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2023年2月22日水曜日

2月22日水曜日/MELODY KOGA さん

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「午前0時の森」は「テレビの初めてを見てみる」という特集。若林も水卜アナも「11PM」を知らないのにはちょっと意外な気がした。水卜アナはともかく、若林の年齢で知らないか。昨夜の「アンタウォッチマン!」は、久本雅美の歴史を通して、平成バラエティの歴史を深掘りするという企画。しかし、平成バラエティの歴史とは大袈裟で、単に久本雅美特集だったんじゃないか。プライベートで、たけしとは年に何回か食事に行く関係だとは知らなかった。岸本加世子と一緒に連れていってもらうんだそうで、食事会の最後には毎回、「縁起物だから」といって、たけしはポチ袋を配るのだという。そのほか、火曜の深夜は「イワクラと吉住の番組」と「ランジャタイのがんばれ地上波!」も。「マッドマックスTV」はいよいよ飽きてきた。

 昼はラジオ。水曜は春風亭昇太と乾貴美子の「ビバリー昼ズ」。乾貴美子のメールが「電気グルーヴのオールナイトニッポン」(オールナイトニッポン55時間スペシャル)で読まれたんだそうで、早く聴かなければと思うが、しかし、ほかにも聴く番組があり、タイムフリーの期限が近いものから優先しなければならない。12時台は岡田晴恵がゲスト。聴きながら少し眠る。午後は録画していた「徹子の部屋」をすぐに観た。ゲストはミッツ・マングローブ。

◇ みなとみらい

 外出するつもりだったのが、いろいろと問題が発生し、家を出るのは夕方になってしまった。心穏やかでない状態で外出する準備をしていたが、ラジオをつけていたら、なんの番組を聴いていたのか忘れてしまったが、番組内のニュースで、笑福亭笑瓶の訃報が伝えられ、これにはびっくりする。落ち着かない気分で電車に乗り、横浜まで。まず、遅めの昼食を。東口に進み、ポルタの八角に入り、親子丼を食べた。670円。日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに進み、ランドマークプラザに着くころにはすっかり日が暮れていた。マクドナルドに入り、ひと休み。少し読書をしていく。ツイッターを覗いてみると、「タモリ倶楽部」が3月末で終了とのニュースが目に入ってくる。

 マクドナルドを出て、桜木町駅に向かうつもりで、ランドマークプラザの2階を歩いていくと、なんと、いつの間にか本屋ができていた。くまざわ書店が入ったのか。ランドマークプラザに本屋がない時期はどのくらいだったのか、ここに本屋があるのはやっぱり嬉しいな。

◇ ライブ

 桜木町を抜け、長者町まで。試聴室その3に到着したのは 20時過ぎだった。「MELODY KOGA の222曲 心の宝石泥棒2023」というライブ。この情報をいつ知ったのかは忘れてしまったが、MELODY KOGA さんのことが気になって、ツイッターを見たのかもしれない。それ以外に知りようはないか。知ったからには、これは伺わなければと思った。試聴室を訪れるのも、コロナ前以来だから、4年ぶりになるのだろうか。階段をあがり、入り口を入ると、まっすぐ進んだところに受付がある。客席の真ん中を横切って受付にたどりつくかたち。三沢さんには誰だか思い出してもらえなかったようで、この店のシステムをすらすらと説明された。千円を払い、ドリンクはジンジャーエールにする。開演は18時だったが、なにしろ長丁場のライブなので、後半だけ聴こうと思っていた。席に着き、渡された曲目のリストを見ると、短い曲を222曲演奏する、その150曲目あたりで、ライブのタイトルにもある宝石をテーマにした歌を歌っていた。ライブはゆったりと進み、宝石の歌から、終盤は女性名をテーマにした歌を歌った。この女性名の歌は「juliet」というアルバムになっている。この終盤の流れが美しかった。今日はお客さんもそれなりに入っていた。終演後には KOGA さんは客席のほうをまわり、こちらにもきてくれて、会話ができてよかった。ひさしぶりに会う喫茶へそまがりの仲間もいて、向こうから気がついて、声をかけてくれた。特別親しいという間柄ではないが、思いがけない再会が嬉しかった。今日はここにくる前は、空いた年月の長さに気の重さも少し感じていたのだけど、なんの心配もいらなかった。


◇ ラジオ・読書・テレビ

 適当なところで失礼し、試聴室を出ると小雨が降っていた。ラジオを聴きながら、横浜駅まで歩く。先週水曜に放送された「オールナイトニッポンPremium 高橋幸宏さんを偲んで」を聴き始めた。パーソナリティは上柳昌彦。40年前の「高橋幸宏のオールナイトニッポン」の音源がニッポン放送には残されていないんだそうで、SNSで当時のリスナーに呼びかけ、録音していたリスナーから集められた音源を使った放送をしていた。高田漣も出演。

 帰りの電車内では、小泉今日子「黄色いマンション 黒い猫」を読み終えた。2021年刊、新潮文庫。親本は2016年刊。同タイトルのエッセイが最初に収録されていて、この書名、和田誠の表紙からも、勝手にかわいらしい印象をもっていたが、なんだろうかこの淋しい感触は。岡崎京子のマンガにも似た感じがする。「SWITCH」の連載。最後のエッセイは和田誠のこと、これは文庫書きおろし。

 深夜0時前に帰宅し、録画していた「水曜日のダウンタウン」を観る。「オフの相方を爆笑させるの難しい説」というドッキリ企画。仲のいいコンビから始まり、オダウエダ、モグライダー、パーパーと、対象が次第に仲の悪いコンビになっていく。最後はとても仲の悪い流れ星。ネタ合わせが始まってしまう険悪な空気から、ちゅうえいの屁ひとつで瀧上が嬉しそうに笑う結末がよかった。テレビのあとにはまた、高橋幸宏を偲ぶ「オールナイトニッポン」の残りを聴いた。後半には三宅裕司の証言があり、なんとか聴こうとしていたが、残り30分ほどのところで眠ってしまい、最後までは聴けなかった。

2023年2月18日土曜日

2月18日土曜日/ラジオに満たされて

◇ ラジオ・テレビ

 早朝に目覚め、ラジオをつける。TBSラジオの「木梨の会」を聴いていて、これが終わってから、先週日曜の深夜に放送された「小林克也のオールナイトニッポン」をタイムフリーで聴こうとしたら、間違えて、ちょうど放送が始まった「小林克也のオールナイトニッポン」を再生してしまった。昨夜から始まった「オールナイトニッポン55時間スペシャル」のひとつ、今朝7時から2時間は小林克也の担当だったんだ。先週の放送よりも、これを先にオンタイムで聴いてしまうことにする。山下達郎や桑田佳祐の曲をかけながら、彼らのエピソードもいろいろとしゃべるゴシップ的な面白さもあった。しかし、いたって通常営業というふうで、いかにも特番のような浮ついたところがない。これはプロのディスクジョッキーの仕事だな。小林克也はニッポン放送では普段からレギュラー番組をやっているし、NACK5では毎週9時間の放送をやり続けているのだからすごい。続けて、9時からは「山下達郎と上柳昌彦のオールナイトニッポン」もオンタイムで聴き始めてしまう。ほどのよいところで中断するつもりでいたが、飽きる場面がなく、面白くて、これも最後まで聴いた。

 ラジオを聴きながらクリックポストを作ろうとすると、プリンターのインクが切れてしまい、間が悪い。今日はあきらめて、インクは明日買うことにする。録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「タモリ俱楽部」は、現代アートを正しい向きで飾ることができるのかに挑戦する企画。モンドリアンというアーティストの作品が、75年間、上下逆に飾られたまま気がつかれなかったというニュースがあったそうだが、このニュースは知らなかった。サバンナ高橋が進行役。ワタリウム美術館で収録し、和多利恵津子さんという館長と、現代アートの作家たちが出演した。

 昨夜の「A-Studio+」は草笛光子がゲスト。なんと、今年90歳。しゃきっとしているし、容姿がきれいなのはさすがなのだが、同じ話を二度くり返してしまうのをそのまま放送する場面があり、一瞬、どきっとさせられるが、鶴瓶がうまく受けとめ、90歳のありのままを肯定しているような放送がよかった。森繫久彌、小林桂樹、三木のり平といった、話に出てくる名前もすごい。草笛光子がお風呂に入っていると、森繫久彌が必ず入ってきたという。

 今朝の「ワルイコあつまれ」も観ると、草彅剛が刑事を演じる「好きの取調室」のコーナーに、藤田医科大学の加藤庸子という先生が登場していた。脳動脈瘤の破裂を防ぐ「クリッピング術」のスペシャリストだそうで、この「クリッピング術」というものを知らなかったし、このコーナーにはいつも驚くような研究者が登場する。後半には「子ども記者会見」のコーナーがあり、こちらにはゲームプロデューサーの木村弘毅というひとが登場した。

 ブログの更新にとりかかっていたら、それだけでもう夕方になってしまった。一日にどうもしまりがない。夜にはまた、タイムフリーで、先週日曜の「小林克也のオールナイトニッポン」をようやく聴いた。こちらの特番では、1曲目にYMOの「ライディーン」をかけていた。高橋幸宏、鮎川誠、あるいは加藤和彦など、亡くなった音楽家たちのことが多く語られる放送だった。小林克也の話術をもっと聴いてみたくなり、Spotify になにかないかと検索してみると、「小林克也ネタ集」というポッドキャストを見つけたのだが、これはなんなんだろうか。聴いてみると、たしかに小林克也がしゃべってるんだけど、サムネイルが怪しく、公式なものかもよくわからない。

 録画していた「Nキャス」を観て、それからまた深夜には、先週土曜に放送された「大槻ケンヂのオールナイトニッポンPremium」を聴き始めた。Creepy Nuts を知らなかった大槻ケンヂが、「のびしろ」をこの番組で初めて聴く。かなり後半まで聴いていたが、最後までは聴けずに眠ってしまった。深夜1時過ぎだったか。昨夜金曜に放送された文化放送のシティボーイズ特番も聴きたかったが、今日はラジオばかり聴いていて、耳が満たされてしまった。満腹と同じだとすれば、ごちそうだとわかっているものは、もう少し腹を空かせた状態でいただかなければもったいないではないか。

2023年1月28日土曜日

1月28日土曜日/ラジオは悼む

◇ ラジオ・テレビ・映画

 早朝に目覚め、ラジオをつけ、「木梨の会」を寝ながら聴いていた。ブログの更新をしなければと手をつけるが、途中までしか書けない。午前中は「ナイツのちゃきちゃき大放送」をオンタイムで聴いた。今日はなぜか、11時までの短縮放送だった。「常連さん」は談笑師匠。午後は文化放送に切り替え、「田村淳のNewsCLUB」をつけておく。ニュース解説は木村草太。そのあとのゲストのコーナーには、「スマホ脳」の翻訳者、久山葉子が登場した。

 午後に近所の郵便ポストまで投函に行った以外は、今日は外出せず、録画しているテレビ番組を片づけていく。昨夜の「タモリ俱楽部」は「俺流顔面ストッキングコーデ」という企画。空気階段とモグライダーが、顔面に映えるストッキング選びをする。モグライダーはこの番組には初登場。進行役は大島由香里。木曜の「アメトーーク!」は「大阪NSC11期芸人」。中川家、陣内智則、ケンドーコバヤシ、ユウキロック、野々村友紀子、ハリウッドザコシショウというメンバー。スタジオには、たむらけんじのパネルも置かれた。ザコシショウがケンコバに憧れていたなど、今では見えにくい関係性が面白い。木曜深夜の「ぺこぱポジティブNEWS」では、松陰寺が、府中のコミュニティFMで放送されている「刑務所ラジオ」を取材する。スタジオにはゴルゴ松本が出演。ゴルゴ松本の「命の授業」というのは武田鉄矢と同じで、学術的には問題があるのだが、まあ、これはなぞかけみたいなものだ。

 Spotify で聴いている「大竹まこと ゴールデンラジオ!」、昨日金曜は藤井青銅がゲストだった。ラジオの話から始まるが、大竹まことがたけしの代打で「オールナイトニッポン」をやったときは、三木聡と一緒にトークのネタを考えていたのだな。新刊「国会話法の正体」が面白そう。「「日本の伝統」の正体」も面白かったが、こういう内容のものこそ、専門的な本とは別に、平易な文章で広く読者に届けることに意味があるだろう。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週土曜の「HONMOKU RED HOT STREET」をようやく聴くと、まず、チャーリー宮毛が高橋幸宏を追悼し、YMOの「Tighten Up」をかけていた。小野瀬雅生のコーナーではジェフ・ベックの曲をかける。横山剣さんはキャロルとサディスティック・ミカ・バンドの関係を語り、矢沢の日比谷野音のライブではサディスティック・ミカ・バンドがバッキングを務めたという、そのライブを興奮気味に語っていた。ここで選んだ曲はYMOの「中国女」だったが、最後にもう1曲、高橋幸宏が歌う童謡「シャボン玉」をかけた。番組のブログでオンエア楽曲を確認すると、「にほんのうた」というアルバムに収録されているようだが、これは Spotify にもなかった。

 先週日曜の「Daisy Holiday!」も、聴きながら眠ってしまったので、改めて聴きなおした。オンエアするのは高橋幸宏の曲ばかり。細野晴臣がYMOでいちばん思い入れのあるアルバムは「BGM」だというのも知らなかったことだが、幸宏の最高傑作と紹介し、「カムフラージュ」をかけていた。

 ラジオを聴きながら、ブログをようやく更新する。大量の写真をアップするのにとても時間を食った。メルカリでトラブルが発生し、その対応にも追われる。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。溝口健二の「西鶴一代女」を観た。溝口健二の作品を観るのは初めてじゃないだろうか。2時間超えの映画、中盤から眠くなり、終盤は朦朧としながら観ていた。深夜0時前には眠る。


2023年1月14日土曜日

1月14日土曜日/「大怪獣のあとしまつ」など

◇ ラジオ・テレビ・映画

 早朝に目覚め、ブログの更新をひとつ。昨夜は不思議とやや暖かかった。少し眠りなおし、9時前に起きあがる。ラジオをつけ、「ナイツのちゃきちゃき大放送」をオンタイムで聴いた。中継の担当が外山惠理になり、やっぱり小気味がよくていい。この番組が始まってから何年経つのか、本当にちゃきちゃきしているのは外山さんだけだ。

 録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワルイコあつまれ」は「子ども記者会見」に落合陽一が登場した。落合陽一の出演はなぜか次週に続く。このコーナー、今まで多くのゲストが登場したが、2週にまたぐのは初めてのはずだ。落合陽一だけがそんなに特別扱いされる理由がまったくわからない。そのあとの「好きの取調室」のコーナーには、菊水武史という犬の涙の研究をしている学者が登場した。白目が見えることが人間と犬の共通点であり、なるほど、だから、視線の表現でコミュニケーションができるのだ。犬は人間と暮らすなかで、ともに進化してきたという。野生動物は視線が知られては命取りになるため、黒目が多いんだそうだ。勉強になる。

 昨夜の「タモリ俱楽部」は「ひらがな研究」という企画。第1回は「ぬ」について研究する。これは面白かった。宇多丸、藤原さくら、劇団ひとりが出演。解説役には、「ん」「あ”」などの著書がある山口謠司がリモート出演した。タモリが吹き替えを担当したジブリの短編の話がタモリから出たのも珍しく、その映画では、謎の効果音の表現に「ぬ」を使ったという話だった。

 昨夜の「太田上田」は、こちらではテレビ神奈川で観ているのだが、中京テレビでは年末の放送だったのか。「ボキャブラ大忘年会」として、X-GUN、古坂大魔王、小島奈津子が出演した。太田がネプチューンを見る目が怖かったという小島奈津子の証言。

 アマゾンプライムでは「風雲!たけし城」の配信が始まり、気になるので確認してみたが、初回から配信されているわけではないのだな。20回分が配信されていて、最後は最終回になっている。番組終盤の20回が配信されているというわけだ。とりあえず、1本目だけを観てみると、競馬のレースのゲームだけは記憶になかったが、ほかは細かい部分もかなり覚えている。最終回は1989年だから、そのころには中学生だったが、この番組を熱心に観ていたのは小学生のころで、小学生のころの記憶を同時に思い出しもする。要するに、この番組のまねごとをしてよく遊んでいたのだ。逆に、たけしのほかのいくつもの番組のように、そういえば、改めて思い返し、マニア的に考えることは「たけし城」に関してはなかった。たまたま世界的にウケてしまった内容だったのだが、たけしの出演場面は少なく、たけしの歴史のなかではそこまで重要な番組とは考えていなかったが、配信ということになると、その比重もまた変わってくるのかもしれない。島田洋七の「だるまさんがころんだ」なんかを観ると、「イカゲーム」は「たけし城」にインスパイアされたに違いないという気もするのだがどうだろうか。

 映画も1本。三木聡監督「大怪獣のあとしまつ」をついに観た。去年の公開時に炎上騒ぎがあったことは知っていて、不愉快なものを感じ、炎上の内容はまったく確認する気にはならなかったのが、炎上とは別に、前作の「音量を上げろタコ!」も個人的には不満な内容だったため、(それ以前の三木聡作品はすべて大好きなのだが。)どうも積極的に観たいという気にはならず、劇場公開時には観逃してしまったのだが、いやいや、観てみたらとても面白い。疑問な点があるとすれば、三木聡にしてはロウブロウなギャグが多めなところで、もしかすると、これは公開規模を意識したのだろうか。ロウブロウなギャグもいいのだけど、ハイブロウなギャグで押し切ってくれていたら、そこまで文句は出なかったのかもしれない。映画制作の裏側のことはわからないが、三谷幸喜にしても、映画になるとギャグがロウブロウになる。これだけの豪華キャストで、洒脱なコメディというのは実現しないのだろうか。ふせえりはもちろん、大好きな岩松了、そして、笹野高史、六角精児といった顔ぶれの活躍する場面がもっと観たかったとは思った。

2022年11月5日土曜日

11月5日土曜日/「エルピス」が面白い



◇ 芝浦

 朝から都内に。まず、九段下のほうに用があり、それから、芝浦に移動。田町まで歩き、まだ午前中だったが、すき家に入り、豚かば焼き丼を食べた。580円。まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクも買って飲んでおく。ベローチェに入り、ひと休み。今日は時間があるから、読書がたくさんできそうだと思っていたが、神経がひどく疲れている。Spotify で、ぼんやりとしばらく音楽を聴いていた。いつの間にか、あがた森魚のアルバムが多数配信されるようになっていた。初めて聴くものばかりだが、カバー曲がいくつもあるのが気になり、小泉今日子「快盗ルビイ」、松田聖子「風立ちぬ」、中森明菜「禁区」を聴いてみると、それぞれ面白い。読書は1時間もできなかった。





 田町から泉岳寺まで歩き、京浜急行の快速で帰ってくる。眠くてしかたがない。寄り道せず、昼過ぎにはもう、うちに帰ってきてしまった。

◇ テレビ

 録画していたテレビ番組をいくつか。今朝の「ワルイコあつまれ」を観ると、「子ども記者会見」のコーナーにリリー・フランキーが登場していた。香取慎吾とは、草彅剛と一緒にやっていたラジオ番組の構成作家だったという関係なんだそうで、そういえば、リリー・フランキーはもともとはそういう仕事をしているひとだった。かつて、リリー・フランキーが「真剣10代しゃべり場」に出たときのことを強烈に覚えているのだが、この場でも、不思議なくらいに子どもたちをすっと惹き込んでしまう。「ほんとにひとが死ぬときってのは、誰も思い出さなくなったとき。」と、永六輔と同じようなことを言うのだが、案外、永六輔のような存在になっていくのかもしれないな。あるいは、野坂昭如とか。

 昨夜の「タモリ俱楽部」は「ナレーター基礎講座」という企画。服部伴蔵門、小坂由里子というプロのナレーターが出演し、そのテクニックに迫るというもので、これは面白かった。麻布十番のアオイスタジオというところでの収録だったのだが、冒頭、タモリが、はっぴいえんどのファーストアルバムが録音された歴史あるスタジオだと紹介する。そのほか、「ネタパレ」と「A-Studio+」(ゲスト・三谷幸喜)も。火曜の「アンタウォッチマン」は「2017年のジェラードン」という特集。来週は吉川晃司SPだそうで、いよいよなんだかよくわからない番組になってきた。

 今朝の「週刊フジテレビ批評」では、恒例の「秋ドラマ辛口放談」があり、梅田恵子、吉田潮、木村隆志、大島育宙が出演。4人全員が「silent」を絶賛し、3人が「エルピス」を評価する。こうなるともう、これは観るべきだろうと、深夜に TVer で、ついに「エルピス」の第1話、第2話を続けて観てしまった。第1話がまだ配信されていてありがたい。第1話は配信され続けられるようだが、第2話は一週間で終わってしまうから、今のうちにまとめて観てしまうのがいいだろうと思った。第1話は15分拡大の放送だったようだが、TVer ならば、2話合わせて2時間弱。評判どおり、観始めるととても面白く、ゆるむところがまったくない。テレビ局を舞台に、業界裏幕モノのようなミーハー的な興味を惹きつつ、冤罪というハードなテーマにもっていく。この手腕は見事としか言いようがない。マスコミの現状に対して、じつに批評的であり、はっきりと反権力的。麻生太郎のような人物も登場する。安倍晋三の映像が配信では静止画になっていることは「フジテレビ批評」で大島育宙がしゃべっていたが、(映像の権利の問題だろうが、)それを見越したうえで、めいっぱい挑戦している。なにより、それを軽やかに、俳優たちの素晴らしい演技とともに、すこぶる面白いドラマとして描いている。「仮面ライダー BLACK SUN」とも共通するものを感じるが、ニュースや情報番組ではできない戦いが、フィクションならばできるということが示されているようで、ふつふつと興奮させられるものがあった。

2022年10月5日水曜日

10月5日水曜日/羊の映画に驚いたり

◇ テレビ・ラジオ

 朝に起きあがり、ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、下書きを書くだけでせいいっぱい。録画していたテレビ番組をいくつか。「イワクラと吉住の番組」を、観そびれていた先週分から観ると、この回のゲストには先々週から引き続き、ロングコートダディ堂前、ザ・マミィ林田という似た容姿のふたりが登場し、かわいいものについて語る。昨夜の放送には、番組のテーマ曲を歌っている佐藤千亜妃が登場した。昨夜の「刺さルール」は、なぜか15分拡大放送だったが、通常と変わるところなし。オズワルド伊藤の思いきった買いものが紹介される。

 同じく、昨夜に放送された「タモリ俱楽部」の珍しい特番は、時間も流浪し、火曜の夜に45分の拡大放送。ユーミンをゲストに迎えた「空耳アワー」。安齋肇、奥田民生も出演する。ユーミンとタモリの共演は、1993年の「タモリの音楽ステーション」以来だそうだが、そういえば、石井竜也と一緒に「いいとも」に登場したのを観た記憶があったが、検索してみると、「愛のWAVE」というデュエット曲のプロモーションで、1992年のことのようだ。空耳の映像に、奥田民生、バイきんぐ小峠、錦鯉まさのりが登場したが、奥田民生本人に言われないと気がつかなかったが、3人ともSMA所属なのだ。ユーミンが選ぶ過去の傑作選もあったが、過去の映像に出演していたのはひょっとして、お見送り芸人しんいちではなかったか。そう思い、ツイッターで検索してみると、やっぱり気がついているひとはいたが、番組ではなぜか誰も気がつかず、スルーされていた。ユーミン、ZAZYは好きなのに。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」では、昇太師匠が円楽について語る。愛媛の独演会の直前に訃報を聞いたという昇太師匠は、それを高座で話すべきか、話さないべきか、となると、「笑点」の裏話をする定番のマクラも使えず、目の前のお客さんをどうするかというのがまずあったという。12時台は、怒髪天の益子直純がゲスト。「ナイツ ザ・ラジオショー」もオープニングだけオンタイムで聴いた。

◇ 横浜・桜木町

 午後から外出。雨降り。パーカーを着ていく。気温が下がるという予報が出ていたが、部屋のなかではまだ半袖でちょうどいいくらいだった。まず、横浜に出て、五番街の龍王に入り、スパチキマヨボンバー丼を食べた。650円。大盛り無料だが、大盛りにしてもらったら苦しくなってしまった。ビブレのブックオフに寄り、あんまりめぼしいものはないかと、あきらめかけていたときにいい本を見つけた。110円の文庫本を2冊、コミックを3冊買う。跨線橋を渡り、平沼のブックオフにも寄るが、こちらはまるで収穫なし。220円の単行本を1冊だけ。



 小雨のなか、桜木町まで歩いていく。動く歩道からランドマークプラザを抜け、クイーンズのベローチェに入ろうかと思っていたが、コンセントがなかったような気がして、店の前まで行ってやめる。トモズに寄り、栄養ドリンクを買って飲んでおく。センタービルのドトールに行ってみるが、この建物は、3階まで昇るのにエスカレーターを間違えるとずいぶんまわり道になる。わざわざやってきたが、しかし、スマホの充電をしなくても今日は問題なさそうだと思いなおし、コンセントのない席に座った。アイスコーヒーを飲みながら読書を始めるが、異様な眠気に襲われ、ラジオを聴きながら少し眠った。


◇ 映画

 横浜ブルク13にて、「LAMB/ラム」という映画を観る。18時55分の回。建物が改装中で、いつものエレベーターがわからず、エスカレーターで進もうとするが、エスカレーターの続きがわからない。奥にエレベーターを見つけ、時間ぎりぎりにたどりついた。水曜サービスデー、1200円。D列の右端から二番目の席に座る。「週刊文春」の「シネマチャート」の欄を読んで観たくなった映画だが、席はなかなか埋まっていて、評判なんだろうか。映画は無音から始まる。羊飼いの夫婦のドラマ。不穏なムードがずっと続くが、なにが起きているのかわからない時間がしばらく続いた。どうやら、羊の子を育てている。なにも起きていないようにすら思えていたが、羊の子のからだが映された場面に、まんまと驚かされてしまった。ネタバレ厳禁映画だが、前のめりにさせられる場面が何度かあった。ラストにもびっくりする。

◇ 読書

 21時前に映画は終わり、外に出ると、まだ小雨が続いている。横浜駅まで歩き、帰りの電車でも読書の続きを。額賀澪「拝啓、本が売れません」を読み終えた。2020年刊、文春文庫。親本は 2018年刊。まったく知らない作家だったが、タイトルに興味をもち、ちょっと読んでみたくなった。どうやったら本が売れるのか、編集者、書店、デザイナーらに取材していくのだが、新人作家本人が悩みながら取材していく本はあまりないかもしれない。同世代の売れている作家、朝井リョウや住野よるに嫉妬する部分も面白かった。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観ると、今日のゲストは安奈淳と榛名由梨。宝塚にはまったく疎いが、これは勉強になりそうだから、ちゃんと観ておこうと思った。有名なことなのかもしれないが、「ベルばら」の演出を長谷川一夫がやっていたというのも知らなかった。スタジオでは「ベルばら」の劇中歌も披露され、池田理代子、長谷川一夫が出演した過去の映像も観ることができた。

 夜になるといよいよ涼しくなり、寒くなった。開けっ放しだった窓を閉める。タイムフリーで、昨日火曜の「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、月曜にも音声が流れたが、東貴博が改めて猪木の話をしていた。Spotify では、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」も聴いた。祝日でもないのに、なぜか大竹まことは休みで、壇蜜といとうあさこの放送になっていた。ブログの更新をしようとするが、眠くなってだめ。ラジオを聴きながら、深夜0時半頃には眠る。

2022年10月1日土曜日

10月1日土曜日/川端康成展・本牧

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚め、ツイッターを少し見始めたらけっこう見続けてしまい、胃が痛くなってきた。すぐに眠りなおすつもりだったのに、眠気が飛ぶ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は水上タクシーの特集。サバンナ高橋を、芝浦からつぎの現場の天王洲まで送るという設定で、東京湾を遊覧する。1級小型船舶免許をもつ大家志津香も出演し、大家志津香、タモリが操縦する場面もあった。この企画、次週に続く。

 「太田上田」も2週分、まとめて観た。ダチョウ俱楽部がゲストの前後編だが、上田はコロナで不在だった。ラジオでもしゃべっていたギャグ会議の話がここでも太田から語られたが、いや、ダチョウ俱楽部こそ、戦略家であり、プロフェッショナルなのだ。「聞いてないよ」というギャグは、テレビを観ていた鶴太郎が推したほうがいいと薦めたという話もしていた。「タイタンライブ」に出演してもらいたい太田は、BOOMER&プリンプリンにダチョウが加わるという提案をする。

 「ナイツのちゃきちゃき大放送」を途中からつけると、塙さんの声が聴こえないと思ったら、今日は休みなのか。代わりに狩野英孝が出演していた。「常連さん」はえのきどいちろう。円楽の訃報を扱い、えのきどさんが毎日新聞の油井雅和が書いていたことを引き、立川流と円楽党が寄席に出るようになったのは円楽の功績だというような話をしていたが、土屋さんのほうがあんまり理解していないような感じだった。ツイッターを見ると、今度はアントニオ猪木の訃報が。

◇ 石川町

 午前中から外出。今日は半袖で出る。根岸線に乗り、石川町まで。めったに降りない中華街口のほうに出て、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとパンをひとつ買っていく。寿町の手前を曲がり、中村川を渡り、元町に進む。今日の目的地は神奈川近代文学館なのだが、時間の計算を失敗し、早めに行くつもりだったけど、それよりも先に昼食にしようかと思いなおしたのだが、元町までやってきてしまうと、まるで手頃な店がない。昼食はあきらめ、高橋書店にひさしぶりに寄ってみると、階段のところに神奈川近代文学館の割引券が置いてあった。一枚いただく。店内は、書籍はもうほとんど置いていないようで、棚の半分ぐらいしか使っていない。横浜関連のコーナーがあったのと、雑誌と洋書、それから、グリーティングカードを多く扱っていた。

 元町・中華街駅からエスカレーターに乗り、アメリカ山公園に出る。港の見える丘公園を抜け、神奈川近代文学館に着いてしまったが、まだ時間が早く、外のベンチに座り、まいばすけっとで買ったパンはあとで食べるつもりでいたが、先にここで食べてしまう。








 神奈川近代文学館では、「川端康成展」が今日から始まった。展示は当日券だが、関連イベントの「文芸漫談」を予約してあり、イベントの前に展示を観るつもりでいたが、もたついていたら、満足に観るには時間が足りなくなってしまい、展示はイベントのあとに観ることにする。13時半を過ぎてから館内に入り、まずは2階のホールに進む。いとうせいこう、奥泉光の「文芸漫談」。当日精算、1800円。14時開演、20分前ぐらいに入場し、扇形の客席、右端のやや前方の席に座った。客席はほぼ満席になる。開演時刻になると、いとうせいこう、奥泉光が舞台の裏からするっと登場した。このイベントを知ったときにはすぐに予約してしまい、どの作品を題材にするのかも覚えていなかったが、今回は「雪国」を題材にトークをする。神奈川近代文学館での公演は番外編のようなものだろうか、以前、夏目漱石展のときにもここで観ているが、そのあと、宇野千代展のときにもやっているというのを最初にしゃべっていたがそれは知らなかった。宇野千代展は展示を観てもいない。「雪国」を事前に読んでおこうという考えもなぜかなかったのだが、(忘れていたくらいだが、)このイベントは予習をしなくても面白いというのはわかっている。「雪国」は十代のころに読もうとしたことはあったが、最後までは読まなかったはずだ。しかし、今日のトークを聴くと、十代が読めなくても無理はないような内容だ。近代の恋愛と前近代の恋愛を描いているというような話をしていた。主人公の島村は小太りで、霜降り明星のせいやみたいだとどちらかが言い始め、いとうせいこうが粗品のツッコミを何度も真似てみせるのだが、ひとつもウケていなかった。客席は年齢層が高かった。最後は恒例、奥泉光のフルートと、いとうせいこうの朗読のセッションで終わる。90分の予定だったようだが、5分ほどオーバーした。そのあとに1階の展示を観るが、イベントのあとでは、閉館時刻が迫ってくるからどうも落ち着かない。ざっと1時間ぐらい、眺めてまわり、さっさと出てきた。


◇ 本牧

 建物を出て、裏にまわり、本牧に向かって歩いていく。ひさしぶりにワシン坂を歩いた。本牧はブックオフがイオン内に移転になり、それを確認したくもあったのだが、今までの店舗の前を通ってみると、9月10日にイオン本牧のブックオフがオープンするという宣伝の幕が外の壁にかかっている。その前に、17時過ぎだが、まず、遅めの昼食にする。なか卯に入り、鶏唐丼とはいからうどんのセットを食べた。770円。それから、イオンのブックオフに初めて行ってみるが、トレーディングカードの売り場が大きく、古本にしか用がないものにとってはあまり面白くないリニューアルだ。110円の文庫本を2冊、新書を1冊、220円の単行本を1冊買っていく。アプリのお気に入り登録は以前の店舗のまま、そのまま継続されていて、クーポンも使えた。そのあと、イオンのトイレに入ってみると、なぜか、小便器がやけに小さく、子ども用のトイレに入ってしまったのかと思った。本牧は不思議の国のようだ。ブックオフにいるあいだに、すっかり、あたりは暗くなった。本牧原のバス停から、19時3分発のバスに乗り、横浜駅まで帰った。







 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「ネタパレ」は、かが屋の喫茶店のコントが見事だった。ウエイターの手がふるえる部分だけで笑わせる。なのに、感情を動かされる。芝居で惹きつける力量がすごい。オジンオズボーン篠宮の「大林ひょと子クイズ」には山田邦子が登場した。火曜の「さんま御殿」も観ると、奇しくも、神田愛花が猪木のものまねをしていた。23時過ぎからはFMヨコハマの「HONMOKU RED HOT STREET」をつけ、聴きながら、ブログをひとつ更新した。

2022年5月28日土曜日

5月28日土曜日/ハマフェス〈前編〉

◇ ラジオ・テレビ

 早朝に目覚め、ラジオをつけてからまたずるずると眠る。「木梨の会」をぼんやりと聴いていたら、カミナリが出演していた。改めて起きあがり、ダビング作業などをして、9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつける。ラジオを聴きながら、ブログの更新をひとつ。ラジオを離れ、録画していた「タモリ俱楽部」を2週分まとめて観た。先週の放送はスクリーントーンの特集。浦沢直樹と、水瀬藍という漫画家が出演していた。進行役は麒麟川島。浦沢がタモリに、赤塚不二夫のところに居候していたときにスクリーントーンは見なかったのかと訊くと、仕事場に行くことはあまりなかったという。「ちょいちょい金もらいに行くときだけ」とタモリ。昨夜の放送は「一寸法師が乗るべき日用品決定戦」という企画。ダビングのセットをして、「ちゃきちゃき大放送」に戻ると、11時台は佐藤浩市がゲスト。そのあとは、家を出るまで、文化放送の「おかしば」をつけておく。

 正午過ぎから外出する。いよいよ夏らしい、からっとした天気。近所をやけにひとが歩いていると思ったら、小学校で運動会をやっていた。


◇ 関内

 横浜から、混雑する根岸線に乗り、関内まで。グーグルマップで古本屋を探していて、セルテの1階に関内BOOKバザールというものがあるのを見つけ、まずはここに寄ってみたくなった。ぜんぜん知らなかったのだが、もともとはここで古本市をやっていたのが、通年営業になったようだ。セルテは上階の芳林堂もなくなってしまったし、まるで寄る機会がなくなっていたが、ここに本を買える場所があるというのはいい。まんべんなく棚を眺め、別冊新評「筒井康隆の世界」を 300円で買っていく。



 横浜スタジアムの横浜公園を通り抜け、日本大通りに進む。ツイッターで知ったのか忘れてしまったが、今日と明日は「ハマフェス」というのが開催されていて、そこらじゅうでイベントが開催されている。テントがあちこちに並び、いろんなものを売っているが、どこからどこまでが「ハマフェス」なのかもよくわからない。とりあえず、最初のお目当ては、3館の博物館が無料だというので、それをまわりたかった。放送ライブラリーはよく利用しているが、その隣りの建物が博物館なのだ。なんとなく、博物館だったかなというくらいの認識で、その程度だから、もちろん、一度も入ったことがない。ここの2階にある横浜ユーラシア文化館、それと、4階にある横浜都市発展記念館が今日は無料。3階は企画展示室になっている。1階のギャラリーにも企画展があり、ウクライナのオデーサと横浜は姉妹都市なんだそうで、ウクライナを支援する写真展をやっていた。1階からまず、2階にエレベーターであがり、下の階から順に観てまわるが、よく考えてみれば、上階に先にあがってから降りてきたほうが楽だった。3階では「激震、鉄道を襲う!」という企画展をやっていた。解説をする声が聴こえ、学芸員だろうと思うが、それを聴いているお客がその場に溜まっている。団体客だったのかもしれないが、一緒になって解説を聴いていては時間を食ってしまうから、すり抜けるように展示を眺め、ぱっぱとまわってしまった。せっかちな鑑賞だが、興味のある展示もあり、しかし、初めてだから、こういうものかというのがわかればひとまずいいだろう。







 そして、もう1館、横浜開港資料館も今日は無料。ここも目の前はよく通るものの、なかに入るのは初めてだ。日本大通り側の入り口から入ったら、そこは正門ではなかったようで、変な順路でまわってしまった。こちらはそんじょそこらのビルとは違い、いかにも立派な歴史がありそうな建造物だ。中庭に出ると、真ん中に大きな木が生えていて、タマクスというこの木は、ペリー来航時からあるという横浜の歴史を見つめてきたシンボルのような存在なんだそうで、いい加減に木を生やしてあるわけではないのかと感心する。





◇ 山下公園

 開港資料館から、山下公園のほうに歩いていく。「ハマフェス」のホームページによると、山下公園通り周辺で、スタチューのパフォーマンスをやっているようだが、どこでやっているのかがはっきりしない。山下公園内に入ってしまうが、とてもにぎわっていて、人間が映らないように写真を撮ろうとすると苦労する。イベントのステージが組まれていて、こちらにはまたあとで寄ろうと思い、下見をしておくが、しかし、山下公園通りというからには、山下公園内にいてもしかたがないのだろう。通りに出てみると、やっと見つけられた。フランス人形みたいな女性が立っている。スタチューというのは銅像になりすます芸であり、一応、横にのぼりを立てているが、声を出したりするわけではないから、なかなか発見ができない。もうひとり、宇宙飛行士のパフォーマンスをするひとは厚木の大道芸などでも観たことがある。2名見つけたが、ほかに何名出ているのかもわからず、闇雲に歩きまわって探すのもめんどうだから、これはこれであきらめてしまった。








(後編に続く)

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1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...