2021年4月17日土曜日

4月17日土曜日/平和島


◇ ボートレース

 朝から都内に。田町から芝公園、大門のあたりを行き来することになり、昼食は吉野家で牛丼を食べた。それから大きく移動し、平和島にたどりつく。平和島に寄ることもめったになく、せっかくだから、ボートレースをやってみたくなった。ボートレースの経験は過去に一度だけ、もう20年以上前になるか、落語の仲間数名と一緒に、中津川弦さんの引率で平和島に連れてきてもらったことがあり、ビギナーズラックというやつで、そのときには儲かったのだった。大喜びした記憶はなく、大勝ちしたわけではなかったと思うが、そのあとに飲食できるくらいの金にはなったんじゃなかったか。

 とりあえず、ボートレース平和島に行ってみる。しかし、なにしろ20年以上前の記憶は頼りなく、どうやって入場するんだっけというところからはっきりしないが、たしか、入場料に百円かかるという記憶はあった。まごつくのもみっともないと思ったが、見よう見まねですんなりと入場はする。当時と違うのは、検温と手指の消毒があること。舟券の買いかたも、ほかの客を観察していたら意外と思い出せるもので、マークシートに記入し、券売機に読み込ませればいいだけだった。まずは第9レースから。スマホからホームページを見て、出場者のデータを確認し、手堅く、勝率のいちばん高い2番を1着に決め、つぎに勝率のいい3名を2着とし、2連複で3点、100円ずつ買った。さて、適当な座席に着き、観戦となるが、この買いかたでは2番が勝たないことにはどうしようもない。ところが、2番は序盤からビリッケツになり、これにはずっこけた。大きく勝とうとは思わなかったが、かすりもしない。たちまち300円失ったが、せっかくだからもう1レースだけ。第10レースは、入り口で配られていた新聞を参考にした。勝率の高い3名の組み合わせを3通り、また2連複で3点、100円ずつ。さて、再び観戦だが、そのうちの1台は序盤からトップに出る。あとの2台がくるかどうかというところで、これははらはらしたが、しかし、結果はハズレ。入場料を含め、700円の出費。まあ、ボートレースを生で観戦できるのだから、700円くらいは良しとしよう。これが場外で舟券を買うだけだったならば、なにが楽しいのかわからない。




 小雨が降ったりやんだりしていたが、昼過ぎからまたぱらつき始め、いよいよ本格的な雨降りになった。近くの公園を散策したくもあったが、断念して、平和島駅に向かい、京浜急行の各停でのんびりと横浜に戻ってきた。電車内で読書をしようとするが、眠気がひどく、ぜんぜんあたまに入らない。読書をやめ、眠っていたら、戸部まで寝過ごしてしまった。朦朧とするが、ボートレースの負けをとり戻したく、ビブレのブックオフに寄っていく。すると、いい本を見つけられるもので、これでとんとんになった。ムービルの日乃屋カレーで、カツカレーを食べてから帰る。

 夜に帰宅し、ラジオを聴きながら、オンライン将棋を3局。疲れていると将棋も弱くなるのか、7級に3連敗して、すっかりいやになった。深夜0時過ぎに眠る。

2021年4月16日金曜日

4月16日金曜日/「タイタンシネマライブ」




◇ 海老名

 朝、タイムフリーで聴いた水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」で、春風こうたの訃報を初めて知った。夕方から外出。4月半ばだというのになかなか暖かくならず、ジャンパーの下には薄手のセーターを着る。まず、かつやに寄り、プルコギとメンチカツの合い盛り丼を食べた。ヤマトの営業所に寄ってから、二俣川に出て、海老名に移動する。ビナウォークのドトールに入り、1時間ほど読書をした。

 TOHOシネマズ海老名で「タイタンシネマライブ」を観た。今回は18時半開演。まだ通常には戻らない。チケットを発券し、劇場に入っていこうとすると、別の入り口を案内された。今まで気がつかなかったが、売店の反対側にもスクリーンがひとつだけあり、入ってみるとやや広い。座席の前後の間隔もあり、足を伸ばして座れた。開演前には、田中が声優で出演しているという「ゴジラvsコング」の予告編が流れた。

 出演順に、シティホテル3号室、クレソン、ネコニスズ、ダニエルズ、キュウ、日本エレキテル連合、脳みそ夫、まんじゅう大帝国、かが屋、ウエストランド、インスタントジョンソン、どぶろっく、BOOMER、爆笑問題。今回はゲストも充実。ゲストが淋しい前回に比べて、後半にいいゲストが待っていると、前半のタイタンの若手勢を観るにもゆとりが出る。ダニエルズが珍しく女装でなく、ヒーローもののコントをやった。ダニエルズはそろそろあたまひとつ抜けそうな気配がある。すでにあたまひとつ抜けているキュウは、シュークリームになりたいという内容の漫才で、口調と間合いで惹き込んでいく。日本エレキテル連合、ウエストランドも面白い。ゲストでは、かが屋のコントがばつぐんによかった。ていねいな脚本、ていねいな演技で、トランプをする4人のすがたを、ふたりだけの会話できちんと浮かばせる。インスタントジョンソンのコントはそんなわけがない設定だが、演者が可笑しい。どぶろっくの押し引きも巧みだった。BOOMER は珍しく漫才だったが、伊勢が談志師匠の扮装をしている。しかし、内容は談志師匠とはまったく関係がなく、これはひどかった。今回はひさしぶりにエンディングトークがあり、BOOMER 以外のゲスト3組が交替で登場した。インスタントジョンソンじゃいのギャンブルの話には驚いた。

 21時前に終わり、ダイエーでカップ麺を買ってから帰った。タイムフリーで今日の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴きながら、オンライン将棋を2局。7級に2勝した。ラジオを聴きながら、深夜1時前に眠る。

2021年4月15日木曜日

4月15日木曜日/ロープウェイが見えない

◇ キャンセル

 午後、ラジオを聴きながら梱包をしていたら、1点、梱包直前に書き込みを発見する。登録するときにまずチェックしているから、あとで気がつくということはめったにないのだが、しかたなく、キャンセル扱いにさせてもらう。どういうわけか注文がぱったりと少なくなり、わずかな注文もキャンセルにするのだから悲しくなる。近所の郵便ポストまで投函に行くと、角のお宅の塀の上に、猫でも寝ているのかと思い、ちらっと見たら、塀のなかから爺さんが顔を半分出していてどきっとした。




◇ 横浜

 今日も外出する必要はなかったのだが、ずっと家にばかりいて、気が詰まってきた。金のあてはないが、あとで稼げばいいと思い、映画を観に行くことに決める。改めて外出しなおし、横浜まで。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は700人超えに。いよいよ第4波が近づいてきた。ムービルの日乃屋カレーで、カツカレーの七分盛りを食べる。ビブレのブックオフ、平沼のブックオフをまわり、それぞれでいい買いものができた。金はないときはハズレを恐れてしまうが、まわってみて損はないものだ。さらに桜木町まで歩く。桜木町駅前の、完成したロープウェイを見てみたかったが、運行しているわけではないから別に面白いものではない。動く歩道には乗らずに、脇の歩道を、海側の景色を眺めながらランドマークプラザまで歩いていくが、ロープウェイのロープがどこを通っているのか、こちら側からはよく見えなかった。汽車道を歩かなければ、どうやらわからない。ランドマークプラザを抜けて、クイーンズスクエアに進む。東急スクエアの丸善に寄り、「週刊文春」を立ち読みした。小林信彦の連載は平野甲賀追悼だった。クイーンズタワー1階のベローチェに入り、アイスコーヒーを飲み、ひと休みする。睡眠時間が心配で、Spotify で音楽を聴きながら、まず少し仮眠をとってから、しばらく読書をした。21時閉店まで、2時間半ほど長居し、ランドマークプラザを戻り、コレットマーレまで。コレットマーレの地階は、いつの間にかサミットになっていて、映画の前に、アンパンを買って食べておいた。

◇ 映画

 コレットマーレの上階、横浜ブルク13 で、「ノマドランド」をレイトショーで観た。ここのところ、別に映画館で観なくてもよかったかと思う作品が続いてしまったが、これは観るべき映画だった。アマゾンが登場することを忘れていて、観ていてはっとする。そこでの労働が苦しい生活の象徴のように登場するが、アマゾンはこの撮影の許可をしたというわけか。登場人物は高齢者ばかりだ。そして、自然の風景がたくさん映されている。映画のあと、みなとみらいを横浜駅まで歩いた。深夜0時過ぎの横浜駅を歩くのもかなりひさしぶりの感覚だった。

◇ テレビ・ラジオ

 深夜に帰宅し、録画していた「アメトーーク!」の「マンガ大好き芸人」を観始めるが、わからない話ばかりで途中でやめた。「つぶやき英語」も観ると、こちらではアジア人差別の問題を扱っていた。Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングを聴いた。今週はずっと、レギュラー陣がレギュラー陣のものまねを競う企画をやっていて、光浦の壇蜜のものまねが面白かった。木曜は、吉住とヒコロヒーが交互出演するようになり、今週はヒコロヒーが出ている。ヒコロヒーが面白いとだんだん思うようになってきたが、それに比べると、「トゲアリトゲナシトゲトゲ」の3人はお笑いを競技的にこなせるひとたちだ。深夜2時過ぎに眠る。

2021年4月14日水曜日

4月14日水曜日/長者番付

◇ 読書

 朝から、昨日に引き続き、テレビを観ながら「ナンバー」をメルカリに登録していった。30冊以上あったものをようやくすべて登録したが、しかし、1冊もすぐには売れることなく、閲覧数も少ない。おそろしく無駄な作業をしているような気もしてくる。午後、近所の郵便ポストまで投函に行き、ヒゲもわざわざ剃ったのだが、ほかに外出する理由はなく、今日は部屋で読書をしていた。そうなると気ままなもので、いったん昼寝をして、また読書をする。大森望・豊崎由美「文学賞メッタ斬り!」を今ごろ読んでいた。ちくま文庫、2008年刊。親本は2004年刊。ずっと前から手元にあったのだが、今さらという気がしてなかなか読むタイミングがなかった。なぜか誤解をしていて、どうせまた辛口の書評をしているのだろうと思っていたが、タイトルのとおり、この本で標的になっているのは文学賞とその選考委員たちだ。こういう辛口のノリっていうものが、SNS時代以前のものという気がしてならないが、それ以外はとても勉強になる面白い本だった。「メッタ斬り」のシリーズは何冊も出ていた記憶があったが、文庫化しているのはこれだけなのか。

◇ テレビ

 録画していた「水曜日のダウンタウン」で、「昭和今考えるとめちゃくちゃ説」で長者番付が紹介されていたのが面白く、画面を停めてしっかり確認したくなった。しかし、よく考えると昭和じゃないよというのはさておき、1995年に、松本、浜田が1位2位になってから、ダウンタウンのふたりが10年連続でトップテン入りしているというのもたしかにすごいが、とんねるずも同じく、ふたりそろって10年連続でトップテン入りしているのだから、とんねるずもやっぱりすごいと言わなければ公平ではない。最後の年(2004年)には爆笑問題もふたりそろってトップテン入りしている。さんまの名がないのは個人事務所を作っている関係もあるのだとは思うが、峰竜太が妙に上位にいたりなど、単純に人気と比例しているわけでもなく、謎な部分は多い。今週は3本の説がそれぞれ別の収録のようだったが、3本すべてに麒麟川島が出ていた。そのほか、昨日放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀」も観た。NSC講師の本多正識の特集で、教え子である吉本芸人も多数登場した。このひとの名を知ったのは、雑誌で岡村隆史との対談を読んだのが初めてだったような気がするが、漫才作家の先生がこんなに慕われているというのは、松本が藤本義一を攻撃した時代を知っているせいか、なにか不思議な感じもする。深夜、「はなつまみ」に続けて、「キョコロヒー」も観た。この番組は面白い。

◇ 映画

 アマゾンプライムで映画をなにか観ようと思い、コメディのジャンルから見つけた1本、「リザとキツネと恋する死者たち」を観た。「トミー谷」という名の日本人歌手が登場するハンガリーの映画というので、なんだこれと思って観てみたらこれが大当たり。2015年公開。こんな映画、ぜんぜん知らなかったが、ツイッターで検索してみるとそれなりに話題にはなっていたようだ。Spotify にサントラもあり、日本語の歌詞が怪しくて傑作。

2021年4月13日火曜日

4月13日火曜日/放ってあった雑誌

◇ メルカリ

 午前中、テレビを観ながらメルカリの登録作業をする。だいぶ前に、友だちからたくさん送ってもらっていた「Number」のバックナンバーをずっと放ってあった。思い返してみると、オリンピックに合わせて売ったほうがいいかと保留したような気がするが、そうすると忘れてしまうもので、オリンピックの前にラグビーのブームもあったが、ある号は値上がりしていたのに、気がついたときにはもう遅いという時期になっていた。オリンピックもこの状況では、値上がるタイミングももうないだろう。最低価格の300円でメルカリに出品していくが、それでも売れるかというと難しいに違いないわけで、まあ、ほかにルートもなく、出さないよりは出しておくかというくらいのもんである。本来ならば、六角橋のドッキリヤミ市場あたりで安く売ってしまいたかった。

◇ 読書

 夕方、駅前の郵便ポストまで。小雨が降る。あいかわらず肌寒い日が続く。マクドナルドに寄り、ホットコーヒーを飲み、スパチキを食べ、読書をして、夜に帰宅した。ツイッターを見ると、大阪の新規感染者数がついに千人超えとのニュース。

 石井遊佳「百年泥」を読んだ。新潮文庫。2018年の芥川賞受賞作。「文藝春秋」に載っていた高山羽根子のインタビューで、三十代半ばから社会人向けの文章教室に通い始めたということをしゃべっていたが、若竹千佐子、石井遊佳も、高山羽根子と同じ先生の文章教室に通っていたという。なんという芥川賞作家輩出率なのか。石井遊佳の文体はあまりなじめず、わずか160ページ程度の小説ながら、なかなかすいすいとは読めなかったが、面白いイメージはいくつもあった。

◇ ラジオなど

 夜、タイムフリーで「東京ポッド許可局」を聴いた。土曜の放送にまだ慣れず、どうも聴きそびれてしまう。今回の「お笑い語り論」はとても面白かった。マキタさんが主導の回で、内側からの語りではなく、外側からの評論の重要さを強調する。聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FLASH」に載っていた、島田裕巳によるオンラインサロン潜入記事が面白かった。中田敦彦、西野亮廣のオンラインサロンの会員になってみて、現在のオンラインサロンはゆるやかな繋がりのコミュニティであり、かつての新宗教のようになっていくと結論づけている。

 ほかにも、ポッドキャストなどを聴いていたが、眠ってしまい、気がつくと深夜1時を過ぎていて、「爆笑問題カーボーイ」をつけるが、聴きながらまた眠ってしまう。深夜3時半頃に目覚め、朝までにアマゾンプライムで映画を1本。大島渚監督「東京戦争戦後秘話」を観た。1970年公開。素人の俳優たちが生々しい。セックスシーンひとつとっても、この時代のなかではそうとう過激だっただろう。

2021年4月12日月曜日

4月12日月曜日/川崎まで








◇ 川崎

 午前中から都内に。都内といっても、神奈川県に近く、東急多摩川線の武蔵新田で初めて降りた。商店街を抜け、多摩川に向かって歩く。用を済ませ、川崎まで歩こうと思い、グーグルマップを見ながら多摩川に出ると、目の前の神社の片隅には、「矢口の渡し跡」という石碑があった。多摩川大橋をわたり、川崎市に入る。国道1号を進んでいくと、ブックオフがある。以前に寄ったときにはたいしたものは買えず、期待していなかったが、今日は千円ほど、なかなかいいものが買えた。そこからさらに、川崎駅まで歩いた。ラゾーナに寄り、フードコートで食べていこうかと思ったが、気に入るものがない。丸善を覗いていくと、「ブックオフ大学」が1冊だけあり、目立つところに差しなおしておく。東口に移動し、アゼリアから地上に出て、チネチッタのほうに進んだ。東京餃子軒という店で、から揚げと餃子の定食を食べる。ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーを飲む。疲れてしまい、ラジオを聴きながら居眠りする。ぐったりと眠ってしまい、あたまがまるで働かない。読書も少しするが、ぼんやりしている。滞在時間、2時間半ほど。近代書房に寄ろうと思っていたが、月曜は定休日だった。以前も月曜にきた気がする。ブックスマッキーにひさしぶりに行ってみると、こちらは営業していた。しかし、なにも買わない。モアーズのブックオフに寄り、500円以上買って、100円引きのアプリのクーポンを使った。ルフロンから遊歩道を渡り、西口に戻る。ここから行き来できることをようやく覚えた。映画を観るつもりで、ミューザ川崎のマクドナルドで安く時間をつなごうかと思っていたが、狭い店で、混雑している。こんなところには長時間いられないと思い、ラゾーナのサンマルクカフェに入った。またアイスコーヒー、それと、チョコクロも食べる。ようやくあたまもまわるようになり、読書をする。映画の上映時刻までいたかったが、20時で閉店してしまい、あと30分ほど、館内のベンチで過ごした。



◇ 映画

 上階の109シネマズで、「パーム・スプリングス」を観た。20時45分開始のレイトショー。先週の「週刊文春」のシネマチャートで高評価だったので観たくなったが、導入は期待させると思ったが、なんだかどうも安っぽい。タイムループをくり返す展開になるが、だいぶごちゃごちゃしていた。しかし、バッドセンスにはところどころ笑わされる。シネマチャートではなにがそんなに評価されていたのか。アマゾンプライムで映画を観ることに慣れてからは、映画館で観るほどでもなかったかと思うことも頻繁になってきた。この映画は Hulu のオリジナル作品らしいから、アマゾンプライムでは配信されるのかわからないが。

 夜遅くに帰宅し、録画してあった「しゃべくり007」の2時間スペシャルを、かまいたちがゲストの部分だけ観た。深夜1時から「深夜の馬鹿力」を、フワちゃんの件が気になって聴いたが、それにはまったく触れず、伊集院らしい。聴きながら、オンライン将棋を1局。ラジオは途中で切りあげ、Spotify のニューリリースをチェックすると、ジミ・テナーの新譜を見つけた。聴きながら眠る。

2021年4月11日日曜日

4月11日日曜日/在庫が傷んでいく

◇ ビートたけし

 4月21日は「民放の日」なんだそうで、その特別サイトから、たけしのインタビューが YouTube で限定公開されていることを知った。11分ほどのその動画を観てみると、現在のテレビは集中させるだけの魅力がなく、環境音楽みたいなものになっているというようなことが、自戒を込めて語られていた。思い出のテレビ番組を訊かれ、「雲の上団五郎一座」を挙げていることも興味深かった。あるいは、それとは別に、ツイッターから、たけしの公式サイト(T.N.ゴンの公式サイト?)が今さら開設されたことも知った。たけしらしい笑いが随所にある嬉しいサイトだ。



◇ 在庫

 アマゾンで販売している本で、何年も前から売れ残っていた本がようやく売れてくれたが、本の山から引っぱり出してみたら、思っていたよりもどうも状態がよくない。ただ置いてあったわけではなく、ほかの本が売れるたびに山を動かし、あっちに積んだりこっちに積んだりしていたからだと思うが、状態は「良い」にしてあったので困った。これはキャンセルにすべきかと迷ったが、幸い、注文者は出版社で、資料用だろうと思い、許容範囲と判断して発送することにした。個人のお客さんだったら、ちょっと心配なものはキャンセル扱いにさせてもらう。それもクレームを恐れてのことで、お客さんのことを考えるならば傷み具合を改めて説明すべきだろうが、メールでのやりとりで状態を伝えるのも難しく、理解がすれ違う可能性はどうしても避けられない。そう思うと、キャンセルのほうが損はないかということになる。しかし、それ以前に反省すべきは、在庫の保管状態に問題があるからそうなっていることで、改善すべきこともまるで改善できないまま、まことにだらしがなく続けている。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤで読書をしていく。期間限定メニュー、ミルクアイスのせシナモンプチフォッカを食べた。読書の合間にツイッターを少しだけ見るつもりが、マリエの一件に進展があり、だいぶ追いかけてしまった。太田光代社長の謎のツイート。たかまつななの note の記事も読んだ。尾崎世界観「祐介・字慰」を読み終える。いやな小説だと思って読んでいたが、村田沙耶香の解説にもあるとおり、終盤に小説が動き出す。


◇ ラジオ

 ドリンクを飲みすぎたせいか、帰り道、低血糖症状が出て、歩いていて変な汗が出た。帰宅して、軽食でもとりながらテレビを観るつもりだったが、腹痛になり、横になってラジオを聴いた。今日の「山下達郎のサンデー・ソングブック」をタイムフリーで聴くと、村上ポンタ秀一特集だった。中原理恵の「個室」は、最近、Spotify で聴いて、山下達郎と吉田美奈子の作だと気がついたのだが、これも村上ポンタ秀一のドラムだったのだ。追悼特集は次週に続く。かが屋の「24時のハコ」という番組も聴いてみると、かが屋に太田が意味深なことを言ったとのことだが、それがなぜマリエの話になったのか。光代社長のツイートはなにをきっかけにしたものだったのか。金曜の「問わず語りの神田伯山」を聴くと、伊集院とフワちゃんの件についてしゃべっていて、これには声を出して笑った。そうこうしているうちに腹痛は治まり、深夜0時過ぎに眠った。

2021年4月10日土曜日

4月10日土曜日/ぱんぱんに膨らんだ箱




◇ 小伝馬町・神保町

 朝から都内に。昼食は小伝馬町のなか卯で、牛とじ丼を食べた。時間が空き、ベローチェで1時間ほど、ひと休みすることになる。午後、日本橋亭のすぐ近くを通り、まだ時間が早く、やや疲れ気味だったが、せっかくここまできているのにと思い、神保町まで歩くことにする。日本銀行の横を通り、小川町に出て、靖国通りに出る。すずらん通りから神保町の交差点のほうに進み、交差点から九段下方面に進むお決まりのコース。矢口書店の外の棚にあるテレビ台本をじっくり物色し、たけしの特番の台本を3冊買った。商売ではなく、これは趣味。昼にベローチェに入ってしまったので、改めてコーヒーを飲む気にもならず、九段下から半蔵門線で渋谷に移動する。まんだらけに寄り、階段の百均から4冊、なかなかいいものが買えた。古書サンエーも覗くが、こちらではなにも買わない。東横線の各停で、眠りながら帰ってくる。



◇ 梱包・発送

 夜に帰宅し、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」をタイムフリーで聴きながら、ゆうパケットプラスの梱包を初めて作った。プチプチで包んだら箱がぱんぱんになり、容量ぎりぎりだったがなんとかなった。改めて外出し、近所のローソンまで発送に行く。Loppi にQRコードを読ませるのだが、読ませようとすると、スマリボックスを使うようにとの表示が出る。スマリボックスとはなんなのかがわからずに戸惑ったが、すぐ隣りに並んで、白い大きな機械があった。そちらでQRコードを読ませ、出てきた伝票を箱に貼りつける。それをそのまま、このスマリボックスというのに投函するというかたち。箱がぱんぱんで、ぎりぎり押し込んでなかに入れた。初めて利用するのにこれで正しいのか、店員を介さないと不安でしかたがない。あとで気がついたが、そういえば、金も払っていない。メルカリの売り上げから勝手に引かれるという仕組みか。

◇ テレビ

 録画していたテレビをいくつか。「笑いの創造神たち」というNHKの特番を、再放送で録画しておいた。中川家剛、スピードワゴン小沢、バカリズム、東京03飯塚、サンド富澤という5人が、ミキの漫才を観てコメントする。お笑い論みたいなものを引き出そうとしているのだろうが、あんまりうまくいっていない番組だった。昨夜の「タモリ倶楽部」は、すゑひろがりずが小鼓の正しい打ちかたを習う企画。大村華由さんという指導する先生が面白い。テレビを観ながら本の登録などをして、早寝早起き、23時頃には眠る。

2021年4月9日金曜日

4月9日金曜日/本牧











◇ 本牧

 午前中から外出。気温が半端で服装に迷うが、Tシャツとジャンパーで出る。まず、郵便局に寄り、レターパックプラスをひとつ出す。本牧に行く用があり、横浜から京浜東北線で山手に出て、山手駅から、グーグルマップを確認しながら、通ったことのない道を通って本牧を目指す。山手駅で降りるのもかなりひさしぶりだった。いつの記憶になるのか、そのときから改札の位置も変わっていた。高校生の一時期、山手のあるお宅まで勉強を教わりに通っていたことを思い出したが、そのお宅がどこにあったのかも記憶がはっきりしない。駅のホームからずっと、制服を着た小学生たちがぞろぞろとやってきて、すれ違うが、改札を出るとすぐ、ふぞく坂という坂があり、それを昇ると、横浜国大の付属小学校がある。突き当たりを右に進むと、今度はYC&AC通りという通りになる。YCACの横を通りすぎていくと、テニスコートがあり、こんな平日の昼間からテニスをしているひとというのはどんな生活なのかと思う。そこを左に進んでいくと、本牧山頂公園という公園になる。ずっと横浜に住んでいるのに、こんなところは初めて知った。道路を歩いてもいいのだが、公園のなかを歩いてみると、遊歩道が曲がりくねっていたりするので、時間を余計に食ったかもしれない。地図で見るとかなり広いが、その半分まで行かないところで公園をはずれ、アメリカ坂という坂を下っていく。山手駅には正午頃に着いていたが、ここまででもう30分ぐらい歩いている。小腹が減り、OKストアでメンチカツパンを買って、歩きながら食べた。OKストアのちょうど向かい側にはブギーカフェがあった。新本牧公園の向かいのあたりで本牧通りをわたり、住宅街のなかに進んでいく。仕事を済ませ、三渓園の入り口まで歩いてから、本牧通りに戻ってきた。



 グーグルマップで検索すると、古書けやきという古本屋があったので寄ってみたくなり、ブギーカフェの前を通り、その少し先の脇道に入っていく。その場所に「けやき」という建物はあったが、古本屋という感じではない。グーグルマップで古本屋だと思って行ってみると、ないというケースがどうやらたまにある。あきらめて本牧通りに戻り、ショッピングモールがあるほうに歩いていく。どこかで休もうかと思っていたが、不思議とまだまだ歩けるもので、そのまま、ブックオフに寄った。せっかく寄ったが、買うものほとんどなく、210円の本を1冊だけ買った。ここまできてしまうと手頃な飲食店はなく、石川町まで歩いてしまうことにした。雨が降り始め、小雨で済んだが、先日、カバンに浸水したことがあるので、一か八という気になる。池田屋、ブックスターもちょっと覗くが買うものなし。「アド街」で観た、トンネルの手前の中華屋も気になったが、もう少し歩き、中華街で食べることに決めた。どこの店に入ろうかという考えもなく、迷いながら歩いていると、店員の女性に声をかけられ、永福館という店にする。過去に入った記憶なし。牛バラご飯定食。フカヒレスープ、サラダ、ザーサイ、小籠包、杏仁豆腐が付き、880円。中華街を抜け、横浜スタジアムの下を通ると、どうやら今日は試合なのか、帰りが試合終了とぶつかると大変なことになると思う。セルテ裏のベローチェに入り、ひと休み。読書はできずに、金の計算をしていた。1時間半ほど過ごし、関内駅から根岸線で帰る。



 帰宅前に、遠まわりをしてローソンに寄り、ゆうパケットプラスの箱を買っていく。畳まれた状態のサイズがイメージできなかったが、カバンに入れられる大きさだった。22時前に帰宅。録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・二階堂ふみ)を観て、続けて、「Mステ」の3時間特番をざっと早まわしで観る。折坂悠太が初登場。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴きながら、梱包作業をする。高値をつけていた東京コミックショウの本が売れて、誰かと思えばある評論家のかたからの注文だった。深夜0時前に眠る。

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1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...