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2022年6月27日月曜日

6月27日月曜日/政見放送

◇ 溜池山王

 今日も朝から都内に。昼食は溜池山王のすき家に入り、ダブルニンニク牛丼を食べた。600円。それから、ドトールに入り、ひと休み。アイスコーヒーを飲むが、この店舗は「S」というサイズはなく、レギュラーサイズを注文する。読書をするつもりだったが、水道橋博士の情報を追いかけ始めてしまい、まるで読書に集中できなくなった。昨日の演説について、ツイッターになにか書こうかと思い悩んでいたが、博士のことを書いたとして、れいわを批判したい連中に拡散されてしまうことになると不本意だ。自分ははっきりと野党支持であり、れいわの積極的支持者ではないものの、どちらかといえば応援したいと考えている。なおかつ、30年来の浅草キッドファンという立場から今回の選挙を見ている。れいわ嫌いでもなければ、芸人が政治に関わることに否定的な考えもないのだが、ならば、当然、水道橋博士を支持するのだろうというと、そんなことはないから思い悩むということになる。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨日の「ワイドナショー」をまだ観ていなかった。実家じまいが話題の松本明子が出演。それから、活動自粛から復帰した天竺鼠瀬下も登場する。神妙な態度をとおす瀬下だったが、瀬下が考えたギャグをシソンヌ長谷川がやってみせることになり、エンディングでは、松本までがギャグをやることになる流れに笑った。スキャンダルからの復帰には笑いがいちばんの特効薬であり、そのいちばんの環境を吉本が抱えていることは強い。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、松本明子の「ワイドナショー」での「実家じまい漫談」を話題にしていた。12時台は、堀内健がゲスト。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊ポスト」の横山剣さんの連載コラムは、近藤真彦「情熱・熱風・せれなーで」を紹介しつつ、マッチとの不思議な縁について書かれていた。クールスR.C.の佐藤秀光が経営していたライブハウスに、クールスR.C.と海援隊が同じ事務所だったことから、武田鉄矢が「金八」の生徒を連れてしばしば遊びにきていたのだという。そして、ダックテイルズ時代には、芸能人大運動会のかけっこで対決したことがあり、そのときの結果は、マッチが1位、剣さんが2位、布川敏和が3位、島崎俊郎が4位だったのだと。マッチとは、近年はクルマのレースで一緒になる機会があるようだ。

 早めに眠ってしまい、深夜に目覚めた。この夜には、れいわ新選組の政見放送がNHKで放送され、録画をさっそく確認する。まず、山本太郎ひとりのスピーチがあり、後半に比例の候補者たちが登場する。山本太郎が司会になり、水道橋博士、高井たかし、長谷川ういこ、辻恵、キムテヨン、大島九州男、天畠大輔が順に紹介された。博士は1分程度のスピーチをし、「NHKはぶっ壊さない」 という言葉で締めた。こんなしょうもないネタを力強く言ってしまう感覚にぞっとする。おまけに得意顔である。芸人的な軽さはどこにもないスピーチだった。奇しくも、れいわのあとには維新の政見放送が続けてあり、これも録画されていたが、こちらは松井一郎と吉村洋文が出演し、比例の候補者は登場せず、ふたりの会話形式だけで通していた。これは賢いやりかたかもしれない。山本太郎のように、無観客の状態で流暢にスピーチをするというのは、誰にでもできることではないのである。


2022年6月26日日曜日

6月26日日曜日/れいわ新選組・渋谷


◇ 九段下・神保町・半蔵門

 朝、腕時計をつけようとすると、時間がでたらめを指している。よく見ると秒針が動いていない。まだ何年も使ってないと思うのだけど、こんなにすぐ壊れるかな。今日はスマホで時間を見るしかない。

 朝から都内に。九段下のほうまで用があり、昼は神保町まで歩き、ボーイズで食べようかと思っていたが、日曜は休みだった。水道橋方面に曲がり、しょうが焼きBaka という店に初めて入り、Bakaしょうが焼き定食を食べた。千円。値段に躊躇したものの、試しに一回食べてみようと思ったのだが、しかし、これだったらボーイズのしょうが焼きのほうがよっぽどいい。

 そのあとは半蔵門に移動し、麹町のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書をした。田崎健太「全身芸人」を読み終えた。2018年刊、太田出版。「月刊実話ナックルズ」に連載されたインタビュー集で、初出時のタイトルは「絶滅芸人」だった。登場するのは、月亭可朝、松鶴家千とせ、毒蝮三太夫、世志凡太&浅香光代、こまどり姉妹という5組。そもそもが悪趣味な企画で、悲しい面をことさら強調するのはいやだなとは思うものの、引き出している話にはかなり面白いものもあった。特にこまどり姉妹は壮絶。この著者は芸に関心があるのかがどうもよくわからないのだが、笑いの芸人とは相性が悪いという気はする。


◇ 渋谷

 半蔵門線に乗り、渋谷に移動し、センター街を通り抜けようとすると、こんなところに乙武洋匡の選挙事務所がある。本物かと疑うようなこじんまりした事務所だ。まんだらけに寄り、階段の百均から単行本を2冊買う。それから、ツルハドラッグに寄り、栄養ドリンクとアイスチョコモナカを買って食べた。今季初アイス。道玄坂を横切り、古書サンエーにも寄ろうとしたが、こちらはシャッターが閉まっていた。


 マークシティを通り抜け、ハチ公口に出る。17時半から、れいわ新選組の「れいわ甲子園」というイベントを見物したかった。れいわのイベントを観るのは、池袋、新宿に続き、これで三度目だ。新宿は少ししか観ることができなかったが、それぞれ、違うスタイルのイベントを仕掛けていて、この日は「れいわ甲子園」といって、なにが「甲子園」なのかというと、ブラスバンドの演奏とチアガールが登場し、高校野球の甲子園の応援みたいにして候補者を盛りあげるという演出なのだが、これは、山本太郎が「ダンス甲子園」から世に出たということにも引っかけているのだろうか。今回は始まってすぐからオーディエンスに混じり、かなり前のほうで観ることができた。登場した候補者は、登壇順に、大島九州男、蓮池透、高井たかし、長谷川ういこ、天畠大輔、水道橋博士という6名。このうち、蓮池透、天畠大輔は池袋の決起集会には参加しておらず、ここで初めて観た。蓮池透はこのなかでは有名人のほうだが、話はあまり上手くはなかった。重度の障害者である天畠大輔は、介助者とともに車椅子で登壇する。「あかさたな話法」というものを初めて知ったが、この特別なコミュニケーション法により、通訳者でもある介助者を通して演説をするさまはなかなか衝撃的だ。そして、水道橋博士だが、桃太郎印の鉢巻きをしめたすがたで登場し、そのすがたにまず、かつての水道橋博士からすると大いに違和感があるのだが、ひろゆきのそっくりさんも一緒に登壇させ、まるでよくわからないやりとりをする。なにか狙いがあってのことだとは思うものの、その意図がさっぱりわからない。そっくりさんを引っぱり出しておきながら、博士はまったく面白いことを言おうとしないのだから、出されたほうは迷惑だ。パフォーマンスとしては目も当てられないくらいにひどく、観ていて、こんなに恥ずかしくなる街頭演説もなかった。そっくりさんのほうは恥ずかしさを自覚していたようだが、博士はこんなにも笑いに鈍感になってしまったか。しゃべっていることも、扇動的ではあるが、中身はなにもなく、虚ろな目をして抽象的な美辞麗句を並べたてているだけで、いよいよ悲しくなってくる。そして、6名の候補者のあとには講談師が登場した。あとで検索してみると、神田伊織というひとだとわかった。山本太郎一代記のようなことを語り、19時前、山本太郎がさっそうと登場する。山本太郎は登場すると、そのまま、滑らかに演説に入っていった。博士とは違って、話術がしっかりしている。音楽の生演奏もつき、さながら、山本太郎のワンマンショーだ。最後にはまた、質疑応答の時間が設けられるが、池袋のときにやっていた10秒のカウントダウンの演出はここではやらなかった。山本太郎ひとりの質疑応答から、ほかの候補者にも答えてもらおうと、再び、壇上に出てきてもらおうとするが、高井たかしと長谷川ういこはすぐに再登場したのに、博士がなぜかなかなか現れない。大島九州男と蓮池透はもういなかったのだと思うが、天畠さんはしかたがないとして、博士はなにをもたもたしていたのか。やっと出てきても、疲れきっているのかわからないが、終始、心ここにあらずといった表情だった。20時過ぎまで見物し、そのあとはまた写真撮影などがあるようだったが、それは参加せずにその場を離れた。















 帰りの東横線は菊名でようやく座れたが、寝過ごしてしまい、馬車道まで乗り、戻ってきた。夜遅くに帰宅し、明日も朝から外出するのに、録画残量を空けるためにテレビを観なければならなかった。「関ジャム」が山下達郎特集をやっていて、先週は録画したものの、2週にまたがっているとは知らずに今日の放送は録画しそこねていた。悔しい。

2022年6月24日金曜日

6月24日金曜日/エル・カブキ

◇ 大手町・代々木・新宿

 今日も朝から外出。まず、最寄り駅でパスモの交換をしてもらった。若い駅員さん、びっしり書き込んである手帳を広げ、それを見ながら対応してくれる。めったにない業務なのだろう。しかし、交換はあっさりとやってもらえた。チャージ残量ももちろんそのまま。

 東横線に乗り、都内に出るが、混んでいてずっと座れない。移動で疲れてしまうのがいちばんいやだ。座れないときは読書はできず、ラジオを聴くことにするが、聴きそびれいていた先週土曜の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」のオープニングを聴いてみると、富澤が犯人役で出演したドラマの話をずっとしていたのだが、最後に、元あばれヌンチャクの竹内の訃報に触れていた。

 まず、半蔵門に出て、それから、大手町に移動する。昼食にしようと、大手町ビルヂングの地下に入り、bamboo という店で、ランチメニューのガパオライスを食べた。850円。


 午後は代々木に移動する。ブックオフに寄り、110円の文庫本を2冊買う。代々木から新宿に向かって歩いていくと、ビル風が強く、髪がぼさぼさになった。南口のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。高田先生、明日が74歳の誕生日。一昨日の「ザ・東京漫才」の話にもなり、楽屋にいたはたけんじのことを話題にする。三波春夫のセリフとして知られる「お客様は神様です」は、じつは、はたけんじのネタだというのも高田先生の話で知ったのかもしれないが、それが談志師匠のアイデアだというのは新たに知ることだった。そして、白塗りをきれいに塗らずに面白く塗るという、内海好江師匠のアドバイスも活かされているのだという。

 ツイッターから、小田嶋隆の訃報を知った。65歳。著書は何冊か読んでいるし、「たまむすび」もある時期までは聴いていたが、ここ数年はツイッターでのふるまいを目にしていて、本当に大嫌いになった。

 水道橋博士の動向が気になっていて、れいわ新撰組の街宣活動のスケジュールをツイッターから確認しておいたのだが、今日、ちょうど新宿に用があるときに、南口でイベント(?)があり、うまい具合に寄っていける。金曜は「Friday Night ライブ」と題したイベントをやるようだ。17時開始だが、最初からは観なくてもいいかと思い、少し遅く、18時前に到着すると、よだかれんが演説をしていた。よだかれんの演説はすぐに終わり、そのあとに登場したのは、なんと、佐藤タイジだ。現在の佐藤タイジがどんな音楽活動をしているのかはまるで知らず、名乗るまで佐藤タイジだとわからなかったくらいだが、どんな思想信条のひとかも知らなかった。言っている内容はなんだか拙くもあったが、清志郎の「スローバラード」なども含め、何曲か演奏し、歌ってみせると、さすがの迫力だ。ギター1本の演奏だが、観ていると、ギターを弾いてないのに音が鳴っているときもあり、生演奏してるのかなと一瞬思ったが、演奏した音をその場でサンプリングし、ループさせながら、そこにまた生演奏を重ねている。しかし、あとの予定があるため、18時40分には離脱しなければならなかった。水道橋博士のすがたも見えていたが、佐藤タイジのライブを観ただけで時間切れ。







◇ ライブ

 新宿の東口に移動し、西武新宿駅の前にある新宿バティオスという劇場で、エル・カブキの単独ライブ「燃えよカミハン」を観る。この劇場はおそらく初めて入るはずだ。19時開演、5分前に到着し、TIGET のチケットの画面を見せて入場する。前のほうに空席を見つけることができたが、狭い会場はほぼ満席だった。なかなか都合が合わないもので、エル・カブキの単独ライブはけっこうひさしぶりになってしまったが、先日の「G-1グランプリ」で観て、改めて、追う価値のある存在だと思うようになった。出演者はエル・カブキのふたりのみ、漫才をただひたすらノンストップで見せるというシンプルな構成で、上半期をふり返る時事漫才なのだが、中身はかなりドキュメンタリーだ。暴露的な内容も多く、それだけがエル・カブキの面白さではないが、そのスタンスは大きな魅力になっている。配信もあるのに大丈夫かと思うが、会場では「パワーハラスメント」と書かれたTシャツも販売していた。2時間弱で終演。


 歌舞伎町を横切り、靖国通りのブックオフまでわざわざ足を延ばすが、しかし、買うものはぜんぜんなかった。110円の文庫本を1冊だけ、アプリのクーポンを使い、10円で買っていく。新宿三丁目駅から副都心線に乗り、東横線直通で横浜まで戻ってくる。深夜0時前に帰宅し、録画していたテレビ番組を少し観て、1時前には眠る。

2022年6月4日土曜日

6月4日土曜日/れいわ新選組


◇ 後楽園

 どうも寝ぼけていたようで、早く目覚めすぎてしまい、録画していたテレビ番組を朝っぱらからいくつか観ていた。「タモリ俱楽部」や「週刊フジテレビ批評」。そのあとは、文化放送のいとうあさこの番組を、家を出るまでつけていた。朝から都内に。土曜の朝の電車はゆったりしていて、読書が進む。まず、御徒町のほうに用があり、そのあとに後楽園のほうまで移動することになったのだが、これがちょうど、都合がよかった。昼食は午後になり、メトロ・エム後楽園のカレーの王様に入り、ごろごろチキンカレーを食べた。600円。

 今日15時から、れいわ新選組の決起集会が池袋で行われることをツイッターで知り、予定次第では寄れるかもしれないなと考えていたのだが、後楽園ならば、池袋までは丸ノ内線一本だ。どうせならば、水道橋から向かったほうが気が利いているかともちょっと思ったが、後楽園から一本で行けるものを、わざわざ水道橋駅までまわり道するのはさすがにめんどうになった。

◇ 池袋

 14時前には池袋に着いてしまった。れいわ新選組のツイートには、西口のマツモトキヨシ付近と書いてあり、行ってみると、すでにのぼりがいくつも立っている。時間をつぶすにも中途半端なのだが、東京芸術劇場の地下にベンチがあったはずだと思い、それもずいぶん前の記憶だったのだが、行ってみると、コロナ仕様で椅子はまばらに並べられてある。かろうじて、空いてる席を見つけて、少し読書をしていた。それよりも、体力的な心配があり、駅から離れ、まいばすけっとを探し、栄養ドリンクとエクレアを買って食べておく。


 池袋西口に戻ってきたときには、15時を少し過ぎてしまった。マツモトキヨシ付近というよりも、もっと正面寄りというか、広場になっているところにステージが作られていて、バンドが演奏をしている。ギャラリーの群れに加わり、見物しやすいポジションを確保しようと、写真を撮るのに逆光にならない、やや下手側に立った。しかし、この演奏がなかなか終わらない。日差しがきついところで、ただ突っ立っているのもきついものだ。15時半になり、ようやく変化があり、ステージ上に設置されたモニターにはれいわ新選組のプロモーション映像が流れ、山本太郎が登場した。ステージの脇には、水道橋博士のすがたもすでに見える。山本太郎の演説というか口上というか、独特な節をもつスピーチから始まると、ギャラリーの輪の外側からさっそく怒鳴りつけるような声が飛ぶ。なにを言っているのかと思ったら、「日本のゼレンスキーになれ!」と応援しているのだった。連呼しているので、山本太郎もさすがに無視はできず、最初は不審に思ったようだが、好意の声だとわかると笑顔で応じていた。だけど、先日、玉城デニーの発言が批判されたばかりだというのに、日本のゼレンスキーとは危なっかしい応援もあるもんだ。そして、山本太郎とともに今日の司会を務めるという、大石あきこも登場する。詳しくは知らないが、維新を激しく批判しているのがこのひとだ。れいわについての予備知識はほぼない状態でこの場にやってきているのだが、山本太郎が司会をやるのはわかるが、大石あきこというひとも話が上手い。元大阪府職員という肩書きしか知らないが、なぜこんなに話が上手いのだろう。明るく、政治家臭さがないのも長所だと思った。





 そしてこのあとは、山本太郎と大石あきこが司会進行役となり、候補者たちが続々と紹介され、登壇するという時間が続く。まずは、埼玉選挙区の候補予定者、西みゆかが登壇。続いて、比例区候補予定のつじ恵。このひとはバンド演奏のあいだに、ギャラリーのなかを名刺を配ってまわり、自分も一枚もらった。


 続いて、水道橋博士が登壇。政策というよりも、ことの経緯を語っただけにすぎない演説だったが、どうも言葉が流暢ではない。 大石あきこが岸田首相を「財務省の犬」と非難した発言(これもよく知らなかった。)を受け、「犬はわれわれ、飼い主は国民。僕はただの犬、あなたが飼っている犬です。」「僕があなたであり、あなたが僕である。」と、詩的表現で訴えかけるのはいいのだけれども、面白いことをいっさい言わないし、言おうともしないことに、三十年来の浅草キッドファンとしては戸惑わされる。

 そして、このつぎには、博士が「友人」として紹介し、ぜんじろうが登場した。壇上にあがる前から、ステージ脇のテントで、博士としゃべっているすがたが見えていた。ぜんじろうは応援演説ではなく、あくまでもスタンダップコメディで通した。まったく冗談を言わない博士のあとに、さすがにプロの芸を見せるぜんじろうにはほっとさせられる。






 続いては、3年前の参院選で当選した木村英子が登壇した。ステージの横にはスロープがとりつけられ、車椅子であがる。そのつぎには、比例区候補予定者、トランスジェンダーを公表しているよだかれんが登壇。マイノリティの候補者が目立つ。続いて、同じく比例区候補予定者の長谷川ういこが登壇。



 そして、ここでまたお笑いコーナーになり、山本太郎に「アニマル浜栗」と紹介されて登場したのはよしえつねおだ。アラレちゃんのかっこうで現れ、ものまねを披露する。博士が連れてきているわけだが、これは本当にひどいと思った。ぜんじろうのようなネタならばわかるが、れいわとはなんの関係もないこのひとを、ここに登場させることになんのプラスがあるのかまったくわからない。それどころか、マイナスではないのか。せめて、アニマル浜口のネタだけにすればいいのにと思うが、山本太郎もどういうつもりで認めているのだろうか。この時間、博士はギャラリーの側に混じり、一緒になって喜んで観ていた。(いや、ギャラリーはそんなに喜んでいたとは思わないが…。)



 続いては、衆議院議員のくしぶち万里が登壇。さすがは現職で、このひとの話は明晰でよかった。そしてまた、比例区候補予定者が続く。キムテヨンというひとの話には凄みがあった。そして、大島九州男、高井たかしと続くが、このあたりは議員経験者で、旧来の政治家臭い言葉づかいになってくる。そして、もうひとりの現職参議院議員、舩後靖彦も登壇する。舩後さんは代読でスピーチをしたが、「舩ちゃんと読んでください」といって笑いを起こしていた。多くの候補者たちはそれぞれジョークも交えていて、いちばんジョークを言わないのが水道橋博士だった。トリは大石あきこが改めて演説をする。今日の登壇者全員の演説を聴き、現職の衆議院議員であるふたり、大石あきこ、くしぶち万里が、いい意味で政治家臭さがなく、明晰さにも好感をもった。






 そのあとにはまた、山本太郎が政策を語るのだが、モニターを使い、比喩のために山羊のケンカの動画を用意したりなど、効果があるかどうかは別だが、面白くしようとする演出をいろいろと考えている。最初に登場していたバンドと同じだったのかはわからないが、演説のあいだもずっと、音楽の演奏を薄く続けていたのも面白い試みだった。

 18時からは、ギャラリーにマイクをまわし、質問をつぎつぎに受け付ける。ここでも演出があり、質問の制限時間は10秒にかぎられ、モニターにはカウントダウンが表示され、要領を得ない質問を長々としていると強制的に打ち切られてしまうのだ。これならば、多くのひとにマイクがまわることになる。そして、10秒以内に出された質問に、山本太郎が即座に答えていくのがすごい。まるでねづっちのなぞかけのように、芸としてはじつに見事で、山本太郎がいちばんの芸人だ。質問コーナーは1時間ほど続き、最後には記念撮影があるということで、列が作られたが、それには参加せず、集会の場をあとにする。15時過ぎから19時近くまで、4時間弱もの時間をまるまる立ちっぱなしで見物していたのだから、積極的支持者というわけでもないのに、われながらもの好きにもほどがある。





 東口に移動し、東池袋一丁目のベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、あんぱんを食べながら、スマホの充電をした。それから、ブックオフに寄り、110円の文庫本を4冊、220円の単行本を8冊買っていく。閉店した飯田橋店でもらった 50パーセントオフクーポンをここで利用した。

 帰宅は深夜0時頃になった。録画していた「Nキャス」を観ると、林真理子が日大理事長に就任という話題から始まり、続く、給付金詐欺のニュースでは、容疑者の風貌はまるで子どものようだ。さんざん批判された能登町の巨大イカに観光客が激増しているというのはいいニュースだと思った。深夜2時頃に眠る。

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1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...