2021年2月5日金曜日

2月5日金曜日/ひとりカラオケ

◇ キャンペーン

 朝から都内に。早い時間に田町で解散となり、泉岳寺駅まで歩き、京浜急行で横浜まで戻ってくる。ご飯を食べようと西口をぶらぶらするが、思いのほか、ランチをやっている店が少なく、コロナは関係あるのだろうかと思った。吉野家で牛丼を食べる。そういえば、吉野家ではどういうわけか今年はまだ一度も食べていなかった。吉野家の隣りにはカラオケ館があり、緊急事態宣言中は室内無料のキャンペーンをやっている。せっかくだから、一回行っておきたいとずっと思っていた。2月7日、今度の日曜までだが、緊急事態宣言は延長でも、このキャンペーンは延長されないのだろうか。平日はもう今日しかない。ちょうどいい具合に時間があるのだから、ほかに手はない。カラオケ館はちょくちょく利用しているのだが、この横浜西口店は初めて利用する。何年か前からひとりカラオケの癖がつき、「ひとつき十冊」という読書のイベントをやっていたせいで、人前でしゃべる前に声を出しておきたいというのがおもな利用目的だった。しかし、ひとりカラオケというのはやっぱりちょっと恥ずかしいもので、できれば空いてる店のほうが入りやすいのだが、入ってみると、受付には数人の客がすでにいる。さすがはキャンペーン中で、満室で少し待たされるが、そのあいだにも受付にはお客がつぎつぎとやってきていた。この店は奥に別館があり、なかでつながっているということを入ってみて初めて知った。その別館のほうの部屋をあてがわれる。2時間ゼロ円なので、2時間にしたが、しかし、ひとりで2時間というのは少々長い。通常料金の場合は、1時間か、せいぜい1時間半しか歌わない。別途660円でソフトドリンク飲み放題というわけだが、ソフトドリンクなんてものもそんなに飲めるものではない。いちいち電話で注文して、店員がもってくるのを待たねばならないのもめんどうで、結局、2杯しか飲まなかった。これならば、通常料金のときで充分だと思ったが、キャンペーンとしてはうまくいっている。

(★あとで確認したら、カラオケ館の室内無料のキャンペーンは延長されていた。)

 ビブレのブックオフに寄ってから帰る。夕方には帰宅。タイムフリーで今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、舞台出演中の磯山さやかに代わり、増田みのりがひさしぶりに登場していた。録画してあった今朝の「グッとラック!」では、森喜朗の逆ギレ謝罪会見があまりにもひどく、じっくりと観てしまう。そのあとには、田村淳と西野亮廣の対談のVTRがあり、スタジオには四千頭身が生出演した。

◇ 今日の読書

 円城塔「道化師の蝶」を読んだ。2012年の芥川賞受賞作。円城塔の小説を読むのは初めてではないが、これはかなりわからなかった。鴻巣友季子の解説を読んでもなお、理解が難しい。この小説の解読に、そこまで時間を割かなければならない理由もないのだが。

2021年2月4日木曜日

2月4日木曜日/ジングルベル

◇ ニュース

 今朝の「グッとラック!」を観ると、森喜朗が「有名人は田んぼを走ればいい」と発言したそうで、その発言を受け、田村淳が聖火ランナーを辞退したという。その YouTube も確認する。有名人の役割はひとを集めることであるのに、ひとを集める必要がないのであればタレントは身を引きべきとは、まったくそのとおりだ。さらに、よくよく聴いてみれば、この発言への反発というだけではなく、いかなるかたちであってもオリンピックを開催するという森喜朗の姿勢に対する反対表明である。そのニュースの当事者がこの番組にいる。田村淳がこの番組に加わり、この番組は明らかに面白くなっているのだが、この番組を終わらせることはすでに決まっている。田村淳の加入から、半年も経たないうちの結論である。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、くまざわ書店に寄り、「週刊文春」だけ立ち読みした。読書する場所を求め、ドン・キホーテ上階のサイゼリヤに。ハヤシ&ターメリックライスを食べた。今日も複数の本を並行して読んでいく。ふと気がつくと、店内には「ジングルベル」が流れていた。それから注意して聴いていると、クリスマスソングがずっと流れている。サイゼリヤはメニューに間違い探しが載っていることでも知られるが、BGMが間違っている場合もあるのか。

◇ ネットでは

 夜、録画してあった昨夜の「バナナサンド」を観た。ゲストは中川家。「あれなら練習すればできるわ」と思う漫才師として、礼二がキングコングの名を言わされる展開に笑うが、いやしかし、それは中川家の力量だからできるという話だ。なんだかネットニュースになりそうだなと思い、検索してみると、案の定、やっぱりなっている。もちろん、収録は西野が吉本を辞める前だ。西野叩きに都合よく使われてしまうのは、礼二にとっても本意ではないだろう。この礼二の発言は伊達に引き出されたようなものだが、サンドウィッチマンが優勝した2007年の「M-1」で、最後まで優勝を競ったのがキングコングという因縁もある。

 ツイッターで、石野卓球が水道橋博士を「元お笑い芸人」とディスりまくっている(弄りまくっている?)ことを今になって把握した。日曜から始まったのか。菊地成孔と町山智浩のケンカもまだ続いていて、今朝は町山の反撃を見ていた。タイムラインを見てないのに、揉めごとのツイートばかり気になって追いかけて見てしまう。ぎすぎすしているツイートを追いかけ、勝手に疲弊していることに大いに矛盾を感じた。

 Spotify で「大竹まこと ゴールデンラジオ」のポッドキャストを聴いた。マキタスポーツさんが今日のゲストだった。ちょうど「週刊文春」では、朝井リョウの「私の読書日記」で「越境芸人」がとりあげられていた。「越境者の文章」と題し、芥川賞・直木賞の候補者に名を連ねる芸能人の話題で始まり、松井玲奈の小説、ふかわりょうのエッセイ本も紹介されている。冒頭の話題では、ある小説家が講演で語っていた、小説家は人生の最後に目指せばいいもの、という言葉が思い出されている。

 アマゾンプライムでドラマを。ロバート・ゼメキス製作総指揮の「プロジェクト・ブルーブック」を1話だけ観た。もはや思考力が低下しているのか、ぼんやり観ていたらよくわからなかった。

2021年2月3日水曜日

2月3日水曜日/メガネをかける

◇ 空気

 いつもどおり、昼は「ビバリー昼ズ」を聴く。今日のゲストは林家彦いち。先週の水曜は三遊亭好楽が、今週の月曜は桂竹丸がゲストで、緊急事態宣言下の寄席の空気はこの番組で知ることができている。情報を知るだけならばツイッターでもいいのだが、空気を知るにはラジオの会話を聴いたほうがいい。水曜に春風亭昇太、木曜にナイツがいることが心強い。

 新しいメガネをかけて、初めて外出する。駅前の郵便ポストまで。セブンイレブンでチケットの引き換えをして、ドトールで読書をしていく。複数の本を並行して読んでいるが、眠くなり、あまり読めなかった。どの本を先に読み終えるかがまだ決まらない。ロピアで買いものして帰る。

 録画してあった今日の「徹子の部屋」を観た。ゲストは萩本欽一と前川清。ふたりとも、すっかり老人のすがたになってしまった。前川清と藤圭子が共演している、40年前の「欽どこ」の映像が流れたのが貴重だった。離婚したあとにこの番組で共演しているのだ。

 アマゾンプライムで映画を1本。アーマンド・イアヌッチという監督の「スターリンの葬送狂騒曲」を観た。現在公開中の「どん底作家の人生に幸あれ!」の情報を調べていて、同じ監督のこちらを先に観てみたくなった。ジョークの応酬のような会話。派手に笑わせるようなところはないが、好きなトーンの映画だった。マイケル・ペイリンが出ていたのかと、エンドクレジットで気がついた。

2021年2月2日火曜日

2月2日火曜日/メガネを買う

◇ テレビとラジオ

 今朝の「グッとラック!」でやっていた、生活保護の特集はとても勉強になる内容だった。菅総理の「最終的には生活保護」発言を受けての特集だが、ハードルの高さとその問題点について詳しく解説されていた。親族に問い合わせがいってしまうことがハードルの高さの大きな理由のひとつになっているが、それによって、親族から支援が得られるケースは少ないのだという。つまり、効果が薄いうえに、窓口の職員も忙しくなってしまう。まったく意味がない仕組みだという、望月優大の解説がわかりやすい。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「ラジオショー」と、ニッポン放送の番組をつけっぱなしにしておく。TBSの「伊集院光とらじおと」も、オンタイムではなかなか聴かないが、気になるゲストのときはタイムフリーで聴く。今朝のゲストは西川美和だった。

◇ 買いもの

 午後、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、ジョイナステラスの Zoff に。昨日は新しいカバンを買ったが、今日は新しいメガネを買う。同じ日にまとめて買ってもよかったのだが、どちらも身につけるものだから、ひとつづつ、順番になじませていったほうがいいような気がした。いっぺんに買い換えては、まるで別の人間のようになってしまう。ほかに予定がないこともよかった。今までのメガネは、たしか、8年前から使っているんじゃないか。それまではコンタクトレンズを使っていて、メガネを常用するようになったのは三十代後半からである。それ以降に知り合ったひとがとても多いので、そのかたがたにしてみれば、メガネをかけていない顔はむしろイメージしづらいだろう。だから、メガネ歴は浅く、買いなおすのは初めての経験なのだが、だいたい、メガネはどのくらいの頻度で買いなおすものなのか。今までのメガネは、気がついたら、耳にかける部分が傷だらけになっていた。これはひどいと思ってからもなお、かけ続けていたのだが、そのうちにレンズの傷も目立つようになり、最近などは、街中を歩いていて、逆光になると反射して前が見えなくなってしまう。以前はそんなことはなかったので、これはレンズの傷のせいだろうと思った。こうなると危険にかかわるため、いよいよ限界だと思うようになった。

 昨日も Zoff に寄り、どれにしようかはだいたい目星をつけておいた。予算五千円台のなかから、さほど迷わずに決める。一応、試しにいくつかのフレームをかけてもみるが、こういうご時世だから、あんまりあれこれ触るのも気が引けて、じっくりと吟味はしなかった。しかし、今、新しいメガネを買うということは、五十まではおそらくこの顔で生きていくということになる。どうするんだっけと思いながら、フレームをもって受付カウンターに。それから、店内で視力検査をする。メガネを外す際、傷だらけのメガネを店員に差し出すのが恥ずかしかったが、まあ、そんな客はいくらでもいるのだろう。

 メガネができあがるまで、ドトールに入って読書をしていた。30分ほどでできあがるということだったが、2時間読書する。Zoff に戻る前に、おもいっきり鼻をかんだら、その拍子に三半規管がおかしくなったようで、メガネを受けとる際、店員さんに説明されているあいだ、ずっとめまいがしていた。

◇ 今日の読書

 絲山秋子「沖で待つ」を読んだ。2006年の芥川賞受賞作。併録されている「みなみのしまのぶんたろう」という短編は、石原慎太郎をモデルにしているのだとわかるが、単純な風刺というわけではなく、ひたすら可笑しい作品だった。これを芥川賞受賞作と一緒の本に入れてるのがやばい。

 夜に帰宅し、テレビを観たりしていたが、めまいのせいか、気分がすぐれない。横になって、先週の「爆笑問題カーボーイ」をタイムフリーで聴きなおしていたら、しばらく眠ってしまっていた。深夜には目覚め、今夜の「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。生放送。オープニングにはハライチが登場。そのあとには、鬼越トマホークが登場し、エンディングまでずっと出ていた。

2021年2月1日月曜日

2月1日月曜日/カバンを買う

◇ 真っ当

 「グッとラック!」の終了が金曜日のエンディングで発表されていたようで、番組開始から毎日欠かさず録画して観ているというのに、その日だけどういうわけか録画容量が足りず、最後の30分ぐらいが切れてしまっていた。こんなことは初めてで、なんという間の悪さかと愕然とする。終了の発表があったということは土曜か日曜かにツイッターを見ていて知ったが、YouTube にあがるような番組でもないので、実際の放送はもう確認のしようがない。

 今朝の放送では、菅総理を追及する蓮舫に批判があったという話題を扱っていたが、田村淳は、蓮舫の映像をくり返し放送すること自体に疑問を呈していた。「小川淳也さんみたいに、ほんとにきちんと理論を立てて追及するっていう政治家はたくさんいるのに」と、それをとりあげないメディアの問題を語る。メディアに扱われるから、蓮舫も辻元清美もそういう手法に出てしまうのだと。蓮舫を「人間として未熟」だと言ったテリー伊藤の発言も番組では紹介していたが、淳は自分たちも含めたメディアが未熟なのだという。じつに真っ当な感覚に思える。

◇ ラジオ

 昼はラジオをつけっぱなしに。「ビバリー昼ズ」のゲストは桂竹丸。この番組の古いファンにとっては嬉しいゲストだ。ツイッターから知ったが、明治座の公演は関係者に発熱の症状が出たために今日は中止になってしまったようだ。続けて、午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴く。平野ノラが産休に入り、代役にアンガールズ山根が出演した。今日はザブングルが解散というニュースもあり、その話題にもなった。14時台のゲストはダンディ坂野で、ここでの話もとても面白い。ダンディ自身が「お笑いに一気に時代が流れていく」と言い表していた、その前後を、ダンディは当事者として体験している。

◇ 買いもの

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、ドン・キホーテに寄り、ついに新しいカバンを買った。今まで使っていたマンハッタンポーテージのリュックは、いったい何年使っていたのかわからないが、四十代前半の苦楽をともにしてきたという感慨がある。普段使っているものには愛着が湧いてしまい、なるべくなら買い換えたくなくなってしまうのだが、ずいぶん前からファスナーが壊れかけになっていた。勝手に開いてしまうようになると、さすがにまずい。新しく買ったカバンは、今までのカバンとはタイプが違うものにしたが、単純なこととして、加齢による変化がおそらく違うものを選ばせた。会計時には、ポイントカードが作れるというので作ってもらったが、お互いにマスクをしていて、あいだにビニールの幕があると、説明をしてもらってもなにを言ってるかかなりわからなかった。「追加の料金がかかるんですか?」ということだけ確認して、かからないというのであとはおまかせに。

 上階にあるダイソーにも寄り、イヤホンも買った。今までも百均のイヤホンを使っていたが、数年使っていると断線する。さらに上階のサイゼリヤに入り、ミートソースのスパゲッティを食べた。読書もするが、眠くなり、あまり読めなかった。

 深夜、オンタイムで 「東京ポッド許可局」を。〈教えてインスタ論〉を笑いながら聴いた。インスタ論の今さら感が可笑しいのだが、自分がツイッターから離れているせいで、〈脱ツイッター論〉のようにも聴いた。

2021年1月31日日曜日

1月31日日曜日/時短の夜

◇ 時短営業

 午後から都内に。帰りは品川になり、富士そばで〈よくばりコンボ〉というのを食べた。品川という街もあんまり居場所のない街で、すぐに横浜まで戻ってくる。品川からは東海道線を使ったが、乗換案内を検索してみると、JRのほうが京浜急行よりも10円安いのだ。京浜東北線のおそらく浜松町より北は、横浜に帰ってくるときには、逆に、品川から京浜急行に乗り換えたほうが若干安くなることを知っていたので、これはちょっと不思議だった。10円単位の差をいちいち気にするような生活である。横浜に戻ってきたときにはもう19時過ぎで、どこも時短営業だから、どこかでひと休みしていこうというわけにもいかない。カバンを買いなおそうかと迷っていて、ドン・キホーテに寄ったあと、モアーズの東急ハンズも少し覗いたが、それよりも、ビブレのブックオフに寄ればよかったと思った。


◇ テレビ

 この緊急事態宣言下では、夜はうちに帰ってテレビを観るぐらいしか過ごしようがない。録画してあった「サンジャポ」を観た。田中の代役はサバンナ高橋。「日曜サンデー」もタイムフリーで聴くと、こちらには冒頭から玉袋筋太郎が登場していた。浅草キッドの古いファンとしては、太田と玉袋の共演が嬉しくてたまらない。今週のアシスタントがちょうど外山惠理アナだったこともよかった。

 テレビをほかにもいくつか。「情熱大陸」には石橋貴明が登場。YouTube での活動が改めて注目を集めているということで、期待して観たが、新鮮に感じるような場面はあまりなかった。フレッシュな人物を扱う番組という印象があるが、去年は所ジョージも登場していた。人選がどことなく「広告批評」的にも感じられる。「ガキの使い」は年頭恒例の「山-1グランプリ」。ランジャタイ、ロングコートダディといった、すでに一定の評価を得ているコンビが登場するいっぽう、素人同然の本当にどうしようもないのも出てくる。出場の基準がいつもわからない。広音というものまねのひとなんかも素晴らしかった。YouTube では「毎週キングコング」も観てしまう。西野亮廣の動向はずっと興味の対象である。

2021年1月30日土曜日

1月30日土曜日/五十円

◇ ラジオ

 土曜はたいがい、朝9時から「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴く。9時台のニュースのコーナーには〈常連さん〉と呼ばれるコメンテーターが登場するのだが、それが今週はたかまつななだった。「クラブハウス」という文字をツイッターで目にしたことはあったが、たかまつななの解説でそれがなんなのかを初めて知った。10時台は、今週は月末なので毒蝮三太夫が登場する。しかし、未だにロケはできず、事務所からのリモート出演でトークというかたち。この番組に移籍してきてからは、まだ通常のかたちでは行われていないはずだ。13時まで、4時間ぜんぶ聴くということはまずなく、ほかのことをしながらところどころ聴いているか、途中でやめる。今日は外出する用があり、途中でやめた。

◇ クーポン券

 今日は昼から都内に。渋谷から両国のほうまで行くことになり、帰りには秋葉原に寄った。岡むら屋でハンバーグ肉めしを食べる。財布にあった百円引きのクーポン券を出したら、予想した金額と違う。あれっと思ったが、確信がもてずに店の外に出てしまった。レシートを見ると五十円しか引かれていない。店員の間違いだとしても、戻って文句を言うほどのことでもないかとは思うが、なにか化かされたような気分になった。なんだか、そんなことばかりこの日記に書いているような気がする。ベローチェでひと休みするが、疲れてしまい、読書はぜんぜんできなかった。ブックオフに寄ってから帰る。

 秋葉原にいるときに、ツイッターから西野亮廣の吉本退社を知る。夜、カジサックの動画を初めて観た。

2021年1月29日金曜日

1月29日金曜日/ブックの日とツイッター

◇ ツイッター

 ツイッターを見ると、菊地成孔が現れて、町山智浩への反論をツイートしている。いや、用件は公開討論の提案で、そのなかに反論が含まれている。町山に送ったメールをここに公開したということだが、ツイートにして50個。2月いっぱいでアカウントは削除されるという。経緯をまるで把握していないが、菊地成孔のツイートにある町山批判の部分には賛同するものが多く、すべてスクショを撮っておいた。トランプをめぐる議論については、それぞれの発言を確かめねばならない。

 手元にある2010年刊「Kamipro」のツイッター特集には、ツイッターをやらない菊地成孔のインタビューが載っている。2010年という年はツイッターが流行り始めた時期だ。読みなおしてみると、ここで語られていることは今もなお有効と感じられる。 「ネットだけが危険なものかといえば、テレビもできた頃にはたくさんの狂人を生みましたし。」「いずれもニューメディアが人間を狂わすのはありふれた光景とも言えるし、メディアは人間を狂っていくふうに導く。シャブみたいなもんだよね。」「最初は凄く気持ちいいわけ。で、そのうちに狂っていくっていう。」「人間は単にドラッグが好きなのよ。万能感が得られるのがホントの目的で、便利だというのは〝釣り〟ですね。「シャブは仕事がはかどるよ」って言いますよ、みんな。うれしそうに(笑)。」

(★その後、2月2日夜にツイートされた、ADHDについての第三のツイート群はひどい蛇足だと思ったが、第二群までのツイートには賛同するところが多いという考えは変わらない。)


◇ ブックの日

 今日は29日。毎月恒例の〈ブックの日〉なのでブックオフめぐりをしなければならない。午後から鶴ヶ峰のブックオフに行く。しかし、買いたい本がないときはないもので、クーポンを使えるのは500円以上だが、本を5冊選ぶだけでもなかなか苦労した。なんとか5冊選んでレジにもっていき、クーポンを見せると、クーポンは500円以上からですという。レジの表示を見ると、440円になっていた。店員が打ち間違えてるのだと思い、5冊ですよというと、5冊なのはわかっているようで、どうも話が通じない。5冊ですよと、何度かくり返してしまったが、5冊で440円、つまり、20パーセント引きなのだということがやがてわかった。最初にそれをなぜ言わない。ブックの日なのに、20パーセント引きのセールも同時にやっているとは、そんなことがあるのか。レジに行列ができていたが道理だ。店内をもう一周まわり、なんとかもう1冊見つけ、500円以上にして300円引きクーポンを使った。こんな安い買いものをするだけのことで、無駄に時間を食った。2店目は平沼。平沼橋駅から歩いていく。しかし、ここでも買いたいものはなく、なんとか5冊だけ買った。



 跨線橋をわたり、横浜駅西口のエリアに。ムービル1階の金太郎で、ナポリタンを食べた。大盛りでも同じ値段だというので大盛りにしてみたが、四十代半ばの胃袋にはなかなかハードである。メガ盛りも同じ値段だったが、中年にはまるでありがたみがない。

 3店目はビブレのブックオフに。ここではなかなかいい本が見つかり、ブックの日の恩恵をようやく得られた気になった。11冊購入。伊勢佐木町にも行けたらと思っていたが、予定よりもだいぶもたついてしまった。時短営業でなければまだまだという時間だが、今月はあきらめるしかない。ひと休みして読書をするにも中途半端な時間になり、有隣堂に少し寄ってから、もう帰ることに。読書は電車内のみ。今日はツイッターを見てしまい、読書はさっぱり進まなかった。

 夜はこまごまと作業をしながら、テレビやラジオを。「問わず語りの神田伯山」を聴くと、30分まるまる、先日の「ナイツ ザ・ラジオショー」の反省をしゃべっていた。

2021年1月28日木曜日

1月28日木曜日/みぞれ

◇ みぞれ

 今日は一日中、外出せず。厳密には、近所の郵便ポストまでは郵便物を出すために行ってきたが、これは瞬間みたいなものだ。午前に一回、午後にもう一回。部屋にいると、いつの間にか雨の降る音が聴こえてきたが、午前に出たときには晴れていた。午後に出たときには、ややみぞれまじりだとわかる。しかし、部屋にこもっていると、それほど寒い気はしない。部屋にこもり、テレビやラジオでひたすら時間を埋めていくような一日を過ごしていた。

 Spotify で西寺郷太のポッドキャストを初めて聴いた。ツイッターを開いたら目に入ってきた石野卓球のツイートで知ったのだが、水道橋博士が出演して、電気グルーヴの話をしているらしい。卓球が聴いた回ではなく、そのひとつ前の回をまず聴いたのだが、1時間近くあるので、なかなかいっぺんに聴くというわけにはいかない。自分がツイッターから離れていったのとすれ違うように、水道橋博士は年末あたりからみるみる元気になっている。

 録画してあった「SWITCHインタビュー」、春風亭一之輔と篠原ともえの回を観た。一之輔さんが篠原ともえのアルバムを買ったというと不思議に思うひとも多いのではないかと思うが、同世代の電気グルーヴファンとしてはその道筋は当然だとわかる。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。ジョン・カーペンターの「透明人間」を観た。青山真治らの本を読んで、ジョン・カーペンターの映画をぜんぜん観たことがないのでなにか観てみようと思い、チェビー・チェイス主演のこれがいいだろうと思った。1992年公開。去年公開されたリブート版「透明人間」も映画館で観たが、ジョン・カーペンターのこの作品も定番というわけではないのか。引き続き、ほかのジョン・カーペンター作品も観てみようと思う。

2021年1月27日水曜日

1月27日水曜日/「COVERS」

◇ ラジオ

 昨日はラジオを聴けなかったため、今日は「ナイツ ザ・ラジオショー」を2日分聴いた。タイムフリーで聴いた昨日の放送は、サンドウィッチマンが冒頭から乱入していた。そのあとのゲストコーナーにはレイザーラモンRGが登場。伊沢拓司やラランドサーヤをものまねの対象にするその嗅覚に唸る。今日の放送はおおむねオンタイムで聴いたが、ゲストは岡野陽一だった。「R-1」でやった鶏肉を空に戻そうとするコントの話をしていたが、フライドチキンを飛ばすのでは「フライ」がかぶっているからだめだと考える感覚はかなりひねくれている。売れるとしたら俳優の仕事ではないかという気がする。

◇ 今日の読書

 午後、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、西友の2階のイタリアントマトで読書をしていく。今日は少し暖かいくらいで、アイスコーヒーを飲んだ。

 「ラストデイズ 忌野清志郎」を読んだ。2015年刊。この前年にNHKで放送された番組の書籍化だそうだが、この時期、テレビをあまり観ていなくて、この番組も観ていない。「COVERS」というアルバムがなぜ作られたのかを太田光が追い求めていくというのが番組の内容なのだが、太田個人の自問自答がくり返されるばかりで、清志郎ファンにとってはどういう番組だったのだろうか。「テレビブロス」の対談で清志郎と出会ったことが太田の大きな体験として語られるのだが、なにか一方的過ぎる思いに感じられる。「COVERS」が発売された1988年は爆笑問題の結成年でもあり、社会的なネタをずっと扱ってきた太田には、芸とメッセージという太田自身が考えてきた問題がまずあるのだが、それを清志郎にもあてはめようとする。1988年当時の太田の実感は重要だが、しかし、清志郎には「激しい雨」という曲もあり、それがすでに太田の問いの答えになっている。太田がこの曲を、この番組の取材中に知る、というくらいに清志郎のことを知らずに近しいひとたちに問いかけ続けていく、えんえんと太田のひとり相撲なのだが、これもまた、震災時の太田の正直な実感なのだろう。この番組は、震災時からの時間的距離を抜きにしては成立せず、2015年の放送を観ていない自分にはそこはおそらく正確には感じとれない。


 

 

ブログ アーカイブ

1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...