2022年8月31日水曜日

8月31日水曜日/うどんとピザを食べた

◇ 生活

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。ツイッターから、ゴルバチョフの訃報を知った。午前中に、いったん近所の郵便ポストまで投函に行ってくる。今日はまた、やや暑い。部屋にいるほうがまだ涼しいくらいだ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を途中まで聴き、正午過ぎから改めて外出した。まず先に銀行に用があり、金の計算をしてみると、一時期よりはだいぶ余裕を作れるようにはなったものの、今月はひさしぶりにピンチである。

 かつやで食べようかと思っていたが、歩いてみると余計に暑くなり、もっと軽いものを食べたくなった。吉野家の新メニューを食べようかとも思ったが、秋限定と宣伝されると、まだ早いかという気にもなる。二俣川に向かい、ひさしぶりに丸亀製麺で食べてみたくなった。ところが、12時半頃に入ってみると、ちょうど混む時間にあたり、ずいぶん並ばされることになった。ぶっかけ並に、いか天、ちくわ磯辺天をつけ、550円。慣れない丸亀製麺で、後ろの客にも気を遣い、あまり満足のいく選択ができなかった。


 二俣川ライフのドトールに入り、しばらく読書をする。それから、ジョイナステラスのくまざわ書店を覗き、夕方頃にはまた、ドン・キホーテのサイゼリヤに入った。ソーセージピザを食べながら、読書を続ける。今日は読書をしようと決め込んだのだが、それでも、読み終えたかった本が読み終わらず、夜に帰宅してからも、部屋で読書を続けた。


◇ 読書・テレビ・ラジオ

 帰宅してから、半藤一利「日本のいちばん長い日」を読み終えた。終戦記念日に合わせて読み始めたのだが、なかなか読み進められず、しかし、8月中に読んでしまいたいと思い、最後はずいぶん駆け足で読んでしまった。細かく読んでいこうにも、日本史に弱い自分の知識量ではなかなか追いつけない部分があった。2006年刊、文春文庫。親本は1995年刊。この文庫版には「決定版」と書いてあり、そもそものこの本の成り立ちを知らなかったのだが、1965年に、大宅壮一編として出されたものを、30年後に、半藤一利名義で出しなおしたというわけか。

 夜、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、奈美悦子がゲスト。昨夜の「イワクラと吉住の番組」は、バカリズムがゲストの後編。脚本の仕事について話していたことが面白かった。プロットは書かずに1行目から書き始める、コントのつもりで書いている、恋愛ドラマは書かないなど。

 放送中の「水曜日のダウンタウン」も、追っかけ再生ですぐに観てしまう。「2代目関根勤選手権」の第2弾があり、粗品、川島明、くっきー、笑い飯西田、ずん飯尾が挑戦し、最後にはなんと、板尾創路が登場した。アドリブで見立てるにしても、それぞれ、自分なりのスタイルがあり、関根勤にははっきりとした良し悪しの基準があった。後半には「どぶろっく どんな芸人の歌ネタでも面白くカバーできる説」という企画があり、プレゼンターのRGが、歌ネタをするひとといえば誰を思い浮かべるかと訊くと、パネラー席にいたBOSEはマキタスポーツの名をあげた。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をようやく聴いた。14時台のゲストに、笑組が登場した回だ。これはじっくりと聴きたいから、電車内など、移動中に聴くこともできず、ちゃんと時間を作って聴きたかった。笑組ふたりで出演のはずだったが、かずおさんは濃厚接触者になり、電話出演になった。スタジオはゆたかさんのみになるが、しかし、ゆたかさんひとりのほうが結果的にはかえってよかったかもしれない。最初からハイテンポで、ナイツの記憶をじつに細かくしゃべりまくる。知る話が多かったが、ナイツは桂子一門になる前に、もともとは別の漫才師の弟子になるはずだったという経緯は、ナイツからはあまり語られていない話ではないだろうか。つまり、桂子一門となった経緯には、ゆたかさんがものすごく関与しているというわけだ。それにしても、ゆたかさんのトークは途切れるところがまったくなく、メールも出しておいたのだが、リスナーのメールは1通も読まれずに終わった。今日の放送だけで、ゆたかさんの話術のすさまじさは存分に広められたのではないだろうか。

 早めに眠ろうとしていたが、眠れず、深夜、アマゾンプライムで「熱海の捜査官」の続きを観る。放送時には第2話まで観た記憶は確実にあるが、第3話からは初見だろうか。いや、しかし、なぜ放送時に続けて観なかったのだろうと思うくらいに、ここまで観てみると、このドラマ、完璧に近いくらいに好きだ。貫かれた美意識、笑いのセンス、そして、各俳優の細かい動きや表情がいちいち素晴らしく、いったいどうやって演出しているんだろうか。

 そういえば、中断していた「まんが道」の再放送はいつだろうかと、ふと、ツイッターを検索してみると、なんと、28日日曜にすでに放送されていたことを知った。まさか、もう放送されていたとは。これにはがっくりきてしまった。番組表はきちんとチェックしていたつもりだったのに、なぜ気がつかなかったんだろうと思ったら、午後から夕方にかけて放送されていたのだ。もともとは深夜に再放送される予定だったから、深夜帯しか注意していなかった。午後に放送されるなんて聞いてないよ。再放送の再放送というのはさすがにあるまい。9話まで楽しく観ていたあの日はなんだったんだろうか。録画保存するつもりで、9話まではすでにDVDにダビングしてしまったというのに、ずいぶん間抜けなことになった。

2022年8月30日火曜日

8月30日火曜日/NHKのバラエティ

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アンタウォッチマン」は、なかやまきんに君の特集。ティーンに人気だというのは知らなかった。いったい、なにが起きているんだろうか。きんに君もまた、キングコングや山里らと同期の大阪NSC22期生だ。HGとの関係も初めて知るものだった。きんに君のスケッチブックネタの絵を先輩であるHGが描いていた関係で、「爆笑問題のバク天!」にきんに君が出る際に、HGも一緒に出演できないかときんに君がお願いした。それがHG大ブレイクのきっかけになったのだ。

 先週木曜の「ダウンタウンDX」を観ると、こちらはものまね芸人特集。トークだけでなく、まず、ひと組ずつ、ものまねメドレーをたっぷりと披露する。これはじっくり観ちゃうなあ。JP、よよよちゃん、ガリベンズ矢野、ミラクルひかる、古賀シュウ、沙羅、神奈月、たむたむ、原口あきまさが出演した。こうして観ると、原口あきまさがいちばんオールドスタイルに感じるくらいにほかが面白かった。

 先週火曜の「ビバリー昼ズ」を聴きそびれていた。タイムフリーで聴くと、この週も黒沢かずこはお休みで、乾貴美子が代打を務めていた。続けて、今日の放送も聴くと、黒沢かずこは今日から復帰だ。ラジオを聴きながら梱包を片づけ、午後、近所の郵便ポストまで投函に行ってくる。このわずかの時間に、ちょうど雨が降り始めた。今日はそれ以外には外出せず、午後も録画していたテレビ番組を片づけていく。

 NHKの「これって攻めすぎ!?世界旅行」という番組を、なんの番組かわからずに録画しておいたが、特番なのかと思ったら、毎週放送している番組なのか。高田純次、大久保佳代子の名が出ていたから興味をもったが、この回は、タイの旅の映像を観ながら、高田純次がコメントする。ガイドブックのキャラクターの声を大久保佳代子が担当し、タイを案内するのだが、大久保佳代子も顔を出している。

 先々週の金曜、19日にNHKで放送された「四大化計画」という番組も録画してみたが、これは4月に放送された特番の第2弾のようだ。世界の三大何々にもうひとつ提案し、「四大化」しようという知的教養バラエティとのこと。司会は内村光良。相席スタート山添、新井恵理那がプレゼンし、いとうせいこう、高橋ひかる、川島明、佐藤栞里、大久保佳代子がその判定をする。しかし、川島や大久保がVTRを観ながらなにかしゃべったり、山添に突っ込んだりすると、途端に凡庸な番組に感じられる。

 8月12日にNHKで放送された「はなしちゃお! 性と生の学問」も録画していた。1月に放送された特番の第2弾が、夏休み特集として、2週にわたって放送された。1月の放送は観逃していた。ラランドサーヤと、コンドームの妖精「まっきぃ」が案内役として番組を進行し、まっきぃの声をマキタスポーツが担当している。「これって攻めすぎ!?世界旅行」もそうだが、マキタさんが声をあてていることを先に冒頭で明かしてしまうのはどういうつもりなのだろうか。NHK自身が、NHKのパペット番組のスタイルを踏まえたパロディをやっているということになるのだと思うが、あまりにも形式的すぎるではないか。

 8月8日放送、やはりNHKの「職場遺産」という番組も録画していた。司会は東京03。会社の倉庫に眠る過去の商品や失敗作を調査し、その開発物語を東京03がコントで再現するという趣向もある。土田晃之、近藤春菜も出演し、これもやはり、VTRを観ながら土田や春菜がしゃべる。その形式が凡庸だ。

 同じくNHKの、パンサー尾形の「笑わない数学」という番組も気になっていた。2週録画して、ついに観てみたが、やはりというか、これも面白くない番組だった。あえて尾形のようなタレントを起用し、数学を理解せずにしゃべっている尾形をいじって面白がるという、民放のバラエティのまねごとを、かつてのNHKよりはうまくやっているとは思うものの、やはり白々しいものを感じる。民放のバラエティ番組で活躍しているタレントを連れてくる安易さが、番組をどうしようもなく凡庸な印象にしている。しかし、そこも狙いの範疇だろうか。民放の人材が実際にNHKに流れてきてもいるのだとは思うが、単に、民放でやりにくい企画をやるだけの場にされていないか。今のNHKには、かつてのフジテレビの深夜番組にも似た匂いのする、チャレンジしている番組がたくさんあるようには感じられるが、あのころのフジテレビのほうがよっぽど独創的だった。この違いはいったいなんだろうか。

 放送されたばかりの「さんま御殿」もすぐに観ると、「金銭感覚どうかしてる芸能人」というテーマで、貯める派と使う派に分かれ、貯める派の席にはなんと、漫画家の吉本浩二が出演していた。そのほか、赤井英和夫妻、くっきー、ヒコロヒー、相席山添らが出演するなか、「踊る!ヒット賞」には吉本浩二が選ばれた。この番組でのさんまの役割はただのインタビュアーではなく、演出家でもあるが、非芸能人が登場したときのほうが、さんまの演出家的側面はとても冴える。

 今日はテレビばかり観てしまい、ブログの更新にも時間を食う。やろうとしていたことがまるでできなかった。本も読めず、ラジオも聴けない。Spotify のニューリリースをチェックすると、森七菜の新アルバムが出ていた。「スマイル」と「愛のしるし」のカバーだけでも、90年代の若者としては聴きたくなるには充分。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴く。「タイタンライブ」で会ったダウ90000 のこと、それから、NHKの「最後の講義」という番組の柄本明の話をする。この放送はまったく知らなかったが、太田から語られるとものすごく面白そうだ。東京乾電池のなにも起きない芝居についても、太田は熱っぽく語っていた。

2022年8月29日月曜日

8月29日月曜日/ブックの日と鎌倉武士

◇ 音楽・ラジオ

 早朝にいったん目覚め、急に涼しくなり、ひさしぶりに布団をかけてもう少し眠りなおした。Spotify からニューリリースのチェックをすると、なんと、電気グルーヴの新曲が出た。「HOMEBASE」という曲。映画の主題歌か。一聴して最高、笑いの曲であることが嬉しい。朝からさっそく、くり返し聴きまくる。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングでは、ドラマ「拾われた男」と、清水ミチコの新刊を話題にし、そこから、2011年から2012年にかけ、友人たちがつぎつぎと亡くなり、高田先生自身も倒れたことをしみじみとふり返る展開になった。12時台は、飯島直子がゲスト。

◇ ブックの日

 朝から鼻水が止まらず、調子が悪いが、午後から外出する。毎月29日は「ブックの日」なので、ブックオフをまわらなければならない決まりになっている。まず、今月も鶴ヶ峰に。ブックオフに向かう手前の、いつも通る交差点に鎌倉武士の石碑があり、この石碑の存在は以前から知ってはいたが、日本史に弱いもので、特に関心をもったことはなかったが、どうやら、大河ドラマで話題になっているという話を小耳に挟んだ。畠山重忠という武将である。初めて立ち止まってみたが、しかし、なんの宣伝をしている様子もなく、大谷翔平が通っていたという神社もこの近くだが、はしゃぐことのない鶴ヶ峰という街が不思議だ。




 そして、ブックオフだが、まるでいい本がなく、午後からでは出遅れてしまったか。おまけに、店内に入ってからわかったが、この店舗では、26日から今日まで、20パーセントオフセールをやっていたようだ。目ぼしい品はもうおおむね買われてしまったのだろう。アプリのクーポンを使う都合があるから、500円を超すために、110円の文庫本を6冊買う。あまりにも買うものがなく、いつか読もうと思っている「ノルウェイの森」上下巻をついに買った。

 鶴ヶ峰駅に戻る直前に、雨がぽつぽつと降り始めた。雨の予報なのはわかっていたが、何時までもちこたえてくれるか。先月同様、鶴間から町田にまわるつもりでいたが、あまり時間もかけられないと思い、つぎは横浜駅に変更する。昼食を先にして、ムービル1階の金太郎に入り、マルヌカンジャン焼きスパを食べた。600円。マルヌカンジャンというのがなにかはわからない。それから、ビブレのブックオフに。ここでまだ2店目なのに、もう16時になってしまった。ここも苦戦し、110円の文庫本を3冊、220円単行本を1冊、なんとか見つけて買った。




 跨線橋を渡り、平沼のブックオフを目指すが、その前に、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとエクレアを買って食べた。どうも疲れている気がする。3店目も収穫乏しいものの、時間はあまりかからず、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊買っていく。いつもならば、もう何店かまわりたいところだが、元気がなく、今月はこれだけでいいかという気になる。夏の疲労からまだ回復できていない。東口のドトールに入り、ひと休み。とりあえず、休憩したくてたまらなくなった。

 雨は本降りにならず、西口に移動し、有隣堂を少し覗いていく。ヨドバシカメラにも寄り、録画用のDVDもついでに買っておく。今日は本をあまり買わなかったから、ほかの荷物も増やせる余裕ができた。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、中井貴恵がゲスト。以前にもこの番組で語られていたのだと思うが、佐田啓二の一家と小津安二郎の関係が面白く、小津安二郎から幼い中井貴恵に送られたハガキがかわいらしい。そのほか、日曜の「おかべろ」(ゲスト・モグライダー)と、先週金曜の「A-Studio+」(ゲスト・マヂカルラブリー)も、それから、昨日の「ガキの使い」は「笑い飯の関西弁検定」という企画。これも面白かった。

 アマゾンプライムで「熱海の捜査官」の続きも。第2話まで観るが、いや、改めて観たらすごく面白い。放送時は、「時効警察」に比べると笑いの部分で物足りない気がしていたが、ぜんぜんそんなことはない。小野栄一の出演も価値ありではないか。

 一昨日、日高大介氏への返信を無視されていることにもやついていたが、2日経っても無視は変わらず、やっぱりむかつくから、いったんは相互フォローになったが、フォローを外した。こちらの返信も削除。関わる必要なし。すっきりしたところで、深夜にブログの更新をひとつ。金の計算をすると未来はきびしい。もっとひまを作りたかった。

2022年8月28日日曜日

8月28日日曜日/週末はテレビとラジオ

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から、録画していたテレビ番組をいくつか。録画残量を空ける必要があり、もうこれだけで疲弊してしまう。昨夜の「ゴッドタン」は「お笑いを存分に語れるBAR」の後編。鬼越トマホークがフースーヤの時代がもう一度くるというが、一昨日の「ネタパレ」を観たかぎりではどうもわからない。モグライダー芝は同じマセキの春組織を紹介したほか、ホンジャマカ石塚のインスタ、そして、注目のおじさん芸人としてポンちゃん人形をあげた。「白黒アンジャッシュ」は、ZAZYがゲストの後編。ユーミンに気に入られたエピソードが語られたが、アンジャッシュたちの世代では、ネプチューンがユーミンに気に入られていたそうだ。

 昨夜の「Nキャス」を観ると、いつものことながら、週末になって初めて映像を確認するニュースが多い。15歳の少女が親子を刺した渋谷の事件は生々しい動画が残っている。それから、この日に新宿で行われたという国葬に反対するデモの様子を伝えていたが、クルマの上で演説する福島みずほの後ろには松元ヒロのすがたもあった。

 今朝の「サンデージャポン」を観ると、デジタルソサエティ研究家の小泉耕二というまたよくわからないひとが出てきた。スタジオには今週も鈴木エイトが登場。太田は宗教について踏み込んでいく。「今、この場でも、いわゆる統一教会との関係があったことはいけないことだっていう前提になってるけれども、要はその…、さっきもね、怪しい団体であるとか、とにかく関係を絶つんだって岸田さんも言ってる。だけど、これって、じゃあ、統一教会は反社だということを確定するんですかって、僕は岸田さんに訊きたいんですよ。」「じゃあその、反社であるっていうふうに、みんながこうやって思うわけじゃないですか。そうすると、その信者たちは、まるで暴力団の組員のように見られちゃう。そのひとたちはどうやって…、だって、なんのそういう悪意もなく、ただ信じてやってるひとたちはいっぱいいるわけですよね。そのひとたちはどうやって救済するの? すごい偏見な目で見られちゃうわけで。」 鈴木エイトは「反社扱いすることで、政治家は逃げようとしている面もあるんですよね。そこだけを悪者にして、自分たちは被害者だっていうふうにね。そういう面も見たほうがいいですよね。」 そのあとには、2歳児が行方不明になった富山の事件を扱い、現地を訪れたてぃ先生に「サンジャポ」が同行した。りゅうちぇるとぺこの話題も、ネットニュースで見出しは目にしていたが、詳細をここで初めて知った。

 今朝の「ワイドナショー」は、田村淳、ウエンツ瑛士、河合ゆずる、呂布カルマ、トラウデン直美というメンバー。15歳の少女による渋谷の刺殺事件を、呂布カルマが、めちゃめちゃレアケースだと切り捨てていたが、事件だけを見ればレアケースかもしれないが、そこに至るまでの悩みはけしてレアではないだろう。香川照之の性加害について、この番組ではそれなりに時間を割いていた。そういえば、「サンジャポ」でも「Nキャス」でも、TBSの番組ではこの話題をまるで扱っていなかった。「ワイドナショー」では、この問題そのものから、これをどう報じるかというマスコミの問題について、ワイドショーの存在意義の話にまでなった。松本がいない週のほうが真っ当な議論になるのかもしれない。

 今日はもともと、浅草演芸ホールに行くつもりで予定を空けておいたのだが、直前になり、行く気が萎えてしまった。ますだおかだが浅草に出ることを知り、これは観なければと思っていたのだが、ホームページのタイムテーブルを確認してみると、この日はトリが歌春であることに気がつき、迷い始めてしまう。そもそもは、ニッポン放送の番組のゲストだった竹丸師匠とますだおかだが出会い、この企画になったと思うのだが、竹丸が主任なのに、ますだおかだがせっかく出る日になぜ竹丸は休むのだ。この10日間は、ますだおかだの枠は日替わりで、なすなかにしやオジンオズボーンら、松竹の漫才師が多く出演していた。山田邦子も毎日出演し、松村邦洋が出る日もあったが、もう少し早く知っていれば、ほかの日に行くという手もあったか。なんにせよ、行く気が萎えた状態でわざわざ行くような余裕はない。連日の暑さのため、神経もだいぶやられているし、ひまを作るほうを選択する。

 そういえば、日本テレビでは昨夜から「24時間テレビ」をやっているのか。ツイッターを開いてみるまで、まったく忘れていた。昼はラジオ。今日は「山下達郎のサンデー・ソングブック」をオンタイムで聴き、「爆笑問題の日曜サンデー」はタイムフリーで聴いた。「サンソン」には竹内まりやが出演し、恒例の「納涼夫婦放談」。「日曜サンデー」は、14時台のゲストに杏子が登場した。オープニングで、ゲストの杏子についてリスナーからメールがあり、爆笑問題と杏子が共演していた「メガロックショー」という番組の話をしていたが、この番組は一度も観たことがない。ウィキペディアにあたると、1991年から1992年まで放送だというから「GAHAHAキング」よりも前だ。その番組には元気いいぞうが出ていたそうで、元気いいぞうという名前に、太田「WAHAHAだっけ?」 田中「元気安じゃない、それは?」 そして、14時台では、月曜の「ビバリー昼ズ」も聴いていた太田は、高田先生との関係を杏子に訊くと、スナック玉ちゃんにも一緒に行って親しくしているとか、高田&太田の漫才があった昨年の明治座の公演では客席にいたとか、「ビバリー」をよく聴いていても知らない話がいくつも出てきた。杏子は杏子で、今朝の「サンジャポ」も観ているし、太田夫妻の「ふたりのディスタンス」も観ていた。「メガロックショー」の話にもなり、電気グルーヴがチェッカーズに怒られたというエピソードを太田がまたしゃべっていたが、これは以前、卓球がツイッターで否定したはずだ。バービーボーイズの当時、強気な女のキャラクターを作っていたという話なども面白かった。

 夜になってから、スーパーまで買いものに行ってくる。今日は涼しい。夜も録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ボクらの時代」は、小泉今日子、木野花、安藤玉恵という3人。小泉、安藤が出演する「阿修羅のごとく」を、木野花が演出するという関係だが、3人とも出演していた「あまちゃん」の話にもなった。「週刊さんまとマツコ」は、知られざる観光大使の裏側を特集し、U字工事が出演した。それはともかく、来週はなんと、本宮泰風が出演するという。20年ぶりのバラエティ出演だそうだが、この番組、もしかして「ビバリー」のリスナーは必見番組なのでは。

 観そびれていた6月放送の「さんまのまんま」をようやく観た。ひと組目のゲストは、高木ブー、仲本工事、加藤茶。大阪でドリフの営業があったときに新幹線が遅れ、前説だったさんまが穴を埋めてくれたという思い出が語られた。志村が加入前の時代だという。ドリフの3人に、あとから、勝地涼、千葉雄大も加わる。勝地涼は、志村けんのドラマで加藤茶を演じたという間柄でもあった。勝地涼と千葉雄大は、KERAの「世界は笑う」の告知があるから出演したのだろうか。「BRUTUS」のKERAと犬山イヌコの対談で知った若手メンバーのワークショップの話は、ここですでにされていた。俳優のワークショップに、さんまも興味を示す。

 深夜、アマゾンプライムでドラマを観始める。三木聡の「熱海の捜査官」の配信が始まっていた。2010年放送のドラマだったが、放送時には、たしか、最後までは観ていないはずだ。何話まで観たんだったかも覚えていないが、改めて、1話から観たくなった。1話だけ観て、深夜3時半頃に眠る。

2022年8月27日土曜日

8月27日土曜日/線を引きながら読むな

◇ 大手町・神田

 朝から都内に。今日も暑くなりそう。眠っているあいだに、日高大介氏からまたリプライのリプライと、おまけにDMまでいただいてしまった。東京に向かう電車内で、その両方の返信をする。東京駅に出て、昼は大手町ワンのとんかつまるや極に入り、ロースカツ定食を食べた。700円。今日は土曜だから、このあたりは静かだ。ベンチでしばらく読書をするが、しかし、眠くてたまらない。外は暑くて、汗だくになる。

 大手町まできてしまうと、神田は意外とすぐそばだ。神田まで歩いてしまい、さらに、新日本橋に進み、クリエイトに寄り、栄養ドリンクを買って飲んだ。それから、ベローチェに入り、ひと休み。金の計算をし、しばらく読書をした。ツイッターからは、三遊亭金翁の訃報を目にする。



◇ 読書・テレビ

 新日本橋駅から横須賀線で帰り、車内で、まんじゅう大帝国「笑いの学校」を読み終えた。2020年刊、河出書房新社。ほんの2年前だが、まんじゅう大帝国はなぜこんなに下駄を履かされてしまったのかなと、今の時点ですでに思わざるをえない。序文を高田文夫先生が書き、爆笑問題、神田伯山、ナイツ塙、春風亭昇太、島田洋七、ウエストランドと対談をしているのだが、これだけの豪華メンバーをそろえても、聞き手に座談の素養がなければ、面白い話にはならないという見本のような本だ。構成、岸川真。この本は、昨日、ブックオフで買ったのだが、腹立たしいことに、読んでみたら蛍光ペンで書き込みがたくさんしてあった。買う前に普通にチェックをしていれば見落とすような書き込みではないのに、しそこねてしまったのが悔しいが、だいたい、こんな本をまさか線を引きながら読むとは思わないじゃないか。まんじゅう大帝国からなにを学ぼうとしていたんだ。学ぼうとしていたくせに、ブックオフに売るようなやつか。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「ネタパレ」で、フースーヤをひさしぶりに観た。「ニュースターパレード」のコーナーには、三日月マンハッタンが登場した。「ナイツ ザ・ラジオショー」では「こち亀」に詳しいことでおなじみだが、顔を観るのは初めてだ。漫才でも「こち亀」ネタをやっていた。オジンオズボーン篠宮の新コーナー、「どっちがひょと子クイズ」も始まった。

 今朝早く、日高大介氏にリプライとDMの返信をしたのだが、いいねもなく、無視されていて、わざわざ返信したのになんだこの野郎という気になった。そもそも、なぜDMをよこしたのか謎である。Spotify で少し音楽をあさり、深夜0時過ぎには眠る。

2022年8月26日金曜日

8月26日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「THE TIME」を、香川照之が謝罪をすると思い、楽しみに録画しておいた。冒頭の謝罪だけ確認し、続いて、昨夜の「アメトーーク!」を観た。「すぐナメられちゃう芸人」というテーマで、アンガールズ田中、三四郎小宮、ダイアン津田、霜降りせいや、おいでやす小田、天津向、パンサー尾形、GAG福井が出演。先週と同じく、蛍原が濃厚接触者になったため、代打MCに陣内智則、先週の収録からケンドーコバヤシも居残りしていた。

 タイムフリーで、聴きそびれていた「爆笑問題カーボーイ」を途中まで聴く。冒頭、明治座の話をするかと思ったら、高田先生がKERAの芝居を観に行ったと「ビバリー」で話していたことに反応する。太田が「大きくもないような劇場だと思うんだけど」って、どこの劇場かをわかってないのか、それとも、シアターコクーンを知らないのか、あるいは、KERAはまだ小さい劇場でやっているという先入観があるのか。高田先生のブログの話もして、そしてまた、明治座の話に戻ってくる。ナイツについて「あいつはあいつの事情で、今、時事ネタやりにくいらしいんだけど。それはどうでもいいんだ。うははははは。(笑)」「しかも、漫才協会にさ、ドラフト会議で俺らを入れるっつうんだよ? 「キョウカイ」に俺らを入れるって、お前、どういうことだみたいな。お前、ほかのところに勧誘したいんじゃないのかみたいな。なんかいろいろ話しててさ。(笑)」

 昼は「ビバリー昼ズ」を聴き、午後は、録画している「徹子の部屋」をすぐに追っかけ再生で観てしまう。ゲストはココリコ。2000年に出演時、黒柳徹子と3人でコントをやっている映像も少し流れた。さすが、徹子さんもまだ60代で、すごくしっかりしている。

◇ さがみ野・海老名

 まだまだ蒸し暑くていやになるが、15時頃から外出する。まず、さがみ野に出て、ブックオフに寄る。なかなか買うものあり、買わざるをえない本と言うべきか、110円の文庫本を5冊、220円の単行本を3冊、雑誌を1冊買っていく。さがみ野から海老名に移動し、どこで食べようかと迷うのもいやになり、松屋に決めてしまう。スパイシーキーマ牛めしを食べた。550円。



◇ 読書・雑誌

 ビナウォークのドトールに入り、ひと休み。ブックオフで買った本をさっそく広げる。「なめんなよ 又吉のかっとびアルバム」という「なめ猫」の写真集が文庫化されていたとは知らなった。2016年刊、立東舎文庫。ほんの6年前だ。しかし、親本が何年だったのかは、なぜかどこにも書いていないのだが、ウィキペディアにあたると1981年のようだ。今は80年代レトロが流行っているけれども、6年前ではまだその波はきていないだろうに、復刊された意図もいまひとつわからない。「なめ猫」が流行ったときには小学生で、「死ぬまで有効」という免許証ももっていたが、この写真集を目にした記憶はない。暴走族やツッパリなどの不良文化をネタにしているという点では横浜銀蝿の影響があるのか、リアルタイムのことを知らないから、そのあたりの解説を文庫につけてもらいたかった。あるいは、「ニャカ州産業大学のタモリンでございますよ~。」「ニャ~ゴヤのネコはミャ~ミャ~うるさいだギャー!」などというキャプションもあり、これも解説の必要性を感じる。「笑っていいとも!」が始まるのは 1982年のことだ。

 ブックオフでは、「文藝春秋」の8月号も買った。この号は古本で見つけたら読みたいと思っていた。まず、創刊100周年企画として、映画の特集があり、小林信彦の「わが洋画・邦画ベスト100」をとても読みたかった。過去には「ぼくが選んだ洋画・邦画ベスト200」(文春文庫)という本も出しているが、今回はその半分。しかし、「火口のふたり」や「ドライブ・マイ・カー」といった新しい作品も入ってくる。「ベスト200」はいつ読んだのか忘れてしまったが、今はありがたいことに、アマゾンプライムを調べてみると、古い洋画はけっこう観ることができそうだ。それを読んだ当時は、500円のDVDが出始めた時代ではなかったか。ほかにも、芝山幹郎による仲代達矢インタビューや、蓮實重彦によるジョン・フォード論が載っていたり、読みごたえのある特集だ。「文藝春秋が報じた映画の肉声」という記事も面白く、そのなかには、1993年9月号に掲載された、奥山和由による「ビートたけしへの訣別」もあった。その当時の、奥山の「ソナチネ」評。「危惧していた以上にエンタテイメントからは遠く隔たった、やはりプライヴェートな映画であり、そして非常に困ったことに私はこの映画が好きだった」「それは売ろうという『熱』を相殺するようなテーゼがこの映画の中で脈打っているからなのだった。走り続けてどうするんだよ、疲れたんだろう? もう休んだらいいよ、結局何もありゃしないんだからとこの映画は見る者に囁きかけてくる」「たけしは人を醒まそうとする。人は成功や幸福を求め、そのための不自由に耐え、常識と共同社会の不文律、そして人間関係の維持に縛られてゆくものだが、たけしは人間のウェットな関係を切り捨てようとする。体温を拒否する」

 ほかのページには、山下達郎のインタビューも載っている。聞き手は真保みゆき。大瀧詠一について語っている箇所を特に興味をもって読んだ。「(略)大瀧詠一さんはその博覧強記ゆえに、厳密な意味でのミュージシャンという枠からは少し外れていたように思えるんですよ。アイディアマンというか、むしろエッセイストとかのほうが、音楽以上にうまくいったんじゃないかと思う」「アイディアに興味はあっても、それを音楽的にどう具体化していくかに関しての好奇心、努力というものが、そんなに好きじゃなかったように僕には思えた。テクノが出てきた時、これこそ大瀧さん向きだと思って、『コンピュータ・ミュージックをやればいいのでは?』とずいぶん勧めたけど、絶対にやらなかったものね。それは今でも不思議です」


◇ ライブ

 冷房がきつくてたまらず、鼻水が止まらなくなり、ドトールを早めに出た。隔月恒例の「タイタンシネマライブ」を観るため、TOHOシネマズ海老名に。チケットを早々と発券してしまい、まだ開場していないと思ってロビーで待っていたが、10分前になってもアナウンスがなく、いったいいつから開場していたのかわからなかった。D列、右端の席に座る。19時半開演。登場順に、シティホテル3号室、ダウ90000、まんじゅう大帝国、ダニエルズ、ストレッチーズ、キュウ、脳みそ夫、ジグザグジギー、日本エレキテル連合、ウエストランド、つぶやきシロー、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題という13組。いちばんの期待はダウ90000 だったが、まさか2番目に登場するとは思わなかった。ゲストとはいえ、タイタン勢のほうがキャリアはあるだろうから、気を遣ったのだろうか。今日は複雑なアンジャッシュみたいなコントをやっていた。ストレッチーズもまだキャリアは浅いのだろうか、いつもは序盤にタイタン勢が続くが、ストレッチーズも早めに登場した。独自のアイデアがある漫才で、アドリブを試す余裕もあり、面白かった。ひさしぶりに観たジグザグジギーは自身らをネタにしたコント。「キングオブコント」の予選では物議を醸したようだ。BOOMER&プリンプリンのドラえもんのコントはおなじみのネタなのだが、そういえば、このコントにはホームレスのネタが入るのだった。うな加藤は無頓着で、ウケないのを不思議そうにしていたが、河田は差別を気にしていた。爆笑問題は統一教会ネタに期待したが、そこまでのものはなかった。エンディングのトークでは、まず、ダウ90000 の8人が登場する。彼らが日芸出身だということをここで初めて知った。蓮見翔がほぼひとりでしゃべっていたが、爆笑問題に対し、ちょっと興奮している感じだった。21時40分頃に終演。

 夜遅くに帰宅し、朝に途中まで聴いた「爆笑問題カーボーイ」の続きを聴いた。オープニングのあとには、おぎやはぎが乱入する。いつもは聴きながら眠ってしまうことも多く、それっきりになってしまうが、なんだかひさしぶりに最後までしっかりと聴いた。

 夜中になっても蒸し暑い。ツイッターを見ると、日高大介氏からまた別のツイートにリプライをいただいた。3年前の高島忠夫の訃報が出たときの「ドレミファドン」の映像に出ていたものまね芸人について書いたツイートに対し、わからなかったことを教えてもらった。なぜ今ごろと、正直、ちょっと困惑もするのだが、話を切るのも申し訳ないから、質問で返した。深夜1時半頃に眠る。

2022年8月25日木曜日

8月25日木曜日/新宿・地蔵中毒 ほか

◇ 音楽

 昨夜に佐藤千亜妃を聴いて、その関連をどうたどったのか、泰葉がいつの間にか Spotify に入っていることに気がついた。現時点で、オリジナルアルバム4枚と、シングルでは「フライディ・チャイナタウン」が聴ける。ツイッターで検索してみると、5月末からサブスク解禁されていたようだが、特にニュースにもなっていない。そのついでに、泰葉の YouTube のチャンネルも確認してしまったが、2年前にもう、泰葉自身が、演奏、解説する動画をアップしていた。今のシティポップブームを泰葉も把握していて、そりゃそうだろうとも思うが、現在の泰葉に明るい話題が届いていることには、ちょっと安心もしたくなるじゃないか。

 



◇ 品川・新橋

 今日も朝から都内に。まず、品川のほうまで用があり、それから、昼には新橋に移動する。ニュー新橋ビルの地下に降り、美食小屋という店に入り、回鍋肉定食を食べた。500円。この店は二度目。安くていい店。正午過ぎという時間帯だったが、1階の飲食店は混んでいたのに、地下は意外とひっそりとしていた。


◇ 代々木・新宿

 今度は新橋から山手線に乗り、代々木に移動しようとするが、ぐったりと眠ってしまい、代々木で降りそこねた。もうずっと眠ってしまいたくなり、1周近くまわり、東京駅まで眠ってから中央線に乗り換え、新宿からまた山手線に乗り、代々木にようやくたどりついた。1時間以上は乗っていたんだろうか。まず、ブックオフに寄る。110円の文庫本を2冊、新書を1冊、それと、新しめの文芸誌も見つけ、「すばる」と「三田文學」を各220円で買えた。新宿方面に歩き、南新宿のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしたかった。

 買ったばかりの「三田文學」夏季号をぱらぱらと読んでみると、目次にあった「浅草の笑い」という文字が目に留まり、なんと、岡進平、大上こうじが連載しているので驚いた。この連載に興味をもつものの誰がこれを自力で見つけられるだろうか。逆に、「三田文學」の読者はこの連載に興味をもつんだろうか。

 ベローチェでしばらく読書をし、それから、新宿西口のブックオフにも寄り、110円の文庫本を2冊、220円の単行本を1冊買う。新宿駅の南側を通り、東口に進むと、ドン・キホーテがある。最近調べていてわかったが、どうやら、ドン・キホーテの場所が、かつてのムーランルージュだったようだ。靖国通りまで出て、マツモトキヨシに寄り、栄養ドリンクを買い、三平ストアにも寄り、エクレアを買って食べておく。このあとは演劇を観るために新宿までやってきたのだが、まだ少し時間があり、紀伊國屋を覗き、時間をつないだ。高橋源一郎の「ぼくらの戦争なんだぜ」という新刊が「ぼくらの民主主義なんだぜ」と並べて平積みされていたが、なんだかスギちゃんみたいだ。


◇ 演劇

 19時を過ぎ、地蔵中毒の公演を観るため、シアタートップスに。シアタートップスが復活してから初めて足を踏み入れることになるが、松竹の角座の時代はついに一度も入ることがなかった。さっき、ベローチェにいるあいだに地蔵中毒のツイッターを確認してみたら、どうやら今日は、ちょうどシアタートップスの1周年なんだそうだ。階段を4階まで昇る。受付が密にならないよう、階段で少し待たされてから、チケットの精算をする。3800円。自由席だということを忘れていたが、2列目に空席があり、右端に座った。第15回公演「『中待合室にお入り下さい』を待ちながら」。19時半、開演。高田馬場で初めて観た公演は何回目だったんだろうか、それ以降はほぼ観ているはずだが、そもそもは、がじらさんが出演しているからというのがきっかけだった。これはけして贔屓目ではなく、初期のころに比べて、がじらさんの活躍の場面は確実に増えていると感じる。おそらく、相対的に、がじらさんの経験値が高くなっているのだろう。今作では、武論尊先生や昇太師匠を演じ、落語のスキルも見せていた。ほかの俳優たちの経験値はどうなのだろうか。今回は、大人計画の顔田顔彦が客演。作・演出の大谷皿屋敷も出演した。物語は、並行するふたつの人間ドラマが描かれていたはずだが、大半はなにをやっているのかわからず、終盤になると急に緊迫し、大騒ぎになり、コーネリアスが流れて終わった。21時半過ぎに終演。

 靖国通りのブックオフにも行きたかったが、時間が遅いのでやめる。新宿三丁目から副都心線に乗ると、この駅始発の電車がちょうどやってきた。読書をしていたが、菊名を過ぎてから少し眠ったら、すうっと寝過ごしてしまい、みなとみらい駅まで乗ってから戻ってくる。

◇ 読書・テレビ

 電車内で、とり・みき「とりの眼ひとの眼」を読み終えた。1994年刊、ちくま文庫。おそらく、四半世紀以上ぶりの再読。この本は、たまたま最近、ブックオフで見つけたので読みなおしたくなったのだが、とり・みきの笑いを再確認してみたいという気もしていたのだ。エッセイも、マンガも。とり・みきは、十代、二十代と、間違いなく多大なる影響を受けた作家のひとり。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、勝俣州和がゲスト。昨夜の「紙とさまぁ~ず」は、ユースケ・サンタマリアがゲスト。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は、「事務所が痛みを伴う罰ゲームのために「特別な訓練」の講習を開催しても昨今の状況なら受け入れちゃう説」という企画が、この番組らしく、とても挑発的。吉本興業の藤原副社長まで登場し、手が込んでいるのだが、しかし、挑発する相手を間違えてるんじゃないだろうか。以前、佐久間宣行が話していたことで気がつかされたが、BPOというのはそもそも、問題を防止するための組織であり、取り締まる立場ではない。このあたりは「放送禁止歌」と同じような構造を感じる。

2022年8月24日水曜日

8月24日水曜日/ひっそりしたところに


◇ 麹町・横浜

 今日も朝から都内に。まだまだ暑い。駅で電車を待つあいだに汗をかく。昼は麹町のほうに移動し、銀菜という店に入り、ランチメニューのニラレバ定食を食べた。748円。ベローチェには昨日も入ったから、もう麹町にいるのはいやだ。東横線に乗り、各停で眠りながら、夕方には横浜に戻ってくる。どうも疲弊が激しいようで、なるべくひっそりしたところで休みたいと思い、東口のドトールに入った。アイスコーヒーとクリームパンみたいなのを食べる。しばらく読書をして、それから、平沼のブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊買った。


◇ テレビ・ラジオ・音楽

 日暮れ前には帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。月曜の「アンタウォッチマン」は、学生お笑い出身芸人の特集。真空ジェシカ、さすらいラビー、ストレッチーズが出演。土曜の「ゴッドタン」は「お笑いを存分に語れるBAR」。鬼越トマホーク、モグライダー芝、東京03飯塚が出演していた。昨夜の「イワクラと吉住の番組」は、バカリズムがゲスト。単独ライブは一度も楽しいと思ったことがないというバカリズム。座付き作家なしでそれをやっているというのがすごい。あるいは、舞台に立ったときにピン芸人がいちばん美しいという美意識も面白く、ここに「美しい」という価値観が出てくるところが独特だ。

 昨夜の「マッドマックスTV」は、前半には呂布カルマが「モンスター」となり、井上咲楽と、おならは我慢するべきかというディベートをするが、これはかったるい内容だった。この番組はやはり、ひろゆきが「モンスター」でなければどうやら面白くならないようで、ひろゆきの「論破」をただのゲームにしているのがこの番組の賢明なところだ。後半には、ひろゆきが、鈴木もぐら、永野とディベートをする。永野とのディベートでは、いじるほうといじられるほう、かっこいいのはどっちかというテーマで戦った。永野はいじられる側、ひろゆきはいじる側という立場に立ち、永野は世の中の「ひろゆき崩れ」に対して毒づきながら、ひろゆきをいじっていた。意見も、じつは対立もせず、ほぼ一致していた。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、やはり、昇太師匠も明治座の話をする。今週はずっと、明治座の話ばかり。聴くごとに、行けなかったことを悔やむばかりだ。12時台は、たい平師匠がゲスト。

 夜、ブログの更新をひとつ。これでようやく、6月末まで埋められた。早めに眠るが、深夜に目覚め、Spotify のニューリリースから、佐藤千亜妃の新アルバムを聴きながら眠りなおした。夜は涼しくなった。

2022年8月23日火曜日

8月23日火曜日/愛着のない街で


◇ 四ツ谷・小川町・渋谷

 どうもまだ疲れが残るが、今日も朝から都内に。まず、四ツ谷に用があり、一応、この街には通っていた時代があったのだが、ここのところ、四ツ谷に何度かやってくることになり、改めて思うのは、この四ツ谷の風景がまったく好きではないし、愛着もないということだ。周辺のこともなにも知らない。それから、小川町のほうに移動し、魚民に入り、ランチメニューのBIG唐揚げ定食を食べた。800円。そのあとは麹町に行くことになり、ベローチェに入り、ひと休み。しばらく読書をする。帰りは渋谷経由で、まんだらけに寄り、階段の百均から、矢沢永吉が表紙の「ローリングストーン日本版」8月号を買った。エレベーターで上階に出ようと、店内を通っていくと、乳首の浮き出たタンクトップの外国人女性とすれ違った。ここはマンガの世界だ。

◇ 読書・テレビ・雑誌

 東横線の急行に乗り、座らずに帰る。電車内で、都筑道夫「誘拐作戦」を読み終えた。2001年刊、創元推理文庫。1967年刊、桃源社版を底本とし、1962年刊の講談社版、1976年刊の中公文庫版を参照したと巻末に書いてある。都筑道夫という作家も今まで縁がなく、なにか読んでみたかったのだが、これは入り口ではなかったかもしれないな。ミステリーを読むのも得意でなく、おそらく、まるで読みこなせていない。文体、特に読点のリズムを楽しむという読みかたになった。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「徹子の部屋」は、松嶋尚美がゲスト。85歳の母を東京に呼び寄せ、孫と三世代、介護の生活を語る。「さんま御殿」は友だち特集。梅沢富美男と研ナオコ、かまいたち濱家と見取り図リリー、山里亮太とスーパー・ササダンゴ・マシンらが出演していた。日曜の「おかべろ」は、とろサーモン久保田と中山功太がゲストだった。同期のふたり、それぞれ、「M-1」と「R-1」のチャンピオン。久保田によると、モグライダーの代打だったようだ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FLASH」に「独居死しそうなアナタに贈る準備ゼロ「おひとりさま終活」」という記事があり、松村邦洋が登場していた。55歳独身となると、もうそんなことを考える時期なのか。まったく他人事ではないな。「サンデー毎日」には松尾潔の不定期連載があり、今回は、田中康夫とAORについて語っている。Netflix で「ゲットダウン」の続きを観て、深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠った。

2022年8月22日月曜日

8月22日月曜日/貧血・川沿いを歩く

◇ 生活

 昨夜から鼻水がひどく、いったん眠っても症状が変わらない。のどの痛みもあり、風邪薬を飲んでおく。からだはだるいし、やたらと喉が渇く。どうも手が熱い気がするのだけど、なんなんだろうか。今日は朝から都内に出る用があり、電車に乗るが、横浜駅にもう少しで着くというところで、ひどい貧血症状になり、しゃがみたくなるほど、急激につらくなった。血の気が引き、視界がかすむというのはこういうことか。車内ではラジオを聴いていたが、そのラジオの音声も次第に聴こえなくなっていった。横浜駅に到着し、歩くと少し楽になるが、横浜からは京浜急行に乗り換え、こちらでも座れずにいたが、川崎で優先席が空き、普段は優先席に座ることはまずないが、今日はがまんできずに座らせてもらった。

 まず、秋葉原に出て、それから、神田駅のほうに移動した。昼食はすき家に入り、ニンニクねぎ塩レモン牛丼を食べた。600円。体調が悪いからカルビ丼でも食べておこうかと思って入ったのだが、珍メニューが目に入り、ついこちらを頼んでしまった。レモンさえなければ美味い気がする。ベローチェに入り、ひと休み。読書をするが、あまり進まない。スギ薬局に寄り、栄養ドリンクを買って飲んでおく。夕方にはめったいに行かない八丁堀のほうまで行くことになり、川沿いを少し歩いた。



◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、美川憲一がゲスト。豪邸を売却した話から、産みの母と育ての母がいる複雑な家庭環境、父のルーツについても語られる。新曲を歌い、それから、最後は、アメリカで砂漠のドライブインに置き去りにされてしまった話をした。置き去りにされているあいだの自撮り写真があるのが可笑しい。

 8月6日に放送された「ライブ・エール」を観逃してしまっていたが、再放送があったから助かった。ダチョウ倶楽部と純烈のコラボを録画しておきたかったからだが、ウッチャンが司会だったのがまたよかった。内村「私、ダチョウ俱楽部とは同期なんでね、もうほんと、駆け出しのころ、営業先はどこ行くにもダチョウと一緒で、たくさん思い出があります!」 そのあとには、ウッチャンによる猪木のインタビューもあり、これも保存だ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊プレイボーイ」に「「ダウンタウンのごっつええ感じ」大好き芸人座談会」という企画があった。野田クリスタル、ラランドサーヤ、もう中学生というメンバーなのだが、なぜこの3人なのだろう。構成は鈴木旭。3人のなかでは、1983年生まれのもう中学生がいちばん歳上。野田クリスタルは1986年生まれ。サーヤになると1995年生まれだからリアルタイムでは知らない世代なのだが、レンタルビデオで借りて観ていたという。「ごっつ」にしても、「ガキの使い」にしても、ダウンタウンの番組はソフト化されていることが、のちの影響度を考えると、とてつもなく大きかったのではないだろうか。とんねるずやウッチャンナンチャンの番組は、おそらく、パロディが多いからソフト化が難しいという事情もあるはずだ。「ひょうきん族」も、高平哲郎が書いたミュージカルのパロディなどは、権利関係が非常に難しいというような話もなにかで聴いた記憶がある。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングではやはり明治座の話をしていて、公演の音声も少し流れる。メンバーがいい土曜の回のチケットを買うことしか考えていなかったが、別の回でも行けばよかったんだ。今になって、また悔しくなってきた。12時台は、杏子がゲスト。続けて、明治座の話をもっと聴きたく、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングも聴いた。深夜0時過ぎに眠る。

2022年8月21日日曜日

8月21日日曜日/酷暑よりはマシなだけ

◇ テレビ・ラジオ・ツイッター

 朝、ブログの更新をして、それから、録画していたテレビ番組をいくつか。放送直後の「ワイドナショー」を観ると、今週は松本が出演している。松岡充が初登場のほか、石井亮次、柴田亜美というメンバー。「スケルトニクス」というロボットが話題なんだそうで、知らなかったが、そのロボットがスタジオにも登場する。その開発者のひとと、ロボットライドという会社の社長が出演し、石井亮次が、われわれの社会のなかで将来的にはどう役立てられるのか、どう発揮されるのかということを訊くと、実用性という意味では役に立たないという答えではあったが、まず、ファッション業界から注目されているというのが面白い。役に立たないとはいうけれども、現時点では、アートとしてのちからは充分に発揮されている。

 「サンデージャポン」も観ると、こちらは今週も鈴木エイトが出演し、旧統一教会の問題を激しく追究している。萩生田政調会長の釈明会見だけを観ると、正直にしゃべっている部分もあるのかと思ったが、元信者の証言、それから、鈴木エイトが過去に取材した音声も出され、隠しごとがぼろぼろと暴かれる。萩生田の学生時代のコワモテ写真を引っぱり出していたのにも笑うが、そのいっぽうで、太田は「今、統一教会を、いわゆる悪いカルトだというふうに認定はできてない状態だから、そのへんの議論もちょっと注意深くやんないと、難しいですよね。」と語る。コメンテーター席に座っていたてぃ先生が、エイトさんはどう思ってるのかと訊くと、鈴木エイトも「もちろん悪い団体だと思ってますけど、それは僕は断罪することではないと思っています。」という意見。一般の信者に対する差別の助長につながることの懸念を杉村太蔵も語り、太田「だからその、信仰というか、なにかを信じているひとを、それは間違いだってわれわれが言うことはなかなか難しいってことですよね。」 そのあとには、伝説の電通マン高橋治之の収賄容疑を扱い、二宮清純がスタジオに生出演。それから、てぃ先生の子育て術の特集もあり、てぃ先生というひとは、以前、「さんま御殿」に出ていたのも観ているが、理路整然としていて、話しぶりに好感はもつものの、いったい何者なんだろうか。なぜこんなに影響力を獲得しているのか。それからすぐに、がらっと話題は変わり、タリバン制圧後のアフガニスタンの現状を伝えるルポがあり、そしてまた、柔らかい話題に戻り、イタリアのマネスキンというバンドを良原安美がインタビューする。「ユーロビジョン」で優勝しているというので、おお、あの「ユーロビジョン」かと、Netflix でウィル・フェレルの映画を観ていたからこれはよくわかった。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴いた。14時台は、ドリカムの中村正人がゲスト。爆笑問題とは「ポップジャム」以来の対面になるのか。太田「ビジュアル系っていうと怒るやつもいるんでね。」というのは、L'Arc〜en〜Ciel の事件のことだ。

 らじるらじるの聴き逃し配信で、金曜に放送された「古舘・ヒコロヒーの時代は言葉で作られる」という番組も聴いた。これはやはり、古舘からのご指名なのだろうか、文枝しかり、大物たちがつぎつぎにヒコロヒーに興味を寄せるという状況がある。古舘は「CURIOCITY」の伯山が出演した回をしっかりとチェックしていた。こちらの番組はどういう番組かというと、ヒット曲の歌詞について語る番組だったのだが、吉田拓郎、中島みゆきの詞について、古舘からはエピソードも交えられながら語られていく。最後に、古舘が茨木のり子の名を出すと、ヒコロヒーがそれに強く反応した。50分番組、ずっと面白くてあっという間だった。これはレギュラー化してもらいたいな。

 ツイッターを見ると、岸田首相が新型コロナ感染とのニュース。それよりも、宮沢章夫のツイートを目にして、とても驚いた。「さよなら」とはどういうことか。昨日の16時台のツイートだ。その前には変なツイートがいくつかあり、乗っ取られた可能性も疑うが、集中治療室に入っているのだろうか。以前、自身のことを何度か後期高齢者とツイートしていたことが気になっていたが、宮沢さん、65歳だから後期高齢者じゃないんだよ。まだ若いということに気がついてもらいたい。気がついて、起きあがってもらいたい。

 今日は外出せずに済むかと思っていたら、お茶などを切らしてしまい、夜に買いものに行くことにした。ドラッグストアまで行ってくるが、往復する少しのあいだに、鼻水がひどくなる。どういう体調の変化なのだろうか。ひどい酷暑の日からすると涼しくなったような気がしていたが、よく考えてみると、まだまだ充分に暑い。たまらず、帰り道に自販機でドデカミンを買い、ひとくち飲んだ。

 今日はずるずるとテレビばかり観ていて、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。「週刊さんまとマツコ」は前回に引き続き、川越ロケの1時間スペシャルだ。ぎょうざの満州に寄り、さんまの珍しい食レポ。そして最後は、このロケのいちばん目的である「夢コンサート」にたどりつく。客席が映ると、後方はぜんぜん客が入っていないようだった。「笑点」は、自宅療養中の円楽が「笑点」の楽屋を訪ねる場面から始まる。演芸コーナーは新宿カウボーイ。大喜利の助っ人には昇也が登場し、円楽からの問題も出題される。

 鼻水が止まらず、テレビにも疲れてしまい、横になり、聴きそびれいていた「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。田中家の夏休み、父方のルーツである小郡を訪れた話をする。田中がしゃべり続け、太田が聞き役になる珍しい回だった。聴きながら、早い時間に眠ってしまう。

2022年8月20日土曜日

8月20日土曜日/瀬谷まで歩く

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は「腰道具」の特集。三四郎と、職人経験のある尼神インター渚が出演。今朝の「週刊フジテレビ批評」は「夏ドラマ辛口放談」の後編。TVer の再生数ランキング、トップ10はすべてドラマなんだな。たしかに、TVer はあまり使わないが、アマゾンプライムや Netflix でバラエティを観たいとはあまり思わない。

 タイムフリーで、昨日の「CURIOCITY」を聴くと、今回はゲストなし、ヒコロヒーひとりの放送だった。最近観た映画として、「プアン 友だちと呼ばせて」と「リコリスピザ」の話をしていた。ゲストの回も面白いのだけど、ヒコロヒーひとりでしゃべる番組ももうひとつ欲しいくらいだ。

◇ 三ツ境・瀬谷

 午後から外出。今日の予定に迷っていたが、明日は雨の予報なので、歩くならば今日だということで決断する。三ツ境方面に歩き、まず、キッチンPoco に寄り、なすひき肉カレーを食べた。600円。パチンコ屋の裏にある店だが、いつもはひっそりしているのに、今日はバーベキューのようなことをやっていて、店の裏でトウモロコシを焼いている。キッチンPoco の入り口をバーベキューがふさいでしまっていて、迷惑ではないのか。パチンコの客連中がトウモロコシをわざわざ買うのか、それとも、ただでふるまっていたのか。飲食店に入ろうとする客を通せんぼして、ただでトウモロコシを食わせるなんてことがあるのだろうか。




 それから、瀬谷のブックオフまで歩いた。いい本あり、110円の文庫本を3冊、220円の単行本を1冊買う。店の外に出ると、ぽつぽつと雨が降り始めている。雨は明日のはずではなかったのか。少々心配だが、決断したからには、瀬谷駅のほうまで歩いてしまうことにする。天一書房を少し覗き、上階のマクドナルドに入り、ひと休み。読書をするが、しかし、眠くなり、あまり読めなかった。マクドナルドを出ると、やはり、小雨が降っている。小雨が降ろうが、帰りもひたすら歩いていく。


◇ ラジオ

 瀬谷までの行き帰りで、歩きながらずいぶんラジオを聴いた。まずは、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いた。「常連さん」は能町みね子。言い訳評論家を名乗り始めた能町みね子が、今週のニュースから、ランキング形式で「言い訳ベスト3」を発表したのは面白かった。失格の言い訳もあり、規定がきびしい。ならばついでに、塙さんに「言い訳」という著書があることにも気がついてもらいたかったが。

 聴きそびれていた月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、オープニングの終わりのほうで、塙さんが太田夫妻の「ふたりのディスタンス」についてしゃべっていた。「光代さんがかわいそうだったよ」という感想。火曜のオープニングも聴くと、こちらでは「ワンピース」の考察動画の話をえんえんとしゃべっている。つまらない話をしていると思いながら聴いたが、いっぽうでは、評論が嫌われるというような話がありながら、考察が人気を集めているというのも不思議な気がする。それを誰かに考察してもらいたくなる。「ふたりのディスタンス」の話は、爆笑問題ファンのケイさんがいる火曜にしてもらいたかった。

 OKストアに寄ると、おにぎりが安く、ふたつ買って帰った。喜んでおにぎりを持ち帰るとは、猿蟹合戦の蟹のようでもあるが、猿に出会うこともなく、夜に帰宅し、ブログの更新をもうひとつ。タイムフリー切れ前に、先週土曜に放送された「鬼越トマホークのオールナイトニッポン0」を聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「&プレミアム」が本の特集をしていたので目を通してみるが、紹介者にも紹介されている本にも興味がもてなかった。今日の明治座の公演が気になり、ツイッターで検索してみると、太田がナイツに創価学会いじりをしたようで、さすがにみなさん、はっきりとそう書いているツイートはないものの、光景が目に浮かぶようでこれには笑う。行けなかったのが悔しくてたまらないな。

 深夜、録画していた「Nキャス」を観ると、冒頭から速報が入り、渋谷で、10代の少女による殺人未遂事件があったというのでぎょっとする。1週間のニュースでは、生稲晃子と萩生田が統一教会関連施設を訪れたという問題を扱っていた。「ちゃきちゃき大放送」のニュースで聴いた生稲晃子の言い訳はこれかと確認できた。

 アマゾンプライムで「私立探偵濱マイク」の続きを1本。第7話は岩松了監督。9年前の「横浜みなと映画祭」で観なおしたときに、いちばん好きだと思ったのがこの回だった。ラスト、小泉今日子のセリフですぱっと終わるという記憶があり、このセリフを当時のブログのタイトルにしていたくらいに好きだったのだが、観なおしてみると、記憶していたセリフとはわずかにだが違っていた。そして、正確には、そのセリフのあとに少し間があり、「Fin」の文字が出るのだった。しかし、この回がいちばん好きだという印象は変わらない。セリフのディテールが素晴らしく、構図がいちいち見事だ。深夜3時頃に眠る。

2022年8月19日金曜日

8月19日金曜日/夏を制した曲だとか

◇ ラジオ・雑誌・テレビ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。Spotify のポッドキャストで、聴きそびれいていた先週水曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、いとうあさこが膝の手術のために欠席していて、なんと、オープニングから、きたろう、斉木しげるが出演し、シティボーイズの「ゴールデンラジオ!」になっていた。一週間過ぎてしまったが、これはラジコで、フルで聴きたかったな。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」の横山剣さんの連載は、美川憲一「お金をちょうだい」について。「リアリスティックな節度」「身も蓋もない現実」を描いたこの曲に多大な影響を受けていると語っている。「91年発売のアルバム『美川憲一の「お元気?」おもしろトークとヒット曲集』は、長年の愛聴盤と化しています。ニューヨークでスリの被害に遭った経験を美川さん本人が語った直後に『お金をちょうだい』が流れるんだから、あまりにも気が利いている(笑)。」 それから、録画していたテレビ番組を観ようとテレビをつけると、「じゅん散歩」に横山剣さんが出ていた。高田純次と一緒にマリンタワーを訪れている。途中からだけれども、オンタイムで観てしまうが、これは録画しておきたかった。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、松村邦洋が、ゲスト出演した昨夜の水道橋博士の生誕ライブの話をしていた。このライブも知ってはいたのだが、ゲスト陣に魅力は感じたものの、チケット代の高さに阿呆らしくなってしまった。高田先生「なんで博士、誕生日祝ってんだよ?」「票集め?」 松村が「高田笑学校」みたいな客層だったというと、高田先生「やめてくれよ。(笑)」

 今日の「徹子の部屋」は、おぼん・こぼんの予定だったから楽しみにしていたのだが、森英恵追悼に差し替えになった。涼しければ部屋で昼寝をしようと思っていたが、意外と部屋が暑くなる。ラジオを聴きながら、ブログの更新をもうひとつ。

 ツイッターを覗いてみると、クイズ作家の日高大介のツイートがリツイートされているのをたまたま目にし、「GAHAHAキング」のフォークダンスDE成子坂が再挑戦した際に、負けた週の続きだったのか、それとも1週目から再チャレンジしたのかを知りたがっていたので、これはわかるひとはなかなかいないだろうと思い、「GAG!GAG!!GAG!!!」の勝ち抜き表の写真を撮り、リプライして差しあげた。記憶もしていたが、こういうのははっきりしたデータを出すのがいちばんだろう。

 夕方に少し眠り、それから、録画していた昨夜の「おげんさんといっしょ」を観た。今回は藤井隆は不在なのかと思っていると、穴を埋めるように飯尾和樹が登場したが、しかし、飯尾と藤井隆では、音楽に対する感度がまるっきり違う。かと思えば、コメディアンとミュージシャンの特集コーナーがあり、伊東四朗と小松政夫の「電線音頭」、クレイジーキャッツ、ドリフターズが演奏する映像を観ることができた。藤井隆は番組後半になり、ようやく登場した。裏番組との関係かなにかだろうか。「ラジオ深夜便」に出演中の隆子(藤井隆)をおげんさん(星野源)が訪ね、本当に放送中なのかと思いそうになるが、ここはフィクションだ。そして、KAKKO こと鈴木杏樹と、Night Tempo が登場し、藤井隆とのデュエット曲を披露する。Spotify で聴いてはいたものの、なんで KAKKO という名前なのかがわからず、調べもしなかったが、鈴木杏樹って、本当にもともと海外でレコードデビューしてるのか。そのあとのコーナーでは、星野源の新曲「異世界金剛大舞踏会」も歌われたが、しかし、星野源の曲って、どうもかわいげがなく感じてしまう。稚気を出しているようで、はるかに成熟したおとなの手つきではないか。最後の曲に「地獄でなぜ悪い」をもってきたのは、現在の園子温に対する星野源なりのメッセージを読みたくなる。

 録画中の「ミュージックステーション」も追っかけ再生で観てしまった。「夏を制した5大夏王」というアンケート企画があり、70年代はサザン、80年代はTUBEが選ばれるのはわかるが、90年代はひとまず飛ばし、2000年代は、GReeeeN、Whiteberry、ORANGE RANGE がトップ3だという。2010年代は、DAOKO×米津玄師、あいみょん、AKB48 がトップ3。そして、90年代はいちばん激戦だとかでトップ10までを発表し、10位から、class、trf、T.M.Revolution、大黒摩季、KinKi Kids、米米CLUB、THE BOOM、井上陽水、aiko ときて、1位はゆずだった。ゆずならば納得がいくから、90年代はゆず1択でいいよとも思うが、まあ、この時代は番組にたくさん映像が残っているということだろうか。なんだかずるいランキングだ。10代・20代が選ぶサザンの「夏うたBEST5」も興味深く、5位から順に「東京VICTORY」「真夏の果実」「勝手にシンドバッド」「いとしのエリー」「TSUNAMI」という結果だった。TUBEは生出演し、「夏立ちぬ」という新曲と、ヒット曲2曲メドレー、「あー夏休み」と、28年ぶりに「シーズン・イン・ザ・サン」を披露した。28年ぶりというから混乱するが、考えてみると、この曲は「ベストテン」とかで観てたんだからもっと古いんだ。28年前にこの番組で歌っているからなんだというんだという気にもさせられる。

 アマゾンプライムで「私立探偵濱マイク」の続きを1本。第6話は青山真治監督。このドラマで唯一、横浜を離れ、山梨を舞台にしているところが放送当時には不満に感じたが、改めて観ると、すごくいい色味、すごくいい語り口の映画だ。鈴木京香のミステリアスな芝居が笑ってしまうくらいにいい。この時期の大塚寧々も最高。ラストは忘れていて、こんなだったっけと思った。深夜3時頃に眠る。

2022年8月18日木曜日

8月18日木曜日/非政治化するラップ

◇ テレビ・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。パソコンのトラブルもあったため、一週間ぐらい空いてしまっただろうか。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・とろサーモン&山崎怜奈)と「キョコロヒー」を観た。「キョコロヒー」は、弱めのエピソードをいい歌にしてもらうという企画で、登場したのはなんと、奇妙礼太郎だ。ヒコロヒーのクレジットカードの審査に落ちた話をいい歌にする。奇妙礼太郎は、この番組を初回から観ているそうで、「バラバラ大選挙」の投票もしたという。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」は、清水ミチコが夏休みで、黒沢かずこが代打のはずだったのがコロナになり、代打の代打で磯山さやかが登場した。午後は「徹子の部屋」(ゲスト・増田恵子)を追っかけ再生ですぐに観てしまう。

 夕方になってから、少し外出する。駅前の日高屋に入り、カタヤキソバと餃子を食べた。860円。ドトールで読書をするつもりでいたが、なぜか8月いっぱいは時短営業になるようで、18時閉店になっていた。しかたなく、ライフのマクドナルドまで。



◇ 読書

 マクドナルドで、大和田俊之・磯部涼・吉田雅史「ラップは何を映しているのか」を読み終えた。2017年刊、毎日新聞出版。あとがきを読むまで知らなかったが、梅山景央(九龍ジョー)による編集だった。「「日本語ラップ」から「トランプ後の世界」まで」という副題がついているが、2016年末、トランプ当選直後にゲンロンカフェで行われたトークイベントが本書のもとになっている。今から5年半以上前になるから、すでに状況が変化している部分もあるだろうが、それにしてもとても面白いことが語られている。P29-32 磯部「「ラップ・ミュージック=政治的」という見方がいかにステレオタイプかということ」「BLMを通して広まった、怒れるアフリカ系というカウンター・カルチャー的なイメージとはまた違った姿が、現実には存在しているということ」「ラップ・ミュージックの非政治化とでも言える動きがある」 P38 大和田「やはり黒人コミュニティがどんどん内向化しているのではないか」といったあたりの話は、知らなかったし、とても興味深かった。大和田はつぎのようにも語る。P84「これは多分に僕自身の個人的な見方によりますが、ブルース、ソウル、それにジャズやヒップホップなどの黒人音楽とそのアメリカ社会での受容についてそれなりに概観してみると、黒人だけでなく、むしろ白人が黒人音楽に政治性を求めてきた歴史がどうしても目立つんですよ。彼ら彼女たちは例外なくリベラルで良心的であって、黒人文化の評価という意味ではその功績も計り知れないわけですが、それがどうしても行きすぎてしまう。すると、政治的な黒人音楽は評価するけど、政治的でない黒人音楽は評価しない、というようになる。つまり、彼らにとって「正しい」黒人音楽と「正しくない」黒人音楽という価値基準ができるわけで、それは彼らがリベラルな価値観をマイノリティのカルチャーに投影してしまうからです。そしてそれは、日本の多くの音楽評論家にも共有されていた価値観だと思います。」 あるいは、ケンドリック・ラマーについて語られている部分。P26-27 大和田「もちろん「Alright」はものすごく重要な曲で、BLMのアンセムとしても歴史に残るはずですが、実はあの曲、まったく闘争的な曲ではないんですよね。」 吉田「(略)結果的にBLMのアンセムとしては捉えられたけれど、直線的ではなくて非常に複雑な感情が歌われている。ケンドリックは、自分の中にいろんな視点を設定して、ラップの中でもそれら複数のキャラクターの視点でヴァースを分け合い、複数視点から一つのサブジェクトを照射して説得力を持たせるという面がありますね。」 磯部「内省的ですよね。実際、ケンドリックはBLMのデモについて、「行動もよいけれど、葛藤しろ」というような微妙な発言もしているようです。」

◇ ラジオ・配信ドラマ・テレビ

 夜に帰宅し、タイムフリー切れ前に、先週木曜放送の「ランジャタイのオールナイトニッポンX」を聴いた。オープニング曲に「チキンライス」をかけたかと思うと、エンディングまでずっと「チキンライス」で押しまくる。地下ライブの主催者大戦国時代だという話や、街裏ぴんくや三浦マイルドなど、地下芸人の名前多めの放送だった。1時間だけだから、聴きやすくて助かった。

 深夜になり、Netflix で「ゲットダウン」というドラマを観始める。「ラップは何を映しているのか」ではこのドラマについても語られていて、このタイミングで観てしまいたくなった。2016年のドラマだが、前に読んだ「ネットフリックス大解剖」という本で知ったんだっけか、すでにマイリストに登録してあった。第1話は 93分という長さで、それでなかなか観始められなかったのだが、いや、これは面白い。音楽が流れ始めると、長さを感じなくなってしまう。ヒップホップと同時代にあったディスコカルチャーも描かれていて、ヒップホップの「正史」には描かれてこなかった歴史の在りかたを示唆しているというのが「ラップは何を映しているのか」で語られていたことだった。バズ・ラーマン監督作を観ることも今までなかったが、これは続けて観てみよう。

 深夜にまた、録画していたテレビ番組をいくつか。放送されたばかりの「アメトーーク!」をすぐに観てしまう。「ジーンズ大好き芸人」というテーマだが、蛍原が濃厚接触者になり、狩野英孝が代打MCを務める。とはいえ、草彅剛も出演し、ケンドーコバヤシもいるし、まわりが強力だ。火曜の「イワクラと吉住の番組」は、先週から、イワクラとオズワルド伊藤の熱愛を話題にしている。こんなに彼氏のことしゃべる番組ってあるかな。最後には、伊藤もVTR出演した。

 ツイッターを開くと、通知がやけに多く、ずいぶん前の「ハデジ」のツイートをのていさんがリツイートしてくれていた。なぜだろうと思ったら、ゆたかさんが「ナイツ ザ・ラジオショー」に出演するとツイートしていたのか。この情報は知らなかった。すごい。来週木曜、ついに出演か。メール送ろうかな。

2022年8月17日水曜日

8月17日水曜日/古いドラマと雨と映画

◇ テレビ・雑誌

 早朝から少し眠りなおし、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「刺さルール」は、JPに密着したVTRからクイズが出題される。この番組では、芸人の副業を紹介する密着取材をずっとやっていたが、今回は副業ではなく、どうも企画が安定しない番組だ。JPは、空いている時間が少しでもあれば動画を撮り、すぐに使えなくても、10年後に使えるかもしれないと考えてそれをやっていたり、あるいは、自分の動画に飛べるQRコードのシールを作り、配るために持ち歩いていたりなど、裏側の努力に驚かされる。JPの密着は面白かったが、それにしても、スタジオの大喜利がかったるい。

 日曜の「おかべろ」をようやく観ると、2丁拳銃の川谷修士と野々村友紀子夫妻がゲスト。野々村友紀子が、小堀に怒ったときに、小堀がもうちょっとうまく返しができていたらポップなクズ芸人になれていたのに、言いっぱなしになったため、自分のほうが認知されていったことに心苦しさを感じていて、むしろ、2丁拳銃がだめであるかのような印象をつけてしまったのではないかと後悔しているという話をしていた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊新潮」で、水谷豊の連載が始まっていた。今週は2回目になっていて、そういえば、先週号には水谷豊のインタビュー記事があり、うっかり読み飛ばしていたが、このインタビューは連載だったのだ。聞き手は松田美智子。先週の初回にも改めて目を通すと、歴代の「相棒」について語っている。そして、今週は芸能界の交友録を語る。ドラマの共演者のほか、とんねるずやイチローの名も出てくる。

 昼は「ビバリー昼ズ」を聴き、午後から外出する。今日は涼しくなるのかと思っていたら、まだ暑い。まず、関内まで出て、さっさと食べてしまおうと思い、なか卯に入り、鶏唐丼セットを食べた。680円。



◇ 放送ライブラリー

 今日の目的、まずひとつめは放送ライブラリーに。1985年のドラマ「イエスの方舟 イエスと呼ばれた男と19人の女たち」を、今のタイミングで観ておきたくなった。たけしが千石イエスを演じる実録ドラマ。放送時は小学生で、このドラマの存在はあとから知ったが、イエスの方舟事件そのものはリアルタイムでは知らない。脚本は池端俊策。以前にここで観た「さんまの「俺は裸だ」」も池端俊策の脚本だった。小林聡美、田中美佐子、山咲千里らが出演。岸田今日子がたけし(イエス)の母を演じているのだが、おおっと思うところでは、たけしの子ども時代を「たけしくん、ハイ!」の小磯勝也が演じている。97分。観終わって、上階の展示ホールにも行ってみると、「テレビとCMで見る平成令和ヒストリー展」という展示があり、これもついでに、ざっと眺めてまわった。「TVガイド」のバックナンバーがずらりと並べられていて、そのときどきの人気タレントが表紙を飾っているさまは、そのまま、平成の芸能史のようだ。しかし、ある時期から、どうもパブリシティ臭さが目立ち始め、平成初期のほうが雑誌に魅力が感じられる。昭和のバックナンバーも見てみたくなる。


 1階に降りると、外はどしゃぶりになっていた。今日は雨の予報だとわかっていたのだが、うっかり、傘を持って出るのを忘れてしまった。少しすれば止むかと思い、地下の日本大通り駅まで降りてみると、コーヒー店があったが、コンセントがなさそうだったから、入るのは躊躇してしまった。どうせ、あとでまたスマホを充電するためにどこかに入らなければならず、二度入るのはもったいないと思ったわけだが、しかし、この店に入ってしまったほうが時間を有効に使えたかもしれない。充電を考えるために行動がかえって不自由になってしまうが、そういえば、今朝に観た「刺さルール」では、JPは動画をいつでも撮れるようにと、モバイルバッテリーをいくつも持ち歩いていたんだった。案外、JPから学ぶべきことは多かった。地下から1階に戻り、外の様子を見ながら、しばらく無駄に突っ立っていた。15分ぐらいすると小雨になってきて、止んだわけではないが、しびれを切らして外に出る。

 小雨のなかを早足で歩き、横浜スタジアムの脇のベローチェに入った。心置きなく、スマホの充電をする。読書をしようと思っていたが、眠くなり、ひとまず、タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。この日は、東貴博と黒沢かずこがともに休みになり、渡辺正行と乾貴美子という変則コンビ。12時台は、オジンオズボーン篠宮がゲスト。そのあと、Spotify で音楽を漁っていたら、どうしてそこにたどりつけたのかわからないが、MCコミヤがあることに気がついた。ほかにも、いつの間にかサブスク入りしている曲があるかもしれないと思い、いろいろと探し始めてみると、なんと、「やまだかつてないCD」も Spotify で聴けるようになっていた。配信の場合は、中古CD屋の棚を漁るのとは違って、自分で気がついて検索してみないと見つけようがない。


 「やまだかつてないCD」を聴いていたら、ずいぶん時間が経ってしまった。結局、読書はまったくしなかった。すっかり夜になり、外に出ると、雨は止んでいた。セルテの関内ブックバザールに寄りたかったが、行ってみると、もう閉めていた。雨さえ降らなければ、先に寄りたかった。イセザキモールのブックオフにも寄っていく。80円文庫本のワゴンがあり、そこから1冊のほか、110円の文庫本を4冊、220円の文庫本を2冊買っていく。黄金町方面に進み、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクと、エクレアを買って食べる。


◇ 映画

 今日のもうひとつの目的、テリー・ギリアム監督の「ジャバーウォッキー」を観るため、シネマジャック&ベティに。ずいぶん時間が空くと思っていたが、意外とちょうどいい時間になった。21時ちょうどの回、予告編なしだが、21時前に客入れしながら予告編を流していた。1977年公開、テリー・ギリアム単独での初監督作品だが、この映画、今まで観たことがなかったのだ。この時代はまだ、モンティ・パイソンそのもの。モンティ・パイソンというと、知的でハイセンスな笑いの代表格のようなイメージになってしまっているが、観れば観るほど、くだらない。日本人が考えるよりもずっと大衆的で、この映画においても、そのくだらない部分こそが最高だ。

 

 映画館を出ると、また雨降り。黄金町から京浜急行で帰る。深夜0時頃に帰宅し、眠くてしかたがないが、タイムフリーぎりぎりで、先週水曜に放送された「なすなかにしのオールナイトニッポン0」を聴いた。「オールナイトニッポン」は11年ぶりだそうで、「お笑い有楽城」で優勝していたことも知らなかったが、そのときに芸名を「いまぶーむ」に改名していたことも知らなかった。すべて聴くような余力はなく、聴きながら、深夜1時頃には眠った。

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5月20日土曜日/「THE SECOND」

◇ 神保町  朝から都内に。小雨だが、予報ではすぐに止みそうなので、傘はもたずに出た。気温も読めず、パーカーを着ていく。今夜は「THE SECOND」を観なければならないから、余力を残しておきたかったが、想定していたよりも時間に余裕が作れなかった。昼は神保町。土曜はランチをや...