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2021年5月6日木曜日

5月6日木曜日/めんどうなことが多い

◇ テレビ・ラジオ

 早朝、近所の郵便ポストまで投函に行くと、小雨が降っている。6時半頃から、3時間ほど眠った。録画してあった昨夜の「はなつまみ」を観ると、ヒコロヒーがゲストだった。ヒコロヒーから米朝の名が出て、太田も伯山も驚いていた。それから、色紙を頼まれると、太田は「未来はいつも面白い」という言葉を書くといい、その理由を説明するのに「みつばちマーヤの冒険」について語り始めるが、長すぎるというのでカットされ、それは YouTube で公開するという。YouTube で完全版を流すというような番組がけっこう多くなっているが、そういうのはめんどうだからまず観ない。「はなつまみ」は面白いのだけど、もうずっと「お願い!ランキング」の枠のままなのか、オープニングのアニメも主題歌も嫌いだし、中身はいいのに包装紙が気に入らない番組だ。

 Spotify で、小泉今日子のポッドキャストも聴き始める。「ホントのコイズミさん」という、本にまつわる話をする番組なのか。1回目は松浦弥太郎との対談。聴きながら、オンライン将棋を指すが、圧倒的に優勢だったのに、あっさりと負けてしまい愕然とする。なんでこんなに盤面が見えていないのだろう。11時半からは「ビバリー昼ズ」を聴くが、パソコンのラジコのエリア判定がずっと狂っていて、宮城になったまま戻らない。スマホで聴かなければならないのがわずらわしい。午後にまた、録画していたテレビを観る。「お笑い実力刃」は今週は3組、アルコ&ピース、パンクブーブー、コロコロチキチキペッパーズが、それぞれ、漫才とコントを1本ずつ。サンドウィッチマン伊達が、パンクブーブーの漫才を褒めるのに、ダイマル・ラケットを引き合いに出していた。過去の漫才もきちんと観ているのだ。それぞれのおすすめ芸人の紹介もあり、コロチキは松下ひものを紹介していた。しかし、おすすめ芸人のネタは YouTube で公開だという。

 午後、やや遅い時間にヤマトの営業所まで。天気がよく、パーカーを着ていくが、少し暑い。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤで読書をしていく。ミルクアイスのせシナモンプチフォッカを食べた。ドリンクバーはプラスチック製のストローを置かなくなり、店員にわざわざかきまぜるもの(?)を頼むのもめんどうで、アイスコーヒーを普通に飲むのはやめて、コーヒーをコーラと混ぜて飲んでいた。これならば、注ぐときに勝手に混ざる。

◇ 映画

 夜に帰宅し、ラジオを聴きながら、オンライン将棋を3局指した。2勝1敗。軽々と2勝したあとの3局目、圧倒的優勢から、ひどい凡ミスで一気に形勢逆転した。実人生の縮図のようで、こういうことはあり得ると思い、大いに反省する。録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・常盤貴子)を観てから、アマゾンプライムで映画を1本。「あなたが興味のありそうな映画」に出てきた「エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ」という作品を観てみた。まったく知らない映画だったが、これは当たり。今っぽくて、いいセンスの映画という感じがした。中学生活が終わろうとしている女の子が主人公。このぱっとしない女の子がいじらしくてたまらない。この子が好きな同級生の男が、おとなの眼からすると、ひとつもかっこよくなくて笑ってしまう。青春映画だけれども、四十過ぎの人間が観ても面白く、コメディ的な引いた視点がある。ボー・バーナムという監督、検索すると、まだ30歳という若さ。コメディアンでもあるようで、出演作も出てくるが、監督作はまだこの一作のみのようだ。そんな一日で、深夜0時頃に眠る。

2021年4月20日火曜日

4月20日火曜日/ドラマを観る

◇ テレビ

 朝、録画してあったドラマ、先週金曜に放送された、小堺一機主演の「ずんずん!」を観た。原作は山本一力。人情ドラマに朝から感情を動かされた。時代の変化、世代のギャップに戸惑う牛乳配達員のおじさんが主人公。牛乳配達員が住む家としては立派すぎるんじゃないかと引っかかったが、過去は別の仕事をしてたのかとさりげなく示されていた。直球の連続だが、さらっといくのがいい。配達員の同僚に、ずんのやすと、ラバーガール飛永。飯尾とウド鈴木も出演。この顔ぶれからもう、職場の雰囲気が表されている。明治提供のドラマで、だから牛乳配達員の物語なのだが、ドラマとリンクしたこの番組のためのCMも途中で流れた。このCMにすら、泣かされそうになる。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から、ずっとニッポン放送をつけたまま、雑務を。「ナイツ ザ・ラジオショー」は、三日月マンハッタン仲嶺がついに火曜日にも電話出演する。「M-1」のクイズが面白い。聴きながらオンライン将棋も指すが、凡ミスでいやになり、すぐに投了した。7級にまだ苦戦している。

 午後、ヤマトの営業所まで。やや暖かくなり、服装に迷うが、パーカーを着ていく。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、半熟卵のミラノ風ドリアを食べた。読書をするつもりが眠気がひどく、ポッドキャストを聴きながらしばらく居眠り。読書を再開しても、まるであたまがまわらない。からだもしゃきっとしない。室温が妙に生暖かく感じる。照明の位置も悪く、どんな姿勢にしても本に影ができる席だった。ドリンクバーからは環境のためにストローがなくされていた。アイスコーヒーをかき混ぜずに飲む。2時間ほどで出て、くまざわ書店に少し寄ってから帰った。

◇ 再びテレビ

 夜に帰宅し、録画してあったドラマをもうひとつ。土曜に放送された「コントが始まる」第1話を、面白いのかよくわからないまま、しっかりと観てしまった。コントから始まるドラマだというのをなにかで読んで気になっていたが、お笑いトリオが主役の物語なのか。漫才ではなく、コントグループが主役のドラマは過去にあっただろうか。俳優が演じるには漫才師よりも違和感はなく、むしろ、芸人らしさの希薄な今どきのコントグループらしさがある。それとも、コントグループが俳優的になったのか。俳優的な芝居のままでも、コントが演じられるようになった。「笑×演」が放送されていた3年前からしても、それが自然になっている。第7世代の登場が象徴的だが、わずかな年月でもけっこうな変化が起きているのだ。こんな芸人がいるわけないだろという時代もあったはずだが。脚本の金子茂樹は、ウィキペディアを見たら1975年生まれの同い年だった。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをしていると、「FLASH」に、所ジョージがおいでやすこがのVTRに激怒し、降板危機だという記事があった。なんだこれはと思う見出しだったが、よくよく読んでみれば所ジョージ本人にきちんと取材していて、VTRのつまらなさについてスタッフに苦言を呈したという、所ジョージのプロ意識が表れているいい記事だった。Spotify のポッドキャストで今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、伊集院静がゲストだった。聴きながら少し眠り、深夜に目覚め、「爆笑問題カーボーイ」をつけるが、聴きながらまたすぐに眠った。4時前に目覚めて、録画してあった「バナナサンド」の2時間特番をざっと早まわしで確認し、「「そんなの関係ねぇ」を僕らにください選手権」だけ観た。この企画、吉住が毎回面白い。

2021年4月11日日曜日

4月11日日曜日/在庫が傷んでいく

◇ ビートたけし

 4月21日は「民放の日」なんだそうで、その特別サイトから、たけしのインタビューが YouTube で限定公開されていることを知った。11分ほどのその動画を観てみると、現在のテレビは集中させるだけの魅力がなく、環境音楽みたいなものになっているというようなことが、自戒を込めて語られていた。思い出のテレビ番組を訊かれ、「雲の上団五郎一座」を挙げていることも興味深かった。あるいは、それとは別に、ツイッターから、たけしの公式サイト(T.N.ゴンの公式サイト?)が今さら開設されたことも知った。たけしらしい笑いが随所にある嬉しいサイトだ。



◇ 在庫

 アマゾンで販売している本で、何年も前から売れ残っていた本がようやく売れてくれたが、本の山から引っぱり出してみたら、思っていたよりもどうも状態がよくない。ただ置いてあったわけではなく、ほかの本が売れるたびに山を動かし、あっちに積んだりこっちに積んだりしていたからだと思うが、状態は「良い」にしてあったので困った。これはキャンセルにすべきかと迷ったが、幸い、注文者は出版社で、資料用だろうと思い、許容範囲と判断して発送することにした。個人のお客さんだったら、ちょっと心配なものはキャンセル扱いにさせてもらう。それもクレームを恐れてのことで、お客さんのことを考えるならば傷み具合を改めて説明すべきだろうが、メールでのやりとりで状態を伝えるのも難しく、理解がすれ違う可能性はどうしても避けられない。そう思うと、キャンセルのほうが損はないかということになる。しかし、それ以前に反省すべきは、在庫の保管状態に問題があるからそうなっていることで、改善すべきこともまるで改善できないまま、まことにだらしがなく続けている。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤで読書をしていく。期間限定メニュー、ミルクアイスのせシナモンプチフォッカを食べた。読書の合間にツイッターを少しだけ見るつもりが、マリエの一件に進展があり、だいぶ追いかけてしまった。太田光代社長の謎のツイート。たかまつななの note の記事も読んだ。尾崎世界観「祐介・字慰」を読み終える。いやな小説だと思って読んでいたが、村田沙耶香の解説にもあるとおり、終盤に小説が動き出す。


◇ ラジオ

 ドリンクを飲みすぎたせいか、帰り道、低血糖症状が出て、歩いていて変な汗が出た。帰宅して、軽食でもとりながらテレビを観るつもりだったが、腹痛になり、横になってラジオを聴いた。今日の「山下達郎のサンデー・ソングブック」をタイムフリーで聴くと、村上ポンタ秀一特集だった。中原理恵の「個室」は、最近、Spotify で聴いて、山下達郎と吉田美奈子の作だと気がついたのだが、これも村上ポンタ秀一のドラムだったのだ。追悼特集は次週に続く。かが屋の「24時のハコ」という番組も聴いてみると、かが屋に太田が意味深なことを言ったとのことだが、それがなぜマリエの話になったのか。光代社長のツイートはなにをきっかけにしたものだったのか。金曜の「問わず語りの神田伯山」を聴くと、伊集院とフワちゃんの件についてしゃべっていて、これには声を出して笑った。そうこうしているうちに腹痛は治まり、深夜0時過ぎに眠った。

2021年4月5日月曜日

4月5日月曜日/雑誌を買っていた

◇ ラジオ

 昼間、「ラジオビバリー昼ズ」を聴くと、高田先生が有吉の売れてない時代のことをしゃべっていた。昨日の「日曜サンデー」も聴いていたようで、SAKURAI が出していたクイズを気に入っていた。そして、12時台にはなんと、今田耕司がゲストで登場する。先週に予告されてから、今日の放送は楽しみでならなかった。ここ最近、今田は舞台の宣伝であちこちに出演しているのだ。高田文夫と今田耕司という顔合わせは記憶になかったが、探り合う様子もなく、すんなりと話が弾むのには驚いた。高田先生が今田東野の若手時代についてしゃべっているのが珍しい。そういえば、談春師匠の会で一緒に舞台にあげられたこともあったのだ。今田が「談春兄やん」という呼びかたをしているのも新鮮だった。今田はさすがの面白さで、ブリーフ4の話に続き、最後に話したたけしのエピソードのすさまじさに爆笑。45分、一瞬も耳が離せない放送だった。


 夕方、ヤマトの営業所まで。ヤフーの天気予報は晴れになっていたのに、小雨が降っている。かまわず、傘をもたずに出たが、ジャンパーにTシャツだけではかなり肌寒い。二俣川に出て、くまざわ書店に寄り、「キネマ旬報」の大島渚特集を少し立ち読みしていく。宮沢章夫の「戦場のメリークリスマス」論が載っていた。ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、やけに腹が減ってしまい、半熟卵のミラノ風ドリアを初めて食べた。食わず嫌いでなぜか今までは注文しなかったが、美味しかったから今後は選択肢に入れよう。ご飯ものではハヤシ&ターメリックライスをよく食べていたが、メニューから消えてしまったのだろうか。

◇ 雑誌

 今日は部屋から見つけた雑誌を読みなおしたくなり、カバンに入れてきた。今はなき「TITLE」と、もうひとつは「散歩の達人」のムック。ともに東京特集で、偶然にもどちらも2007年刊だった。古本売りになる以前に自分で買ったもので、そのときは新刊書店で働いていたから、気になる雑誌は片っぱしから買っていた。偶然のようだが、その時期に雑誌をよく買っていたというだけのことかもしれない。書店で働いてでもいないと、どんな雑誌が出ているかを隈なく把握するなどということはおそらく不可能だ。東京を特集する雑誌が 2007年に集中していたわけでもないと思うが、それらを部屋で見つけ、それがどうも、今の自分の関心に引っかかった。今もまた、東京を捉えなおすことに関心がある。

 夜、ラジオを聴きながら、オンラインの将棋を1局。90分かけて、6級に勝つが、こんなに時間を喰うようになってくると、気軽に始めるわけにもいかなくなる。楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊ポスト」の広瀬和生の連載が、ナツノカモさんのことを書いているのにはちょっと驚いた。深夜になり、アマゾンプライムで映画を1本。「戦場のメリークリスマス」を観たくなった。ずいぶん昔に一度観て、あまりよくわからなかった記憶があるが、観なおすと、俳優たちの演技に強烈に惹きつけられる。たけしで始まり、たけしで終わる映画だった。深夜3時頃に眠る。

2021年4月2日金曜日

4月2日金曜日/子役

◇ 読書

 夕方、ヤマトの営業所まで。昨日は夜になると少し肌寒くなり、今日はジャンパーを着ていった。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤで読書をしていく。いつもはシナモンプチフォッカだが、飽きてしまい、アイスケーキのカプチーノを食べた。

 月曜にブックオフで買った「文藝春秋」を読む。去年の9月号。ひとつ前の芥川賞の選評を読みたくて買った。受賞者の、高山羽根子、遠野遥のインタビューも載っている。遠野遥の受け答えはやっぱりかなり可笑しく、この可笑しさにはもちろん自覚的であろうと思う。コロナの自粛生活中に観た「グエムル 漢江の怪物」のギャグのような場面について話したあとに、「小説も笑えるやつがいいですよね」と言っている。「シリアスな小説でも、ずっとシリアスだと「これ、好きじゃない」となってしまう。ある程度まとまった分量があるなら、一~二箇所は笑えるところがあってほしいです。そうじゃないと読んでいて面白くない。」 インタビュアーが「破局」の主人公の周囲とのズレに笑ってしまったというと、「笑ってもらえるのは嬉しいです。笑わせようとして書くと、わざとらしくなり、全然笑えなくなってしまうので、非常に難しいと思います。笑わせようとしてないのに笑えるのが最高ですね。」と答えている。小説を書き始めたときに夏目漱石の文体を手本にしたというが、漱石の文体がまさに、文体そのものに笑いが備わっている。漱石のその文体は落語からやってきたものだ。

◇ ラジオ

 夜に帰宅する。ツイッターから、田中邦衛の訃報、有吉と夏目三久の結婚を知った。「問わず語りの神田伯山」を聴いたら、「オールスター感謝祭」のミニマラソンで、三遊亭遊子がずいぶん活躍したようだ。あの番組も、もう何年もまともに観ていない。タイムフリーでもいくつかラジオを聴いた。今週の「ナイツ ザ・ラジオショー」はナイツが春休みで、月曜を三四郎が務めたほかは、各曜日の女性パートナー3名の組み合わせを入れ替えた3日間になった。火曜は山崎ケイ&安藤なつ、水曜は安藤なつ&ハリセンボン、木曜は箕輪はるか&山崎ケイ。ケイさんとはるかがともに早稲田卒とは知らなかった。昼間にまったりとした女子トークが続く3日間で、ナイツに換わるわけにはいかないが、これはこれでポッドキャストとかでつねに聴けたらいいのにと思った。水曜の「伊集院光とらじおと」は、K-PRO代表の児島気奈がゲストだった。西新宿に劇場をオープンしたというのはすごい。若手芸人という存在を「ボキャブラ天国」で意識するようになったと、誰か別のひとも同じことを言っていたような気がするが誰だったか。

◇ 映画

 深夜、アマゾンプライムで映画を1本、根岸吉太郎監督の「サイドカーに犬」を観た。2007年公開。長嶋有の原作はずいぶん昔に読んで、とてもよかった記憶があるが、映画もとてもよかった。子役の女の子の感情を抑えた演技がすごいと思い、現在はどうしているのかとウィキペディアにあたってみれば、なんと、映画監督になっているのでびっくりする。現在、23歳。これは予想できない。松本花奈というこのひとは「情熱大陸」にも出たことがあるようで、有名なんだろうか。深夜4時頃に眠る。

2021年3月28日日曜日

3月28日日曜日/将棋を指す

◇ ラジオと将棋

 昨日聴けなかった「ナイツのちゃきちゃき大放送」と「田村淳のNewsCLUB」をタイムフリーで、早起きして、朝から聴いていた。「ちゃきちゃき」のほうはバービーがゲストで、ナイツへのダメ出しが面白かった。ラジオを聴きながら、オンライン将棋のサイトでコンピューターと対局をする。昨夜から、ふと思い立ったように将棋を始めた。将棋はいずれはやりたいとは思っていたのだが、ラジオを聴いている時間をうまく活用すればいいじゃないかと気がつき、そうとわかれば、ちょっと検索してみると、無料のオンライン将棋サイトが簡単に見つけられる。「ぴよ将棋」というサイトを試しに使ってみると、これといって不満がない。ラジオを聴いている時間は、ツイッターでもチェックしていればすぐにつぶれたのだが、それもしなくなったので、時間があまるようになった。午後もラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで途中まで聴いていた。

◇ 読書

 午後、ヤマトの営業所まで。だいぶ暖かくなってきて、ジャンパーの下はTシャツを着る。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤに入り、読書をしていく。綿矢りさ「夢を与える」を読み終えた。河出文庫。初出は2006年。芥川賞受賞後の一作目がこれなのだ。読むのをしばらく中断していた期間があったが、この物語は一気に読むには体力がいる。今まで読んだ綿矢りさ作品のなかでもいちばんの迫力があった。思いもよらぬバッドエンディング。この長さの物語である必要がある。


◇ 映画

 夜に帰宅し、アマゾンプライムで映画を1本。三浦大輔監督の「何者」を観た。「文藝春秋」に載っていた遠野遥と朝井リョウの対談を読んだのをきっかけに観てみようという気になったが、そういえば、「花束みたいな恋をした」と同じ、菅田将暉と有村架純のカップルが出てくるのだ。三浦大輔の監督作では「ボーイズ・オン・ザ・ラン」と「愛の渦」を観ているが、この作品がひときわ底意地が悪い。そもそも、こういう底意地の悪い作家だったということを思い出した。演劇のシーンはさすがに面白かった。

 深夜に録画していたテレビを観る。夜に、2番組を同時録画していた都合で、その時間は再生ができなかった。録画残量がぎりぎりのときは残量を作ることが優先事項で、そうなると、ひたすら時間の計算をしながらテレビを観ることになるから疲弊する。観たい番組をぜんぜん観ている気がしない。録画残量を確保できたあとは、タイムフリーで「山下達郎のサンデー・ソングブック」を聴きながら、また将棋を指していた。

2021年3月21日日曜日

3月21日日曜日/春の嵐





 

◇ 風雨

 朝から外出。雨降り、強風につき、ビニール傘がさっそくひっくり返る。旭区の山奥にまた行くことになり、どういうわけか、よりによって、また雨の日にあたる。三ツ境からバスに乗り、川井橋で降りるつもりが寝過ごしてしまい、野分というバス停で慌てて降りた。風雨のなか、グーグルマップを見ながら歩きまわるのも労力である。ジャンパーの上に百均のレインコートを着ていてもあまり意味をなさず、ジャンパーの腕と背中がぐっしょり濡れてしまう。午後、川井橋のバス停から三ツ境まで戻り、駅から少し離れたところにあるサイゼリヤまで足を延ばし、チョリソーとハンバーグの盛り合わせを食べた。読書をするつもりだったが、肉体的疲労が激しい。音楽を聴き、しばらく居眠りする。帰る前に、またさらに歩くことになるが、瀬谷のブックオフに寄った。ひさしぶりにきてみたが、なかなかいいものがあり、10冊、1700円ほど買った。値付けもゆるい。この店にはせどりはあまりこないのか。帰り道にはまた、ビニール傘が何度もひっくり返る。

◇ ラジオ・テレビ

 夜に帰宅し、タイムフリーで「爆笑問題の日曜サンデー」を聴いた。番組内の天気予報では、外出は控えるようにと言っていた。14時台には、ゲストに満島ひかりが登場する。NHKの番組の宣伝で出ているのが不思議で、「伊集院光とらじおと」にも出ていたが、出たい番組を選んだらこうなったという。そういえば、満島ひかりはプライベートを見せるような番組にはぜんぜん出ていないのだ。リスナーからの質問だったか、生まれ変わったら太田になりたいかと訊かれ、田中さんと出会わない太田さんは大変そうと答えていたのには笑わされた。たしかにそうだと思わされる。その視点はすごい。

 録画していた「サンデージャポン」と「ワイドナショー」を観ると、両番組で、渡辺直美の容姿侮辱演出の一件を扱っていた。完成形でないアイデアを世に出すのはアンフェアという点で、太田と松本の意見が珍しく合っていた。

 今日から大瀧詠一がサブスク解禁になり、朝から Spotify で聴いていた。解禁といっても、全アルバムを聴けるわけではないんだ。代わりに、関連楽曲を探したりもしていた。同時に、楽天マガジンで、大瀧詠一特集の「Pen」も読む。タイムフリーで「山下達郎のサンデー・ソングブック」を聴くと、村上ポンタ秀一の死について冒頭で語られたが、改めてまた特集したいという。Spotify で音楽を聴きながら、深夜0時頃に眠る。

 

2021年3月14日日曜日

3月14日日曜日/サイゼリヤに

◇ 生活

 どうもまだ睡眠のリズムがうまくいかず、とぎれとぎれに眠っている。かなり眠ったような感覚があっても、目覚めると2時間しか経ってなかったりする。しかし、眠った感覚があればそれでいいのか。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、くまざわ書店を少し覗いていく。ドン・キホーテのサイゼリヤで読書をしていくが、混雑していて、注文したシナモンプチフォッカがやってくるまで 20分もかかった。帰り道、クリエイトで買いものして外に出ると、向かいのセブンイレブンの灯りが消えているのに気がつき、近寄ってみると今日で閉店していた。

 夜、ラジコのタイムフリーで、「サンドウィッチマンのオールナイトニッポン」を3日遅れで聴いた。パンサー尾形の実家が全壊していたとは知らなかった。ネットニュースになっているかと思い、ツイッターで検索してみたら、モラハラで炎上していた。深夜2時過ぎに眠る。

2021年2月26日金曜日

2月26日金曜日/フワちゃん

◇ テレビ

 毎日録画している「グッとラック!」だが、今朝は市川海老蔵がスタジオに生出演した。いつもは同じテーブルに並んで着いているレギュラー陣だが、ゲストがいるため、ソーシャルディスタンスをとるので2列になって座ることになる。金曜レギュラーのフワちゃんが後列に座っていたが、観ていると、番組途中でなぜか唐突に毛布をまとい始めていた。それについてはなんの説明もなかったが、前列はテーブルがあるけれども、後列は全身が映るのである。芸能ニュースのコーナーになり、フワちゃんにコメントがふられると、その前にいきなりお詫びを始めた。これはもうすでにネットニュースになっていて、録画で放送を観る前に、先にそれを目にしていた。視聴率は低いのだろうから、わざわざ録画して観ている人間も少ないだろう。どう見てもなにかが起きそうなメンバーをそろえている番組なのに、世評というものをあてにしてはならない。

◇ 読書

 夕方からヤマトの営業所に。二俣川に出て、ドン・キホーテのサイゼリヤで2時間ほど読書をした。岸政彦「図書室」を読み始めるが、サイゼリヤでは読み終わらず、夜に帰宅し、あれこれ用を済ませたのちに、深夜に続きを読み、朝までに読み終えた。2019年刊。帯には三島賞受賞作と書いてある。後半に併録されていた書き下ろし作品は自伝的エッセイで、どちらかというと、こちらのほうを面白く読んだ。岸政彦というひとは、以前、古舘伊知郎の番組に出ているのを観たことがあって、そこでの印象がなんとなくあったが、より好印象になった。

◇ 再びテレビ

 今夜の「ネタパレ」は、蛙亭、ラランド、ヒコロヒーと、女性芸人の注目株がそろったような回だった。ラランドのサーヤは、2019年の「M-1」の敗者復活戦で初めて観たときには小柄な印象があったが、なんだかだんだん大きく見えるようになってきた。もちろん、実際に身長が大きくなるはずはなく、テレビでの映りかたの印象である。小柄な女の子が軽やかに動きまわるのが面白さになっていた漫才だったが、やけに重みを増してきたという感じがして、これは笑いに関わってくるのではと余計な心配をしたくなる。

2021年2月10日水曜日

2月10日水曜日/アマゾンレビュー

◇ レビュー

 ツイッターで「ブックオフ大学」を検索していたら、アマゾンのリンクを貼っているものがあり、そういえばと思い、アマゾンレビューを初めて確認してみたら、投稿がいくつかある。よく知らなかったのだが、星をつける場合は必ずレビューを書くというわけではなく、レビューが書かれているものは3件あった。星の少ないレビューはないのだが、そのうちのひとつを読んだら、なんと、自分の文章が名指しで酷評されているではないですか。ギャグで書いてあることをまるで理解していないクソマジメな意見に、なんだこりゃと最初は笑ってしまったが、よくよく考えたら迷惑な話で、だんだんむかむかしてきた。やり場がない怒りが湧き起こり、新年からまったくツイートをしていなかったが、ついつい、スクショに撮り、フリートで投稿した。

 以下にその部分を引用する。

この新書の弱点は、9人の執筆者の文章にばらつきがあることです。
 上述の「Z」氏の直後に続く佐藤晋氏の「私の新古書店」は、ブックオフに対する複雑な思いを当人の推測と妄想にみちた癖の強い文章で綴っていますが、いくつかツッコミどころがあります。
 ブックオフは入店すると複数の店員が「いらっしゃいませこんにちは」と判で押したように連呼するのが特徴ですが、これに対して「それなりの複雑な歴史があるのかもしれない」ともやもやした気持ちを吐露しています。しかしこの連呼は、万引き防止の声掛けとして知られているものではないでしょうか。私たち店員は常にあなたをそばで見ていますよ、と万引き犯をけん制する合図として始まったと聞いていますが。
 また店員は商品を五十音順に並べるだけだから、「最初の一音さえ判読できればなにも問題ない」と佐藤は言い切っています。ですが、それは事実ではないでしょう。佐藤正午と佐藤優と佐藤健一を作家の名前順で並べるときには、下の名前の最初の漢字まで正確に把握しなければならないはず。
 さらには、先の「Z」氏が「ビームせどらー」の詳細な歴史を紹介したあとなのに、「れーざーが出る」機械を手にした金儲けを目的とした人たちが店内にいる話をざっくりと紹介しています。この新書一冊を編纂するうえでリーダーシップを発揮するひとりの人がいなかったことが透けて見えました。

 ギャグで書いていることを「事実ではない」と言われても苦笑するしかないのだが、せっかくだから反論してやると、このレビュアーが書いていることも事実ではない。佐藤正午と佐藤優と佐藤健一を、正確に五十音順に並べているブックオフがいったいどこにあるというんだ。しかし、自分の書いたものはギャグであり、そのようなつもりで書いたわけではない。

 「ギャグ」という言葉もなかなか通じない言葉で、この際、使いたくない言葉ではあるが、「ボケ」だということにしてもいいだろう。たとえば、文章のなかでずっと「ボケ」ているのだと説明すればわかってもらえるのだろうか。これが「ツッコミ」型の文章だったらこのような文句はおそらく出ないのである。(砂鉄さんのはそうでしょう?) お笑い芸人がボケ役を演じると本当に馬鹿なひとなのだと思われてしまう時代がかつてはあったが、文章でボケると、ただ間違えていると思う読者がやっぱり一定数いるのだ。現代は文字情報が肥大している。そのような読者を先まわりして封じ込めるような書きかたをするというのもひとつの手だが、自分が文章を書くとしたら、そういうガードの堅い文章は嫌いだから、やりたくはなかった。だいいち、そんなことをしたらギャグが死ぬことになる。

 もちろん、なんの問題もなくギャグとして笑ってくれている読者が多数いることもエゴサーチにより発見している。このレビュアー氏は「いくつかツッコミどころがあります」と宣言しているとおり、本人は気の利いたツッコミをやっているつもりなのだが、自分だけが見破った気になれてしまうというところがまったくのひどい勘違いである。こういう人間は、手品を観ればトリックがわかったと得意げになり、落語を聴けばオチがわかったと声に出す、そういったタイプの人間である。

◇ 二俣川

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川のくまざわ書店に寄り、雑誌の立ち読みをした。「キネマ旬報」の年間ベストテンをざっと目を通す。ドン・キホーテのサイゼリヤで、ドリンクバーとシナモンプチフォッカを注文し、2時間ほど読書をした。それから、ジョイナステラスのQBハウスで散髪を。夜になってから帰ってくる。

◇ 配信

 YouTube で「電波少年W」を初めて観た。期間限定の配信とは知らず、最初の2回は観逃してしまった。この回のゲストはテリー伊藤。過去の映像がかなり流れているようで、この部分はWOWOWの放送でないと観ることができない。土屋敏男ってひとは普段はこんなしゃべりかたをするんだということも知らなかった。

 アマゾンプライムで映画を1本。サイモン・ペッグ主演の「マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり」を観た。イギリスのコメディというと、モンティ・パイソンのイメージがあまりにも強いが、この映画はアメリカのコメディの印象と変わらない。引き続き、近年の海外のコメディをいろいろと観ていきたいと思っている。

2021年2月4日木曜日

2月4日木曜日/ジングルベル

◇ ニュース

 今朝の「グッとラック!」を観ると、森喜朗が「有名人は田んぼを走ればいい」と発言したそうで、その発言を受け、田村淳が聖火ランナーを辞退したという。その YouTube も確認する。有名人の役割はひとを集めることであるのに、ひとを集める必要がないのであればタレントは身を引きべきとは、まったくそのとおりだ。さらに、よくよく聴いてみれば、この発言への反発というだけではなく、いかなるかたちであってもオリンピックを開催するという森喜朗の姿勢に対する反対表明である。そのニュースの当事者がこの番組にいる。田村淳がこの番組に加わり、この番組は明らかに面白くなっているのだが、この番組を終わらせることはすでに決まっている。田村淳の加入から、半年も経たないうちの結論である。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、くまざわ書店に寄り、「週刊文春」だけ立ち読みした。読書する場所を求め、ドン・キホーテ上階のサイゼリヤに。ハヤシ&ターメリックライスを食べた。今日も複数の本を並行して読んでいく。ふと気がつくと、店内には「ジングルベル」が流れていた。それから注意して聴いていると、クリスマスソングがずっと流れている。サイゼリヤはメニューに間違い探しが載っていることでも知られるが、BGMが間違っている場合もあるのか。

◇ ネットでは

 夜、録画してあった昨夜の「バナナサンド」を観た。ゲストは中川家。「あれなら練習すればできるわ」と思う漫才師として、礼二がキングコングの名を言わされる展開に笑うが、いやしかし、それは中川家の力量だからできるという話だ。なんだかネットニュースになりそうだなと思い、検索してみると、案の定、やっぱりなっている。もちろん、収録は西野が吉本を辞める前だ。西野叩きに都合よく使われてしまうのは、礼二にとっても本意ではないだろう。この礼二の発言は伊達に引き出されたようなものだが、サンドウィッチマンが優勝した2007年の「M-1」で、最後まで優勝を競ったのがキングコングという因縁もある。

 ツイッターで、石野卓球が水道橋博士を「元お笑い芸人」とディスりまくっている(弄りまくっている?)ことを今になって把握した。日曜から始まったのか。菊地成孔と町山智浩のケンカもまだ続いていて、今朝は町山の反撃を見ていた。タイムラインを見てないのに、揉めごとのツイートばかり気になって追いかけて見てしまう。ぎすぎすしているツイートを追いかけ、勝手に疲弊していることに大いに矛盾を感じた。

 Spotify で「大竹まこと ゴールデンラジオ」のポッドキャストを聴いた。マキタスポーツさんが今日のゲストだった。ちょうど「週刊文春」では、朝井リョウの「私の読書日記」で「越境芸人」がとりあげられていた。「越境者の文章」と題し、芥川賞・直木賞の候補者に名を連ねる芸能人の話題で始まり、松井玲奈の小説、ふかわりょうのエッセイ本も紹介されている。冒頭の話題では、ある小説家が講演で語っていた、小説家は人生の最後に目指せばいいもの、という言葉が思い出されている。

 アマゾンプライムでドラマを。ロバート・ゼメキス製作総指揮の「プロジェクト・ブルーブック」を1話だけ観た。もはや思考力が低下しているのか、ぼんやり観ていたらよくわからなかった。

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1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...