2022年12月10日土曜日

12月10日土曜日/「THE W 2022」



◇ 九段下・神保町

 今日も朝から都内に。まず、九段下のほうに出て、それから、神保町のほうに歩いていく。昼食は座135酒場に入り、ランチメニューの豚角煮チャーハンを食べた。770円。メニューの写真には餃子があるのに、やってきた定食には餃子がついていないから、あれっと思ったが、店員さんに確認しそこねてしまい、まあ、写真が間違ってるってこともあるのかなと、いったんは納得しそうになったものの、いや、メニューの写真が間違っているとしたらやっぱり変だろうと、もう食べ終わりそうになったころにようやく店員さんをつかまえ、訊いてみると、餃子はこれから出てくるとの返答。まさか、これからだったとは。本当にそれからすぐに出てきた餃子はやけに大きく、もう食べ終わるつもりでいたところにそれを食べたらとても満腹になった。




 間がいいことに、このすぐ近所にお届けものがあり、それを済ませたらさっさと帰ることにする。神保町から半蔵門線、渋谷から東横線の各停に乗り、眠りながら帰った。昼のうちに帰宅し、夕方に改めて外出。一昨日、間違って倍の数をもらってきた母のクスリを返しに、二俣川の薬局まで行かなければならなかった。用が済んだら、またすぐに帰ってくる。

◇ テレビ

 録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「タモリ俱楽部」は「ポリ袋開けにくい問題」を解決するため、静電気を摩擦の面から、そぞれの専門家が解説をする。マギー、Licaxxx が出演。昨夜の「ネタパレ」は、ジェラードンの歌舞伎お披露目会のコントに笑った。アタック西本が子どもに見えるのがすごい。気になっていたかもめんたるの漫才も、ここで観ることができた。

 昨夜の「ものまね王座決定戦」は、観たいところだけ、ざっと早送りで観ていく。よく把握していないのだが、今回は年に一度の歌まね対決の大会なのか。レッツゴーよしまさがついに初登場。「ドリフのズンドコ節」が期待どおりにとても面白かったが、歌まねの対決では、レッツゴーよしまさみたいな芸では点が高くならないようで惜しい。審査員がまたつまらない顔ぶれなんだ。JPなんかも出演していたのだが、GACKT を歌い、やっぱり勝てない。決勝には8名が進出し、Tarkiee、SHINOBU、荒牧陽子、nanami、Mr.シャチホコ、松浦航大、よよよちゃん、ビューティーこくぶというメンバー。なにかもの足りないと思ったら、今回、ミラクルひかるが出てないんだな。8名とも、決勝のほうがどうも出来が落ちると思ったが、結果はビューティーこくぶが優勝。ビューティーこくぶも見事なのだけど、よよよちゃんが優勝しそうだなと思いながら観ていた。

 そして、今夜は「THE W」の放送があり、その前に、夕方に放送された事前特番を観る。さらば青春の光・森田、水卜麻美が司会、過去の優勝者、オダウエダ、阿佐ヶ谷姉妹も出演。あとからニューヨーク、終盤には鬼越トマホークが加わると、まるで「マッドマックスTV」のような顔ぶれだ。歴代チャンピオンのネタを放送し、そして、今夜のファイナリストを紹介する。オダウエダ、阿佐ヶ谷姉妹は新ネタも披露した。阿佐ヶ谷姉妹は漫才。オダウエダは、先日の「NHK新人お笑い大賞」でやっていたネタだった。

 いったん眠り、深夜に目覚めてから、情報をまったく入れないようにした状態で「THE W」を観始める。司会は後藤輝基、水卜麻美。審査員は、塚地武雅、川島明、田中卓志、笑い飯哲夫、友近、野田クリスタルという6名。まずはAブロックの対戦だが、番組開始6分でもう対戦が始まってしまうのが忙しない。「M-1」みたいにたっぷりと時間をかけて暖めていかない。冒頭には「勝ち残りノックアウト方式」の説明もあり、去年までと同じルールなのだが、今までは10組だった決勝進出者が、今年は12組に増えた。ブロックも、A、B、Cと、3ブロックに分かれるようになった。◆Aブロックのトップは決勝常連の TEAM BANANA。対戦相手はヨネダ2000。ヨネダ2000 は優勝候補だと思っていたが、コントをもってくるとは思わなかった。「M-1」と差別化を図ったのだろうか。その内容は、愛が茶色い全身タイツを着てウンコを演じるもので、2番手でこれはちょっとだめじゃないかと思った。TEAM BANANA はいかにも古めかしい毒舌漫才だが、これは TEAM BANANA の勝ちかなと思ったが、審査員は3対3で割れ、視聴者投票がヨネダ2000 に入り、ヨネダ2000 が勝ち抜いた。続く、さとなかほがらかというひとはまったく初めて観る。カスタマーセンターの保留音が独特なひとりコント。これはヨネダ2000 が7票獲得し、ストレート勝ち。ヨネダ2000 は、暫定席のネタをきちんと用意しているのが素晴らしい。そして、Aブロックの最後は、ここも常連のAマッソ。どうなるかというところだが、披露したのは会社の面接のコント。面接を受ける村上は、体型を隠す箱から首だけ出している。ルッキズムへの皮肉だが、リアリティの部分がだめだ。こんな面接官はいるだろうか。結果は、4対3でヨネダ2000 の勝ち。審査員票は4票がヨネダに入った。Aブロックは、面白いメンバーのわりにはどうもぱっとしない戦いになった。ヨネダ2000 が最終決戦に進む。◆Bブロックのトップは天才ピアニスト。実力的には大本命だろう。カップルのケンカの場に居合わせたおばさんのコント。ますみがおばさんのかっこうで登場しただけで面白く、演者としての可笑しさがそなわっている。対するは爛々。ネタを観たことがなかったが、これも古めかしい漫才。天才ピアニストの圧勝だろうと思ったが、そのとおり、7票獲得し、ストレート勝ち。天才ピアニストも暫定席のネタを用意していて面白い。続いて、スパイクは居酒屋のバイトのコント。新人バイトがプリンセスのようなキャラクターというコントだが、やっぱり、演技がだめで面白くないんだな。ここもまた天才ピアニストが7票獲得。最後はフタリシズカかりこる。このひとのピンネタも未知数だった。加工された音声で電話する女のひとりコント。音声に頼りきったネタで、音声を担当しているのは誰なのか。Aマッソのプロジェクションマッピングを使った漫才もいやなのだが、いったい、なにを競っているのかと思わされる。芸に秀でているものを評価すべきじゃないか。結果、Bブロックは天才ピアニストがすべてストレートで勝ちあがった。◆Cブロックのトップは河邑ミク。カンニングする女子高生のひとりコント。演技が面白いひとだと思うのだが、BGMの多用が余計な気もした。それとは別に、顔のアップをやたらと映すカメラワークをしているのが気になったが、視聴者投票があるのだからそこはもっと引いた視点でなければまずいのではないか。対するはエルフ。バラエティ番組ではよく観るコンビだが、コントは初めて観た。機種変をするギャルがタメ口を使われるコント。荒川ちゃんの可笑しさがきちんと発揮されたシンプルなコントだった。エルフが7票獲得、ストレート勝ちという結果になったが、河邑ミクは結果を見ながらボケる余裕もあった。続いて、ここも決勝常連の紅しょうが。今回はなんとコントをぶつけてきた。ゴミ捨て場で酔いつぶれる女のコント。紅しょうがも、毎回毎回、古めかしい漫才だと思って観ていたが、その古めかしさがコントになると不思議と薄まる。熊元プロレスがなんだかだんだん可笑しくなってきた。これは紅しょうがが勝つのではと思ったが、紅しょうがが7票獲得、ストレート勝ちする。最後はにぼしいわし。事務所はフリー、大阪の地下芸人という謎の経歴。まるで記憶していなかったが、過去にも決勝進出しているんだ。この「THE W」以外ではまったく観ていないのだろう。真っ向勝負の漫才は、これはいずれ「M-1」でも期待できそうな面白さだった。しかし、結果はまたもや紅しょうがのストレート勝ちとなった。◆最終決戦は、ヨネダ2000、天才ピアニスト、紅しょうがの3組で争う。まず、順番を決めるくじ引きがあり、紅しょうが、天才ピアニスト、ヨネダ2000 の順になった。紅しょうがは最終決戦には漫才をもってきた。天才ピアニストは母娘の食卓のコント。ヨネダ2000 は動物と話せる女性のコントを演じ、最後にはでかいモヒカンをつけた衣装になるのだが、音響、小道具に頼っているのがやっぱり好きではなく、どうも漫才のときのような鮮やかさに欠ける。最終結果は、票が割れて最後までわからなかったが、天才ピアニストが優勝という結末になった。各票は、視聴者、友近、川島、塚地は天才ピアニスト、野田、田中はヨネダ2000、哲夫は紅しょうが。優勝者には日本テレビの各番組の出場権が与えられるのだが、しかし、Aマッソなんかはもう自力で出られるだろう。だから、その意味でも、天才ピアニストの優勝には意義がある。この優勝特典がある以上は、タレントとして活躍する前のひとたちのための大会であったほうがいい。

2022年12月9日金曜日

12月9日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ 大手町・川崎

 早朝に起きあがり、朝から都内に。昼食は大手町、地下通路にあるめとろ庵で、カツ丼セットをさっさと食べてしまう。710円。ファーストスクエアのドトールに入り、ひと休み。外に面した席にコンセントあり、スマホの充電をしつつ、今夜の「タイタンシネマライブ」の予約をしておく。前日にしようとしたら、劇場ではまだ扱っておらず、ぴあだけの販売になったのだろうか。今日は都内にいるから、日比谷の劇場で予約するのが都合がいいかと思ったが、日比谷はなんと売り切れ。神奈川県の劇場では売り切れることなんてないんだけどな。しかたなく、川崎で予約し、夕方になってから川崎に移動。モアーズのブックオフに寄るが、買いたいものがまったく見つからず、かえって時間を食った。店内をぐるぐるまわり、220円の文庫本をなんとか1冊選んで買っていく。

◇ ライブ

 ブックオフに寄っていたらちょうどいい時間になり、TOHOシネマズ川崎に。2ヶ月に一度の恒例、「タイタンシネマライブ」。チケットを引き換え、上階の劇場に。通路のすぐ後ろの列、D列のいちばん左端の席をとった。開演前には「田中裕二の野球部」の映像が流れる。19時半開演、登場順に、まんじゅう大帝国、しびれグラムサム、春とヒコーキ、ネコニスズ、ダニエルズ、キュウ、脳みそ夫、トム・ブラウン、シティホテル3号室、ウエストランド、ヒコロヒー、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題。宮下草薙も出演予定だったが、コロナのためにお休み。エンディングトークは、まず、トム・ブラウンが登場し、トム・ブラウンも残ったまま、ヒコロヒーもそこに加わる。そこへさらに、「M-1」決勝進出を決めたウエストランドとキュウが登場。この2組にゲストがマイクを渡してしまい、ゲスト陣はしゃべれなくなってしまった。初登場のヒコロヒーは、電話で悩みをうちあけ、いいところを言ってもらおうとする女のコント。トム・ブラウンは、成人を迎える女性タレントを合体させる。爆笑問題の漫才は、ふたりそろってサッカーを知らないのにサッカーのネタをするから、そこで笑いが起きてしまった。BOOMER&プリンプリンの「遠山の金さん」のコントは古いネタだと思うが、伊勢の町娘が外国人だったというオチはさすがにひどい。

◇ テレビ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「アメトーーク!」は「アントニオ猪木スゴイぞ芸人」。有田哲平、勝俣州和、ケンドーコバヤシ、古坂大魔王、増田英彦、ユリオカ超特Qというメンバー。先週に引き続き、蛍原が不在、土田晃之が代打MCを務め、MC側にはフワちゃんも座る。2週連続のプロレス企画で、今週も秘蔵映像がたくさん流れた。昨夜の「ぺこぱポジティブNEWS」は、松陰寺の第1子誕生ドキュメント。シュウペイはそのことを「オールナイトニッポン」の生放送中に知らされる。「トンツカタン森本&フワちゃんの Thursday Night Show」という番組も妙に面白く、続けて観ている。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FRIDAY」に元りあるキッズの記事あり。昨年、「FRIDAY」がふたりの再会に密着して以降、関係がだいぶ修復しているとは知らなかった。深夜1時頃に眠る。

2022年12月8日木曜日

12月8日木曜日/クスリが倍

◇ テレビ

 早朝から眠り、遅めの時間に起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観ると、最初はまず、「芸人が今までで一番面白かった瞬間は誰が見ても面白い説」。この番組ではおなじみの企画だが、面白さの基準を視聴者に仕込もうとしているようで、どうも傲慢に感じる。というのはつまり、松本人志がさんざんやってきたことの延長にあることであり、笑いの思想を広める運動という意味で、ごりごりにイデオロギッシュな企画じゃないか。近年のバラエティ番組の文脈からはみ出るものが選ばれることもいっさいない。番組後半はクロちゃん企画。これは嫌いなので、早送り。

 昨夜の「あちこちオードリー」は笑い飯がゲスト。東日本大震災の日は「黄金伝説」の収録で一緒だったそうで、交通が麻痺したその日、榊原郁恵がクルマで送ってくれることになり、笑い飯、若林の4人で同乗して帰ったというエピソードが語られた。

◇ 二俣川

 正午過ぎから外出。叔父と待ち合わせ、母を二俣川の病院まで送り届ける。自分だけ先に帰ることにして、病院を離れ、まずは昼食。ドン・キホーテの2階、atariya にひさしぶりに入り、カレーライス焼き豚入りを食べた。550円。ドン・キホーテの裏に出て、友書房にもひさしぶりに寄った。ぜんぜん入れ替わってないような棚もあるが、奥のほうには新しめの文庫本もあった。都筑道夫の文庫本を1冊だけ、150円で買っていく。



 15時過ぎには帰宅するが、そのあと、叔父と母が帰ってくるまでにずいぶん時間がかかった。検査の結果を教わり、2週間分のクスリをもらってきたというのだが、確認してみると、錠剤の数が倍、28個あることに気がつく。さっそく、叔父が薬局に電話すると、うちまで引き取りにきてくれるというのだが、うちは掃除の最中という都合があり、きてもらいたくないからこちらから返しに行く提案をする。向こうは担当者がいないのか、はっきりとした確認ができず、折り返しの電話を待つ状態になった。クスリの数を確認してもらい、半分は持ち帰らなければならないので、叔父ひとりで返しに行ってもらうわけにもいかず、叔父がこれからまた一緒に薬局まで返しに行こうというのだが、今からまた出るのもめんどうで、なにより、薬局のミスなのに、こちらがそこまでする必要はないだろうと思ったが、うちにやってきてくれるというものを断っているのがそもそも変だ。叔父があいだに入って連絡していることも話をややこしくしている気がして、連絡先を自分の電話にしてもらい、叔父には帰ってもらった。そのあと、薬局からすぐに電話があり、土曜に改めて返しに行くことで、これはあっさり解決した。

◇ ラジオ・音楽

 夜になり、ようやく落ち着き、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・中井貴一)を観た。それから、Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、今日は放送4000回記念だった。パートナーははるな愛。ゲストコーナーには伊集院光が登場した。伊集院は3000回記念のときもゲストだったようだ。老いについて、大竹まこととかなり真剣な会話をしていた。

 Spotify で、どこをどうたどって見つけたのか、たまたま発見した韓国の250というアーティストのアルバムを聴いてみたら、これがとても面白い。今の時代のポンチャック。深夜0時頃に眠る。

2022年12月7日水曜日

12月7日水曜日/「THE MANZAI」など

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・読書

 朝、ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。寒い。午前中は、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「午前0時の森」では、年間テレビ出演本数ランキングの発表があり、春日も出演した。エム・データ調べでは、春日が1位に。エム・データでは再放送もカウントされるため、生放送が多いと不利になるようだ。ニホンモニター調べでは、春日は3位。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(ゲスト・大川栄策)を聴きながら少し眠る。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。今朝は漫才協会の理事会があったそうで、球児好児師匠が漫才で使う一斗缶のフタが多すぎるので捨てたほうがいいんじゃないかという会議があったという。14時台は、AMEMIYA がゲスト。AMEMIYA の口調がもうずっと面白い。ラジオを聴きながら楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」の「熱闘スタジアム」は「「オレたちひょうきん族」を語ろう」というテーマ。三宅恵介、渡辺正行、山田邦子という3人の座談会。

 ブログをもうひとつ更新して、午後も録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、松本明子がゲスト。実家じまいの話を中心に、父のエッチな本はみうらじゅんさんに引き取ってもらったという話をここでもしていたが、徹子さん、みうらじゅんを認識してるんだろうか。

 今日は外出せず、部屋で読書。土屋惠一郎「世阿弥 風姿花伝」を読み終えた。2015年刊。NHK「100分de名著ブックス」の1冊。2014年に放送された番組のテキストを底本としている。この番組、何度か録画したことはあるのだが、録画したままで、一度も観たことがない。この「風姿花伝」の回も録画すらしていないのだが、それはそれとして、単に「風姿花伝」をわかりやすく解説している本として読んだ。芸能に興味を持ち続けてきたわりには、「風姿花伝」のことはつい最近までまるであたまになかったのだが、どういうわけか、ごく最近になって、「風姿花伝」が話題にされている場面に立て続けに出くわし、にわかに、知らなければまずいのではと思い始めるようになった。今が学ぶべきときなのだろう。

 夜もまた、録画していたテレビ番組を。日曜に放送された「THE MANZAI」を観た。トップのタカアンドトシの漫才のあと、最高顧問の開会宣言、たけしのコントをきっちりやってくれるのが嬉しい。以降、途中まで観ようかと思っていたが、3時間すべて、一気に観てしまった。出演順に、アンタッチャブル、フットボールアワー、霜降り明星、ナイツ、ミルクボーイ、千鳥、華丸大吉、サンドウィッチマン、パンクブーブー、銀シャリ、マヂカルラブリー、錦鯉、からし蓮根(プレマスターズ枠)、テンダラー、かまいたち、海原やすよ・ともこ、おぎやはぎ、笑い飯、NON STYLE、ミキ、中川家、爆笑問題。いつもこの番組だけは出演しているウーマンラッシュアワーがいないことが気になったが、Spotify で、村本大輔のポッドキャストをチェックしてみると、その反響を受け、こちらでたっぷりと語っていた。今回の「THE MANZAI」は、村本のほうからお断りしたとのこと。爆笑問題、ナイツ、ウーマンラッシュアワーは、情報の正確さを確認するため、事前に時事ネタのチェックが入るというのは知らない話だった。少し眠り、深夜、朝までにブログの更新をもうひとつ。

2022年12月6日火曜日

12月6日火曜日/間抜けなことばかり

◇ ラジオ・テレビ

 朝早くに起きあがり、ブログの更新をしようと思うが、部屋が寒い。ストーブをつけ、ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。タイムフリーで、先週土曜に放送された「桑田佳祐のやさしい夜遊び」を聴くと、北野誠や桂雀々と飲んでいたときに、やしきたかじんから電話がかかってきたという話をしていた。電話を渡されたらなぜか怒られたそうだが、たかじんは小朝だと思っていたという話だった。

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「午前0時の森」は、サッカー中継の裏で、劇団ひとりが持ち込んだという「カタうまい飯グランプリ」という企画。「キョコロヒー」は、ヒコロヒーがツイッターにオリジンのおにぎりについて投稿したことから、スタジオにオリジンの社員たちがやってきて、達人と呼ばれる女性が実際におにぎりを作ってみせた。番組後半には「ちょうどいい喫茶店」という企画もあり、かが屋が喫茶店をめぐる。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」の12時台は、浅野ゆう子がゲスト。東貴博とはよく知る間柄のようで、熱海五郎一座で共演しているからかと思ったが、じつは関係は古く、田中美佐子と浅野ゆう子が仲がよかったため、Take2のふたりとディズニーランドでダブルデートしたことがあるのだという。トレンディドラマの絶頂期からすると人気はやや落ち着いていた時代かもしれないが、それでもすごい話。

 注文の品が見つからず、またキャンセルを出すことになり、情けないかぎり。まあ、安いものだったからあきらめもつくが、去年、自分でも読んだ本だったから、ちょっと別のところに置いちゃったのかなあと思うが、本を探してみると、ネズミの被害を新たに発見することになり、なおさら虚しくなった。大事なサイン本の栞紐をかじられてしまったのがショックだ。売りものは気をつけるようにしていたが、こっちこそ用心しなければならなかった。それから、夕方から外出しようと、出かける前に、寒いから手袋が欲しくなり、手袋はそのへんにあったはずだと脱ぎ散らかした服をどかしてみたら、なんと、さっきキャンセルした本があっさり見つかった。なんだよこれと、また気が抜けてしまった。ほんとに間抜けなことばかり。

 駅前の郵便局まで出て、それから、吉野家に寄り、牛すき鍋膳を食べた。767円。二俣川まで歩き、ジョイナステラスのくまざわ書店を少し覗いていく。ドトールに入るつもりでいたが、小銭が惜しくなり、躊躇する。二俣川からすぐに折り返し、とりあえず、戻りながら考えることにするが、うちに帰ってしまうとやっぱりだらけそうだと思い、ライフのマクドナルドに寄っていく。ホットコーヒーと三角チョコパイを食べ、読書をするが、しかし、眠くなり、あまり読めなかった。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜に帰宅し、夜も録画していたテレビ番組をあれこれと。まず、「さんま御殿」を追っかけ再生で観てしまう。それから、土曜の「お笑い向上委員会」。この番組に千原ジュニアが出ているのが珍しい気がした。世間知らズ西田が「モニター横」に登場するが、西田が演じる吉本のマネージャーのキャラクターを、さんまと今田は本当にマネージャーだと勘違いする。最後は年末恒例、ザブングル加藤が1年ぶりに登場。来週は「かしわ餅」こと、TKO木下も登場するようだ。

 先週の「爆笑問題カーボーイ」を聴いてなかったと思い、タイムフリーで聴き始めたら、どうも聴いたことのある話をしている。日記を確認すると、オンタイムでは眠ってしまったのだが、その後にちゃんと聴きなおしていた。この日記を確認しないと、なにもかもが思い出せないのか。脳がもうだめだ。代わりに、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台はシソンヌがゲスト。じろうは毎日新聞の「女の気持ち」という連載を読んでいるそうで、コントのネタはそういうところから引っぱっているのだ。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FLASH」には長井秀和のインタビューがあり、創価学会の芸能人を大暴露している。これはネットニュースにもなっていて、ツイッターのトレンドにもあがっていた。

  「週刊朝日」には、イッセー尾形のインタビューがあった。「市井の人々を演じていますが、人間観察からネタは生まれません。観察ってちっとも役に立たないんですよ。最初の一人芝居「バーテン」を作るとき、実際に昼間のスナックに行ってバーテンを観察したんです。でも何もおもしろいことがなかった。ただコーヒーを飲んで帰ってきただけ。そのとき「観察じゃないんだ。おもしろいものは自分で構築しないとダメなんだ」とわかりました。」

 「ダ・ヴィンチ」1月号は、毎年恒例の「ブック・オブ・ザ・イヤー」。しかし、読んだ本もなければ、読みたい本もない。ページをめくっていて、あれっと思ったのが、「サンデー毎日」で連載していた「本棚探偵」が「ダ・ヴィンチ」に引っ越していた。そんなことってあるのか。引っ越し2回目のようで、今回はあさのあつこの本棚が取材されている。そのほか、表紙を飾る大泉洋のインタビューでは、移動中に立ち寄った書店で出会ったという岸政彦「リリアン」について語っていたりなど。

 なにがどうしたというわけでもなく、胃が痛くなり、ブログの更新をする余力もなし。眠ってしまおうとしていたが、眠れもせず、部屋を暗くすると、ネズミの気配が気になる。深夜1時から「爆笑問題カーボーイ」を聴きながらようやく眠った。

2022年12月5日月曜日

12月5日月曜日/小雨・隅田川




◇ 蔵前・横浜

 朝から都内に。横浜から京浜急行に乗り、浅草線直通、蔵前まで。小雨。寒いし、眠い。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとエクレアを買って食べた。その後、横浜まですぐに戻ってくるのだからじつに阿呆らしい。昼食は横浜東口、ポルタの浪花ろばた八角に入り、ランチメニューのカツ丼セットを食べた。800円。そのあとにはまた横浜を離れ、やたらと移動する日だ。夕方にまた横浜に戻り、ヨドバシカメラに寄り、来年の手帳をようやく買った。年に一度しか買わないものだが、いつも、1200円もしたっけ。ブックオフにも寄ろうかと思っていたが、外に出てみると、雨がだいぶ降っている。傘を買うのもめんどうで、ブックオフはやめて、マクドナルドに入り、ひと休み。ホットコーヒーとチーズバーガーを食べた。金の計算をして、それから、読書も少し。雨に濡れながら、夜遅くに帰宅する。

◇ テレビ・ラジオ

 録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は渡辺徹追悼。1984年放送、23歳のときの映像から始まった。1990年放送の回は、息子が生まれた翌年の出演。ここではマヨネーズの話もしている。2017年放送の回は、榊原郁恵と夫婦で出演し、指輪を贈るサプライズに失敗したエピソードをしゃべっていた。2020年にも夫婦で出演。これはまだコロナの前か。2021年放送の回は、1990年の回でしゃべっていた息子の裕太とともに出演。最後はつい最近、今年9月に中村雅俊と一緒に出演した回の映像が流れた。

 今日の「しゃべくり007」もすぐに観ると、村山輝星がゲスト。いつの間にか、アクリル板がなくなり、出演者の座り位置も近くなったようだ。輝星ちゃんに、そばのすすりかたを教えるために好楽師匠が登場した。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングでは、渡辺徹、円楽のこと、そして、カンニング竹山のライブで語られたという上島竜兵の話をする。12時台は、嘉門タツオがゲスト。土曜放送の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」も聴くと、こちらでももちろん、渡辺徹の話をたっぷりとしていた。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもすると、「週刊ポスト」のたけしの連載は崔洋一追悼だった。ラジオを聴きながら眠り、深夜に目覚め、またラジオを聴きながら眠りなおした。

2022年12月4日日曜日

12月4日日曜日/渡辺徹の漫才



◇ 桜木町・関内

 朝早くから外出。寒い。今季初めて、トレーナーを着ていく。日曜の朝は電車が空いていて、のんびり読書をしていく。まず、桜木町に用があり、それから、馬車道から日本大通りのほうに歩いていく。開港記念会館の向かいのベローチェに入り、ひと休み。モーニングセットのカイザーサンドスクランブルエッグ・ベーコンを食べた。480円。ツイッターからニュースをチェックしてみると、静岡の逆さ吊り保育士がついに逮捕され、実名も出た。どうやら、3人とも女性のようだ。しばらく読書をして、少し仮眠もする。矢作俊彦「東京カウボーイ」を読み終えた。1992年刊、新潮社。文庫化はされていないんだろうか。大友克洋の表紙に惹かれて読み始めてみたものの、どうも調子がつかめないまま、だらだらと読み進めていた。



 ベローチェを出て、隣りのスギ薬局に寄り、あんぱんをひとつ買い、歩きながら食べておく。日本大通りの交差点までくると、交通規制の看板が出ていた。ここより海側にはクルマを通しておらず、「マグカル解放区」というのを開催しているのだとわかったが、その場でホームページを確認してみると、パフォーマーに路上を解放するという催しを定期的にやっていたんだそうで、3年ぶりの開催ということも知らなかった。今日のタイムテーブルを見ると、ストリートミュージシャンみたいなのばかりで、今日は観なくてもいいかと思ったが、大道芸なんかが出ることもあるようだ。

◇ 放送ライブラリー

 今日は放送ライブラリーを利用するつもりで、その前に1階のトイレに入っていたら、ガキどもの集団が入ってきたようで、いったい何人詰めかけてきたのか、騒々しく、扉にばたばたぶつかりもするからたまったもんじゃない。へらへらしながら「入ってんの?」などと言いながら騒いでいるから、こちらも不愉快になり、扉を一発、ばんっと思いっきり叩いてやった。さすがに静かになり、いなくなってくれたが、おもてで出くわすといやだから、必要以上に個室にこもるはめになった。

 放送ライブラリーにやってきたのは、1988年放送の「シェイクハンド」というドラマを観るため。渡辺徹の番組がなにかないかと探してみたら、このドラマを見つけた。渡辺徹が漫才師を演じているドラマ。関西テレビ制作、原作は難波利三。ギャラクシー賞の奨励賞を受賞している。渡辺徹と古尾谷雅人が漫才コンビなのだが、放送時、渡辺徹は27歳、古尾谷雅人は31歳。関西弁の渡辺徹と、東京からやってきた古尾谷雅人が「横断歩道」というコンビを組む。渡辺徹のインチキ関西弁のルーツは、もしかすると、このドラマにあるのではないだろうか。漫才学校出身という設定も時代を表している。(このドラマの前年には「4時ですよーだ」が始まっていて、当時、関西ではダウンタウンらの人気が爆発していたはず。)うまくいかない渡辺と古尾谷のコンビは、ある師匠コンビに弟子志願をするのだが、たとえば、NSC出身者がそのあとに誰かに弟子志願をするというケースも当時はあったのだろうか。師匠コンビとともに訪れた地方営業では、もうひと組、女性コンビ(ハイヒール風)も一緒で、やがて、渡辺徹は古尾谷を裏切り、そのコンビのひとりだった高橋ひとみとコンビを組み、夫婦漫才を始めることになる。古尾谷はアパートに呼び出され、渡辺徹と高橋ひとみからそれを聞かされるのだが、会話ではなく、そのわけは漫才によって語られ、古尾谷は沈黙する。ひとりバイトを始める古尾谷。そのいっぽう、渡辺徹と高橋ひとみのコンビはコンテストで優勝する。東京に帰ろうとする古尾谷を、新幹線のホームまで追いかける渡辺。ホームに残るふたりを映したまま、時間が経過していく。

 放送ライブラリーを出て、イセザキモールまで歩いた。有隣堂に寄ると、ウディ・アレンの自伝が出ているのを見つけて、ちょっと立ち読みする。夕方になり、遅めの昼食。和記食坊に入り、パイコー麺を食べた。680円。ブックオフにも寄っていく。110円の文庫本を1冊、220円の文庫本を1冊、単行本を4冊買った。横浜駅までは、ラジオを聴きながら歩いて帰る。平沼のブックオフにも寄り、220円の単行本を1冊だけ買っていく。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」はサッカーの話題から始まり、そのつぎは渡辺徹の訃報を扱うが、スタジオには戻らず、すぐにつぎのVTRに移ってしまった。旧統一教会問題は今週は番組後半に扱い、鈴木エイトも登場。そのあとには宮台真司の襲撃事件を扱った。「ワイドナショー」は松本が不在の週。田村淳、シソンヌ長谷川、武田鉄矢、柴田亜美というメンバー。こちらは渡辺徹の訃報から始まるが、松本が不在の今日は、渡辺徹とは縁が薄いひとばかり。そのあとは、サッカーの話題、流行語大賞など。

 疲れてしまい、横になり、タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴いた。14時台は、西川のりおがゲスト。楽しみにしていたのだが、聴きながら眠ってしまい、目覚めては聴きなおすというのを何度かくり返した。これはまた改めて聴きなおそう。

2022年12月3日土曜日

12月3日土曜日/餃子を食べる・その他

◇ ラジオ・テレビ

 朝早く、いったん目覚めるが、ずるずると眠り、9時前に改めて起きあがる。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけると、オープニングでは、渡辺徹のお宅にお線香をあげに行った話をしていた。録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワルイコあつまれ」は、「昭和歌謡合唱団」のコーナーに売野雅勇が登場し、「2億4千万の瞳」の歌詞を解説する。「子ども記者会見」は、プロゲーマーのときどというひとが登場した。昨夜の「タモリ俱楽部」は、身の丈に合った簡易トイレを探すという企画。高橋優、東京03の飯塚と角田が出演。

 午後、叔父が3週間ぶりに来宅する。叔父は夕方に帰り、そのあとに外出。駅前の日高屋まで出て、W餃子定食を食べた。710円。ドトールに入り、しばらく読書をしていくつもりでいたが、眠くなり、音楽を聴きながらまず仮眠をしたら、それだけで1時間ぐらい経ってしまった。

◇ マンガ・ラジオ・テレビ

 ドトールで、藤子・F・不二雄「カンビュセスの籤」を読み終えた。1987年刊、中央公論社からその当時に出ていた「愛蔵版」シリーズ、「藤子・F・不二雄SF全短篇」全3巻の1巻。この本は中学生のころから手元にあるはずで、通して読んだのは 30年以上ぶりになるだろうか。900ページ弱のぶ厚い本を、9月23日、F先生の命日からちびちび読んでいた。1巻は、巻末に筒井康隆の解説が載っていて、これを初めて読んだときには、筒井康隆をまだ知らなかった。70年代に描かれた作品が多いのだと思うが、(初出一覧は3巻に掲載されている。まあ、3巻を確認すりゃいいんだけど。)終盤はずいぶん暗い作品が続く。F先生も四十歳前後というころか。A先生と比べたときに、明るいF作品という単純な印象が一般的にあるが、根っこが楽観的ななのはA先生のほうだろう。

 夜に帰宅し、疲れてしまい、横になり、Spotify のポッドキャストで「問わず語りの神田伯山」を聴いた。先週の放送を聴きそびれていて、まず、先週の放送から聴くと、ナイツの番組で先に少し知ったが、この前週から続く、高嶋政伸と政宏を間違えた一件について語られていた。伯山に触れられていいるという高嶋政伸の該当の文章をついに突きとめていた。新潮社の「波」2021年8月号掲載の文章だそうで、ツイッターでは誰もそれについてツイートされていない。この文章が、伯山の話芸で読みあげられるのが面白く、伯山が村西とおるになってしまうところで笑う。続けて、昨夜の放送も聴くと、こちらでは「A-Studio+」に出演した話をしていた。放送前に、こんなに詳細にしゃべっちゃっていいのかなとも思うが、放送が楽しみだ。そして、高嶋政伸からは番組にメールが届く。

 FMヨコハマ、IKURA さんの番組をひさしぶりにつけてみたら、横浜銀蝿の翔がゲストだった。続けて、そのあとの時間は「HONMOKU RED HOT STREET」。横山剣さんが、談志さんを観に行ったときにマクラだけで終わっちゃったことがあったと、ちょっとしゃべっていた。剣さんが談志を観に行っていたとは初めて聴いたかもしれないが、横浜の会だとすれば、もしかすると、同じ客席にいたこともあったのかもしれない。しかし、剣さんが客席にいたら目立つだろうなあ。

 深夜、ブログの更新をして、それから、録画していた「Nキャス」を観た。サッカーの話題から始まるが、ここ数日はラジオをつけるとサッカーの話題を耳にすることが多く、そこで聴いた話を、初めて映像で観て意味がわかったりする。そのあとには渡辺徹の訃報を伝える。三谷幸喜の舞台にも出演していて、その会見の映像が流れた。保育園の虐待事件など、ひどいニュースもいろいろありつつ、終盤には、三谷幸喜が菊池寛賞贈呈式に出席した様子を長めに扱っていた。三谷幸喜が菊池寛の扮装をして出席したのだが、このものまねが伝わるのかを心配した編集になっているのが妙だった。この番組のスタッフは、なぜか、菊池寛の風貌を誰も知らないと思っている。菊池寛賞の贈呈式なんだから、伝わるに決まってるじゃないか。

2022年12月2日金曜日

12月2日金曜日/訃報とラジオ

◇ テレビ・ラジオ・配信・ポッドキャスト

 朝、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「ぺこぱポジティブNEWS」には、コメンテーターにトンツカタン森本が初登場。続けて、「トンツカタン森本&フワちゃんの Thursday Night Show」も観る。「アメトーーク!」は「新日本プロレス大好き芸人」。有田哲平、ケンドーコバヤシ、レイザーラモンRG、ユリオカ超特Q、ジャングルポケット斉藤、鬼越トマホーク坂井というメンバー。蛍原が体調不良のため、MC側には土田晃之とフワちゃんが座った。さすが、テレビ朝日の秘蔵映像がたっぷりと使われ、プロレスを観ない自分でもこれは面白かった。橋本真也と小川直也の戦いを語る坂井が最後には涙ぐむ。

 昼はラジオをつけ、ラジオを聴きながらツイッターを覗いてみたら、渡辺徹の訃報に声を出してびっくりしてしまった。つい最近まで元気だったのにと思い、自分の日記を検索してみると、9月には中村雅俊と一緒に「徹子の部屋」に出演していた。61歳、敗血症。

 ラジオは、一之輔さんの「あなたとハッピー」のエンディングから聴き始めると、今日はこれから円楽師匠のお別れの会があると話していて、「ビバリー昼ズ」でもその話を引き継ぎ、円楽のお別れの会はちょうどこの「ビバリー」の放送中に開催されるのだという。会場はニッポン放送のすぐ近くのようだ。12時台は、桂雀々がゲスト。南佳孝と二人会をやってるんだそうで、大阪でやっているようだが、東京でもやってくださいよと高田先生。雀々は山下達郎とも仲がいい。オープニングから渡辺徹にはぜんぜん触れられないんだなと思いながら聴いていたが、エンディングでは、渡辺徹の「約束」を流した。そのあとの「中川家 ザ・ラジオショー」では、いきなりサンドウィッチマンがしゃべり始め、あれっと思わず番組名を確認してしまう。「ビバリー」でもしゃべっていたが、円楽のお別れの会に出席したサンドウィッチマンがニッポン放送に寄っていたのだ。話題はすぐに渡辺徹の話になった。中川家だけならばこういう会話にはならなかったような会話で、こういうときにサンドウィッチマンがたまたまニッポン放送にくることができたというのはなんという偶然だろうか。円楽のお別れの会に行ってきた伊達は「みんなへらへらしてましたね。」「爆笑につぐ爆笑でした。」 それから、「Number」の「M-1」特集、ファイナリストの話題にもなり、これもサンドウィッチマンが一緒だったことはよかった。

 午後もまた、録画していたテレビ番組といくつか。今日の「徹子の部屋」は森尾由美がゲスト。森尾由美に孫がいるとはびっくりする。現在、56歳。「白黒アンジャッシュ」も2週分まとめて、男性ブランコがゲストの前後編。「キングオブコント」以前に、配信で食えるようになっていたというのが今の時代ならではだ。

 夕方、駅前まで買いものに行き、すぐに帰ってくる。タイムフリーで、今日の友近の「シン・ラジオ」を聴くと、やはり、冒頭では渡辺徹の話をしていた。そのあとには今週はゲストがあり、パンサー向井が登場する。ラジオを聴きながら、ブログの更新をもうひとつ。

 夜、アマゾンプライムで「仮面ライダー BLACK SUN」を第7話まで。ふと、アマゾンのレビューの点の低さに気がつき、これにはちょっと驚いたというか、いやな気にさせられる。第1話を観始めたときにはレビューを気にしていなかったが、いつからこうなってしまったのか。政治的な内容が特撮ファンの反発を買っているということなのか、それもずいぶん幼稚な反発だ。

 アマゾンプライムではもうひとつ、Aマッソと KID FRESINO の「QO」というツーマンライブの配信が始まり、どんなもんかと観てみたが、あんまり面白くない。お笑いと音楽のツーマンといっても、まるで対等ではなく、どう観ても主役は KID FRESINO のほうで、音楽のライブにAマッソがときどき顔を出すという感じでしかなかった。ツーマンというのならば、KID FRESINO のほうが芸人と同じ条件のパフォーマンスにするべきなのだが、それではおそらく、ビジネスにならないのだろうな。

 Spotify で、村本大輔のポッドキャストが始まっていた。先月から始まっていて、まだ初回が配信されているのみ。さっそく聴いてみると、さすがの話術ではあるのだが、しかし、政治ネタではなく、期待はずれのリスナーもいるだろう。6分半というのも短い。ゆったりしたペースで配信されるのならば、もっと長い時間のひとりしゃべりを聴いてみたい。村本がなにを思い、なにを考えているかに興味があるのではなく、興味の対象はその話術だ。


2022年12月1日木曜日

12月1日木曜日/「M-1」はスポーツ

◇ ブログ

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。10月1日の日記を今ごろ書いていて、ついに2ヶ月遅れだ。いや、日記はリアルタイムでどんどん書いているのだが、それらはこのブログの下書きに保存され、それを公開できるかたちに整えるという作業をいちいちしているから、少しずつ余計な時間がかかり、ついに2ヶ月遅れというざまである。その際にカットしている事柄も多数あるが、それらは下書きにずっと保存し続けてある。この blogger が便利なのは下書きに保存してあるものも検索できることで、つまり、あらゆる事柄を(検索に引っかかるような書きかたで)ここに書き留めておけば、自分の脳の外付けハードディスクのように使えるのではと思っている。現在、四十代後半だから、脳なんて、あれあれっという間に衰えてしまうに決まってるのだから、長期的に続けていけば、とても意味のあるものになるのではないだろうか。(グーグルがこのサービスをいつまで続けてくれるのかはもちろんわからないのだが、自分が生きているあいだにグーグルがだめになる心配はあるだろうか。)できれば、十代、二十代のころにつけていた日記も、このブログの下書きにすべて書き写しておければとも考えているが、そんな時間はどうしたら作れるのか。

◇ ラジオ・雑誌

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」で、ナイツが「M-1」の話をするのではと思ったが、ぜんぜんしなかった。午後の「ナイツ ザ・ラジオショー」でようやく「M-1」の話になる。今日は13時台にもゲストがあり、オープニングのあとにスーパーマラドーナが登場。14時台には、決勝進出を決めた真空ジェシカがゲスト。真空ジェシカはずっとふざけていて面白いな。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、三遊亭天歌のパワハラの件が「週刊新潮」でも記事になっていた。「FRIDAY」には、元モストデンジャラスコンビの村越周司のインタビュー記事があった。芸人を引退したというニュースは目にした記憶があったが、今は YouTube で「お笑いネタディスりチャンネル」なるものを始めているようだ。

◇ 二俣川

 夕方から外出。今日はだいぶ気温が低い感じがする。11月はやけに暖かかったが、さすがにもうこれで寒くなるか。かつやで食べたいと思っていたが、割引券の期限が昨日までだった。かつやはやめて、二俣川まで歩き、餃子の王将に入った。天津麺に、餃子3個をつける。764円。ジョイナステラスのくまざわ書店を覗き、下の階の無印良品に寄り、ここでマグカップを買った。ドトールに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。

◇ 雑誌

 3日前にブックオフで買った「文藝春秋」12月号にざっと目を通す。小朝による円楽追悼の文章(インタビュー?)が読みたかった。同期としての思い出、エピソードはもちろんだが、円生襲名に向かう円楽の動きが、ここまで語るかというくらいに詳しく語られている。「七代目圓生襲名については、落語愛好家たちの間でも多くの批判があることを知っておりますし、もし僕がただの同業者なら、芸に厳しいあなたがそれはおかしいだろうと突っ込みをいれたくなるところです。ただ、これが同期の弱味というか、やっぱり前座時代から一緒にやってきた楽ちゃんの晴れ姿を見てみたい。」 最後には、円楽がそれほどまでに襲名にこだわった理由が語られ、「本人は圓生という名前を埋もれさせないためにもう一度世に出すと繰り返し話しておりました。もちろんそれも本心には違いありませんが、実はもうひとつ大きな理由があったのです。」として、「やっぱりさぁ、最後は巨人軍で終わりたいんだよね。」という円楽の言葉で締められている。これ、どういう意味だかよくわからなかった。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は、東海林のり子がゲスト。現在、88歳。コロナ禍の生活から韓国ドラマにハマり、さらに、タイのドラマからBLにハマり、BL小説まで読み始めるようになったという。東海林のり子から「沼落ち」という言葉を教わり、ウケる徹子さん。米寿のパーティーでは、LUNA SEA にバックハグをお願いしたという話もしていた。88歳にして、このミーハーっぷり、この好奇心。

 ツイッターから、佐川一政の訃報を目にした。つい一昨日、佐川一政の本が売れたのだが、記事によると、11月24日に亡くなったとあるから、もしかすると、亡くなったことを知る近しいひとからの注文だったのかもしれない。90年代悪趣味ブームの文脈で、メディアにもよく登場していた。快楽亭ブラック師匠の会では、大喜利に出演する佐川さんを観たこともあった。

◇ 雑誌

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで「Number」の「M-1」特集を読んだ。これは時間を作ってじっくり読みたく、全ページを熟読していたら、3時間ぐらいかかった。スポーツ雑誌で、異例の「M-1」特集。表紙には「スポーツとしての4分間の競技漫才」という言葉を掲げ、執筆陣には、中村計、増田晶文、生島淳といったスポーツノンフィクションの書き手たちが並んでいる。特集内でも触れられていたが、「M-1グランプリ」というタイトルがそもそも「K-1グランプリ」のもじりであり、漫才を格闘技のように戦わせることへの疑問は開始当初から感じてはいたのだが、今ではもう、「競技漫才」という言葉も浸透していて、その前提はずいぶん変化している。寄席や劇場での漫才とは別のもの、という意識が、ここに登場するようなレベルの漫才師たちのあいだにはおそらくかなり共有されているはずだ。掲載されているものは、増田英彦、チュートリアル、スーパーマラドーナ武智、ミルクボーイのインタビューのほか、サンドウィッチマン、笑い飯、錦鯉らのノンフィクション。出演順と採点の関係を分析する記事を書いているのは、誰かと思えば、堀井憲一郎だった。スタッフへの取材もあり、このあたりは特に知らないことが多く、ひときわ興味深かった。初回から関わり、初期の総合演出を担当していた朝日放送の辻史彦は、「私もM-1はスポーツだと思ってます」と断じ、「その年の大会で一番おもしろかった芸人さんを決めているだけで、普遍的な一番を決めているわけではありません。同じメンバーが別の日に戦ったとしたら違う結果が出るかもしれない。そういう点もスポーツ的だと思います」と語る。具体的な演出法について語られている部分も面白く、たとえば、カメラはスポーツ中継に匹敵する台数を駆使しているんだそうだが、近年の総合演出、現在はチーフプロデューサーを務める栞山哲治の以下のような証言はまたスポーツ中継とはまるで違うところだ。「ただ、審査員の顔はインサートしています。あれはずっと議論があるところですが、芸人さんの身振りやボケ、ツッコミの瞬間を逃さないようにはしているんです」「これができるのは、演出陣だけでなく調整室のスイッチャーを始め、カメラや音声担当など技術スタッフが事前に10組のネタを2本ともチェックし、見どころ笑わせどころをしっかりと把握しているからです」 

ブログ アーカイブ

1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...