、井伏鱒二作品ではまず「珍品堂主人」を読みたいと思っていた。巻末の白洲正子の解説が面白く、珍品堂主人のモデルにした秦秀雄について書かれている。ほかの登場人物に関しても、モデルが誰かわからずに読んでしまったが、もうちょっと予備知識を入れてから読んだほうが楽しめたかもしれない。失敗した。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。元日に休止になったタモリと鶴瓶の特番「タモリと鶴瓶のテレビDEお正月」が改めて今朝に放送された。タモリと鶴瓶のトークから始まり、それから、ゲストのあいみょんが登場する。40年前、NHKの正月番組に出演するタモリの映像が流される。今年は「ブラタモリ」と「家族に乾杯」の合体番組ではなく、スタジオで過去のテレビ欄を見ながら、正月番組をふり返る番組になった。まずは 30年前、1994年1月1日のテレビ欄は、タモリも鶴瓶も活躍している時代だ。タモリはBIG3ゴルフに出演。鶴瓶は、フジテレビの朝に「さんま&鶴瓶の初詣!爆笑生ムギ生ギャグ生放送」という番組に出演していた。「爆笑ヒットパレード」をやらなくなった年かなと思ったけど、ウィキペディアにあたるとこれも「爆笑ヒットパレード」のようだ。しかし、テレビ欄にはそのタイトルは書かれてなかったんだな。70年前、1954年1月1日のテレビ欄、60年前、1964年1月1日のテレビ欄とふり返っていく。NHKには 1961年元日に放送された「日本のツル」という番組の映像が残されていた。久米明のナレーションをタモリがものまねすると、あいみょんに「信じられないくらい似てないです。」と言われていた。45年前、1979年1月1日のテレビ欄を見ると、この年はタモリが大活躍していて、ピンクレディーの特番、「刑事マチャアキ謎の犯人タモリを追え!!」という番組、そして、NHKの朝に「にっぽんのうた」という番組に出演している。タモリとデビューした年が同じピンクレディーも大活躍している。同年、1979年1月2日に放送された「とびだせヤング!」で起こったハプニングの映像が流される。西城秀樹のステージの最中に、客席の女性がステージにあがってきて握手をする映像が残されているのだ。生放送ではないのに、この時代はカットができなかったのか。ここでタモリも「いいとも」で起きたハプニングを語る。1981年1月2日のテレビ欄には、ツービートの名前がたくさんあった。漫才ブーム直後の年だ。この年、鶴瓶は「上方お笑い大賞」に出演し、タモリはその裏番組、「オールスタービックリ寄席」という番組に出演していた。同じ日にはNHKでは「花の落語家大討論」という番組があり、その映像が流される。ここに出演しているのは鶴瓶かと思いきや、なんと、タモリが出演していた。三國一郎が司会、談志、枝雀、馬風、小朝、円楽、円蔵に混じり、タモリと泉ピン子が出ている。タモリは小朝に寺山修司のものまねをふられていた。この時代の鶴瓶の活躍の場はまだまだ関西にかぎられる。1985年1月1日放送、毎日放送の「突然ガバチョ!」の映像が出され、NHKでは、1987年1月3日に放送された「鶴瓶のおしゃべり家族」に出演していた。これが「家族に乾杯」の原点というわけか。最後は、2000年1月1日のテレビ欄を見て終わり。ああ、NHKの珍しい映像をもっと観たかった。

 今朝の「週刊フジテレビ批評」は「ドラマ辛口放談2023総まくりSP」。梅田恵子、吉田潮、木村隆志、大島育宙という4人の放談が毎回楽しみで、ドラマを観る際に参考にしている。大島が加わってから特に面白くなった。今回はいつものスタジオではなく、どこなんだろうと思うところで収録していた。グランプリはそれぞれ、梅田恵子が「ハヤブサ消防団」、吉田潮が「大奥」、木村隆志が「VIVANT」、大島が「ブラッシュアップライフ」を選んだ。

 年末23日に放送された「週刊フジテレビ批評」も観そびれていた。この回の後半には放送作家座談会があり、2023年のテレビ界をふり返る。宮地ケンスケ、勝木友香、矢野了平というメンバーが出演。それぞれがあげる「神番組」は、宮地ケンスケは「まつも to なかい」の初回と「秋山ロケの地図」、勝木友香は「27時間テレビ」と「水曜日のダウンタウン」の「名探偵津田」、矢野了平はNHKの「日本おもひで探訪」と「有吉弘行の脱法TV」。「名探偵津田」のミステリーの部分は、まさに矢野了平が手掛けていたものだった。矢野によると「まず大事なのはいかに津田さんをいらいらさせるか」 続いて、ブレイクタレントについて語るコーナーでは、宮地は満島真之介、勝木はあのちゃん、矢野は野々村友紀子の名をあげた。最後は重大ニュースについて、ドラマ枠の増加と「VIVANT」のヒット、スポーツ中継の盛りあがりと放送権料の高騰、BSプレミアムの終了、ジャニーズ問題などが話題にあがった。

 今朝の「ワルイコあつまれ」は「子ども記者会見」に錦鯉が登場。昨夜の「ネタパレ」は新年1回目の放送。チョコレートプラネット、ロッチ、アルコ&ピース、ナイツ、バイきんぐと、売れっ子だらけが出演し、過去の傑作選なのかなと思うほどだったが、セットに門松があったから新たに収録されたものなのだろう。ナイツは遺品のネタとウンコのネタって、正月番組でそれはないんじゃないか。寄席芸人なのにその感覚が欠けているのが不思議だ。

 今日の「ニュース7」を観ると、能登半島地震の死者は 126人に。死者が100人を超える地震は過去30年のなかでは4回しかないようで、阪神大震災と東日本大震災が突出しているが、2016年の熊本地震では 276人が亡くなっている。今日の「Nキャス」も冒頭だけ観ると、もちろん、地震のニュースから始まる。被災されたかたが撮っていた映像などは、ここで初めて観るものも多かった。改めて、愕然とさせられる。

 タイムフリーで、今日の「田村淳のNewsCLUB」を聴くと、この番組は事前に収録されたものだった。大きなニュースが多いのに、呑気に年末年始の予定などを話している。ニュース解説は速水健朗。2024年注目のニュースというテーマだったが、最後に「文春砲とはなにか」について語っていたのは面白かった。松本については触れないかと思いきや、淳のほうから触れた。12月30日の収録だとここで明らかにされていた。

 注文の品がまた見つからず、部屋を掻き分けて探していたら、本の山が何度も崩れるし、本当にひどいとしか言いようがない部屋の状況だ。情けない。今夜は映画を観る余力なし。深夜2時頃に眠る。

2023年11月15日水曜日

11月15日水曜日/ソースを選べたのか


◇ 目黒・五反田

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。しかし、どうもだいぶ疲れがたまっている感じがする。思考力が鈍っている。午前中から都内に。その前にセブンイレブンに寄り、チケット流通センターから買ったチケットを引き換えていく。なんの問題もなく、無事に完了。いい取り引きをした。

 まず、目黒に出て、それから五反田まで歩き、昼食にする。すてーき亭という店に入り、ビフテキを食べた。750円。ずいぶん前に入ったことのある店だったが、店のシステムはすっかり記憶になく、ソースを選べるとは知らず、店員に急に訊かれたものだから、考える余裕もなく、瞬間的にオニオンソースを選んだ。水がセルフサービスなのだが、その水が食券機のすぐ横に置いてあり、なのに、あとからつぎつぎに客がやってくるから、それが途切れるまでは水が飲めなかった。そのあとにはベローチェに入り、ひと休み。ツイッターを覗くと、トレンドに「ジャニー北野川」とあり、なにかと思えば、たけしが日本外国特派員協会で会見をしていて、そこで発した言葉だった。動画を探してみると、YouTube で生中継をしていた。途中からだったが終わりまで観てしまう。

 ベローチェを出たあとにはブックオフに寄り、110円の文庫本を3冊、新書を1冊買っていく。帰りは大崎広小路駅から東急線を乗り継いだ。横浜に戻ってくるが、しかし、読書をもう少し続けたく、星川で下車し、イオン天王町に寄っていく。フードコートのマクドナルドで、ホットコーヒーとスパチキを食べながら読書をした。

◇ 読書

 夜遅くに帰宅してからも読書を続け、図書館で借りた、栗原康「サボる哲学 労働の未来から逃散せよ」を読み終えた。2021年刊、NHK出版新書。栗原康という名前をいつ知ったのかも思い出せないのだが、その後、より詳しく知ることもまったくなく、1979年生まれ、自分よりも少し若いひとなんだということも改めて認識した。この書名には興味をもちながらも、読む前にはちょっと警戒もさせられたのだが、内容の面白さもさることながら、独自の文体をもっていることに驚く。文体の調子のよさに、ぐいぐい引っぱられていった。楽しい読書だった。以下、気になった箇所をいくつか引用。

P20「ところで、わたしはSNSがキライだ。(略)やればやるほど自分が何者であるのか、どんな立場にいるのかをはっきりとさせなくてはならなくなっていく。そのために意見の食いちがうやつをみつけ、どんなささいなミスでも揚げ足をとって猛バッシング。悪をたたき、みずからの正しさをまわりに承認してもらう。みんなで敵を殲滅しよう。かつて政治学者のカール・シュミットが、政治の本質は「友/敵」の関係をつくりだすことだといっていたが、SNSはそういう政治そのものになっている。どこもかしこも政治、政治。SNSは鬼である。おしゃべりがしたい。」

P28「では、アナキズムとはなにか。一般的には「無政府主義」という訳語でしられていると思う。むろんそれもまちがっていないのだが、語源をさかのぼれば、アナキズムはギリシャ語の「アナルコス」からきていて「無支配」という意味だ。それに「イズム」をつけて「無支配主義」。支配されたくない。それだけだ。」

P112「これはエリック・ウィリアムズの言葉なのだが、だいじなことなので強調しておこう。「人種差別が奴隷制に由来する」・レイシズムが奴隷制をつくるのではない。奴隷制がレイシズムをつくるのだ。」

 そのほか、人類学者のティム・インゴルドが語る人間の移動にはふたつのタイプがあるということ、すなわち、輸送と徒歩旅行。あるいは、哲学者の森田亜紀は荘子の「物化」を「中動態」という言葉で捉えかえし、中動態はアナキズムだと栗原は語る。あるいは、自発について。これがまた親鸞につながっていくんだな。

◇ YouTube

 昼にベローチェで観ていた、たけしの日本外国特派員協会の記者会見のフルバージョンを、深夜になってから YouTube で改めて確認した。学生運動の影響を受けて大学を辞めてしまったというのが現実だと、たけしの発言として聴くのは初めてかもしれないな。会見の最後にはたけしからお詫びがあり、30年か20年か前にも招待されていたことを最近になって知ったということが明かされた。当時のマネージャーなり社長なりがその情報をくれなかったが、知っていれば喜んでここに現れたので、断ったわけではないということを話していた。


2023年8月26日土曜日

8月26日土曜日/暑さと睡眠不足




◇ 大崎・五反田

 早朝に目覚め、ラジオをつける。「木梨の会」を途中から聴いたら、憲武がなぜか不在、所ジョージが出ていて、鶴瓶に電話をつないだ。憲武の同級生だというミュージシャンも出ていた。朝から都内に。大崎のほうに用があり、間違いがあったためにすぐに済んでしまい、想定外の時間が空いた。五反田のほうに歩こうと思い、東口のゲートシティに向かうが、こちらは逆方向だ。どうもぼんやりしている。ツインパークタワーに出て、大崎広小路に歩いていく。交差点近くのベローチェに入り、とりあえず、モーニングセットのカイザーサンドスクランブルエッグ・ベーコンを食べた。480円。1080円を出すと、店員の男が「600円のお返しです」と言いながら500円玉を1枚出したから、500円玉は600円だっただろうかと、一瞬、混乱した。暑さのせいで、お互いにあたまがまわらなくなっているのか。音楽を聴きながら、まず、2時間ぐらい眠った。睡眠不足だと、なにも考えられなくなり、気も弱くなるようだ。それから読書をして、ずいぶん長居した。すぐぞばのブックオフに寄るが、棚をじっくり眺める根気がない。220円の文庫本と単行本を1冊ずつ買っていく。



 モーニングセットを食べてしまうと、昼食にも迷い、もう少し時間を空けたくなり、横浜に戻ることにする。大崎広小路駅から東急を乗り継ぎ、横浜駅に到着。西口のすき家に入り、牛カルビ丼を食べようとしたが、この店舗はどうやら扱いがない。メニューは店舗によって違うんだったっけ。わからない。代わりに、ダブルニンニク牛丼を食べる。640円。

 ビブレに寄ろうとすると、1階の広場がにぎやかで、近づいてみると、リアルピースというひとたちがライブをやっていた。まったく知らないひとたちだが、子どもたちが集まっていて、子どもに人気のようだ。上階のブックオフに寄り、220円の単行本を1冊だけ買う。東口に移動し、新しくできたポルタのマクドナルドを利用しようかと思ったが、ここは狭いし、混んでいてだめだ。結局、いつものドトールに入り、ひと休み。読書をするが、隣りの席のカップルの会話がとても耳障りだった。

◇ 読書

 ドトールで、小林信彦「生還」を読み終えた。2022年刊、文春文庫。親本は2019年刊。「週刊文春」で連載されていたときにもざっと読んでいたはずだが、脳梗塞で倒れてから、そのリハビリの様子がずっと記録されていた。それがこの本にまとめられている。単行本をきちんとチェックしていないから、この連載の通常の単行本のシリーズとは分けられているのかもよくわからない。このとき、小林信彦は84歳。小林信彦だからただの闘病記にはならず、観察のなかに、さまざまな連想と記憶が入ってくる。どこかファンタジーのようだ。しかし、この状況にあっても、思い出に閉じこもることなく、好奇心には衰えがない。P131「ふつうの中病院にはない売店が充実しているのが、ここの特徴であった。週刊誌は発売日に店を飾り、新聞各種、牛乳からジュース、インスタント食品まで自由に買えた。車椅子のまま入れるように、店内の往来が自由になっており、週刊誌をむさぼり読む私向きであった。週刊誌に差別をもうけ、うちの店には置かない種類がある、などと構えている店は私の好みではない。」 P150「それにしても、映画が見られないと、私の生活は大きく欠落したものになってしまう。どうでもいいことだが、大竹まことさんが元気でテレビに出ているので安心した。他人のことは言えないが、〈ラジオ・キング〉大竹さんは白いものが多くなっている。もう一人、映画の主役で大泉洋という方は、良いコメディアンではないかと思う。大泉洋と二宮和也(この人はイーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」から好き)が私の血をたぎらせてくれる。」 P155「杖をついて部屋に戻ると、リモコンでNHKをつける。八時前に部屋に戻れるとは限らないのだが、戻れたなら、必ず朝のドラマを見る。何十年ぶりのことだ。前のH病院にいた時は六〇年代を舞台にしたドラマをやっていて、桑田佳祐の音楽がまず、よかった。この時代は私の青春でもあるので、風俗をチェックする。主演の女の子は丸顔なので、当時の服装が必ずしも似合わない。シシド・カフカも友人として出ていたが、松本穂香という女の子がよろしいし、将来もありそうだ。といって美女ではなく、変顔なのがいい。」

◇ テレビ

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨日の「徹子の部屋」を観そびれていた。ゲストは元若乃花の花田虎上。「虎上」と書いて「まさる」と読ませるのだが、干支でいちばん強いのは虎だから、虎の上で「まさる」なんだって。疑問が山積みになるような由来である。五十を過ぎると相撲の後遺症がどんどん出てくるという怖い話もしていた。

 昨夜の「バズリズム」には新しい学校のリーダーズが出演し、「オトナブルー」と新曲の「マ人間」を披露した。この番組はトークがあるから嬉しい。相関図が用意され、交友関係が語られたが、ちゃんみなは MIZYU と幼なじみなんだそうだ。コットンきょんとの関係は、きょんが甘栗カンパニーというユニットをやっていた時期にフェスで共演してから仲良くなったようだ。木曜に放送された「5時に夢中!」にも新しい学校のリーダーズが出演するというので録画しておいた。この番組、ちゃんと観るのは初めてかもしれない。木曜のコメンテーターは岩井志麻子と中瀬ゆかり。高校野球の慶応の優勝の話題を扱い、東スポの見出しは「新しい高校野球のリーダーズ」。番組の構成を把握していないが、新しい学校のリーダーズは後半に登場し、狭そうなスタジオで「マ人間」を生歌唱した。司会の垣花正からは和田アキ子とのコラボの話題が出され、和田アキ子は「新しい学校の人気者」と言い間違えていたって。岩井志麻子は首振りダンスをやろうとすると、どうしても腰を振ってしまう。

 放送中の「24時間テレビ」をちらっとだけ観て、今年のマラソンはヒロミだと知った。早い時間にいったん眠り、深夜に起きあがり、またテレビを観る。

 今夜の「さんまのお笑い向上委員会」には、遠藤憲一のものまねでおなじみのねんねんが初登場。さっそく、活躍していた。そのほか、ギャロップ、ダイタクも初登場。蛍原が炎上したというのはバラエティ番組を観ているとよく話題にはなっているのだが、ニュースとしては一度も目にしたことがないんだよな。向上ゲストは囲碁将棋が登場。ねんねんの登場が唐突な気もしていたが、そういえば、囲碁将棋の根建とねんねんは兄弟だった。

 「にちようチャップリン」は「センスありあり芸人SP」。豆鉄砲、友田オレ、まんざらでもねぇ、ダウ90000 が出演した。内村の世代でセンスがある芸人はと訊かれ、内村はジャドーズの名をあげる。土田は Z-BEAM の名をあげていた。ダウ90000 はこの番組は初登場なんだろうか。蓮見は「イロモネア」を観てお笑いを志したんだとか、これはここで初めて知る話だった。

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2023年5月25日木曜日

5月25日木曜日/体幹を誇りたいのか



◇ 京橋・五反田・荏原中延

 今日も朝から都内に。今日も肌寒く、パーカーを着ていく。東海道線は満員電車。混んでいる電車のなかで、奥が空いてるのに詰めないでふんばっているオヤジはいったいどういうつもりなんだかなあ。体幹の強さを誇りたいのか知らないけど、ほんと、迷惑行為でしかない。東京駅に出て、昼食は八重洲地下街にしようかと思っていたが、間が悪いことに、正午を過ぎてしまい、混雑を避けたくなった。地上に出て、京橋方面に歩いていく。京橋から有楽町に向かいながら店を探し、居酒屋さつまという店に決めた。ランチメニューのカレー焼きそばセットを食べる。700円。5種類のメニューのなかから、いちばん珍しそうなものに挑戦した。

 有楽町から山手線に乗り、五反田に移動。ブックオフに寄り、110円の文庫本を2冊、220円の単行本を1冊買っていく。ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、ラジオを聴き始めたら、ぐったりと眠ってしまった。それから読書。昨日、代々木のブックオフで買った、市川亀治郎「カメ流」を一気に読む。2008年刊、角川学芸出版。亀治郎とは現在の猿之助、33歳のときのエッセイ集。まあ、完全に今回のスキャンダルをきっかけにちょっと読んでみたくなっただけなのだが、猿之助というひとは1975年生まれ、同い年なもんだから、この本を読んでみると、ラジオが好きで伊集院の「Oh!デカ」を聴いていたとか、同世代感を感じるところもある。読書遍歴について書かれた箇所では、司馬遼太郎、岡本太郎と並び、落合信彦の名があるのが気になった。梅原猛との深い関係もよく知らなかったのだが、先代との関係から、小学生のころに出会っているというわけか。そして、このタイミングで読むと、おやっと思うのは、サプリメントオタクだと告白しているページだ。そこには今まで試してみたサプリメントの名がつらつらと列記されていて、このひと、クスリにそうとう詳しいのではと思わせる。


 大崎広小路から目黒線に乗り、荏原中延に移動する。この街もコロナ前以来だ。商店街を抜け、中延まで歩き、ブックオフにもう1店。110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買う。2店まわったのにたいしたものは買えず、悔しいからもう1店寄ろうと、自由が丘に移動する。しかし、自由が丘もいまひとつ。110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を1冊買う。

◇ ラジオ・テレビ

 電車内では、タイムフリーでラジオを聴いた。お笑い番組に飽きて、細野晴臣の「Daisy Holiday!」を聴いてみたら、清水ミチコとナイツ塙さんがゲストだった。そういえば、木曜の「ビバリー昼ズ」でその話をしていたな。忘れていたのに、たまたま聴いてしまうのはなんなのか。今日の「ビバリー昼ズ」も聴く。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。観そびれていた昨日の「徹子の部屋」は二葉百合子がゲスト。91歳。徹子さんが浪曲大好きというのは知らなかったな。二葉先生が「ちり紙(ちりし)」って言葉を使っていたので笑ってしまった。昨日の夜にはちょうど、中津川弦さんの独演会で「ちりし」という言葉をさんざん聴いていたのだった。そして、今日の放送は神田伯山がゲスト。二度目の出演だが、前回は二ツ目のときに出てるんだからすごいよな。いきなり講談から始まり、徹子さんの物語を読んでみせる。徹子さん、伯山をハンサムだといって、とても気に入っている様子だった。

 深夜に、Spotify でニューリリースの確認をすると、談志師匠の顔がサムネイルになっているのでなんだこれはと思った。「にっかん飛切落語会」の高座を収録したCD(?)が5巻、配信が始まっていたのだ。談志師匠の落語の配信は今までなかったから嬉しい。これから順に聴いていく楽しみができた。


2023年4月10日月曜日

4月10日月曜日/シティポップ確認中

◇ 選挙

 早朝に目覚め、録画しておいた昨夜のTVKの選挙特番をざっと早送りで確認した。黒岩の当選直後のあいさつを観る。今回の選挙は、誰の演説もまったく観ることができなかったが、しかし、観るべき候補なんかいないのだからしかたがない。まるで、ウンコ味のカレーとウンコ味のウンコ、どっちがいいかと訊かれているような選挙だった。そう訊かれたら、ウンコ味のカレーに決まってるだろと言わざるをえない。



◇ 霞が関・五反田

 朝から都内に。昼食は霞が関、コモンゲートのとんかつまるやに入り、ロースかつ定食を食べた。700円。予定よりも時間がだいぶ空いてしまい、この空いた時間をどうしようからと考えながら、虎ノ門から新橋に歩き、山手線に乗り、五反田に移動した。新橋よりも五反田のほうがくつろげると思った。ブックオフの先のベローチェに入り、ひと休み。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングだけ聴いた。それから、聴きそびれいていた先週月曜の放送を聴いた。矢部太郎がゲスト。聴きながら少し眠ってしまう。これも聴きそびれていた先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴いた。ナイツはこの日が春休み明け。塙さんが奄美のコミュニティFMに出演したそうで、これ、ぺこぱの番組で紹介されていた放送局だ。14時台は徳光和夫がゲスト。

 それから、図書館で借りてきた、Night Tempo「ジャパニーズ・シティポップ100」を読んでいた。2022年刊、303BOOKS。この本で紹介されている100曲のうち、Spotify にあるものはすべて、少しずつ確認しながら読んでいた。そんな読みかたをしていたら没頭してしまい、気がついたら3時間が経っていた。いや、しかし、これは面白い作業で没頭してしまう。シティポップといっても、アイドルの楽曲など、芸能的な背景とは無関係な視点のセレクトが特に面白く、これは日本の音楽ライターなんかには難しい芸当だ。



 ベローチェを出て、ブックオフに寄ったときにはすっかり夕方になってしまった。しかし、買えるものがぜんぜんない。390円の単行本を1冊だけ買っていく。本当はもう何店かブックオフをまわろうというつもりでいたのだが、ベローチェに長居しすぎた。大崎広小路駅から東急線を乗り継ぎ、自由が丘にだけ寄っていく。しかし、自由が丘のブックオフも買うものがない。220円の単行本を1冊だけ買う。腹が減り、ローソンでパンをひとつ買って食べる。コンビニでいざパンを買おうとすると、気に入るパンがなかなか見つからず、数店のコンビニをわたり歩くはめになった。

◇ テレビ・ポッドキャスト

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、とよた真帆がゲスト。去年亡くなった青山真治監督のことを中心に話していた。昨夜の「紙とさまぁ~ず」も録画していたが、初回から欠かさず観ていた番組だが、曜日も時間帯も定まらない番組で、日曜の深夜に放送されているのを見つけたのはよかったのだが、どうやら1週、優香がゲストの後編を録りそこねてしまっていたようだ。今まではぜんぶ録画していたが、これからは興味のあるゲストのときだけでいいか。今回のゲストは横浜流星。さっそく興味がない。

 Spotify に、Night Tempo の「ジャパニーズ・シティポップ100」発売に合わせたポッドキャストがあり、去年の1月から配信されている番組で、一度、再生した形跡はあるのだが、おそらく、眠りながら聴いたりしていて、あんまりきちんと聴いてはいなかった。本を読んだタイミングで、これは改めて聴きなおしておきたくなった。


2023年2月21日火曜日

2月21日火曜日/TOCビルの地下





◇ 広尾・白金台・五反田

 今日も朝から都内に。まず、広尾のほうまで出る用があり、それから、グーグルマップを見ながら、広尾から白金台を通り、五反田まで歩いた。昼食にしたいと思い、店を探しながら歩いていたが、決められず、正午を過ぎてしまい、ブックオフを優先する。110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を3冊、単行本を1冊買う。TOCビルに行ってみたくなり、以前に入りそこねた、地下にある志野という店についに入った。名物メニューのニクシチというのを食べる。肉に七味がかかっているからニクシチ。辛いのは得意でないが、名物メニューなのでこれにしてみたが、隣りの席で食べていた生姜焼き定食もうまそうだった。982円かと思っていたら、税込み1081円。ちょうどぴったり小銭を出したら、1円はいいですって。











◇ 戸越銀座・武蔵小山

 TOCビルの地下をひとまわりしてみると、閉店している店がずいぶん多く、心配になる。いい空間なんだけどな。TOCビルを出て、さらに戸越銀座まで歩く。歩きすぎたせいなのか、背中が痛くなってきた。戸越銀座のベローチェに入り、ひと休み。読書をする気力はなく、ラジオを聴き、少し眠った。

 まだ時間が早いから、もう1店、ブックオフに寄ろうと思い、店舗検索をすると、武蔵小山店がお気に入り登録されていた。戸越銀座からは歩ける距離だ。ベローチェを出て、戸越銀座の商店街を進んでいくと、そういえば、商店街を抜けたところに古本屋があった。小川書店という店。忘れていたが、以前にも寄ったことがある。通りがかったからには無視はできず、外の百均棚を眺めていくが、風が強いわ寒いわで、あんまりじっくりと物色もできなかったが、小林信彦の「週刊文春」のコラムの文庫がまとまってあるのを見つけ、6冊買っていく。




 武蔵小山の商店街に入り、進んでいくと、真ん中ほどのところにブックオフがあった。お気に入り登録してあるのに、周辺の記憶がどうも薄く、店も想像より大きい。110円の文庫本を2冊、220円の文庫本を1冊、単行本を2冊買う。商店街を抜け、武蔵小山駅までたどりつくが、武蔵小山駅の周辺の風景もまるで記憶していなかった。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、芦屋小雁・勇家寛子夫妻がゲスト。認知症の話を興味深く聴いた。「さんま御殿」も追っかけ再生で観てしまう。こちらは受験を勝ち抜いた有名人という括り。昨夜の「キョコロヒー」は、錦鯉の渡辺隆を主役にした「ちょうどいい銭湯」というVTRが面白かった。

 タイムフリーで、先週金曜に放送された「松任谷由実のオールナイトニッポン」を、戸越銀座のベローチェで途中まで聴き、残りをうちに帰ってきてから聴いた。これも「オールナイトニッポン55時間スペシャル」のひとつ。黒柳徹子をゲストに迎え、序盤からたっぷりとふたりのトークを放送していた。ユーミンと徹子さんの関係をよく知らなかったが、交流はあるようで、それにしても、ユーミンがけっこうずけずけと突っ込んだことを言う。そして、昨日聴いていたキョンキョンもそうだったが、ユーミンも記憶がとても細かい。

 聴きそびれていた先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、14時台のゲストに今田耕司が登場。「あちこちオードリー」でもそうだったが、今田耕司の独身生活がやけに話題にされていて、そこはどうでもいいよと思いながら聴いた。今田は、情報は雑誌で得ているんだそうで、この雑誌的な感覚というのはおそらくある。東野にもあるだろう。ナイツにはそれがまったくない。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックを。「週刊朝日」の一之輔さんの連載は「笑点」新レギュラー発表の反響について書いている。読書欄にも一之輔さんのインタビューがあり、この連載をまとめた単行本の取材だが、インタビュアーは南陀楼さんだ。この取材時はまだ新レギュラー発表前だったようだ。

 「FLASH」には、成田悠輔の発言に対する批判的な記事があり、ツイッターのトレンドでちらっと見かけてはいたが、「高齢者は集団自決すべき」という発言が騒動になっているようだ。てっきり、ツイッターのなかだけの嵐なのかと思っていたが、「ニューヨーク・タイムズ」がこの発言を報じ、イェール大学は公式ホームページの成田悠輔のプロフィールに注釈をつけたという。この騒動を受け、この記事では「日本を代表する知識人たちがヒヨッコ学者の思い上がりに喝!」と見出しをつけ、養老孟司、加藤諦三、辻真先、玉村豊男、足立正生、柄谷行人といった高齢の知識人たちにコメントをもらっている。いちばん怒っているのは辻真先。足立正生も強く批判し、加藤諦三も嘆いているという感じなのだが、玉村豊男は理解を示している。養老孟司は「彼の発言にはいろんな背景があると思いますが、ひとつは、社会は〝順送り〟だから仕方がないという感覚が消えてしまっているんですね。」「彼の発言については、問題にする気も起きません。放っておけばいいと思います。でも、世の中は順送りなんだという、このことだけは強調したいですね。」と、きちんと分析しながらもどうでもよさそうだ。柄谷行人は「発言は知っていますが、事情がよくわからないんです。正直、興味もない。だから無責任なコメントはしません」

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4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...