2023年3月8日水曜日

3月8日水曜日/「逆転のトライアングル」など




◇ 四ツ谷・みなとみらい

 今日も朝から都内に。昼食は四ツ谷、しんみち通りで食べようかと思うが、赤札堂のランチは先月いっぱいでやめてしまったようで、貼り紙がしてある。皇記という店に入り、ランチメニューのよだれ鶏定食を食べた。780円。四ツ谷から南北線、日吉から東横線に乗り換え、横浜に戻ってくる。

 横浜東口から平沼のブックオフに寄り、220円の単行本を1冊、110円の文庫本を1冊買う。単行本に書き込みを見つけたが、読みたいからこれは買ってしまう。飲みものを切らし、自販機でコークオンのチケットを使おうとすると、どういうわけか接続が途切れる。今日だけではない、何度試みても必ず接続が途切れてしまい、このチケットが使えないのでは、なんのために毎日歩いているのかわからない。あきらめて、まいばすけっとに寄った。栄養ドリンクとシュークリームも買い、食べておく。みなとみらいに進み、みなとみらいセンタービルのドトールに入り、ひと休み。読書を少し。時間がたっぷり空くつもりでいたが、意外とちょうどいい時間になった。


◇ 映画

 横浜ブルク13 にて、「逆転のトライアングル」を観る。16時25分の回。リューベン・オストルンド監督は「ザ・スクエア 思いやりの聖域」がすこぶる面白く、この作品も映画館で観ておこうかという気になった。「ザ・スクエア」に続き、今作でもカンヌのパルムドールを受賞している。あらすじを確認することもせずに観たのだが、このドラマ、いったいどこに連れていかれようとしているのかが最後までわからず、くるくると展開していく。最初はファッション業界のドラマかと思っていた。すると、カップルの話になり、口論する場面などはコント的なやりとりで可笑しかった。このカップルの物語かと思えば、豪華客船の場面からはまた転調し、いわゆるグランドホテル形式だが、しかし、これだけでは終わらない。無人島(?)に漂着し、それからもうひとつ転調する。スウェーデンの監督だが、このブラックユーモアのルーツはどこにあるのだろう。悪趣味なところまでやりつつ、すっと引き返す感じがある。品がいいのか悪いのかわからない。寝不足だったから眠ってしまう心配もしていたが、最後までまったく眠らず、退屈しなかった。音楽もよかった。


◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画でテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、EXILE TETSUYA と橘ケンチがゲスト。ふたりとも EXILE のメンバーだということもよくわかってなかったのだが、屋号のように「EXILE」がつくひとと、普通の名前っぽいひととがいるんだな。まあ、今さら不思議がるようなことじゃないんだろうけど。

 先週土曜に放送された「ワルイコあつまれ」もようやく観た。「子ども記者会見」に、元バレーボール選手の滝沢ななえというひとが登場した。スポーツにも疎いからこのひとのことを知らなかったが、レズビアンであることを公表した人物としても知られるひとのようだ。子どもたちとの質疑応答もLGBTQに関することばかりになった。ほかのバラエティ番組ならば、もっとセンセーショナルな演出にしがちになるところだが、このテーマをさらっと扱えるこの番組は貴重な器だ。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を。それから、Spotify では、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングを聴いた。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」の読書欄に太田光のインタビューがあり、新刊の小説について語っている。「移動中の車内や収録の空き時間など、とにかく暇があればパソコンを開いて書き続けました。」 欄外のアンケートでは、いちばん好きな映画には「スティング」と、いちばん気になる作家には黒川博行と答えている。

2023年3月7日火曜日

3月7日火曜日/オカメザクラ

◇ 神田・日本橋

 今日も朝から都内に。昼食は神田、餃子酒場に入り、ニラレバ炒めを食べた。650円。ご飯、スープ、小皿などはセルフサービスになっていて、ひとりではいっぺんに運べず、正午過ぎの混んでいる時間帯だったが、店内は通路が広いわけでもなく、おまけに、靴を脱ぐ席に通されてしまったから、行ったりきたりがなかなか大変だった。

 神田駅から新日本橋のほうに歩いていくと、桜が見事に咲いている。とはいえ、花にはまったく疎く、ピンクの色が濃いから梅の花かと思ったが、検索してみると、どうやら、オカメザクラという桜のようだ。お江戸日本橋亭のすぐそばを通り、コレド室町の裏を歩き、日本橋の手前で引き返してきた。トイレに行きたくなり、コレド室町に入り、そのついでに地下のタロー書房にもひさしぶりに寄った。みすず書房のフェアをやっていたのだが、3日前、夏葉社を訪問したときに、ちょうど、みすず書房の話をしたところだった。無料の図書目録をひとつもらっていく。新日本橋駅から横須賀線で帰る。





◇ テレビ・ラジオ

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、古田敦也がゲスト。昨夜の「キョコロヒー」を観ると、この番組でもWBCの特集をやっていて、ぺこぱ、井森美幸が出演し、その魅力を伝える。ニッチローも登場。最後には「球界のキョコロヒーファミリー」こと、古田と松坂がVTR出演した。

 ブログをひとつ更新し、ポッドキャストを聴きながら少し眠り、深夜に起きあがる。深夜にも録画していたテレビ番組をいくつか。放送されたばかりの「アンタウォッチマン!」は、青木さやかの特集。田村淳、三谷幸喜が証言する。「ロンハー」で活躍していた時代にはこの番組をまったく観ていなかったのだが、青木さやかの写真集が出たときには書店員だったからよく覚えている。2012年に、三谷幸喜が演出した「桜の園」に出演したことがターニングポイントになるのだな。「午前0時の森」は、若林が生前葬を体験するという企画。ナイツ土屋、佐藤満春、春日が弔辞に現れ、水卜アナが涙ぐむ。

 早朝近く、4時過ぎからコインランドリーに行ってくる。ほかの客が使っていたらめんどうだから、どうしてもこういう時間を狙うことになる。洗濯を待つ時間、タイムフリーで、放送直後の「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。オープニングでは、バカリズムの「ブラッシュアップライフ」の話から、佐久間宣行の本の話になり、それから、横山雄二の小説、劇団ひとりの「浅草ルンタッタ」、若林のエッセイ、ハライチ岩井のエッセイ、又吉の「人間」について、つぎからつぎへと熱をこめて語り、なにかと思えば、最後には自分の小説の話になるのだった。そのあとにはゲストがあり、IKURA さんがひさしぶりに登場した。

2023年3月6日月曜日

3月6日月曜日/くるくるまわるカレー



◇ 日比谷・市ヶ谷

 今日も朝から都内に。風が冷たい。日比谷公園を通り抜け、昼には市ヶ谷に移動する。昼食はカレーの王様に入り、ゴロゴロチキンカレーを食べた。650円。店のひとに、荷物を置いてからこちらに取りにきてくださいというようなことを言われ、なぜそんなことをわざわざ言うのか不思議だったが、いざトレイをもつと、カレーが盛られた皿がトレイの上で滑ったのでひやっとする。傾けないようにもっても、皿がトレイの上でくるくるとまわる。無事に席までたどりつけるか、まさか、カレーの王様でこんな試練に遭うとは思わなかった。以前はこんなに危険な皿は使ってなかったと思うが、ひっくり返すひともいるだろうよ、これは。



◇ 読書・テレビ・ラジオ

 川の向こう側に渡り、マクドナルドに入り、ひと休み。眠気で朦朧としながら読書をする。市ヶ谷から南北線、日吉から東横線に乗り換えて帰ってきた。帰りの電車内でも読書を続ける。村上春樹「女のいない男たち」を読み終えた。2016年刊、文春文庫。親本は2014年刊。「ドライブ・マイ・カー」の原作が収録されている短篇集。映画を観たときから原作を読みたいと思っていたのだが、なかなか買えなかった。今は110円で、わりと簡単に買える。映画とは違って、原作は東京から出ない話なのだな。

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は、林真理子がゲスト。日大理事長になってからは初めての出演になる。1994年放送、40歳のときに出演した回の映像も流れた。それはともかく、観ている最中に変な音がすることに気がつき、部屋にネズミでも出たのかと思ったが、巻き戻して再生してみると、きゅうっという音がテレビから聴こえている。ツイッターで検索すると、徹子さんの呼吸音だと書いてるひとがちらほらあったが、本当にそうかな。

 昨夜の「ガキの使い」は、笑福亭笑瓶名場面集を放送した。映像を編集して流すだけではなく、メンバーも喪服で登場する。しかし、上島竜兵のときにも感じたことだが、リアクション芸のようなものがリスペクトされるようになったのはいいことではあるとは思うのだが、こうしてまとめて観せられると、非常に殺伐としたものを感じる。ダウンタウンとの関係の深さは疑いようもないのだが、へらへらせずに、もっときちんと追悼してあげればいいのに。

 「情熱大陸」も2回分まとめて、観そびれていた2週前の放送、森且行の回と、そして、昨夜放送の片桐はいりの回を観た。「ナイツのちゃきちゃき大放送」出演時の映像がけっこうたっぷりと使われていたが、そのときに、やくみつるからサインをお願いされた、片桐はいりが表紙の「演劇ぶっく」が届けられる場面があった。そこから、存在感と自意識について、すごく面白い話をしていた。野外劇の「嵐が丘」の様子をもっとやるのかと思っていたけど、これは短かった。

 タイムフリーで聴いた今日の「ビバリー昼ズ」は、サムネイルが違うのであれっと思ったが、冒頭から、松村が高田先生のものまねでしゃべり始める。高田先生が体調不良でお休み、松村邦洋と松本明子のコンビになったが、高田先生にも電話をつなぎ、元気そうではあった。コロナではないのか、すぐに復帰するようなことを言っているが、年齢が年齢だけに気にはなる。12時台は徳永ゆうきがゲスト。聴きながら眠り、深夜に目覚め、ブログをひとつ更新する。

2023年3月5日日曜日

3月5日日曜日/ベローチェで本を読む





◇ 水道橋・神保町

 早朝に目覚め、朝から都内に。飯田橋のほうに用があり、それから、水道橋に。ベローチェに入り、モーニングセットのカイザーサンドスクランブルエッグ・ベーコンを食べた。480円。しばらく読書。昨日、夏葉社でいただいてきた「喫茶店で松本隆さんから聞いたこと」をさっそく読んだ。喫茶店で読むのがいいだろうとは思ったが、まあ、ベローチェで勘弁してもらおう。2021年刊。最近の本だと思っていたら、もう2年前になるのか。ガケ書房の山下賢二さんが、まさにタイトルどおり、京都の喫茶店で山下さんが松本隆から聞いたことを本にしている。最初にまず語られているのは、SNSについてだ。「詞的な要素って日常の中に転がってる。iPhone で自分なりにパパッと、そんなにシリアスにならないで写真を撮るでしょ。で、それをものすごいシリアスに磨いて広げていくと歌の詞になる。(略)その日常をSNSで提示してるっていうのが、僕にとって生きてるっていうことにもなる。」「美味しいものがあったら、写真を撮りたいっていうのは本能だし、その写真をみんなに見せたいっていうのも本能。別にそれで何がしたいってわけじゃない。」 これを読んではっとしたのは、少し前に「徹子の部屋」に出ていた佐野史郎が、わりと似たようなことを言っていて、それに共感させられたからだった。たしか、インスタグラムについて話していたんだと思うが、言葉は違ったが、考えかたが似ている。佐野史郎ははっぴいえんどの大ファンでもある。昨日はまた、島田さんに、今はツイッターはやめてインスタグラムをやってるという話もして、島田さんに驚かれたのだが、この本にそんなことが書いてあるとは昨日の時点では知らない。松本隆の語っているようなことを島田さんに言いたかったのに、グラビアを検索していたら、おすすめがグラビアばっかりになっちゃってとか、しょうもない話をしてしまった。

 もう一冊、菊地成孔「次の東京オリンピックが来てしまう前に」を読み進めていたら、なんと、ページが1枚切り取られている。ブックオフで買った本だけど、気がつかずに買ってしまった。勘弁してくれよ。ぱらぱらとめくれば、書き込みなどはチェックできても、きれいに切り取られているページはわからない。水道橋にいるので、ベローチェを出て、神保町に歩く。先週も寄ったばかりで、古本屋はほとんど覗かず、東京堂に寄っていく。菊地成孔の本の切り取られていたページを立ち読みしたが、なんのためにここを切り取ったのか、まるでわからない箇所だった。

 午後になり、昼食。日曜は開いている店も少ないようで、安く食べようとすると選択肢もかぎられてしまう。よく利用している座135酒場に入り、ホイコーロー定食を食べた。660円。この店、2階なんだけど、窓に貼り紙が外に向けて貼ってあるのが不思議だった。誰に読ませようとしているのか。







 神保町から半蔵門線、渋谷から東横線に乗り換え、横浜に戻ってくる。ビブレのブックオフに寄り、所持金を残しておく必要があったのだが、買いたいものがあるときにはあるもんで、110円の文庫本を2冊、220円の単行本を5冊買うはめになる。所持金がピンチ。帰宅前には小雨が降り始める。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」には、なんと、小川さゆりさんが鈴木エイトとともにスタジオに生出演した。大川隆法の訃報、そして、エホバの証人のニュースを扱う。この番組では太田の発言がさんざん批判されていたが、いちばん真っ当な番組ではないか。批判していた連中は今日の放送については黙っているのかね。そのあとには、17歳の少年が教員を切りつけた事件を扱い、「リーゼント刑事」の秋山博康が取材をする。WBC開幕の話題には井上貴博アナが登場。後半には良原アナの熱愛報道もあった。

 タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴くと、オープニングでは、太田の小説「笑って人類!」のお知らせがあった。上下巻に分けられるボリュームなのだけど、二段組にして一冊にまとめたという。14時台は、小西マサテルがゲスト。

 ラジオを聴きながら眠り、深夜に起きあがり、ブログの更新をひとつ。余裕なく過ごしているから、今日書いてしまわないと、またしばらくは書けなくなりそうだ。

2023年3月4日土曜日

3月4日土曜日/夏葉社訪問・「R-1」

◇ テレビ・ラジオ

 早朝、1時間ぐらい眠り、それからまた録画していたテレビ番組をいくつか。ちょうど1年前に放送された「NHK MUSIC SPECIAL」の小泉今日子特集を、録画したまま、観そびれていたのを発見する。本木雅弘がインタビューに応えていたのが珍しく、小泉今日子の顔を分析してみせていた。そのほか、黒柳徹子、YOUもコメント出演。歌の場面では、コーラスに加藤いづみの名があるのにも少々驚いた。いや、先日の「伊集院光のオールナイトニッポン」で声を聴いたばかりだったもんで、今はここに参加していたのかと、これは1年観そびれていて、今になって観たからこその驚き。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「爆笑問題の日曜サンデー」(ゲスト・中尾ミエ)を聴き、それから、放送中の「ナイツのちゃきちゃき大放送」に切り替え、家を出るまでつけていた。「常連さん」はえのきどいちろう。

◇ 吉祥寺

 午前中に出発し、都内に。東横線で眠り、渋谷から井の頭線に乗り換え、はるばる吉祥寺まで。今日は夏葉社の事務所でチャリティ販売会が行われることを知り、せっかくだから、この機に行っておいたほうがいいかと思った。吉祥寺は3年ぶりだろうか、「ブックオフ大学」の打ち合わせ以来のはずだ。その後、その年の夏には「ブックオフ大学」の座談会があり、それ以降、島田さんとは会う機会がぜんぜんなくなってしまった。夏葉社は初訪問。打ち合わせのときは駅前のルノアールで会ったのだ。グーグルマップを確認しながら向かい、途中、神社に寄り、それから、マルエツにも寄り、飲みものとパンをひとつ買って、歩きながら食べる。



 ところが、グーグルマップが示す場所に到着してみると、事務所らしき建物はどこにもない。どうやら、グーグルマップが間違っているようだ。改めて確認しようと、夏葉社のツイッターを開いてみると、なんと、販売会はもう終了したとツイートしていた。11時から15時までと告知されていたから、13時頃に行けばいいかというつもりでいたが、本は30分ぐらいで売り切れてしまったようだ。そりゃそうか。しかし、もうここまできてしまっているから、訪ねるだけ訪ねてみようと思った。もっと早く、電車のなかでツイッターを確認していたら、あきらめて、引き返してしまったかもしれない。場所はこのあたりには違いないだろうと思い、この一角をぐるっとまわってみたら、なんてことはない、通りに面したわかりやすいところに事務所はあった。ツイッターにアップしていた販売会終了を知らせる貼り紙がおもてに貼ってある。なかに入ると、島田さんにすぐに気がついてもらえたが、ほかのお客さんとしゃべっている最中で、あいさつできる間が空くまで、事務所内の本棚を眺めて待っていた。そのあとは島田さんとさんざん雑談。3年ぶりの会話、こちらの近況や、島田さんからは温めている企画の話もいくつか教えてもらった。販売会は終わっていても、まったく問題はなかった。もちろん、知らずにやってくるお客さんもまだいるだろうから、15時まではここで対応するのだろう。販売会は終わったとわかっていて島田さんに会いにくるひともいる。自分が島田さんとしゃべっていたら、あとからやってきたお客さんが帰ろうとするので、自分がほかのお客さんの邪魔になったようでは悪いから、呼び止め、おせっかいなんだけど、島田さんともっとしゃべってもらい、サインもしてもらうようにうながした。結局、1時間半ぐらいはお邪魔していただろうか、さすがにあんまり長居しすぎてはまずいかなと思って失礼したが、楽しかったからいくらでもいられた。販売会ではなにも買えなかったが、「ブックオフ大学」の岬書店版の在庫がまだあって、これを3冊いただいた。それと、「喫茶店で松本隆さんから聞いたこと」も1冊いただく。そんなに気前がよくて大丈夫なんだろうか。ほかのお客さんが差し入れにもってきたたい焼きもひとついただいた。そのお客さんも、島田さんのために買ってきたたい焼きを、まさか知らないやつが食べるとは思わないだろうに。




 吉祥寺駅に戻る途中に、藤井書店を覗いていく。島田さんにこの近くの古本屋もいくつか教わった。商店街を通り、外口書店にも寄るが、なにも買わなかった。ブックオフにも寄り、ここでは110円の文庫本を1冊だけ買う。公園口に移動し、ようやく昼食。炒王という店に入り、肉あんかけチャーハンを食べた。780円。16時過ぎまで食べてないわりには意外と腹が減ってないなと思ったが、そういえば、たい焼きをいただいたことを忘れていた。うっかり大盛りにしてしまい、苦しいくらい満腹になる。

 井の頭線に乗り、渋谷に移動。まんだらけに寄ると、階段の百均に「笑芸人」が多くあり、10冊買ってしまう。思いがけず、ここで荷物が多くなった。東横線では急行に乗り、座らずに帰ってきた。

◇ 賞レース

 帰宅は夜になる。今日は「R-1グランプリ」があり、結果を知る前にこれを観なければならなかった。まずは、録画していた直前特番から。生放送部分と収録部分があり、この番組内で、敗者復活枠が発表されていた。5位から順に、ケビンス山口、ヨネダ誠、エルフ荒川、たくろう赤木、そして、1位にはこたけ正義感が選ばれ、こたけ正義感が勝ち残りを決める。

 そして、放送中の本戦を追っかけ再生で観始めると、冒頭のVTRでは、「R-1」には夢があることを強調していた。司会は霜降り明星と広瀬アリス。審査員は、陣内智則、バカリズム、小籔千豊、野田クリスタル、ハリウッドザコシショウという5名。裏生実況を、おいでやす小田、お見送り芸人しんいち、渋谷凪咲、ビスケットブラザーズが担当する。いよいよ本戦、一番手は Yes!アキト。普段はギャグを連発するスタイルだが、ここでは、ひとりコントにギャグが入るかたちにしていた。二番手は寺田寛明。好きな芸ではないが、ネタのクオリティはずいぶん高めていると思った。三番手はラパルフェ都留。阿部寛のものまねですでに少し売れているひとだが、怪獣のように街に阿部寛が現れる設定のコントを演じる。四番手はサツマカワRPG。ひとりコントというのとも違って、普段の青いスーツの衣装のまま、複数の登場人物をひとりで演じる形式が面白い。去年も面白かったが、しっかりとした美意識があるひとという感じがする。五番手はカベポスター永見。ふかわりょう的なひとことネタといおうか、審査員の評価は両極端、バカリズム、陣内は低い点をつけた。六番手はこたけ正義感。変な法律を紹介するのだが、フィクションなのかノンフィクションなのかがはっきりしない。七番手は田津原理音。カードゲームのモンスターをネタに、寺田寛明もそうだが、フリップネタをどうアレンジしてみせるかの勝負になっている。しかし、結局は大差なく感じられ、興味のない芸風だが、田津原はここでトップになり、一気にファイナルステージ進出を決めた。バカリズムだけは田津原に点が辛かった。最後はコットンきょん。ひとりコントを演じてみせたが、今年のメンバー、プロの芸と言えるのはこのひとだけじゃないのか。審査員の点数もそれなりに高く、きょんは2位になる。ファイナルステージは田津原理音とコットンきょんの対決。先攻は田津原理音。2本目はあるのだろうかと思ったが、別のカードゲームに変えただけのネタ。後攻はコットンきょん。芸の幅があるのは圧倒的にきょんだとは思うのだが、結果は、ザコシ、野田、陣内が田津原に、小籔、バカリズムがきょんに投票し、田津原理音が優勝した。今年の「R-1」はつまらなかった。田津原理音にお見送り芸人しんいちのような活躍は期待できるかどうか。22時頃には眠る。

2023年3月3日金曜日

3月3日金曜日/テントが建っていた

◇ テレビ

 早朝から少し眠り、それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は「せっかく集まったから何か撮りましょうよ芸人」。本当は「井森美幸大好き芸人」を収録する予定だったのが、リーダーの山里が体調不良のために延期になり、急遽、このような企画になった。三村マサカズ、川島明、土田晃之、ビビる大木、ノブコブ吉村、アンガールズ田中というメンバー。まずは、背の順に並んでみるところから始まり、これだけのメンバーが集まりながら、かなり行き当たりばったりな展開になるが、最終的には「三村大好き芸人」にたどりつく。2丁目劇場にバカルディが出演したときに雨上がりと4人で飲みに行った話など。エンディング前には笑福亭笑瓶を追悼するVTRがあった。「ありがとう笑瓶さん」のテロップとともに、第1回「メガネ芸人」の映像が少し流れる。「アメトーーク!」の「〇〇芸人」というスタイルはここから始まったのだ。

◇ 東京・新橋

 昼前から外出。あとの予定を考え、まず先に昼食を済ませてしまう。横浜駅の星のうどんに寄り、素うどんとミニカレー丼のセットを食べた。620円。それから、今日も都内に。東京駅の正面の広場に出てみると、皇居のほうまでテントがいくつも建っている。東京マラソンの準備かなと思ったが、東京マラソンにはさほど関心はないし、たしかめることもしなかった。




 夕方になり、腹が減ってしまい、ニュー新橋ビルの岡もとに入り、肉めしを食べた。759円。スマホのバッテリーがピンチだが、充電休憩はせず、それよりも早く帰る。帰りの電車内は読書。

 夜に帰宅し、まずは録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・NiziU)を観て、それから、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。こちらのゲストは林家ペー・パー子。聴きそびれていた先週金曜の「ビバリー昼ズ」も聴いた。先週のゲストはビートきよし。Spotify では、デ・ラ・ソウルの初期作の配信が始まった。CDももってないし、ちゃんと聴いたことがなかったからありがたい。

2023年3月2日木曜日

3月2日木曜日/銀座のブックカフェ

◇ 東京・銀座

 今日も朝から都内に。昨日と同じく、東京駅のほうまで出ていたが、昼食を食いそびれ、コンビニでパンを買って食べただけで過ごしていたら、ふらふらになってしまった。夕方、なか卯に入り、鶏唐丼とはいからうどんのセットを食べる。770円。16時まではランチタイムで安かったのに、同じものを高い値段で食べるのは悔しいが、腹が減っているものはしかたがない。

 昼間、ツイッターから、大川隆法の訃報を知った。せっかくだから、近場の幸福の科学の支部を見物に行ってみようと思い、グーグルマップで検索してみると、銀座に中央支部があるとわかった。昨日も歩いたばかり、今日も東京駅から銀座まで歩くことになる。行ってみてからわかったが、ここはブックカフェになっているのだな。金が惜しいから店内には入らず、外から写真を撮るだけだが、特に変わった様子もなさそうだ。いや、かといって、普段の様子も知らないのだけど。




 昨日寄りそこねた銀座一丁目のベローチェに入り、ひと休み。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いて、そのあとには、しばらく音楽を聴いていた。スマホの充電もしていたが、Spotify で検索してばかりいたから、ちっとも充電されない。

 有楽町から山手線に乗り、今日も大崎経由、相鉄線直通で帰ろうとすると、アナウンスをちゃんと聴いていなかったからわからなかったが、原宿・渋谷間でなにがどうしたとかで、ダイヤが乱れまくっていた。高輪ゲートウェイでしばらく停止。それでも大崎経由で帰るつもりで、大崎にようやく着いたら、相鉄線直通も湘南新宿ラインもすべて遅延している。合計するといったい何分遅れていたのか、しかし、別に急いでいるわけではないので、読書をしながらのんびり待った。

◇ 読書・テレビ・ラジオ・雑誌

 ブルボン小林「あの人が好きって言うから… 有名人の愛読書50冊読んでみた」をすいすい読み終えた。2021年刊、中央公論新社。「女性自身」の連載コラム。イラストは死後くん。連載中にも何度か読んだことがあったが、まえがきによると、そもそもは書評の依頼だったようだ。著者が設けたルールは三つ、有名人が愛読書に挙げる本を読み、紹介すること、マンガや写真集は除き、活字の本にかぎること、そして、著者がまだ一度も読んだことのない本を選ぶこと。書評でもあり、愛読書からその人物を読み解いていくコラムにもなっている。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビをあれこれと。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・今陽子)と、それから、昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・呂布カルマ&錦鯉)も。

 日曜早朝に放送された「林家正蔵の演芸図鑑」は、ウエストランドが出るので楽しみにしていたら、どういうわけか録画に失敗していて、前半8分ほどが録れていない。原因がわからない。ウエストランドの出演部分は録りそこね、鈴々舎馬るこから録れていたけど、馬るこはどうでもいいのだ。番組後半の対談ゲストは志の輔。正蔵と志の輔の対談だが、志の輔のほうがだいぶ歳上だが、志の輔は入門が遅く、正蔵のほうが先輩という関係。前座時代に鈴本の楽屋で会ったのが初対面だったという。隣り合わせに座っていたふたりだが、会話に熱がこもり、最後はアクリル板越しに完全に向かい合った姿勢になってしゃべっていた。たとえば、三平にはこういう関係の仲間はいるのだろうか。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組もあれこれと。先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」はウエストランドがゲスト。先週土曜の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」はカンニング竹山がゲストで、福島の話をしていた。火曜の「爆笑問題カーボーイ」は、タイタンが特集された「金スマ」の話から、笑瓶の話につながっていった。そういえば、先月放送されたアンジェリーナ1/3の番組「夢は口に出せば叶う!!」に太田がゲストで出演していたことを思い出し、Spotify のポッドキャストでこれもようやく聴いた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FRIDAY」に、たけし軍団のインタビュー記事が載っていた。結成40周年記念の舞台を控えたタイミング、そのまんま東、大森うたえもんを除く、8人の座談会。フライデー襲撃事件について語っている。「週刊文春」の「新・家の履歴書」には、いしのようこが登場。堀越学園の同級生だった岡田有希子や、志村けんについて話している。



2023年3月1日水曜日

3月1日水曜日/眠いから帰る




◇ 日比谷

 朝から都内に。今日はだいぶ暖かい。眠気で朦朧としながら、東海道線に乗り、新橋まで。日比谷公園を抜け、霞ヶ関に出る。そのあと、丸の内のほうに移動し、昼食にするつもりで八重洲地下街に降りたが、決められず、地上に出て、京橋方面に歩いた。華美という店に入り、回鍋肉定食を食べた。ご飯、スープ、サラダ、杏仁豆腐がつき、700円。安い。適当に見つけて入った店だが、この店は当たり。午後、日比谷で映画を観てしまおうと思い、銀座まで歩き、ベローチェに入ろうとしたが、混雑していてやめる。スマホを充電する都合もあるが、映画の前に仮眠をとりたかったから、ソファー席に座れないと困るのだ。もう1店、少し離れたベローチェにも行ってみるが、こちらも混雑していた。

 映画を観るつもりでいたが、眠気がひどく、どこかで仮眠をとれないとなると、日比谷で映画を観るのは無理だ。夜の上映に替えることもできたが、明日も予定があるため、あんまり遅く帰るわけにもいかず、体力的にきついときには映画は観ないほうがいいと判断する。

 有楽町から京浜東北線に乗れば、眠って帰れるだろうと考えていたが、昼間は通過駅になっているんだな。新橋からならば乗れるだろうと、山手線で新橋に移動するが、新橋も通過駅だった。まさか新橋を通過するとは思わず、たしかめもしないで新橋で降りてしまい、無駄なことをした。じゃあ、品川から乗るしかないかと、山手線に再び乗るが、寝過ごしてしまい、気がついたときにはもう目黒にいる。疲れてしまって、もうだめだ。結局、大崎から相鉄線直通に乗ることにして、無事に眠りながら帰ってきた。

◇ テレビ・ラジオ

 昼のうちに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれ。昨夜の「爆問×伯山の刺さルール!」は今田耕司がゲスト。VTRではなく、スタジオに登場した。爆笑問題がテレビに初めて出演したフジテレビの「笑いの殿堂」で今田・東野とは共演しているのだが、今田は「スタジオの隅でふるえちゃってさあ」と当時の爆笑問題の印象を語る。ひさしぶりに再会したときの太田の態度の変化、そして、長者番付が発表されていた時代は太田の収入を意識していたなど、初めて知る話がいくつもあった。今田がゲストの回は次週に続く。

 昨夜の「アンタウォッチマン!」は、この週もサンドウィッチマンがお休みで、ナイツが代役を務めていた。柴田が厳選する「ツッコミネタ祭り」という特別企画。大自然、THIS IS パン、トンツカタン、きしたかのが出演した。昨夜の「午前0時の森」は、以前、水卜アナが絶賛していたオリコンのライターがスタジオに登場。後半には、TAIGA の出張人生相談もあった。「イワクラと吉住の番組」は、先週に引き続き、せいや、男性ブランコ浦井をゲストに迎えた「睡眠の悩みに寄り添う」というテーマの回。スタジオには布団が敷かれ、いい声の浦井が羊を数え、みんなで眠りながら番組が終わっていった。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴きながら、夕方から夜にかけて少し眠る。Spotify のポッドキャストでは「大竹まこと ゴールデンラジオ!」も聴いた。昨日火曜のゲストがダースレイダーだった。「劇場版 センキョナンデス」が面白そう。

 昼に映画を観そこねたので、深夜、配信で映画でも観ようかと思ったら、アマゾンプライムも Netflix も料金未払いで登録が切れていた。なんという間の悪さだ。朝までにブログの更新をひとつ。

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1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...