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2023年7月28日金曜日

7月28日金曜日/柴又を歩く


◇ 新橋・代々木

 ひどい暑さであまり眠れず、早朝に起きあがる。深夜よりも、朝になるとようやく涼しくなってくるようだ。朝から都内に。新橋に出ると、SL広場にテントが建てられている。古本市かと思ったら、「新橋こいち祭」という看板があり、それがどういう祭りなのかはまったくわからない。新橋から霞が関のほうに歩き、昼は千駄ヶ谷のほうに移動したんだった。千駄ヶ谷から代々木に歩き、昼食にする。駅前の代々木庵に入り、とんかつ定食を食べた。700円。この店は二度目。ブックオフにも寄り、220円の単行本を1冊だけ買っていく。

◇ 金町・柴又

 午後は大きく移動し、金町まで行くことになった。スマホのバッテリーがピンチになり、ドトールに飛び込む。コンセントがたくさんある店で助かった。アイスコーヒーとブリオッシュショコラを食べた。スレッズに投稿し、それから、しばらく読書をする。さて、このあとはどうしようかと思ったが、せっかくめったにこない土地にきたのだから、ちょっと歩いてみたいという気になった。まず、グーグルマップで古本屋を検索してみると、金町駅の南側に書肆久遠という店があり、ここを目指して歩いてみたが、しかし、到着すると、店は開いていなかった。そもそも、店舗営業をしているのかもわからなかった。



 それから、柴又まで歩いてみたいと思い、地図を見て、江戸川の土手を歩いてみようと思いついた。江戸川の土手に出てみると、じつに爽快だ。風が吹いて、とても涼しい。左側には江戸川の河川敷が広がり、右側には浄水場がある。浄水場を超えると、そこはもう柴又だ。川沿いに進んでいくと、山田洋次ミュージアムや寅さん記念館があるようだが、今日は時間も体力もないから、折れ曲がり、柴又駅に向かう。











 柴又にはたしか一度だけ、中学生のころだったような気がするが、行ったことはあり、友だちの親子に連れていってもらったんだったと思うが、自主的に行ったわけではないからろくに覚えていない。そのときはもちろん、柴又駅から向かったはずだが、今日は江戸川のほうから、つまり、駅とは反対側、裏から柴又帝釈天に入っていくことになった。写真をあれこれと撮りつつ、お詣りもしていく。それから、参道を逆流し、柴又駅まで歩いた。19時前の薄暗い時間、参道の店はおおむね閉まっていて、これがむしろ、現実の商店のようには思えず、まるでテーマパークのように感じられる。観光客も見当たらず、それも写真が撮りやすくて好都合だった。
















 柴又駅から京成線に乗り、このまま、京浜急行に接続されるのかと思っていたが、ところが、高砂方面の電車に乗ったはずが、気がつくと、金町にたどりついてしまう。この京成金町線は、高砂と金町を往復するだけの路線なのか。改めて、京成高砂で乗り換えるが、同じ京成線なのに、一度、改札を出なければならないのだ。高砂からまたひと駅だけ乗り、青砥からは京浜急行直通が出ている。久里浜行きに乗り、もう乗り換えずに横浜まで戻ってくる。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は「商業高校芸人」。サンドウィッチマン、ウエストランド、U字工事、みやぞん、蛙亭中野、ジェラードンかみちぃが出演。「SWITCHインタビュー」は、志の輔、飯塚悟志という顔合わせ。初対面のこのふたり、志の輔師匠のほうが東京03のファンで、飯塚を指名したのだ。東京03が単独ライブを行っていた恵比寿のエコー劇場で対談する。Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、東ちづるがゲスト。ポッドキャストを聴きながら眠り、時間の記憶もないが、深夜0時にはなっていただろうか。

2022年9月19日月曜日

9月19日月曜日/雨天・テレビとラジオ

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。まだまだ部屋が蒸し暑い。録画していたテレビ番組をいくつか。土曜の「ワルイコあつまれ」を観ると、「子ども記者会見」のコーナーには、関ミナティという動画クリエイターが登場。「国宝だって人間だ!」のコーナーには、神田松鯉先生が登場した。これは演芸ファンでも観逃したひとが多いのではないか。人間国宝が国宝として展示されているというコーナーだが、展示された状態で現れた松鯉先生、最初からもう、顔を作っていて最高だった。

 朝は穏やな天候だったが、やっぱり、今日もどしゃぶりになる。午前中に、ブログの更新をもうひとつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつけておく。高田先生によると、野末陳平先生のところにも国葬の招待状が届いたようだ。12時台は、玉袋筋太郎がゲスト。3年ぶりの出演だそうだが、さすが、高田先生とのトークは弾みまくる。すべて面白かったなあ。

 「ナイツ ザ・ラジオショー」は、今日は祝日の特番のために休止。代わりに、タイムフリーで、聴きそびれていた先週月曜の放送を聴いた。14時台は、ダチョウ俱楽部がゲスト。「ラフ&ミュージック」の出演が話題になっていたようで、その話から始まった。しみじみと語っている部分も多く、誰が望んでこうなったわけではないが、トリオのときならば、定番のギャグを絶やすことなく連発し、こんなにまじめに語ることはおそらくないのだ。途中からは、別の仕事でニッポン放送にいた松村邦洋も加わった。

 Spotify で「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、先週木曜のゲストが野沢直子だった。野沢直子のテレビ初出演は「お昼だドン!」という大竹まことと一緒の番組だったんだそうで、この日ははるな愛がパートナーだったが、はるな愛は、野沢直子の「気分はジャマイカ」という番組によく出ていたという縁もあった。いずれも知らない番組ばかりだが、はるな愛というひともなかなか芸歴が古い。

 午後はまた、録画していたテレビ番組を順に観ていく。今日の「徹子の部屋」は、冨士眞奈美と岩崎リズがゲスト。この親子はこの番組の常連。それから、テレビ神奈川で録画している「白黒アンジャッシュ」を2週分、ダウ90000 がゲストの前後編をまとめて観た。まず、コントをたっぷりと披露し、そして、トークでは、8人のメンバーそれぞれの人物に迫っていく。空手で全国優勝しているとか、機械体操が得意であるとか、訊いてみないとわからない個性がそれぞれあった。土曜に放送された「イザミと東京03」も2週分。「東京03とスタア」の続編にあたる番組だが、今回も同じく、4週連続で放送される。東京03とともに、佐倉綾音という声優が出演している。第1話の脚本はオークラが担当し、第2話はダウ90000 の蓮見翔が担当した。金曜の「ネタパレ」は、ざっと早まわしで観ようとしていたら、オジンオズボーン篠宮の「大林ひょと子クイズ」に、TKO木下が登場し、思わず早まわしを止めた。まったく唐突な登場で、大々的にではなく、ひっそりとした共演解禁だった。

 録画残量を確保できたら、ちょっと出かけようかと思っていたが、疲れてしまってやめた。夜もまた、ブログの更新をひとつ。それから、アマゾンプライムで「熱海の捜査官」の続きを観た。前回からだいぶ間が空いてしまったが、第7話、最終回といっぺんに観終えた。ミステリーの部分にはそれほど興味はもてないのだが、最後までずっと面白かった。

 今日はどしゃぶりになった時間はあったものの、意外と降らなかったようだが、天気予報を確認してみると、どうやら、雨は明日にずれてしまったようだ。明日の朝には止む予報だったのが、夕方まで雨の予報に変わっていた。明日は外出するのに憂鬱だ。眠る前に、もうひとつブログを更新し、今日はブログを4日分更新した。深夜0時過ぎに眠る。

2022年1月13日木曜日

1月13日木曜日/観るもの聴くもの

◇ テレビ・ラジオ・映画

 早朝4時過ぎ、短い睡眠時間なのに、なぜか、ぱっと目が覚める。Netflix で「全裸監督」の続きを観て、それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」と「あちこちオードリー」(ゲスト・阿佐ヶ谷姉妹&野呂佳代)を観て、少し眠りなおしてから、ブログの更新を一気にふたつ。昼はラジオ。清水ミチコとナイツの「ビバリー昼ズ」を聴くと、もう中学生のゴースト制作者のトラブルがさっそくいじられている。ネットニュースで知ったが、楽天マガジンで「週刊文春」を読んでみても、その記事は電子版では読むことができなかった。午後にまた、もう少し眠り、目覚めて、ブログの更新をもうひとつ。

 らじるらじるで、先週木曜放送の「東京03の好きにさせるかッ!」を聴いた。斉木しげるがゲストだという情報をお笑いナタリーで目にして、これは聴かなきゃと思っていたが、今日まで忘れていた。よく思い出したもんだ。この番組を聴くこと自体も初めてで、大竹まこと、きたろうもこの番組には出たことがあるそうで、ちっとも知らなかった。斉木しげるから語られるシティボーイズの歴史だが、シティボーイズ以前には、人力舎にはマルセ太郎やサムライ日本がいただけで、シティボーイズが初めてのテレビ用のタレントだったという。松竹演芸場に出ていた時代もあり、NHKの「お好み演芸会」で初めてテレビに出る。由利徹と藤山寛美が、斉木しげるの笑いの原点だという話も今まで聴いたことがなかった。子どものころから忍者が好きで、SF小説、マンガもよく読んでいる。単独ライブのかたちを作ったという自負はあるという言葉を斉木しげるから聴けたのもよかった。トークのあいだには、東京03と斉木しげるのコントもあり。ラブレターズ塚本による作だが、東京03に斉木しげるが混じると、東京03にしても、かなり漫才的なセリフまわしに感じられる。

 ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 3124人に。大晦日には「コロナが収束した!」って書いたくらいなのに、半月もしないうちに、これほどがらりと状況が変わってしまうものだろうか。公演中止のニュースもちらほら目にするようになってきた。沖縄は 1817人、広島は 805人、大阪は 2452人、愛知は 1036人、埼玉は 886人、千葉は 633人、神奈川は 842人。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。年末に放送された「トゲアリトゲナシトゲトゲ」と「ぺこぱポジティブNEWS」のコラボ番組を観た。お笑いの文脈からは離れている「ぺこぱポジティブNEWS」のほうを貴重な番組だと思って観ているのだが、このコラボ番組は、終始、「トゲトゲ」のペースで進む。昨夜の「ぺこぱポジティブNEWS」は、年末に放送されたディベート企画の後編。そのほか、「キョコロヒー」と「紙とさまぁ~ず」(ゲスト・松たか子)も観る。

 アマゾンプライムで映画を1本。韓国映画の「怪しい彼女」を観た。2014年公開。「イカゲーム」のファン・ドンヒョクの監督作ということで観ておきたくなったが、世界各国でリメイクされているようで、日本では、水田伸生が監督し、多部未華子が主演している。日本版は観るほどのものかはわからないが、本家の「怪しい彼女」もそこまで面白いとは思わなかった。人情喜劇だが、脚本はファン・ドンヒョクではなく、別の脚本家が書いている。脚本も書いている「イカゲーム」のほうが、おそらく、この監督の本領なのだろう。

 タイムフリーで、先週木曜深夜に放送された「オダウエダのオールナイトニッポン0」をようやく聴いた。ヨネダ2000よりも、オダウエダのほうが面白かった。植田の口調は上方落語家みたいで、一生懸命しゃべりまくる植田と、ただにこにこしているだけのような小田のコントラストが面白い。かわいいキャラとうるさいキャラのコンビというこのかたちは、意外とありそうでなかったかもしれない。終盤に、平沢進「パレード」をかけていたが、どちらの趣味だろうか。観るもの聴くものが多く、先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」も聴きそびれていた。オープニングでは、正月のさんまの舞台公演の話、それから、NHKの「東西笑いの殿堂」の話が聴けた。深夜0時頃に眠る。

2021年9月7日火曜日

9月7日火曜日/青いものが並んでいる






◇ 新宿西口

 今日も朝から都内に。小田急線で新宿に向かうが、ずっと座れず、登戸のあたりで、呼吸がいよいよ苦しくなり、代々木上原で目の前の席が空き、たまらず座った。ひと駅だけでも座れて楽になる。新宿西口で昼食になり、雑居ビルの3階に、新宿レモンという店を見つけ、本日のおすすめランチから、チャーハン焼き餃子定食を食べた。780円。ランチはドリンクバーが無料になり、アイスコーヒーを飲む。NSビルまで行って、地上にあがり、都庁の前に出た。都議会議事堂の窓際に、青いものが並んでいるのが見える。ブルーシートをかぶせたもののようだが、いったいなにをたくさん並べているのだろうか。都議会議事堂の下の広場に降り、京王プラザホテルの脇を通り、西口まで戻ってきて、ブックオフに寄るが、めぼしいものはない。店内を2周まわり、じっくりと物色したが、それでもなにも見つけられなかった。

 代々木まで歩き、ブックオフにもう1店。意外や、こちらは買うものがたくさんあり、110円の棚に、岩波文庫のいい本がごっそりとあった。110円文庫本を 12冊、220円単行本を2冊と、量が多くなり、袋も買った。このあとはどこか、小田急線沿線のブックオフに寄りたいと思っていたが、代々木で荷物がいっぱいになってしまった。山手線で渋谷に出て、宮益坂のベローチェでひと休み。食べたいパンがなく、アイスコーヒーのみ。コンセントがあり、スマホの充電をする。滞在時間、2時間ほど。東横線の各停で、のんびりと読書をしながら帰ってきた。帰宅前にコンビニに寄り、楽天カードの支払いをしたら、いつの間にか手数料が 220円になっていた。いつも、220円もしなかったと思うんだけども。

◇ ラジオ・テレビ

 タイムフリーで、昨日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、今週は、ゲストが叱られたエピソードを語るというテーマだそうで、オープニングの最後に少し、東京03の例の一件が話題に出た。叱られたといえば東京03だが、この件も、最近になって、テレビなどでもぽつぽつと語られる場面を目にするようになっている。「オールスター感謝祭」のあの場に、ナイツも出演していたのだ。止めにいこうとした西川きよしと、シルク・ドゥ・ソレイユがぶつかりそうになっていたなど、現場にいたものならではの証言があった。その直後のクイズでは、土屋が最後まで残ってしまい、紳助にコメントをふられても、はっきりと答えたつもりだったのに、放送を観たら、びびっていてぜんぜん声が出ていなかったという。

 聴きそびれていた先週火曜の「伊集院光とらじおと」も聴く。京須偕充がゲスト。伊集院が言うには、この放送時には、「圓生の録音室」はアマゾンで4万8千円もしていたようだ。録音風景の思い出を訊かれた京須は、圓生のきびしさよりも、和やかな場面のほうが記憶に残っているという。「圓生百席」のなかのおすすめを訊かれると、京須さんは「文違い」をあげた。小三治のすごさはどこかと訊かれ、京須「まるで日常の会話のように、落語じゃないようにしゃべれる落語家。つまり、一般の市民のね、テイストでしゃべれる…、つまり、「そうするってえと」で逃げてないというか」「無論、じゃあ、「そうするってえと」って言いかたをあのひとがしないのかというと、そうではないんですけど、いわゆる落語家の、これが落語の口調なんだよというかたちではやっていない。そうとうね…、そうなるまでには、時間かかってると思いますけどね。」  現在の落語家でいいと思うひとは誰かと訊かれると、京須「それはねえ、さっき、(京須のことを)現役とおっしゃっていただいたけども、そのう、いろいろ、取り引き関係もありますのでね。(笑)」

 録画していたテレビ番組もいくつか。まず、今日の「さんま御殿」を観ると、「せっかち軍団 VS のんびり芸能人」というテーマで、せっかち側に別所哲也が出ていて、くだものは皮を剥かずに食べるという話などをしていた。横浜には、ブリリア・ショートショートシアターという短編映画専門の映画館があり、閉館してしまったが、別所哲也はかつてそこの代表を務めていた。その映画館を開設したのが別所哲也であり、ショートフィルムのフェスティバルを主宰するほどの短編映画の愛好者だが、つまり、せっかちだから短編が好きだったということなんだろうか。

 土曜に放送された「アナザーストーリーズ」という番組では、志ん朝のドキュメンタリーをやっていた。再放送かなにかだろうとは思っていたけど、確認すると、2017年6月にBSで放送されたものだ。談志との関係にも大きく時間を割き、談志師匠の高座の映像では、麻原彰晃についてしゃべっているところを使っていて、なぜそこをと思った。亡くなった川戸貞吉や左談次師匠がインタビューに答えていた。川戸「口が裂けてもライバルとは言わなかったろうね。談志さんのことだから。たとえライバルと思ってても。」

 夜、鼻水がひどくなり、横になり、ラジオを聴きながら、2時間ぐらい眠った。深夜1時半頃に目が覚め、「爆笑問題カーボーイ」を途中から聴いたが、どこまで聴いたのか、記憶がはっきりしない。朝までブログの更新をしていたはずだが、そういえば、部屋のどこかに「圓生の録音室」があるはずだと思い、積み重なっている本をどけてみたら、小山田圭吾が表紙の「クイック・ジャパン」が出てきたのでびっくりした。1ヶ月半前に見つけていたら、読みなおしたかった。

2021年8月13日金曜日

8月13日金曜日/涼しくなって

◇ テレビ

 昨夜は涼しく、心地好く眠れた。早朝に目覚め、録画していたテレビ番組をいくつか観る。まずは、一昨日の「水曜日のダウンタウン」を。喫茶店での打ち合わせ中に、隣席の老紳士にネタのアドバイスをされるが、その老紳士は、じつは、テレビ局の取締役だったというドッキリ企画。老紳士のアドバイスを受け入れるのかどうかというものだが、錦鯉、ジョイマン、クールポコがターゲットにされ、ジョイマンだけが受け入れず、意外に芯のあるところを見せた。しかし、ジョイマンへのアドバイスだけが社会性が強く、これが軽薄なネタだったなら、やっぱり、ひどいネタでも受け入れたかもしれない。また別に、社会性の強いネタは受け入れるのかというドッキリをやったとしたら、どういう結果になるだろうか。「あちこちオードリー」も観ると、こちらは、東京03とかが屋がゲスト。紳助の一件はもう、ついにおおっぴらに語られるようになったのか。

 昼は「ビバリー昼ズ」を聴いて、午後はまたテレビの録画を片づけていく。「お笑い実力刃」の録画はたまるいっぽうだが、今週は休止だったから、これで追いつけた。まず、2週前の放送は即興漫才の企画。4つのキーワードを使い、30分で漫才を完成させるという対決で、なすなかにし、ラニーノーズ、プラス・マイナス、Aマッソ、オズワルドという5組が出演した。なすなかにし、プラス・マイナスは早く作ってしまい、演じながら完成させるというやりかただったが、いっぽう、時間ぎりぎりまで台本を作っていたオズワルドは対照的だった。作家としての面と、演者としての面、どちらの比重が大きいか。続けて、先週の放送はチョコレートプラネットで1時間。コントだけでは捉えきれない、どうもルーツの見えないコンビだ。

 今日は朝から雨降りで、少し寒いくらいになってきた。なんという気候の変動だろう。出かけるのも躊躇していたが、夕方、かつやまで行って、豚ロースタレカツと牛焼肉の合盛り丼を食べた。よっぽど食欲がないと、これはなかなか食べられないと思っていたが、今日は涼しく、今日なら食べられると思った。スーパーで買いものしてから帰る。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 5773人に。神奈川は 2281人。埼玉は 1696人。千葉は 1089人。大阪は 1561人。福岡は 951人。沖縄は 721人。

◇ ラジオ・読書・映画

 タイムフリーで聴いた、火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、ヒコロヒーがゲストだった。近畿大学の落研出身だということを今さら知ったが、大学から金をもらうためだけに存続しているような、麻雀ばかりやっているだらしない落研だったというので、いよいよ親近感が湧く。そんな落研でも、ヒコロヒーは落語をやったことがあるようだ。

 部屋で読書も。島田雅彦「小説作法ABC」を読み終えた。2009年刊、新潮選書。小説論かと思って買っておいたが、読んでみたら、(小説家を職業にするための)ビジネス書みたいな本だった。タイトルに反して、ABCよりも先のことばかりが書いてあり、なんだかこざかしくないかと思いながら読んでいた。その当時の旬の作家の文章が多く引用されていて、その目配せもいやらしい。

 アマゾンプライムで映画を1本。公開時に観そびれてしまった「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」を観た。三島由紀夫の本はどういうわけか縁がなく、一冊も読んだことがないが、この映画は観たいと思っていた。三島由紀夫の映像を、ここまでじっくり観たこともなかったから、それがまず面白かった。こういう声で、こういうしゃべりかたで、こういう表情、しぐさをするというのを初めて知った。四十代半ばの僕らの年齢でも、三島由紀夫というのは国語の教科書で知るような名前だったから、明治の文豪たちの仲間のように子どものころは錯覚をしていたが、つい数年前まで生きていた人物だとイメージできるようになったのは、おそらく、もっとおとなになってからだったはずだ。この映画を観ると、三島のスター性がわかるし、それがわかると、三島の自決の衝撃というものが初めて生々しく迫ってくる。討論会は、芥正彦という人物が登場して、白熱するが、寺山修司とも関わりがあったこの人物は、もしかしたら、名前くらいは目にしたことはあったかもしれない。赤ん坊を抱いた若き芥正彦は、じつに魅力的な論客として現れるが、現在のインタビューが出ると、態度も口調も、どうもつまらない老人になってしまったように見え、この芥正彦のすがたこそが、全共闘の結末だという感じがした。もうひとり、木村修というひとは、穏やかなおじいさんになっていて、時間をかけて、おそらくなにかを受け入れたのではないか。この映画では、さまざまな人物が登場し、証言をするが、橋爪大三郎が、芥正彦の演劇仲間だったということにも意外性があった。この討論のひとつの見どころは三島の誠実さで、意見が対立するからといって、学生たちを相手に、追い込んだりするようなところがまったくないということを、内田樹が熱を込めて指摘していた。

 ツイッターのトレンドを見ると、メンタリストDaigo がホームレスへの差別発言で炎上しているようだ。発言を確認もせずに批判をする気もなく、そんなことに労力を使いたくもないのだが、この件にかぎらず、ホームレス差別が問題になるたびに思い出すのは、「その男、凶暴につき」の冒頭のシーンだ。観なおしたくなり、YouTube を検索してみたら、その冒頭のシーンだけを切りとった動画があった。ホームレスに暴行を加えた少年たちのひとりの家に、たけし演じる刑事が踏み込んでいく。この映画が公開されたのは平成元年だが、ホームレスを襲撃する事件が社会問題化したのは80年代で、もう30年以上も経っているというのに、今もなお、たけしのこの怒りが有効であるという現状は非常に情けないものだ。そう思いながら、深夜0時半過ぎに眠った。

2021年4月24日土曜日

4月24日土曜日/新番組を観る

◇ テレビ・ラジオ

 録画してあった、新番組「新しいカギ」の初回2時間スペシャルを観た。チョコレートプラネット、霜降り明星、ハナコという3組をそろえた、フジテレビ黄金期のコント番組の流れを復活させようとする意欲的な番組ではあるが、どうも新鮮味のない番組だった。レギュラーは男ばかりで、女性出演者はすべてゲストになり、おおむねお笑い以外のタレントにしていたが、このメンバーと互角に渡り合える女性芸人をなぜ混ぜなかったのだろう。ただひとり、丸山礼が参加していたが、コント中に笑ってしまっていた。しかし、1本目のコントからセットを派手に倒壊させ、お金をかけている感じはする。本屋のコントがあり、本棚に並ぶ本が気になり、一時停止にしてみると、アップになるところだけはわざわざ架空の本を並べていたのには驚いた。ほかの棚には「脳内革命」なども確認でき、むしろ、無頓着に掻き集めてきたような本が並んでいて、「ちっぽけな本屋」というセリフがあったが、ぜんぜんちっぽけな本屋には見えず、図書館みたいなセットだと思った。コントの最中にやたらと女性スタッフの笑い声が入ると思って気になっていたが、番組の最後に、じつは、コント中に浜辺美波の笑い声が入っていたのだと明かされた。コントの邪魔になっていて、これはコントの笑いを犠牲にしてやるほどの企画なのだろうか。


 もうひとつ、新番組「お笑い実力刃」も観る。サンドウィッチマンとアンタッチャブルが司会で、初回は、東京03 のコントをたっぷり3本観せた。コントの合間のトークも面白く、最後に、東京03 がおすすめする若手、シンクロニシティの漫才もあった。これは好番組。かつての「新し者」や「はばたけ!ペンギン」を思い出す。

 昼はラジオ。「田村淳のNewsCLUB」を聴いていたら、83歳の加藤諦三がゲストに登場した。聴きながら、オンライン将棋を2局。1勝1敗。注文もなく、今日はもう外出はやめ、昼寝をする。それから、部屋で読書もした。河野多恵子「小説の秘密をめぐる十二章」を読み終える。序盤はすごく面白いと思って読んだが、途中からはかなりわからない話になっていった。小説体験が足りないからか、河野多恵子の小説観も、そうだろうかと疑問に思うところが増えていった。そもそも、河野多恵子の小説を読んだことがない。

 夜もラジオ。「HONOMOKU RED HOT STREET」をつけ、聴きながらオンライン将棋を指すが、短い時間に連敗する。だめなときはだめで、盤面がぜんぜん見えなくなっていく。無闇に指していても上達しないと思い、詰め将棋をやってみるが、中級でもなかなか解けない。深夜、録画してあった「Nキャス」でやっていた「FIRE」というやつの特集を興味深く観た。早期リタイアといえばいいのか。タイムフリーで今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴きながら、深夜2時頃に眠る。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...