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2024年2月20日火曜日

2月20日火曜日/ベンチには先客がいる

◇ 虎ノ門・日比谷・六本木

 朝から都内に。今日は暖かくなる予報だが、一歩外に出るともう暖かい。ジャンパーを着て出たが、パーカーでもよかったかもしれない。だけど、明日からはまた寒くなる予報だ。昼は虎ノ門から新橋方面に歩き、適当に歩いていて見つけた「らいどん」という店に入り、ぶた丼を食べた。850円。豚丼(表記は「ぶた丼」だった。)から想像するものとはちょっと違って、ご飯の上には豚角煮と煮玉子が乗っている。そのあとはベローチェにでも入ろうかと計画していたが、日比谷公園に行ってみたくなり、ベンチでひと休みするのもいいかと考えた。ところが、着いてみると、花壇の工事だとかで真ん中の広場がフェンスでふさがれていた。そうなると、ベンチの数は自ずと少なくなり、どれもすでに先客がいる。野音の脇に空いているベンチをようやく見つけ、そこに座り、しばらく読書をしていく。

 そのあとは六本木に行くことになり、六本木ヒルズを通り抜け、六本木駅から帰ろうとしていると、老紳士に道を訊かれてしまい、教えられるほどは詳しくはないから、役に立てずに申し訳なかった。わかりませんという態度をすぐに示したのに、老紳士はなぜかそれでもしつこく訊いてくる。わからないものは答えようがない。知ってるのに隠してるとでも思われたのだろうか。


 六本木から日比谷線、中目黒から東横線に乗り換え、東白楽で降りる。神奈川図書館に寄り、それから、東神奈川駅前のドトールに入り、ひと休み。コンセント席は埋まっていて使えなかった。昨日買った「週刊文春」の松本の記事をここでようやく読む。

◇ テレビ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ブギウギ」を観て、それから、今日の「徹子の部屋」は「蘇る「昭和歌謡」秘話」という傑作選。ゴダイゴ(2021年放送)、じゅん&ネネ(2017年放送)、サーカス(2018年放送)、ビリーバンバン(2022年放送)、狩人(2002年放送)の、それぞれの過去の出演回の映像が流れた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」の高橋源一郎の連載エッセイが「不適切にもほどがある!」を好意的に評価していた。「『不適切』では、登場人物が繰り返し「こんな時代だから」と呟く。そこでは、その人間の「価値観」ではなく、時代の「価値観」が優先される。だから、時代が変われば、その人はまったく別のことを言うだろうし、かつてと違うことを言っても、なんの痛みも感じないはずである。敗戦直後の大半の日本人たちのように。なにしろ、言うべきことを決めるのは「自分」ではなく「時代」なのだから。」 エッセイの最後には、大江健三郎「政治少年死す」と深沢七郎「風流夢譚」につなげてみせる荒業。「サンデー毎日」では、松尾潔による天童よしみロングインタビューの連載も始まった。

 「FLASH」には、「ブラタモリ」の終了が発表されたタイミングで、タモリのプライベートの散歩写真が掲載されていた。終了は体力的な問題もあるようだが、タモリの決断を後押ししたのは「旧ジャニーズの性加害問題」だったと「NHK関係者」なる人物が語っている。「事務所の圧力でテレビに出づらくなった草彅さんを心配したタモリさんは、草彅さんの居場所を確保するために番組を続けていたところもあるんです。しかし、草彅さんは一連の性加害問題で〝ジャニーズの軛〟から自由になった。タモリさんはこれで安心できると思ったのでしょう。」 このNHK関係者は、タモリは「ブラタモリ」の後任に草彅剛を提案したとも語っている。「タモリさんは'25年8月、80歳になったタイミングで芸能界を引退すると、かたくなです。」と、「芸能記者」なる人物の証言も。

2024年2月1日木曜日

2月1日木曜日/特売ランチはどこだ

◇ 虎ノ門・新橋

 今日も朝から都内に。霞が関から虎ノ門のほうに歩いていくと、虎ノ門書房という本屋を見つけた。こんなところに新刊書店があるなんて、今まで気がつかなかったな。今週も「週刊文春」を買おうと思っていたので、ここで買っていく。ついでに、新潮社の「波」も入手した。まだ午前中だが、新橋三丁目のベローチェに入り、ひと休み。モーニングセットのカイザーサンドスクランブルエッグ・ベーコンを食べた。480円。「週刊文春」には今週も松本の記事。宮藤官九郎の連載では新ドラマの裏話を書いている。みうらじゅんの連載を読むと、みうらじゅんは今、ブックオフで「あさりちゃん」を集めているようだ。

 どこかで昼食にしようと、新橋を適当に歩いていると、你好という店を見つけた。同名の店をいくつか知っているが、系列店なのか、それともぜんぜん関係のない店なのかがわからない。外の看板に500円の特売ランチというのが書かれていて、これにしようと思い、入ってみることにした。店はビルの3階にあり、エレベーターであがってみると混んでいて、席を案内されるまで少し待たされた。注文はタッチパネル式。しかし、ランチメニューの欄を見てもやたらとメニューの種類が多く、看板にあった特売ランチが見つけられない。そんな馬鹿なことがあるのか。いつまでも特売ランチを探し続けているわけにもいかないから、あきらめて、いちばん最初のページに載っていた600円の日替わり定食を注文してしまったが、このままでは釈然としない。注文したあとにもしつこくタッチパネルを確認していると、やっと発見した。特売ランチはタッチパネルの最後のページのいちばん端っこに載っていた。しかも、写真はなく、文字のみが書かれている。これは見つけられないよ。いや、日替わり定食も安いから不満はないんだけど、あきらめて日替わり定食を注文するひとが続出していないだろうか。この日の日替わり定食は、豚肉と白菜キクラゲ炒めだった。特売ランチがどんな料理なのかはわからない。

◇ 鶴ヶ峰

 新橋駅から東海道線に乗り、早い時間に横浜に戻ってくる。日比谷で映画を観ようかとも考えていたのだが、金の計算をしていたら、決心がつかなくなった。なにも昨日と2日連続で映画館に行かなくてもいいだろう。横浜から鶴ヶ峰に移動し、旭図書館に寄っていきたかった。借りなおしたい本があったからだが、借りる際に、職員さんがカードのバーコードを読みとると、カウンターのパソコンの画面に変な表示が出てきたようで、別の職員さんが飛んできた。図書館のカードの再発行はできたのだが、身分証の確認がまだだったから、それが原因だったようだが、でも、改めて説明されると、ただ本を借りるだけならば、どうやらこのままでもなんの問題もなさそうだ。

 旭郵便局にも寄る必要があり、鶴ヶ峰から歩いていく。また不在通知が届いていて、その郵便物を受け取らなければならなかった。窓口に先に並んでいた爺さんが、なにかよっぽどの不愉快があったようで、局員のお兄さんを追い込むように問い詰めていた。その局員を問い詰めても無駄だとは思うが、気持ちはわかる。郵便物を受け取ったあとは、うちまで歩いて帰ることにする。歩きながら、タイムフリーでラジオ番組をいくつか。月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」はバカリズムがゲスト。「ブラッシュアップライフ」の話が中心になる。バカリズムは本も読まず、映画もドラマも観ないんだそうで、マンガとゲームからの影響だけであれだけのドラマを発想しているというわけか。MRIを撮ったら、バカリズムは左脳が右脳に食い込むくらい大きかったそうだ。

◇ テレビ・雑誌

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。「徹子の部屋」を2日分まとめて、今週は「49年目突入ウィーク」として、3日目の昨日は中尾ミエと伊東ゆかりがゲスト。そして、今日4日目は原辰徳がゲストだった。この番組は初登場だったとは意外だ。たしかに、考えてみたら、原辰徳がしゃべっているところは今まであんまり観たことがなかったかもしれない。ユニフォームではないすがたの原辰徳であればなおさらだ。

 NHKの「ニュース7」を観ると、今日は能登半島地震から1ヶ月ということで、1時間の拡大放送になっていた。死者は240名に達する。

 火曜に放送された「アンタウォッチマン!」は「あの芸人は今も大活躍SP」。ハイキングウォーキングと髭男爵が出演した。ハイキングウォーキングが大道芸を習得していることは、何年か前の「ヨコハマ大道芸」でその芸をじかに観ていて知っていた。ところが、コロナの影響により、バイトをする生活になってしまい、日付が具体的なのだが、2022年3月31日に一度は解散が決まっていたという。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、すでにネットに出まわっている松本の馬乗り写真が「FRIDAY」に掲載されている。「週刊新潮」には、若新雄純の女性トラブルの続報があり、特には興味を惹かれない記事だが、このまま、若新はテレビからは消えることになるのか。

2023年12月25日月曜日

12月25日月曜日/新橋はクリスマス

◇ 虎ノ門・新橋

 昨夜は寒くて、眠りにつくまでに時間がかかった。しっちゃかめっちゃかな週末を乗り越え、また平日に戻ってきた。午前中から都内に。昼は虎ノ門、富士そばに入り、カツ丼を食べた。580円。新橋のほうまで歩き、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。今日は短縮版、12時からの放送。ゲストのナイツがすぐに登場した。塙さんの炎上の件、そして、昨夜の「M-1」を話題にする。高田先生も敗者復活から観ていたようだ。山田邦子のさや香に対する最後のひとことを高田先生は評価していた。ピースの「ふたりのディスタンス」も観ている高田先生。ナイツと入れ替わり、後半には山田雅人も登場した。エンディングまで聴いて、それから読書もしていく。

◇ テレビ

 新橋から横須賀線に乗り、夜遅くに帰宅する。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「明石家サンタ」を。さんまもこの日は「M-1」をずっと観ていたようだ。「お笑い向上委員会」から選ばれたきしたかの高野に電話がつながり、「シュークリームが好きなんですよ」のひとことだけで、ここでもしゃべらせてもらえずに合格。しかし、賞品はハズレを引いてしまった。てるてる坊主の着ぐるみの中身のひとからの電話では、舞台から落っこち、ろっ骨を折ったという不幸だったが、そのときの映像が流された。映像付きの不孝話というのは初めてではないだろうか。それにしても、さんまの聴き間違いが目立つ。さすがにもう耳が遠くなり始めているかな。そのあとにはアマゾンプライムで映画を1本観ようとしたが、眠気がひどくなり、中断した。深夜1時頃には眠る。

2023年11月19日日曜日

11月19日日曜日/「テレ東60祭」

◇ 虎ノ門・新橋

 短い睡眠時間で、早朝から都内に。虎ノ門に出ると、今日はマラソンが開催中、交通規制がされている。マラソンは終わりかけのころだったか、道路の向こう側で大きな音がしたからそっちを見ると、乗用車に巻き込まれたらしい自転車が倒れている。クルマから出てきたのはお婆さんだった。昼食は新橋の四季煲坊に入り、ホイコーロー定食を食べた。825円。この店も午前中はまだ空いている。新橋から東海道線に乗り、早い時間に横浜に戻るが、立ったまま寝過ごし、戸塚まで行ってしまった。







◇ 関内・みなとみらい

 関内に移動し、開港記念会館前のベローチェに入り、ひと休み。音楽を聴きながら、しばらくぐったりと眠っていた。夕方になり、象の鼻パークを抜けて、赤レンガ倉庫に向かうと、遠くから大きなピカチュウが見える。赤レンガ倉庫では、テレビ東京のイベント「テレ東60祭」が開催されている。5日間開催の最終日、終了間際という時間。都内での開催ならば、わざわざ行きたくなるようなイベントでもないのだが、どういうわけか、せっかく横浜で開催されているのだから、ちょっと覗いてみたくなった。なにか有料イベントのチケットも買おうかと考えはしたのだが、タイムテーブルを確認してみるとどうしても観たいというものもなく、迷っているうちにそれらは売り切れになっていった。それでも、ただやってくるのもつまらないから、入場無料の閉会式に狙いをしぼることにした。まず、会場内をぐるっと、ブースを眺めてまわる。番組関連のショップやゲームなど、あとは飲食が多い。さて、閉会式を観覧するにはどうすればいいのかとうろうろしていたが、ステージの入り口らしきところの向かいに列が作られているのを見つけ、ここだとわかった。早めに並び、無事に入場する。17時から始まった閉会式は、テレビ東京の伊藤隆行と竹崎由佳アナが司会を務める。ステージ上にはテレビ東京のスタッフたちが登場し、質問にマルバツ方式で答える意識調査企画。それから、狩野恵里アナが登場し、社歌を歌った。最後には社長のあいさつがあった。タレントはまったく出なかった。





 ワールドポーターズから汽車道を通り、みなとみらいを横浜駅まで歩いていく。歩きながら、タイムフリーで、昨夜の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴いた。横山剣さんが絶賛する、カンボジア音楽を演奏するクマイルスというバンドが気になる。みなとみらいを歩いていたら、あたまがふわっとして、歩道の端のほうによろけていってしまった。どうしたものか、ちょっと怖くなる。平沼のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊だけ買っていく。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組を少し。昨夜の「Nキャス」を途中までしか観ていなかった。残りを観ると、池田大作の訃報が扱われ、オーランド・ブルームがゼレンスキーを訪問した際に池田大作のことを話している映像が流されていた。この映像は初めて観た。そして、たけしの日本外国特派員協会での会見もこの番組ではしっかりと扱われる。たけしの独占インタビューもあり、「首」の映像も少し流された。少し観ただけでも可笑しい場面だった。テレビは切りあげ、早めに眠ろうとするが、いざ眠ろうとするとなかなか眠れず、音楽を聴きながら、ようやく眠れたのは何時だったかわからない。

2023年8月10日木曜日

8月10日木曜日/言葉とコンピューター


◇ 虎ノ門・渋谷

 朝から都内に。昼は神谷町から虎ノ門のほうに向かい、珉珉という店に入り、ランチメニューの餃子一人前定食を食べた。600円。そのあとには渋谷のほうに移動し、宮益坂のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。夏休みのナイツの代打に伊集院光が登場するというので楽しみにしていた。パートナーは箕輪はるか。伊集院から高田先生の話が出るのが珍しい。「俺ねえ、高田文夫さん、ラジオの師匠としてっていうか、勝手に…。高田文夫さんは、自分の育ててるひとがいっぱいいるから、僕はそこに入ってないから、高田文夫さんからしたら、お前のこと知らないって思うかもしんないけど、高田文夫先生のひとことですごい開眼したことがあって。ニッポン放送で、そうやって出てきましたっていうときに、高田文夫さんがゲストに僕を呼んでくれたことがあるんですよ。で、僕は緊張してるわけですよ。僕はその、高田さんの集まりにも、高田文夫先生じゃないひとから誘われて、浅草キッドとかから誘われて、あいさつ行こうかっていうのもちょっと遠ざけてたから。どう思われてんだろうなとか、あと、あれがたけしさんの前でたけしさんをいちばん盛りあげてた高田文夫なんだって思うと緊張すんじゃん。入ってきたら、今日のゲストこのかたですって、ガチャって入ってくるみたいな展開で、生放送で。そのとき、高田先生が言ったギャグが、「どうしたんだ、新巻鮭を2本ももって」って言ったの。普通にきたの。「シルクハットが似合ってるなあ」「だけど、裸はだめだぞ」って立て続けに言うのよ。それが超面白くて。だからそんときに、ラジオってそういうことなんだと思って。」 そして、14時台は志らく師匠がゲスト。これまたわくわくさせられる顔合わせだ。落語家としては伊集院のほうが入門は早いが、志らく師匠のほうが歳上、しかも、伊集院は落語家を辞めているというねじれた関係にある。伊集院が「呼び捨てでいいんだよな、呼び捨てで。立川志らくです。」と紹介すると、志らく「どうも、伊集院師匠、ご無沙汰してます。」 話はまず、若手時代に共演した際に伊集院が抱いていた誤解から始まり、それから、師弟関係について語られていった。伊集院「それこそ、それがわかるひとと話をしたいなってずっと飢えてたんですけどね、今、どんどんコンピューターがあたまよくなってるじゃないですか。ええと、それを使ってるひとたちも似たような感覚になってくと思うんですけどね。コンピューターってビッグデータだから、たとえば、いい言葉、褒め言葉をいっぱい知ってるから、褒め言葉をいっぱい言ってるっていうことは、これは誹謗中傷ではない。で、あと、貶し言葉も、あまた貶し言葉をぜんぶビッグデータで入れてるから、こういうことを言ってることは悪口であるってことをやるから、これは誹謗中傷だから表示できませんみたいなことをやってくれる世の中にもうほぼなってるけど、僕、談志師匠に唯一褒められたことがあって、前座のときに大勢ひとがいるなかで、俺を急に指差して「馬鹿のなかではましな馬鹿」って言ったんですよ。すっごい嬉しくて。ほんとに、大袈裟じゃなくて、帰り、ずーっと笑ってるぐらい。「こいつはそういう意味で言やあ馬鹿んなかではましな馬鹿だよ。太ってるぶんだけましだ。」って言って。その要するに、目につくからってことなんだけど。この褒め言葉をたぶんコンピューターは理解しないと思う。」「これを言うと、コンピューターはもっとあたまよくなってくから、それすらも理解するようになりますよって言うんですね。みんな言うんだけど、僕が思うのは、その手前に、たとえば、家でアレクサに話しかけるときに、一回聞きとれないと、こっち側が合わせて、「アレクサ、今日の、天気は、」って訊くじゃないですか。あれをやるってことは、こっち側が合わせていくことだから、おそらく、この褒め言葉は通じづらくなってるってところで、言葉なんてのは通じる言葉、通じなければ意味ないから、減らしていくじゃないですか。そうすっと、コンピューターがうわまわりしてあたまよくなるより先に、言葉の理解と言葉の使いかたのほうが、俺は死滅していくと思うんですよ。」 

 センター街を抜け、まんだらけに寄り、階段の百均から3冊買っていく。渋谷から移動し、学芸大学のブックオフにも寄った。110円の文庫を1冊、220円の単行本を3冊買う。

◇ テレビ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」を観た。ゲストは板尾創路。10年ぶりの出演だそうだが、前回の出演は観逃しているかもしれない。父が川柳作家だったというのも初めて知るような気がする。長女が亡くなったことにも触れる。前回出演時に亡くなった話をしていて、そのときの映像も流された。次女はカナダに留学し、これも知らなかったが、今は家族でバンクーバーに住んでいるという。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」の「新・家の履歴書」に三遊亭白鳥が登場していた。取材は岸川真。タイムフリーで、月曜の「ラジオショー」も聴き始めるが、聴きながら眠ってしまう。ひどい疲れ。深夜0時前だったか。

2022年7月8日金曜日

7月8日金曜日/撃たれる

◇ テレビ・ラジオ

 深夜から眠りそこね、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は「ペチャリブレ対抗戦」というお試し企画。「ペチャリブレ」という市販のカードゲームを、千原ジュニアチーム、おぎやはぎ小木チームが対抗戦で争うという企画だったが、期待したほどは面白くならなかった。ジュニアチームは、狩野英孝、ロバート秋山、相席山添、錦鯉まさのり、小木チームは、出川哲朗、ブラマヨ小杉、モンスターエンジン西森、アインシュタイン稲田というメンバー。ルールがよくわからないゲームだったが、トークを競うゲームだというのに、特に弁が立つメンバーというわけでもなく、不思議な人選だった。 

 朝から都内に。電車内は、タイムフリーで、聴きそびれていた「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。優木まおみに田中がアドバイスしていたという記事について、田中がしつこく追究される。今度の選挙特番の話もたっぷりとあった。


◇ ニュース

 横須賀線に乗り、まず、新日本橋から岩本町のほうまで用があり、それから、九段下のほうに移動することになった。昼食は小諸そばに入り、鴨ステーキ丼セットを食べた。660円。すぐ隣りのマクドナルドに入り、ひと休み。スマホの充電もする。今日も街頭演説を観たいと思い、ツイッターから目玉候補のスケジュールを調べてみるが、今日は都内ではあんまりいい演説がない。東京は千秋楽にとっておこうということだろうか。参院選がらみの検索をえんえんと続けてしまうが、そうこうしているうちに、正午前、安倍元首相が奈良で倒れたとのニュースを目にする。体調不良かと思えば、血を流したとあり、銃声が聴こえたとの情報もあるから穏やかではない。少し読書をしながらもニュースを気にしていたが、そのあいだにも情報はめまぐるしく更新されていく。続報によると、後ろから左胸を散弾銃で撃たれ、心肺停止の状態だという。さらに、ヘリで搬送されたという情報も入ってきた。犯人は取り押さえられ、四十代の男だということもわかった。

 このニュースをたまたま九段下で目にしているというのも妙なものだ。その後、用事を片づけねばならなかったが、ニュースが気になり、追いかけ続けていると、犯人は元海上自衛隊員の人物だとわかる。名前もすぐに明らかになった。SNSには事件の瞬間の映像もあがっているようだが、その映像をわざわざ探すことはせず、こういうときは、マスメディアによる信用できるニュースだけを追いかけたほうがいい。気まずく思ったのは、犯人はねずみ色のシャツに、黄土色のズボンだというのだが、間の悪いことに、今、自分はほぼ同じような服装をしていた。

 あるビルの前に立っていた警備員の会話が聴こえ、「死ぬかもしれない?」「あはははは」と笑っている。そのときにはもう夕方近くなっていたはずだが、せっかく九段下にいるのだから、靖国神社に寄りたくなった。犯人と似たような服装で靖国神社をうろついているのもどうなのかとも思うが、靖国神社は、別段、変わった様子もない。もうすぐ、みたままつりの季節である。











 各党は今日の演説の予定を中止にしたようだ。演説を観ようというつもりでいたのがなしになり、このあとはどうしようかと考えてみると、永田町の自民党本部まで歩いてみたくなった。靖国神社から半蔵門方面に向かい、途中、まいばすけっとに寄り、パンを買って、歩きながら食べた。内堀通りではなく、ひとつかふたつ、皇居からは外側の通りを歩くことになったが、それはまいばすけっとに寄りたかったからだ。半蔵門の山下書店に少し寄り、それから、永田町に進む。永田町駅に近づくと、スピーカーでがなるような声が聴こえる。どこの団体かと思い、急ぎ足で青山通りまで出てみると、声の主はれいわの高井たかしの選挙カーで、どうやらたまたま通りがかっただけのようだ。通常の街宣活動をまだやってるんだということにもちょっと驚いたが、今、このタイミングで、自民党本部のそばをがなりながら通るというのはさすがに無神経ではないだろうか。自分もここまできてみたものの、自民党本部の目の前を歩くことは避け、道路を挟んだ向かい側から本部を眺めながら歩いた。思いのほか、本部の前には騒然としたような様子はなく、ひっそりとしているようにすら感じられる。もちろん、建物内までひっそりとしているとは思わない。


 自民党本部の前をそのまままっすぐ進み、国会議事堂の正面をぐるっとまわり、霞が関のほうに降りていく。もしかすると、こんなときにこんなところをうろついていると職務質問でもされるんじゃないかと思っていたが、警備する警官はあちこちに立ってはいるものの、ぴりつくような緊張感は意外と感じられない。警官が互いに虫よけスプレーを吹きつけ合うすがたも見られた。普段の国会議事堂周辺の様子を知るわけではないが、こんなときでも、わざわざクルマを停めて、国会議事堂の前で記念撮影をする観光客は現れる。警官たちにしても、そんな光景は普段からおなじみなのだろう。



 霞が関に降りながら、スマホからニュースを確認すると、安倍元首相が死亡との報が目に入り、思わず立ち止まってしまった。呆然とする。歴史的な大事件と同時代に居合わせてしまった感覚というのか。そのニュースが出た時刻を確認してみると、つまり、ついさっき、自民党本部の前を歩いていたときにはもう、死亡のニュースは出ていたのだ。

 虎ノ門のベローチェに入り、ひと休み。靖国神社からここまで歩いてくると、さすがにくたびれた。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、この番組の最中にちょうどニュース速報が入り、次第に明らかになる状況が伝えられていく。それでも、12時台には原田龍二をゲストに迎え、予定どおりに進行されていた。

 21時半頃に帰宅し、毎日録画している「徹子の部屋」を確認してみると、放送時間が拡大された「ワイドスクランブル」が代わりに録画されていた。13時過ぎの放送で、この時点ではまだ情報が整理されていない。すっかり歩き疲れてしまい、もうなにもしたくないが、普段は観ない「報道ステーション」と「NEWS23」を今夜は録画しておく。ラジオを聴きながら、23時頃には眠る。

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4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...