ラベル 下北沢 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 下北沢 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2021年3月1日月曜日

3月1日月曜日/地蔵中毒の新境地


◇ 昼食

 午後から外出。ヤマトの営業所に寄ってから横浜に。今日も西口五番街でランチにする。15時前、ランチメニューが終わる時間ぎりぎりだった。とり一というお店で、つくね丼を食べる。

 横浜から東横線で渋谷に。まんだらけに寄り、階段の百均から4冊買う。古書サンエーにも寄るが、こちらではなにも買わなかった。井の頭線で下北沢に出て、下北沢でも古本屋をまわる。北側に出て、古書明日から寄ろうとしたが、定休日で出鼻をくじかれる。南側にまわり、ほん吉、DORAMAと寄っていくが、なにも買わなかった。マクドナルドでひと休み。隣席の男ふたりの片方が演劇論を語っていた。滞在時間、1時間半ほど。時間を失敗して、ビビビには寄りそこねてしまった。



◇ 演劇

 ザ・スズナリで、劇団「地蔵中毒」の公演「宴たけなわ天高く円越える孫世代」を観る。公演タイトルは毎度どうでもいいような劇団だが、立川がじらさんを知っていたことから、この劇団の公演はかなり早い段階から追いかけていて、順調に評判が高まっているようで、ついにスズナリに進出となった。この回が千秋楽。客席に座ると、昇り調子の劇団特有の熱気があり、年齢層も若く、初めてのお客が多いような感じがした。18時半開演。なんと今回は、がじらさんの前説から始まった。前説といっても、ギャグをびっしりと詰め込んだ、台本を作ってある前説である。これにまず面白くてびっくりさせられる。そこから滑らかに芝居に入っていく、この導入が地蔵中毒史上いちばん鮮やかで、観ていて興奮した。今までの公演よりも格段に洗練されていると思った。その後も、笑いが起こるべきところでは確実に笑いが起こり、完璧だとすら思って観ていたが、しかし、さすがに最後までは持続しなかった。気を抜くと、笑いがどうもルーズになっていく傾向があり、それが地蔵中毒らしさとも思えてしまう。ギャグだけを推進力にすることがそもそも難しい。だが、ルーズな笑いだけでしぼんでいくこともなく、それには、はえぎわの町田水城の客演も大きかったのではないだろうか。常連俳優では、かませけんた、フルサワミオのふたりが毎度面白い。hocoten も欠かせない女優である。俳優陣のエネルギーが充満している劇団である。毎度、内容が記憶に残らないことでもおなじみの地蔵中毒だが、エンディングのあの空気感は記憶に残る。エンディングで流れていた曲はカネコアヤノだった。今回の公演はいつになく興奮させられた。明日は後夜祭があり、松尾スズキがリモート出演するという。金があれば、それも観たかった。

 下北沢から小田急線で帰ってくる。22時頃に帰宅し、テレビを少し観て、ラジオを聴きながら、深夜1時頃に眠った。

2020年12月14日月曜日

12月14日月曜日/「THE W」

◇ 古本屋

 今日は一日都内に。代々木上原の近くで解散となり、下北沢まで歩ける距離なので、ついでに寄っていこうということにした。グーグルマップで道を調べ、茶沢通りというのを歩いていくと自動的に下北沢にたどりつく。いくつかの古本屋の均一棚を見てまわり、ほん吉で、山上たつひこ「イボグリくん」と、伊東四朗一座旗揚げ解散公演の公演パンフレットを買った。

 下北沢から小田急線に乗り、豪徳寺に移動する。下北沢に行くことはちょくちょくあるが、演劇なんかを観てしまうと、帰りにどこかで途中下車しようということにはなかなかならない。だいたい、いつもは井の頭線に乗り、渋谷経由で帰るのだ。今日は代々木上原で解散だったので小田急線沿線に寄り道しようという発想になったが、考えてみれば、下北沢まで歩くのだったら、井の頭線で帰ったほうが安く済む。考えないおかげで、豪徳寺に躊躇なく寄り道することになった。

 今年はブックオフの話をすることが何度かあったが、豪徳寺のブックオフには行っておきたいと思っていた。もうすぐ閉店するという。グーグルマップで検索すると、豪徳寺には古本屋がいくつかあり、ついでのついでになるが、ここまできたら寄っておかなければという気になる。豪徳寺駅で降りたのは初めてではないだろうか。こじんまりとしたいい雰囲気の町。駅の南側の商店街を進み、わきみちにちょっと入ったところに玄華堂という店があった。じつにしっかりしたたたずまいの本寸法の古本屋。こういう店は棚を眺めているだけで楽しいが、自分みたいなもんにはスキがなさすぎてなかなか買えるものがない。もう一店、靖文堂という店は商店街のなかにあった。残念ながら開いてなかったが、選挙ポスターや各種催し物のチラシがガラス扉にべたべた貼ってあり、つきあいのよさそうなご主人を想像させる。

 お目当てのブックオフは駅の北側に。外に、閉店セールの貼り紙がある。棚もだいぶすかすかになっていて、もっと早くきていればとも思ったが、110円の新書から、吉上恭太「ときには積ん読の日々」などを。110円ではないが、やはり新書の棚から、出たばかりのバービーの新刊も買っていく。会計のときにあれっと思ったが、新書はどうやら値札の半額だったようだ。だったらもっと買えばよかった。新書の棚には夏葉社の「漱石全集を買った日」もあったが、一度会計を済ませてから、引き返して買うようなまねは美学に反するのでそのまま帰った。



◇ 女芸人

 帰宅してから、録画してあった「THE W」を観る。ツイッターも見ないで、結果を知らないようにして帰ってきた。放送開始前まではツイッターを見ていたが、奇しくも今日は、浅香光代の訃報もあった。

 「女芸人」という言いかたはそもそもどこから出てきたのか。古臭い価値観の言葉のようで、しかし、頻繁に目にするようになったのは比較的近年という感じがする。吉本の楽屋言葉のような気がして、どうもなじめない。「THE W」という大会にも当初から不満を感じていたが、しかし、歴代の優勝者だけを見てみればじつに申し分のない成果で、積極的支持こそはしないが、現状では意義のある大会だとは思うようになった。

 決勝進出者が10組。まずは、Aブロック、Bブロック、各5組ずつの対戦になるが、どういう抽選をしたのか、Bブロックのほうに強豪が集中してしまっている。関西では違うのかもしれないが、Aブロックはほぼ無名。オダウエダのコントのくだらなさに笑ったが、古めかしい漫才の紅しょうがが最終決戦に進出した。Bブロックは注目のAマッソから始まったが、プロジェクションマッピングを使った漫才を見せ、これは悪手だと思った。続く、ゆりやんレトリィバァが圧倒的にくだらなく、勝負はすぐについてしまった。Aマッソは演芸ではないし、笑いでもなかった。しかし、つぎの吉住がさらによかった。吉住は最終決戦に進み、優勝する。最後の銀行強盗のコントは「NHK新人お笑い大賞」でも観たが、なぜかこちらのほうがよかった。観ていて、感情を揺さぶられたのは吉住のコントだけだった。

ブログ アーカイブ

1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...