2022年11月15日火曜日

11月15日火曜日/印刷がかすれる

◇ テレビ

 早朝に目覚め、ブログの更新をしようとするが、あたまがまわらない。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「午前0時の森」を観ると、辞書の特集があり、飯間浩明が出演していた。飯間浩明の話はとても面白かったのだが、しかし、村上信五はなんだかあんまりひとの話を聴いてないし、あたまがいい感じもしない。このひとはなぜ司会者として重宝されているのかがわからない。中居正広たちが切り開いた道を歩んでいるだけのひとではないのか。

 昨夜の「しゃべくり007」は、佐藤仁美、柿澤勇人がゲスト。吉田羊の回にもやった音楽祭の2回目。珍しいひとが登場するのでついつい観てしまう企画だが、H2Oのなかざわけんじに続き、平松愛理をテレビで観るのもひさしぶりだったが、つぎにやってきたのは ZIGGYの森重樹一で、もちろん、「GLORIA」を歌った。ホリケンからは、営業でよく一緒になったシェイプUPガールズの登場曲だったという思い出も出た。続いて登場したのは浅香唯で、「セシル」と「C-Girl」を歌った。浅香唯の曲、Spotify を確かめてみると、以前はライブ盤しかなかったはずだが、いつの間にか、オリジナルアルバムがずいぶん配信されていた。


◇ 横浜

 朝から横浜まで。雨降り。ようやく寒くなる。電車内ではラジオを聴きたかったが、イヤホンの調子が悪く、停まったと思ったら、再生しなおすとどうも音が変な気がして、耳からイヤホンを外してみると、スマホからじかに音声が流れていたので焦った。それは駅のホームにいるあいだに起きたことだったからまだよかったのだが、聴きなおすと、車内でもまた停まり、音が出ては困るから、再生しなおせられなくなった。

 用事が想定外に早く片づき、思いがけず、時間がたっぷりとできた。有隣堂を覗き、それから、プリンターのインクを購入する必要があり、ヨドバシカメラに寄っていく。1色だけ切らしたのに、6色セットのものをいちいち買わねばならないのも腹立たしいことだが、バラ売りで買っていくほうが結局は高くつくことになるのだから悩ましい。しかも、どういうわけか6色は均等に減らない。しかし、長期的な節約というのがあれば、短期的な節約というのもあるので、今は短期的な節約の必要に迫られているため、今日はグレイ1色だけを買っていくことにする。スマホからヨドバシドットコムの価格を確認し、売り場の商品の値札と比べるとヨドバシドットコムのほうが安いので、店員さんにこの値段になるのかと確認してから買った。

 外に出ると、だいぶ小雨になっている。ハマボウルの先まで歩き、北幸のすき家に入り、朝定食の納豆・牛まぜのっけ朝食を食べた。390円。駅のほうまで戻り、五番街のマクドナルドに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。この店舗に入るのもかなりひさしぶりな気がしたのだが、しょっちゅう寄っていた時期もあったのに、コロナの前後で習慣が変わってしまったようだ。





 雨は止んだ。仕事があるために午後には帰宅する。買ってきたプリンターのインクを交換し、15時までに発送品を作り、投函してこようと思っていたのだが、インクを交換したばかりだというのに、どういうわけか印刷がかすれてしまう。買ってきたグレイ以外は買い置きがあったから、6色すべてを交換したばかりなのだ。原因がさっぱりわからないまま、何度もくり返してみるが、まるでなおらず、四苦八苦していたが、これが皮肉なもので、15時を過ぎたらなんでもなく印刷できるようになった。原因はやっぱりわからない。

◇ ラジオ・読書・テレビ

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。火曜は東貴博と黒沢かずこのペアだが、黒沢の原稿の読み間違いがすごくて笑ってしまう。今まで、こんなにひどかったっけ。この音読のひどさは「HONMOKU RED HOT STREET」のスモーキーテツニと双璧だ。12時台は、ケラリーノ・サンドロヴィッチがゲスト。ケラが「ビバリー」に登場とは珍しい。ケラの「世界は笑う」を高田先生が観に行ったことにも驚いたが、ケラも高田先生に会ってみたいというので、これはぜひ実現してもらいたいな。ケラが渋谷円山町の出身だというと、東貴博からは「円山見番寄席」でウッチャンナンチャンを観ていたという話があり、すると、ケラからはさらに、日本映画学校の1年後輩だったウッチャンナンチャンの漫才の発表会を観に行ったことがあるという話が出た。そうかと思ったのは、東貴博は、東八郎が「お笑いスター誕生!!」の審査員をやっていたから、番組の観覧によく行っていたのだ。

 夕方にまた改めて外出し、駅前のドトールに入り、しばらく読書をした。ここ数日、読む本がまるで定まらず、あれこれつまみ読みしてばかり。なにか小説をひとつ読んでしまいたかったが、保坂和志「言葉の外へ」を優先する。2012年刊、河出文庫。親本は2003年刊。言葉について書かれた本だろうと読み始めてみたが、言ってしまえば、雑文集のような本で、あちこちの新聞や雑誌に書かれた文章が集められている。第2章には「将棋世界」の連載がまるまる収録されていて、いっぽうでは「現代思想」や「文學界」に書かれたものもあり、この区別のなさには興奮させられる。以下、引用をいくつか。P10「人は、そういう特別な人たちが残した特別な成果をもとにして、それへと至る時間・行為の積み重ねを知る。特別な成果が残されていなければ、それへと至る(それを取り巻く)膨大な時間は誰にも知られず、時間の闇の中に消えてゆく。――という、この世界像がそもそもの間違い、人間の認識をつまらない方へ向かわせてきたのではないか。」 P76「すごく大雑把な言い方をすれば、「勝負」が現実世界であり、可能性の世界とは「研究」のことだ。研究は時代とともに進歩する。科学がまさにそれだ。しかし芸術はそうとは限らない。芸術は時代を超える。とりわけ演奏がそうだ。」 P102「ハイデガーとカフカ、ベケットの方向が正反対に見えるのは、カフカとベケットが実作者(実践者)であり、ハイデガーはそうではなかったという理由によるのではないかと私は思う。突出した実作者とは思索を自分の身体に刻印する能力を持っている者のことで、ただ思索をつづけるだけの者はどうしても身体と世界との関係が甘くなる。」 P120「二十世紀が間もなく終わろうとしている現在、自分の立場と反する考え方に対して強硬な(ヒステリックな)反論をする人は、神秘主義的な考え方を持っている人よりも科学的な考え方を持っている人に多い、というのは注目に値する。――私は神秘主義者ではない。私は科学的な立場で考えているつもりだ。しかし私はいまの科学の考え方が人間について語るにはあまりに不十分だと言いたいのだ。」

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。まずは、今日の「徹子の部屋」(ゲスト・千秋)。それから、昨夜の「キョコロヒー」を観ると、こちらはイワクラがスタジオに登場。土曜の「太田光のつぶやき英語」はアメリカ中間選挙の特集。NHKの高橋祐介というひとが解説する。「さんま御殿」も追っかけ再生で観てしまう。「二刀流芸能人」という特集で、彫刻家でもある秋川雅史が初登場。

 月曜に放送された「スイッチインタビュー」を2週分、養老孟司、太刀川英輔の対談の前後編をまとめて観た。前編は鎌倉での収録、後編は太刀川英輔が経営するデザイン会社に場所を移す。太刀川英輔というデザイナーを初めて知ったが、若いひとかと思ったら、1981年生まれ、41歳だからたいして若くもない。山本七平賞を受賞し、その審査員が養老孟司だったというのだが、改めて山本七平賞の受賞者を確認してみると、ごりごりの保守系言論人の名がずらりと並んでいでぎょっとする。

 先日、洋光台から運んできた本のひとつが、さっそく、1万円で売れてくれてほくほく。これひとつでもう、労力はばっちり回収できたな。過去の自分に助けられる。深夜1時から「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠る。

2022年11月14日月曜日

11月14日月曜日/乗換案内と違うから


◇ 武蔵新田

 早朝に起きあがり、短い睡眠時間のまま、朝から都内に。武蔵新田にまで行く用があったのだが、まず、東横線の日吉から目黒線に乗り換えると、発車したところで緊急停止ボタンが作動した。なんてことはなく、運転はすぐに再開されたのだが、そのあと、多摩川から多摩川線に乗り換えなければならなかったのに、気がついたら通りすぎていて、大岡山から引き返すはめになった。読書に集中していたのもよくなかったが、緊急停止があったために、ヤフーの乗換案内と違ってしまったからわからなくなった。乗り慣れていない路線は、なにごともなく運行してもらわないと困る。

 そのあとはいろいろあって、午後には横浜に戻ってきた。横浜駅の西口に出て、遅めの昼食にする。ダイエーの跡地の向かい、いち五郎という店に初めて入り、豚肉と木耳の玉子炒め定食を食べた。餃子とスープ、ザーサイが付き、934円。ダイエーの跡地も、いつの間にか、だいぶ建物ができあがっている。ビブレのブックオフに寄り、110円の文庫本を2冊、220円の単行本を2冊買う。そのあとは、どこかで読書をしていこうという気力もなく、すぐに帰る。


◇ テレビ・ラジオ

 夕方には帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観た。ゲストは加藤タキ。今まで興味をもったことのないひとだったが、なぜかふと観てみたくなった。知らないことばかりだが、夫は黒川雅之という建築家で、黒川紀章の弟なんだな。オードリー・ヘップバーンと親交があるという話などもあり、けっこう興味をもって聴いた。現在、75歳。うちの母と同世代なのに、元気で溌剌としている。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、12時台は三遊亭歌武蔵がゲスト。芸者さんとの結婚の話題が中心になったが、冷蔵庫の中身を食わせた「水曜日のダウンタウン」についても少し触れられる。同門のパワハラ問題にはさすがに言及なしか。

 昨日の「爆笑問題の日曜サンデー」は、横山雄二と筒井真理子が14時台のゲストに登場。横山雄二は爆笑問題のリスナーには名前だけはおなじみだが、ラジオパーソナリティでありながら、映画監督でもあり、今回は新作映画のプロモーションのため、筒井真理子はその映画の出演者というわけだ。「エルピス」にも出ている筒井真理子をよく知らなかったのだが、第三舞台の出身なんだな。太田が当時の第三世代の演劇について熱を込めて語るが、自分がリアルタイムで観ていた演劇はそれよりも10年以上あとの世代だから、どうもなじみがなかった。この機に筒井真理子のウィキペディアを覗いてみると、出演作のなかには観ている作品もけっこうあるはずなのに、どういうわけかろくに覚えていない。ちょっとびっくりしたのは、志ららさんの真打披露の会で松本明子と漫才を披露したと書いてあるのだけど、志ららさんとはいったいどういうつながりなんだろう。

 TVer では、先週放送の「エルピス」第3話をようやく観る。視聴期限が一週間だとはわかっていたのだが、ほんと、きっちり一週間で、今週の放送が始まる 22時には配信が停まってしまうと気がつき、急がざるをえなくなった。眠気と戦いながら観始めたが、しかし、観始めたらやっぱり面白くてしかたがない。2話から登場した六角精児の弁護士がじつに見事なのだが、3話にも脇役に気になる俳優がたくさん出てくる。新聞記者役で登場した池津祥子がまた素晴らしい。それこそ、大人計画はリアルタイムで観ていた劇団だが、こういう絶妙なおばさんの役を池津祥子が演じるようになるとはあのころには思いもしなかった。刑事役に安井順平が登場していたのにも目を引かれる。このひともアクシャンというお笑いコンビのころから観ているが、いよいよ風貌が変わり、安井順平になんだか似てるなあとは思ったが、本人だとはなかなか気がつけなかった。

 今週はなかなか生活が苦しく、それを考えると震えが止まらない。あの手この手を尽くしてはみるが、だめなものはだめという気がする。ポッドキャストを聴きながら、23時頃には眠る。

2022年11月13日日曜日

11月13日日曜日/「あつぎ国際大道芸」

◇ 生活

 早朝に目覚め、本当は眠りたいが、録画残量を確保する必要があるため、昨夜の「Nキャス」を観てしまう。三谷幸喜は今週も不在。福岡公演で、怪我をした小林隆の代役を三谷幸喜が務めているためだが、冒頭に電話出演はした。ニュースはまず、村田兆治の訃報から。そのほか、山梨県の太陽光パネルの設置業者のニュースをここで初めて知り、住民説明会での恫喝の様子が撮られた映像が出たのだが、じつにひどい、呆れかえるような蛮行だ。

 ダビングのセットをして、それからようやく少し眠りなおし、そのあとは出かけるまでラジオをつけていた。「安住紳一郎の日曜天国」は、スギテツがゲスト。家を出る前に録画の確認だけしておこうとしたら、いつも録画している「サンデージャポン」と「ワイドナショー」が、20分程度で録画が停まってしまっていた。早朝にせっかく録画残量を作ったというのになぜだと思ったが、そのあとのダビングが、どうやら録画時間にわずかに重なっていたようで、そのせいで、標準録画にきりかわってしまったようだ。まったく、ろくに確認もせずに馬鹿な失敗をする。

 正午過ぎから外出。生暖かい気候が続いている。ラジオの天気予報を聴いていたら、雨の予報のようなので傘をもっていく。発送する品を投函しようと郵便ポストに寄ると、郵便局のクルマが停まっている。ちょうど回収にきていたところで、声をかけて、ぎりぎりでもっていってもらえた。しかし、ポストに書かれている集荷の時刻とぜんぜん違っていて、あれっと思ったが、もしかすると、ニセモノの郵便局員に荷物を渡してしまったのかもしれない。

◇ 大道芸

 3年ぶりに開催された「あつぎ国際大道芸」を見物するため、本厚木まで。13時頃に到着し、北口広場に出ると、大好きな FUNNY BONES のパフォーマンス中だった。もうすぐ終わるところだったから、FUNNY BONES はまた改めて観よう。事前にホームページからもタイムテーブルをざっと確認はしていて、おおまかな流れは考えていたのだが、配布されているパンフレットももらっていく。ホームページもこのパンフレットの画像が掲載されているだけなのだが、タイムテーブルとエリアマップ、出演者の紹介が載っていて、とても便利なものなのだ。以前は、有料の冊子が有隣堂で売られていたが、無料なぶん、このパンフレットは一枚の紙が三つ折りにされただけの簡素なものである。会場は、AからKまで、11箇所あり、南口のK会場だけは土曜のみ。今日はすべての会場が本厚木駅の北側にある。

 まず、最初に観てみたかったのは、G会場、花の公園に登場するフレディーノというパフォーマー。着いたときにはもう始まっていた。扇形の広場の客席は、お客さんで埋まっている。よその大道芸でも観たことがなく、初めて知った芸人だが、フレディ・マーキュリーの扮装、クイーンの曲を流しながら、パントマイムやマジックのパフォーマンスをする。なんでフレディ・マーキュリーなのかはぜんぜんわからないんだけど、いろんな要素が入っていて面白い。フレディーノを最後まで観て、B会場でもある一番街通りを抜けていくと、ココナッツ山本という芸人がパフォーマンス中だった。横浜でもおなじみのスタチュー、アストロノーツも近くにいた。ここは素通りし、ローソンストア100 に寄り、パンを買って食べておく。






 E会場、イオン厚木前に着くと、サクノキのパフォーマンスが始まっていた。ヨコハマ大道芸で何度か観て好きになったクラウンの芸人。オーディエンスから子どもを引っぱり出して参加させるのだが、(だから、写真が撮りにくい。)ハートウォーミングな空気を作るのがとてもうまい。優しい芸。これを最後まで観て、道路の反対側、J会場、アミューあつぎ前に行ってみると、ブラックエレファンツの演奏が始まった。これを少し観て、F会場、中町公園に行ってみると、加納真実のパフォーマンスが始まっていた。それからまた、一番街通りに入ろうとすると、ウォーキングアクトのせせらぎに遭遇する。






 再び、G会場の花の公園に。ネコ☆ソギというひとたちを観てみたかった。舞踏のコンビなのだが、以前、「あつぎ国際大道芸」には大駱駝艦も出ていたから、その系統のひとたちじゃないだろうか。火吹きの芸もあり、あるいは、大きな弓を取り出したかと思うと、その弓がスピーカーにつながっていて、弦で弾いたり、地面に叩いたりすると音が鳴る。とても面白かったのだが、あまり大衆性はないのか、さっきのフレディーノに比べるとオーディエンスはだいぶ少なかった。







 また一番街通りを抜けていくと、EPPAI のパフォーマンス中。パンフレットには、マサトモジャとのコンビで載っているひとだが、ひとりずつでもパフォーマンスをしている。それから、H会場の厚木公園に向かい、ここで改めて、FUNNY BONES をたっぷりと観る。日本人とイギリス人のふたり組なのだが、マジックやジャグリングなど、小ネタの連続のなかに、イギリス的ないたずらの精神とブラックジョークがある。もう10年以上前から観ている大好きなコンビなのだが、ネタは初めて観たときからあまり変わらないようで、おなじみの「TOKYOゾンビーズ」は、今日はイギリス人のクリスのほうしかやらなかった。日本人のけーぼーはからだでも壊しているのかと心配になってしまった。しかし、あいかわらずふざけていて、何度も声を出して笑う。車椅子のお婆ちゃんを標的にして、ずいぶん驚かせていた。





 再び、アミューあつぎ前に行ってみると、こちらにでは、油井ジョージワンマンバンドがパフォーマンス中。それから、A会場、駅前北口広場に行ってみると、K-TARO というオペラ歌手のパフォーマンスが始まるところだった。なんの気もなしに観始めてみたら、このシチュエーションがやけに可笑しい。駅前で、本格的なオペラを高らかに歌いあげているすがたに、惹きつけられてしまった。タイムテーブルを見ながら忙しなく移動してばかりだが、厚木公園のほうにまた戻ってみると、河童の扮装をしたウォーキングアクトの Okk に遭遇した。厚木公園では、竹内直カルテットがジャズを演奏している。







 少しでも多くのパフォーマーを観たいため、昼食にするタイミングが難しかったが、ここまでまわったところで、16時過ぎにようやく昼食にする。ミロードの箱根そばに入り、鶏もも肉ときのこのごまつけせいろを食べた。590円。食べ終わったらすぐに花の公園に。ASIA GOLD PRO WRESTLING によるプロレスパフォーマンスを観に行くが、もう終わりかけだった。ここにもサクノキとココナッツ山本が参加している。駅前に戻ると、Performer SYO!がジャグリングをやっている。このひとは観たことがあったかどうか、印象にないのだが、雨が降り始め、一輪車や炎を使った芸に苦戦している様子が気になり、ついつい観てしまった。






 だんだん日も暮れてくる。また一番街通りを抜けていくと、Juggler Laby のパフォーマンスに出くわした。またまた厚木公園に戻ると、おなじみの中国雑技芸術団のパフォーマンス中だった。そしていよいよ、「夜会」に突入していく。この「夜会」こそが、「あつぎ国際大道芸」のいちばんの名物であり、これを観るためにやってきたといっても言いすぎではないくらいだ。夜の公園に出演者たちがじわじわと集まり、ブラックエレファンツが演奏をしていたのだが、その音楽が鳴るなかで、足長の男女が踊り、河童がうろうろしている。その横では炎を使った芸も行われている。この光景が、じつにファンタジックで悪夢的なのだ。子どもたちは河童を追いかけ、自然と隊列になってしまった。ブラックエレファンツは演奏を続けたまま、オーディエンスをかきわけるようにしてステージ上にあがっていくと、いよいよ「夜会」がスタートする。音楽を演奏するパフォーマーたちがそろい、音楽が鳴り続けるなか、出演者たちがつぎつぎに登場し、代わる代わるパフォーマンスを見せていく。もちろん、そのパフォーマンスの多くは即興で行われているはずで、なにが飛び出るかわからない。この狂乱のステージが大好きで大好きで、大道芸のフェスは各地にあれど、これだけのステージを楽しませてくれるところはほかにあるのだろうか。しかも、これが無料だというのは驚異的なことだ。河童を追いかける子どもたちは、一緒にステージにもあがってしまった。狂乱は終わりそうで終わらず、何度かアンコールのように熱がぶり返し、1時間近く続き、ようやく大団円となった。少し雨も降り始めていたが、なんとか小雨でもちこたえてくれた。3年ぶりの「あつぎ国際大道芸」に大満足。「夜会」のなかで、プロデューサーのハシモトさんというひとのあいさつもあったが、これだけのものをプロデュースするこのひとはいったいどういう経歴なのだろう。
































 ベローチェに入り、ひと休み。音楽を聴きながら少し眠り、それから、しばらく読書を。2時間ほど経ち、外に出ると、地面は濡れていたが、雨は止んでいる。結局、あまり降られずに済んだ。アミューあつぎのブックオフに寄り、閉店までの1時間でざっとまわる。110円の文庫本を1冊、コミックを1冊、220円の単行本を2冊買っていく。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。録画に失敗したから、少ない時間で済んだ。Spotify でポッドキャストを聴きながら、深夜に眠る。

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1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...