2022年5月7日土曜日

5月7日土曜日/吉田健一展

◇ テレビ

 朝、どうも変な夢を観ていたようで、寝坊したような錯覚をした。早起きする必要もなく、ゆっくり眠っていればよかったのに、無駄に早起きをした。録画していた昨夜の「タモリ俱楽部」を観ると、ロッテの初芝、ビビる大木が出演し、「歌舞伎町のホームラン女王」というのでなにかと思えば、歌舞伎町のバッティングセンターに通う49歳(!)の女性の特集だった。ここ数年の「タモリ俱楽部」のなかでは珍しいタイプの特集で、とても面白かった。この女性はなにか目標があるわけではなく、ただ好きで通っているというのもすごいのだが、初めてのホームランは16年前で、なぜ記録が残っているのかといえば、女性のホームランが珍しいため、ベテランスタッフが興味本位で記録をつけていたというのだから面白い。

 午前中から外出。横浜から根岸線に乗り、石川町に出て、元町を進んでいくところで正午になると、この時間から道路をふさぎ始め、歩行者天国になった。元町の真ん中に、いつの間にかマクドナルドができていた。本当はもう少し早く出て、昼食を済ませるるつもりでいたが、もたついてしまい、時間がなくなった。パンを食べておこうと思い、ウチキパンに寄るが、正午過ぎという時間で、なかなか混んでいた。のんびりと選んでもいられず、キーマカレーパンとミルクパンをとり、ふたつで 390円。港の見える丘公園に向かう坂道を歩きながら食べた。




◇ 展覧会・講演

 今日の目的地は神奈川近代文学館。「吉田健一展」を観たかった。12時半頃に到着し、一般料金700円を払い、まずは展示を観る。吉田健一をろくに読んだこともなく、なのに、この展示を観にくる人間がどのくらいいるのかわからないが、神奈川近代文学館にしばらく行ってなかったから、ここらで行っておきたくなった。生誕110年だそうだが、ということはつまり、吉本興業と同い年だ。展示を眺めても、知識が追いつかないことだらけだが、手紙が多く展示されていて、それら手紙の細かい文字をガラス越しに読むというのもなかなか目玉に負担をかける。ネットで調べればわかるだろうと思うものは飛ばし読みしていくが、その判断もうまくできていたかどうか。ネス湖のネッシーに興味をもっていたようで、庄野潤三から送られた、週刊誌にネッシーの記事が載っていたことを知らせる手紙が展示されていた。鉢木会というのにも興味が湧き、そうそうたる作家が写っている写真を4コママンガ風に並べ、大岡昇平が文をつけたものが可笑しかった。吉田健一が落語を披露する写真があったりなど、楽しそうなのだが、吉田健一の発言をきっかけに三島由紀夫が脱会したというトラブルもあり、吉田健一が詫び状を書いている。そういった手紙も残されている。

 展示は1時間程度でまわれた。14時からは講演を予約してあり、閉館時間を考えると、展示は先に観たほうがのんびりできるかと思い、早くやってきたのだが、1時間程度で済んだならばあとで観てもよかったか。それはともかく、立ちっぱなし、歩きっぱなしで、ひざが痛くなる。13時半にもうすぐなるというタイミングで、ホールがある2階にあがり、受付で、講演のチケットを引き換えた。千円、自由席。整理番号、92番。ロビーのソファーに座り、入場の順番を待った。扇形の客席、入り口から奥に進み、右側のやや後方に座る。チケットは完売していたようだが、隣りの席は最後まで空いていた。壇上には演台があり、前にはアクリル板が立てられ、役所の窓口みたいだ。

 14時になったら、演壇の後方から松浦寿輝が登場する。そこが出入りできるようになっているとは知らなかった。松浦寿輝の本も一冊も読んだことがなく、しかし、どうもこの講演は聴いておくべきなのではという直感があり、金もないのに予約したのだが、結論からいうと、その直感は当たっていたと思う。入場時に、松浦寿輝が用意した資料が配布され、講演はそれをもとに進行する。「人生」と「小説」という軸となるテーマがふたつ。資料の余白に、メモをとりながら聴いた。松浦寿輝は講演時間は1時間だと思っていて、最後の数分で質問をとろうとしたが、実際は、1時間過ぎから質問コーナーに入るという段取りだったんじゃないだろうか。資料とともに、質問用紙も配られていて、講演が始める前にはもう集められていたようだ。質問に答えたあとに、もう少し時間があり、しゃべり残した話に戻る。松浦は若いころから吉田健一を読み、このように歳をとればいいんだと思っていたが、現在、吉田健一が亡くなった歳を追い越し、懐疑的になっているといって笑わせた。余生のユートピアという話だった。講演は1時間半で終わり、時間差で退場し、外に出る。



 神奈川近代文学館のあとは、たいがい本牧まで歩くのだが、来週の講演も予約しているから、今日はやめにした。元町に降り、グーグルマップで検索して見つけた古本屋に行ってみる。ワグテイルブックストアという店で、元町の裏通り、中村川に面した小さいビルの2階にあった。せっかくだからなにか買っていこうと思うものの、自分の守備範囲とはだいぶ違い、吉田健一の本にしようかとも思ったが、結局、1冊だけ、昭和50年発行の「文藝春秋デラックス」を買っていく。マンガ特集で、のらくろが表紙だから、次回ののらくろードにもっていくことにしよう。

 中華街に入り、遅めの昼食にしようかと思うが、まるで決められず、ぐるぐると歩きまわるが、食べたいものがない。そもそも、あまり腹が減っていない。満腹になりたいときにはいいが、軽く食べたいというときにはかえって困るのが中華街だ。先に食べたウチキパンがけっこう効いているようで、昼食は保留。中華街の山下公園側の入り口に、いつの間にかベローチェができていた。とりあえず、ベローチェに入り、スマホの充電をしながら、しばらく読書をした。2時間ぐらい経ち、外に出ると、すっかり夜になっている。昼食は食べそびれ、もう夕食だが、蘭州牛肉拉麺という店に決め、焼き牛肉ビャンビャン麺を食べた。880円。消費税がつき、968円。



 中華街から横浜駅まで歩いてしまうことにして、歩きながら、タイムフリーで、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いた。「常連さん」はえのきどいちろう。平沼のブックオフに寄り、220円の単行本を1冊買う。

 帰りの電車内でも読書の続きを。「ネットフリックス大解剖」を読み終えた。2019年刊、ディスクユニオン。11作品を11人のライターが紹介しているネットフリックスのガイド本。3年前の本だが、この一冊で、その当時の基本的な作品はだいたいカバーしているのだろう。11作品だけでなく、そこから派生する作品も紹介され、観るべきものはネットフリックス内だけにとどまらない。

 帰宅は夜遅くなり、ブログの更新をしようとするが、眠気で朦朧とし、書きあげられなかった。鼻水が止まらず。風邪薬を飲んでおく。「HONMOKU RED HOT STREET」を途中からつけ、聴きながら眠ってしまい、深夜に目覚め、ブログを書きあげてからまたすぐに眠りなおした。

2022年5月6日金曜日

5月6日金曜日/濱口竜介特集など

◇ 生活

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた昨夜の「アメトーーク!」を観た。「大喜利苦手芸人」。大喜利が得意な立場で呼ばれている、笑い飯西田、バカリズムにからむ、オズワルド伊藤が面白かった。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(ゲスト・増位山太志郎)から、そのまま、「中川家 ザ・ラジオショー」をつけておく。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FLASH」の「週刊テレビのウラ側」という連載コラムに、沖縄に芸能スクールがぞくぞくと開校しているということが書いてあり、芸能プロには「基地跡地ビジネス」という狙いがあるのだという。沖縄の米軍基地跡地利用に関する有識者懇談会の委員には、吉本の大崎洋が名を連ねているようだ。

 午後から外出。今日も暖かく、カバンにパーカーを入れて、家からは半袖で出る。近所の小学校の校庭で、ソーラン節を流して踊っているのが見え、なんとはなしに聴いていてあれっと思ったが、自分の知っているソーラン節とはなんだかだいぶ違う。教育現場に取り入れられているとは話としては知るものの、それがどういうものなのかは今までよくわかっていなかった。「ワルイコあつまれ」で「ワルイコソーラン」というのをやっているが、てっきり、あの曲はもっと改作されたものだと思っていたが、実際に教育現場で使われているものと、たいして違わないということか。



◇ 日ノ出町・伊勢佐木町

 横浜から京浜急行に乗り、日ノ出町に出る。数日前に、ビートきよしがツイッターを始めていることを知り、雀荘を始めたようなのだが、住所を調べてみると日ノ出町なので、ちょっと寄ってみようと思った。以前、ビートきよしのブログを見ていたときにも気がついたが、餃子の翠葉という店と懇意にしているのか、その雀荘の住所は翠葉のビルの地下になっている。しかし、行ってみると、雀荘の看板が出ているわけでもなし、場所は間違いないと思い、きよし師匠のツイートをその場で確認してみると、ほんの6分前にツイートされていた。今、すぐそこの地下にビートきよしがいるのかと思うと興奮するが、それ以上はなにをどうするということもできない。

 イセザキモールに歩き、雲雀洞に寄っていくと、今日は店が開いていた。いつ寄っても閉まっていることが続いていたが、せっかくだから、なにか買っていこうと思い、外のワゴンから2冊選び、店内に入ってみると、知らないおじさんが店番をしている。雇っているひとがいるとは聞いていたが、出会ったのは初めてだ。ようやく開いてると思ったら、本人がいないのだから、よっぽど間が悪い。店番のおじさんに話しかけようかと迷ったが、自己紹介もめんどうなので、黙ったまま、2冊買っただけですぐに出た。

 雲雀洞でもうちょっと時間を食うつもりでいたから、ひまになってしまった。イセザキモールを関内方面に歩き、ぶらぶらして、戻ってくる途中、マイカリー食堂に入り、バターチキンカレーを食べた。620円。






◇ 映画

 濱口竜介監督の「親密さ」という映画を観るため、横浜シネマリンに。シネマリンでは濱口竜介の特集上映をやっていて、何本か観たいと思っていたのだが、予算の都合もあり、なかなかうまく予定が組めなかった。本当は「ハッピーアワー」をいちばん観たかったのだが、なにしろ、上映時間が6時間もあるから、上映回数もかぎられている。今夜、オールナイトで上映されるのだが、明日の予定が先に決まっていたので、体力的なことを考えると断念せざるをえなかった。「親密さ」と続けて観るつもりで、かなり迷っていたのだが、この映画だって4時間以上あるのだ。16時5分の回、10分前ぐらいに到着。混雑するかもしれないと思い、この劇場では初めてオンラインでチケットを買っておいた。スマホの画面を開き、QRコードを見せて入場する。実際、客席はそれなりに埋まっていた。4時間以上のこの映画、演劇に取り組む若者たちのドラマなのだが、後半がまるまる演劇の上演になっている。濱口竜介監督の作品では、演じることそのものがいつも大きなテーマとしてあるようだ。無名の俳優たちであるから、前半のドラマもドキュメンタリーっぽく感じられる。では、後半はドキュメンタリーなのかというと、それも混乱させられる。どちらも俳優が演じているすがたを映していることには変わりないのに、ドラマの2時間と演劇の2時間の違いはなんだろうか。演劇の場面も、それにしてはカメラワークが不思議で、一回上演したものをただ撮影しているのだろうかもわからなくなった。

 

 すっかり夜になり、映画館を出て、ブックオフに寄っていく。110円の文庫本を6冊、220円の単行本を1冊買った。イセザキモールをまた関内方面に歩いていく。有隣堂の隣り、吉野家のあとはとんかつ屋になったのか。ベローチェに入れるかと思ったが、22時閉店まであと30分しかなく、あきらめて、横浜駅まで歩いてしまう。吉野家のあとにできたとんかつ屋は、野毛にもあった。そんなに急に増えるものだろうか。ローソンストア100に寄り、パンと飲みものを買い、歩きながら食べる。平沼のブックオフにも寄れるかと思ったが、こちらも 22時閉店で、間に合わなかった。ベローチェも平沼のブックオフも、コロナ以前には 23時まで開いていたのだ。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・滝川クリステル)と、それから、昨夜の「警視庁・捜査一課長」を観た。このドラマ、ナイツのラジオではしょっちゅう話に出てくるが、今まで一度も観たことがなかった。今回は、塙さんが演じる刑事が主人公の回だというので初めて観てみたものの、今日の「ビバリー昼ズ」でもさっそく話題になっていたので少し知ってしまったが、土屋さん、錦鯉も登場し、亡くなった奥さんがじつは清水ミチコだったという、完全に「ビバリー」のリスナーのためのドラマだった。次回の予告には小島よしおが登場しているし、こんなに変なことをやってるんだと、今さら知った。深夜1時頃に眠る。

2022年5月5日木曜日

5月5日木曜日/のらくろード古本市

◇ 古本市

 夜どおし、古本市の準備をして、早朝から眠ったような気がするが、記憶がはっきりしない。一回、目覚めて、ラジオをつけたのは覚えているが、7時半頃には起きあがった。キャリーカートを用意し、古本を詰めたクリアケースを括りつけて固定するのだが、なにしろひさしぶりだから、いつもどうやっていたかわからなくなってしまう。9時には出発。なんとか間に合う時間には出られた。暑くなりそうで、着ていこうとしていたパーカーはカバンに入れ、家からTシャツで出る。この時間はまだ、電車はさほど混雑はしていないようで、横浜駅の乗り換えもスムーズにできた。しかし、カートを引きずっていると、なかなかどこの席でも座れるというわけにはいかず、ずっと座らずにいたら、呼吸がやや苦しくなってくる。


 東横線で渋谷に出て、半蔵門線に乗り換え、清澄白河まで。2年5ヶ月ぶりの古本市は「のらくろード古本市」から始まることになった。11時前ぎりぎりにのらくろードに到着すると、例のごとく、商店街は歩行者天国になっていて、露店や催しもののテントが並んでいる。古本市はどこでやってるかなと探しながら進んでいくと、ほんの木さんのお店の前の道路に、ほかの出店者さんたちがすでに本を並べている。あれっと思ったけど、そこでいきなり出会ったのが青山通信さんだ。小田原に住んでるのに、こんなところまでわざわざいらしている。まず、森下さんにあいさつしにお店を覗き、それから、自分も本を並べ始めようとしていると、あれっと思うひとがもうひとりいて、なぜか南陀楼さんのすがたがあった。なんでこんな時間からここにいるんだろうかと思うが、無視するわけにもいかないと思い、「おはようございます」とあいさつをして、本を並べ始めていると、気配がするので後ろをちらっとふり向いたら、南陀楼さんが突っ立って見ていた。うわっと思い、いやそうな顔をしてしまったが、隠すように並べていると、ちっちゃい声で「いいじゃん」と言うのが聞こえ、気がつけば、南陀楼さんはどこかに消えてしまった。


 今回、ひさしぶりの古本市なので、看板を新たに作りなおそうかとも思っていたのだが、まるで余裕がなくなり、あきらめて古いものをもっていこうとしたら、それが見つからないので困ってしまった。古本市の道具一式、一緒にまとめてあると思っていたのに、まさかないとは思わなかった。以前にどうしたかの記憶がまったくない。しかたがないから、今回は看板なし。ここはもともと、屋号がなければいけないような決まりもないからいいのだけど。そういえば、お会いするかなと思っていた常連出店者のかたは意外といらっしゃらなかった。この古本市の公式ツイートによると、ほかの出店者さんは、レインボーブックス、一夜文庫、bookworms、むゆう舎、ヨリミチブックス、tsugubooks というみなさんで、全員いらしたのかもわからないのだが、レインボーさんがいたから助かった。ほかは知らないかたばかりかと思っていたが、一夜文庫さんは不忍でたけし特集をやったときにお客さんとしてお会いしているようだ。お客さんでは、Kamebooks さん夫妻も早い時間からいらしていた。ほかに知り合いでは、書肆ヘルニアさんがきてくれた。売りものの古本をすぐ目の前で見ていたのだが、帽子とマスクをしていて、話しかけられるまで誰だかまったく気がつかなかった。

 今回は、同時に大道芸もやっているのが楽しく、ときどき、売り場を離れて見物に行った。森下さんによると、大道芸の開催はここでは初めての試みだそうだ。コロナ禍では大道芸の催しもずいぶん中止になってしまい、まるで観る機会がなかった。おろしぽんづという芸人はカラーコーンを使ったジャグリング、ハードパンチャーしんのすけはわりと定番のジャグリングをやる。KOMATAN という芸人はコマを使った曲芸を見せるのだが、江戸曲独楽ではないスタイルのコマの曲芸を観るのは初めてだ。ほかには、DAN というアコーディオン奏者、それから、AYUMI というスティルト(足長)の女性は歩行者天国を歩きまわり、古本を売っているこちらのほうにもやってくる。子どもたちが面白がって逃げまわっているのがにぎやかだった。






 のらくろードといえば無料配布なのだが、今回は意外とゆったりしていて、もらえるものはぜんぶもらおうというような張りきっている感じのひとは見かけなかった。ほんの木さんでは文庫本の配布があり、われわれも並び、一冊ずつもらった。ほかのお店からは、おせんべいやお茶をいただき、お菓子をくれるひともいて、しょっちゅうなにかを食べていた。ちょっと暑くなる時間もあり、ほんの木さんからアイスキャンディーもいただいた。遅い時間になると、だいぶのんびりしてくる。われわれが古本を売っているすぐ隣りにはテーブルが置いてあり、マスキングテープで紙袋をデコレーションして楽しめるように用意されていて、ひまをもてあましたレインボーさんが取り組んでいたら、小学生の女の子も一緒になって始めていた。

 思いのほか、本はよく売れてくれて、忙しいようなことはまったくなかったのだが、ほどよくにぎわいがあり、たまにきたお客さんが買ってくれるといういい売れかたをした。今回はもう、在庫処分のつもりでばんばん安い値段をつけたのが成功した。ようかいけむりも生産中止になってしまい、最後の2枚だったが、ちびっ子たちが珍しそうに見ているので話しかけたら、お父さんを呼んで買ってくれた。本が売れると、なによりも、帰りの荷物が軽くなるのがうれしい。南陀楼さんの本も2冊置いてあったが、ババ抜きみたいにきれいに売れ残った。

 16時に古本市は終了。荷物をまとめて失礼する。トイレに行きたく、清澄白河駅に直行した。半蔵門線に乗り、渋谷から帰ろうとするが、寝過ごしてしまい、気がつくと、田園都市線に突入していた。どうしようかと思ったが、溝の口まで乗り、大井町線に乗り換え、自由が丘から東横線に乗ることにした。結果的には、渋谷駅で乗り換えるよりも楽だったかもしれない。やや涼しくなり、カバンに入れてあったパーカーを電車内で着る。お菓子をいろいろいただいたのでまるで腹が減っていなかったが、横浜に戻ってきたところで今日初めてのまともな食事をとる。東口の吉野家に入り、うわさの親子丼をようやく食べた。

 夜に帰宅すると、部屋がちょっと暑い。まず、今日の売り上げの計算をして、それからすぐに眠ってしまう。深夜に目覚め、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・尾上菊之助&丑之助親子)を観て、Netflix でドラマをひとつ。「ブレイキング・バッド」の第1話を観たが、これは別に続きを観なくてもいいか。ドラマをもう1本観ようかと思っていたが、気力が湧かず、朝方近くにまた眠りなおした。

2022年5月4日水曜日

5月4日水曜日/古本市の準備を

◇ ラジオ・テレビ

 遅めに目覚めてラジオをつけるが、午前中は聴く番組がなく、じつにつまらない。しかたなく、ニッポン放送の垣花正の番組をつけておくが、まるで聴き心地のよくない番組だ。

 録画していた昨夜の「ものまねグランプリ」を観ると、今回は「ガチの歌ものまねNo.1決定戦」という歌まねだけにしぼった3時間。扱う曲は、CDがいちばん売れていた時代、1990年から2010年に発売されたものに限定されるというルール。今、いちばん旬のJPを輩出したのはこの番組だが、JPはハリウリサとともにダウンタウンのものまねで「明日があるさ」を歌った。せっかくこのタイミングで出演していても、歌まねに限定されては活躍の場面は少なく、先日のフジテレビの「ものまね紅白歌合戦」のほうがJPをフル活用していた。そのくせ、お見送り芸人しんいちやゆめちゃんといった、ものまねが本芸ではない旬の芸人を出演させる。しんいちは宮本浩次、ゆめちゃんは松浦亜弥のものまねをやり、本職のものまねと並ぶレベルのものではなかったが、しんいちがどの番組でも「R-1」のトロフィーを抱えているという作戦は新しい。写実派では驚異的な技量の新人が増えていくなか、誇張派のベテラン、神奈月の奮闘が目立っていた。1回戦は井上陽水のものまねで「アジアの純真」を歌い、決勝に進出し、決勝では吉川晃司のものまねで、セリーヌ・ディオンの「タイタニック」の主題歌を歌った。写実派は上手くても芸の幅が狭いひとが多く、決勝進出者7組のうち、3組が1回戦と同じネタになり、チャゲアスのものまねをした KINZ と K-ing が優勝した。審査員には前田敦子がいたのだが、もうひとりの誇張派、キンタローと初対面だったのも今回の見どころのひとつ。

 午後はラジオを聴きながら雑務を。今日の仕事を片づけ、それから明日の古本市の準備にとりかかろうとしていたが、夕方の時点でまったくなにもできていない。今日もブックオフのセールに行きたいと思っていたが、予定を変更せざるをえない。古本を運搬するクリアケースも、ずっと放置していたらずいぶんほこりまみれになってしまい、風呂場にもちこみ、洗うところから始める。夕方に、駅前まで買いものにだけ行き、すぐに帰ってくる。

 今週は、ニッポン放送は「ビバリー昼ズ」も「ザ・ラジオショー」もお休みで、文化放送の「ゴールデンラジオ!」をつけてみたが、この番組は祝日はいつも大竹まことは休みになり、いとうあさこと水谷アナで放送していた。おかげで、ほかの番組を聴く余裕がたっぷりとあり、タイムフリーで、友近の「シン・ラジオ」(金曜放送)を聴くことができた。この番組を聴くのは2度目。古本の値付けをしながら、今週も3時間すべて聴いてしまった。

 夜、録画していたテレビ番組をいくつか。まずは今日の「徹子の部屋」(ゲスト・神津善行&中村メイコ夫妻)から。それから、昨夜の「イワクラと吉住の番組」を観ると、先週に引き続き、東京03飯塚がゲスト。飯塚は、松本人志がコントで演じる人物が年齢不詳なことを指摘する。

 「水曜日のダウンタウン」も放送直後に観てしまうが、先週に欠席していた浜田は今週も不在。今週は「みんなの説スペシャル」。「メシ屋で提供が早すぎたらそれはそれでおっかない説」がすごかった。からくりを明かしてくれないのだが、実際にこういう店を作れるんじゃないだろうか。「フラッシュ暗算 途中にめちゃ気が散る画像挟まれたらさすがの暗算名人でも正解出せない説」では、暗算名人の高倉佑一朗というひとが登場したが、タレントじゃないひとをドッキリで盗撮していたのはちょっと怖い気がしてしまった。この場合、誰が承諾したのだろう。「本屋の店員 制服がエプロンなの謎説」というのもあったが、書店員経験者として、謎だと思ったことは一度もない。

 「あちこちオードリー」もすぐに観た。伊集院光と渋谷凪咲がゲスト。朝のラジオを辞めたことについての話を期待したが、そこはあまり語られなかった。渋谷凪咲の引き合いに出す、自覚的になったバラドルに対する伊集院の毒がすさまじい。伊集院に今田・東野について訊いていたのも珍しかった。それはさておき、伊集院が「かかってる」という言葉を使っていたのが気になった。ここ数ヶ月でやけにたくさん耳にするようになった言葉だが、いったい、どこから出てきた言葉なのだろう。

 ツイッターを見ると、お笑いナタリーに、昨日の「漫才新人大賞」の記事が一日以上が経ってようやく出ていた。審査員に渡辺正行の名もあり、ろくに取材していないのがまるわかりの記事だ。現場にもきていないのだろうし、漫才協会の側から記事にしてもらうようにお願いでもしたのだろうか。

 古本市の準備が終わらず、値付けをした本をケースに詰めてみると、まだまだぜんぜん余裕がある。いつもは入りきらないくらいに用意してしまい、どれを置いていくかに悩んでいたものだが、ブランクがありすぎて、まるで勘がつかめない。古本市が連続してあれば、売れ残りをまわしているだけでもなんとかなったのだが、イチから準備するというのはなかなかめんどうだ。深夜も準備は続く。

 タイムフリーで、火曜の「ビバリー昼ズ」を聴くと、12時台は、平成ノブシコブシ徳井健太がゲスト。徳井と黒沢かずこは、森三中がノブコブよりも1年先輩であり、とても近い間柄のようだ。東貴博に、徳井と黒沢で質問攻めにする時間がかなりあり、くりぃむしちゅー有田が覚醒したという東八郎十三回忌の舞台の話を東から訊き出す。その話を有田がどこかでしゃべっていたのか、少し前に、欽ちゃんの「週刊文春」の連載でもこの舞台について語られていた。あるいは、徳井が注目する銀座7丁目劇場時代のココリコ、後輩から慕われるというダイタクの話も面白い。

 古本市の準備は終わらず、聴くラジオもなくなってしまい、Spotify のポッドキャストで「植竹公和のアカシック・ラジオ」を聴いた。比較的最近の、2月と3月に配信された泉麻人の回。前編は、近刊に書かれた銀座について。後編は泉麻人の読書歴。

2022年5月3日火曜日

5月3日火曜日/「漫才新人大賞」

◇ 交通

 眠ったり起きたりしながら、気がつくと朝9時前。10時に家を出るつもりだったが、10時に起きればいいのだと勘違いをしていた。11時前にはなんとか出発し、クリエイトに寄り、1本満足バーを買っていく。連休中だからどうだろうかと思っていたが、横浜までの電車は混雑していて座れない。東横線の横浜駅がひどく混んでいたが、混んでいるのはみなとみらい方面で、渋谷方面のホームはあまり並んでいなかった。みなとみらいではなにがあるのか、みなとみらい線の乗り降りに時間がかかっているようで、折り返しに遅れが発生していた。東横線では座れた。渋谷駅には7分遅れの到着。渋谷駅も混雑していて、半蔵門線に乗り換えるのにエスカレーターに乗るだけでも時間がかかるが、どういう加減か、急いだら意外とうまくいったようで、予定通りの電車に乗れてしまえた。



◇ 演芸会

 半蔵門駅から、1本満足バーを食べながら歩き、国立演芸場にたどりつく。漫才協会主催、毎年恒例の「漫才新人大賞」だが、昨年は開催されず、2年ぶりだ。12時半開場、10分過ぎくらいに到着し、入り口では検温と手指の消毒あり、静かな雰囲気だったが、階段に進むと行列ができていた。予約の列に並び、当日精算、3000円。受付の横にはロケット団の倉本さんが立っていて、案内をしていた。ほかに若手もたくさんいるだろうと思うのに、ロケット団がまだそんなことをやるんだ。指定席かと思っていたが、自由席だった。視力がもうだめなので、なるべく前のほうに座りたく、2列目の左端の席に着いた。開演前に、場内にはチルアウト系の音楽が薄く流れていて、いったい誰の選曲なのかと不思議に思った。開演時間が近づくと、審査員の高田先生が、ロケット団の三浦さんに案内され、客席にやってきた。客席中央を見ると、倉本美津留、いとうせいこうもすでに座っていた。もうひとりの審査員、渡辺正行は、昨日の「ビバリー昼ズ」で言っていたが、コロナでお休みになってしまった。

 13時開演、司会のナイツが登場。簡単なオープニングがあり、すんなりと本戦が始まる。出場者は8組、あらかじめ登場順は決まっていて、まず前半、出演順に、2世代ターボ、舎弟、たぬきごはん、バジトウフーという4組。8組の顔ぶれを見て、これならば、2世代ターボの優勝も充分ありえるのではと期待していたが、ちょっと弱いかと思えるような内容だった。順番がトップでなければ、どうだったろうか。前半4組が終わり、ナイツが再び登場。舎弟の「ドアホ!」というギャグを、塙さんがさっそく多用する。後半は、春組織、いち・もく・さん、なにわプラッチック、ぽ〜くちょっぷという4組。8組中、観たことがないのはたったひと組、春組織だけを初めて観たが、この春組織がだんとつで面白かった。20分の仲入りを挟み、前回優勝のマリアがゲストとして漫才を。それからいよいよ、結果発表。全組が並び、審査員も壇上にあがるが、せっかく豪華な審査員をそろえたのに、エンディングしかしゃべらせないのだからもったいない。なんの遊びもなく、すぐに結果発表になり、高田先生はボケもなく、春組織の優勝をあっさりと発表した。まあ、これしかないだろうという結果だ。審査員コメントもそれぞれ短く、倉本美津留といとうせいこうはあたりさわりのないコメントしか言わず、とても本心とは思えなかった。外部から審査員を招いて、あたりさわりのないコメントしか言えないという状況はまずいんじゃないだろうか。渡辺正行がいたら、もうちょっと盛りあがったのではという気がする。高田先生は土屋さんに、たんたんと進めすぎだと突っ込んでいた。2時間強で終演。退場は時間差になり、前の席は少し待たされた。

 半蔵門駅のあたりで昼食にしようと考えていたが、閉まっている店ばかりで選択肢が少ない。麹町のほうまで歩いてみるが、どうも決められず、蕎麦でも食べようかと思い、半蔵門に戻り、一番町に向かって歩いていくが、しかし、小諸そばもゆで太郎も閉まっている。渋谷に出ると混んでいるだろうから、半蔵門で食べてしまいたかったが、うまくいかない。昼食はあきらめて、とりあえず、一番町のベローチェに入り、アイスコーヒーと、ブリオッシュクリームパンを食べた。スマホの充電をしながら、しばらく読書をしていく。



◇ 渋谷・学芸大学・自由が丘

 半蔵門から渋谷に移動し、まんだらけに寄っていく。階段の百均に「東京人」のバックナンバーがたくさんあり、1冊だけ、落語特集を見つけて買っていく。もう1冊、「悲劇喜劇」の最新号もあり、ここはときどき、いい雑誌の最新号がまぎれているが、決まった客が売っているのだろうか。道玄坂を横切り、古書サンエーも覗くが、こちらではなにも買わない。

 東横線に乗り、今度は学芸大学に移動する。ゴールデンウィークのセール中につき、今日もブックオフに寄らざるをえない。なかなか買うものが見つけられなかったが、なんとか探し出し、110円の文庫本を1冊、コミックを1冊、220円雑誌を1冊買う。ブックオフを出ると、すっかり日が暮れていた。ここでようやくまともな食事になり、てんやに入り、天丼を食べた。500円。学芸大学から自由が丘に移動し、もう1店、ブックオフに。110円の文庫本を1冊、220円の単行本を2冊買う。自由が丘からは各停に乗り、のんびりと読書をしながら帰ってきた。



 夜遅くに帰宅し、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・吉行和子)を観て、深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴き、4時頃に眠った。

2022年5月2日月曜日

5月2日月曜日/GWのブックオフ

◇ 生活

 朝にいったん目覚め、ブログの更新をひとつ。またすぐに眠りなおし、昼前に起きあがる。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつけておくと、12時台は、島津亜矢がゲスト。高田先生が絶好調で、島津亜矢が笑いっぱなし。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。オープニングの終盤には、つい先日に亡くなった岸野猛師匠のエピソードを話していた。14時台は、友近がゲスト。


 15時前から外出。パーカーを着ていくと、外に出てみたら、意外とまだ寒い。まず、三ツ境に出て、キッチンPocoに入り、生姜焼き丼を食べた。クリックポストを投函する必要があり、うちからいちばん近い郵便ポストだったら 15時までに出せば確実だったのだが、ほかの郵便ポストでも大丈夫だろうと思っていると、三ツ境駅までの道のりにある郵便ポストはすべて15時前に集荷が済んでしまっていた。三ツ境方面はなぜか集荷が早いようだ。三ツ境の郵便局の前にある郵便ポストならどうだろうかと、行ってみると、15時15分の集荷があり、ポストに入れようとしていると、ちょうど集荷のクルマが停まっていて、おじさんがまだ大丈夫ですよといって、親切に受け取ってくれた。この郵便ポストは平日は17時台にも集荷があり、もしもの場合には覚えておこう。それとは別に、チケット代を振り込む必要もあり、ゆうちょ銀行を利用するが、メールに書いてあるどの番号を入力すればいいのかわからず、まごまごしてしまった。やりなれていないと、さっぱりわからない。何度か試すことになったが、なんとか無事に振り込み完了。ある劇団のホームページから購入したチケットだが、送料を含めても、プレイガイドで買うよりも手数料は安く済む。


◇ 瀬谷・さがみ野

 ゴールデンウィークのセールを目当てに、瀬谷のブックオフまで。アプリ会員は20パーセント引き。110円の文庫新書を6冊、220円の単行本を2冊買い、100円引きクーポンも併用する。それから、瀬谷駅のほうまで歩く。仕事の都合でよく歩いていた時期もあったが、瀬谷はいつぶりになるだろうか。北口のイトーヨーカ堂が建設中だったころを知っているが、南口に着いてみると、こちらも変化していて、以前の状態が思い出せないほどだった。イトーヨーカ堂が完成してからも、訪れるのは初めてのはずだ。



◇ マンガ

 瀬谷からさがみ野に移動し、もう1店、ブックオフに。なんだか今日は、単に読みたい本を躊躇なく買うだけの日になってしまった。110円の文庫新書、コミック、合わせて7冊買う。相鉄ライフのドトールに入り、ひと休み。ブレンドと、ブリオッシュショコラを食べ、買ったばかりのマンガをさっそく読みたくなってしまった。

 いがらしみきお「ふつうのきもち」を読んだ。2020年刊、双葉社。これは素晴らしい。シンプルにすごいことを描いているマンガだ。小学生の男の子と、その家族や友だちの日常を、果てしないようなアングルで捉えている。初出はWEBコミックアクション。2018年から連載されていたが、終盤にはコロナ禍に突入し、テーマもコロナ禍になっていく。普通のことを描こうとしていたこの作品が、もし、コロナ禍にならなかったら、もっと傑作になっていた可能性も考えたくなったが、しかし、コロナにならなかったとしても、普遍的でありながら、時代の空気は大いに反映されているようにも感じられる。あとがきを読むと、「一般意志」をマンガにしようと思ったということが語られている。


◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、ヒロシがゲスト。不思議とヒロシはこの番組によく呼ばれている気がする。放送中の「しゃべくり007」も追っかけ再生で観てしまう。ゲストはJP。「ものまねグランプリ」の司会だった郡司恭子アナに思いを寄せていたという素のJPも面白かった。芸の力量だけでなく、JPにはひとのよさもあるのがだんだん見えてきた。ものまねコーナーもあり、原口あきまさ、河口こうへい、No.ナオト、今井らいぱちが登場。今井らいぱちってひとは、なんだか見覚えがあると思ったら、ヒガシ逢ウサカというコンビだったひとだ。河口こうへいの渡辺正行のものまね、何度観ても最高。

 タイムフリーで、聴きそびれていた「ナイツ ザ・ラジオショー」を連続して聴いていった。先週月曜は、大自然がゲスト。あまり興味のないコンビだったが、エピソードは意外と面白く、飲み会で一緒になった中山美穂の話が傑作。「伝説の一日」の「さんまの駐在さん」のリハーサルに、代役として参加した話も興味深く聴いた。先週火曜は、濱田祐太郎がゲスト。先週水曜は、とろサーモンの代役で、FUJIWARA がゲストだった。

 深夜、眠れなくなり、ブログの更新をひとつ。昨日、ひさしぶりにツイートしたら、通知が気になってしかたがなくなったが、通知が落ち着いてしまうと、それはそれで、そのあとにはなんともいえない静けさがやってくる。しかし、そもそも、ツイートなんかしなければ、そんな静けさを感じることはないんだけれども。この静けさに耐えられず、もうひとつツイートなんてやっていると、ずるずるとツイッター依存ということになっていく。

 配信依存につき、眠れない夜は、アマゾンプライムでドラマを観るしかない。「トワイライト・ゾーン」の第3話は、白人警官が不気味な悪役として登場する。ドラマは古典的だが、背景にはブラック・ライヴズ・マターがあり、時代の空気をたっぷりと吸い込んでいる。

2022年5月1日日曜日

5月1日日曜日/告知をすると通知がくる

◇ テレビ・ラジオ・映画

 昨夜は変な時間に眠ってしまい、早朝からもう少し眠りなおす。録画していた昨夜の「Nキャス」を観ると、今週は知床の遊覧船事故のニュースから始まり、山梨の行方不明になった子どものニュース、それから、佐々木朗希に審判が詰め寄ったという映像を初めて観た。ブログをひとつ更新して、もう一回眠りなおしてから、録画していた今朝の「サンデージャポン」を観る。ここしばらくはウクライナの話題が続いていたが、今週はゴールデンウイークのイベント紹介から始まり、がらっと呑気な番組になった。若林アナと良原アナのロケがあり、そのあとに知床の事故、それから、ウクライナのニュースを扱った。アメリカのカービー報道官が会見で言葉を詰まらせたという映像には、人間的な反応に救われるような思いがする。この番組でも山梨県の女児行方不明事件を扱うが、「Nキャス」も「サンジャポ」も、母親の言葉をくり返し流していて、どうも危険な報道に感じる。こんな報道はやるべきではない。

 今週の「ワイドナショー」は松本が出演。そのほか、ヒロミ、中居正広、根本宗子というメンバー。知床観光船の事故、それから、佐々木朗希に審判が詰め寄った話題を長めに扱っていた。「TVタックル」は野球特集。大谷翔平と佐々木朗希を徹底解剖。

 午後は「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。14時台は、A.B.C-Z の塚田僚一がゲスト。熱海五郎一座に出演するのだ。ラジオを聴きながら雑務。近所の郵便ポストまで投函に行くが、外は雨降り。こういう天候の日は、ちょっと外に出るだけでもいやだ。ブログをもうひとつ更新して、少し昼寝。

 夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。 昨夜に放送された「藤井風テレビ」の後編がなんといっても素晴らしく、「ピアノバー」のコントはシソンヌのコントに藤井風が混じっているという感じだったが、「出所」というヒコロヒーとのコントでは、しっかりと芝居をする。あるいは、「大工の棟梁」というコントでは、シソンヌ、ヒコロヒーのモノボケに、藤井風がえんえんとノリツッコミをしていく。星野源にはない無意識過剰性が藤井風にはあり、まわりに支えられている構図がいい。そして、歌になると、圧倒的なステージを見せる。

 昼に放送されていた「前人未笑」という特番を、せいや、ヒコロヒー、ランジャタイ国崎という布陣に期待して録画しておいた。笑える状況にないひとを笑わせようというのが番組趣旨なのだが、意外と凡庸な番組かなとも思いながら観ていると、最後の国崎のロケが思いがけない展開を見せる。国崎が訪れたのは閉店する文房具屋だったのだが、品物を売るのを手伝っていた国崎は、売りもののすずりを20万円で買うといきなり言い始め、最終的には、自分で値段を吊り上げ、53万円でそのすずりを買った。国崎の奇行が文房具屋さんを救うことになり、爆笑と感動を同時に発生させていたのがすごかった。

 今日の「笑点」は、演芸コーナーにはキャラメルマシーン、大喜利の助っ人にはヨネスケが登場。今週は、全員が円楽と同じ紫色の着物を着る。円楽のリハビリ中の映像が流されたが、ずいぶん瘦せ細ってしまい、こんな映像を流す必要はないんじゃないだろうか。大喜利は、ヨネスケに合わせた「大きなしゃもじを持って一言」という問題もあり、ヨネスケと小遊三のじゃれ合いが楽しかった。

 昨夜の「お笑い向上委員会」は、先週に引き続き、モグライダーを中心に、同じマセキ所属の狩野英孝、パーパーも加わる。「ゴッドタン」は「銀シャリ橋本のテクニックを抜いてあげよう!」という企画。これはものすごく面白かった。

 夜、のらくろ―ドの告知のため、1年4か月ぶりのツイートを投稿するが、ひさしぶりすぎて、どんなトーンで入っていけばいいのかさっぱりわからない。投稿したらしたで、通知がくるから、ありがたいことだが、そのたびにそわそわする。これを日常的にやっていたのかと思うと、こんなことでどれだけ無駄な神経を使っていたかわからない。それとまた、以前からなんとかしたいと思っていた、楽天ブログの整理にもようやくとりかかる。リライトして、こちらのブログに移していきたいと考えているのだが、とりあえず、こちらのブログの下書きに順にコピペしていこう。気が遠くなる作業だが、まずは、2004年1月1日から1月10日まで。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。アマゾンオリジナル映画の「僕を育ててくれたテンダー・バー」を観た。ジョージ・クルーニー監督作にハズレなし。洒脱で、ビタースウィートな味わいに満ちている。

 Spotify のポッドキャスト、「小泉今日子とYOUのK-POP PARTY」の第3回目が4月末に配信されていた。昨年10月以来の配信だが、今回から月イチの配信になるようだ。

古本市参加のお知らせ

2022年5月5日(木・祝)

のらくろード古本市

会場:たかばしのらくろード商店街

(森下駅、または、清澄白河駅下車)

11時開始~16時終了

 

(※ 画像は2017年2月)


 ひさしぶりの告知です。日記ばかり書いてますが、そういえば、そもそもこのブログは、ドジブックスのお知らせをするために始めたのでした。2020年11月には「みなまき一箱古本市」もありましたが、通常どおりの古本市は、2020年1月の「みちくさ市」以来、のらくろードは2019年12月以来の参加です。

 日記も絶賛更新中。5月1日現在、更新が約1ヶ月半ほど遅れてますが、1ヶ月半前で更新が停まっているわけではありませんので。よろしくどうぞ。

ブログ アーカイブ

1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...