2023年1月16日月曜日

1月16日月曜日/外出しない

◇ テレビ・雑誌・ラジオ・映画

 朝、眠気も覚めないまま、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をあれこれと。土曜の「お笑い向上委員会」には、岡野陽一、相席スタート山添、鈴木もぐら、ザ・マミィ酒井の「金借りスクワッド」が登場。上手ひな壇には、HG、スギちゃんらが座る。昨夜の「ガキの使い」は、ザ・マミィ酒井の「七変化」。「おかべろ」は中川家がゲスト。岡村と即興コントもあり、なんと、次週に延長される。1月3日に放送された「ゴッドタン」の「マジ歌選手権」もようやく観た。この企画、毎年録画はしているが、あんまり好きではない。毎年、劇団ひとりだけが異常に面白い。

 楽天マガジンで雑誌のチェックも。「週刊ポスト」をぱらぱらと読んでいたら、「YMO」という文字が目に留まり、衆議院議員の村上誠一郎のインタビューだったのだが、YMOとはなにかと思えば、山口那津男、村上誠一郎、岡田克也で「YMO」だって。大学の同期3人なんだそうで、政党を超えて、定期的に会って話し合っているのだという。「笑点」の新レギュラーに蝶花楼桃花が急浮上との記事もあり、「笑点」の収録がある土曜のスケジュールが不自然に空白になっているのだという。たけしの連載はウエストランドについて語っていた。

 「週刊プレイボーイ」では、「どうする家康」に合わせて徳川埋蔵金の特集があり、これはじつに馬鹿馬鹿しい。オール巨人の連載では、漫才の締めの言葉についての考察がされていた。阪神巨人の漫才は「もうええわ」とは言わないと指摘されたそうで、そこで初めて気がついたが、阪神巨人の漫才はほとんどが阪神の「ええかげんにせえ」で締められているということが語られている。「阪神君に聞いてみないとわからないけど、阪神君も試行錯誤したんかなあ。でも、僕らの漫才に「もうええわ」はちょっと言葉が強い気がします。「もうええわ」って、言い合う漫才の締めくくり方じゃないですか。」「そこへいくと「ええかげんにせえ」は、もうちょっとソフトだと思います。僕らの漫才って、ケンカにはなっていないんです。どちらかというとふたりで遊んでいる感覚に近い。だからそれくらいがちょうどいいんだと思います。」

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングでいきなり情報解禁があり、志の輔、談春、志らくの3人がそろう落語会を明治座で開催するとのこと。これはチケットを買えるのかどうか。高橋幸宏にも触れられ、そういえば、松本明子は「電波少年」で、YMO再生の会見に突撃していたのだった。12時台は、みうらじゅんがゲスト。マドロスについて、そして、年末に発表された「みうらじゅん賞」の話題があり、最後は恒例の「2023年に流行るものベスト3」が発表される。3位は今年もマドロス、2位はオヒョウ(魚)、1位は「コロナ画」。コロナ禍にこつこつと、100枚以上の絵を描いていたというのだから驚く。思いがけず、ちょっと感動させられた。

 午後、録画している「徹子の部屋」を追っかけ再生で観てしまう。ゲストは小山明子。コロナで講演の仕事がなくなり、経済的な不安から、2年前に鬱病になっていたという話をしていた。ツイッターを覗いてみると、水道橋博士が議員辞職願を届け出とのニュース。

 今日は近所の郵便ポストまで投函に行った以外は外出せず、聴きそびれていたラジオ番組を聴きながら、ブログの更新をする。そんなことをやっていたら、あっという間に夕方になってしまった。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。セシル・B・デミルの「大平原」を観た。1939年の映画。列車がインディアンに襲撃される場面は映画の勉強だな。それから、深夜には部屋で読書をする。もう1月も半月が過ぎてしまっているというのに、今年に入ってから、まだ2冊しか読めていない。テレビを観る量が多いのと、そうなってしまうのは、あまり外出せずに家にばかりいるせいだ。ちょっと外で読書をしてくるとなると多少は金もかかり、それも惜しいくらいに新年から余裕がない。

2023年1月15日日曜日

1月15日日曜日/財産

◇ 訃報

 早朝に目覚め、ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、いったん眠りなおす。ツイッターを覗いてみたら、高橋幸宏の訃報を目にした。70歳。深夜2時台には訃報が出ていたようだが、10時近くなるまで知らなかった。この時点ではまだ、大手メディアによるツイートはないようだ。ああ。けして熱心なファンだったわけではないのだが。YMOに関してはずっと聴きそびれてきたという思いがあって、サブスク時代になってからようやくアルバムをひととおり聴いたが、世代的に、自分が音楽を聴くようになった90年代というのは、高橋幸宏の経歴を見てみるとどうやら穴のような時期で、スカパラとコラボの曲を出したりはしていたが、音楽よりもむしろ、「AXEL」(テレビ朝日)の司会であったり、竹中直人の番組でコントをしていたりというすがたに親しんでいたような気がする。しかし、それでも、「WIRE」ではスケッチ・ショウの、「ワールド・ハピネス」ではヒューマン・オーディオ・スポンジのライブを観ているのだから、これは大きな財産だ。

◇ テレビ・ラジオ・映画

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」は、ウエストランドがスタジオに初登場のほか、成田悠輔、福田麻貴、ゆうちゃみといった顔ぶれ。井口の顔つきが少し凛々しくなってきたように感じられる。番組終盤にはウエストランドの特集があり、井口のお母さんが地元の岡山からレポートし、そのあとにも、スタジオと生中継でつないだ。VTRには、ウエストランドの恩人として、K-PRO代表の児島気奈も登場した。「ワイドナショー」には、なんと、今田耕司が再登場。そのほか、田村淳、ウエンツ瑛士、豊崎由里絵という顔ぶれ。ガーシーが脅迫容疑で家宅捜索されたとのニュースがあり、ガーシーと田村淳の関係をここで初めて詳しく知れた。

 昼はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」は喰始がゲストで、面白い話をたくさんしていた。爆笑問題のふたりが学生時代、渋谷のショーパブでバイトしたときに厨房にいたのが梅垣義明と吹越満で、この関係を知らなかったが、ショーパブのネタの稽古をするのに、WAHAHA本舗の祐天寺の稽古場を使わせてもらっていたという。太田が、WAHAHA のあのアンダーグラウンドからテレビスターが生まれるとは思わなかったでしょうというようなことを言うと、喰始は「そりゃあ、おふたりだって一緒でしょう。」と返す。その当時、佐藤正宏や村松利史、作家の加藤芳一らと、太田は「俺らテレビに向いてないんでしょうねえ」と話していたという。

 夜になってから、駅前まで買いものに行き、すぐに帰ってくる。アマゾンプライムで映画を1本。キャプラの「スミス都へ行く」を観た。つまらないわけではなかったが、眠くなり、何度か巻き戻して観なおした。2時間を超える映画だが、これはまた改めて観なおす価値のある映画。まぬけなもので、観終わったら眠気がおさまった。今日はブログの更新をふたつ。深夜3時頃に眠る。

2023年1月14日土曜日

1月14日土曜日/「大怪獣のあとしまつ」など

◇ ラジオ・テレビ・映画

 早朝に目覚め、ブログの更新をひとつ。昨夜は不思議とやや暖かかった。少し眠りなおし、9時前に起きあがる。ラジオをつけ、「ナイツのちゃきちゃき大放送」をオンタイムで聴いた。中継の担当が外山惠理になり、やっぱり小気味がよくていい。この番組が始まってから何年経つのか、本当にちゃきちゃきしているのは外山さんだけだ。

 録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワルイコあつまれ」は「子ども記者会見」に落合陽一が登場した。落合陽一の出演はなぜか次週に続く。このコーナー、今まで多くのゲストが登場したが、2週にまたぐのは初めてのはずだ。落合陽一だけがそんなに特別扱いされる理由がまったくわからない。そのあとの「好きの取調室」のコーナーには、菊水武史という犬の涙の研究をしている学者が登場した。白目が見えることが人間と犬の共通点であり、なるほど、だから、視線の表現でコミュニケーションができるのだ。犬は人間と暮らすなかで、ともに進化してきたという。野生動物は視線が知られては命取りになるため、黒目が多いんだそうだ。勉強になる。

 昨夜の「タモリ俱楽部」は「ひらがな研究」という企画。第1回は「ぬ」について研究する。これは面白かった。宇多丸、藤原さくら、劇団ひとりが出演。解説役には、「ん」「あ”」などの著書がある山口謠司がリモート出演した。タモリが吹き替えを担当したジブリの短編の話がタモリから出たのも珍しく、その映画では、謎の効果音の表現に「ぬ」を使ったという話だった。

 昨夜の「太田上田」は、こちらではテレビ神奈川で観ているのだが、中京テレビでは年末の放送だったのか。「ボキャブラ大忘年会」として、X-GUN、古坂大魔王、小島奈津子が出演した。太田がネプチューンを見る目が怖かったという小島奈津子の証言。

 アマゾンプライムでは「風雲!たけし城」の配信が始まり、気になるので確認してみたが、初回から配信されているわけではないのだな。20回分が配信されていて、最後は最終回になっている。番組終盤の20回が配信されているというわけだ。とりあえず、1本目だけを観てみると、競馬のレースのゲームだけは記憶になかったが、ほかは細かい部分もかなり覚えている。最終回は1989年だから、そのころには中学生だったが、この番組を熱心に観ていたのは小学生のころで、小学生のころの記憶を同時に思い出しもする。要するに、この番組のまねごとをしてよく遊んでいたのだ。逆に、たけしのほかのいくつもの番組のように、そういえば、改めて思い返し、マニア的に考えることは「たけし城」に関してはなかった。たまたま世界的にウケてしまった内容だったのだが、たけしの出演場面は少なく、たけしの歴史のなかではそこまで重要な番組とは考えていなかったが、配信ということになると、その比重もまた変わってくるのかもしれない。島田洋七の「だるまさんがころんだ」なんかを観ると、「イカゲーム」は「たけし城」にインスパイアされたに違いないという気もするのだがどうだろうか。

 映画も1本。三木聡監督「大怪獣のあとしまつ」をついに観た。去年の公開時に炎上騒ぎがあったことは知っていて、不愉快なものを感じ、炎上の内容はまったく確認する気にはならなかったのが、炎上とは別に、前作の「音量を上げろタコ!」も個人的には不満な内容だったため、(それ以前の三木聡作品はすべて大好きなのだが。)どうも積極的に観たいという気にはならず、劇場公開時には観逃してしまったのだが、いやいや、観てみたらとても面白い。疑問な点があるとすれば、三木聡にしてはロウブロウなギャグが多めなところで、もしかすると、これは公開規模を意識したのだろうか。ロウブロウなギャグもいいのだけど、ハイブロウなギャグで押し切ってくれていたら、そこまで文句は出なかったのかもしれない。映画制作の裏側のことはわからないが、三谷幸喜にしても、映画になるとギャグがロウブロウになる。これだけの豪華キャストで、洒脱なコメディというのは実現しないのだろうか。ふせえりはもちろん、大好きな岩松了、そして、笹野高史、六角精児といった顔ぶれの活躍する場面がもっと観たかったとは思った。

2023年1月13日金曜日

1月13日金曜日/早い時間に食べる


◇ 有楽町・蒲田・川崎

 朝から都内に。有楽町に出て、まだ時間が早いうちに腹が減ってしまう。高架下のC&Cに入り、朝カレーBというのを食べた。温泉玉子とウインナーが乗り、490円。帰宅するにはまだ早く、ブックオフをまわろうと思い、まずは蒲田に。有楽町から山手線に乗り、京浜東北線に乗り換えるつもりが、寝過ごしてしまい、五反田から品川に戻った。蒲田のブックオフでは、110円の文庫本を7冊買う。今度は蒲田から川崎に移動。モアーズのブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を4冊買う。


 封筒を買う必要があり、星川のコーナンにも寄っていく。午後、結局、だいぶ早い時間に帰ってきてしまうが、夕方にもう一度、駅前まで買いものに出た。どうも腰痛がひどく、横になり、録画もしているが、TVer で今日の「徹子の部屋」(ゲスト・藤ヶ谷太輔)を観てしまう。テレビを観るよりも、このほうが姿勢が楽だ。それから、少し眠り、夜には掃除をした。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くになってから、録画していたテレビ番組をいくつか。まずは今日の「ぽかぽか」を。金曜レギュラーには、犬飼貴丈という俳優が登場。アンジャッシュ児嶋もレギュラーなのだが、初回から欠席した。「ぽいぽいトーク」には竹野内豊と黒木華が登場。このコーナーはドラマの番宣での出演が多くなるのか。岩井と神田愛花がやや失礼な質問を連発し、それをうまく受けられない竹野内豊にはらはらする。そのあとのコーナーはおおむね早送りしたが、コーナー名だけはメモっておく。「心臓バクバク!ファミリープレッシャー」、「秒で埋まる!予約ムズムズ調査隊」(アカチャンホンポから赤ちゃんハイハイレースを中継。レポーターはカミナリ。)、「懐ぽかぽか!キャリーオーバー」(松本薫と手押し相撲対決。一般参加者に混じり、やす子も挑戦。)、「ライオンちゃんと行く!肉食さんぽ」(昨日に引き続き、磯山さやかが出演。)、「ぱくぱく!岩井のわんぱくワンスプーン」、最後は今日も「どぶろっくの一物」。どぶろっくも2日連続でスタジオに登場、エンディングには、松本薫、やす子も残り、児嶋にも電話をつないだ。

 そのほか、「ミュージックステーション」の2時間特番も録画していたが、ただの総集編だったので、これも早送りで内容の確認だけする。昨夜の「トンツカタン森本&フワちゃんの Thursday Night Show」は、初回に収録されながらお蔵入りになっていた回の反省会。これは面白かった。

 深夜になり、今日の「ビバリー昼ズ」をタイムフリーで聴く。オープニングでは、高田先生が二代目橋幸夫の話題で盛りあがっていた。ラジオを聴きながら眠る。

2023年1月12日木曜日

1月12日木曜日/鴨長明やばい

◇ ラジオ

 早朝に目覚め、まず、ブログをひとつ更新してから、もう少し眠りなおした。ツイッターを覗いてみたら、「たまむすび」が3月で終了とのニュースが目に入り、しかし、記事を読んでみると、これは番組内で発表されたことではないんだ。午前中、駅前まで出る用があり、帰宅して、午後からラジオをつける。普段は聴いていない「たまむすび」を今日はオンタイムで聴いた。木曜は土屋礼央がパートナー。番組終了は本当で、土屋礼央も12月に知らされていたことのようだ。番組のトーンは軽かったのだが、赤江さんからは理由がきちんと説明され、子どもとの時間を増やしたいということが語られた。それには年齢的な問題もあり、ママ友との会話で「カックラキン大放送」が伝わらなかったというギャップを話していた。「たまむすび」はオープニングだけ聴いて、そのあとは、タイムフリーで今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。

 Spotify で、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングを聴くと、「たまむすび」の終了をこちらでも話題にしていた。パートナーはヒコロヒー。大竹「俺が気に入ってる番組がねえ、なんか終わるんだよなあ。」と、久米宏、荒川強啓、伊集院光の名を挙げていく。もちろん、裏番組で語られている理由は知らずにしゃべってはいるのだが。そして、ゲストのコーナーも続けて聴くと、こちらにはレッツゴーよしまさが登場。平成元年生まれ、ヒコロヒーと同い年なのだ。じつは、現在もアミューズメント企業の社員なのだという。今のイチオシのネタは田谷力三。新ネタでは、佐良直美をやろうかと研究中。好きな女性芸能人にも志村けんの影響があり、可愛かずみの名を挙げた。今日、この番組では、タブレット純とも初めて会ったようだ。続けて、聴きそびれていた先週木曜の「紳士交遊録」を聴くと、こちらでは天久聖一が、奇しくも、ものまねについてしゃべっていた。今年は空前のものまねブームがやってくると予言し、ご本人登場の逆で、ものまねがあとから登場するようになると予測していた。

 これも聴きそびれていた先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴いた。14時台は、鬼越トマホークがゲスト。川田恋という思いがけない名前が出て驚いたが、鬼越トマホークは売れない時代にマセキに移籍しようかと揺れ動いたことがあったそうで、そのマセキを紹介してくれるというひとが川田恋であり、金ちゃんの父は演歌歌手なのだが、灘康次と仲がよく、川田恋は居酒屋金ちゃんに毎日のように飲みにきているんだそうである。なんという意外なつながりだろうか。

◇ テレビ

 テレビを観ようとしていたら、またお茶をこぼしてしまった。一昨日にやってしまったばかりなのに、早くも今年二度目。斜めになっているところにカップを置くとまたやってしまうと思い、注意深く、平らなところに置いたのだが、ストーブのコードに足を引っかけて、ストーブごと倒してしまった。油断をすると、思ったように足があがらない。

 録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は橋爪功がゲスト。「東京家族」は、「本当は出るはずのひとが出れなくなっちゃって」というのは知らない話だった。仲本工事と高校の同級生だったというのも初めて知った。

 新番組の「ぽかぽか」は最初の週だけは毎日録画することにして、昨日は観るひまがなかった水曜の放送から。水曜レギュラーはゴリエと桂二葉。コントのキャラクターがレギュラーというのも変なのだが、二葉さんは大抜擢だ。水曜はそこに男性アナが加わる。この日はゲストが登場する前に「知っているひとは知っている今週のざわざわさん」というコーナーがあり、ウエストランドが登場した。続いて、「ぽいぽいトーク」には岸谷五朗が登場。岸谷がコントをやっていたことを神田愛花がちゃんと知っていた。ゲストのコーナーは時間がちょっと短くなっていた。そのあとには、ゴリエがMCのコーナー「月収ハウマッチング」。ウエストランドはここにも参加する。「ライオンちゃんと行く!肉食さんぽ」は今日もあり、この日は磯山さやかが登場した。つぎもゴリエのコーナー、「ゴリエの心ぽかぽかちょっとウケた話教えて!」というロケ企画。そのつぎには「まめきちまめこニートの日常」というアニメが入った。最後は「どぶろっくの一物」。

 そして、今日木曜の「ぽかぽか」は、レギュラーには島崎和歌子、女性アナは渡邊渚という「ワイドナショー」でときどき観るひとが出ていた。「ぽいぽいトーク」には、菜々緒、鈴木伸之が登場。そのあとには「3児の澤部!ベストファーザーへの道」というコーナーがあり、はなわがリモート出演した。つぎは「カツカツ飯」というコーナー。下積み時代を救ってくれた激安の店を、岡野陽一、クロちゃんが紹介する。続いて、この日も磯山さやかの「肉食さんぽ」があり、そのつぎもVTRで、「新家電プロレス」というコーナー。プロレスラーが最新家電を説明書なしで使いこなせるかに挑戦する。実況は清野茂樹、解説は勝俣州和。最後は「どぶろっくの一物」だが、この日はスタジオにどぶろっくが登場した。

◇ 読書

 部屋で読書も。中野孝次「すらすら読める方丈記」を読み終えた。2012年刊、講談社文庫。親本は2003年刊。漠然としか知らなかった「方丈記」になぜ興味をもったのかもよく覚えていないのだが、こういう勘は不思議とよく当たる。読むべきときに、読むべき本を読めるということである。「ゆく河の流れは絶えずして」という冒頭はあまりにも有名だが、しかし、「方丈記」について知っていたのはこの冒頭だけで、あとはまるで知らなかった。「方丈記」にはこのあとには災害の体験がえんえんと書かれているのだ。鴨長明にシンパシーを感じるのは、たとえば、つぎのような部分。P31「(略)鴨長明という人は京の大災害一つにしても、大方の貴族たちのように人の報告の聞き書ではなく、自分の足で出かけ自分の目で見て確かめ、実地に体験していることがわかるのである。おどろくべき好奇心だが、これはたんに好奇心が強いというより、物事をわが目でしかと見て知るのでなければ知ったことにならぬという生来の実証精神のなせるわざであろう。賀茂川の水の流れを見つめつづけた結果、「ゆく河の流れは絶えずして」という句に凝縮させたと同じで、観念で無常を説いたり、人の話で猛火を知ったふりなどは気質が許さなかったのだ。」 P37「長明さんはすべておのが目で確かめなければ気がすまず、自分でしっかり確かめたことしか記さないのである。」「(略)長明の筆は、実地に身をもって体験したことしか記さないからリアリティがある。これが文学の力である。この力がなければ『方丈記』が八百年ものあいだ人々に読みつがれてきたわけがないのだ。」 そして、後半には住居哲学が語られる。わずか一丈四方、つまり「方丈」の広さの家を住処にしたから「方丈記」なのだが、問題はそこに至るまでだ。鴨長明は和歌や音楽に熱中し、専門家並に打ち込んでいたそうなのだが、そのため、仕事はまるでおろそかにし、早い話が家を追い出されたというわけだ。あるいは、鴨長明の歌を認めていた後鳥羽院からは、長明のために新たな職を与える格別なはからいもあったが、長明はそれも断ってしまう。P112「つまり、その遁世は、この世の無常を感じて仏道専念のためという積極的なものでなく、このいやな世をこれ以上我慢して、苦しい思いを重ねるのはイヤだという、消極的な出家遁世であった。」 P180「『方丈記』が今も魅力があるのは、こういう中途半端な生き方、俗と聖とのあわい、脱俗出離しているが仏道専一ではない、音楽も文学も捨てきれず、しかし仏道にもひかれる、そういう生き方を、全面的に肯定する思想がここにあるからだ、とわたしは思う。」 P191「『方丈記』は無常をうたった文学でなく、数寄の文学なのだ。数寄心という、いままではなかったふしぎな心の動きに目をとめて、信仰とはまたちがうその魅力を描いたのである。」 「方丈記」は最後は謎めいた言葉によって終わる。終わりに近くなり、自己批判が始まるのだが、中野孝次はそれを、長明の演技だと解釈している。

2023年1月11日水曜日

1月11日水曜日/鴨居のほうが休める


◇ 新横浜・鴨居

 早朝に起きあがり、朝早くから外出。新横浜まで用があり、昼食はキュービックプラザの串カツ田中に入り、串カツ定食を食べた。850円。疲れがひどく、ひと休みしたかったが、新横浜よりも鴨居のほうがしっかり休めそうな気がして、鴨居に移動する。ベローチェに入り、ソファー席でスマホの充電をしながら今日の「ビバリー昼ズ」を聴き、1時間ぐらい眠った。鴨居に移動したのはブックオフにも寄りたかったからだが、わざわざ寄ってみた甲斐あり、これが大当たり。見たことのない本をいくつか買えた。110円の文庫本を10冊、220円の新書を1冊、単行本を2冊買っていく。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「水曜日のダウンタウン」は「身代わり数珠つなぎカラオケ」という企画。カラオケボックスに閉じ込められた人間が脱出するためには、誰かを呼び出し、その人物が自分の点数よりも高い点数を出さなければならない。そのカラオケボックスが千葉県の山奥にあるため、誰かを呼び寄せるだけでも困難だ。当初の目論見はどうだったのか、ひとり目のナダルからまったく進展せず、やっとのことで水玉れっぷう隊ケンさんにつながったと思ったら、なんと、次週に続いた。

 タイムフリーで、ラジオ番組もいくつか。先週の「中川家 ザ・ラジオショー」など、新年1回目の放送はどこも年末年始の話だ。先週水曜の「ビバリー昼ズ」(ゲスト・立川吉笑)も聴きなおす。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで週刊誌のチェックをひととおり。深夜2時過ぎに眠ったような気がする。

2023年1月10日火曜日

1月10日火曜日/烏龍茶をこぼした

◇ テレビ・映画・ラジオ

 朝、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「午前0時の森」は10ヶ月ぶりの生放送。この番組、開始当初は観ていなかったから知らなかったのだが、前田日明の失言が原因で生放送ではなくなったのか。その失言はネットニュースで目にした記憶がある。昨夜の「キョコロヒー」には、ダジャレが止まらない豊川七段が再登場。

 昼にいったん駅前まで出る用があり、すぐに帰ってきて、また録画していたテレビ番組を観る。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・渡辺えり)を観て、それから、「ぽかぽか」の2日目。火曜レギュラーは花澤香菜ひとりだけなのか。そのほか、OWVというグループのメンバーがふたりと日替わりの女子アナ。「ぽいぽいトーク」のゲストは昨日に予告されたとおり、マツコ・デラックスが登場。そのあとには、マツコのお気に入りだという3人による街ブラロケのVTRがあり、小原ブラス、戦慄かなの、アレンが登場した。知らなかったが、みんな、「アウト×デラックス」に出ていたひとたちなんだ。マツコの出演はここまで。そのあとには、昨日もやっていた「ライオンちゃんと行く!肉食さんぽ」を挟み、「暇すぎて〇〇しちゃいました 暇王」というコーナー。現れた出場者たちのなかには、暇になった山崎夕貴アナも混じっている。山崎アナは、Excel の底を探すことに挑戦し、キーボードの下向きの矢印を押し続け、9時間かけてようやくたどりつくが、じつは一瞬でたどりつけるショートカットがあったというオチ。続いて、「午後一のヒーリングタイムずっとみ」というVTRのコーナーがあり、原田泰造と山田裕貴が出演した。最後は今日も「どぶろっくの一物」をまるまる放送する。

 テレビを観ているあいだに、烏龍茶をこぼし、未使用の録画用DVDを濡らしてしまった。うっかり、斜めになっている上に置いていたのが失敗のもとで、そこらじゅうにものが散乱しているのがそもそもよくない。たかが烏龍茶でも、DVDには茶色いシミができる。性能に支障はきたさないか。

 夕方にはまた、再び駅前まで。うちのすぐ近所の郵便ポストは早い時間に集荷が終わってしまい、駅前の郵便ポストまで投函に行く必要があった。洋光台の物置から見つけてきた本がぽんぽん売れてくれて、小学生のころにむさぼり読んでいたような本だが、今の自分にはまったく興味がないものだからよかった。

 夜はアマゾンプライムで映画を1本。ルビッチの「ニノチカ」を観た。小林信彦が選ぶベスト100作品を続けて観ているが、名画と呼ばれるような作品になると、ぼんやり観ていても、はっとするような場面は必ずいくつもあるようだ。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、年末年始のテレビの話をしている。今夜の「爆笑問題カーボーイ」はオンタイムで聴いた。ブログをもうひとつ更新して、ラジオを聴きながら眠る。

2023年1月9日月曜日

1月9日月曜日/「ぽかぽか」が始まる

◇ ラジオ・テレビ

 早朝に目覚め、ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、もう少し眠りなおしてから、午前中になんとかひとつ更新。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」月曜の新年初回は今年もイッセー尾形がゲスト。近況が少し語られ、そのあとにはさっそく、恒例のラジオドラマがたっぷりと上演される。出演は、高田文夫、松本明子、イッセー尾形。原作脚本演出作詞作曲あれこれ(?)をイッセー尾形が手がけ、タイトルは「どうするマドロス 海、その愛とマドロス」。まさかのマドロスもので、妙なところでみうらじゅんとシンクロする。

 午後は録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は純烈がゲスト。小田井涼平が脱退し、岩永洋昭という新メンバーが加わった。このひとも仮面ライダー出身で、すでにかなりのキャリアがあるひとのようだ。

 新番組「ぽかぽか」の第1回も録画しておいた。とりあえず、最初の一週間は観てみようと思う。オープニングは、セット後方中央からハライチと神田愛花が登場し、脇のとびらからは月曜レギュラー陣、伊集院光、白河れい、岸本理沙アナが登場する。セットの作りが想像以上に「いいとも」っぽいと思った。白河れいというひとは誰かと思ったら、貴乃花と河野景子の娘だ。オープニングが7分半あり、つぎは「ぽいぽいトーク」というコーナーになり、ゲストの山田裕貴と北川景子が登場する。勝手なイメージをテーマにプライベートを深掘りするというコーナーで、レギュラー陣はいなくなり、ハライチ、神田愛花とゲストが残る。岩井と神田愛花がゲストへの質問をフリップで出すのだが、その質問がだんだん大喜利化していく。このコーナーがだらだらと続くので早送りしたが、このコーナーは50分近く続いた。続いては、成人の日特別企画「お母さんありがとうラップバトル」というコーナーになり、ここから伊集院光と白河れいが加わる。特別審査員に土屋アンナも登場。ハタチになったラッパーとそのお母さんが登場し、ラップで感謝を伝えるという企画。ここはかつてのフジテレビの匂いがあり、「いいとも」というよりも、「夕やけニャンニャン」や「パラダイスGoGo!!」の感じがする。そのつぎは「ハライチ岩井の世界一かわいいネコちゃん連れてきて」というコーナー。自称芸能界イチの猫好きだという岩井が世界一かわいい猫を決める企画という企画で、別セットの「ぽかぽかネコちゃんカフェ」から中継する。続いてはVTRになり、「ライオンちゃんと行く!肉食さんぽ」というコーナー。今もまだ、ライオンがスポンサーの時間があるのだな。ライオンちゃんがゲストとおいしい肉を食べ歩くという企画で、村重杏奈が登場した。つぎもVTR、野呂佳代と菊地亜美の「昼飲み主婦トーク」というコーナー。ゲストに平愛梨も登場。このへんはどんどん早送りする。最後には地方局の番組を紹介するコーナーがあり、サガテレビの「どぶろっくの一物」をほぼまるまる放送した。3時間の生放送だが、VTRを観るだけのコーナーがけっこう多い。エンディングでは、初回なのにいきなり、4月から2時間に短縮されることが発表された。

 土曜早朝の「週刊フジテレビ批評」では、フジテレビの港浩一社長と鈴木おさむの対談があった。バラエティ番組のコンプライアンスに関する話になり、港「すごくずーっと思うのは、やっぱり、自分の番組に対する愛情? 愛情をもっていれば、変なことはしないと思うんですよね。それで、どの時代でも、観終わって不快な気持ちになる番組っていうのはよくないですよね。で、そういうことトータルで言うと、自分の番組にどれだけ愛情をもっているかっていうことだと思うし、それと、なんだろうな、本当に面白いと、文脈で突破していけるんですよね。つまんないと、「あんなことして」とかってクレームきますけども、似たようなことやってもそれをうわまわる面白さがあると、突破していけるもんなんで、そのへんはちょっと、「腕」と「愛」でね、やってってほしいなあと。」 「愛情」の部分はどうだろうかと疑いながら聴いたが、後半、面白ければ「文脈で突破していける」ということのほうは本当だろうという気がした。

 大晦日に放送された「太田光のつぶやき英語」の特番もようやく観る。ゲストは吹石一恵。この番組のファンなんだそうで、マネージャーに出演を直訴したという。太田と共演した「爆笑・千原の天然パラダイス」(1998年放送)の映像が少し流れた。それから、幸本澄樹くんという10歳の俳優が登場し、観たことがないのだが、「カムカムエヴリバディ」に出演していたようなのだが、この子はジョージ・Y・ハリスンという名の環境活動家でもあるという。VTRでは、市川紗椰が日本の鉄道の魅力を世界に発信するというロケ企画があり、長良川鉄道の短いトンネルを紹介する場面では「超芸術トマソン」という言葉が市川紗椰から出た。そして、話題はがらりと変わり、ウクライナの現状も伝える。4月の放送で紹介されたキーウで動画配信をするジェスターさんのその後だが、配信元のSNSの仕様変更により、11月に配信を停止していたのだ。番組がコンタクトをとったジェスターさんからのメッセージ動画が流され、「金銭的な援助を求めるわけではありません。ウクライナに注目し続けてほしいのです。私たちはここで戦っていますが、世界の注目が必要なのです。」とジェスターさんは語った。

◇ 映画・雑誌

 夜、ブログの更新をふたつ。それから、アマゾンプライムで映画を1本。ヒッチコックの「バルカン超特急」を観た。DVDで観たことがあるような気がしていたけど、観始めてみると、どうやら初めてのようだ。小林信彦が選ぶ「洋画・邦画ベスト100」を勉強のつもりで順に観ているのだが、ぼんやりと観ていたら、終盤の展開にぐいぐい惹き込まれていった。勉強とは別に、これはまた改めて観なおさなければならないな。

 昨日、ブックオフで買った「東京人」(2022年12月号)の「東京映画館クロニクル」という特集が面白そうで、ぱらぱらと目を通していた。読み始めてはみたが、東京の映画館の体験が自分には乏しく、読んでもわからないことが多い。横浜の映画館ならば、それなりにわかるのだけれども。つまみ読みをする程度になるが、川本三郎と小西康陽のエッセイ、それと、片岡一郎さんが寄稿していて文芸坐について書いている。片岡さんの隣りのページでエッセイを書いているのは曽我部恵一だ。吉田伊知郎がラピュタ阿佐ヶ谷の取材をしていて、プロフィールが載っていたが、このひと、1978年生まれの歳下なんだな。モルモット吉田の名で、ずいぶん昔から雑誌で名前を見かけるひとだったから、上の世代だと完全に思い込んでいた。

2023年1月8日日曜日

1月8日日曜日/図書館・狂言・初詣

◇ テレビ・ラジオ

 寒い朝。録画していたテレビ番組から、一昨日金曜昼に放送された「なりゆき街道旅」の特別版を観始める。来週から始まる「ぽかぽか」までのあいだ、今週はフジテレビの平日の昼には特番がずっと放送されていた。マキタスポーツさんが出演するから録画しておいたのだが、旅する場所は熱海だ。去年に「熱海の捜査官」を観てから、どうも熱海に引き寄せられているかのように感じられる。番組はまず、ハライチ澤部、片桐仁、丸山礼という3人の旅から始まり、マキタさん、神田愛花があとから合流する。そのほか、ラパルフェ都留によるスイーツレポートなどもあり、3時間の街歩き番組をさすがにだらだらと観ているわけにもいかず、早送りでざっと観ていき、2時間ぐらいのところで中断した。

 「安住紳一郎の日曜天国」を途中からつけてみると、昨夜の「Nキャス」同様、こちらもやはり、安住は欠席している。ラジオを聴きながら、あれこれと雑務を。ラジオの天気予報によると、今日は2月並の気候だとかで少し暖かくなるようだ。と言われても、2月の気候にあまり暖かいイメージはないのだけど。

◇ 紅葉坂

 午後に横浜能楽堂の公演を観るため、正午過ぎに出発。平沼橋から歩いていく。まず、平沼橋駅のすぐそばにあるまいばすけっとに寄り、パンをひとつ買い、歩きながら食べた。栄養ドリンクも買って飲む。平沼橋から紅葉坂までの道のりを歩くのも、ずいぶんひさしぶりな気がする。途中にセブンイレブンがあることを事前に確認しておいたが、ここでチケットの発券をしていく。


 やや早めに着き、能楽堂より先に、神奈川県立図書館にも寄りたかった。少し前に、新館がオープンしたというニュースを目にし、そのうちに行ってみたいと思っていた。横浜能楽堂はこのすぐそばにある。しかし、紅葉坂のほうまでやってくる用もめったになかったのだが、このタイミングで能楽堂に行きたくなるというのも妙なものだ。これもまた、紅葉坂に引き寄せられているとしか言いようがない。それとは別に、図書館を利用したいと思うきっかけもあったものだから、ならば、この県立図書館を利用するのがいいだろうと思い、能楽堂にも行かなければならないのだが、30分ぐらいのあいだに、せっかくだから利用者登録をしてしまう。やりかたがわからず、館内に置いてあるパンフレットを手にとってみると、1階総合カウンターで手続きをすると書いてある。さっそく、そこで訊ね、身分証を提示し、用紙に個人情報を記入し、これだけでもう簡単に作れてしまった。すぐになにか借りていこうと思うが、棚をじっくりと眺めている時間はない。芸術の棚を探し、そこから「別役実の風景」という本を見つけ、まずはこれを借りてみることにする。貸し出しの手続きは、あちたこちらに設置してあるパソコンから、セルフでやるシステムになっていて、机に本を置くとそれだけでデータが読まれ、それと自分の利用者カードも読ませ、それだけで完了。あまりにも簡単なので、スタッフのひとに本当にこれでいいのかと確認してしまった。1階に降り、もう1冊、新着本の棚に見つけたマキタスポーツさんの「雌伏三十年」も借りていく。ひとまず、3週間以内にこの2冊を読む。返却は横浜西口でもできるというから便利だ。



 それから、横浜能楽堂に。この能楽堂もずいぶんひさしぶりなのだが、年末に世阿弥の風姿花伝に興味をもったことから、横浜能楽堂の公演を調べたんだったか。横浜能楽堂では普及公演の「横浜狂言堂」というのを毎月開催していて、ほかの公演は値段が高いのだが、これだけは安く、普及公演というくらいだから敷居も低い。以前に横浜能楽堂にやってきたことがあるのもこの公演だったはずで、もう二十年以上は前になるのではないだろうか。14時開演、15分前に到着し、検温、手指の消毒があり、入場する。席は中正面。舞台を斜めから観るかたち。その二十年以上前のときは二階席だったような気がするから、人気公演だったんだろうか。今回は、とりあえず能楽堂に行きたいという気持ちからチケットをとったので、誰が出演するのかもまったく気にしていなかった。開演するとまず、野村万之丞が登場し、解説をする時間がある。狂言にはまったく疎いものの、野村万之丞という名前は知っているような気がしていたが、現れたのはとても若いひとで、まったく知らないひとだった。(あとで調べたら、大河ドラマにも出ているようなひとだった。この会場で、そんなことも知らずに観ていたのは超少数派じゃないのか。)そのあとに狂言が二曲。前半は「水汲」。休憩を挟み、後半は「宗論」。配られたプログラムにも解説は書いてある。狂言は今まで数回しか観たことがなく、圧倒的に経験値が不足しているからすんなりと理解を捕まえられないことも多いのだが、わからない段階からわかっていくこの過程がけっこう大事な気がしている。幸運だったのは、二十数年前に初めて観た狂言(これは横浜能楽堂とは別の公演)がとても面白かったことだ。その記憶が基準になっているのだが、今日はあまりぴんとこないまま、楽しめず、集中力も続かなかった。しかし、落語をたくさん聴いていると、それがすなわちつまらないというわけではないことはよくわかっている。気長に、観続けていくことで理解していくのがいちばんなのだろう。

 終演後は、伊勢山皇大神宮に。能楽堂と図書館からは、紅葉坂を挟み、すぐ向こうにある。新年8日目にして、ようやく初詣ができた。ついでに、初詣のハシゴというのもいいのかわからないが、毎年のお決まりで、成田山にもお詣りしていく。












 野毛坂を下り、まっすぐ進み、吉田町からイセザキモールに歩いていく。遅めの昼食。ひさしぶりにとんかつはまやに入り、ロースかつ定食を食べた。700円。それから、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、インスタを見たりなど。読書もしようとするが、眠くなってだめ。ベローチェを出たあとは、有隣堂に寄った。吉川潮の新刊が面陳されていて、少し立ち読みする。「いまも談志の夢をみる」という本で、昨年末に出ていたようだが、今までまったく見かけなかった。目次にらく次さんの名があり、吉川先生、立川流からは離れても、らく次さんの会には今も通っているのかな。ブックオフにも寄り、110円の文庫本を3冊、220円の単行本を4冊、雑誌を1冊買っていく。横浜駅まで歩き、平沼のブックオフにも寄り、こちらでは110円の文庫本を1冊だけ買う。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。朝に観ていた「なりゆき街道旅」の残りを観ると、最後は、澤部と神田愛花のふたりがフジテレビに到着し、「ぽかぽか」の宣伝で終わった。今朝の「サンデージャポン」は、年末に予告されていたとおり、オリエンタルラジオがふたりそろって出演。後半には「ジャポウマい店」という企画があり、天才ピアニスト、ウエストランドの食レポがあった。

 タイムフリーで、金曜の「トーキョー・エフエムロヒー」を聴くと、聴取率3位ということを言っていたが、ラジオ全番組のなかでということなのか、どういうデータなのかよくわからないが、すごいことには違いないだろう。大瀧詠一のマネージャーと出会ったという話もしていて、これがなにかの仕事に発展していくのだとしたら期待だ。この番組、ポッドキャストがあればいいのにと思うのだが、Spotify で検索してみたら、この番組の公式のプレイリストがあるのを発見した。これ、番組内でも告知してないんじゃないかな。それはそれとして、いろいろ聴きつつ、深夜0時頃には眠る。

2023年1月7日土曜日

1月7日土曜日/「松竹芸能大新年会」

◇ ラジオ・テレビ

 眠ったり起きたりしながら、いつの間にかつけていたラジオから「ナイツのちゃきちゃき大放送」が流れて目が覚める。この番組は新年1回目の放送。中継コーナーのレポーター、渡部峻アナが昨年いっぱいで卒業していたが、後任にはなんと、ベテランの外山惠理アナが登場した。この人事はまったく予想していなかったが、外山さんの「土曜ワイド」への帰還が喜ばしいじゃないか。来週からも楽しみになる。

 録画していたテレビ番組もいくつか。今朝の「ワルイコあつまれ」を観ると、「慎吾ママの部屋」には大竹しのぶが演じる西太后が登場。昨夜の「ネタパレ」では、南原清隆とゾフィーのコラボコントがあり、この部分のみ、ドラマ仕立ての事前収録になっていた。タイムフリーでラジオも。先週大晦日に放送された「田村淳のNewsCLUB」を、オンタイムで聴いたかどうか、記憶がわからなくなっていたが、生放送ではないとわかって聴くのをやめたんだっけ。しかし、聴いてみると、2022年の埋もれていたニュースの特集をやっていて面白かった。

◇ 赤坂見附

 午後から都内に。赤坂見附に出て、まず、昼食。てんやに入り、冬天丼というのを食べた。890円。研修中の札をつけた店員がかなりしっかりしていない様子の青年で、カウンター席の半分は食べ終わったトレイが片づけられずに埋められていた。ほかの店員もいるのに誰も厨房から出てこない。手伝ってやればいいのにと思うが、そいつもそいつで、手が空いてもぼんやりと突っ立っているようなやつだった。新年から不安な店に入ってしまった。単純な話、飯が不味くなる。




◇ ライブ

 15時半頃、草月ホールに到着する。今年の初ライブは「松竹芸能大新年会」から。松竹芸能の芸人が一堂に会するというめったにないライブで、そのわりには鶴瓶なんかは出ないのだが、それにしても、豪華ではあるから新年初ライブにはふさわしいのではと思った。チケットはなぜか売り切れずに、年末の押し迫った時期にゆうゆうと買えた。開演の1時間前にはもう開場していて、どこで時間をつぶすということもできずに早めに着いてしまう。扇形の客席、真ん中よりもやや後方の席だったが、小さい会場だからまったく問題はない。客層がよくわからなかったが、お笑いライブにしては年齢層は高めか。ベテランたちの古いファンか、あるいは、業界人が多いのか。

 16時開演。オープニングアクトは大林ひょと子(オジンオズボーン篠宮)から始まった。アメリカザリガニのふたりと、よゐこ濱口も面をつけて登場する。どういうライブかもよくわからずにチケットを買ったのだが、ここからはしっかりと演芸を披露する時間が続く。いや、このメンバーならば、お祭り的なイベントでも充分だろうと思っていたので、これは嬉しい誤算だ。なすなかにしの漫才から始まり、アメリカザリガニ、ますだおかだ、海原はるか・かなた、紺野ぶるま、みなみかわ、笑福亭茶光(落語「つる」)、よゐこ、チキチキジョニー、三日月マンハッタン、安田大サーカスと続き、森脇健児の珍しい漫談で第1部が終わった。じつに豪華な寄席で、序盤から人気者がつぎつぎに登場してしまうが、これも始まってからわかったことだが、ライブは2部構成になっていて、若手たちは第2部に登場するのだ。第1部の最後にはこのメンバーでトークをするコーナーがあり、なすなかにしが司会を務めた。第1部が終わり、ここで休憩に入るが、第1部だけで2時間が経っていた。いったい、このライブは何時間やるんだろうか。第2部のオープニングもまた、大林ひょと子から始まり、今度はなすなかにしのふたりと、アメザリ柳原が面をつけた。第2部はたくさんの若手がつぎつぎに登場する。はっぴちゃんから始まるが、大半は初めて観る若手ばかり、それぞれにネタ時間も短く、何組も登場するからさすがにこれは覚えきれなかった。しかし、終盤には知名度の高いメンバーも登場し、持ち時間もやや長くなる。河邑ミク、キンタロー、駆け抜けて軽トラ、ブリキカラス、ヒコロヒー、森本サイダーと続き、トリは風穴あけるズ。いちばん観たかったヒコロヒーはここにようやく登場した。ヒコロヒーとキンタローは第1部に混じっていてもよさそうだが、まあ、スケジュールの都合とかもあったのだろう。トークコーナーの司会はヒコロヒーともうひとり、男性のほうは三日月マンハッタンの又吉というひとだと思ったが、名前を言わず、マスクもしていため、最後まで確信がもてなかった。第1部に登場した三日月マンハッタンがエンディングまで残っていたことは間違いなく、エンディングでは、三日月マンハッタン仲嶺の考案した「一発じゃんけん」により、今年売れるひとを占うという場面があったが、全員負けてしまい、誰も売れないという結果になった。最後は「オタサーのヒメ」というトリオが目立ち、松竹の団体芸が誕生し、馬鹿馬鹿しく終わった。19時40分頃に終演。新年から長いライブを浸るように楽しんだ。

 青山一丁目駅から銀座線に乗り、渋谷に移動する。東映プラザのマクドナルドに入り、ひと休み。ホットコーヒーとチーズバーガーを食べる。読書をするが、あまり集中できず、東横線の急行で帰ってくる。電車内では、タイムフリーで、大晦日に放送された「ヒコロヒーと振り返る!2022年経済ニュース」というラジオNIKKEI の特番を聴いた。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「Nキャス」を放送直後に観ると、安住紳一郎がコロナのためにお休み、三谷幸喜ひとりのあいさつから始まった。三谷幸喜は自身の舞台でもずいぶん代役をやっていたが、ここでも代役を買って出たのか。コメンテーターはいつもは2名だが、今日は3人態勢、三雲孝江、菊間千乃、池谷裕二が並び、若手の女性アナも控えているという状態での放送になったが、しかし、あくまでも三谷幸喜が進行役を務めるという、苦肉の策のふりをして、この番組はこの状況を遊んでいる。ニュースでは、岸田総理の「異次元の少子化対策」発言をここで確認した。

 帰宅後もタイムフリーで、これも大晦日の年越し特番、TBSラジオの「ハライチのカウントダーーン!」を聴いた。こちらもアシスタントはヒコロヒーが務める。おおむね聴いていたのだが、最後まで聴き終わらないうちに眠ってしまった。深夜2時頃だったか。

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1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...