2022年8月16日火曜日

8月16日火曜日/ドラマは観ていないが



◇ 新橋・鶴見

 今日も朝から都内に。今日まで暑くなるという予報だったが、思いのほか、朝は涼しい。お盆休みで、電車は空いていた。まず、新橋に出て、日比谷シティのほうまで行ってくる。昼はまた新橋に戻り、どこで食べようかと迷いながら、ニュー新橋ビルの地下に降り、ぐるっとひとまわりして、美食小屋という店に決める。ランチメニューのニラレバ定食を食べた。500円という安さ、そのうえ、ボリュームもある。ついでに、1階にたくさんある金券ショップを覗き、明治座の「ビバリー昼ズ寄席」にまだ未練があって、チケットがないかと探してみたが、どうも、演劇やコンサートのチケット自体を扱っている店が見当たらない。金券ショップを覗いてみることもしばらくなかったが、土地柄、明治座や新橋演舞場、歌舞伎座なんかのチケットは、かつてはよく売っていたはずだ。シロウトの転売ヤーじゃあるまいし、古物商であってもやりにくくなっているご時世か。


 新橋4丁目のベローチェに入り、ひと休み。しばらく読書していく。それから、鶴見に寄ろうと思い、新橋から京浜東北線に乗るが、ぐっすり眠ってしまい、横浜まで寝過ごしてから戻ってきた。鶴見のブックオフに寄り、110円の文庫本を3冊、文庫コミックを3冊、220円の単行本を1冊買う。ブックオフだけのためにわざわざ鶴見で途中下車したのだが、一度降りて乗りなおしても、新橋から横浜までまっすぐ乗るのと電車賃は不思議とほぼ変わらない。そういえば、鶴見は「ちむどんどん」の舞台になっているんだったか。駅のポスターを見て思い出したが、ドラマを観ていないから、具体的なことはなにひとつわからない。

◇ テレビ・ラジオ・配信ドラマ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「徹子の部屋」は、宮本信子がゲスト。土曜放送の「人生最高レストラン」は、加藤茶がゲストだった。結婚前のデートに小野ヤスシと左とん平が必ずついてきていた話、何度聴いても笑う。それから、タイムフリーで、聴きそびれていた先週水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。14時台は、鳥居みゆきがゲスト。舞台の稽古中に、きびしい演出家のダメ出しを録音していて、「聴いて聴いて」って、塙さんに聴かせたという話に笑った。あるいは、セクシーな咳に憧れ、稽古場で練習してたら変な声が出た話とか。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもするが、週刊誌はお盆休みだ。暑いから早く寝てしまったが、深夜に目が覚めた。眠りなおそうとしたが、目が冴えてしまい、アマゾンプライムで「私立探偵濱マイク」の続きを観た。第5話は須永秀明監督。「けものがれ、おれらの猿と」の監督だが、ミュージックビデオが本職のひとで、キャストが派手なのがこの回の取り柄だが、この回はあんまり面白くない。自殺の扱いの軽さがなんともいやだ。窪塚洋介のニセ濱マイクが登場のほか、南部虎弾、松尾伴内、hitomi、この当時は旬だった鳥肌実、大阪ロケの場面には浜村淳が、それから、ナンバーガールのライブシーンもあり、映画版「濱マイク」の主要人物である南原清隆がドラマ版ではこの回だけに登場している。

2022年8月15日月曜日

8月15日月曜日/終戦記念日



◇ 四ツ谷

 今日も朝から都内に。暑い。四ツ谷に出て、昼食はしんみち通りの赤札屋という店に入り、チキン照焼定食を食べた。550円。この店は二度目。あとから入ってきた客の生姜焼きよりも時間がかかり、どういうわけかと思っていると、あつあつの鉄板に乗せられて照り焼きがやってくる。前回、ドリンクのサービスがわからずに飲みそびれたが、待つ時間が長かったから、そのあいだにドリンクの在処もつきとめた。無事にアイスコーヒーを飲んだ。おしんこも小皿にとってきた。そのあとは、コモレ四谷のドトールに入ろうと思ったが、行ってみると休みだった。とりあえず、コモレ四谷の地下のライフで飲みものを買い、館内のベンチに座ってみたが、冷房が弱く、快適でなかった。



◇ 読書

 ひょんなことから、懐かしい場に行く日になった。横浜に戻り、東口のドトールに入り、しばらく読書をしていく。今日は終戦記念日に合わせ、「週刊金曜日」で発行している「この日、集合。」という冊子を読んだ。2006年に、井上ひさし(1934年生)、永六輔(1933年生)、小沢昭一(1929年生)が集合した、紀伊國屋ホールのイベントを書籍化したもの。3人それぞれの講演と、鼎談が収録されている。司会は矢崎泰久(1933年生)。戦争の話をしているのだと思って読んだが、開催日は5月3日の憲法記念日で、憲法について語っているイベントだった。まあ、なんでもいいんだけど、2006年だから、行こうと思えば行けたのかもしれないが、このイベントは開催されたことも知らなかった。この当時ならば、この3人では小沢昭一がいちばん好きだった。この講演では、歌謡曲や軍歌を歌いまくり、ハーモニカまで吹いている。鼎談ではそれぞれの戦争体験が語られるが、ちょっと歳上の小沢昭一だけが軍隊に行っている。敗戦を知ったときのことを、小沢「悪いけどうれしかった。だけど周りはそうでもない。みんな悔しい、残念だ残念だって、のたうち回ってね。(略)だからおれはそれにつき合わなきゃなんないの。しょうがないから一緒に大地を爪でかきむしって悔しがるんだけど、気がつくとおれだけ笑いながら悔しがっているというような(笑)。」 敗戦後、すぐに寄席に行ったという小沢を、講演では軍国少年だったようなことを言っていたのにと永六輔が突っ込むと、「だからガラッと変わるんです。変わり身は早いんですよ(会場・笑)。」 年齢が上の先輩たちは「マインドコントロールが深いから」悔しがっていたが、小沢昭一はそうでもなく、それはなぜかというと、「一つには、落語少年だったというのがどうも役に立った。だって落語っていうのはダメなやつしか出てこないんだもん。落語の世界は軍国主義は皆無でしたよ。」 


◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、昨日注文したアダプタが届いていることを真っ先に確認した。パソコンにつないでみると、ちゃんと電気が通り、ほっとする。充電しているあいだに、録画していた「徹子の部屋」を観た。終戦記念日のゲストは仲代達矢(1932年生)。90歳という年齢に驚いてしまうが、しかし、黒柳徹子(1933年生)も同年代だ。最後は徹子さんと、お互いの舞台の成功を祈り、拍手し合った。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、高田先生(1948年生)も終戦記念日について語っていた。戦後生まれの世代がいよいよ戦争を語るようになっていく。12時台は、石倉三郎がゲスト。同年代の高田先生とのトーク、坂本九、三木のり平、高倉健のエピソード、いやあ、ぜんぶ面白い。寺尾聡と仲がよく、寺尾聡のコンサートに引っぱり出されて歌を歌っていたら、それをきっかけにレコードを出す話になったそうで、GLAYのドラムのトシが曲を書いてくれたというのだが、そんなメンバーいたかなと思って検索してみると、どうやらサポートメンバーのひとだ。所ジョージが書いた「警告」というレコードをすでに出していて、番組ではこの曲をかけた。由紀さおり、安田祥子がコーラスをしている。

 昨日観そびれた「サンデージャポン」の録画を観ると、統一教会の問題について、先々週の太田の発言が炎上していたのだが、あまり追いかけていなかったから、紀藤弁護士や乙武洋匡からも批判や疑問の声があがっていたことは知らなかった。先々週の放送を観ていたかぎりでは、対立する意見を言っているわけではまったくないことはわかるのだが、そのことは太田自身がはっきりと語る。「ワイドナショー」も観ると、こちらでは古市憲寿の発言が炎上していることを扱っていて、これについてもよく知らなかった。フジテレビの番組での発言のようだが、事件をきっかけに統一教会批判が始まったことのジレンマを語ったのか、太田と似たような意味なのか、それとも、別の意味なのか。この日は松本が不在の週だったが、この番組では松本がせっかく「キリトリ禁止」を訴えたのに、自局の番組での発言を切り取って伝えられても、その発言の前後を教えろと言いたくなる。古市の真意はともかく、それよりも、一度嫌われものになると、なにを言っても叩かれるというこの世の地獄を感じる。

 昨日の「週刊さんまとマツコ」は、この番組で何度か特集している夢グループのコンサートを観るため、さんまとマツコが川越を訪れるというロケ企画だった。埼玉出身の土田晃之が同行する。以前の特集で、楽屋の弁当が冷たいために出演者がお金を出し合って電子レンジを買ったという問題が発覚したことから、楽屋見舞いに電子レンジをもっていくため、家電量販店に寄っていく。さんまが家電量販店にいるすがたが新鮮だ。土田の家電の知識がここで活きるのだが、ついでに、さんまが自宅のテレビを買いなおそうとするところで次週に続く。

 タイムフリーで、先週月曜の「フワちゃんのオールナイトニッポン0」を聴いた。いつもは聴いていない番組だが、この日はAマッソ加納がゲストだったから、ちょっと聴いておきたくなった。冒頭からえんえんと行動科学の話をしていて、知的な内容にして、テンションは高く、会話のテンポがすこぶる早い。普段、中年がしゃべるラジオばかり聴いてるから、なんだか刺激物をいただいたような耳になる。ラジオを聴きながら、パソコンが使えない数日のあいだに溜まっていた注文品の梱包を片づけ、深夜0時過ぎに眠る。

2022年8月14日日曜日

8月14日日曜日/アダプタが買えない

◇ 戸越銀座・五反田

 早朝に目覚め、短い睡眠時間なのに、昨日はパソコンの画面をぜんぜん見ていなかったせいか、意外と元気だ。しかし、家を出ようとすると眠気がひどくなる。今日は雨は降らないだろうと思っていると、駅に着くまでにぽつぽつと大粒の雨が降った。その後はやっぱり晴れる。

 朝から都内に。まず、戸越銀座に用があり、そのあとは時間があるから、本当は東急沿線のブックオフをまわれるだろうと思っていたのだけど、パソコンの不具合のためにヨドバシカメラに寄る必要ができてしまい、何店もまわるようなひまは作れなくなった。1店だけ寄ろうと思い、五反田まで歩くことにした。グーグルマップを確認しながら中原街道を歩いていくと、途中、自転車に乗ったおばさんにTOCの場所を訊かれ、地元じゃないんですがと断りながらも、グーグルマップを見ていたから、近くにあるということはわかっていた。自分もちょっと寄ってみようかと思っていたのだ。スマホでグーグルマップを見せながら説明するが、高速道路が重なっていたりして、地図上ではわかりにくく、ちゃんと伝わったか不安が残ってしまうが、自転車だから先に進んでいたおばさんに、横断歩道で追いつき、おせっかいとは思いつつも、自分も地図で見ているだけなくせに、より細かく説明しなおした。歩いていくと、自分の説明どおりだったので、ほっとする。しかし、鉢合わせになると気まずいから、自分はTOCに寄れなくなってしまった。


 ブックオフのある交差点まで出て、先にベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書をする。それから、タイムフリーで、ラジオも聴いた。金曜放送のヒコロヒーの「CURIOCITY」は、先週に引き続き、神田伯山がゲスト。今週は映画の話になり、伯山は「哭悲」というゾンビ映画について語り、ただただ楽しませるだけのウソをついていた橘ノ円師匠と重ね合わせる。そのあとは歌舞伎の話にもなり、会話がとても弾んでいた。「問わず語りの神田伯山」も聴くと、こちらでは和泉元彌のプロレスについて熱弁をふるう。それから、ミュージックテイトが閉店の危機だという話をしていた。今回の放送はやけに熱がこもっていた。


 ブックオフは、今日まで 20パーセントオフセール。店の外にあったなかやまきんに君のポスターが、そんなに長期間置いてあったわけではないだろうに、すっかり日焼けしていた。新書の棚から、なんと、山田邦子「生き抜く力」のサイン本を2冊見つける。以前にも1冊見つけているので、同じ本のサイン本がこれで3冊に増えた。ほか、110円の文庫本を4冊、220円の単行本を3冊買っていく。

 TOCビルにやっぱり行ってみたくなり、さっき寄ってしまったほうが楽だったのだが、わざわざ戻ることになった。しかし、いつも、五反田駅からブックオフまでしか歩かないから、その先の距離の近さが初めてわかった。なぜかもっと近代的なビルのように思い込んでいたが、なかなか古いビルのようで、地下に降りてみると、庶民的な雰囲気が残る店が多くある。このビルをなんとなく気に留めていたのは、以前、「アメトーーク!」の「キャベツ芸人」の回で、ケンドーコバヤシが紹介していた店がこのビルに入っていたことを覚えていたせいもあるが、その中華屋を覗いてみるととても混んでいた。今日は日曜だからしかたがない。ひととおり歩きまわり、シロクマカレーという店に入り、牛すじカレーを食べた。700円。

◇ パソコン

 大崎広小路駅まで歩き、東急線を乗り継ぎ、横浜に戻ってくる。五反田で楽しく過ごしてしまったが、今日はパソコンをなんとかしなければならないのだ。ヨドバシカメラ1階のパソコンの相談窓口に向かい、カバンからパソコンを取り出しながらカウンターに近づいていくと、相談は有料になりますということをだしぬけに言われ、たじろがされる。以前は無料だったのに、無料だと思うからここをあてにしていたのに、いつの間にそうなっていたのか。しかし、ここまでやってきて引き返すわけにもいかない。充電されなくなってしまったこの窮状を訴え、パソコンとACアダプタをカバンから取り出すと、男性店員が2名で対応してくれて、裏側から別のアダプタをもってきて、自分のパソコンにつなげるとランプがつく。問題はアダプタにあることがわかったが、これの交換については2階売り場での対応になるという。結局、アダプタをつないでみせただけで、550円とられた。幸い、溜まっていたポイントがあり、ぎりぎり金は出さずに済んだが、以前は無料だったことを思うと、ひどくぼられた気になる。カウンターの隣りではおじいさんが、別の店員を相手にごにょごにょとさっぱりわからない説明を続けていたが、とはいえ、それを無言で聴いているだけの店員というのもまるで仕事をしていない。2階に移動し、誰かひまそうな店員はいないかと探していると、様子を察した店員がこちらにやってきた。1階でのことを説明すると、また別の店員が現れ、無言のまま、スマホでなにかを調べ始めた。なんだか、うすぼんやりとした男だ。無言の男に待たされることになるが、調査が終わったのか、ようやく口を開いたかと思うと、在庫はなく、取り寄せもできないということを言われた。なんだったのかと思うような時間だ。

 ほかの店もあたってみようと思い、ビブレにソフマップがあったことを思い出す。誰かひまそうな店員はいないかと探してみると、禿げ散らかした男が対応してくれたが、こういうアダプタは店頭では扱っていないとの回答。ソフマップはあきらめ、ビックカメラにも行ってみると、しかし、こちらでは店頭にアダプタが売られていた。禿げ散らかし男は、メーカーに問い合わせるしかないとも言っていたのだが、ずいぶんでたらめだ。じゃあ、ここで買えばいいかというと、値段がかなり高いので躊躇する。今の所持金ではきつい。そういえば、さっきのヨドバシカメラでは、うすぼんやりした男はアマゾンならば売っているということもちらっと言っていた。じつは、役に立つ情報を教えてくれていたのだ。これはもうアマゾンで買うしかないか。検索してみると、ビックカメラで買うよりも手頃な値段のものがある。今日中に復旧しなければと考えていたが、明日には届くだろうか。ほかに手はないとなると、しかたがない。金の計算をし、スマホからすぐに、アマゾンでアダプタを購入することで決着した。

◇ テレビ

 夕方には帰宅し、録画していた昨夜の「Nキャス」を観た。冒頭に台風のニュースがあり、そのあとには、三谷幸喜が読書感想文のポイントを語る企画があった。記憶になかったが、先週もやっていたんだったか。先週は「あらすじは不要」「「どう思ったか?」ではなく「どう変わったか?」」ということを語っていたようで、今週はその発展形として、「冒頭は台詞で」「体言止めを活用」「最後は両親に感謝」というポイントをあげるが、こうなると完全にふざけている。実践例として、井上陽水「少年時代」の歌詞を題材に書いた、安住、新井恵理那の感想文が読まれ、三谷が添削するが、番組最後には、先生の見本として、三谷幸喜が番組の感想を書くと予告される。オープニングに予告されたとおり、放送中に書かれた感想文を番組終了間際に三谷自身が読みあげ、みっつのポイントと、今日の放送の内容をきれいに入れ込み、番組終了ぴったりに終わらせたのが鮮やかだった。

 パソコンが使えないというのは不便なもので、スマホをプリンターにつなげられれば、注文品の発送はできると思い、USBをスマホの指し込み口に変換するアダプタをダイソーで買ってきたのだが、つなげてみても、うんともすんとも言わない。しばらく悪戦苦闘していたが、どうもプリンターの型が古いようで、スマホには対応しないようだ。結局、あきらめて、発送が遅れるお詫びのメールをいくつも送る。昨日から溜まっているから注文も多くなる。部屋が暑い。くたびれて、深夜0時過ぎに眠る。

2022年8月13日土曜日

8月13日土曜日/「まんが道」の再放送

◇ パソコン

 昨夜からパソコンが充電されず、原因がわからない。電源タップを交換し、ひとつのコンセントから電力をとっているから、電力が弱くなっているのではと思い、時間が経てば、充電器に電気が溜まるのかしらと考えていたが、朝を待っても状態は変わらない。今まで使っていた電源タップが熱で溶けていたことがわかり、怖いから、パソコンをつながないときはタップのスイッチを切っていたのもなにか関係しているだろうか。なんにしても、今日は台風だから外出しないつもりでいたのに、このまま一日、パソコンが使えないのは困る。家での作業はすべて止まってしまうし、ブログも更新できない。壊れるにしても、間が悪すぎる。なんとかならないかとスマホで検索し、調べてみるものの、ヨドバシカメラの相談窓口を利用するのがいちばん手っ取り早いとは思うのだが、台風の日にヨドバシカメラまで行くのはいやだ。明日になんとかするというのがいちばん楽なのだが、今日一日、パソコンは使わずに済ませられるだろうか。パソコンに悩まされながら、「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いた。ラジオを聴きながら、30分ぐらい眠る。

◇ テレビ

 今日はどうしようもないから、録画していたテレビ番組を観ていくしかない。昨夜の「タモリ倶楽部」には大塚愛が出演し、「世界のたこ焼きパーティー」という企画。今朝の「週刊フジテレビ批評」は、恒例の「夏ドラマ辛口放談」に、XXCLUB の大島育宙が初参加していた。(ドラマ考察の YouTube をやっている。) 大島のほかは、吉田潮、木村隆志、梅田恵子というメンバー。常連だったこじらせハスキーの橋爪ヨウコはいなくなってしまった。「ワルイコあつまれ」も観ると、「慎吾ママの部屋」のコーナーでは、宮澤エマが紫式部を演じていた。演技をする印象があまりないなと思ったが、そういえば、「鎌倉殿の13人」にも出ていたんだった。途中で観るのをやめたから忘れてしまっていた。ウィキペディアを見ると、香取慎吾とは、やはり、三谷幸喜の「誰かが、見ている」で共演しているのだが、これも1話だけしか観てないから忘れていた。

 水曜木曜の深夜に一挙再放送されていた「まんが道」を1話から順に観ていく。この2日間で全15話が放送される予定だったが、地震のニュースがあったために、9話までしか放送されなかった。続きの放送はいつになるのだろうか。このドラマはリアルタイムでも観ているのだが、ウィキペディアにあたってみると、1986年11月から「銀河テレビ小説」の枠で放送されている。ということは、小学5年生のときに観ていたのか。そのときに、原作は読んでいたのかどうか。中央公論社のぶ厚い愛蔵版が手元にあるのだが、何十年ぶりに取り出してみると、1986年10月初版になっているからドラマに合わせて発売されたのだろうか。しかし、手元にあるのは、1987年7月6版だから、明確にドラマの放送よりもあとに入手したものだとわかる。じゃあ、ドラマの翌年に読んだのかというと、よくよく記憶をたどってみると、初めて読んだときはどうも友だちに借りたような気もして、こうなるともう正確なことはわかりようがないのだが、原作との違いを感じながらドラマを観ていたような気もなんとなくしている。

 改めて観ると、子どものころには気がつかなかったキャストにも目が向く。喜劇人好きとしては、玉川良一が銭湯で浪曲を唸る場面だとか、桜井センリと犬塚弘が共演している場面などには心躍らされてしまうではないか。犬塚弘は「あばれはっちゃく」の教頭先生で知っていたが、桜井センリは当時は知らなかったんじゃないだろうか。編集者を演じるケーシー高峰は認識していたような気がする。そして、なんといっても、このドラマはイッセー尾形がすごくいい。満賀道雄の新聞社の上司にあたる人物を演じているのだが、原作でもこの変木さんというひとがもっとも印象に残っているし、満賀道雄が変木さんからさまざまな心得を教わるのと同じように、「まんが道」を読みながら、小学生だった自分も変木さんの影響を受けていたのだとすら思える。イッセー尾形は「意地悪ばあさん」のお巡りさんでもあったから、すでに親近感をもって観ていたのではとも思うが、いや、改めて観ると、一挙手一投足がすべて面白い。イッセー尾形の芝居に強く惹きつけられる。イッセー尾形だけでなく、この新聞社のひとたちのキャストは絶妙で、この新聞社のひとたちはこんなにいいひとたちだったんだというのは、小学生のころにはどこまで理解できていただろうか。子どものころには、当然、漫画家を目指す若者たちのストーリーに夢中になっていたはずだが、四十代のおとなの目で観ると、新聞社のだめな新人社員の物語に、わが身をふり返るようなところもあって、心打たれてしまう。木原光知子と小倉一郎の優しさに感動する。

◇ 読書

 「まんが道」は観始めたら止まらなくなり、結局、9話まで、録画したぶんはすべて観てしまった。23時からは「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴いた。

 「まんが道」もさすがにぶっとおしで観ていたわけではなく、休みながら、その合間には読書もしていた。北杜夫「私はなぜにしてカンヅメに大失敗したか」を昼に読み始め、深夜に読み終えた。2012年刊、実業之日本社文庫。親本は1991年刊。それに、1992年発表、未収録の1篇が加えられた短篇集だ。北杜夫はどうも今まで縁がなく、1冊も読んだことがなかったのだが、初めて読むのがこの本でよかったのだろうか。しかし、今さらながら、すごくシンパシーを感じる部分があった。解説は坪内祐三。「私小説であるよりもこれは余談小説」「この種の余談小説を、読者を飽きさせずに描ける(語って行ける)作家は少ない。」 あるいは、作中にある「こんな妖しげなエッセイだか私小説」という言葉を引き、「そのような「妖しげなエッセイだか私小説」だかを書くことの出来る(た)最後の一人が北杜夫だ。」と評価する。坪内は、マーク・トウェイン以来のアメリカ文学の影響も指摘し、ほら話の系譜として、ともに純文学作家にしてユーモア作家であり、青山にゆかりがあるという共通点ももつ、小林信彦の名も挙げている。

2022年8月12日金曜日

8月12日金曜日/代官山・中目黒

◇ ラジオ

 朝、昨日買った電源タップの交換をすると、今まで使っていた電源タップのプラグの部分とコンセントに、どろどろに溶けた形跡があるので仰天してしまった。おそらく、ほこりがたまり、それが熱で燃えたのだと思うが、よく火事にならなかったものだ。掃除をしなければ死ぬ。とりあえず、ブログの更新をひとつ。タイムフリーで、先週の「山下達郎のサンデー・ソングブック」を聴くと、そういえば、山下達郎はコロナに感染していたんだった。この日が復帰の放送で、毎週聴いているわけではない番組だが、前倒しに2本収録していたために休まずには済んだようだ。続けて、「桑田佳祐のやさしい夜遊び」もひさしぶりに聴いた。昼は「ビバリー昼ズ」をつける。こちらは磯山さやかがコロナでお休みになり、代役に乾貴美子が出演する。オープニングでは、NHKの明日待子のドラマの話と、それから、シアターコクーンの「世界は笑う」を観に行った話をしていた。高田先生からKERAの名が出るとは珍しい。芝居の内容から、新宿のコメディアンについても早口で語られる。

◇ 外苑前・代官山・中目黒

 午後から都内に。朝は雨が降っていたような気がするが、午後になると、晴れていて暑い。風が強く、家を出てすぐに髪がぼさぼさになった。明日は台風がくるようだ。電車内で、ツイッターからニュースを見ると、欽ちゃんがコロナに感染したそうで、81歳という年齢だから心配になる。

 まず、外苑前に用があり、渋谷から歩いていく。途中で食べていくつもりだったが、わかってはいたが手頃な店がなく、ファミリーマートでメロンパンをひとつ買い、歩きながら食べた。そのあとは代官山のほうに移動し、ひさしぶりに蔦屋書店に寄った。代官山から中目黒まで歩き、中目黒で食べようかと思うが、中目黒という街もよく知らないので、無駄に歩きまわってしまう。ブックオフがあった時期にはときどき寄ることもあったが、かつてのブックオフはどこにあったのか、歩いてみても、正確な場所が思い出せない。今は総合買取窓口が残っているが、そことは違う場所だろう。総合買取窓口まで歩き、目黒川のほうに曲がると、COWBOOKS にちょうどたどりつく。寄ってみてもなにも買わない店なのだが、この店は勉強のために寄る意味がある。






 駅のほうまで戻り、中目黒ブックセンターにも寄っていく。そして、すっかり夕方だが、ようやくまともな食事を。吉そばに入り、豚しゃぶ丼セットを食べた。720円。ドトールにも入ろうかと思っていたが、混んでいたのでやめることにして、とりあえず、横浜に戻ることに。横浜に到着すると、昨日と同じようになってしまうが、まず、有隣堂に寄り、それから、ヨドバシカメラとダイソーに寄った。地下のダイソーは、いつの間にかセルフレジになっていた。どこかで読書していくつもりだったが、どうも疲れている。今日は読書は断念し、帰ることにする。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観た。毒蝮三太夫がゲスト。この番組にはときどき出ていると思うが、今回は戦争体験を語るための出演ということだ。戦争を語るような人間がまわりに次第にいなくなっていき、10年前くらいから、マムシさんは自分が語らねばならないと思い始めたそうだが、兄が特攻隊になっていたという話なども今まで知らなかった。その当時、マムシさんは荏原中延、徹子さんは北千束に住んでいたというから、ずいぶん近いところにいたのだ。

 昨夜に放送されたNHKのドラマ「アイドル」も観た。今日の「ビバリー昼ズ」で話題にしていた、明日待子のドラマというのがこれだ。主演は古川琴音。しかし、椎名桔平というのはどうもぴんとこない俳優だ。脚本の八津弘幸というひとは知らなかったが、朝ドラの「おちょやん」のほか、「半沢直樹」や「下町ロケット」も書いているすさまじい売れっ子作家のようだ。ウィキペディアを見ると、「赤めだか」もこのひとだった。演出の鈴木航というひとはNHKのひとなんだろうか、検索してみると、朝ドラや大河ドラマを演出しているようだ。

 タイムフリーで、先週の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴くと、富澤が休みで、垣花正が代役を務めていた。休みの理由は「肛門爆裂」と説明されていた。オープニングトークには東島アナも加わり、垣花正が東島さんにけっこう踏み込んだことを言うのが新鮮だった。サンドも中川家も、東島さんには遠慮がまだあるのか、ぜんぜん踏み込んだことは言わない。オープニングの終わり間際には和田アキ子も登場し、イレギュラーな会話が面白かった。

 今日の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、今週は大阪からの放送で、東島さんもオープニングから登場する。13時台にもゲストがあり、オープニングのあとにはミルクボーイが登場。14時台は、間寛平がゲストだった。ギャグに関する半信半疑の話がふたつ、間寛平は若いころに「負けそう」というギャグをやっていたら、それが関西で流行り、あるとき、西川きよしの歌番組に呼ばれ、そのギャグをやったら、出演していた歌手たちから東京に伝わり、ピンクレディーの「サウスポー」の歌詞になったのだという。もうひとつ、「誰がつけたかインベーダー」というギャグは、インベーダーゲームよりも先だったという話にも驚く。検索してみると、確かに、歌詞に「インベーダー」が出てくる「わたしは宇宙人」(作詞作曲・山本正之)というレコードは1976年発売、スペースインベーダーは1978年に登場していて、順序が先であることは間違いなさそうだ。番組後半では、このレコードもかけていた。

 ラジオを聴きながら眠ってしまうが、目覚めると、パソコンの電源が切れていた。(パソコンのラジコでラジオを聴いていた。) なぜか、パソコンが充電されなくなってしまっている。電源タップを交換したから、それが原因だろうかと思うが、眠いから、すぐに眠りなおした。深夜2時頃だったか。

2022年8月11日木曜日

8月11日木曜日/時事漫才と架空漫談

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚めて、まず、ブログの更新をひとつ。午前中に、録画していたテレビ番組をいくつか。「あちこちオードリー」は、土田晃之とモグライダーがゲスト。「キョコロヒー」は、「街角いじわるつる散歩」という新企画があり、太陽の小町がコンビで出演し、銀座のキャバクラを訪問し、キャバクラ嬢たちにいじわるを指南する。もうひとつの新企画「お疲れごはん」には、峯岸みなみが登場した。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。午後は祝日の特番のため、「ナイツ ザ・ラジオショー」はお休み。文化放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」に替えてみると、大竹まことは祝日は決まって休むことになっているのだが、ヒコロヒーは通常どおり、そして、パートナーは東ブクロが務めていた。これは少しだけ聴いて、「徹子の部屋」(ゲスト・いしだあゆみ)を追っかけ再生で観てしまう。

◇ 横浜

 15時過ぎから外出し、横浜まで。まず、西口の地下に降り、有隣堂に寄り、それから、向かいのヨドバシカメラに寄った。電源タップがだいぶだめになってしまい、買いなおす必要があった。ダイソーにも寄るが、ここでは買いたかったものは見当たらず、地上に出て、ドン・キホーテにも寄ってみるが、結局、それは買えなかった。ビブレの地下の入り口から入り、GUで買いものをしてから、上階のブックオフに昇る。ここにきてから初めて知ったが、今日から 20パーセントオフセールが始まっていた。しかし、買うものがなく、110円の文庫本を1冊だけ買う。昼食を食いそびれ、17時過ぎになって、ムービルの日乃屋カレーに入り、期間限定メニューの唐揚げカレーを食べた。780円。


◇ ライブ

 ムービルの3階にあがり、エル・カブキと街裏ぴんくのツーマンライブを観るため、ネイキッドロフトに。去年、横浜に移転してきて、1年経ってようやく初めて訪れることができた。期待はしていたのだが、スケジュールはこまめにチェックはしていたものの、なかなか魅力のあるイベントがなく、たまにあっても都合が合わないということが何度かあった。エル・カブキがよく出ていることは知ってはいたのだが、どうも今まで食指が動かなかった。この建物の3階まであがることもひさしぶりだったが、サムズアップと同じフロアだ。Peatix のアプリのチケットを開いて入場する。トイレに行きそびれてしまったが、店内にはなく、2階にしかないのか。つぎにくるときには、先に済ませておくようにしよう。店内に入ってみると、新大久保にあったときよりもずっときれいでおしゃれな雰囲気だ。立派なステージもあり、なるほど、こういう会場ならば、お笑いでも音楽でもしっかりしたライブができそうだ。丸テーブルが並べられていて、後方の席に着き、ソイラテを注文した。500円。考えてみれば、食べものもあるから、ここにきてから食べてもよかったんだな。18時開演、出演者は客席の後方(出入口のほう)からステージに向かう。エル・カブキ、街裏ぴんくが登場し、まずはオープニングのトークから始まる。「Timeslip wakaba」と題したこのライブ、内容をよく知らずに予約したのだが、しっかりとネタをやるライブだった。3人が芸人になった年にタイムスリップし、その時代に起きたことを時事漫才と架空漫談で語るライブという企画なのだが、それぞれ、芸人になった年にズレがあり、エル上田は2003年、デロリアン林は2004年、街裏ぴんくは2005年がデビュー年ということになり、この3年間が題材となる。意外と、街裏ぴんくがいちばん後輩で、いちばん歳下でもあるのだ。オープニングはなにも決めていないまま、3人がタイムマシンに乗る寸劇をその場の思いつきで始めた。そのあとはまず、2003年の時事漫才と架空漫談。休憩を挟み、2004年、2005年と、それぞれ3本ずつの、漫才、漫談があった。過去の時事をネタにするという面白い試み。架空漫談はいつの時代でも同じじゃないかとも思ったが、その時代のそれらしい嘘をつく。エンディングでもまた、タイムスリップの寸劇があり、時間が読めなかったが、意外とたっぷりと、20時15分過ぎぐらいに終演した。


◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「ふたりのディスタンス」という番組を観た。太田光・光代夫妻に密着したドキュメンタリー。よく知っているようで、かなりわからない部分もある夫婦関係だが、わがことのように感情移入する部分もあった。互いに好きなところを語っているのに、なぜこんなに、それぞれの孤独を感じるのだろう。タイタンという会社が大きくなるにつれて、光代社長は、太田にとって自分は「なにをやってるのかわからないひとになっちゃった」と語る。会話がない夫婦関係については、田中がインタビューに答え、「変な話、仲が悪いひととのほうがしゃべります、太田は。気を遣って。しゃべんないってことは、気を遣わないでいれるっていう、裏っ返すとそういうことのような気がしますけどね。」と証言する。そして、番組後半は、夫婦は熱海旅行に出かける。甘えたそうにしている光代社長に対する太田の態度には、いちいち感じ入るものがあった。怖い番組だった。23時頃には眠る。

2022年8月10日水曜日

8月10日水曜日/まだ知らない若手芸人

◇ 生活

 朝に目覚め、録画していたテレビ番組をいくつか観てから、ブログの更新をしようとするが、途中までしか書けなかった。午前中に、いったん、近所の郵便ポストまで投函に行き、昼は「ビバリー昼ズ」を聴く。タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組を聴くことを優先しつつ、午後にももう一度、近所の郵便ポストまで投函に行ってくる。テレビとラジオばかりで、どうもだらけてしまったが、夕方、ライフのマクドナルドまで出て、アイスコーヒーとチーズバーガーを食べながら、しばらく読書をした。駅前のドトールは冷房が弱いから今日は避けたのだが、こちらのマクドナルドは冷房がきんきんに効いていて寒くなった。ちょうどいい店はないのだろうか。


◇ 読書

 マクドナルドで、吉本隆明「最後の親鸞」を読み終えた。2002年刊、ちくま学芸文庫。親本は1981年刊だが、2002年のエッセイがひとつ足されている。がんばってなんとか読んだものの、しかし、理解できないこともかなり多かった。そもそも、親鸞についてはなにも知らず、そんな人間が、いきなり「最後の親鸞」ってことはないんじゃないか。吉本隆明にとっては最後でも、自分にはスタートだった。たしか、JAYWALK もそのようなことを歌っていたはずだ。とはいえ、興味を惹かれる部分も大いにあったから、引き続き、親鸞に関する本をなにか読んでみたくなった。中沢新一の解説も面白かった。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をどんどん観てしまう。油断するとすぐに溜まってしまうもので、「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」を、6月放送分からずっと観そびれていた。裏番組の都合で、1週だけ録画をあきらめたが、それを除く6週分をまとめて観ていく。まだ知らない若手芸人(若手じゃないときもある)をたくさん知ることができる番組で、ネタの披露だけでなく、トークでも掘り下げていくので、そこで興味を惹かれることも多い。ネバーギブアップという女性コンビは、現役女子プロレスラーと高学歴のコンビと紹介され、高学歴のほうの子はアイドル鳥越の元相方だったそうだが、女子プロレスラーの子の母は、なんと、ダイヤルQ2の考案者なんだそうで、現在は歌手をやっている清水節子というひとだという。検索してみると、ウィキペディアにも項目があり、テレフォンセックスの発明者でもあるというから大変な発明家ではないか。女性ものまね芸人2名が登場した回も面白く、まーなというひとの14歳の宮沢りえのものまねに笑うが、このひとは45歳で、すでに孫もいるという私生活も波乱に満ちている。もうひとり、響乃じゅん子というひととはキサラの仲間で、ダブル aiko のコラボがまた面白かった。その翌週には、謎の事務所「ラフィーネ」を2週連続で特集していた。トロピカルマーチ、キャノンすえなが、そると、スーパーメロディ、ぽんちゃまという5組が出演したが、ホームページを探してみると、旧オフィス北野のタレントがずいぶん流れてきている。番組では、2018年に、現在の社長が以前の事務所を独立するかたちで設立されたと説明されていたが、さらに検索してみると、どうやら、元オフィス北野のマネージャーが設立した事務所のようだ。

 今日放送の「水曜日のダウンタウン」もすぐに観てしまうと、「旅行先で朝起きたとき誰もいなくなってたらだいぶ切ない説」という企画で仕掛けた、はっしーはっぴーへのドッキリははらはらするものだった。神隠しっていうけど、しかし、これはなにか災害の可能性を考えてしまわないか。切ないどころか、人間が本気で恐怖を感じているすがたがそこには映されていたが、そのあとの展開では、明らかにフィクションだとわかる要素が足されていき、そこからはくだらなくなり、笑ってしまうが、これはちょっとぎりぎりだと思った。

◇ 雑誌・配信・音楽

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊文春」に、草笛光子と長渕剛という珍しい対談が載っていた。長渕の娘の文音が、草笛光子と映画で共演したという関係のようだ。長渕が芝居について語っている部分が珍しくて面白い。「僕は、昭和の名優たちの胸を借りてお芝居をやらせてもらった、最後の世代だと思います。高品格さんや室田日出男さんや植木等さんから、たくさん学ばせてもらいました。」

 アマゾンプライムで「私立探偵濱マイク」の続きを観る。第4話は行定勲監督。ジェニー・チャンという女優が出演していて、検索してみてもよくわからないのだが、日本の作品にはあまり出ていないのではないか。このジェニー・チャンをゲストに迎え、村上淳との恋愛ドラマにしている叙情的な回だ。最後にはユーミンの「春よ、来い」が使われている。石橋蓮司、岸部一徳が出ているのも豪華なのだが、放送当時は「濱マイク」らしくないとも思った回だった。

 Spotify で、ニューリリースのチェックをすると、スチャダラパー「The 9th Sence」が今さら配信されていた。なにかの間違いかと思い、ツイッターで検索してみると、公式アカウントがこの配信のお知らせをしていた。2004年のアルバム。レコード会社を移籍していたりのせいなのではと思うが、配信されていないスチャダラパーのアルバムはまだほかにもある。

 なぜか眠れなくなり、YouTube で、「翔くん豪ちゃん 翔和へGO!」の横山剣さんがゲストの回を、前後編、続けて観てしまった。クールス、ダックテイルズとやってきて、それからクレイジーケンバンドへと変貌する、その変貌について訊いている部分が特に面白かった。

 深夜、NHKの「まんが道」の一挙再放送を録画していたのだが、北海道で地震があったようで、3話の途中からニュースに切り替わってしまっていた。2時過ぎには世界遺産を映した番組を流していて、「まんが道」は改めて放送するとのテロップも出ているが、注意してないとこれは録り損ねてしまいそうだ。深夜3時半頃に眠る。

2022年8月9日火曜日

8月9日火曜日/お笑いの話題を中心に

◇ テレビ・雑誌

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。土曜の「お笑い向上委員会」は、見取り図に加え、コロチキが登場する。さらに、なにがあったのかよくわからないが、なぜか翌週分を前倒ししてオンエアしていたようで、チャンス大城、とにかく明るい安村、ヤジマリーも登場した。「ゴッドタン」は「コンビ愛確かめ選手権」。ミキ、ザ・マミィ、ティモンディが出演。ルール無視のティモンディ高岸に笑う。「白黒アンジャッシュ」は真空ジェシカがゲスト。日曜の「おかべろ」は、テンダラーとプラス・マイナスがゲストだった。プラス・マイナスは兼光よりもじつは岩橋のほうが漫才にこだわりがあり、兼光に、声音、所作の細かい要求をしているのだという。

 「ボクらの時代」も2週分まとめて観る。先週は、内館牧子、泉ピン子、天童よしみという3人。やしきたかじんが天童よしみを「紅白」に出演させようと後押ししていたというのは知らなかった。関西では知られる話なのだろうか。一昨日の放送は、伊東四朗、佐藤B作、角野卓造という3人。15年前にも同じ3人で出演していて、その3人が再び顔をそろえた。3人とも共通して関係がある三谷幸喜の話にもなる。

 「徹子の部屋」も追っかけ再生で観てしまう。今日は傑作選、「スターが証言「戦争と私」」という特集だった。淡谷のり子、長谷川一夫、岸恵子、美輪明宏の過去の出演回の映像が流れる。12歳のときの横浜大空襲の体験を語る岸恵子が、いかにも悲劇を語るような調子ではなく、にこやかにも見えるような表情で、さばさばと語っていたのが余計に壮絶に感じられた。「まあ、戦争っていうのは必ず起きますよ。馬鹿なことがあって起きますけれどね。」

 のどに変な痛みがあり、風邪薬を飲んでおく。「ナイツ ザ・ラジオショー」を途中からつけると、14時台はインポッシブルがゲストだった。聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊朝日」では、武田砂鉄の新連載が始まった。見開き2ページ。「cakes」の連載がこちらに移籍したかたちのようだ。ナンシー関の没後20年、生誕60周年企画の名作選もあり、武田砂鉄はこちらにもコラムを寄せている。「FLASH」の坂本冬美の連載では、野田秀樹との交友が語られていた。意外な交友関係に思えるが、仕事は一度もしたことがなく、寿司屋で会うだけの友だちなんだという。

 15時半過ぎから外出し、まず、吉野家に入り、牛麦とろ丼を食べた。602円。今日は50円引き券を忘れずに使った。駅前のドトールに入り、しばらく読書をしていく。店内はなぜか冷房が弱く、あたまがぼんやりする。

◇ 読書・テレビ

 ドトールで、水木しげる「トペトロとの50年」を読み終えた。2002年刊、中公文庫。親本は1995年刊。一昨日読んでいた「水木しげるのラバウル戦記」にも、ラバウルで出会ったトペトロという少年のことは書かれていたが、続けて読んだこちらの本は、復員後の生活と、その後、漫画家として成功してから、ラバウルに再び訪れたあとのトペトロとの交流までが書かれている。スケッチがたくさん残されているのだが、戦地の描写はユーモラスですらあるのに、「空しかった」という復員後の生活は、スケッチにもその気分が反映されている。以前に観た、ピーター・ジャクソン監督の「彼らは生きていた」にも、戦地と復員後の落差は捉えられていた。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「アンタウォッチマン」を2週分、先週はハライチ岩井特集、そして、昨日の放送は大宮セブンの特集。2週ともに共通するのは、どちらも逆襲のドラマであるところだ。大宮セブン特集にVTR出演したマヂカルラブリーのコメント、吉本の新宿本社を歩いていたら、ある社員に「大宮の匂いすると思ったらお前か。」と言われるくらいに「バカクソなめられてた」というエピソード。野田「でもその、ふざけんなよ、見とけよ、っていう気持ちはあっても、ちげえよとは思ってないんですよ。「大宮臭えな」って言われても、ちげえよとは思わないんですよ。臭えんだろうなとは思ってるんですよ。」 村上「言わないでよってことね。」 大宮セブンを外部から見ていたニューヨークのコメントも、容赦なく、ぜんぶ面白かった。

 テレビ神奈川の新番組「翔くん豪ちゃん翔和へGO!」もようやく観る。なんと、横浜銀蝿の翔と吉田豪の15分番組。先月から始まっていて、この番組が始まることは知っていたのだけど、うっかりしていて、録画しそびれていた。初めて録画した回は、木根尚登がゲストだった。どういう人選なのだろうか。しかし、この番組、検索してみると、YouTube に公式動画も公開されている。2回目の放送には横山剣さんが出ていて、ああ、これは放送で録画しておきたかった。ツイッターをきちんとチェックしていれば、観逃すことはなかっただろうに。

◇ ラジオ

 タイムフリーで、ラジオ番組もいくつか。先週金曜の友近の「シン・ラジオ」の続きを聴くと、この日はちゃらんぽらん冨好が出ずっぱり。高校野球にからめて、モグライダーやミラクルひかるの母校まで記憶している冨好さん、好きなものに対する好奇心が強いのだ。歌謡曲の話が多くなる番組だが、松本隆のスポーツ紙の連載もチェックしていて、「コツに頼らない」という格言を引く。西城秀樹の曲がかかると「TVジョッキー」の思い出話になった。昭和54年、「奇人変人」のコーナーに、冨好さんは、とんねるず、竹中直人とともに出演し、そのときのゲストが、西城秀樹、郷ひろみ、岩崎宏美だった。西城秀樹のものまねを本人の前でやったら、直接アドバイスをもらったという話だった。

 聴きそびれていた先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、チャンス大城がゲストだった。このひとも過去のエピソードをじつによく覚えていて、ディテールを描写する。奇人変人さが前面に出ているひとではあるが、その芸の力量は見事だ。先週水曜のオープニングでは、末広亭の木札について話していたことが面白かった。末広亭はめくりではなく、木札に芸人の名前が書かれていて、両面に書かれているため、2組の芸人の名が一枚の木札の裏表にある。ナイツが末広亭に初めて出たのは南原清隆の落語会のゲストだったんだそうで、そのため、ナイツは南原清隆と一緒の木札だったのだ。現在は、ナイツは神田松鯉先生の裏側になっているという。

 Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の聴きそびれていた回も聴いた。2週前の木曜日、ヒコロヒーがパートナーの日に、松本明子がゲストで登場していた。ヒコロヒーとは四国出身という共通点。トークは家じまいの話が中心になり、その詳細をよく知らなかったが、両親が保存していたビデオなんかは、きちんと費用をかけて、業者に依頼し、DVDにわざわざダビングしたのだ。松本明子が出演していた番組はすべて録画してあったそうで、そういえば、大竹まこととは「いたずら隊」というのをやっていたなあ。父親の残した大量のエロ本はみうらじゅんに引き取ってもらったという。この話を聴くまでは、実家をただ処分したという話かと思っていたから、こういう話にはほっとする。2週前の金曜日は、キングコング梶原(カジサック)がゲストだった。2007年の「M-1」の決勝戦、サンドウィッチマンが優勝した年だが、審査員だった大竹まことは、ただひとり、キングコングに投票している。その理由をここでもまた改めて語る。サンドウィッチマンの圧勝のような印象のある年だが、じつはキングコングも好成績で、個人的にも、あのときのキングコングの漫才は優勝してもおかしくなかったと思い続けているのだが、共感してくれるひとにはまだ誰にも会ったことがない。

 ツイッターのトレンドにあがっていて知ったのだが、谷頭和希が東洋経済オンラインで「ブックオフで生きてきた」という連載を始めていた。初回が8月6日に公開されていて、これは毎回対談になるのだろうか、初回には、三宅香帆という28歳の書評家が登場している。マガジン航の連載では「ブックオフ大学」について書いていたが、今度は「ブックオフ大学」についてはなんにも触れていない。コンセプトだけ盗みやがってという気がしないでもないのだが、谷頭和希というやつはどうやら早稲田の宮沢章夫の教え子だから、なんとかして「ブックオフ大学」が宮沢さんに届く可能性だけを期待したいものだが。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をつける。先週に予告していたとおり、今週は先週に録音された放送だった。聴きながら眠る。

2022年8月8日月曜日

8月8日月曜日/名作落語本を読む

◇ 東京駅・日本橋

 朝から都内に。また暑くなる。東海道線は満員電車で、川崎からはさらに混雑した。汗ばんだ大男とからだがくっつくのがいやだ。東京駅周辺で昼食にしようと思い、八重洲地下街に入るが、ちょうど正午前、ランチの時間になり、どこも混んでしまう。もう少し早く昼食にできたらよかったのだけど、いったんあきらめて、地上に出て、ベローチェに入ろうとするが、こちらも混雑していて、席がひとつも空いていない。これはもうだめだと思い、日本橋に向かうことにした。どこかで食べられないかと迷いながら、日本橋の裏通りを歩いてみると、大きな商業施設の裏側には意外と昔の町並みが残っている。しかし、こう暑いと食欲があるのかもよくわからない。結局、食べずに、鍛治町のベローチェに入り、ひと休み。




◇ ラジオ

 スマホの充電をしながら、「ビバリー昼ズ」を追っかけ再生で聴いた。先日の「問わず語りの神田伯山」で、伯山にいじられていたのに応え、冒頭、きっちり自己紹介して始めていたのが可笑しい。そのいっぽう、「MISIAのオールナイトニッポン」でも高田先生の話をしていたそうで、これも聴かねばならないな。12時台は、小堺一機がゲスト。高田先生との接点もよくわからなかったが、シアターアプルでやっていた舞台なんかは先生もよく観に行っていたのだ。そういえば、今度、小堺はあさりどの川本成の舞台に出演するから、今日の出演はその宣伝のためだったんだろうか。小堺一機というひとも衰えないひとで、さすが、怒涛のトークだった。欽ちゃんが YouTube を始めたんだそうで、そのものまね。そして、最後は関根勤の話になった。テレビに出ていたのは関根勤のほうが先で、視聴者だった小堺は、「ぎんざNOW」の出演者のなかでは、関根勤だけがヨゴレ芸ではなかったという印象をもつ。血だらけになるような場面で、ほかのひとたちは赤い塗料を塗ったりするときに、関根だけは「血だらけ」と書いたお面をかぶっていた。その感覚が東京っぽかったとふり返る。



◇ 中野

 午後は神田駅から中央線に乗り、中野に移動する。思いっきり寝過ごしてしまい、阿佐ヶ谷まで乗り、戻ってきた。遅めの昼食にしようと、サンモールから脇道に入り、適当に歩きまわり、ハヤシ屋中野荘という店に決めた。オムハヤシを食べる。900円。早稲田通りに出て、古本案内処に寄っていこうとしたら、休みだった。残念。ブックオフにだけ寄っていく。大竹伸朗特集の「美術手帖」のほか、110円の文庫本を2冊買う。ブロードウェイには入らず、交差点を駅のほうに曲がり、ブックファーストを覗いてから、またベローチェに入った。今日2杯目のアイスコーヒーを飲みながら、タイムフリーで、聴きそびれていた先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。14時台は、渡辺徹がゲスト。渡辺徹の父がアコーディオンの流しをやっていたというのは知らない話だった。



 19時を過ぎ、ギャラリー街道に向かう。「名作落語本を読み、語る会」の第4回目。まさか、前回から半年もおかないうちに第4回があるとは思わなかった。19時20分開始直前の到着になったが、入っていくと、志ら玉さん、寸志さん、稲田さんの3人はすでに着席し、しゃべっているから、思わず時間を確認してしまった。始まる前に、ただの雑談をしていたようだ。10名ほどでいっぱいになる狭い会場なのだが、いちばん前の席しか空いていなくて、しかたなく、そこに座る。今回の題材になる本は、円丈の「御乱心」。1986年刊、主婦の友社。つい4年前、「師匠、御乱心!」と解題し、文庫化されているが、そちらは読んでいない。この本を自分はいつ読んだのか、まったく覚えていないが、文庫化されるまでは、この本は古本ではなかなか高値がついていたのだ。今日も単行本を持参し、ベローチェで予習をしようと思っていたが、あまり読みなおせなかった。この会で今まで扱われた本のなかでは、個人的には興味は落ちる本ではある。しかし、立川流の落語家が円丈を語るというトークライブもなかなかないのではないだろうか。稲田さんはもちろん、円丈とは大きな関わりがあったひとだ。志ら玉さんはじつは円丈にも影響を受けているのだが、自分は同い年だけれども、新作落語の流れはそれほど熱心には追いかけていなかった。円丈の本を扱うのならば、落語論の本にしたほうがトークは盛りあがっただろうと思うが、一応、お客さんが入手しやすい本というしばりもあり、「御乱心」が代表作であることも間違いはないものの、志ら玉さんはこの会では本当は議論をやりたいのではと思う。寸志さんが用意してきた川戸貞吉の本、あるいは、春風亭一柳の本が面白そうだった。脱線の部分では、神田山陽の話などにもなった。21時頃に終演。

 中野駅のホームに出ると、中野サンプラザのライブの終わりにぶつかったようで、やたらと混んでいた。誰のライブかと、検索して調べてみたら、「うっせぇわ」の Syudou だった。新宿から山手線に乗り、渋谷から東横線で帰る。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・阿川佐和子)を観た。眠ろうとするが、どうも眠れなくなり、タイムフリーで、先週の「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。聴いたかどうかもわからなくなってしまい、聴いてみると、冒頭は覚えていたのだが、途中からは記憶にない話になった。先週は生放送だった。お見送り芸人しんいちがゲストに登場し、爆笑問題を相手に「水曜日のダウンタウン」の話ばかりをする。もうひとりのゲスト、永野は、裏かぶりがあるとかで、時間差で登場した。ラジオを聴きながら、オンライン将棋を指し、ブログの更新もしたらようやく眠くなる。ラジオは中断し、深夜1時過ぎに眠った。

2022年8月7日日曜日

8月7日日曜日/シャッターに貼り紙

◇ ラジオ

 早朝から4時間ぐらい眠る。タイムフリーで、金曜に放送されたヒコロヒーの「CURIOCITY」を聴くと、なんと、ゲストが伯山だった。おすすめの本を訊くことが多い番組なのだが、伯山は笑福亭松枝の「ためいき坂くちぶえ坂」という本を紹介していた。「問わず語りの神田伯山」を聴くと、笑い屋のシゲフジくんがみなし陽性になったそうで、代役の笑い屋に瀧川鯉丸さんが登場していた。ヒコロヒーの番組に出た話をこちらでたっぷりとしていたが、しかし、これはおそらく来週放送分の話だな。

 友近の「シン・ラジオ」も途中まで聴く。新潟の長岡花火を観に行ってきたそうで、誰に教わったのか、新潟の花火の音が神奈川でも聴こえたという話をしていたが、いや、同じ日にみなとみらいでも花火大会をやっていたんじゃなかったか。今週はついに、ちゃらんぽらん冨好がスタジオに登場した。登場するなり、いきなり漫談からスタートする。冨好の語り口に手本はあるのかとリスナーから質問があり、冨好は、月亭八方の「楽屋ニュース」の語り口を盗ませてもらっていると答えていた。

 ラジオを聴いていると音声が途切れ途切れになり、ネットの接続が悪いのかと思ったが、そうじゃない。まさか、スピーカーが壊れたのかとも思ったが、どうやら電源タップの不良だ。この電源タップは何年使っているのか。6個あるコンセントの半分がだめになってしまった。

 うっかりしていたが、今日は明治座の「ビバリー昼ズ寄席」のキャンセル席の発売日だった。また忘れてしまっていた。そもそも、今日はそれがあるからと思い、わざわざ、午前中の予定を入れずにいたのに、なぜ忘れてしまうんだ。発売は 10時からだったが、気がついたときには 12時40分を過ぎていた。「漫才協会ドラフト会議」はすでに売り切れ。同日昼の公演はまだ売り切れていなかったが、画面を進めると、S席しか残っていなくて、こんな高い席は買いたくない。10時に挑戦していたら買えただろうか。ああ悔しい。

◇ 渋谷・表参道

 午後は「爆笑問題の日曜サンデー」を途中まで聴き、14時前から外出する。今日はまた少し暑さが戻った。渋谷に出て、まず、まんだらけに寄り、階段の百均から2冊買う。道玄坂を横切り、古書サンエーにも寄ってみると、シャッターが閉まっていて、今日もまた休みかと思ったが、店の前で立ち止まり、写真を撮っているひとがいる。シャッターに貼り紙があり、もしかしてと思い、近づいてみると、その貼り紙は閉店のお知らせだった。なんと、今まで知らなかったが、6月30日に閉店していたのだ。上階のフライングブックスは残るようだが、ここにはあまり寄ることはないだろう。



 ハチ公前を通り、宮益坂のほうに抜け、どこかで食べようと思いながら歩くが、なかなか決められない。宮益坂をいったん登るが、また降りてきて、結局、富士そばに入った。冷やし味玉ミニカレーセットを食べる。550円。決まらないときは安いものを食べていればいい。宮益坂を登りなおし、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書をする。日曜なのに、学生みたいな子たちがやけに多かった。それから、表参道のほうまで歩き、渋谷にまた戻ってきたときにはもう夜になっていた。


◇ 読書・テレビ

 帰りの電車で、「水木しげるのラバウル戦記」を読み終えた。1997年刊、ちくま文庫。親本は1994年刊。子どものころから、水木しげるに戦争体験があることは知ってはいたが、それに関する著書を、改めて読むことは今まで一度もなかった。今年はウクライナ侵攻があって以降、戦争に関する本をずいぶん読みたくなった。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「ワイドナショー」を観る。今週は松本が出演のほか、野口聡一、中居正広、Aマッソ加納というメンバー。日本吃音協会が「水曜日のダウンタウン」に抗議した件について、松本も常識的な受け止めかたをしていてよかったのだが、それよりも、野口聡一のお笑いマニアぶりに笑ってしまう。その「水曜日のダウンタウン」を観ていただけでなく、インタレスティングたけしをごく自然に「インたけ」と略してしゃべっていたのがすごかったが、そこはさすがに松本にも指摘されていた。野口さんの年齢を確認してみると、1965年生まれで、松本よりも歳下なんだな。

 「サンデージャポン」も観ると、こちらでは冒頭から統一協会の話題を扱う。スタジオにはまた、鈴木エイトが出演していた。堀江貴文が学生時代の宗教の勧誘の話などをすると、太田が「ホリエモンと僕は世代が一緒なので」って、さらっと嘘をついていたが誰も突っ込まない。「TVタックル」では、安倍国葬賛否について。「笑点」の演芸コーナーには、ザ・ぼんちが出演していた。ラジオを聴きながら、深夜1時前に眠る。夜中なのに部屋が暑い。

ブログ アーカイブ

1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...