2021年11月16日火曜日

11月16日火曜日/板橋の古本屋



◇ 西台・板橋

 どうも胃が緊張しているようでよく眠れず、なんとか4時間ほど眠り、朝から都内に。まず、平和島に用があり、それから、高島平まで移動することになり、ずいぶん電車賃がかかってしまった。都営三田線の西台で下車し、昼食はすき家に入り、にんにくゴマだれ豚丼を食べた。隣りにはブックオフがあり、いい本がいくつかあったが、傷みが激しい。220円の本を2冊だけ買う。

 こちらのほうにくる機会もめったになく、沿線のブックオフに寄っていこうと、志村坂上で降りるつもりでいたが、座った途端に眠り、寝過ごしてしまった。疲れがひどく、戻るのもめんどうで、グーグルマップを見ながら、どうしようかとすぐに考えなおし、池袋には寄ろうと思い、新板橋駅から歩いてみようと考えた。しかし、板橋近辺もまったくなじみのない街だ。うっかり降りてしまったが、池袋まではかなり距離がある。ただ歩くだけではつまらないので、古本屋を検索してみると、これがなかなか、いくつかの店が固まっている。

 まず、新板橋駅のすぐ近く、板橋書店に寄ってみる。外には適当なダンボール箱に入れた均一本がいくつも並べてあり、手書きの貼り紙がべたべた貼られている。そのうちのひとつには、大正に創業だということが書いてあった。そこらじゅうを本が暴れまわっているようなたまらない店構えだが、店内にも入り、ひとまわりしてみるものの、買うものは見つけられなかった。店内にいるあいだに、ランドセルを背負った男の子が帰ってきた。

 埼京線をまたぎ、板橋駅の反対側に移動する。商店街を進むと、坂本書店という看板が見える。グーグルマップで確認した位置とは違い、あれっと思ったが、こちらはシャッターが閉まっていて、グーグルマップのとおりの位置に進むと、営業中の坂本書店はあった。手前の店は旧店舗かなにかだろう。こちらも店の前に均一本のダンボール箱が並ぶ。板橋書店も坂本書店も1冊50円という安さだが、それ相応に、いい本がまったく見当たらない。店内に入ると、こちらも本が見事に暴れまくっていて気持ちがいい。通路が2本あり、どちらも奥は行き止まりになっている。1本ずつ進み、両脇の棚を眺めていくが、狭くてしゃがむことができず、目の高さの棚しか確認できない。しかし、こういう棚は細かく見ていってもきりがない。棚だけでなく、床からも本が積みあがっている。なにかありそうな気配はするもので、2本目の通路の突きあたりにあった本の山のいちばん上に、安西水丸「普通の人」を見つけ、たったの280円なのでこれだけ買っていく。店主は偏屈そうなおじいさんで、通路を進むあいだ、見張られてるような気がしてふり向けなかった。

 少し南に進んだところにもう1店、ブックス橘屋にも寄っていく。ここは新古書店だったが、中古自転車の買い取りもやっているようで、店の前には自転車が何台も停めてあった。そういう店はほかにあるのだろうか。店内に入ると、店のおじさんは帳場に座りながら、自転車の部品かなにかをいじっている。あまり期待せずに店内を眺めるが、高田純次特集の「プリンツ21」があり、300円ならいいかと思い、これを買っていく。




◇ 池袋

 それから、グーグルマップを見ながら池袋まで歩いていく。近いような気がしていたが、北池袋と東池袋をどうも勘違いしていたようで、かなり歩くことになった。スマホのバッテリーが切れそうで、あまり頻繁に地図の確認もできず、イートインのあるコンビニがあれば入って充電したいと思っていたが、コンビニもないような細い道を進んでいく。池袋という街はどういうわけか苦手で、何度もきているのにまるで土地勘がつかめない。北側から池袋に歩いていくのも初めてで、なおさら、自分がどこにいるのかがよくわからなかった。池袋に到着したころには夕方になり、東池袋1丁目のベローチェに入り、ひと休みする。アイスコーヒーと、アンパンを食べた。スマホの充電をしながら、しばらく読書をする。そのあとにブックオフを目指すと、ようやく知る場所に出た。ブックオフでは買いたいものが多く、荷物の量を考え、少しセーブするほどだった。220円の単行本を5冊、110円の文庫本を1冊買っていく。池袋から副都心線に乗り、東横線直通で、横浜まで帰ってくる。


 帰宅は夜遅くなり、録画していた「さんま御殿」を観ると、「なにわ男子 vs 女芸人」という組み合わせ。タイムフリーで、ラジオ番組をいくつか聴き、楽天マガジンで雑誌のチェックも。「爆笑問題カーボーイ」まで起きているつもりが、深夜0時過ぎには眠る。

2021年11月15日月曜日

11月15日月曜日/偽善・保守・虚無感

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していた昨日の「ワイドナショー」を観た。武田鉄矢がコメンテーターで出演しているところに、ちょうどフジテレビで仕事をしていたという空気階段が現れる。「キングオブコント」で優勝したあとにこの番組に出演した際、かたまりが「金八」は偽善と教育されていたエピソードをしゃべり、それについて武田鉄矢に謝罪にやってきた。一応、むっとしてみせる武田鉄矢だが、しかし、最近は武田鉄矢自身が「金八」の嘘臭さをどうもネタにしているフシがある。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、和田誠展に行ってきたという松本明子の話から、山藤章二の「ブラック・アングル」終了、それから、太田と黒柳徹子の向田邦子特番を観たという高田先生、その番組では太田は堺正章に憧れていたと発言し、「日曜サンデー」ではせんだみつおに憧れていたと発言していたことについて突っ込み、太田の炎上から、徳光さんの炎上、さらに、伯山に弟子がきた話と、オープニングの短い時間にこれだけの話題がうねるようにつながっていく。12時台は、市川由紀乃がゲスト。

 午後、ヤマトの営業所まで。部屋のなかにいると、ようやく少し寒くなってきたように感じるが、外に出て、日向を歩くとまだまだだいぶ暖かい。二俣川に出て、くまざわ書店に寄っていく。どこかで食べていこうかと思っていたが、腹の減り具合が半端で、決められない。ドトールに入り、アイスコーヒーと、新商品だというシャキシャキりんごのアップルパイを食べた。しかし、新商品が出て、今までの商品を置かなくなるのは困る。

◇ 読書

 ドトールで、中島岳志「「リベラル保守」宣言」を読み終えた。2016年刊、新潮文庫。親本は2013年刊。中島岳志というひとは1975年生まれで同い年なのだが、チャウシェスクの死体を映した報道から受けたショックなどは、当時の自分はもっと子どもだったとは思いながらも、同世代感があった。この一件から、中島岳志は熱狂に対して疑いをもつようになる。それから、重要なのは、保守は単なる復古でも反動でもないというところ。そもそも、左翼思想とはなにかといえば、「人間の理性によって、理想社会を作ることが可能と考える立場」と定義される。この「人間の理性」を過信することなく、人間とは不完全なものだという立場に立つのがどうやら保守であるようだ。となると、落語ファンとしては、談志の「業の肯定」とも結びつけたくなる。この本のなかには西部邁の著書からの引用も出てくるが、談志は西部邁と仲がよかったのである。あるいは、福田恆存が提示したという、人間を「演劇的動物」と捉える考えかたなども、ちょっと難しいけれども、とても興味を惹かれた。この本は今年いちばん勉強になったかもしれない。あとがきには、もともとはNTT出版から刊行予定だったものが、橋下徹批判の章があったために、版元が変わったという経緯も書かれている。

 片岡一郎さんの「活動写真弁史」も、去年買って、読みかけのままで長らく中断してしまっていたが、もう一度、あたまから読みなおすことにする。500ページを超える大著だが、この本はなんとかがんばって今年中に読み終えたい。

◇ ラジオ・雑誌・音楽

 夕方に帰宅し、クリエイトで買ってきた冷凍スパゲッティを食べる。タイムフリーで、ラジオ番組をいくつか。今朝の「伊集院光とらじおと」は、空気階段がゲスト。ネタ時間が4分から5分になったことの差が、コントの質に変化をもたらしているというような話をしていた。先週水曜の放送は、水道橋博士がゲスト。炎上の真っ最中の出演だが、これは聴き逃さなくてよかった。伊集院も博士との会話になると、ほかのゲストのときよりも圧倒的に共振度が深い。そして、その会話には必ず、爆笑問題の名も登場する。

 聴きそびれていた先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、オープニングで、にゃん子・金魚の「美味いもんだよそばうどん」、東京太の「アイ・ラブ・競輪」がついにオンエアされていた。これも聴き逃さなくてよかった。先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、新幹線でせんだみつおにつかまった話をオープニングでたっぷりとしていた。「日曜サンデー」の前に、こちらを先を聴いておくべきだった。14時台は、エハラマサヒロがゲスト。脱衣マージャンのリーチの音のものまねに爆笑。坂田利夫のオフのときのものまねなど、中川家しかり、吉本の芸人のほうがもしかすると、マニアックなネタに恐れがないのではという気がする。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊プレイボーイ」を読むと、オール巨人の連載コラムは「ytv漫才新人賞」の丸亀じゃんごについて。松岡ゆみこの連載対談は、毒蝮三太夫がゲスト。「BRUTUS」はノンフィクションの特集。大根仁の電気グルーヴの映画は完成するわけではないのか。めったに読まない「GINZA」に、80年代カルチャーガイドという特集があり、これも目を通してみると、川崎徹のインタビューがあった。「広告の流れから見ると、僕が辞めてからその島に上陸した人は誰もいなかったんです。虚しさや空白、無意味さ、僕の表現のなかにはどこかにそういうものがあるんだと思うんです。CMに笑いを求めた仲間の制作者はたくさんいたわけだけど、その虚無感は共有できなかったような気がします。」

 Spotify のニューリリースから、MELODY KOGA さんの新譜が出ていることにも気がついた。今度のアルバムは「Trees」。木をテーマにしたアルバムだ。KOGA さん、ライブはやらないのだろうか。

 明日は朝早くから外出するため、早めに眠ろうとするが、ぜんぜん眠くならずに困った。深夜1時頃にようやく眠る。

2021年11月14日日曜日

11月14日日曜日/蒲田に寄るほうが安い


◇ 東京・蒲田

 朝から都内に。午前中、東京駅八重洲口のベローチェに入り、アイスコーヒーと、ブリオッシュクリームパンを食べた。ラジオを聴きながら少し眠り、あとはひたすら読書をする。滞在時間、3時間ほど。14時過ぎになり、八重洲地下街のアルプスに。14時からはタイムサービスがあり、日曜はどうだろうかと思ったら、日曜もやっていた。300円のチキンカレーを食べる。

 京浜東北線に乗り、蒲田に移動し、火曜に使いそこねたアプリのクーポンを使うため、ブックオフにわざわざ寄った。不思議なもので、電車賃も、東京駅から横浜に直接戻るよりも、蒲田で一度降りたほうがなぜか数十円安くなる。火曜に寄ったばかりでは買うものはさっぱり見つからなかったが、220円の単行本をなんとか1冊選び、200円引きのクーポンを使用し、20円で買った。すぐに蒲田を離れ、京浜東北線で横浜まで戻ってくる。ビブレのブックオフにも寄り、220円の単行本を3冊買った。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方に帰宅し、録画していた今朝の「サンデージャポン」を観た。瀬戸内寂聴と細木数子の訃報を、同じカテゴリーの人物のようにしてまとめて扱うのは勘弁してもらいたい。

 タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」も聴く。14時台は中川家がゲスト。爆笑問題と中川家は、正月の演芸番組などでは東西の両横綱のようにしてよく共演しているが、この2組の会話をしっかりと聴くことは意外となかなかない。さんまの話題になり、新幹線車中のさんまと松尾伴内の会話に、最近はせんだみつおが加わっているという中川家の証言があり、それから、選挙特番の炎上の件で、せんだみつおから太田に電話がかかってきたという話につながる。選挙特番を「僕は面白かったですけど」と、礼二がちらっと言っていた。初期の爆笑問題の不動産屋のコントの話にも、礼二は覚えてますという反応を示す。漫才について、劇場と番組とでは違う競技だという話もしていた。

 Spotify で、池田エライザのアルバムを聴きながら、21時頃にはもう眠ってしまう。

2021年11月13日土曜日

11月13日土曜日/かみむら文庫

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していた昨夜の「タモリ俱楽部」を観ると、冒頭、いつものようにタモリの決まり文句では始まらず、いきなり、大倉孝二の芝居がかったセリフから始まった。これは珍しい回だ。劇団ひとり、ヒコロヒー、大倉孝二といういいメンバーで、テレビ局の美術倉庫で使われているという「のりダン」の特集。それから、「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴くと、11時台は野間口徹がゲスト。ナイツは野間口徹をどこまで認識しているのか、親族代表というコントユニットをやっていたことにも少し触れていたが、その時代の話をもっと聴きたかった。小林賢太郎とは関係が深く、親族代表はお笑いライブでも観たことがあるが、ナイツとは接点はなかったのか。

 午後から外出。まず、東横線で渋谷に出る。渋谷なんてしょっちゅう寄っているようで、けっこう間が空いた。まんだらけに向かい、階段の百均から2冊買っていく。道玄坂を横切り、古書サンエーにも寄るが、こちらではなにも買わない。

◇ 神保町

 半蔵門線に乗り、神保町に移動し、ボーイズで食べようかと思っていたが、今日は休みだった。残念。いつもどおり、古本屋を覗きながら、靖国通りを交差点方面に歩いていく。矢口書店の外の棚から、テレビ番組の台本を2冊買っていく。交差点からすずらん通りに入り、東京堂も覗いていく。それから、御茶ノ水方面に進み、ひさしぶりにエチオピアに入りたくなった。この店は二十年以上ぶりになるんじゃないだろうか。ビーフカリーを食べる。食前のジャガイモを食べるのもひさしぶりだったが、そのあと、どういうわけか、ビーフカリーが出てくるまでかなり待たされた。自分のが出てからは、あとからやってきた客のも立て続けに出されていて、どうもタイミングが悪かったのか。辛さはゼロを選んだが、それでもまあまあ辛い。




 白山通りに出て、水道橋方面に歩いていく。水道橋というのはやっぱり思い出の地で、裏通りを歩くと、バイトをしていた時代の感覚が懐かしくよみがえってくる。水道橋駅に近いほうのベローチェに入り、ひと休みする。滞在時間、2時間弱。ひたすら読書をしていた。


◇ 演劇

 かみむら文庫の「「桃仙人」考」という公演を観るため、「路地と人」という会場を訪ねた。ステージナタリーのツイッターからたまたま知った公演だが、嵐山光三郎の「桃仙人」は少し前に読んだばかりだったから、観てみたいという気になった。主宰の上村聡というひとは、検索してみると、遊園地再生事業団の俳優だと知り、だったら好きなタイプの芝居だろうと判断した。千円という料金も安くていい。ベローチェとは目と鼻の先で、やや早く外に出てしまい、道端で少し時間をつぶした。19時開演、15分前が開場時間になっていて、それに合わせて会場に入る。古いビルの細くて急な階段を登った2階にある小さなスペースで、席はなんと、丸イスが6個並べてあるだけだった。知り合いでもないのにこんな公演を観にくるとは、我ながらよっぽどのもの好きだ。先にひとりのおじさんが席に着いていたが、スタッフの男性に予約の名前を言い、千円を払い、座って待っていると、6個の席は次第に埋まっていった。

 19時ぴったりに開演する。入り口から、すでに演技を始めながら上村聡が入ってきた。といっても、上村聡という俳優の顔かたちを知らず、このときに初めて観たわけだが、雪駄を履き、襟つきの派手なシャツを着ている。登場したときにはマスクをつけていなかったが、登場してからまず、始めに黒いマスクを装着した。リーディングパフォーマンスというから、朗読劇なんだろうかとも思っていたが、文庫本を読むというかたちをとってはいるが、実際に読んでいるのか、覚えたセリフをしゃべっているのかはわからなかった。だけど、「桃仙人」の文庫本は中公文庫とちくま文庫から出ているが、手にしている文庫本はそのどちらでもないように見え、栞紐がついていたから、小道具としてわざわざ作った文庫本だったんじゃないか。だいいち、まともにすべて朗読していたら上演時間に収まるはずがなく、一冊の本のなかからの取捨選択はもちろんある。しかし、これは朗読ではなく、ひとり芝居であり、形式がまず面白かった。演出はジエン社の山本健介というひとだが、ジエン社の公演も今まで観たことはない。上演時間、50分弱。この狭い空間で観るひとり芝居は、観る側も気を抜くタイミングがない。不思議なもので、落語会ならば、気を抜くタイミングはまだどこかにある。ひとりの俳優の演技に、ただひたすら集中する50分だった。

 飯田橋のブックオフに寄り、110円の文庫本を5冊、220円の単行本を2冊買った。飯田橋駅から南北線、日吉から東横線に乗り換え、横浜に帰ってくる。帰宅は夜遅くなり、録画していた「Nキャス」を観てから、深夜1時前に眠った。

2021年11月12日金曜日

11月12日金曜日/品川・川崎・ラジオやテレビ


◇ 品川・川崎

 今日も朝から都内に。昨日と同様、品川に用があり、昼食は港南口の鳥一支店という店に入り、から揚げ定食を食べた。830円。それから、京浜東北線で川崎に移動し、近代書房の向かいのベローチェに入り、ひと休みする。ラジオを聴きながら、しばらく眠った。滞在時間、2時間ほど。近代書房に寄り、外の百均棚から1冊だけ、パンチ佐藤の本を買っていく。モアーズのブックオフにも寄り、こちらでは4冊買った。西口に移動し、ラゾーナの丸善を覗いてから帰った。今日はなんとか、帰りの電車で少し読書をする。


◇ ラジオ・テレビ

 夜に帰宅し、疲れてしまい、横になってラジオを聴く。タイムフリーで、先週金曜に放送された「立川志らくのオールナイトニッポンGOLD」をようやく聴いた。日芸創設百周年記念特番。前半は、三遊亭白鳥が江古田から中継し、日芸の学生たちにインタビューをする。後半は高田先生が登場。この部分は事前録音だったようだ。落研時代の同級生だった右朝、後輩だった森田芳光の思い出がたっぷりと語られた。最後の30分は白鳥師匠がスタジオに戻り、志らく師匠とふたりでトークになった。同い年の先輩後輩であるふたり、こころを許しあっている会話があり、こういう馬鹿馬鹿しい会話をしているときが本来の志らく師匠らしい。最後のこの部分がいちばん面白かった。続けて、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、こちらのゲストはまんじゅう大帝国。

 Spotify のポッドキャストに、「お笑い芸人×音楽」というシリーズがあり、GERAで配信しているお笑い芸人が音楽について語る番組だが、この番組でも、小泉今日子とYOUのポッドキャストでも言っていたアンカーというアプリを使っている。ヒコロヒーの回を聴いてみたが、しゃべっている時間がやけに短く、だいぶもの足りなかった。

 録画していたテレビ番組もいくつか。昨日の「徹子の部屋」は、かまいたちがゲスト。序盤はかまいたちの悪ふざけが走っていたが、途中からは、黒柳徹子もかまいたちも、お互いに面白さをつかんだような感じがあった。なぜか「加トちゃんぺ」をくり返しやってみせる徹子と、もっとやらせようとする山内に笑う。昨夜の「アメトーーク!」は「かまいたちビックリ芸人」で、これも続けて観る。火曜の「さんま御殿」は、兄弟姉妹の特集。はなわ・ナイツ塙兄弟、本仮屋ユイカ・リイナ姉妹などに混じり、Dr.ハインリッヒが出演していた。今日の「ミュージックステーション」2時間スペシャルも、早まわしでざっと観る。池田エライザの新曲がよかった。23時過ぎに眠る。

2021年11月11日木曜日

11月11日木曜日/品川・ラジオを聴く

◇ 品川

 今日も朝から都内に。これでも、やや寒くはなってきているのだろうか。品川に用があり、昼食はすき家に入り、にんにくゴマだれ豚丼を食べた。490円。ツイッターから、瀬戸内寂聴の訃報を目にする。品川シーズンテラスを抜けようとすると、上階に公園があり、ここから品川駅につながっているのかと歩いてみたが、また下に降りなければならなかった。道路に沿って進んでいくと、駅ビルに入れる通路がぜんぜんなく、駅ビルの下をくぐって、反対側からぐるっと正面にまわり、階段を上がるというめんどうなルートになる。品川から東海道線に乗ると、混雑していて座りそこねた。横須賀線か京浜東北線に乗り、座って帰りたかった。寄り道する余力もなく、今日は読書もまったくできなかった。



◇ ラジオ

 夕方に帰宅し、タイムフリーで、聴きそびれていた番組をいくつか。月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、5GAPがゲストだった。記憶にはなかったが、「NHK新人演芸大賞」のナイツが優勝した年(2008年)には、5GAPも決勝に進出しているのだ。「新しい波8」に、劇団ひとりと同じ回に出演しているというから、じつは早くから注目されていたコンビだ。吉本所属だが、ツッコミのトモは東京出身、46歳だそうで、上野の松坂屋で開催された「志村けんの大爆笑展」を観に行ったという話から、「全員集合」の観覧にも行ったことがあるという話になり、ほかにも、仮面ノリダーの撮影現場を見に行ったり、なんと、「スーパーJOCKEY」の観覧には毎週通っていたという。火曜の放送(ゲスト・スリムクラブ)、水曜の放送(ゲスト・ぽんぽこ)も続けて聴いていく。ぽんぽこの高木ひとみ〇は、どうやら、好楽師匠の親戚にあたるらしい。

 Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、泉麻人がゲストだった。新刊の自選コラム集が面白そう。小島慶子と3人で、80年代のテレビと雑誌の話が弾んで面白かった。大竹まことと泉麻人は「冗談画報」が初対面なのだ。

 Spotify のニューリリースから見つけた、SPEEDのトリビュート盤を少し聴いてみた。ISSAが何食わぬ顔で参加していて、たいした男である。23時頃には眠る。

2021年11月10日水曜日

11月10日水曜日/八潮・奇行・二次創作


◇ 八潮

 今日も朝から都内に。京浜急行の立会川から、運河をわたり、八潮のほうまで歩く。途中、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクを買って飲んだ。昼食は立会川まで戻らなければだめかなと思っていたが、パトリア品川というショッピングモールがあり、1階に飲食店がいくつか入っていた。肉のヤマキ商店という店で、カルビ焼肉丼と肉うどんのセットを食べた。850円。疲れているせいか、肉がやけに旨い。

 パトリア品川を出ると、すぐ外に、かもめ橋という橋が運河に架かっている。かもめ橋を渡り、グーグルマップを見ると、立会川よりも鮫洲のほうがやや近い感じがするので、鮫洲駅まで歩いた。鮫洲から京浜急行、各停に乗り、熟睡しながら横浜まで帰ってきた。



 瀬谷区から注文が1点あり、これは歩いて届けてしまう。先日、ちょうどその近所まで行く用があり、それがなければ、近い距離だとは気がつけなかったかもしれない。グーグルマップを見ながら、お届け先まで歩いていくが、グーグルマップではその住所はなぜか表示されず、住所が間違っているのかと思い、近くにたどりついてから探せばいいだろうというつもりでいたが、その住所のとおりのお宅はすぐに見つかった。正しいのに、なぜ表示されないのだろう。表示させないように申請でもしているのだろうか。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「バナナサンド」は2時間スペシャルだったが、爆笑問題がゲストの部分だけを観た。ロケのVTRが長すぎるが、そのあと、太田の過去の奇行をクイズにするコーナーでは、それらのエピソードはすべて知るものではあったが、炎上みたいなことがあったあとにこれを観ると、なんだか涙が出そうになる。もちろん、選挙特番の前に収録されたものなのだが、しかも、番組の途中でニュースが挟まり、京王線の事件の被害者が回復したというニュースだったが、「ジョーカー」を真似たこの犯人のすがたと太田のエピソードを続けて観ると、人生とはなんと不思議なものかと感じてしまう。まさに、あの選挙特番の放送中に飛び込んできたのが、この京王線の事件のニュースだった。そのほか、番組最後に登場した、渡辺正行のものまねをする河口こうへいが面白かった。

 それから、月曜に始まった新ドラマ、「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」の第1話も観た。しかし、こういっては元も子もないかもしれないが、阿佐ヶ谷姉妹のドラマなのだから、阿佐ヶ谷姉妹本人たちが演じればいいのにとも思ってしまう。年末にはドリフのドラマが放送されるようで、そのキャストが発表されているのをネットのニュースで見たが、それにも共通していて、発想がなんだか二次創作的だ。「おそ松さん」を初めて観たときにもその違和感はあった。木村多江と安藤玉恵が阿佐ヶ谷姉妹役、つまり、お笑いコンビの役だが、脇役で登場する研ナオコのほうがよっぽどコメディエンヌのたたずまいをしている。いしのようこも出演していて、脇役のほうが興味を惹かれる。

 Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、一之輔さんがゲストだった。おもに、ラジオについて書いた新刊の話をしていた。そういえば、壇蜜とは「闇夜でコソコソ」で共演していたんだっけ。ツイッターから、細木数子の訃報を目にする。ラジオを聴きながら眠るが、また深夜に目覚めてしまった。睡眠がうまくいかない。

2021年11月9日火曜日

11月9日火曜日/蒲田・鶴見・プルースト

◇ ラジオ

 深夜に目覚めてしまい、そのまま眠らず、早朝、らじるらじるの聴き逃し配信で「東京ポーキュパインコレクション」の第3回を聴いた。第3回まですべて、なんとか聴き逃さずに聴いている。今回はケラの活動をたどるような内容で、ナゴムレコードの紹介から語られ、たま、筋肉少女帯、ばちかぶり、人生、カーネーション、オレンジチューブ、空手バカボン、有頂天、ローザ・ルクセンブルグ、うしろ指さされ組、小泉今日子、ムーンライダーズ、ロング・バケーション、石井明美「CHA-CHA-CHA」、ユニコーン「大迷惑」、ピチカート・ファイヴというような選曲だった。



◇ 蒲田・鶴見

 朝から都内に。雨降り。京浜急行、空港線の大鳥居に用があり、それから、京急蒲田駅に移動した。アーケードを抜け、ブックオフに寄っていく。110円の文庫本を2冊と、雑誌の棚から、読みたかった「文學界」を見つけ、これも買う。JRの蒲田駅に向かう途中、おみっちゃんという店に入り、ランチメニューの焼き鳥丼とミニそばのセットを食べた。700円。蒲田で時間をつぶそうかと思っていたが、いい案もなく、京浜東北線に乗り、鶴見に移動し、東口のベローチェに入った。ラジオを聴きながら、少し眠る。気候の変化のせいもあるのか、のどがかゆく、鼻水が止まらない。

 買ったばかりの「文學界」10月号を読む。プルーストの特集があり、保坂和志と柿内正午さんの対談を読みたかった。柿内「何を読んでも、何を見ても、終わるのはつまらないというか、始まりと終わりがあることにどれだけ意味があるんだろうと思っています。それは僕が保坂さんの小説を読むときにもよく感じることです。プルーストも保坂さんの小説も、時間というものを始点と終点がある線的なものでないところから感覚し、無時間的なものをどうやって自分が感覚できるかを読みながら考える本だと感じます。」 柿内の著書「プルーストを読む生活」について、保坂「この本で『失われた時を求めて』が脱線に脱線を重ねるから読んでいてわからなくなるということを、ちゃんと言ってくれているんで安心しました。」「プルーストの書き方自体が小説としてちゃんとしていないんだよね。どんどん違う話にずれていく。僕は最近よくメルヴィルのことを考えるんだけど、メルヴィルもいわゆる小説の形の小説を書いていない。20世紀小説、近代小説を代表する小説と言われるものが、ちゃんとした小説の形をしていない。」「小説でプルーストとメルヴィルに共通しているのは、とにかく知っていることや考えていることを全部詰め込んでしまうこと。そのためには形が小説ではなくなることなんか気にしてない。」「(メルヴィルは)小説っていう形に遠慮していず、「これが小説でしょうか?」というへつらう感じが全然ない。僕は最初から小説らしい小説は面白くないから。何でも入れるメディアというか器としても日記っていいんじゃないかと柿内さんは書いているんだけど、その器を探すことがいい小説を書くよりもずっと大事なんで。」



 ベローチェを出ると、雨は止んでいた。鶴見駅の西口に移動し、ここでもブックオフに寄っていく。鶴見店のクーポンがないかとアプリを確認していたら、蒲田店のクーポンがあることがわかり、200円を使いそこねてしまった。悔しい。鶴見店では 100円のクーポンをしっかりと使用し、4冊買う。疲れがひどく、帰りの電車では熟睡する。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方に帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」を観た。ゲストは立川志の輔。談志師匠が「徹子の部屋」に出演したときの映像が流れ、もしかすると、この映像は初めて観るかもしれない。1990年放送、54歳の談志。タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「問わず語りの神田伯山」を聴くと、太田の選挙特番についてしゃべっていた。ツイッターで、ジャッキーちゃんが太田を擁護していたとはぜんぜん知らなかった。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで「週刊朝日」を読むと、報道もされていたとおり、山藤章二の「ブラック・アングル」と「似顔絵塾」が今月で終了との発表があった。

 風邪薬を飲み、いったん眠り、深夜に目覚める。「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、今週も炎上の話題から始まる。飛び火についても触れるが、水道橋博士やぜんじろうの名前は出さず、しかし、徳光さんの炎上を把握もしているから、ツイッターをチェックはしているのだろう。オープニングのあとは、半分うとうとしながら最後まで聴いた。ずっと眠気がひどく、元気が出ない。

2021年11月8日月曜日

11月8日月曜日/炎上その後・読書や映画

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝に目覚め、日記を書こうとするが、まるであたまがまわらない。どうも神経が正常でない。録画していた昨日の「サンデージャポン」を観ると、先週の選挙特番の炎上について、たっぷりと時間を割き、杉村太蔵、デーブ・スペクターが問題点をきちんと指摘していた。続けて、「ワイドナショー」も観ると、こちらでも太田の選挙特番を話題にする。いみじくも、松本が亀田を思い出したと否定的な意味で語っていたが、亀田興毅が日本中からバッシングされていたときに、その亀田をただひとり擁護していたのが太田だったはずで、その点では、太田光はとても一貫している。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴くと、「サンジャポ」を観た高田先生、「杉村太蔵が頼もしく見えた」と、さっそく嬉しそうにしゃべっていた。恒例の太田からの手紙を受けとり、炎上で便箋が焦げてるって。12時台は、ハライチ岩井がゲスト。高田先生と岩井の顔合わせが珍しいと思ったが、一年前にも出ていたようだ。

 楽天マガジンで「週刊現代」を読んでいたら、「新幹事長・茂木敏允が一般人を怒鳴った「なべおさみ事件」」という見出しが目に留まった。安倍政権時代、新幹線で、なべおさみに間違えられて、食べていた弁当をひっくり返し、大声で怒鳴りつけたことがあるのだという。読書欄には、本橋信宏「出禁の男 テリー伊藤伝」の書評があり、評者は誰かと思えば、なんと、松村邦洋だった。井筒監督の連載コラムでは、「DUNE デューン 砂の惑星」を酷評している。

 ツイッターからニュースを見ると、新幹線で放火事件が起きたようで、鉄道での事件が続く。今度の容疑者は69歳。ツイッターのトレンドから、徳光和夫が、水道橋博士の YouTube 番組での発言で炎上していることも知った。

 昼に駅前まで外出し、すぐに帰ってくる。銀行に寄り、アマゾンの売り上げがようやく振り込まれていることを確認し、ほっとした。2回連続で振り込みが失敗し、1ヶ月以上も振り込みがなかったのだから苦しくなるはずだ。金が思うようにまわらずに迷っていたが、金が入り、思いきって、チケットを2件予約した。

 タイムフリーで、昨日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴くと、14時台は、山寺宏一がゲストだった。落研出身だというのは知っていたような気がするが、その前はものまね芸人にもなりたかったのだという。しかし、同い年の、とんねるず、柳沢慎吾を観て、かなわないと思ったのだそうだ。来週のゲストは中川家だそうで、楽しみ。ラジオを聴きながら、少し眠る。

◇ 読書・テレビ・映画

 今柊二「定食と読書」を読み終えた。2010年刊、本の雑誌社。文学作品に登場する定食について考察したエッセイ集だが、文学の解釈は広く、映画やマンガなども扱っている。小津作品に「カロリー軒」という店が登場することから、御茶ノ水のキッチン・カロリーのカロリー焼きについて解説し、その思想はすた丼とも同じだとして、「もし小津安二郎が現代に生きていたとすれば、(すた丼を)おそらく気に入ったと思う。」とつなげていく展開がすごい。おまけ的に載っている食レポコラムの描写がさらに楽しく、これぞ、今柊二の真骨頂。

 読書メーターに読み終わった本を登録するついでに、「ブックオフ大学」の感想をチェックすると、名指しで褒めてくれている感想をまた発見し、とても嬉しい。8人の執筆者がいるなかでも、無名のわりにはよく名前を出してもらっていると思う。

 録画していたテレビ番組をいくつか。土曜日の「お笑い向上委員会」は、ヒコロヒーを中心にした前週から、さらに、なすなかにし、みなみかわという松竹勢が加わった。さんまに追いつめられるみなみかわに爆笑。「ゴッドタン」は恒例の「オオギリッシュNIGHT」の若手オーディションという企画。岩崎う大がだんとつで面白い。日曜の「笑点」では、冒頭、オープニングアニメの前に、パルト小石追悼の時間が作られ、代表作である「空中浮遊」と「あったまぐるぐる」の映像が流されていた。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。先週観た「バイス」が面白かったので、同じくアダム・マッケイ監督の「マネー・ショート 華麗なる大逆転」を観た。2015年公開。これも実話をもとにした経済ドラマで、この題材にはまったく疎いが、語り口が楽しく、かっこいい。「Truth is like poetry. And most people fucking hate poetry. (真実は詩に似ている。ほとんどのひとが嫌いだ。)」という言葉を思わず書き留める。そのほか、村上春樹「1Q84」からも言葉が引用されていた。

 深夜0時過ぎ、Spotify でポッドキャストを聴きながら眠るが、深夜3時頃に目覚めてしまい、ブログの更新をしようとするが、途中までしか書けなかった。

2021年11月7日日曜日

11月7日日曜日/マキタ学級20周年

◇ ラジオ

 早朝に目覚め、ラジオをつけるが、聴きたい番組がなく、たまたま文化放送に合わせてみると、北方謙三の「三国志」のラジオドラマを放送していて、伯山が語りをやっている。以前、「問わず語りの神田伯山」でしゃべっていたのはこれのことかと初めてわかった。他局ならば、番組内で宣伝するはずもなく、ツイッターを見ていないからそれっきりでわからなかった。10月から始まっていたとは知らなかった。7時からはTBSラジオに切り替え、「石橋貴明のGATE7」をつけておく。真中満、村田真一、広沢克己が出演していて豪華だったが、真中を「ニッポン放送ショウアップナイターの解説」と紹介していて、考えてみると、TBSは野球中継をやめてしまった局なので、そこで野球の番組をやっているというのも面白いものだ。録画していた昨夜の「Nキャス」を途中まで観ると、新庄の新監督就任会見を初めて映像で確認できた。ラジオやネットのニュースでは目にしていたが、新庄みたいな人物は映像で観たほうがいい。たけしも新庄をベタ褒めしていた。そのほかには京王線の事件が気になる。鉄道はセキュリティ強化の流れになるのだろうか。


 朝から都内に。昼食は高円寺のくいしんぼで、日替わりランチのバターチキンカレーとハンバーグを食べた。750円。東高円寺駅から丸ノ内線に乗り、新宿三丁目に移動し、ベローチェに入り、アイスコーヒーとブリオッシュクリームパンを食べた。スマホの充電をしながら、ただぼんやりと過ごす。



◇ ライブ

 ベローチェを出て、マキタ学級20周年ライブを観るため、東新宿のレッドクロスというライブハウスに向かう。行ったことがあるライブハウスだったか、着いてみるまでは記憶がはっきりしなかったが、ここは初めてだ。16時開演、直前に会場に到着すると、同じように、直前にやってくる客がぞろぞろと列を作っている。なかに入ってみると、とても狭い会場だ。こういう会場でライブを観る感覚というのもひさしぶりで、ドリンクを引き換え、開演を待っていると、ライブは10分遅れで始まった。マキタさん、スーパーモリノ、ウチノファンタジーという3人編成、そろいのボーダーのシャツに革ジャンというすがたでステージに現れた。しかし、あとのMCによると、ボーダーのシャツはそろえたわけではなく、偶然、そろってしまったようだ。「マキタスポーツのテーマ」から「芸人は人間じゃない」と、いきなり代表曲が続く。マキタ学級には2枚のフルアルバムがあるが、今日の演奏曲はおおむねそのアルバムからの曲だった。コミックバンドスタイルなし、純粋にロックバンドスタイルのマキタ学級のライブを観ることがとてもひさしぶりだった。20周年としては、あまりにもこじんまりしたライブのようにも最初は思ったが、むしろ、マキタ学級をよくわかっている客ばかりで心地がいい。「黒い車」という曲なんかは、改めていい曲だと思った。アンコールが2回、「男達のメロディ」と「オレの歌」が聴けた。終演後には「WON'T BE LONG」が流された。すみやかに会場を出ようとすると、入り口のところにいた浅知恵太郎さんがあいさつをしてくれた。ほんと、浅知恵さんはいいひとで、覚えていてくれて嬉しい。外に出て時間を見ると、17時45分。約1時間半のライブだった。

 靖国通りのブックオフに寄っていく。110円の文庫と新書を、合わせて4冊買った。まだ時間が早いので、西口のブックオフにも寄った。こちらでは、110円の文庫本を2冊買う。新宿から小田急線、藤沢行きの急行がちょうどやってきて、大和までは乗り換えなしで帰ってこれた。夜遅くに帰宅し、タイムフリーで、昨夜の「東京ポッド許可局」を聴くと、「WON'T BE LONG」をここでもかけていた。深夜0時前に眠る。

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1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...