ラベル シネマジャック&ベティ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル シネマジャック&ベティ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年2月25日土曜日

2月25日土曜日/ディープヨコハマ映画

◇ 泉岳寺

 朝から都内に。まず、田町のほうに用があり、泉岳寺駅から歩き、ローソンでパンをひとつ買い、歩きながら食べた。寒くて、風が強い。昼食はまた泉岳寺に戻り、なか卯に入り、鶏唐丼とはいからうどんのセットを食べた。650円。鶏唐丼はタレ増しにしたほうが旨い。泉岳寺駅には多目的トイレしかなくて不便だと思っていたが、品川寄りの出口には普通のトイレがあることに初めて気がついた。気まぐれで、こちらの出口までちょっと歩いてみたらたまたま見つけられたのだが、泉岳寺駅から品川方面に向かうことなどないから、今まで知らなかった。

◇ 黄金町

 京浜急行に乗り、午後に映画を観るため、黄金町に移動する。時間に余裕があり、どうしようかと思ったが、そういえばと思い出し、横浜橋通商店街のほうに新しくオープンした本屋に寄ってみたくなった。その前に、誠和堂書店が開いていたので、なにも買わないが、ひさしぶりに覗いていく。横浜橋通商店街をなかほどまで進み、だいたいの記憶で商店街の外に出ると、その店からは通りすぎてしまっていた。グーグルマップで確認して、少し戻る。本屋象の旅というお店。もっとひっそりとしているかと思いきや、店内、お客さんが数人いる。土曜でもあるからか。こんなところで、セレクトショップ的な新刊書店をやっていけるのかと思っていたので、これは少々意外だった。けして広い店ではないが、想像よりも大きかった。通路が広く、ゆったりと陳列されている。ざっと棚を眺めていくと、古本も少し扱っていた。しかし、雑誌はないし、実用書もない、町の本屋のような側面はまったくない。まあ、そういった小さな本屋はこのあたりにはほかにもわりとあるのかもしれない。なにも買わなかったが、棚をざっと確認だけしたかった。外に出ると、隣りにまいばすけっとがあり、つぎからはこれを目印にしよう。





◇ 映画

 横浜橋通商店街を引き返し、イセザキモールを横切り、シネマジャック&ベティにたどりつく。13時20分の回の「喜劇・家族同盟」を観たかった。「ディープヨコハマを映画と歩く」という企画上映の第2弾にあたり、ジャック&ベティのスケジュールはこまめにチェックしているつもりだったが、この企画の第1弾はどうやら見落としていた。しかし、第1弾の「虹をわたって」という映画はずいぶん前にこのジャック&ベティで観ている。主演の天地真理が客席にいて驚いたからよく覚えているのだ。今回の「喜劇・家族同盟」は1983年公開、「虹をわたって」と同じく前田陽一監督だが、これは観たことがないと思っていたんだけど、観始めてからあれあれっと思い、どうも観たことがあるような気がしてきた。もしかすると、「虹をわたって」と同じときに、ジャック&ベティで観ている可能性がありそうだ。はっきりと覚えていないのは、どうせ眠ってしまったかしたんだろう。主演は中村雅俊。有島一郎、ミヤコ蝶々、佐藤B作、中原理恵が疑似家族を作る物語。なるほど、当時の横浜の風景があらゆる場面に収められている。冒頭から、歌うダ・カーポを乗せたボートが中村川を走っていく。キャストはそのほか、川谷拓三、中尾ミエ、コント赤信号、平田満、小松政夫、高田純次などが登場し、飽きずに楽しかった。上映時間は90分。上映後には、「ディープヨコハマを歩く」の著者、佐野亨のトークが20分ほどあり、「浜っ子」というタウン誌に連載された前田陽一のエッセイをスライドで見せながら、詳細な解説があった。佐野亨さん、以前、ロフトプラスワンのタモリのイベントではぜんぜんしゃべらなくて、その印象が強かったが、今日の話はきっちりと準備されたものでとても面白かった。




 映画館を出て、イセザキモールの馬燈書房の外の均一棚だけ覗いていくが、なにも買わず、雲雀洞も珍しく開いていて、ひさしぶりに寄ったからなにか買おうと、外の均一箱から古い雑誌を1冊、わざわざ選び出し、200円で買っていくが、店主は不在で、今日はバイトのおじさんが店番していた。

 イセザキモールを関内方面に進み、有隣堂にも少し寄る。ベローチェに入り、ひと休み。まず、スマホの充電がしたかった。混んでいたが、ソファーの席が空いてるのを見つけて座ろうとすると、クッションが抜けて落っこちそうになった。しょうがないから、向かいの椅子のほうに座る。ベローチェを出たあとは、カトレヤプラザのGUで買いものをして、それから、ブックオフにも寄る。110円の文庫本を3冊、220円の単行本を1冊買った。横浜駅まで歩き、平沼のブックオフにも寄る。220円の単行本を1冊だけ買う。

◇ ラジオ

 横浜駅まで歩きながら、タイムフリーで、先週の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴いた。先週はシーナ&ロケッツに始まり、中盤には高橋幸宏、最後にはスクーターズの曲をかけていた。「剣さん、イイネ!」のコーナーには古内東子が登場。チャーリー宮毛が鳳啓介の一座にいたことがあるというのも知らなかったな。

 今日は往復の電車内でもラジオを聴いていた。聴きそびれていた先週の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴くと、ニュースを扱う「常連さん」のコーナーは、能町みね子が体調不良のためにお休み、代わりに、急遽、カンニング竹山が登場していた。怒りっぱなしで投げやりな態度に笑うが、後半はそれなりにまじめに語っていた。今日の放送も聴くと、今日の「常連さん」は松尾貴史。笑福亭笑瓶や「タモリ倶楽部」の話題を扱い、ここは松尾貴史の話をたっぷりと聴きたいところだったが、ナイツのふたりの合いの手がいちいちピントがずれてるんだよな。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は「タモリ電車倶楽部」の企画、「ドクターイエロープレゼン大会」の前編。あと1ヶ月で番組が終わりだと思うと、残りの放送はなるべく保存しておきたくなる。「空耳アワー」の募集をしているのが不思議なのだが、特番ではやることもあるのだろうかな。

 昨夜の「ネタパレ」は、大林ひょと子、オドるキネマ、ゾフィー、インポッシブル、ウエストランドが出演。オドるキネマは解散するようで、この番組で知ったコンビだが、まるで興味がもてなかった。「勝ち抜きパレード」には、あぁ~しらきが今さら登場していた。テレビ神奈川で観ている昨夜の「太田上田」は、ウエストランドがゲスト。大晦日の日本テレビの特番の楽屋で、太田が井口と一緒に「紅白」を観ていたのが感慨深かったと語る。今日の「お笑い向上委員会」は、大鶴肥満、真空ジェシカが活躍する回だった。真空ジェシカがほかの番組でカットされていたと語っていた、興奮しすぎて裾から先っちょが出ているネタ、きちんとオンエアされていた。

◇ 雑誌

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、たけしが「Forbes JAPAN」の表紙を飾っている。「スモール・ジャイアンツ」という特集なのだが、「小さな大企業」という意味だろうか。たけしにアフリカとのつながりについて訊いていて、これは珍しいインタビューだ。「ここがヘンだよ日本人」に出演していたゾマホンとの関わりをきっかけに、20年以上にわたり、たけしはアフリカへの支援を行っている。「善意が思い通りのかたちになるなんて甘いもんじゃない。善意に酔っていると、「裏切られた!」と怒ることになる。コンテナに洋服を詰め込んでベナンに送ったことがあったけど、港の陸揚げを欧州の業者が独占していて、手数料をがっぽり取られたことがあった。中間搾取の構造があるんだ。ゾマホンのために、賞金1.000万円のクイズ番組に俺が2回出演したことがあって、1回は優勝したんだ。賞金をゾマホンのところに送ったら、途中で手数料だの経費だの取られて、その挙げ句、盗まれたって。学校をつくったときは所ジョージが協力してくれて、大型バスを3台送ってくれたんだ。そしたら、政府が使ってるって(笑)。でも、それも当然の話で、学校をつくっても道路がないから。」「いちばん大事なのは自分たちで食うすべをつくること。安い労働力を使うために日本から仕事を発注しても、それでは経済構造は変わらないよね。仕組みとルールをつくって、ルールがわかる人間を育てなきゃ。それは時間がかかる。北海道の田中義剛の「花畑牧場」にアフリカ人3人を送り込んで、酪農技術を2年ほど教育させたことがあった。ところがさ、真冬でも暖房があって快適だし、ご飯も食べられるから、「ここは天国。帰りたくない」って言い出したんだよ。俺はゾマホンに「アフリカから呼んだ目的と違うじゃないか。帰れって言え」って言ったんだ。泣く泣く彼らは牛を連れて帰国したんだけど、事業になってないという。理由を聞いたら、牛を食べちゃったんだよ(笑)。(略)現地でゾマホンが注意したらしく、何とか事業を始めたと言っていたよ。長い目で見て仕組みをつくるより、目先のお金や食い物に飛びつくのは、人間だから仕方がないんだけどさ。」「映画って面白くてね。なぜか日本の撮影所で伝統になっていることがある。主役じゃなくて、ナンバー2か3を徹底的に怒鳴る。昨年亡くなった崔(洋一)さんなんか、「馬鹿野郎!」ってずっと怒鳴りっぱなし。スタッフは「崔さんの仕事はやりたくない」と嫌がるんだよ。(略)黒澤(明)さんは「はい、もう一回。はい、もう一回」って何度も役者にやらせる。役者が演技をしなくなって「もういいや」となるまで追い込む。(略)俺が人を動かす方法は逆。泣きつく。わかっていても、「これ、どうしたらいい?」と相談する。(略)昔の経営者は独裁者みたいにして組織を引っ張ってきた人もいたけれど、強がらずに、自分の欠点もちゃんと正直に言って、やりたいことだけはハッキリ言う。そして、「これ、みんなでどうにかしてくれよ」というのがいいと思うんだ。(略)自分の考えを押し通すためには相談したほうが伝わるんだ。そして、「みんな納得したよね」という雰囲気をつくる。共犯者をいっぱい増やすみたいにして仲間を増やす。仕事って、そういうことだと思うんだよね。」

2022年10月12日水曜日

10月12日水曜日/工作船・あの香港映画

◇ 横浜・みなとみらい

 朝早くに起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。朝のうちに、いったん、近所の郵便ポストまで投函に行ってくる。小雨。録画していた昨夜の「さんま御殿」は、25周年の3時間スペシャル。ひとまず、爆笑問題が出演する最初のブロックだけ観た。出川哲朗はこの番組の最多出演者なんだそうだ。「キングオブコント」前の収録に、コットンが初出演している。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をつけておく。12時台は、小柳ゆきがゲスト。

 午後から外出。雨は止んでくれた。横浜駅から北口の通路を抜け、ポルタに降りようとすると、なんと、ルミネの地下に有隣堂ができている。いつの間にできていたんだろか。ポルタの丸善がなくなってからもしばらく経つが、この場所に本屋があるのはありがたい。日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに進む。横浜グランゲートの脇を通り、高島中央公園に出ようとすると、通行止めになっていて、手前の交差点までわざわざ戻るはめになる。そういうことはもっと手前に書いておくもんだ。







 パシフィコの裏側にまわり、臨港パークから女神橋を渡り、ハンマーヘッドのほうに進む。先日の「田村淳のNewsCLUB」で、北朝鮮の工作船がみなとみらいに展示されていると知り、さっそく行ってみたくなり、調べてみると、展示されているのは海上保安庁の資料館だ。ハンマーヘッドのあたりから建物はもう見えてはいたが、入り口は、赤レンガパークのいちばん隅っこにあった。入館無料。入ってみると、あまりにもどーんと置いてあるので、視界に入っているのにわからなかったが、建物の真ん中にその工作船はすでにあった。というよりも、でかい工作船を設置してから、それを囲むように建物を作ったのではないだろうか。赤茶けた錆の色をした工作船がちょうどすっぽりと入るケースのように建物があり、工作船のまわりをぐるりと歩いていくように順路が作られている。この大きさすら、実際に見てみなければ、なんのイメージもできていなかった。この工作船は日本の漁船を偽装した作りになっていて、まわりには展示もあり、武器や防具類、無線などがある。突き当りには、船内に搭載されていた小型船も展示され、その下にはさらにゴムボートなどもあった。工作船の反対側にまわると階段になっていて、昇っていくと、船を上から見ることができる。建物の向かいの壁には映像が上映されていた。海上保安庁が撮影した映像だろうか。一周まわり、入り口のすぐ隣りにある出口にまで戻ってくるとおみやげコーナーになっていて、その前には拉致事件の年表が飾られてあり、そこにあるパンフレットも、置いてあるものはすべてもらった。






◇ 山下町・関内

 赤レンガパークを抜けていくと、「オクトーバーフェスト」というのをやっていて、そういえば、ここでこういうイベントをやってるのを見たことあるなと思ったが、3年ぶりの開催と書いてあった。象の鼻パークの手前から、山下公園につながる遊歩道にうっかり進んでしまったが、この遊歩道に進むと、なかなか下には降りられない。大さん橋の手前に階段があり、ここでようやく地べたに戻る。そろそろ昼食にしようと思い、あてもなく、シルクセンターの地下に降りてみるが、ここには飲食店はなかった。シルクセンターからつながっている産業貿易センターの地下に進み、たみやという店に入り、ラーメンと半カレーのセットを食べた。750円。この店は子どものころからあるような気がするが、いったい何年ぶりに入るだろうか。なんの変哲もないラーメンとカレーだと思って食べていると、終盤に食べようとしたチャーシューのぶ厚さにびっくりさせられる。カレーも具だくさんで、満腹になった。











 満腹になったら眠気がひどくなり、放送ライブラリーに寄ろうかとも思っていたが、どうしても観たいという番組もなく、今日はやめにする。中華街のほうに用があり、それから、関内駅まで歩くと、南口に、椅子のようななんだかわからない物体が置いてあった。あとで調べようと思い、とりあえず、写真に撮っておいた。


 セルテの裏にあるベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴いた。オープニングでは、さんま座長公演の裏話を。14時台は、中川家とは同期の藤井隆がゲスト。この日は 15時台にもゲストがあり、間寛平が登場した。

 ラジオを聴きながらツイッターを見ると、三遊亭天歌のパワハラ被害がついにネットニュースになっていた。ブログでの告発後、沈静化したのかと思っていたが、今になって「FRIDAY」が記事にした。師匠円歌の名も出し、パワハラの内容も詳細だ。天歌のツイートは、仲間の落語家にもリツイートされているようだが、落語協会の落語家では誰かリアクションしているひとはいるのだろうか。その影響なのか、円歌の今日の浅草演芸ホールの出番は代演になったようだ。

◇ 伊勢佐木町

 ベローチェを出て、イセザキモールのブックオフに寄っていく。店内、またリニューアルオープンをするということなのか、棚移動の真っ最中で、どこになにがあるかわからない。2階にあった芸能芸術関係の本はどこに行ったのか、棚移動の作業に没頭している女の店員に訊いてみると、少しも間を置かずに「4階です」と即答され、まともなコミュニケーションができそうにない。110円の文庫本を3冊、コミックを1冊、220円の文庫本を2冊、単行本を2冊買っていく。

 すっかり夜になり、イセザキモールを黄金町方面に歩き、このあとは映画を観るつもりなのだが、まだだいぶ時間が早く、ひとまず、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとエクレアを買って食べておく。あとは古本屋にしか用がないのだが、バイアップに寄ろうとしたら、いつもは遅い時間まで開いているのに、なぜか閉まっていた。しかたなく、道路を渡り、紅葉堂長倉屋書店に寄った。ここに寄るのもかなりひさしぶりで、少なくとも、コロナ前以来だろうか。店内の配置はずいぶん変わり、店の奥半分はアダルトコーナーになったようだ。手前半分をぐるっとまわり、外の百均の棚をひととおり眺めるが、そんなに悪い棚ではないのにと思いつつも、買える本は一冊も見つけられなかった。


◇ 映画

 シネマジャック&ベティで、「恋する惑星」4Kレストア版を観る。21時ちょうどの回。水曜サービスデー、1200円。席はなかなか埋まっていた。3列目に座る。1994年のウォン・カーウァイ監督作。日本では1995年に公開され、公開時に観ているのだが、その後に観なおしたことはあっただろうか、記憶がはっきりしないが、およそ四半世紀ぶりに観ることは間違いない。映画は冒頭の場面からはっきりと覚えていた。こんなシーンだったっけと思うところはまったくないくらいによく覚えていたが、こんなに、いなたい感じだったかなと、受ける印象の違いはある。公開時には、タランティーノが評価したということが大きかったのと、あとはやっぱり、川勝正幸による猛プッシュだ。あの時代を象徴する映画であり、あの時代のなかではたしかに魅力があったはずだが、しかし、今、こんな映画をなんで観なおしたくなったのかなという気にもさせられる。同時代に、同じくタランティーノが評価した北野映画とは、そこは大きな違いだと思う。まあ、懐メロを聴くような楽しさはあったんだけど、公開時から、この映画は前半よりも後半が魅力だった。この映画はフェイ・ウォンに尽きるといってもいいくらいだ。金城武の甘ったれたセリフまわし、トニー・レオンのブリーフ姿は、当時からかっこいいのかよくわからなかった。




 映画のあと、ラジオを聴きながら、西横浜駅まで歩いた。昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴けるところまで聴いた。深夜に帰宅し、「さんま御殿」3時間スペシャルの続きを観て、それからまた、タイムフリーで、「カーボーイ」を聴いて思い出した、太田が出演した山崎怜奈の番組を聴いた。月曜に放送された、TOKYO FM の「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」という番組。

 明日も早起きしなければならないのに、時間をまるで考えずに予定を組んでしまっていたが、早く眠りたいのに、よせばいいのにツイッターを覗いてみたら、むかむかさせられ、いよいよ眠れなくなってしまった。ツイッターに通知があり、過去のツイートがリツイートされていたのだが、どういう文脈のリツイートだろうかとそのひとのツイートを見に行ってみると、だいぶさかのぼっていったところに知り合い(知り合いの知り合いくらい、数回会っただけのひと。)のツイートもリツイートされているのを見つけ、このツイートの内容というか態度というか、そこには非常に引っかかるものがあった。まあ、対立したいわけではないから、名前を出して非難するほどのものではないのだけど、誰に対してであれ、(ネットで多くの人間から批判されている相手であろうと、)他人をまるで理解不能な別世界の人間みたいな態度で批判をする、その善の側に立つ揺るぎなさはいったいなんなんだろうか。引っかかるというか、はっきりと不愉快だ。他者に対して、理解不能みたいな態度をとり、勝手に悲しんでみせるような人間には断固として抗いたい。自分のツイートはその文脈とはまた別の話だとは思うんだけど。

2022年9月7日水曜日

9月7日水曜日/ひとりカラオケ・映画

◇ テレビ・雑誌・ラジオ

 早朝に目覚め、ブログの更新をしようとするが、どうも集中力がない。ツイッターを開くと、トレンドに長嶋茂雄の名があり、どきっとする。緊急搬送されたとのニュースだが、よく読むと昨日の朝の出来事で、命に別条はないとのこと。

 録画していたテレビ番組をいくつか。月曜に続き、昨夜火曜の「午前0時の森」も録画しておいた。火曜はオードリー若林と水卜麻美アナというコンビ。そういえば、水卜アナの出演番組にはなぜか今まで縁がなく、きちんと観たことがないような気がするのだが、ばつぐんの知名度のひとなのに、どういうひとなのかはあんまりよくわかっていなかった。水卜アナがこんなに楽しそうにくだけた調子でしゃべっている番組ってほかにあるんだろうか。この番組内で、「24時間テレビ」の水卜アナはA面で、こっちの番組は超B面だとも言っていたが、これで好感をもつかといったら、会話があまりにも素になりすぎていて、この視聴者との距離感にはちょっと乗れない感じもあった。しかし、A面の仕事を知らずに、いきなりB面から観ている視聴者というのもほぼいないのだろう。

 月曜の「アンタウォッチマン」は、チャンス大城の特集。スーツ姿でスタジオに登場した。1975年生まれ、同い年なんだとは今まで知らなかった。VTRには千原せいじが登場し、証言をする。せいじが大城と東京で再会したのをきっかけに、せいじの店でバイトするようになり、それから、2017年7月の「チハラトーク」に呼ばれたことから、「すべらない話」の出演、そして、吉本に復帰することにつながっていくのだ。関東在住のお笑いマニアとしては、チャンス大城というひとは大川興業時代の印象が強く、地下ライブのような場でも何度か観たことがあったが、いつの間に吉本所属になっていたんだろうというのがずっと謎だった。その経緯がここでようやくわかったが、しかし、ウィキペディアを見てみると、謎に思うまでもなく、2018年3月から吉本に復帰としっかりと書いてあった。大川興業には、2009年まで所属していたようだ。

 テレビを観ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。昨日はぐったりしていて、月曜からずっと雑誌のチェックをしそびれていた。「週刊ポスト」のたけしの連載では、東国原の宮崎県知事選出馬に触れていた。しかし、水道橋博士にはこの連載ではまだ触れることはない。「週刊プレイボーイ」のオール巨人の連載では、「トップガン・マーヴェリック」を絶賛していた。「生涯で見た映画トップ5には間違いなく入ります。」 

 「サンデー毎日」を読むと、中野翠の連載では香川照之について。「ああ、何てもったいないことなんだろう! 歌舞伎役者としてだけでなく、私はNHKの「香川照之の昆虫すごいZ!」のファンなのだ。」「まあ、しばらく心を静め、才能をたいせつにして再起してほしいです。その才能が、もったいないから。」 そのほか、「徹子の部屋」の中井貴恵の回、金翁の訃報にも触れていた。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週水曜の「ビバリー昼ズ」(ゲスト・大竹しのぶ)を聴き、それから、今日の放送も聴く。学校寄席で、態度の悪い学校には昇太と幻楽団が行かされていたという話をしていた。幻楽団という名前をひさしぶりに聴いたが、態度の悪い学生たちが相手でもウケさせるのがこの2組ということだったのだろう。


◇ 日ノ出町・伊勢佐木町

 午後から外出。小雨。京浜急行に乗り、日ノ出町まで。まず、駅前の富士そばに入り、ミニ旨辛豚丼セットを食べた。530円。それから、ひさしぶりにカラオケ館で、ひとりカラオケを。夏にも何度も行きたいと思っていたのだが、夏季料金になっていたからがまんしていたのだ。受付を済ませ、いったん部屋に着いてから、ドリンクがくる前にトイレに行き、戻ってくるとドリンクがもうきていた。ここまではじつに滑らかだったが、ところが、デンモクを使おうとすると、画面が真っ暗なまま。どうやら、充電されていない。充電器に乗せてみると、しかも、ログアウトされてしまったのか、通常の画面が表示されない。これはだめだと思い、フロントに電話する。すぐにきてはくれたものの、初期設定だかを始めてしまい、時間がかかりそうだったから、部屋を替えてもらうことはできますかと訊いてみると、ふたつ隣りの部屋に移らせてもらえ、伝票も改めて発行され、利用開始時刻は部屋を移動してからになっていた。まともな対応をしてもらえてありがたかった。ありがたいなあと思いながら、1時間半歌った。会員料金30分77円、アイスコーヒーが420円、計651円。

 イセザキモールに出て、カトレヤプラザのGUに寄り、買いものをする。それから、ブックオフにも寄り、110円の文庫本を2冊、220円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買った。ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、ラジオを聴き、そのあとにはしばらく読書をした。夜になり、外に出ると、ざあざあ降りになっていた。イセザキモールを黄金町方面に歩いていく。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとクリームパンを買い、近くのビルの軒先で雨宿りしながら食べた。


◇ 映画

 シネマジャック&ベティで、「わたしは最悪。」を観た。21時5分の回。水曜サービスデー、1200円。D列の右端の席に座る。ヨアキム・トリアーというノルウェーの監督だが、あのラース・フォン・トリアーの遠縁にあたるらしい。ここしばらくはもっぱら、「週刊文春」の「シネマチャート」の欄を新作映画を観る際にはいちばん参考にしているが、この映画は、中野翠、芝山幹郎が好評価を与えていた。ラース・フォン・トリアーの遠縁だと知ると、救いのないドラマなのではと少し身構えてしまったが、そんなことはなく、描かれているものは誰もが身に覚えのある「最悪」なドラマではないか。序章と終章、12章からなるという構成や、時間が止まる演出、幻覚描写など、ギミックがかわいらしい。ダブル不倫のドラマだが、明け透けさもそんなにいやではなかった。環境問題やフェミニズム、意識高い系への嫌味を言いたくなるのは世界共通なのだろうか。しかし、結末はなんだったのかよくわからなかった。ネタバレ解説を探して読みたい。

 

 黄金町駅から京浜急行に乗り、深夜0時半頃に帰宅した。眠気でふらふらだが、録画残量を空ける必要があり、ダビングのセットをしなければならなかった。Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴きながら、深夜1時半頃に眠る。

2022年8月17日水曜日

8月17日水曜日/古いドラマと雨と映画

◇ テレビ・雑誌

 早朝から少し眠りなおし、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「刺さルール」は、JPに密着したVTRからクイズが出題される。この番組では、芸人の副業を紹介する密着取材をずっとやっていたが、今回は副業ではなく、どうも企画が安定しない番組だ。JPは、空いている時間が少しでもあれば動画を撮り、すぐに使えなくても、10年後に使えるかもしれないと考えてそれをやっていたり、あるいは、自分の動画に飛べるQRコードのシールを作り、配るために持ち歩いていたりなど、裏側の努力に驚かされる。JPの密着は面白かったが、それにしても、スタジオの大喜利がかったるい。

 日曜の「おかべろ」をようやく観ると、2丁拳銃の川谷修士と野々村友紀子夫妻がゲスト。野々村友紀子が、小堀に怒ったときに、小堀がもうちょっとうまく返しができていたらポップなクズ芸人になれていたのに、言いっぱなしになったため、自分のほうが認知されていったことに心苦しさを感じていて、むしろ、2丁拳銃がだめであるかのような印象をつけてしまったのではないかと後悔しているという話をしていた。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊新潮」で、水谷豊の連載が始まっていた。今週は2回目になっていて、そういえば、先週号には水谷豊のインタビュー記事があり、うっかり読み飛ばしていたが、このインタビューは連載だったのだ。聞き手は松田美智子。先週の初回にも改めて目を通すと、歴代の「相棒」について語っている。そして、今週は芸能界の交友録を語る。ドラマの共演者のほか、とんねるずやイチローの名も出てくる。

 昼は「ビバリー昼ズ」を聴き、午後から外出する。今日は涼しくなるのかと思っていたら、まだ暑い。まず、関内まで出て、さっさと食べてしまおうと思い、なか卯に入り、鶏唐丼セットを食べた。680円。



◇ 放送ライブラリー

 今日の目的、まずひとつめは放送ライブラリーに。1985年のドラマ「イエスの方舟 イエスと呼ばれた男と19人の女たち」を、今のタイミングで観ておきたくなった。たけしが千石イエスを演じる実録ドラマ。放送時は小学生で、このドラマの存在はあとから知ったが、イエスの方舟事件そのものはリアルタイムでは知らない。脚本は池端俊策。以前にここで観た「さんまの「俺は裸だ」」も池端俊策の脚本だった。小林聡美、田中美佐子、山咲千里らが出演。岸田今日子がたけし(イエス)の母を演じているのだが、おおっと思うところでは、たけしの子ども時代を「たけしくん、ハイ!」の小磯勝也が演じている。97分。観終わって、上階の展示ホールにも行ってみると、「テレビとCMで見る平成令和ヒストリー展」という展示があり、これもついでに、ざっと眺めてまわった。「TVガイド」のバックナンバーがずらりと並べられていて、そのときどきの人気タレントが表紙を飾っているさまは、そのまま、平成の芸能史のようだ。しかし、ある時期から、どうもパブリシティ臭さが目立ち始め、平成初期のほうが雑誌に魅力が感じられる。昭和のバックナンバーも見てみたくなる。


 1階に降りると、外はどしゃぶりになっていた。今日は雨の予報だとわかっていたのだが、うっかり、傘を持って出るのを忘れてしまった。少しすれば止むかと思い、地下の日本大通り駅まで降りてみると、コーヒー店があったが、コンセントがなさそうだったから、入るのは躊躇してしまった。どうせ、あとでまたスマホを充電するためにどこかに入らなければならず、二度入るのはもったいないと思ったわけだが、しかし、この店に入ってしまったほうが時間を有効に使えたかもしれない。充電を考えるために行動がかえって不自由になってしまうが、そういえば、今朝に観た「刺さルール」では、JPは動画をいつでも撮れるようにと、モバイルバッテリーをいくつも持ち歩いていたんだった。案外、JPから学ぶべきことは多かった。地下から1階に戻り、外の様子を見ながら、しばらく無駄に突っ立っていた。15分ぐらいすると小雨になってきて、止んだわけではないが、しびれを切らして外に出る。

 小雨のなかを早足で歩き、横浜スタジアムの脇のベローチェに入った。心置きなく、スマホの充電をする。読書をしようと思っていたが、眠くなり、ひとまず、タイムフリーで、昨日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。この日は、東貴博と黒沢かずこがともに休みになり、渡辺正行と乾貴美子という変則コンビ。12時台は、オジンオズボーン篠宮がゲスト。そのあと、Spotify で音楽を漁っていたら、どうしてそこにたどりつけたのかわからないが、MCコミヤがあることに気がついた。ほかにも、いつの間にかサブスク入りしている曲があるかもしれないと思い、いろいろと探し始めてみると、なんと、「やまだかつてないCD」も Spotify で聴けるようになっていた。配信の場合は、中古CD屋の棚を漁るのとは違って、自分で気がついて検索してみないと見つけようがない。


 「やまだかつてないCD」を聴いていたら、ずいぶん時間が経ってしまった。結局、読書はまったくしなかった。すっかり夜になり、外に出ると、雨は止んでいた。セルテの関内ブックバザールに寄りたかったが、行ってみると、もう閉めていた。雨さえ降らなければ、先に寄りたかった。イセザキモールのブックオフにも寄っていく。80円文庫本のワゴンがあり、そこから1冊のほか、110円の文庫本を4冊、220円の文庫本を2冊買っていく。黄金町方面に進み、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクと、エクレアを買って食べる。


◇ 映画

 今日のもうひとつの目的、テリー・ギリアム監督の「ジャバーウォッキー」を観るため、シネマジャック&ベティに。ずいぶん時間が空くと思っていたが、意外とちょうどいい時間になった。21時ちょうどの回、予告編なしだが、21時前に客入れしながら予告編を流していた。1977年公開、テリー・ギリアム単独での初監督作品だが、この映画、今まで観たことがなかったのだ。この時代はまだ、モンティ・パイソンそのもの。モンティ・パイソンというと、知的でハイセンスな笑いの代表格のようなイメージになってしまっているが、観れば観るほど、くだらない。日本人が考えるよりもずっと大衆的で、この映画においても、そのくだらない部分こそが最高だ。

 

 映画館を出ると、また雨降り。黄金町から京浜急行で帰る。深夜0時頃に帰宅し、眠くてしかたがないが、タイムフリーぎりぎりで、先週水曜に放送された「なすなかにしのオールナイトニッポン0」を聴いた。「オールナイトニッポン」は11年ぶりだそうで、「お笑い有楽城」で優勝していたことも知らなかったが、そのときに芸名を「いまぶーむ」に改名していたことも知らなかった。すべて聴くような余力はなく、聴きながら、深夜1時頃には眠った。

ブログ アーカイブ

1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...